JP2015114201A - 三角測距型距離センサ、距離設定光電センサ及び限定反射光電センサ - Google Patents

三角測距型距離センサ、距離設定光電センサ及び限定反射光電センサ Download PDF

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Nagayuki Sato
永幸 佐藤
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Hisatoshi Fujiwara
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Abstract

【課題】簡素な構成で誤動作を防ぐ
【解決手段】光を投光する投光部1aと、投光部1aにより投光された光に対して物体50により反射された光を受光する受光部2aと、受光部2aによる受光結果に基づいて、自機から物体50までの距離を測定する測定部5aとを備えた三角測距型距離センサにおいて、投光部1aの投光面に設けられ、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタ3aと、受光部2aの受光面に設けられ、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタ4aとを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、円偏光を用いた三角測距型距離センサ、距離設定光電センサおよび限定反射光電センサに関するものである。
光電センサは、光を投光し、この光に対して物体により反射された光を受光して、その受光結果から上記物体の検出や上記物体までの距離を検出するものである(例えば特許文献1参照)。この光電センサには、三角測距型距離センサ、距離設定光電センサや限定反射光電センサ等がある。
まず、三角測距型距離センサの動作原理及びその課題について説明する。図4(a)は従来の三角測距離型距離センサの動作原理を説明する図であり、図4(b)はその課題を説明する図である。
三角測距型距離センサでは、図4(a)に示すように、まず、投光部101aの投光素子(光源)1011aから投光された光が、投光レンズ1012aを通り、測定対象である物体50上に光スポットAとして投影される。そして、この物体50に投影された光スポットAは乱反射(拡散反射)される。その後、この光は、受光部102aの受光レンズ1021aの中心Oを通り(正確には乱反射光の一部は受光レンズ1021a全体を通るが、その主光線が受光レンズ1021aの中心Oを通る)、受光素子1022aにより受光される。なお、受光素子1022aとしては、例えばPSD(Position Sensitive Detector)やリニアイメージセンサ等が用いられ、受光強度の重心位置A1を求める。
そして、測定部(不図示)は、既知の距離OB1,ABと、重心位置A1とに基づいて、自機から物体50までの距離OBを求める。具体的には、図4(a)に示すように、三角形OABと三角形OA11が相似であることから、A11の長さを求めることができ、距離OBをOB=OB1×AB/A11から求めることができる。なお、Bは投光部101aから投光された光と平行で、受光レンズ1021aの中心を通る線(図の一点鎖線)と物体50上の光スポットAから前記一点鎖線へ垂直に結んだ線との交点である。
一方、測定対象である物体50の表面には光沢面が含まれている場合がある。この場合、光沢面による反射光成分は正反射光が支配的となり、図4(b)に破線で示すように、正反射光は、物体50の入射光に対する角度により、受光レンズ1021aの中心を通らずに受光素子1022a上のA2に到達する。しかしながら、上述したように、三角測距型距離センサでは、正反射光が受光レンズ1021aの中心を通ることを前提としている。そのため、受光素子1022a上での光強度の重心位置がずれ、計測誤差を引き起こすという課題がある。
次に、距離設定光電センサの動作原理及びその課題について説明する。図5(a)は従来の距離設定光電センサの動作原理を説明する図であり、図5(b)はその課題を説明する図である。
距離設定光電センサは、図5(a)に示すように、受光部102bの受光素子1022b上での光強度の重心位置にしきい値を設定(つまり自機からの距離範囲を設定)し、その設定距離範囲内に物体50がある場合には検出信号を出力し、その範囲外に物体50がある場合には検出信号を出力しないよう動作するものである。なお、距離範囲を設定するための動作原理は、上述した三角測距型距離センサと同様であるためその説明は省略する。
一方、図5(b)に示すように、検出対象である物体50の後方(距離が離れている側)に検出対象外の鏡面物体(例えば窓ガラス)51が存在する場合がある。また、投光部101bの投光素子1011bから投光された光は、主光線の他に、弱い迷光を含む場合がある。この場合、投光部101bの投光素子1011bから投光された光の迷光がこの鏡面物体51の表面上Cで正反射を起こし、図5(b)に破線で示すように、この面の角度によっては受光素子1022b上に集光する場合がある(図5(b)の例では、C1の位置に集光している)。すると、受光素子1022b上の光強度の重心位置が、物体50からの乱反射光による集光位置A1と異なる位置になるため、誤検出を引き起こすという課題がある。
次に、限定反射光電センサの動作原理及びその課題について説明する。図6(a)は従来の限定反射光電センサの動作原理を説明する図であり、図6(b)はその課題を説明する図である。
限定反射光電センサでは、図6(a)に示すように、まず、投光部101cの投光素子1011cにより投光された光は、投光レンズ1012cを通してある領域を持ったビーム光となり検出領域に発せられる。一方、受光部102cの受光方向は、投光部101cの投光方向と交差する角度で設けられており、上記検出領域に物体50が存在する場合にのみ検出信号を出力する。なお、限定反射光電センサで用いられる受光素子1022cは、前述のようなPSDやリニアアレイではなく、フォトダイオード等の単一の光強度を出力する受光素子である。
一方、距離設定光電センサの課題と同様に、図6(b)に示すように、検出対象である物体50の後方(距離が離れている側)に検出対象外の鏡面物体(例えば窓ガラス)51が存在する場合がある。また、投光部101cの投光素子1011cから投光された光は、主光線の他に弱い迷光を含む場合がある。この場合、検出領域に物体50が存在しなかったとしても、投光部101cの投光素子1011cから投光された迷光がこの鏡面物体51の表面上Cで正反射を起こし、図6(b)に破線で示すように、この面の角度によっては受光素子1022c上に集光、即ち、正しく物体50からの反射光が受光素子1022cに入光した場合と同様の受光量を得ることとなる場合がある。そして、これにより、誤検出を引き起こすという課題がある。
特開2009−37784号公報 特開2008−112629号公報 特開2011−117832号公報
上述したように、従来の三角測距型距離センサでは、測定対象である物体50の表面に光沢面が含まれている場合に、計測誤差を引き起こすという課題がある。また、従来の距離設定光電センサ及び限定反射光電センサでは、検出対象である物体50の後方に鏡面物体51が存在する場合に、誤検出を引き起こすという課題がある。
なお、特許文献2には、円偏光を用いることで、透明体検出を安定して行うことができる光電スイッチについて開示されている。しかしながら、この特許文献2についても、上記のような三角測距型距離センサ、距離設定光電センサ及び限定反射光電センサに対する課題は解消できていない。
また、特許文献3には、受光素子を複数設け、それぞれ受光レンズからの距離を変えた位置に設置することにより、反射光の法線ベクトルを求め、誤差成分を消去する手法が開示されている。しかしながら、この特許文献3の手法では、複数の受光素子及びビームスプリッタなどの光学素子が必要で複雑な構成になるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡素な構成で誤動作を防ぐことができる三角測距型距離センサ、距離設定光電センサ及び限定反射光電センサを提供することを目的としている。
この発明に係る三角測距型距離センサは、光を投光する投光部と、投光部により投光された光に対して物体により反射された光を受光する受光部と、受光部による受光結果に基づいて、自機から物体までの距離を測定する測定部とを備えた三角測距型距離センサにおいて、投光部の投光面に設けられ、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタと、受光部の受光面に設けられ、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタとを備えたものである。
また、この発明に係る距離設定光電センサは、光を投光する投光部と、投光部により投光された光に対して物体により反射された光を受光する受光部と、受光部による受光結果に基づいて、自機から設定距離範囲内における物体の有無を検出する検出部とを備えた距離設定光電センサにおいて、投光部の投光面に設けられ、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタと、受光部の受光面に設けられ、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタとを備えたものである。
また、この発明に係る限定反射光電センサは、光を投光する投光部と、受光方向が投光部の投光方向に対して設定角度傾けられ、当該投光部により投光された光に対して物体により反射された光を受光する受光部と、受光部による受光結果に基づいて物体の有無を検出する検出部とを備えた限定反射光電センサにおいて、投光部の投光面に設けられ、入射光のうち第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタと、受光部の受光面に設けられ、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタとを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、簡素な構成で誤動作を防ぐことができる。
この発明の実施の形態1に係る三角測距型距離センサの構成を示す図であり、(a)通常動作示す図であり、(b)測定対象の物体に光沢面がある場合を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る距離設定光電センサの構成を示す図であり、(a)通常動作を示す図であり、(b)検出対象の物体の後方に鏡面物体がある場合を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る限定反射光電センサの構成を示す図であり、(a)通常動作を示す図であり、(b)検出対象の物体の後方に鏡面物体がある場合を示す図である。 従来の三角測距型距離センサの構成を示す図であり、(a)動作原理を説明する図であり、(b)課題を説明する図である。 従来の距離設定光電センサの構成を示す図であり、(a)動作原理を説明する図であり、(b)課題を説明する図である。 従来の限定反射光電センサの構成を示す図であり、(a)動作原理を説明する図であり、(b)課題を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以降に述べる図面には必要に応じて検出動作に寄与する主要な光路を図示するが、その場合、弱い反射や透過、吸収、拡散などの影響を便宜上省略して記載する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る三角測距型距離センサの構成を示す図である。
三角測距型距離センサは、光を投光し、その光に対する物体50による反射光を受けることで、自機から物体50までの距離を測定するものである。この三角測距型距離センサは、図1に示すように、投光部1a、受光部2a、第1,2の円偏光フィルタ3a,4a及び測定部5aから構成されている。
投光部1aは、光を投光するものである。この投光部1aは、図1に示すように、投光素子(光源)11a及び投光レンズ12aから構成されている。
投光素子11aは、光(自然光、すなわち偏光状態が乱れた光)を発光して出力するものである。
投光レンズ12aは、投光素子11aにより発光された光を集光するものである。
受光部2aは、投光部1aと並んで配置され、投光部1aにより投光された光に対して物体50により反射された光を受光するものである。この受光部2aは、図1に示すように、受光レンズ21a及び受光素子22aから構成されている。
受光レンズ21aは、投光部1aにより投光された光に対して物体50により反射された光を集光するものである。
受光素子22aは、受光レンズ21aにより集光された光を受光するものである。この受光素子22aとしては、例えばPSDやリニアイメージセンサ等が用いられ、受光強度の重心位置を求める。
第1の円偏光フィルタ3aは、投光部1aの投光面(投光レンズ12aの前面)に設けられ、入射光のうち特定回転方向の円偏光成分(第1の円偏光成分)のみを透過するものである。ここで、第1の円偏光フィルタ3aは、左回転の円偏光成分のみを透過するものでもよいし、右回転の円偏光成分のみを透過するものでもよい。なお、本願発明で述べる“のみ”とは、透過する光のうち特定回転方向の円偏光成分が占める割合が100%であること、換言すれば、特定の回転方向の円偏光成分以外の光成分が透過光に混ざることを全く許容しないことを示すものではなく、実用上無視できる程度にそれらの光成分が混ざったとしても本願発明の趣旨を損なうものではない。また、第1の円偏光フィルタ3aは、例えばシート状部材から構成して投光レンズ12aの前面に直接貼り付けるなどしてセンサに固定してもよいし、アタッチメント部(第1の装着部)により投光レンズ12aの前面に着脱可能とするようにしてもよい。この際、フィルタ3aは、直線偏光フィルタではなく、円偏光フィルタであるため、厳密な取付け角度の精度を求めなくてもセンサ精度に影響はない。
第2の円偏光フィルタ4aは、受光部2aの受光面(受光レンズ21aの前面)に設けられ、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である円偏光成分(第2の円偏光成分)のみを透過するものである。なお、第2の円偏光フィルタ4aは、例えばシート状部材から構成して受光レンズ21aの前面に直接貼り付けるなどしてセンサに固定してもよいし、アタッチメント部(第2の装着部)により受光レンズ21aの前面に着脱可能とするようにしてもよい。この際、フィルタ4aは、直線偏光フィルタではなく、円偏光フィルタであるため、厳密な取付け角度の精度を求めなくてもセンサ精度に影響はない。
また、第1,2の円偏光フィルタ3a,4aが取り付けられる投光部1a及び受光部2aは既存のものでもよい。
測定部5aは、受光部2a(受光素子22a)による受光結果に基づいて、自機から物体50までの距離を測定するものである。この測定部5aによる測定方法は、従来技術と同様でありその説明を省略する。
次に、上記のように構成された三角測距型距離センサの効果について、図1を参照しながら説明する。なお図1に示す例では、第1,2の円偏光フィルタ3a,4aとして左円偏光成分のみを透過するフィルタを用いた場合を示している。
三角測距型距離センサにて距離検出を行う場合、まず、投光部1aの投光素子11aは光を発光して出力し、投光レンズ12aはこの光を集光する。この際の光は自然光であり、偏光状態に乱れが生じている。
次いで、第1の円偏光フィルタ3aは、投光レンズ12aにより集光された光のうち左回転の円偏光成分のみを透過する。これにより、測定対象である物体50に入射する光は左円偏光となる。
次いで、物体50は第1の円偏光フィルタ3aからの光を反射する。ここで、物体50の表面の非光沢面により反射された光は、偏光状態に乱れが生じている。一方、図1(b)に示すように、物体50の表面の光沢面が含まれる場合、この光沢面により正反射された光(図1(b)に破線で示す光)は、円偏光の回転方向が逆方向に変換されて右円偏光となるとともに、乱反射(拡散反射)された光は偏光が乱れた状態となる。総じて、反射光は様々な偏光が混ざり、乱れが生じたものとなる。
次いで、第2の円偏光フィルタ4aは、物体50により反射された光のうち左回転の円偏光成分のみを透過する。ここで、入射された光のうち、物体50の非光沢面により反射された光は偏光状態に乱れが生じた状態であり、その中には左回転の円偏光成分が含まれているため、第2の円偏光フィルタ4aにより左円偏光成分のみ透過されて受光部2a側に出力される。一方、図1(b)に示すように、物体50の光沢面により正反射された光は右円偏光であるため、第2の円偏光フィルタ4aで遮光されるが、光沢面による乱反射(拡散反射)成分は偏光に乱れが生じた状態であり、左回転の円偏光成分も含むものであるため、当該左回転の円偏光成分が第2の円偏光フィルタ4aを透過し、受光部2a側に出力される。
したがって、受光部2aには、物体50の光沢面による正反射光は受光されず、非光沢面による反射光及び光沢面による乱反射(拡散反射)光のみが受光される。その結果、物体50の光沢面による光量の重心ずれを防ぐことができ、測定部5aでより精度の高い計測が可能となる。
以上のように、この実施の形態1によれば、三角測距型距離センサにおいて、投光部1aの投光面に、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタ3aを設け、受光部2aの受光面に、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタ4aを設けたので、簡素な構成で誤検出を防ぐことができる。
なお上記では、第1の円偏光フィルタ3a及び第2の円偏光フィルタ4aを別々に設けた場合について示したが、これに限るものではなく、第1の円偏光フィルタ3a及び第2の円偏光フィルタ4aを、単一の円偏光フィルタとして一体に形成するようにしてもよい。この場合、上記単一の円偏光フィルタは、アタッチメント部(装着部)により投光レンズ12aの前面及び受光レンズ21aの前面に着脱可能とする。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態1に係る距離設定光電センサの構成を示す図である。
距離設定光電センサは、光を投光し、その光に対する物体50による反射光を受けることで、自機から設定距離範囲における物体50の有無を検出するものである。この距離設定光電センサは、図2に示すように、投光部1b、受光部2b、第1,2の円偏光フィルタ3b,4b及び検出部5bから構成されている。
投光部1bは、光を投光するものである。この投光部1bは、図2に示すように、投光素子(光源)11b及び投光レンズ12bから構成されている。
投光素子11bは、光(自然光、すなわち偏光状態が乱れた光)を発光して出力するものである。
投光レンズ12bは、投光素子11bにより発光された光を集光するものである。
受光部2bは、投光部1bと並んで配置され、投光部1bにより投光された光に対して物体50により反射された光を受光するものである。この受光部2bは、図2に示すように、受光レンズ21b及び受光素子22bから構成されている。
受光レンズ21bは、投光部1bにより投光された光に対して物体50により反射された光を集光するものである。
受光素子22bは、受光レンズ21bにより集光された光を受光するものである。この受光素子22bとしては、例えば2分割フォトダイオードやPSD、リニアイメージセンサ等が用いられ、受光強度の重心位置を求める。
第1の円偏光フィルタ3bは、投光部1bの投光面(投光レンズ12bの前面)に設けられ、入射光のうち特定回転方向の円偏光成分(第1の円偏光成分)のみを透過するものである。ここで、第1の円偏光フィルタ3bは、左回転の円偏光成分のみを透過するものでもよいし、右回転の円偏光成分のみを透過するものでもよい。また、第1の円偏光フィルタ3bは、例えばシート状部材から構成して投光レンズ12bの前面に直接貼り付けるなどしてセンサに固定してもよいし、アタッチメント部(第1の装着部)により投光レンズ12bの前面に着脱可能とするようにしてもよい。この際、フィルタ3bは、直線偏光フィルタではなく、円偏光フィルタであるため、厳密な取付け角度の精度を求めなくてもセンサ精度に影響はない。
第2の円偏光フィルタ4bは、受光部2bの受光面(受光レンズ21bの前面)に設けられ、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である円偏光成分(第2の円偏光成分)のみを透過するものである。なお、第2の円偏光フィルタ4bは、例えばシート状部材から構成して受光レンズ21bの前面に直接貼り付けるなどしてセンサに固定してもよいし、アタッチメント部(第2の装着部)により受光レンズ21bの前面に着脱可能とするようにしてもよい。この際、フィルタ4bは、直線偏光フィルタではなく、円偏光フィルタであるため、厳密な取付け角度の精度を求めなくてもセンサ精度に影響はない。
また、第1,2の円偏光フィルタ3b,4bが取り付けられる投光部1b及び受光部2bは既存のものでもよい。
検出部5bは、受光部2b(受光素子22b)による受光結果に基づいて、自機から設定距離範囲における物体50の有無を検出するものである。この検出部5bによる検出方法は、従来技術と同様でありその説明を省略する。
次に、上記のように構成された距離設定光電センサの効果について、図2を参照しながら説明する。なお図2に示す例では、第1,2の円偏光フィルタ3b,4bとして左円偏光成分のみを透過するフィルタを用いた場合を示している。
距離設定光電センサにて物体検出を行う場合、まず、投光部1bの投光素子11bは光を発光して出力し、投光レンズ12bはこの光を集光する。この際の光は自然光であり、偏光状態に乱れが生じている。
次いで、第1の円偏光フィルタ3bは、投光レンズ12bにより集光された光のうち左回転の円偏光成分のみを透過する。これにより、測定対象である物体50に入射する光は左円偏光となる。
次いで、物体50は第1の円偏光フィルタ3bからの光を反射する。この物体50により反射された光は、偏光状態に乱れが生じている。一方、図2(b)に示すように、この物体50の後方(距離が離れている側)に検出対象外の鏡面物体51が存在する場合がある。また、投光部1bの投光素子11bから投光された光は、主光線の他に、弱い迷光を含む場合がある。この場合、投光部1bの投光素子11bから投光された光の迷光がこの鏡面物体51により反射される場合がある。しかし、この鏡面物体51により反射された正反射光(図2(b)に破線で示す光)は、円偏光の回転方向が逆方向に変換されて右円偏光となる。
次いで、第2の円偏光フィルタ4bは、入射された光のうち左回転の円偏光成分のみを透過する。ここで、入射された光のうち、検出対象の物体50により反射された光は偏光状態に乱れが生じた状態であり、その中には左回転の円偏光成分が含まれているため、第2の円偏光フィルタ4bにより左円偏光成分のみ透過されて受光部2側に出力される。一方、図2(b)に示すように、検出対象外の鏡面物体51により反射された光は右円偏光であるため、第2の円偏光フィルタ4bで遮光される。
したがって、受光部2bには、鏡面物体51による反射光は受光されず、検出対象の物体50による反射光のみが受光される。その結果、検出部5bで、鏡面物体51による誤検出を防ぐことが可能となる。
以上のように、この実施の形態2によれば、距離設定光電センサにおいて、投光部1bの投光面に、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタ3bを設け、受光部2bの受光面に、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタ4bを設けたので、簡素な構成で誤検出を防ぐことができる。
なお上記では、第1の円偏光フィルタ3b及び第2の円偏光フィルタ4bを別々に設けた場合について示したが、これに限るものではなく、第1の円偏光フィルタ3b及び第2の円偏光フィルタ4bを、単一の円偏光フィルタとして一体に形成するようにしてもよい。この場合、上記単一の円偏光フィルタは、アタッチメント部(装着部)により投光レンズ12bの前面及び受光レンズ21bの前面に着脱可能とする。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3に係る限定反射光電センサの構成を示す図である。
限定反射光電センサは、光の投光方向に対して受光方向を設定角度傾けて設定し、投光した光に対する物体50による反射光を受けることで、検出領域における物体50の有無を検出するものである。この限定反射光電センサは、図3に示すように、投光部1c、受光部2c、第1,2の円偏光フィルタ3c,4c及び検出部5cから構成されている。
投光部1cは、光を投光するものである。この投光部1は、図3に示すように、投光素子(光源)11c及び投光レンズ12cから構成されている。
投光素子11cは、光(自然光、すなわち偏光状態が乱れた光)を発光して出力するものである。
投光レンズ12cは、投光素子11cにより発光された光を集光するものである。
受光部2cは、受光方向が投光部1cの投光方向に対して設定角度傾けられ、投光部1cにより投光された光に対して物体50により反射された光を受光するものである。この受光部2cは、図3に示すように、受光レンズ21c及び受光素子22cから構成されている。
受光レンズ21cは、投光部1cにより投光された光に対して物体50により反射された光を集光するものである。
受光素子22cは、受光レンズ21cにより集光された光を受光するものである。なお、受光素子22cとしては、フォトダイオード等の単一の光強度を出力する受光素子が用いられる。
第1の円偏光フィルタ3cは、投光部1cの投光面(投光レンズ12cの前面)に設けられ、入射光のうち特定回転方向の円偏光成分(第1の円偏光成分)のみを透過するものである。ここで、第1の円偏光フィルタ3cは、左回転の円偏光成分のみを透過するものでもよいし、右回転の円偏光成分のみを透過するものでもよい。また、第1の円偏光フィルタ3cは、例えばシート状部材から構成して投光レンズ12cの前面に直接貼り付けるなどしてセンサに固定してもよいし、アタッチメント部(第1の装着部)により投光レンズ12cの前面に着脱可能とするようにしてもよい。この際、フィルタ3cは、直線偏光フィルタではなく、円偏光フィルタであるため、厳密な取付け角度の精度を求めなくてもセンサ精度に影響はない。
第2の円偏光フィルタ4cは、受光部2cの受光面(受光レンズ21cの前面)に設けられ、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である円偏光成分(第2の円偏光成分)のみを透過するものである。なお、第2の円偏光フィルタ4cは、例えばシート状部材から構成して受光レンズ21cの前面に直接貼り付けるなどしてセンサに固定してもよいし、アタッチメント部(第2の装着部)により受光レンズ21cの前面に着脱可能とするようにしてもよい。この際、フィルタ4cは、直線偏光フィルタではなく、円偏光フィルタであるため、厳密な取付け角度の精度を求めなくてもセンサ精度に影響はない。
また、第1,2の円偏光フィルタ3c,4cが取り付けられる投光部1c及び受光部2cは既存のものでもよい。
検出部5cは、受光部2c(受光素子22c)による受光結果に基づいて、検出領域における物体50の有無を検出するものである。この検出部5cによる検出方法は、従来技術と同様でありその説明を省略する。
次に、上記のように構成された限定反射光電センサの効果について、図3を参照しながら説明する。なお図3に示す例では、第1,2の円偏光フィルタ3c,4cとして左円偏光成分のみを透過するフィルタを用いた場合を示している。
限定反射光電センサにて物体検出を行う場合、まず、投光部1cの投光素子11cは光を発光して出力し、投光レンズ12cはこの光を集光する。この際の光は自然光であり、偏光状態に乱れが生じている。
次いで、第1の円偏光フィルタ3cは、投光レンズ12cにより集光された光のうち左回転の円偏光成分のみを透過する。これにより、検出領域に存在する物体50に入射する光は左円偏光となる。
次いで、物体50は第1の円偏光フィルタ3cからの光を反射する。この物体50により反射された光は、偏光状態に乱れが生じている。一方、図3(b)に示すように、この物体50の後方(距離が離れている側)に鏡面物体51が存在する場合がある。また、投光部1cの投光素子11cから投光された光は、主光線の他に弱い迷光を含む場合がある。この場合、投光部1cの投光素子11cから投光された迷光がこの鏡面物体51により反射される場合がある。しかし、この鏡面物体51により反射された正反射光(図3(b)に破線で示す光)は、円偏光の回転方向が逆方向に変換されて右円偏光となる。
次いで、第2の円偏光フィルタ4cは、入射された光のうち左回転の円偏光成分のみを透過する。ここで、入射された光のうち、検出領域に存在する物体50により反射された光は偏光状態に乱れが生じた状態であり、その中には左回転の円偏光成分が含まれているため、第2の円偏光フィルタ4cにより左円偏光成分のみ透過されて受光部2c側に出力される。一方、後方の鏡面物体51により反射された光は右円偏光であるため、第2の円偏光フィルタ4cで遮光される。
したがって、受光部2cには、鏡面物体51による反射光は受光されず、検出領域に存在する物体50による反射光のみが受光される。その結果、仮に物体50が検出領域に存在しない場合において、鏡面物体51による正反射光が受光部2c方向に対して生じたとしても、受光素子22cはこれを受光しないので、検出部5cで、鏡面物体51による誤検出を防ぐことが可能となる。
以上のように、この実施の形態3によれば、限定反射光電センサにおいて、投光部1cの投光面に、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタ3cを設け、受光部2cの受光面に、入射光のうち、第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタ4cを設けたので、簡素な構成で誤検出を防ぐことができる。
なお上記では、第1の円偏光フィルタ3c及び第2の円偏光フィルタ4cを別々に設けた場合について示したが、これに限るものではなく、第1の円偏光フィルタ3c及び第2の円偏光フィルタ4cを、単一の円偏光フィルタとして一体に形成するようにしてもよい。この場合、上記単一の円偏光フィルタは、アタッチメント部(装着部)により投光レンズ12cの前面及び受光レンズ21cの前面に着脱可能とする。
また上述した実施の形態では、例えば安価なプラスチックレンズを透過する際に偏光が乱れるおそれがあることからレンズの前面(レンズよりも検出対象物側)に円偏光フィルタを配置するものとしたが、これに限らず、実用上十分な程度に円偏光を乱さずに透過しうる限りであれば、レンズの後面(レンズよりも投光素子11a〜11c側)に円偏光フィルタを配置しても良い。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1a〜1c 投光部
2a〜2c 受光部
3a〜3c 第1の円偏光フィルタ
4a〜4c 第2の円偏光フィルタ
5a 測定部
5b,5c 検出部
11a〜11c 投光素子
12a〜12c 投光レンズ
21a〜21c 受光レンズ
22a〜22c 受光素子

Claims (9)

  1. 光を投光する投光部と、前記投光部により投光された光に対して物体により反射された光を受光する受光部と、前記受光部による受光結果に基づいて、自機から前記物体までの距離を測定する測定部とを備えた三角測距型距離センサにおいて、
    前記投光部の投光面に設けられ、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタと、
    前記受光部の受光面に設けられ、入射光のうち、前記第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタとを備えた
    ことを特徴とする三角測距型距離センサ。
  2. 前記第1の円偏光フィルタを前記投光部の投光面に着脱可能とする第1の装着部及び/又は前記第2の円偏光フィルタを前記受光部の受光面に着脱可能とする第2の装着部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の三角測距型距離センサ。
  3. 前記第1の円偏光フィルタ及び前記第2の円偏光フィルタは、単一の円偏光フィルタとして一体に形成され、
    前記単一の円偏光フィルタを前記投光部の投光面及び前記受光部の受光面に着脱可能とする装着部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の三角測距型距離センサ。
  4. 光を投光する投光部と、前記投光部により投光された光に対して物体により反射された光を受光する受光部と、前記受光部による受光結果に基づいて、自機から設定距離範囲内における前記物体の有無を検出する検出部とを備えた距離設定光電センサにおいて、
    前記投光部の投光面に設けられ、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタと、
    前記受光部の受光面に設けられ、入射光のうち、前記第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタとを備えた
    ことを特徴とする距離設定光電センサ。
  5. 前記第1の円偏光フィルタを前記投光部の投光面に着脱可能とする第1の装着部及び/又は前記第2の円偏光フィルタを前記受光部の受光面に着脱可能とする第2の装着部を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の距離設定光電センサ。
  6. 前記第1の円偏光フィルタ及び前記第2の円偏光フィルタは、単一の円偏光フィルタとして一体に形成され、
    前記単一の円偏光フィルタを前記投光部の投光面及び前記受光部の受光面に着脱可能とする装着部を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の距離設定光電センサ。
  7. 光を投光する投光部と、受光方向が前記投光部の投光方向に対して設定角度傾けられ、当該投光部により投光された光に対して物体により反射された光を受光する受光部と、前記受光部による受光結果に基づいて前記物体の有無を検出する検出部とを備えた限定反射光電センサにおいて、
    前記投光部の投光面に設けられ、入射光のうち特定回転方向の第1の円偏光成分のみを透過する第1の円偏光フィルタと、
    前記受光部の受光面に設けられ、入射光のうち、前記第1の円偏光成分の回転方向と同一方向である第2の円偏光成分のみを透過する第2の円偏光フィルタとを備えた
    ことを特徴とする限定反射光電センサ。
  8. 前記第1の円偏光フィルタを前記投光部の投光面に着脱可能とする第1の装着部及び/又は前記第2の円偏光フィルタを前記受光部の受光面に着脱可能とする第2の装着部を備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の限定反射光電センサ。
  9. 前記第1の円偏光フィルタ及び前記第2の円偏光フィルタは、単一の円偏光フィルタとして一体に形成され、
    前記単一の円偏光フィルタを前記投光部の投光面及び前記受光部の受光面に着脱可能とする装着部を備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の限定反射光電センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109581392A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 阿自倍尔株式会社 光电传感器

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