JP2015113703A - エネルギー散逸接合組立体およびそれを用いた耐震構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エネルギー散逸接合組立体およびそれを用いた耐震構造を提供する。
【解決手段】 エネルギー散逸接合組立体は、接合板および複数のボルトを含む。接合板は、2つの接合部およびエネルギー散逸部を含む。2つの接合部は、構造体を連結するために使用される。エネルギー散逸部は、2つの接合部の間に配置され、複数のスロットを有し、各スロットは長さを有する。ボルトは、エネルギー散逸部の各スロットの各々に配置され、エネルギー散逸部を構造体に連結する。各ボルトは頭部を有し、各頭部の外径は各スロットの長さより小さい。本開示は、構造体に作用する外力(地震または台風の作用する力など)を、均一の引張力および圧力に変換することができ、構造体に損傷を与える応力の集中の発生を避ける。
【選択図】図5

Description

本開示は、エネルギー散逸耐震構造に関するものであり、より詳細には、エネルギー散逸接合組立体およびそれを用いた耐震構造に関するものである。
構造上の鉄骨構造または鋼橋脚(桁)は、地震または台風に襲われることにより、多くの場合、崩壊または損傷し、結果として修復が難しくなることが知られている。
図1は、水平の地震力を受ける既知の鋼橋脚(桁)構造の概略図を示す。図2は、水平の地震力を受ける既知の鋼橋脚(桁)構造の曲げモーメント図を示す。図1および図2を参照して、既知の鋼橋脚(桁)構造60が水平の地震力を受けるとき、大きく作用する曲げモーメントが、鋼橋脚61の底部で発生することがあり、結果として鋼橋脚61の撓み変形および局部座屈が発生し、そのため、鋼橋脚61は破損して、鋼橋脚61の定着部は地下に深く埋まり、その結果、地震の後に、鋼橋脚61の被害状況を検出することも難しくなる。さらにまた、鋼橋脚61は、理想的な状態で機械の従来の塑性ヒンジを発生させることができるだけであり、その結果、その耐振性能も制限される。
さらに、地震の作用する力が柱梁接合領域に集中するという点に、多くの場合、既知の構造上の鉄骨構造の被害の理由があり、結果として構造が破損または崩壊する。
前述の構造の被害は、苛酷な災害および相当な財産の損害を引き起こすことがある。したがって、前述の問題を解決するために、エネルギー散逸接合組立体および耐震構造を提供することが必要である。
本開示の1つの態様にしたがって、エネルギー散逸接合組立体は、接合板および複数のボルトを含む。接合板は、2つの接合部およびエネルギー散逸部を含む。2つの接合部は、構造体を連結するために使用される。エネルギー散逸部は、2つの接合部の間に配置され、複数のスロットを有する。各スロットは、長さを有する。ボルトは、エネルギー散逸部の各スロットの各々に配置され、エネルギー散逸部を構造体に連結する。各ボルトは頭部を有し、各頭部の外径は各スロットの長さより小さい。
本開示の別の態様にしたがって、耐震構造は構造体およびエネルギー散逸接合組立体を含む。構造体は、選択されたエネルギー散逸領域を有する。エネルギー散逸接合組立体は、接合板および複数のボルトを含む。接合板は、2つの接合部およびエネルギー散逸部を含む。2つの接合部は、構造体の選択されたエネルギー散逸領域に連結される。エネルギー散逸部は、2つの接合部の間に配置され、複数のスロットを有する。各スロットは、長さを有する。ボルトは、エネルギー散逸部の各スロットの各々に配置され、エネルギー散逸部を選択されたエネルギー散逸領域に連結する。各ボルトは頭部を有し、各頭部の外径は各スロットの長さより小さい。
本開示のエネルギー散逸接合組立体は、構造体に作用する外力(地震または台風の作用する力など)を、均一の引張力および圧力に変換することができ、構造体に損傷を与える応力の集中の発生を避ける。さらに、接合板のエネルギー散逸部上のボルトが担う拘束により、構造体の面外変形が抑制できる。
本開示の態様は、以下の詳細な説明を添付図面とともに読むことで理解される。産業界の標準的な慣習にしたがい、さまざまな特徴が縮尺通りに描かれていないことを強調しておく。実際、さまざまな特徴は、議論の明瞭さのために、任意に大きく、または小さくしてもよい。
水平の地震力を受ける既知の鋼橋脚(桁)構造の概略図を示す。 水平の地震力を受ける既知の鋼橋脚(桁)構造の曲げモーメント図を示す。 本開示の第1の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。 本開示の第1の実施形態による、接合板の上面図を示す。 本開示の第1の実施形態による、構造体に連結するエネルギー散逸接合組立体の概略図を示す。 本開示の第2の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。 本開示の第3の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。 本開示の第4の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。 本開示の第1の実施形態による、耐震構造の概略図を示す。 本開示の第1の実施形態による、耐震構造の曲げモーメント強度分布を示す。 本開示の第2の実施形態による、耐震構造の概略図を示す。 本開示の第3の実施形態による、耐震構造の概略図を示す。
さまざまな実施形態の異なる機能を実現するために、以下の開示が多くの異なる実施形態または例を提供することは理解されるべきである。構成要素および配置の特定の例が、本開示を分かりやすくするために、以下に記載される。しかし、本開示は多くの異なる形態で表現されてもよく、本明細書に記述される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この説明が詳細および完全で、本開示を当業者に完全に伝えられるように提供される。しかし、1つまたは複数の実施形態が、これらの具体的な詳細なしで実施されてもよいことは、明らかである。
さらに、本開示はさまざまな例において、参照番号および/または文字を繰り返してもよい。この繰り返しは単純さおよび明瞭さのためであり、論述されるさまざまな実施形態および/または構成の間の関係を、それ自体では規定しない。
単数形「a」、「an」、および「the」で記載されたものであっても、前後関係から明らかでない限り、複数形も含むように意図されることが理解される。
別途定義がない限り、本明細書に使用されるすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解されているものと同じ意味を有する。たとえば、一般的に用いられる辞書において定義される用語は、関連する技術分野および本開示の文脈における意味と一致する意味を有すると解釈されなければならず、はっきりと本明細書にそう定義されない限り、理想的または非常に形式的な意味では解釈されないことが、さらに理解される。
図3は、本開示の第1の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。図4は、本開示の第1の実施形態による、接合板の上面図を示す。図5は、本開示の第1の実施形態による、構造体に連結するエネルギー散逸接合組立体の概略図を示す。
図3、図4、および図5を参照すると、本開示の第1の実施形態によるエネルギー散逸接合組立体10は、接合板12、複数の接合ボルト14、および複数のボルト16を含む。
接合板12は、2つの接合部122およびエネルギー散逸部124を含む。2つの接合部122は構造体50を連結するために使用され、構造体50は次のうちから1つ選択される。鋼梁、鋼柱、建築物、橋、橋脚、および前述のうちの少なくとも2つの組合せ。本実施形態において、接合板12は鋼板であり、各接合部122は複数の円形の接合孔122Hを有する。
エネルギー散逸部124は、2つの接合部122の間に配置される。エネルギー散逸部124の領域は各接合部122の領域より大きく、エネルギー散逸部124は複数のスロット124Hを有する。いくつかの実施形態において、エネルギー散逸部124の領域は、各接合部122の領域より小さくてもよい。
本実施形態において、スロット124Hは規則的に配置され、各スロット124Hの大きさは同じである。さらにまた、各スロット124Hの大きさは、各円形の接合孔122Hの大きさより大きく、好ましくは、スロット124H間の間隔G2は、円形の接合孔122H間の間隔G1より大きい。
本実施形態において、各スロット124Hは長いスロットであり、したがって、各スロット124Hは長さLおよび幅Wを有する。好ましくは、各スロット124Hの長さLは、各円形の接合孔122Hの直径Dより大きく、各スロット124Hの幅Wは、各円形の接合孔122Hの直径Dより大きいか又は同じである。
接合ボルト14は、各接合部122の各円形の接合孔122Hの各々に配置され、各接合部122を構造体50に連結する。本実施形態において、各接合部122上の接合ボルト14の数は同じである。
ボルト16は、エネルギー散逸部124の各スロット124Hの各々に配置され、エネルギー散逸部124を構造体50に連結する。本実施形態において、各ボルト16は頭部162を有し、各頭部162の外径dは、各スロット124Hの長さLより小さいが、各スロット124Hの幅Wより大きい。接合板12のエネルギー散逸部124上のボルト16が担う拘束により、構造体50の面外変形が抑制できる。さらに、各ボルト16の頭部162は、ナットでありえる。
本開示のエネルギー散逸接合組立体10は、構造体50に作用する外力(地震または台風の作用する力など)を、均一の引張力および圧力に変換することができ、構造体50に損傷を与える応力の集中の発生を避ける。
図6は、本開示の第2の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。
図3および図6を参照すると、本開示の第2の実施形態によるエネルギー散逸接合組立体の構造的特徴は、第1の実施形態と基本的に同じであり、その間の違いは、各スロット124Hの長さLが、各ボルト16の各頭部162の外径の二倍2dより大きいか又は同じであるという点のみであり、そのため、各スロット124Hは、複数のボルト16を配置することができる。
図7は、本開示の第3の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。
図3、図4、および図7を参照すると、本開示の第3の実施形態によるエネルギー散逸接合組立体の構造的特徴は、第1の実施形態と基本的に同じであり、その間の違いは、2つの接合部122における円形の接合孔122Hの形成および接合ボルト14の使用を省いたこと、ならびに、2つの接合部122が溶接手法で構造体50に連結されることのみである。
図8は、本開示の第4の実施形態による、エネルギー散逸接合組立体の斜視図を示す。
図7および図8を参照すると、本開示の第4の実施形態によるエネルギー散逸接合組立体の構造的特徴は、第3の実施形態と基本的に同じであり、その間の違いは、各スロット124Hの長さLが、各ボルト16の各頭部162の外径の二倍2dより大きいか又は同じであるという点のみであり、そのため、各スロット124Hは、複数のボルト16を配置することができる。
図9は、本開示の第1の実施形態による、耐震構造の概略図を示す。
図9に示すように、本開示の第1の実施形態による耐震構造20は、構造体22およびエネルギー散逸接合組立体24を含む。
本実施形態において、構造体22は橋脚であり、構造体22は選択されたエネルギー散逸領域22Aを有する。選択されたエネルギー散逸領域22Aの寸法は、耐振性の要求により決定され、選択されたエネルギー散逸領域22Aの強度は、地震により発生し作用する力より少し低く設計される。
エネルギー散逸接合組立体24は、接合板25、複数の接合ボルト26、および複数のボルト27を含む。
接合板25は、2つの接合部252およびエネルギー散逸部254を含む。2つの接合部252は、構造体22の選択されたエネルギー散逸領域22Aに連結される。本実施形態において、各接合部252の領域は同じであり、各接合部252は複数の円形の接合孔252Hを有する。好ましくは、各接合部252の円形の接合孔252Hの数は同じであり、円形の接合孔252H間の間隔G1も同じである。エネルギー散逸部254は、2つの接合部252の間に配置される。エネルギー散逸部254の領域は、各接合部252の領域より大きく、エネルギー散逸部254は複数のスロット254Hを有する。
本実施形態において、スロット254Hは規則的に配置され、各スロット254Hのサイズは同じである。さらに、各スロット254Hのサイズは、各円形の接合孔252Hのサイズより大きく、好ましくは、スロット254H間の間隔G2は、円形の接合孔252H間の間隔G1より大きい。さらにまた、本実施形態において、各スロット254Hは長いスロットであり、したがって、各スロット124Hは長さLおよび幅Wを有する。好ましくは、各スロット254Hの長さLは、各円形の接合孔252Hの直径Dより大きく、各スロット254Hの幅Wは、各円形の接合孔252Hの直径Dより大きいか又は同じである。
接合ボルト26は、各接合部252の各円形の接合孔252Hの各々に配置され、各接合部252を選択されたエネルギー散逸領域22Aに連結する。いくつかの実施形態において、各接合部252は、溶接手法で選択されたエネルギー散逸領域22Aに連結されてもよい。
ボルト27は、エネルギー散逸部254の各スロット254Hの各々に配置され、エネルギー散逸部254を選択されたエネルギー散逸領域22Aに連結する。本実施形態において、各ボルト27は頭部272を有し、各頭部272の外径dは、各スロット254Hの長さLより小さい。接合板25のエネルギー散逸部254上のボルト27が担う拘束により、選択されたエネルギー散逸領域22Aの面外変形が抑制できる。
図10は、本開示の第1の実施形態による、耐震構造の曲げモーメント強度分布を示す。
耐震構造20上で水平の地震力によって引き起こされる曲げモーメントが、接合板25によって効率的および均等に伝達されうることが、図10の結果によって証明され、地震のエネルギーの大部分は、接合板25のエネルギー散逸部254によって散逸される。
図11は、本開示の第2の実施形態による、耐震構造の概略図を示す。
図11に示すように、本開示の第2の実施形態による耐震構造の構造的特徴は、第1の実施形態と基本的に同じであり、その間の違いは、構造体22が、鋼梁22Sと箱形鋼柱22Bとの組合せであるという点のみである。選択されたエネルギー散逸領域22Aは柱梁接合領域であり、エネルギー散逸接合組立体24は柱梁接合領域に配置される。
図12は、本開示の第3の実施形態による、耐震構造の概略図を示す。
図12に示すように、本開示の第3の実施形態による耐震構造の構造的特徴は、第2の実施形態と基本的に同じであり、その間の違いは、構造体22が、鋼梁22SとH形鋼柱22Hとの組合せであるという点のみである。
さらに、本出願の範囲は、明細書に記載されたプロセス、機械、製品、組成物、手段、方法、および工程の特定の実施形態に限定されることは意図されない。当業者は、本開示、プロセス、機械、製品、組成物、手段、方法、または工程から容易に理解できるため、本明細書に記載された対応する実施形態と実質的に同じ機能を実行し、実質的に同じ結果を実現する、現存するまたは後に開発されるものを、本開示により利用することができる。
したがって、添付の特許請求の範囲は、それらの範囲内に、そのようなプロセス、機械、製品、組成物、手段、方法、または工程を含むことが意図される。さらに、各請求項は別個の実施形態を構成し、さまざまな請求項および実施形態の組合せは、本発明の範囲内である。
10 エネルギー散逸接合組立体
12 接合板
14 接合ボルト
16 ボルト
20 耐震構造
22 構造体
22A 選択されたエネルギー散逸領域
22B 箱形鋼柱
22H H形鋼柱
22S 鋼梁
24 エネルギー散逸接合組立体
25 接合板
26 接合ボルト
27 ボルト
50 構造体
122 接合部
122H 円形の接合孔
124 エネルギー散逸部
124H スロット
162 頭部
252 接合部
252H 円形の接合孔
254 エネルギー散逸部
254H スロット

Claims (23)

  1. 2つの接合部と、エネルギー散逸部とを含む接合板であって、前記2つの接合部が構造体を連結するために使用され、前記エネルギー散逸部が前記2つの接合部の間に配置され且つ複数のスロットを有し、各前記スロットが長さを有する、接合板と、
    前記エネルギー散逸部を前記構造体に連結するために、前記エネルギー散逸部の各前記スロットの各々に配置される複数のボルトと、を含み、
    各前記ボルトが頭部を有し、各前記頭部の外径が各前記スロットの長さより小さい、エネルギー散逸接合組立体。
  2. 前記構造体は、鋼梁、鋼柱、建築物、橋、橋脚、および前述のうちの少なくとも2つの組合せから1つ選択される、請求項1に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  3. 前記接合板の前記2つの接合部は、溶接手法で前記構造体に連結される、請求項1に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  4. 複数の接合ボルトをさらに含み、
    各前記接合部は複数の円形の接合孔を有し、前記接合ボルトは各前記接合部を前記構造体に連結するために各前記円形の接合孔の各々に配置される、請求項1に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  5. 各前記接合部上の前記接合ボルトの数は同じである、請求項4に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  6. 各前記スロットの前記長さは、各前記円形の接合孔の直径より大きい、請求項4に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  7. 各前記スロットは幅を有し、各前記スロットの前記幅は各前記円形の接合孔の直径より大きいか又は同じである、請求項4に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  8. 前記スロット間の間隔は、前記円形の接合孔間の間隔より大きい、請求項4に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  9. 各前記スロットの大きさは、各前記円形の接合孔の大きさより大きい、請求項4に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  10. 各前記スロットの前記大きさは同じである、請求項1に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  11. 前記スロットは規則的に配置される、請求項1に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  12. 各前記スロットの前記長さは、各前記頭部の外径の二倍より大きいか又は同じである、請求項1に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  13. 各前記スロットは、複数の前記ボルトが配置される、請求項12に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  14. 前記エネルギー散逸部の領域は、各前記接合部の領域より大きい、請求項1に記載のエネルギー散逸接合組立体。
  15. 選択されたエネルギー散逸領域を有する構造体と、エネルギー散逸接合組立体とを含む耐震構造であって、
    前記エネルギー散逸接合組立体が、
    2つの接合部と、エネルギー散逸部とを含む接合板であって、前記2つの接合部が前記構造体の前記選択されたエネルギー散逸領域に連結され、前記エネルギー散逸部が前記2つの接合部の間に配置され且つ複数のスロットを有し、各前記スロットが長さを有する、接合板と、
    前記エネルギー散逸部を前記選択されたエネルギー散逸領域に連結するために、前記エネルギー散逸部の各前記スロットの各々に配置される複数のボルトと、を含み、
    各前記ボルトが頭部を有し、各前記頭部の外径が各前記スロットの前記長さより小さい、耐震構造。
  16. 前記構造体は、鋼梁、鋼柱、建築物、橋、橋脚、および前述のうちの少なくとも2つの組合せから1つ選択される、請求項15に記載の耐震構造。
  17. 前記選択されたエネルギー散逸領域は柱梁接合領域である、請求項16に記載の耐震構造。
  18. 複数の接合ボルトをさらに含み、
    各前記接合部は複数の円形の接合孔を有し、前記接合ボルトは各前記接合部を前記選択されたエネルギー散逸領域に連結するために各前記円形の接合孔の各々に配置される、請求項15に記載の耐震構造。
  19. 各前記スロットの前記長さは、各前記円形の接合孔の直径より大きい、請求項18に記載の耐震構造。
  20. 前記スロット間の間隔は、前記円形の接合孔間の間隔より大きい、請求項18に記載の耐震構造。
  21. 各前記スロットの前記長さは、各前記頭部の外径の二倍より大きいか又は同じである、請求項15に記載の耐震構造。
  22. 各前記スロットは、複数の前記ボルトが配置される、請求項21に記載の耐震構造。
  23. 前記エネルギー散逸部の領域は、各前記接合部の領域より大きい、請求項15に記載の耐震構造。
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