JP2015113034A - 液圧発生装置 - Google Patents

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Nobuyuki Kobayashi
伸之 小林
清水 修一
Shuichi Shimizu
修一 清水
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Abstract

【課題】車両に搭載するためのスペースを確保し易くなる液圧発生装置を提供することを課題とする。
【解決手段】液圧発生装置1は、基体10と、マスタシリンダ20と、モータシリンダ30と、を備えている。基体10の後面10cには、第一シリンダ穴21が開口し、ブレーキペダルに連結されたロッドP1(入力部材)が第一シリンダ穴21に挿入されている。基体10において後面10bに隣接する右側面には、第二シリンダ穴31が開口するとともに、モータ34が取り付けられている。また、基体10の前面10bの下部には、基体10を肉抜きした逃げ部10nが形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ブレーキシステムに用いられる液圧発生装置に関する。
ブレーキ液圧を発生させる液圧発生装置としては、ブレーキペダルを駆動源とするマスタシリンダと、モータを駆動源とするモータシリンダと、ブレーキペダルに操作反力を付与するストロークシミュレータと、を備えているものがある。このような液圧発生装置としては、前記した三つの装置を一つの基体に設け、基体の後面側にブレーキペダルが配置されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−184699号公報
前記した従来の液圧発生装置は、運転室と原動機ユニットとの間に配置されるため、液圧発生装置を車両に搭載するためのスペースを確保し難いという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、車両に搭載するためのスペースを確保し易くなる液圧発生装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の液圧発生装置は、基体と、ブレーキ操作子に連結された第一ピストンによってブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダと、モータを駆動源とする第二ピストンによってブレーキ液圧を発生させるモータシリンダと、を備えている。前記基体の後面には、前記第一ピストンが挿入される有底の第一シリンダ穴が開口し、前記ブレーキ操作子に連結された入力部材が前記第一シリンダ穴に挿入されている。前記基体において後面に隣接する一面には、前記第二ピストンが挿入される有底の第二シリンダ穴が開口するとともに、前記モータが取り付けられている。また、前記基体の前面の下部には、前記基体を肉抜きした逃げ部が形成されている。
本発明では、液圧発生装置を車両に搭載するときに、原動機ユニットの各種装置の設置スペースに基体の前面の下部が干渉するのを防ぐことができるため、液圧発生装置を車両に搭載するためのスペースを確保し易くなる。
また、本発明では、車両に前方から外力が作用したときに、基体の前面の下部に原動機ユニットの各種装置が入り込むと、基体は上方に押し上げられるとともに、各種装置は下方に方向付けされる。これにより、基体が車両後方に向けて水平に移動する距離が小さくなるため、基体およびブレーキ操作子が運転室側に押し込まれる距離を小さくすることができる。
また、本発明では、第一シリンダ穴を基体の後面に開口させ、第二シリンダ穴を基体の一側面に開口させているので、マスタシリンダおよびモータシリンダが基体に対してバランス良く配置されている。したがって、マスタシリンダおよびモータシリンダのユニットをコンパクトに構成することができる。
前記した液圧発生装置において、前記基体の前面の下部には、下方に向かうに従って漸次後方に肉抜きした傾斜面を形成することが望ましい。
この構成では、基体の傾斜面に各種装置が押し付けられたときに、基体が斜め上方に向けて押し上げられるとともに、各種装置は斜め下方に向けて方向付けされる。
前記した液圧発生装置において、前記傾斜面と、前記基体の前面の上部および前記基体の下面の少なくとも一方との間に湾曲面を形成することが望ましい。
この構成では、傾斜面と、基体の前面の上部または基体の下面との間の角部に各種装置が接触しても、基体および各種装置がスムーズに移動することができる。
前記した液圧発生装置において、前記基体の一面が前記基体の側面である場合には、前記モータの外周縁部を前記傾斜面よりも前記第二シリンダ穴側に配置することが望ましい。このようにすると、モータに各種装置が接触するのを防ぐことができる。
前記した液圧発生装置において、前記基体の後面に取付部材を取り付け、前記基体は前記取付部材を介して車体に取り付けることが望ましい。
この構成では、基体に各種装置が押し付けられたときに、基体は取付部材を変形させながら、車体に対して移動することができるため、基体を確実に押し上げることができる。
前記取付部材と前記基体の後面との連結部を前記入力部材の左右両側に設けた場合には、取付部材に対して基体が上方に向けて回動し易くなるため、基体をより確実に押し上げることができる。
本発明では、各種装置の設置スペースに基体が干渉するのを防ぐことができるため、液圧発生装置を車両に搭載するためのスペースを確保し易くなる。また、基体の前面の下部に各種装置が押し付けられたときに、基体は上方に押し上げられるとともに、各種装置は下方に方向付けされるため、基体およびブレーキ操作子が運転室側に押し込まれる距離を小さくすることができる。
本実施形態の液圧発生装置を用いた車両用ブレーキシステムを示した模式図である。 本実施形態の液圧発生装置を示した側面図である。 本実施形態の液圧発生装置を示した平面図である。 本実施形態の液圧発生装置を示した図で、図3のA−A断面図である。 本実施形態の液圧発生装置を示した図で、図3のB−B断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、本発明の液圧発生装置を、図1に示す車両用ブレーキシステムAに適用した場合を例として説明する。
なお、図1は、車両用ブレーキシステムAの全体構成を模式的に示したものであり、図1に示す各装置の配置は、図2から図5に示す各装置の配置とは異なっている。
車両用ブレーキシステムAは、図1に示すように、原動機(エンジンや電動モータ等)の起動時に作動するバイ・ワイヤ(By Wire)式のブレーキシステムと、原動機の停止時などに作動する油圧式のブレーキシステムの双方を備えるものである。
車両用ブレーキシステムAは、ブレーキペダルP(特許請求の範囲における「ブレーキ操作子」)の操作量に応じてブレーキ液圧を発生させる液圧発生装置1と、車両挙動の安定化を支援する液圧制御装置2と、を備えている。
車両用ブレーキシステムAは、エンジン(内燃機関)のみを動力源とする自動車のほか、モータを併用するハイブリッド自動車やモータのみを動力源とする電気自動車・燃料電池自動車等にも搭載することができる。
液圧発生装置1は、基体10と、ブレーキペダルPを駆動源とするマスタシリンダ20と、モータ34を駆動源とするモータシリンダ30と、ブレーキペダルPに操作反力を付与するストロークシミュレータ40と、制御装置50(図2参照)と、を備えている。
なお、以下の説明における各方向は、液圧発生装置1を説明する上で便宜上設定したものであるが、液圧発生装置1を車両に搭載したときの方向と概ね一致している。すなわち、ブレーキペダルPを踏み込んだときのロッドP1(特許請求の範囲における「入力部材」)の移動方向を前方(前端側)とし、ブレーキペダルPが戻ったときのロッドP1の移動方向を後方(後端側)としている(図2参照)。さらに、ロッドP1の移動方向(前後方向)に対して水平に直交する方向を左右方向としている(図3参照)。
基体10は、車両のエンジンルーム内に搭載される金属部品であり(図2および図3参照)、略直方体状の本体部10aを備えている。本体部10aの内部には三つのシリンダ穴21,31,41および複数の液圧路11a,11b,12,14a,14b,14cが形成されている。また、基体10には、図3に示すように、リザーバ26およびモータ34等の各種部品が取り付けられる。また、基体10の後面10c側にロッドP1が配置されている。
基体10の後面10cは、図2に示すように、取付部材60を介してダッシュボード4のエンジンルーム側の面に取り付けられている。また、基体10の前方下側には、エンジンユニット等の原動機ユニット3が配置されている。
本体部10aの前面10bの下部には、基体10aを肉抜きした逃げ部10nが形成されている。逃げ部10nは、本体部10aの前面10bの下部を、前面10bの上部よりも後方に窪ませた部位である。そして、本体部10aの前面10bの下部には、下方に向かうに従って漸次後方に肉抜きされた傾斜面10fが形成されている。すなわち、本体部10aの下部の前後方向の長さは、下方に向かうに従って漸次小さくなっている。これにより、本体部10aの前面10bの下部には切り欠き部が形成されている。
また、傾斜面10fと、本体部10aの前面10bの上部との間には上側の湾曲面10mが形成されている。また、傾斜面10fと、本体部10aの下面10eとの間には下側の湾曲面10mが形成されている。すなわち、傾斜面10fは、湾曲面10mを介して前面10bの上部または下面10eに連結されている。
本体部10aの右側面10h(特許請求の範囲における「一面」)には、図3に示すように、円筒状の突出部10iが突設されている。突出部10iは、右側面10hの前後方向の中央の下部に設けられており、制御装置50のハウジング51内に収容されている。
また、突出部10iの周壁部の上端部には、凸条10jが形成されている。凸条10jは突出部10iの軸方向(左右方向)に延在している。
第一シリンダ穴21は、図4に示すように、有底円筒状の穴である。第一シリンダ穴21の軸線L1は前後方向に延在している。第一シリンダ穴21は、本体部10aの後面10cに形成された円筒部10kの端面に開口している。
第二シリンダ穴31は、図5に示すように、第一シリンダ穴21の下方に離間して配置された有底円筒状の穴である。第二シリンダ穴31の軸線L2は左右方向に延在しており、第一シリンダ穴21の軸線L1に対して立体交差している(図3参照)。第二シリンダ穴31は本体部10aの左側面10g(特許請求の範囲における「他面」)に開口している。
第二シリンダ穴31の底面31aは突出部10i内に配置されている。すなわち、第二シリンダ穴31の底部は、突出部10i内に配置されており、制御装置50のハウジング51内に収容されている。
第三シリンダ穴41は、図4に示すように、第一シリンダ穴21および第二シリンダ穴31の下方に離間して配置された有底円筒状の穴である。第三シリンダ穴41の軸線L3は第一シリンダ穴21の軸線L1に平行である。第三シリンダ穴41は本体部10aの後面10cに開口している。
本実施形態では、第一シリンダ穴21と第三シリンダ穴41とが並設され、第一シリンダ穴21と第三シリンダ穴41との間に第二シリンダ穴31が配置されている。そして、第一シリンダ穴21の軸線L1および第三シリンダ穴41の軸線L3を、第二シリンダ穴31の軸線L2を通る水平面に投影すると、第二シリンダ穴31の軸線L2は、第一シリンダ穴21の軸線L1および第三シリンダ穴41の軸線L3に対して直交している(図3参照)。また、第二シリンダ穴31の軸線L2は、図5に示すように、第一シリンダ穴21の軸心位置と第三シリンダ穴41の軸心位置とを結んだ上下方向の直線に対して直交している。
マスタシリンダ20は、図4に示すように、第一シリンダ穴21に挿入された二つの第一ピストン22,23(セコンダリピストンおよびプライマリピストン)と、第一シリンダ穴21内に収容された二つの弾性部材24,25と、を備えている。
第一シリンダ穴21の底面21aと、底面21a側の第一ピストン22(セコンダリピストン)との間には底面側圧力室21cが形成されている。底面側圧力室21cにはコイルばねからなる第一弾性部材24が収容されている。
底面21a側の第一ピストン22と、開口部21b側の第一ピストン23(プライマリピストン)との間には開口側圧力室21dが形成されている。また、開口側圧力室21dにはコイルばねからなる第二弾性部材25が収容されている。
ブレーキペダルPのロッドP1は、開口部21bから第一シリンダ穴21内に挿入されている。ロッドP1の先端部(前端部)は、開口部21b側の第一ピストン23の後端部に連結されている。これにより、開口部21b側の第一ピストン23は、ロッドP1を介してブレーキペダルP(図1参照)に連結されている。両第一ピストン22,23は、ブレーキペダルPの踏力を受けて第一シリンダ穴21内を摺動し、底面側圧力室21c内および開口側圧力室21d内のブレーキ液を加圧する。
第一シリンダ穴21には、図1に示すように、リザーバ26が接続されている。リザーバ26は、ブレーキ液を貯溜する容器であり、本体部10aの上面10dに取り付けられている。リザーバ26の下面に突設された二つの給液部26a,26aは、本体部10aの上面10dに形成された二つのリザーバユニオンポート17に挿入されている。
二つのリザーバユニオンポート17,17の底面には、第一シリンダ穴21の内周面に通じている連通穴17a,17aが開口している。一方の連通穴17aには、第二シリンダ穴31の内周面に通じている給液路17bが連結されている。
また、リザーバ26の給液管26bにはメインリザーバ(図示せず)から延ばされたホース26cが連結されている。
モータシリンダ30は、図5に示すように、第二シリンダ穴31に挿入された第二ピストン32と、第二シリンダ穴31内に収容された弾性部材33と、モータ34と、を備えている。
第二シリンダ穴31の底面31aと第二ピストン32との間には圧力室31cが形成されている。圧力室31cにはコイルばねからなる弾性部材33が収容されている。
第二シリンダ穴31の内周面には、リザーバユニオンポート17(図1参照)に通じる給液路17bが開口しており、給液路17bから第二ピストン32の周壁部に形成された給液ポート32aを通じて、圧力室31cにブレーキ液を供給することができる。
モータ34は、制御装置50によって駆動制御される電動サーボモータである。モータ34は本体部10aの左側面10gに取り付けられている。
図4に示すように、モータ34のケース34aの外周縁部は、本体部10aの傾斜面10fよりも第二シリンダ穴31側に配置されている。すなわち、モータ34のケース34aは、その全体が本体部10aの左側面10g(図5参照)内に配置されている。
図5に示すように、モータ34のケース34aの右端面の中心部から左方に向けてロッド35が突出している。
モータ34のケース34a内には、モータ34の出力軸の回転駆動力を直線方向の軸力に変換する駆動伝達部が収容されている。駆動伝達部は、例えば、ボールねじ機構によって構成されている。モータ34の出力軸の回転駆動力が駆動伝達部に入力されると、駆動伝達部からロッド35に直線方向の軸力が付与され、ロッド35が左右方向に進退移動する。
ロッド35は開口部31bから第二シリンダ穴31内に挿入されている。ロッド35の軸線は第二シリンダ穴31の軸線L2と同軸に配置されている。すなわち、モータ34のケース34aの中心位置と第二シリンダ穴31の軸線L2とが一致している。そして、第一シリンダ穴21の軸線L1および第三シリンダ穴41の軸線L3を通る平面にケース34aの右端面を投影すると、ケース34aの右端面が第一シリンダ穴21および第三シリンダ穴41の一部に重なる(図4参照)。
ロッド35の先端部は第二ピストン32に当接している。そして、ロッド35が右方に移動したときには、第二ピストン32がロッド35からの入力を受けて第二シリンダ穴31内を摺動し、圧力室31c内のブレーキ液を加圧する。
ストロークシミュレータ40は、図4に示すように、第三シリンダ穴41に挿入された第三ピストン42と、第三シリンダ穴41の開口部41bを閉塞する蓋部材43と、第三シリンダ穴41内に収容された弾性部材44と、を備えている。
第三シリンダ穴41の底面41aと第三ピストン42との間には底面側圧力室41cが形成されている。また、第三シリンダ穴41において、蓋部材43と第三ピストン42との間には開口側圧力室41dが形成されている。開口側圧力室41dにはコイルばねである弾性部材44が収容されている。
また、第三ピストン42の周壁部には、複数の給液ポート42aが形成されている。そして、分岐液圧路12から各給液ポート42aを通じて、第三ピストン42内にブレーキ液が流入するとともに、第三ピストン42内から各給液ポート42aを通じて、分岐液圧路12にブレーキ液が流出するように構成されている。
また、第三シリンダ穴41の内周面に設けられたシール部材45と、各給液ポート42aとの距離Laは、蓋部材43と第三ピストン42との距離Lbよりも大きく設定されている。これにより、第三ピストン42が最も蓋部材43側に移動した場合でも、各給液ポート42aはシール部材45よりも底面41a側に位置している。
ストロークシミュレータ40では、マスタシリンダ20の開口側圧力室21dで発生したブレーキ液圧によって、第三ピストン42が弾性部材44の付勢力に抗して蓋部材43側に移動する。そして、付勢された第三ピストン42によってブレーキペダルP(図1参照)に擬似的な操作反力が付与される。
図3に示すように、本体部10aの後面10cには、板状の取付部材60が取り付けられている。取付部材60は、本体部10aをダッシュボード4に取り付けるための部材である。
取付部材60は、板状の部材であり、図4に示すように、中央部に円形の取付穴61が開口している。この取付穴61には、本体部10aの後面10cに突設された円筒部10kが挿通されている。なお、図2および図3では、取付部材60の一部を断面で示している。
取付部材60には、図3に示すように、取付穴61の左右両側に二つの連結穴(図示せず)が形成されている。両連結穴は、第一シリンダ穴21の軸線L1に対して水平に直交する線状に配置されている(図2参照)。
そして、連結穴に後方から連結ボルト62を挿通させ、連結ボルト62を本体部10aの後面10cに形成されたねじ穴(図示せず)に螺合させている。
このように、取付部材60は、取付穴61(ロッドP1)の左右両側に設けられた連結部(連結穴および連結ボルト62)によって、本体部10aの後面10cに取り付けられている。
また、取付部材60の後面には、複数のスタッドボルト63が立設されている。各スタッドボルト63はダッシュボード4に取り付けられる部位である。このようにして、基体10は取付部材60を介してダッシュボード4に取り付けられる。
次に、基体10内に形成された各液圧路について説明する。
二つのメイン液圧路11a,11bは、図1に示すように、マスタシリンダ20の第一シリンダ穴21を起点とする液圧路である。
第一メイン液圧路11aは、マスタシリンダ20の底面側圧力室21cに通じている。また、第二メイン液圧路11bは、マスタシリンダ20の開口側圧力室21dに通じている。両メイン液圧路11a,11bの終点である二つの出力ポート16,16には、液圧制御装置2に至る配管Ha,Hbが連結されている。
分岐液圧路12は、ストロークシミュレータ40の底面側圧力室41cから第二メイン液圧路11bに至る液圧路である。すなわち、マスタシリンダ20の第一シリンダ穴21とストロークシミュレータ40の第三シリンダ穴41とは、第二メイン液圧路11bおよび分岐液圧路12を介して連通している。
また、分岐液圧路12には常閉型電磁弁13が設けられている。常閉型電磁弁13は、第一シリンダ穴21と第三シリンダ穴41との連通状態を遮断可能な電磁弁である。
第三連絡液圧路14cは、モータシリンダ30の第二シリンダ穴31を起点とする液圧路である。第三連絡液圧路14cの一部は、図5に示すように、突出部10iの凸条10j内に配置されている。そして、第三連絡液圧路14cは、第二シリンダ穴31の底部に通じている。
図1に示すように、第一連絡液圧路14aおよび第二連絡液圧路14bは、第三連絡液圧路14cを起点とする液圧路である。第一連絡液圧路14aは、第三連絡液圧路14cから第一メイン液圧路11aに通じている。また、第二連絡液圧路14bは、第三連絡液圧路14cから第二メイン液圧路11bに通じている。
第一メイン液圧路11aにおいて、第一連絡液圧路14aとの連結部位との連結部位には、2ポジション3ポートの三方向弁である第一切替弁15aが設けられている。
第一切替弁15aは、電磁弁であり、非通電時の第一ポジション(初期状態)においては、第一メイン液圧路11aの上流側(マスタシリンダ20側)と下流側(出力ポート16側)とを連通しつつ、第一連絡液圧路14aと第一メイン液圧路11aとを遮断する。
また、第一切替弁15aは、通電時の第二ポジションにおいては、第一メイン液圧路11aの上流側と下流側とを遮断しつつ、第一連絡液圧路14aと第一メイン液圧路11aの下流側とを連通する。
第二メイン液圧路11bにおいて、第二連絡液圧路14bとの連結部位には、2ポジション3ポートの三方向弁である第二切替弁15bが設けられている。
第二切替弁15bは、電磁弁であり、非通電時の第一ポジション(初期状態)においては、第二メイン液圧路11bの上流側(マスタシリンダ20側)と下流側(出力ポート16側)とを連通しつつ、第二連絡液圧路14bと第二メイン液圧路11bとを遮断する。
また、第二切替弁15bは、通電時の第二ポジションにおいては、第二メイン液圧路11bの上流側と下流側とを遮断しつつ、第二連絡液圧路14bと第二メイン液圧路11bの下流側とを連通する。
第一連絡液圧路14aにおいて、第三連絡液圧路14cとの連結部位よりも上流側(マスタシリンダ20側)には、常開型電磁弁15cが設けられている。
二つの圧力センサ18a,18bは、ブレーキ液圧の大きさを検出するものである。両圧力センサ18a,18bで取得された情報は、制御装置50(図2参照)に出力される。
第一圧力センサ18aは、第一切替弁15aよりも上流側に配置されており、マスタシリンダ20で発生したブレーキ液圧を検出する。
第二圧力センサ18bは、第二切替弁15bよりも下流側に配置されており、第二連絡液圧路14bと第二メイン液圧路11bの下流側とが連通しているときには、モータシリンダ30で発生したブレーキ液圧を検出する。
ストロークセンサ19は、ブレーキペダルPのロッドP1の位置を磁気的に検出する磁気センサである。なお、ロッドP1には磁石(図示せず)が取り付けられている。ストロークセンサ19は、ロッドP1の移動による磁界の変動を検出することで、ロッドP1の位置を検出する。さらに、ストロークセンサ19は、ロッドP1の位置を示す検出信号を制御装置50(図2参照)に出力する。制御装置50では、ストロークセンサ19からの情報に基づいて、ブレーキペダルPの踏み込み量を検出する。
制御装置50は、図2および図3に示すように、ハウジング51を有している。ハウジング51は基体10の本体部10aの右側面10hに取り付けられた樹脂製の箱体である。ハウジング51内には制御基板(図示せず)が収容されている。
また、ハウジング51内には本体部10aの突出部10iが収容されている。また、ハウジング51の右側面には凸部52が形成されている。凸部52は有底筒状の部位であり、突出部10iの先端部を収容するため空間を有している。すなわち、ハウジング51全体の左右方向の厚さを大きくすることなく、突出部10iの先端部を収容するために必要な部位のみが拡張されている。
制御装置50は、図1に示すように、両圧力センサ18a,18bやストロークセンサ19等の各種センサから得られた情報や予め記憶させておいたプログラム等に基づいて、モータ34の作動、常閉型電磁弁13の開閉、常開型電磁弁15cの開閉および両切替弁15a,15bの切り替えを制御する。
液圧制御装置2は、車輪ブレーキの各ホイールシリンダWに付与するブレーキ液圧を適宜制御することで、アンチロックブレーキ制御や挙動安定化制御等の各種液圧制御を実行し得る構成を備えており、配管を介して各ホイールシリンダWに接続されている。
なお、図示は省略するが、液圧制御装置2は、電磁弁やポンプ等が設けられた液圧ユニット、ポンプを駆動するためのモータ、電磁弁やモータ等を制御するための制御装置等を備えている。
次に車両用ブレーキシステムAの動作について概略説明する。
車両用ブレーキシステムAでは、図1に示すように、車両のイグニッションスイッチがONになったり、ブレーキペダルPが僅かに操作されたことをストロークセンサ19が検出したりすると、第一切替弁15aは、第一メイン液圧路11aの上流側と下流側とを遮断しつつ、第一連絡液圧路14aと第一メイン液圧路11aの下流側とを連通する。また、第二切替弁15bは、第二メイン液圧路11bの上流側と下流側とを遮断しつつ、第二連絡液圧路14bと第二メイン液圧路11bの下流側とを連通する。また、常閉型電磁弁13は開弁する。
この状態では、ブレーキペダルPの操作によってマスタシリンダ20で発生したブレーキ液圧は、ホイールシリンダWに伝達されずに、ストロークシミュレータ40に伝達される。そして、底面側圧力室41cのブレーキ液圧が大きくなり、第三ピストン42が弾性部材44の付勢力に抗して蓋部材43側に移動することで、ブレーキペダルPのストロークが許容される。このとき、弾性部材44によって付勢された第三ピストン42によって擬似的な操作反力がブレーキペダルPに付与される。
また、ストロークセンサ19によって、ブレーキペダルPの踏み込みが検出されると、モータシリンダ30のモータ34が駆動し、第二ピストン32が底面31a側に移動することで、圧力室31c内のブレーキ液が加圧される。
制御装置50は、モータシリンダ30から出力されたブレーキ液圧(第二圧力センサ18bで検出されたブレーキ液圧)と、マスタシリンダ20から出力されたブレーキ液圧(第一圧力センサ18aで検出されたブレーキ液圧)とを対比し、その対比結果に基づいてモータ34の回転数等を制御する。このようにして、液圧発生装置1ではブレーキペダルPの操作量に応じてブレーキ液圧を発生させる。
液圧発生装置1で発生したブレーキ液圧は、液圧制御装置2を介して各ホイールシリンダWに伝達され、各ホイールシリンダWが作動することにより、各車輪に制動力が付与される。
なお、モータシリンダ30の第二ピストン32がロッド35からの入力を受けている状態で、第二圧力センサ18bによって検出されたブレーキ液圧に異常が生じた場合には、常開型電磁弁15cが閉弁する。これにより、第二圧力センサ18bによって検出されたブレーキ液圧が上昇した場合には、第一連絡液圧路14a側の液圧路において失陥が生じていることになる。また、第二圧力センサ18bによって検出されたブレーキ液圧が上昇しない場合には、第二連絡液圧路14b側の液圧路に失陥が生じていることになる。
また、モータシリンダ30が作動しない状態(例えば、電力が得られない場合など)においては、第一切替弁15aは、第一メイン液圧路11aの上流側と下流側とを連通しつつ、第一連絡液圧路14aと第一メイン液圧路11aとを遮断する。また、第二切替弁15bは、第二メイン液圧路11bの上流側と下流側とを連通しつつ、第二連絡液圧路14bと第二メイン液圧路11bとを遮断する。また、常閉型電磁弁13は閉弁する。この状態では、マスタシリンダ20で発生したブレーキ液圧が各ホイールシリンダWに伝達される。
以上のような液圧発生装置1では、図2に示すように、本体部10aの前面10bの下部に逃げ部10nが形成されている。そのため、液圧発生装置1を車両に搭載するときに、原動機ユニット3の各種装置の設置スペースに本体部10aが干渉するのを防ぐことができる。
また、液圧発生装置1では、図4に示すように、マスタシリンダ20、モータシリンダ30およびストロークシミュレータ40の各シリンダ穴21,31,41が一つの基体10に設けられており、前記した三つの装置が一つのユニットとして構成されている。
さらに、第一シリンダ穴21および第三シリンダ穴41の各軸線L1,L3に対して第二シリンダ穴31の軸線L2が立体交差している。これにより、マスタシリンダ20、モータシリンダ30およびストロークシミュレータ40を基体10に対してバランス良く配置することができ、前記した三つの装置のユニットがコンパクトに構成されている。
したがって、液圧発生装置1では、液圧発生装置1を車両に搭載するためのスペースを確保し易くなる。
また、液圧発生装置1では、図2に示すように、車両に前方から外力が作用したときに、本体部10aの前面10bの下部に原動機ユニット3が入り込み、原動機ユニット3が傾斜面10fに押し付けられると、本体部10aは斜め上方に押し上げられる。また、傾斜面10fに押し付けられた原動機ユニット3は斜め下方に方向付けされる。これにより、基体10が車両後方に向けて水平に移動する距離が小さくなるため、基体10およびブレーキペダルP(図1参照)が運転室側に押し込まれる距離を小さくすることができる。
また、液圧発生装置1では、図4に示すように、モータ34のケース34aの外周縁部が傾斜面10fよりも第二シリンダ穴31側に配置されているため、モータ34に原動機ユニット3(図2参照)が接触するのを防ぐことができる。
また、液圧発生装置1では、図2に示すように、本体部10aの傾斜面10fに原動機ユニット3が押し付けられることで、本体部10aを斜め上方に向けて押し上げるとともに、原動機ユニット3を斜め下方に向けて方向付けすることができる。
また、液圧発生装置1では、傾斜面10fと、本体部10aの前面10bの上部および本体部10aの下面10eとの間に湾曲面10m,10mを形成されている。したがって、傾斜面10fと、本体部10aの前面10bの上部および本体部10aの下面10eとの間の角部に原動機ユニット3が接触しても、基体10および原動機ユニット3をスムーズに移動させることができる。
また、液圧発生装置1では、図3に示すように、基体10は取付部材60を介してダッシュボード4に取り付けられている。したがって、本体部10aに原動機ユニット3(図2参照)が押し付けられたときに、本体部10aは取付部材60を変形させながら、ダッシュボード4に対して移動することができる。
さらに、取付部材60と本体部10aの後面10cとの連結部は、ロッドP1の左右両側に設けられている。これにより、本体部10aの傾斜面10fに外力が作用したときに、取付部材60に対して本体部10aが上方に向けて回動し易くなっているため、基体10を確実に押し上げることができる。
また、液圧発生装置1では、図4に示すように、第一シリンダ穴21および第三シリンダ穴41が基体10の本体部10aの後面10cに開口している。したがって、本体部10aに対して一方向から第一シリンダ穴21および第三シリンダ穴41を加工するときに、穴開け工具の挿入方向が同一になるため、各シリンダ穴21,41の加工性を向上させることができる。
また、液圧発生装置1では、図1に示すように、マスタシリンダ20、モータシリンダ30およびストロークシミュレータ40を一つのユニットにすることで、前記した三つの装置を基体10内の液圧路によって連結することができ、外部配管を省略あるいは削減することができる。
また、液圧発生装置1では、基体10の上面にリザーバ26が取り付けられているため、液圧発生装置1を車両に搭載したときにメインリザーバ(図示せず)に接続し易くなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態の液圧発生装置1では、図2に示すように、本体部10aの前面10bの下部に傾斜面10fが形成されているが、前面10bの下部に形成される逃げ部10nの形状は限定されるものではない。例えば、本体部10aの前面10bの下部を後方に向けて水平に窪ませた逃げ部を形成してもよい。
また、本実施形態では、図4に示すように、第一シリンダ穴21の下方に第二シリンダ穴31および第三シリンダ穴41が配置されているが、第一シリンダ穴21の側方に第三シリンダ穴41を配置してもよい。また、第二シリンダ穴31の下方に第一シリンダ穴21を配置してもよい。
本実施形態では、図5に示すように、本体部10aの左側面10gに第二シリンダ穴31が開口しているが、第二シリンダ穴31は、本体部10aにおいて第一シリンダ穴21が開口している面に隣接する面に開口していればよい。例えば、第二シリンダ穴31を右側面10hに開口させ、右側面10hにモータ34を取り付けるとともに、左側面10gに制御装置50を取り付けてもよい。
本実施形態では、図4に示すように、第三シリンダ穴41が基体10の本体部10aの後面10cに開口しているが、本体部10aの前面10bに開口させてもよい。
本実施形態では、図5に示すように、第一シリンダ穴21および第三シリンダ穴41の各軸線L1,L3に対して第二シリンダ穴31の軸線L2が直交しているが、軸線L1,L3に対して軸線L2が交差していればよい。
本実施形態では、一つのピストンを用いたシリンダによってモータシリンダ30が構成されているが、二つのピストンを有するタンデム型のシリンダによってモータシリンダを構成してもよい。
なお、一つのピストンを用いたシリンダによってモータシリンダ30を構成した場合には、第二シリンダ穴31の軸長を小さくすることができ、モータシリンダ30を左右方向にコンパクトに構成することができる。
本実施形態の液圧発生装置1では、図1に示すように、マスタシリンダ20、モータシリンダ30およびストロークシミュレータ40の三つの装置が設けられているが、マスタシリンダ20およびモータシリンダ30の二つの装置だけを設けてもよい。
1 液圧発生装置
2 液圧制御装置
10 基体
10a 本体部
10b 前面
10c 後面
10f 傾斜面
10g 左側面
10h 右側面
10i 突出部
10n 逃げ部
11a 第一メイン液圧路
11b 第二メイン液圧路
12 分岐液圧路
13 常閉型電磁弁
14a 第一連絡液圧路
14b 第二連絡液圧路
14c 第三連絡液圧路
15a 第一切替弁
15b 第二切替弁
15c 常開型電磁弁
18a 第一圧力センサ
18b 第二圧力センサ
19 ストロークセンサ
20 マスタシリンダ
21 第一シリンダ穴
21c 底面側圧力室
21d 開口側圧力室
22 底面側の第一ピストン
23 開口部側の第一ピストン
24 第一弾性部材
25 第二弾性部材
26 リザーバ
30 モータシリンダ
31 第二シリンダ穴
31c 圧力室
32 第二ピストン
33 弾性部材
34 モータ
40 ストロークシミュレータ
41 第三シリンダ穴
41c 底面側圧力室
41d 開口側圧力室
42 第三ピストン
43 蓋部材
44 弾性部材
50 制御装置
51 ハウジング
60 取付部材
62 連結ボルト
63 スタッドボルト
A 車両用ブレーキシステム
P ブレーキペダル(ブレーキ操作子)
P1 ロッド
W ホイールシリンダ

Claims (6)

  1. 基体と、
    ブレーキ操作子に連結された第一ピストンによってブレーキ液圧を発生させるマスタシリンダと、
    モータを駆動源とする第二ピストンによってブレーキ液圧を発生させるモータシリンダと、を備え、
    前記基体の後面には、前記第一ピストンが挿入される有底の第一シリンダ穴が開口し、前記ブレーキ操作子に連結された入力部材が前記第一シリンダ穴に挿入され、
    前記基体において後面に隣接する一面には、前記第二ピストンが挿入される有底の第二シリンダ穴が開口するとともに、前記モータが取り付けられており、
    前記基体の前面の下部には、前記基体を肉抜きした逃げ部が形成されていることを特徴とする液圧発生装置。
  2. 前記基体の前面の下部は、下方に向かうに従って漸次後方に肉抜きした傾斜面であることを特徴とする請求項1に記載の液圧発生装置。
  3. 前記傾斜面と、前記基体の前面の上部および前記基体の下面の少なくとも一方との間に湾曲面が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液圧発生装置。
  4. 前記基体の一面は、前記基体の側面であり、
    前記モータの外周縁部は、前記傾斜面よりも前記第二シリンダ穴側に配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の液圧発生装置。
  5. 前記基体の後面には取付部材が取り付けられており、
    前記基体は前記取付部材を介して車体に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液圧発生装置。
  6. 前記取付部材と前記基体の後面との連結部が前記入力部材の左右両側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の液圧発生装置。
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