JP2015111178A - 映像処理装置及びプログラム - Google Patents
映像処理装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015111178A JP2015111178A JP2013252708A JP2013252708A JP2015111178A JP 2015111178 A JP2015111178 A JP 2015111178A JP 2013252708 A JP2013252708 A JP 2013252708A JP 2013252708 A JP2013252708 A JP 2013252708A JP 2015111178 A JP2015111178 A JP 2015111178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- speed
- video data
- decoding
- foreground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
Description
この技術では移動体にGPS(Global Positioning System)などの位置を特定する装置と、映像を記録する装置とを備え、移動体の走行時に位置情報と映像情報とを関連付けて記憶させる。
そして、このデータ(位置情報と映像情報)を別の移動体の記憶媒体に蓄積し、別の移動体の位置に応じて、蓄積された映像から一番近い映像を取得して表示している。
例えば、バスの場合、側面の窓からは風景が見えなくても前方の窓(運転席の窓)からは風景が見える。
このため、撮影時の走行速度(映像における走行速度)と現在の走行速度とに差がある場合は、前方の窓の風景と側面の窓に表示された風景映像との不整合が生じ、乗客は違和感を持つことになる。
走行ルートを走行する移動体に搭載される映像処理装置であって、
前記走行ルートの走行によって前記走行ルートの周囲の風景が移動していく状況が表される映像の映像データを記憶する映像データ記憶部と、
前記映像を解析して前記映像における走行速度を映像走行速度として算出し、算出した映像走行速度と前記移動体の現在の走行速度とに基づき、前記映像データのデコード速度を指定するデコード速度指定部と、
前記デコード速度指定部により指定されたデコード速度にて前記映像データのデコードを行うデコード処理部とを有することを特徴とする。
このため、映像における走行速度と移動体の現在の走行速度とに速度差があってもスムースかつ高精細な風景映像を提供することができる。
本実施の形態では、移動体において視界が遮られている場合に、撮影時と速度差があってもスムースかつ高精細な風景映像を提供する映像処理装置を説明する。
映像処理装置100は、移動体に搭載されている。
映像処理装置100が搭載されている移動体は、例えば、規定の走行ルートを走行する車両(バス、タクシー、ハイヤー、列車等)である。
また、移動体は、既定のルートを航行する船舶や航空機であってもよい。
本明細書では、「走行」には、船舶や航空機による航行も含まれる。
映像データ記憶部101は、例えばバスの側面の車窓から見える風景映像の映像データを位置情報とともに記憶する。
より具体的には、映像デコーダ104は、風景映像を解析して風景映像における走行速度を映像走行速度として算出し、算出した映像走行速度と移動体の現在の走行速度とに基づき、映像データのデコード速度を指定する。
そして、映像デコーダ104は、指定したデコード速度にて映像データのデコードを行う。
映像デコーダ104は、デコード速度指定部及びデコード処理部の例に相当する。
ここで、映像データ記憶部101に蓄積可能な映像データは、例えば実際に走行ルートを走行しながら、走行ルートの周囲の風景を撮影した実写映像の映像データである。
実写映像に代えて、また、実写映像とともに、コンピュータグラフィックス技術を用いて作成した風景映像の映像データであってもよい。
また、映像データ記憶部101は、映像データとともに、映像データ上の各フレームに対応した位置情報も同時に蓄積する。
この際に位置情報は緯度・経度で示される地理座標を用いることができるが、移動体の出発基点からの距離により示される情報を利用してもよい。
また、映像データ記憶部101は、風景映像の映像データとともに、航空写真や衛星写真から作成した連続俯瞰画像を記憶していてもよい。
そして、映像デコーダ104は、位置情報取得部102から得られた位置情報を初期条件として映像データの頭出しを行う(S402)。
また、映像デコーダ104は、速度情報取得部103から速度情報を入力する(S403)。
そして、映像デコーダ104は、速度情報取得部103から得られた速度を利用して単位時間当たりのデコードフレーム数(デコード速度)を決定する。
以下では、単純に速度を利用する場合を説明する。
すなわち、映像データでは、走行ルートの走行によって走行ルートの風景が移動していく状況が表されるが、映像デコーダ104は、連続する二地点の間の移動速度を算出することで、映像における走行速度(映像走行速度)を算出することができる。
例えば、撮影時の走行速度よりも現在の走行速度が遅ければ、映像撮影時のフレームレート未満のデコード速度を決定する。
逆に、撮影時の走行速度よりも現在の走行速度が速い場合は、映像撮影時のフレームレートよりも速いデコード速度を決定する。
また、撮影時の走行速度と現在の走行速度が同じである場合は、映像撮影時のフレームレートに一致するデコード速度を決定する。
より具体的には、映像デコーダ104は、移動体の現在の走行速度を撮影時の走行速度で除算して得られる除算値を、映像データのフレームレートに乗算して得られるデコード速度を指定する。
例えば、撮影時の走行速度が60Km/hであり、現在の走行速度が50Km/hである場合は、50/60=約0.83となるので、映像記録時のフレームレートの0.83倍の速度でデコードするようにする。
また、例えば、撮影時の速度が時速60Km/hであり、現在の速度が70Km/hである場合は70/60=約1.17となるので、最低でも映像記録時のフレームレートの1.17倍の速度でデコードするようにする。
しかしながら、本実施の形態では、上述のように現在の走行速度に合わせてデコード速度を調整するため、撮影時の走行速度と現在の走行速度とに速度差異がある場合でも、適切な風景映像の提示を継続することができる。
さらに、移動体が鉄道車両の場合は、走行ルートについてランカーブ(走行曲線)と呼ばれる基本運行速度を示す情報を映像データ記憶部101にあらかじめ持たせておくことで、予測精度を高めることも可能である。
また、物理的な限界速度を設定して、あらかじめ映像デコーダ処理速度を、限界速度を基準に設定することも可能である。
但し、この場合は、渋滞や運行障害時に速度差が大きくなりすぎるため、画像バッファ105が不足することも考えられる。
このため、物理的な限界速度に基づく本手法は、走行区間のすべてのデコードデータを保持できるほどの画像バッファ105を確保できるような場合(短区間走行するような移動体への適用や、未来に開発されうる大容量メモリを実装した装置を利用する場合)に、有効である。
以降は、映像デコーダ104は、S402以降の動作を繰り返す。
この時にバッファ内では映像データのみならず、各画像の位置情報も合わせて保持するようにする。
画像バッファ105で必要とするメモリ量は、撮影時の走行速度の何倍で走行する可能性があるかを想定移動体の走行特性や速度特性の条件から求め、撮影時のフレームレートに求めた倍数を乗じた程度の量とすることができる。
このようにすることで、バッファが不足することなく処理することが可能となる。
このとき、表示対象とする画像を選択するために以下のような方法を用いる。
まず、画像選択部106は、現在表示している画像の位置情報を把握しておくとともに、速度情報取得部103から得られた現在の走行速度を把握する。
さらに、画像選択部106は、直前に表示していた画像の位置とその時の走行速度を記憶しておく。
速度情報取得部103から得られた現在の走行速度と直前の走行速度を用いて加速度を算出する。
加速度と現在の走行速度から次に必要となる画像の位置を予測して該当位置に最も近い画像を取得する。
これは移動体の走行状態に応じて、表示するフレームを間引いたり、補間して表示することができることを示している。
前述のようにランカーブ情報があれば間引きするフレームをあらかじめ予測することも可能となる。
撮影時より現在の走行速度が遅い場合は一番近いフレームの位置がずれる場合も考えられる。
この場合は、現在地に一番近い画像と二番目に近い画像から、両者に共通した被写体を検出して、これらの間での対応点を求めたうえで現在地の視点に応じた画像を生成することもできる。
これは現在の三次元コンピュータ解析技術を利用すれば計算して求めることができるため、本明細書では処理の詳細は割愛する。
実施の形態1では、実走行と撮影時にさほど速度差異がない状態を想定しているが、本実施の形態では、撮影時にハイスピードカメラを利用して疑似的に超低速走行時の画像を生成するようにした例を示す。
なお、映像処理装置100の構成は実施の形態1と同様である。
そこで、実施の形態1では補間画像を生成して表示する例を述べた。
しかし、より高精細な映像を表示するには、もともとの映像を低速で撮影し、これを利用した方が精細にすることが可能であるが、実際に低速走行による撮影は交通事情的に困難な場合が多い。
ここで言うハイスピードカメラはたとえば秒間900枚程度の画像を撮影できるものを想定する。
たとえば時速210Km/hで走行している場合、通常のビデオカメラを利用すると、秒間30枚程度の画像を取得可能である。
撮影区間を一定の速度で走行しているとすると、連続する二枚の画像における位置間隔は約1.94mである。
すなわちずれは97cm程度あることになる。
これは遠景のみを対象としている場合は大きな問題にはならないが、近景に見えるものが多い場合は違和感が大きくなる。
上記のハイスピードカメラを利用することで、1/30の速度で走行したのと同義になる。
この例の場合は時速7Km/hで走行しているものから撮影したのと同じになるので、フレーム間の距離は6cm程度となる。
なお、ここでもコンピュータグラフィックスによる映像を用いることができるが、この出力時に本実施の形態での内容を考慮して、低速走行時を模擬した映像を出力して用いることで、同様の効果が得られる。
実施の形態1及び2では、表示部107が表示する画像は全面分を一枚として扱っていたが、特に実施の形態2の方式を用いると必要とする記憶容量が増大する。
車窓の風景画像を見せたい場合は、遠景はあまり動きがなく、近景は動きが激しいものになっている。
実施の形態1のように、ハイスピードカメラを用いない場合は、撮影時の走行速度に比べて現在の走行速度が大幅に遅いと、近景画像が極度に荒くなるという課題がある。
そこで、実施の形態3では、映像データ記憶部に入力する映像データを遠景用、近景用に分けるようにする。
ここで、映像データ記憶部201は、遠景映像の映像データと、近景映像の映像データと、それぞれの位置に対応した位置情報を持つようにする。
遠景映像の映像データは、走行ルートの走行によって走行ルートの遠景が移動していく状況が表される映像データである。
近景映像の映像データは、走行ルートの走行によって走行ルートの近景が移動していく状況が表される映像データである。
遠景映像の映像データはあまり動きがないので、低フレームレートで生成されている。
近景映像の映像データは動きが激しいため、高フレームレートで生成されている。
また、蓄積データ量を削減するために、各映像は最終出力映像のどの領域に該当するものであるかをここで決めておく。
例えば、図3に示すように1920x1080画素の映像を出力する場合、左上を原点とした座標系で画像を考え、(0,0)−(1920,540)の領域を遠景画像用領域、(0,540)−(1920,1080)の領域を近景画像用領域とし、映像データ記憶部201に記憶される映像データもこれに応じたサイズの映像データを準備する。
また、遠景映像の映像データは低フレームレートの映像でも違和感はないので、たとえば10fps(Frames Per Second)程度の映像を準備するようにする。
近景映像の映像データは実施の形態2で示すような高フレームレートの映像を準備する。
このようにすることで、実施の形態2の場合に比べ、データサイズを半分以下にすることができる。
ただし、映像デコーダ204は遠景映像の映像データと、近景映像の映像データの両方を並列に処理するように拡張する。
また、映像デコーダ204は、遠景映像を解析して遠景映像における走行速度を遠景映像走行速度として算出し、算出した遠景映像走行速度と移動体の現在の走行速度とに基づき、遠景映像の映像データのデコード速度を指定する。
そして、映像デコーダ204は、近景映像の映像データに対して指定されたデコード速度にて近景映像の映像データのデコードを行い、遠景映像の映像データに対して指定されたデコード速度にて遠景映像の映像データのデコードを行う。
なお、デコード速度の決定方法自体は、実施の形態1と同様である。
すなわち、映像デコーダ204は、移動体の現在の走行速度が近景映像走行速度よりも速ければ、近景映像の映像データのフレームレートよりも速いデコード速度を近景映像の映像データに対して指定する。
また、映像デコーダ204は、移動体の現在の走行速度が近景映像走行速度よりも遅ければ、近景映像の映像データのフレームレートよりも遅いデコード速度を近景映像の映像データに対して指定する。
また、映像デコーダ204は、移動体の現在の走行速度が近景映像走行速度と同じであれば、近景映像の映像データのフレームレートに一致するデコード速度を近景映像の映像データに対して指定する。
また、映像デコーダ204は、移動体の現在の走行速度が遠景映像走行速度よりも速ければ、遠景映像の映像データのフレームレートよりも速いデコード速度を遠景映像の映像データに対して指定する。
また、映像デコーダ204は、移動体の現在の走行速度が遠景映像走行速度よりも遅ければ、遠景映像の映像データのフレームレートよりも遅いデコード速度を遠景映像の映像データに対して指定する。
また、映像デコーダ204は、移動体の現在の走行速度が遠景映像走行速度と同じであれば、前記遠景映像の映像データのフレームレートに一致するデコード速度を遠景映像の映像データに対して指定する。
例えば、映像デコーダ204は、実施の形態1と同様に、移動体の現在の走行速度を近景映像走行速度又は遠景映像走行速度で除算して得られる除算値を、近景映像又は遠景映像の映像データのフレームレートに乗算して得られるデコード速度を指定する。
位置情報取得部202は、図1の位置情報取得部102と同様の機能を持つ。
また、速度情報取得部203は、図1の速度情報取得部103と同様の機能を持つ。
画像選択部206は、遠景映像の映像データの処理も並列して行うとともに、補間画像の作成を行う。
なお、画像の差異が小さい場合は補間画像は作成しなくてもよい場合もある。
この実施の形態では遠景映像と近景映像を画像の上下半分となる領域で分割したため、単純に各領域に該当画像を張り付けるだけで最終出力画像を得ることができる。
遠景映像、近景映像は上下半分での分割のみならず、それぞれがオーバーラップするように設定し、オーバーラップする部分は遠景より近景を手前のレイヤに配置して合成する処理を行うことや、オーバーラップ領域をαブレンディングして違和感のないように表現することも可能である。
映像処理装置100、200はコンピュータであり、映像処理装置100、200の各要素をプログラムで実現することができる。
映像処理装置100、200のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、入出力装置904が接続されている。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置である。
映像データ記憶部101、201は、例えば、外部記憶装置902により実現される。
主記憶装置903は、RAM(Random Access Memory)である。
画像バッファ105、205は、例えば、主記憶装置903により実現される。
入出力装置904は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。
プログラムは、図1及び図2に示す「〜部」(映像データ記憶部101、201を除く、以下も同様)として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、図1及び図2に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、実施の形態1〜3の説明において、「〜の指定」、「〜の決定」、「〜の算出」、「〜の解析」、「〜の予測」、「〜の取得」、「〜の検出」、「〜の選択」、「〜の生成」、「〜の入力」、「〜の出力」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
Claims (15)
- 走行ルートを走行する移動体に搭載される映像処理装置であって、
前記走行ルートの走行によって前記走行ルートの周囲の風景が移動していく状況が表される映像の映像データを記憶する映像データ記憶部と、
前記映像を解析して前記映像における走行速度を映像走行速度として算出し、算出した映像走行速度と前記移動体の現在の走行速度とに基づき、前記映像データのデコード速度を指定するデコード速度指定部と、
前記デコード速度指定部により指定されたデコード速度にて前記映像データのデコードを行うデコード処理部とを有することを特徴とする映像処理装置。 - 前記デコード速度指定部は、
前記移動体の現在の走行速度が前記映像走行速度よりも速ければ、前記映像データのフレームレートよりも速いデコード速度を指定し、
前記移動体の現在の走行速度が前記映像走行速度よりも遅ければ、前記映像データのフレームレートよりも遅いデコード速度を指定し、
前記移動体の現在の走行速度が前記映像走行速度と同じであれば、前記映像データのフレームレートに一致するデコード速度を指定することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。 - 前記デコード速度指定部は、
前記移動体の現在の走行速度を前記映像走行速度で除算して得られる除算値を、前記映像データのフレームレートに乗算して得られるデコード速度を指定することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。 - 前記デコード速度指定部は、
前記移動体の現在位置に対応する映像を解析して前記映像走行速度を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。 - 前記デコード速度指定部は、
前記移動体の現在の加速度に基づき、前記映像データのデコード速度を指定することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。 - 前記デコード速度指定部は、
前記走行ルートにおける走行曲線に基づき、前記映像データのデコード速度を指定することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。 - 前記映像データ記憶部は、
ハイスピードカメラで撮影された映像データを記憶していることを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。 - 走行ルートを走行する移動体に搭載される映像処理装置であって、
前記走行ルートの走行によって前記走行ルートの近景が移動していく状況が表される近景映像の映像データと、前記走行ルートの走行によって前記走行ルートの遠景が移動していく状況が表される遠景映像の映像データとを記憶する映像データ記憶部と、
前記近景映像を解析して前記近景映像における走行速度を近景映像走行速度として算出し、算出した近景映像走行速度と前記移動体の現在の走行速度とに基づき、前記近景映像の映像データのデコード速度を指定し、前記遠景映像を解析して前記遠景映像における走行速度を遠景映像走行速度として算出し、算出した遠景映像走行速度と前記移動体の現在の走行速度とに基づき、前記遠景映像の映像データのデコード速度を指定するデコード速度指定部と、
前記デコード速度指定部により前記近景映像の映像データに対して指定されたデコード速度にて前記近景映像の映像データのデコードを行い、前記デコード速度指定部により前記遠景映像の映像データに対して指定されたデコード速度にて前記遠景映像の映像データのデコードを行うデコード処理部とを有することを特徴とする映像処理装置。 - 前記デコード速度指定部は、
前記移動体の現在の走行速度が前記近景映像走行速度よりも速ければ、前記近景映像の映像データのフレームレートよりも速いデコード速度を前記近景映像の映像データに対して指定し、
前記移動体の現在の走行速度が前記近景映像走行速度よりも遅ければ、前記近景映像の映像データのフレームレートよりも遅いデコード速度を前記近景映像の映像データに対して指定し、
前記移動体の現在の走行速度が前記近景映像走行速度と同じであれば、前記近景映像の映像データのフレームレートに一致するデコード速度を前記近景映像の映像データに対して指定し、
前記移動体の現在の走行速度が前記遠景映像走行速度よりも速ければ、前記遠景映像の映像データのフレームレートよりも速いデコード速度を前記遠景映像の映像データに対して指定し、
前記移動体の現在の走行速度が前記遠景映像走行速度よりも遅ければ、前記遠景映像の映像データのフレームレートよりも遅いデコード速度を前記遠景映像の映像データに対して指定し、
前記移動体の現在の走行速度が前記遠景映像走行速度と同じであれば、前記遠景映像の映像データのフレームレートに一致するデコード速度を前記遠景映像の映像データに対して指定することを特徴とする請求項8に記載の映像処理装置。 - 前記デコード速度指定部は、
前記移動体の現在位置に対応する近景映像を解析して前記近景映像走行速度を算出し、
前記移動体の現在位置に対応する遠景映像を解析して前記遠景映像走行速度を算出することを特徴とする請求項8に記載の映像処理装置。 - 前記映像データ記憶部は、
前記遠景映像の映像データよりも高いフレームレートの近景映像の映像データを記憶していることを特徴とする請求項8に記載の映像処理装置。 - 前記映像データ記憶部は、
ハイスピードカメラで撮影された近景映像の映像データを記憶していることを特徴とする請求項8に記載の映像処理装置。 - 前記映像処理装置は、更に、
前記デコード処理部によりデコードされた後の近景映像と遠景映像とを合成して、前記走行ルートの周囲の風景が移動していく状況が表される映像を生成する映像合成部と、
前記映像合成部により生成された映像を表示する表示部とを有することを特徴とする請求項8に記載の映像処理装置。 - 走行ルートを走行する移動体に搭載され、
前記走行ルートの走行によって前記走行ルートの周囲の風景が移動していく状況が表される映像の映像データを記憶しているコンピュータに、
前記映像を解析して前記映像における走行速度を映像走行速度として算出し、算出した映像走行速度と前記移動体の現在の走行速度とに基づき、前記映像データのデコード速度を指定するデコード速度指定処理と、
前記デコード速度指定処理により指定されたデコード速度にて前記映像データのデコードを行うデコード処理とを実行させることを特徴とするプログラム。 - 走行ルートを走行する移動体に搭載され、
前記走行ルートの走行によって前記走行ルートの近景が移動していく状況が表される近景映像の映像データと、前記走行ルートの走行によって前記走行ルートの遠景が移動していく状況が表される遠景映像の映像データとを記憶しているコンピュータに、
前記近景映像を解析して前記近景映像における走行速度を近景映像走行速度として算出し、算出した近景映像走行速度と前記移動体の現在の走行速度とに基づき、前記近景映像の映像データのデコード速度を指定し、前記遠景映像を解析して前記遠景映像における走行速度を遠景映像走行速度として算出し、算出した遠景映像走行速度と前記移動体の現在の走行速度とに基づき、前記遠景映像の映像データのデコード速度を指定するデコード速度指定処理と、
前記デコード速度指定処理により前記近景映像の映像データに対して指定されたデコード速度にて前記近景映像の映像データのデコードを行い、前記デコード速度指定処理により前記遠景映像の映像データに対して指定されたデコード速度にて前記遠景映像の映像データのデコードを行うデコード処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013252708A JP6399745B2 (ja) | 2013-12-06 | 2013-12-06 | 映像処理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013252708A JP6399745B2 (ja) | 2013-12-06 | 2013-12-06 | 映像処理装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015111178A true JP2015111178A (ja) | 2015-06-18 |
JP6399745B2 JP6399745B2 (ja) | 2018-10-03 |
Family
ID=53526036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013252708A Active JP6399745B2 (ja) | 2013-12-06 | 2013-12-06 | 映像処理装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6399745B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020515886A (ja) * | 2017-03-17 | 2020-05-28 | ソニー株式会社 | 車両内に仮想環境を生成する表示制御システムおよび方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1083465A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 仮想空間表示装置、仮想空間編集装置、及び仮想空間編集表示装置 |
JP2001054066A (ja) * | 1999-08-11 | 2001-02-23 | Toshiba Corp | 復号化装置および画像表示システム並びに画像表示方法 |
JP3094921U (ja) * | 2002-12-26 | 2003-07-11 | 株式会社豊田中央研究所 | 運転模擬装置 |
JP2004020223A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 車載用画像表示装置および車載用画像表示方法 |
JP2007052719A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Adc Technology Kk | 車載用画像表示装置 |
JP2007221535A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Pioneer Electronic Corp | データ処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 |
JP2008128820A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Rohm Co Ltd | カーナビゲーション装置 |
JP2009093076A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Mitsubishi Electric Corp | 列車内画像表示システム |
JP2011097988A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Pioneer Electronic Corp | トレーニング支援装置 |
JP2013134225A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Nomura Research Institute Ltd | ナビゲーション装置、システム、方法及びコンピュータプログラム |
-
2013
- 2013-12-06 JP JP2013252708A patent/JP6399745B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1083465A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 仮想空間表示装置、仮想空間編集装置、及び仮想空間編集表示装置 |
JP2001054066A (ja) * | 1999-08-11 | 2001-02-23 | Toshiba Corp | 復号化装置および画像表示システム並びに画像表示方法 |
JP2004020223A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 車載用画像表示装置および車載用画像表示方法 |
JP3094921U (ja) * | 2002-12-26 | 2003-07-11 | 株式会社豊田中央研究所 | 運転模擬装置 |
JP2007052719A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Adc Technology Kk | 車載用画像表示装置 |
JP2007221535A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Pioneer Electronic Corp | データ処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 |
JP2008128820A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Rohm Co Ltd | カーナビゲーション装置 |
JP2009093076A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Mitsubishi Electric Corp | 列車内画像表示システム |
JP2011097988A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Pioneer Electronic Corp | トレーニング支援装置 |
JP2013134225A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Nomura Research Institute Ltd | ナビゲーション装置、システム、方法及びコンピュータプログラム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020515886A (ja) * | 2017-03-17 | 2020-05-28 | ソニー株式会社 | 車両内に仮想環境を生成する表示制御システムおよび方法 |
US11388482B2 (en) | 2017-03-17 | 2022-07-12 | Sony Corporation | Display control system and method to generate a virtual environment in a vehicle |
JP7143853B2 (ja) | 2017-03-17 | 2022-09-29 | ソニーグループ株式会社 | 車両内に仮想環境を生成する表示制御システムおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6399745B2 (ja) | 2018-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN113474825B (zh) | 用于在移动平台上提供沉浸式扩展现实体验的方法和装置 | |
EP3244591B1 (en) | System and method for providing augmented virtual reality content in autonomous vehicles | |
US7612777B2 (en) | Animation generating apparatus, animation generating method, and animation generating program | |
US11698268B2 (en) | Street-level guidance via route path | |
US9508002B2 (en) | Generating cinematic flyby sequences following paths and GPS tracks | |
JP5798392B2 (ja) | 駐車支援装置 | |
US20150178972A1 (en) | Animated Visualization of GPS Data in a GIS System | |
TWI676784B (zh) | 用以呈現精簡導航呈現畫面之方法及非暫時性機器可讀媒體 | |
JP2008018853A (ja) | 情報記録装置、情報記録方法およびプログラム | |
JP2016134009A (ja) | 3次元地図表示システム | |
JP6039525B2 (ja) | ヘッドマウントディスプレイ及びその制御方法、並びにヘッドマウントディスプレイを制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 | |
JPWO2007142084A1 (ja) | ナビゲーション装置 | |
US11150102B2 (en) | Virtual-space-image providing device and program for providing virtual space image | |
JP6399745B2 (ja) | 映像処理装置及びプログラム | |
WO2016072019A1 (ja) | 表示制御装置 | |
JP4533191B2 (ja) | 三次元地図表示装置および三次元地図表示プログラム | |
WO2010137104A1 (ja) | 映像処理装置、映像処理方法、及び映像処理プログラム | |
KR100768667B1 (ko) | 네비게이션 시스템에서의 배경 하늘 디스플레이 방법 및 그장치 | |
JP7268481B2 (ja) | 情報処理装置、自律走行車両、情報処理方法及びプログラム | |
JP6214798B1 (ja) | 支援画像表示装置、支援画像表示方法及び支援画像表示プログラム | |
JPWO2011121788A1 (ja) | ナビゲーション装置、情報表示装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラムおよび記録媒体 | |
JP5660573B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2012233904A (ja) | 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体 | |
JP2023123642A (ja) | 画像制御プログラム、画像制御装置及び画像制御方法 | |
JP2023078020A (ja) | 遠隔操縦装置、遠隔操縦方法、及び遠隔操縦プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171003 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180403 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180904 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6399745 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |