JP2015106261A - 商品販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】小計後に小計値引き処理を実行することで、操作性が良く、かつ顧客のニーズに応える機能を提供することができる商品販売データ処理装置およびプログラムを提供する。【解決手段】商品販売データ処理装置は、買上商品にかかるデータの入力部からの入力に応じて得られる小計金額を含む販売データを記憶部に格納する売上登録処理を実行する売上登録手段と、前記売上登録処理に際して、前記小計金額から値引金額を値引く値引指示を受け付ける値引受付手段と、前記値引受付手段が受け付けた前記値引指示を一時的に記憶する値引指示記憶手段と、一客の取引の合計出力を指示する小計キーの操作を受けて、前記記憶部に格納された前記販売データから得られる前記小計金額から前記値引指示にかかる前記値引金額を値引いた請求金額を算出する算出手段と、を備える。【選択図】図13

Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。
いわゆるPOS(Point Of Sales)端末などの商品販売データ処理装置は、販売する商品、単価、及び数量を記憶装置に登録し、合計金額を計算する商品販売データ処理を実行する。また、商品販売データ処理装置は、特定の特売商品に対して定価から指定された割引率にて割り引いたり、定価から指定された値引額を値引いたりして販売価格を計算する機能を有している。
さらに、商品販売データ処理装置は、ある期間内だけ一取引に対して一定の値引を実施する小計値引処理機能を有している。このように小計値引処理を実施する場合、商品販売データ処理装置を操作するオペレータは、小計値引処理を行うことを宣言するための小計値引キーを取引ごとに操作することになる。このような小計値引処理機能は、商品販売データ処理中においてはいつでも実施可能となっている。
しかしながら、従来の商品販売データ処理装置によれば、商品販売データ処理の途中で小計値引キーが操作された場合、小計値引キーの操作の前後における処理が分断されてしまう、という問題がある。一例としては、関連商品のセット割引を自動計算できるM&M(ミックスアンドマッチ)機能において、小計値引キーの操作の前後で登録された関連商品の組合せが分断されてしまってM&Mが成立しない、という問題がある。すなわち、商品販売データ処理における商品の登録順番によってM&Mが成立しセット値引きされる取引と、M&Mが成立しないためにセット値引きされない取引が発生してしまうことになる。
本発明が解決しようとする課題は、小計後に小計値引き処理を実行することで、操作性が良く、かつ顧客のニーズに応える機能を提供することができる商品販売データ処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の商品販売データ処理装置は、買上商品にかかるデータの入力部からの入力に応じて得られる小計金額を含む販売データを記憶部に格納する売上登録処理を実行する売上登録手段と、前記売上登録処理に際して、前記小計金額から値引金額を値引く値引指示を受け付ける値引受付手段と、前記値引受付手段が受け付けた前記値引指示を一時的に記憶する値引指示記憶手段と、一客の取引の合計出力を指示する小計キーの操作を受けて、前記記憶部に格納された前記販売データから得られる前記小計金額から前記値引指示にかかる前記値引金額を値引いた請求金額を算出する算出手段と、を備える。
図1は、実施形態にかかるPOS端末の外観斜視図である。 図2は、値引チケットの一例を示す平面図である。 図3は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、商品マスタファイルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図5は、トランザクションファイルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図6は、まとめ値引情報設定ファイルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7は、まとめ値引情報登録テーブルのデータ構成の一例を示す模式図である。 図8は、M&M商品エリアのデータ構成の一例を示す模式図である。 図9は、小計値引処理を含む商品販売データ処理にかかる機能ブロック図である。 図10は、小計値引処理を含む商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、登録明細画面の一例を示す正面図である。 図12は、小計キー処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、レシートの一例を示す平面図である。 図14は、ジャーナルの一例を示す平面図である。
以下、商品販売データ処理装置およびプログラムの一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態は、客が買上げる商品の販売データを記憶部に売上登録処理するとともに、異なる商品を予め指定された組合わせで買上げたとき値引をするM&M値引を処理し、レシートの印字,発行等を行うPOS(Point Of Sales)端末を商品販売データ処理装置として適用した例について説明する。
図1は、実施形態にかかるPOS端末100の外観斜視図である。図1に示すように、POS端末100は、商品販売データや合計金額データ等を表示するためのタッチパネル付ディスプレイであるオペレータ用表示器201及び客用表示器202と、買上商品の商品コードなどを入力する入力部としてキーボード203とを備えている。
また、POS端末100は、商品に貼付されるバーコードや後述する値引チケットX(図2参照)に印刷された小計値引バーコードBCを読み取って買上商品にかかるデータの入力部として機能するバーコードスキャナ205と、レシート用紙及びジャーナル用紙に取引内容を印字しかつレシートを発行させるための印字部であるプリンタ206とを備えている。なお、バーコードスキャナ205は、バーコードを読み取るものに限るものではなく、二次元コードなどのコードシンボルを読み取るものであればよい。
また、キーボード203は、商品販売個数,客からの預かり金額等の数値データを入力するための置数キーの他、一客の取引の合計出力を指示する小計キー、一客の取引終了を宣言する締めキー等を設けたものである。なお、キーボード203に配設される各種キーは、タッチパネル付ディスプレイであるオペレータ用表示器201に表示するようにしても良い。
また、POS端末100は、店全体の売上管理を行うストアコントローラ300にネットワーク301を通じて接続されている。ストアコントローラ300は、各POS端末100で売上登録された商品販売データを収集し集計して、日計レポート,週計レポート等の売上集計レポートを出力するように構成されている。ストアコントローラ300はPOS端末100の商品マスタファイルF2(図3参照)と同期した商品に関する情報を記憶する商品マスタファイルF1等を有しており、ストアコントローラ300に格納された商品マスタファイルF1に対する変更があった都度、変更箇所または全部の情報が接続されているPOS端末100に配信される。
さらに、POS端末100は、金銭を格納するドロワ(不図示)などの付属装置を接続することができる。
ここで、値引チケットについて説明する。図2は、値引チケットXの一例を示す平面図である。図2に示すように、値引チケットXには、ある期間内だけ一取引に対して一定の値引を実施する小計値引処理機能にかかる小計値引バーコードBCが印刷されている。小計値引バーコードBCにおける小計値引データのフォーマットは、下記に示すような13桁である。
C/D
:フラグ(2桁)処理タイプ「小計値引バーコード」を使用
:値引ナンバー(1桁)
:未使用部分(5桁)
:値引金額(4桁)
C/D:チェックデジット(1桁)
図3は、POS端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、POS端末100は、制御部であるCPU(Central Processing Unit)200を備えている。POS端末100は、CPU200に対してバスライン207を介して、ROM(Read Only Memory)208及びRAM(Random Access Memory)209の各メモリと、日時を計時する時計回路210と、を接続している。
また、POS端末100は、CPU200に対してバスライン207を介して、ストアコントローラ300との間でネットワーク301を通じて行なわれるデータの送受信を制御する通信インタフェース211と、キーボード203から入力されるキー信号を取込むキーボードコントローラ212と、各表示器201,202の表示動作を制御する表示コントローラ213と、プリンタ206の印字動作を制御するプリンタコントローラ214と、バーコードスキャナ205にて読取られたバーコードデータを入力するスキャナインタフェース215と、を接続している。
さらに、POS端末100は、CPU200に対してバスライン207を介して、モードスイッチ216からの信号が入力されるとともに現金等を収容するためのドロワ(不図示)を開放動作させるドロワ開放装置217に駆動信号を出力するI/Oポート218を接続している。
加えて、POS端末100は、CPU200に対してバスライン207を介して、ハードディスクないしフラッシュROMなどの不揮発性記憶装置であってアプリケーションプログラムや各種ファイルを書き換え自在に記憶する記憶部である補助記憶装置204を接続している。
補助記憶装置204は、商品ごとの単価や商品名称などの商品情報を格納する商品マスタファイルF1と同期した商品マスタファイルF2と、一取引の内容を格納するトランザクションファイルF3と、を格納する。また、補助記憶装置204は、M&M値引にかかる、まとめ値引情報設定ファイルF4およびまとめ値引情報登録テーブルT1を格納する。
図4は、商品マスタファイルF1,F2のデータ構成の一例を示す模式図である。図4に示すように、商品マスタファイルF1,F2は、商品毎に固有に割り当てられる「商品コード」と、商品の名称である「名称」と、商品の定番価格である「単価」と、販売部門を示す「部門」と、「M&M販売コード」とを格納する。「M&M販売コード」は、M&M値引対象の商品グループにそれぞれ割当てられたコードであり、コード“00”はセット値引対象外の商品であることを示している。
各データの例は、商品コードが「4000000001234」、名称が「商品A 250ml」、単価が「100」、部門が「5010」、M&M販売コードが「00」である。
図5は、トランザクションファイルF3のデータ構成の一例を示す模式図である。図5に示すように、トランザクションファイルF3は、一取引ごとに、「商品コード」と、「名称」と、「単価」と、販売する数量を示す「数量」とを含む販売データを格納する。
各データの例は、商品コードが「4000000001234」、名称が「商品A 250ml」、単価が「100」、数量が「6」である。
図6は、まとめ値引情報設定ファイルF4のデータ構成の一例を示す模式図である。図6に示すように、まとめ値引情報設定ファイルF4は、M&M値引対象の各商品グループ毎にそのグループ名称(M&M名称)、値引成立個数及び値引金額の各データを該当するM&M販売コードに対応して予め設定記憶したものである。
図7は、まとめ値引情報登録テーブルT1のデータ構成の一例を示す模式図である。図7に示すように、まとめ値引情報登録テーブルT1は、M&M販売コードエリアA1、M&M名称エリアA2、成立個数エリアA3、値引金額エリアA4、M&M商品エリアA5、買上個数nのカウントエリアA6の各エリアが設けられている。
ここで、M&M商品エリアA5は、該当するM&M値引対象の全商品に関する情報を、図8に示すようにステータスデータA51、商品コードA52及び商品名称A53からなるレコードとして複数格納するエリアである。因みに、ステータスデータ“0”は該当商品が未登録であることを示し、“1”は登録済みであることを示す。
加えて、RAM209には、図3に示すように、買上金額合計器209A、値引金額合計器209B、小計値引金額合計器209Cが形成される。買上金額合計器209Aは、客の買上商品の合計金額データを記憶するエリアである。値引金額合計器209Bは、M&M値引成立によって発生した値引金額データを記憶するエリアである。小計値引金額合計器209Cは、後述するバーコードスキャナ205による客が持参した値引チケットXに付された小計値引バーコードBCの読み取りによって発生した小計値引データを記憶するエリアである。
なお、POS端末100のCPU200を動作させるアプリケーションプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、POS端末100のCPU200を動作させるアプリケーションプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、POS端末100のCPU200を動作させるアプリケーションプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
次に、POS端末100の補助記憶装置204に格納されたアプリケーションプログラムがCPU200に実行させる機能について説明する。なお、本実施形態においては、従来のPOS端末100によって行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省略する。
ここでは、本実施形態のPOS端末100の有する特長的な機能である小計値引処理を含む商品販売データ処理について説明する。
ここで、図9はPOS端末100における小計値引処理を含む商品販売データ処理にかかる機能ブロック図である。図9に示すように、POS端末100のCPU200で実行されるアプリケーションプログラムは、売上登録手段11と、値引受付手段12と、値引指示記憶手段13と、算出手段14と、まとめ値引処理手段15と、印字手段16と、を含むモジュール構成となっている。CPU200は、補助記憶装置204からアプリケーションプログラムを読み出して、上記各部をRAM209にロードする。これにより、売上登録手段11と、値引受付手段12と、値引指示記憶手段13と、算出手段14と、まとめ値引処理手段15と、印字手段16と、がRAM209上に生成される。
売上登録手段11は、キーボード203やバーコードスキャナ205からの買上商品にかかるデータ入力に応じて得られる小計金額を含む販売データを補助記憶装置204のトランザクションファイルF3に格納する売上登録処理を実行する。
値引受付手段12は、売上登録処理に際して、小計金額から値引金額を値引く値引指示を受け付ける。例えば、値引受付手段12は、バーコードスキャナ205におけるバーコードの読取りによって得られるものであって値引金額または値引金額の算出基準となる割引率を少なくとも含む小計値引データを、値引指示として受け付ける。また、値引受付手段12は、小計値引データに基づく値引金額または値引金額の算出基準となる割引率をオペレータ用表示器201及び客用表示器202に表示する。
値引指示記憶手段13は、値引受付手段12による値引指示を一時的に記憶する。
算出手段14は、一客の取引の合計出力を指示する小計キーの操作を受けて、補助記憶装置204のトランザクションファイルF3に格納された販売データから一客の取引の合計である小計金額を算出し、当該小計金額から値引指示にかかる値引金額を値引いた請求金額を算出する。
まとめ値引処理手段15は、売上登録処理に際して、キーボード203やバーコードスキャナ205からデータ入力された買上商品が予め設定されたまとめ値引対象商品であって、かつ、まとめ値引が成立した場合に、小計金額に対しての値引処理を行う。
印字手段16は、補助記憶装置204のトランザクションファイルF3に記憶された販売データおよび値引金額を取引内容として印字するとともに、小計値引データを値引金額に関連付けて印字するジャーナル印字を実行する。
次に、POS端末100における小計値引処理を含む商品販売データ処理の流れについて、図10のフローチャートを参照して説明する。
図10に示すように、POS端末100のCPU200(売上登録手段11)は、バーコードスキャナ205により客の買上商品に付された商品コードのバーコードが読み取られて商品コードが入力されたことを検出すると(ステップS1のYes)、商品マスタファイルF2を参照して入力された商品コードに対応する商品名称,単価及びM&M販売コードのレコードを読み出す(ステップS2)。
次いで、POS端末100のCPU200(売上登録手段11)は、読み出したレコードにしたがって売上登録処理を実行し、商品名称,販売個数,単価及び販売金額の各データをオペレータ用表示器201及び客用表示器202に表示させる(ステップS3)。また、POS端末100のCPU200(売上登録手段11)は、買上金額合計器209Aに商品の売上金額を加算処理する(ステップS4)。
なお、買上金額合計器209A、値引金額合計器209B、小計値引金額合計器209Cは、一客の最初の商品登録に応動してクリアされる。また、まとめ値引情報登録テーブルT1も、一客の最初の商品登録に応動してM&M販売コードエリアA1の全データがテーブルエンドを示す“99”となり,M&M名称エリアA2,値引成立個数エリアA3,値引金額エリアA4及びM&M商品エリアA5がクリアされ、カウントエリアA6の買上個数nが“0”にリセットされる。
次に、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、商品マスタファイルF2から読出したM&M販売コードを調べて、買上商品が予め設定されたM&M値引対象商品か否かを判別する(ステップS5)。そして、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、M&M販売コードが“00”であり、M&M販売対象外の商品であることを検出した場合には(ステップS5のNo)、ステップS1の処理に戻る。
これに対し、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、M&M販売コードが“00”以外の場合には、M&M販売対象商品の売上登録なので(ステップS5のYes)、当該M&M販売コードを検索キーとしてまとめ値引情報登録テーブルT1のM&M販売コード=“99”のレコードを全て検索する(ステップS6)。
そして、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、同一のM&M販売コードのレコードが存在しない場合には、M&M販売対象商品の最初の売上登録なので(ステップS6のNo)、まとめ値引情報登録テーブルT1のM&M販売コード=“99”の先頭レコードのM&M販売コードを検索キーとしたM&M販売コードに更新するとともに、まとめ値引情報登録テーブルT1を参照して当該M&M販売コードに対応するM&M名称,値引成立個数及び値引金額の各データを読出して、まとめ値引情報登録テーブルT1の該当レコードの各エリアA2〜A4にそれぞれ登録する(ステップS7)。
さらに、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、商品マスタファイルF2を参照して検索キーとしたM&M販売コードが設定された商品情報の商品コード及び商品名称を全て抽出し、まとめ値引情報登録テーブルT1の該当レコードのM&M商品エリアA5に登録するとともに(ステップS8)、ステータスデータを“0”とする(ステップS9)。
しかる後、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、同レコードのカウントエリアA6の買上個数nを“1”にしたならば(ステップS10)、ステップS1の処理に戻る。
一方、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、同一のM&M販売コードのレコードが存在する場合には、M&M販売対象商品の2点目以降の売上登録なので(ステップS6のYes)、該当レコードのM&M商品エリアA5をサーチし、入力された商品コードに対応するステータスデータを調べる(ステップS11)。そして、当該ステータスデータが“1”の場合には(ステップS11のNo)、すでに登録済みのM&M値引対象商品の登録なので、ステップS1の処理に戻る。
これに対し、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、当該ステータスデータが“0”の場合には(ステップS11のYes)、未登録のM&M値引対象商品の登録なので、そのステータスデータを“1”にするとともに(ステップS12)、該当レコードのカウントエリアA6の買上個数nを「+1」だけカウントアップする(ステップS13)。
次に、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、該当レコードの値引成立個数エリアA3のデータとカウントエリアA6のデータとを比較することにより、M&M値引が成立するか否かを判断する(ステップS14)。
POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、両データが一致しない場合にはM&M値引が不成立なので(ステップS14のNo)、ステップS1の処理に戻る。
これに対し、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、両データが一致する場合にはM&M値引が成立したので(ステップS14のYes)、まとめ値引情報登録テーブルT1の該当レコードの値引金額データを値引金額合計器209Bに加算処理する(ステップS15)。
また、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、まとめ値引情報登録テーブルT1の該当レコードのM&M販売コードを“00”に更新して(ステップS16)、ステップS1の処理に戻る。
一方、POS端末100のCPU200(値引受付手段12、値引指示記憶手段13)は、アイドル中、もしくは商品登録中に、バーコードスキャナ205により客が持参した値引チケットXに付された小計値引バーコードBCが読み取られて小計値引データが入力されたことを検出すると(ステップS17のYes)、小計値引データを解析して値引ナンバー及び値引金額などの小計値引データを読み出し、読み出した小計値引データを小計値引金額合計器209Cに加算処理する(ステップS18)。
なお、小計値引バーコードの読取りに際しては、乗算登録(前乗算あるいは後乗算)が可能である。
そして、POS端末100のCPU200(値引受付手段12、値引指示記憶手段13)は、読み出した小計値引データに基づく値引名称及び値引金額をオペレータ用表示器201に表示された登録明細画面のカレントエリアに表示する(ステップS19)。
ここで、図11はオペレータ用表示器201に表示された登録明細画面P1の一例を示す正面図である。図11に示すように、オペレータ用表示器201に表示された登録明細画面P1のカレントエリアCAには、値引名称(値引チケット)及び値引金額(−50円)が表示されている。なお、読み出した小計値引データは、登録明細画面P1の商品明細エリアDAには表示されないものとする。さらに、小計値引バーコードの直前取消、指定取消、遡り訂正は出来ないものとする。
加えて、POS端末100のCPU200(値引受付手段12、値引指示記憶手段13)は、客用表示器202に表示された画面の顧客情報エリア(図示せず)に「小計値引 −500円」を表示し(ステップS20)、ステップS1の処理に戻る。なお、この時点では小計値引は成立してはいない。
一方、POS端末100のCPU200(売上登録手段11)は、商品コードの入力が検出されず(ステップS1のNo)、小計値引バーコードの入力が検出されず(ステップS17のNo)、小計キー入力を検出した場合には(ステップS21のYes)、小計キー処理を実行する(ステップS22)。
ここで、図12は小計キー処理の流れを示すフローチャートである。図12に示すように、POS端末100のCPU200(算出手段14)は、買上金額合計器209Aの合計金額データから値引金額合計器209Bの値引金額データおよび小計値引金額合計器209Cの小計値引データを減じることにより小計金額を算出する(ステップS31)。
すなわち、本実施形態においては、小計キーの押下後に、バーコードスキャンされた小計値引バーコードの小計値引データに基づく小計値引が成立することになる。
そして、POS端末100のCPU200(売上登録手段11)は、この小計金額データを両表示器201,202に表示させる(ステップS32)。
次に、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、まとめ値引情報登録テーブルT1の各レコードを1レコードずつ順次抽出する(ステップS33)。そして、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、先ず抽出したレコードのM&M販売コードを調べ、“99”であればテーブルエンドなので(ステップS34のYes)、この小計キー処理を終了する。
また、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、テーブルエンドではなく(ステップS34のNo)、M&M販売コードが“00”の場合には(ステップS35のYes)、M&M販売対象商品の買上げによるM&M販売が成立したレコードなので、ステップS33に戻って次のレコードを抽出して同様に処理する。
一方、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、テーブルエンドではなく(ステップS34のNo)、M&M販売コードが“99”若しくは“00”以外の場合には(ステップS35のNo)、M&M販売対象商品が買上げられたがその対象商品によるM&M販売が成立していないレコードなので、当該レコードの値引成立個数から買上個数を減じることによってM&M値引が成立するのに不足している個数Aを求める(ステップS36)。
そして、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、その不足個数Aが「1」の場合のみ(ステップS37のYes)、オペレータ用表示器201に当該レコードのM&M名称と、M&M商品エリアA5のなかでステータスデータが“0”、つまり未登録の商品の単品名称と、値引金額とを表示出力する(ステップS38)。
しかる後、POS端末100のCPU200(まとめ値引処理手段15)は、ステップS33に戻って次のレコードを抽出して同様に処理する。
以上のようにして小計キー処理(ステップS22)が終了すると、POS端末100のCPU200(売上登録手段11、印字手段16)は、図10に示すように客から商品代金を受け取って決済処理を実行し(ステップS23)、印字処理を実行する(ステップS24)。
ステップS24の印字処理においては、プリンタ206によってレシート用紙に取引内容を印字してレシートを発行するレシート印字、およびプリンタ206によってジャーナル用紙に取引内容を印字するジャーナル印字を実行する。
ここで、図13は発行されたレシートRの一例を示す平面図である。図13に示すレシートRは、小計値引があった場合に印字発行されたものであって、商品データ(図13のa部分),小計値引対象金額および小計値引額(図13のb部分)、合計などを記載している。
ここで、図14は発行されたジャーナルJの一例を示す平面図である。図14に示すように、ジャーナルJは、小計値引バーコードから読み取られた小計値引データcが印字されている点で、レシートRとは異なるものとなっている。
このように、実施形態のPOS端末100によれば、買上商品にかかるデータの入力部からの入力に応じて得られる小計金額を含む販売データを記憶部に格納する売上登録処理に際して、小計金額から値引金額を値引く値引指示を受け付けた場合には当該値引指示を一時的に記憶しておき、小計キーの操作を受けて、記憶部に格納された販売データから一客の取引の合計である小計金額から値引指示にかかる値引金額を値引いた請求金額を算出する。これにより、小計値引の成立を、小計値引が入力されたタイミングではなく、小計キー押下のタイミングにしたので、小計後に小計値引き処理が実行されることになり、操作性が良く、かつ顧客のニーズに応える機能を提供することができる。
特に、小計値引成立タイミングを変更することにより、小計値引バーコード登録の前後で登録された商品同士ならばM&Mが成立可能となり、商品の登録順番による値引実施のあり/なしが発生しなくなる。
なお、本実施形態においては、小計金額より所定の値引額を値引く定額値引について説明したが、これに限るものではなく、小計金額に対して所定の割引率を乗じた額を当該小計金額より値引くパーセント値引であっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 売上登録手段
12 値引受付手段
13 値引指示記憶手段
14 算出手段
15 まとめ値引処理手段
16 印字手段
100 商品販売データ処理装置
特開2013−54443号公報

Claims (6)

  1. 買上商品にかかるデータの入力部からの入力に応じて得られる小計金額を含む販売データを記憶部に格納する売上登録処理を実行する売上登録手段と、
    前記売上登録処理に際して、前記小計金額から値引金額を値引く値引指示を受け付ける値引受付手段と、
    前記値引受付手段が受け付けた前記値引指示を一時的に記憶する値引指示記憶手段と、
    一客の取引の合計出力を指示する小計キーの操作を受けて、前記記憶部に格納された前記販売データから得られる前記小計金額から前記値引指示にかかる前記値引金額を値引いた請求金額を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記売上登録処理に際して、前記入力部からデータ入力された買上商品が予め設定されたまとめ値引対象商品であって、かつ、まとめ値引が成立した場合に、前記小計金額に対しての値引処理を行うまとめ値引処理手段を更に備え、
    前記算出手段は、まとめ値引が成立している場合には、前記小計金額から値引処理を行った金額から前記値引指示にかかる前記値引金額を値引く、
    ことを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記値引受付手段は、前記入力部におけるバーコードの読取りによって得られるものであって前記値引金額または前記値引金額の算出基準となる割引率を少なくとも含む小計値引データを、前記値引指示として受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記値引受付手段は、前記小計値引データに基づく前記値引金額または前記値引金額の算出基準となる割引率を表示器に表示する、
    ことを特徴とする請求項3記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記記憶部に記憶された販売データおよび前記値引金額を取引内容として印字するとともに、前記小計値引データを前記値引金額に関連付けて印字するジャーナル印字を実行する印字手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項3記載の商品販売データ処理装置。
  6. コンピュータを、
    買上商品にかかるデータの入力部からの入力に応じて得られる小計金額を含む販売データを記憶部に格納する売上登録処理を実行する売上登録手段と、
    前記売上登録処理に際して、前記小計金額から値引金額を値引く値引指示を受け付ける値引受付手段と、
    前記値引受付手段が受け付けた前記値引指示を一時的に記憶する値引指示記憶手段と、
    一客の取引の合計出力を指示する小計キーの操作を受けて、前記記憶部に格納された前記販売データから得られる前記小計金額から前記値引指示にかかる前記値引金額を値引いた請求金額を算出する算出手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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