JP2015104506A - 流体吸排装置、及びカテーテルシステム - Google Patents

流体吸排装置、及びカテーテルシステム Download PDF

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Abstract

【課題】バルーンを拡張・収縮させる際の操作性が良好で、バルーンが過剰に拡張することを防止ないし抑制することが可能な流体吸排装置及びカテーテルシステムの提供。【解決手段】流体吸排装置5は、バルーンカテーテル3に接続された際に、カテーテルシャフト11内のルーメン31Aを介してバルーン13の内部に連通する領域であり、内部に流体を収容する流体収容領域37A,37B,37C,41,42と、利用者によって操作される部分であり、第一の操作がなされた場合には流体収容領域41の容積を増大させ、第二の操作がなされた場合には流体収容領域41の容積を減少させる操作部23と、流体収容領域42の内圧に応じて作動する部分であり、内圧が上昇した場合には流体収容領域42の容積を増大させ、内圧が低下した場合には流体収容領域42の容積を減少させる緩衝部25とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、流体吸排装置、及びカテーテルシステムに関する。
従来、血管内の局所に薬剤を投与する際に、バルーンカテーテルを使用して薬剤の投与対象箇所付近の血流を遮断し、投与した薬剤が流失するのを抑制することで、薬効を高める技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、この種のバルーンカテーテルは、血管の狭窄部を拡張する場合、あるいは、そのような狭窄部にステントを留置する場合などにも利用されている。
特開2005−152317号公報
ところで、従来、上記のようなバルーンカテーテルが備えるバルーンを拡張させる際には、例えば、カテーテルシャフトの近位端側にシリンジを接続し、シリンジ内に配置されたプランジャを所定量だけ押圧する、といった操作が行われている。
しかし、バルーンを拡張させる際のプランジャの操作量(移動量)やプランジャの操作に必要な力を、バランスよく最適化することは容易ではない。例えば、シリンジの内径が大きくなるほど、同等な量の流体を排出するために必要となるプランジャの操作量は小さくなるので、プランジャの操作量が僅かに増えるだけでもバルーンが過剰に拡張してしまう傾向が強くなる。そのため、バルーンを適切に拡張させるには、プランジャの操作量を厳密に微調整せざるを得なくなり、プランジャの操作性が著しく悪くなる。
こうした問題に対し、シリンジの内径を相応に小さくすれば、同等な量の流体を排出するために必要となるプランジャの操作量は大きくなる。しかし、この場合は、プランジャの端面の面積が小さくなるので、プランジャの端面の面積がより大きい場合に比べ、プランジャに作用させる力がより弱くても、プランジャを動かすことができるようになってしまう。そのため、何らかの事情で(例えば誤って)プランジャを強く押してしまったような場合には、予期した以上にプランジャが動いてしまうおそれがあり、この場合も、バルーンを過剰に拡張させてしまうことになる。
つまり、従来技術では、シリンジの内径を大きめにするとプランジャの操作量を微調整することが難しくなるという問題がある一方、シリンジの内径を小さめにするとプランジャが過剰に動きやすくなってしまうという問題があった。
以下に説明する技術は、上述のような課題を解決しようとするものであり、その目的の一つは、バルーンを拡張・収縮させる際の操作性が良好で、バルーンが過剰に拡張することを防止ないし抑制することが可能な流体吸排装置と、そのような流体吸排装置を備えたカテーテルシステムを提供することにある。
以下に説明する流体吸排装置は、バルーンカテーテルが有するカテーテルシャフトの近位端側に接続され、利用者の操作に応じて流体を排出及び吸入可能で、前記流体を排出した際には前記カテーテルシャフトの遠位端側に設けられたバルーンを拡張させ、前記流体を吸入した際には前記バルーンを収縮させる流体吸排装置であって、前記バルーンカテーテルに接続された際に、前記カテーテルシャフト内のルーメンを介して前記バルーンの内部に連通する領域であり、内部に前記流体を収容する流体収容領域と、利用者によって操作される部分であり、第一の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、第二の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を減少させる操作部と、前記流体収容領域の内圧に応じて作動する部分であり、前記内圧が上昇した場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、前記内圧が低下した場合には前記流体収容領域の容積を減少させる緩衝部とを備える。
このように構成された流体吸排装置によれば、利用者が操作部で第二の操作を行って流体収容領域の容積を減少させた際には、流体収容領域の内圧が上昇してバルーンが拡張する。ただし、流体収容領域の内圧が上昇すると、緩衝部が作動して流体収容領域の容積が増大するため、その分だけ内圧の上昇は抑制され、バルーンの拡張も抑制される。
そのため、上述のような緩衝部が設けられていない場合に比べると、同程度までバルーンを拡張させるために必要な操作部での操作量は大きくなる。したがって、このような緩衝部が設けられていれば、操作部での操作量が僅かに増えたことが原因でバルーンが過剰に拡張してしまうのを防止ないし抑制することができる。よって、単にシリンジの内径を大きめにした場合とは異なり、操作部での操作量を厳密に微調節しなくても済むので、操作部における操作性が良好になる。また、単にシリンジの内径を小さめにした場合に比べ、同程度の操作を行っても流路系内の圧力上昇は抑制されるので、バルーンの内圧を急激に高めてしまう危険性を低くすることができる。
以上のような流体吸排装置は、更に以下のような構成を備えると好ましい。
まず、前記流体収容領域は、少なくとも第一流路、第二流路、及び第三流路を有し、当該三つの流路全てを連通させることが可能な構造とされていて、しかも、前記第一流路に連通する第一流体室と、前記第二流路に連通する第二流体室とを有し、前記バルーンカテーテルに接続された際には、前記第三流路が前記カテーテルシャフト内のルーメンを介して前記バルーンの内部に連通する構造とされ、前記操作部は、利用者操作に応じて前記第一流体室の容積を増減させ、その増減量に相当する量の流体は前記第一流路を介して吸排され、前記緩衝部は、前記第二流体室の内圧に応じて前記第二流体室の容積を増減させ、その増減量に相当する量の流体は前記第二流路を介して吸排されると好ましい。
このように構成された流体吸排装置によれば、所期の流体収容領域を備えた構造となるので、操作部での操作量を厳密に微調節しなくても済み、バルーンの内圧を急激に高めてしまう危険性を低くすることができる。
また、前記緩衝部は、一端に前記第二流路に連通する開口を有する筒状体と、前記筒状体の内周側を軸方向に摺動可能で、前記筒状体の内周面との間は流体密な状態にあって、前記筒状体とともに前記第二流体室を構成するガスケットと、前記ガスケットを前記筒状体の前記一端側に向かって付勢する付勢部材とを備えると好ましい。
このように構成された流体吸排装置によれば、上述のような筒状体とガスケットと付勢部材を利用して所期の緩衝部を構成することができる。
また、前記流体収容領域は、前記第二流路及び前記第三流路が互いに連通し、かつ前記第一流路が前記第二流路及び前記第三流路とは連通しない状態に切り替え可能とされていると好ましい。
このように構成された流体吸排装置によれば、バルーンを拡張させた後に、バルーンの内部と緩衝部の第二流体室を連通させるとともに、その流路系から操作部の第一流体室を隔絶させて、バルーンが拡張した状態を維持することができる。この状態では、バルーン外部の圧力上昇に伴ってバルーンの内圧が上昇すると、第二流体室の内圧も上昇して第二流体室の容積が増大するので、その容積増大分だけ第二流体室へ流体が吸入され、バルーンの内部からは流体が排出されてバルーンが収縮する。また、バルーン外部の圧力低下に伴ってバルーンの内圧が低下すると、第二流体室の内圧も低下して第二流体室の容積が減少するので、その容積減少分だけ第二流体室から流体が排出され、バルーンの内部へ流体が注入されてバルーンが拡張する。したがって、バルーンの外部の圧力に応じてバルーンの外径を変化させることができ、バルーンを柔軟に変形させたい場合には好適なものとなる。
また、前記流体収容領域は、前記第三流路が前記第一流路及び前記第二流路とは連通しない状態に切り替え可能とされていると好ましい。
このように構成された流体吸排装置によれば、バルーンを拡張させた後に、バルーンの内部に連通する流路系から、操作部の第一流体室及び緩衝部の第二流体室を隔絶させて、バルーンが拡張した状態を維持することができる。この状態では、バルーン外部の圧力が上昇しても、バルーンの内部から流体が排出されなくなり、バルーンの外径寸法が維持される。したがって、バルーンの外部の圧力が変化しても、バルーンを変形させたくない場合には好適なものとなる。
また、前記流体収容領域の一部は、前記第一流路、前記第二流路、及び前記第三流路のうち、三つの流路全てが連通する状態、及びいずれか二つの流路が連通する状態に切り替え可能な三方活栓によって構成されていると好ましい。
このように構成された流体吸排装置によれば、三方活栓を利用して三つの流路の連通状態を所期の状態に切り替えることができる。
次に、以下に説明するカテーテルシステムは、カテーテルシャフト及び当該カテーテルシャフトの遠位端側に設けられたバルーンを有するバルーンカテーテルと、前記カテーテルシャフトの近位端側に接続される流体吸排装置とを備え、前記流体吸排装置は、利用者の操作に応じて流体を排出及び吸入可能で、前記流体を排出した際には前記バルーンを拡張させ、前記流体を吸入した際には前記バルーンを収縮させるカテーテルシステムであって、前記流体吸排装置は、前記バルーンカテーテルに接続された際に、前記カテーテルシャフト内のルーメンを介して前記バルーンの内部に連通する領域であり、内部に前記流体を収容する流体収容領域と、利用者によって操作される部分であり、第一の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、第二の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を減少させる操作部と、前記流体収容領域の内圧に応じて作動する部分であり、前記内圧が上昇した場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、前記内圧が低下した場合には前記流体収容領域の容積を減少させる緩衝部とを備える。
このように構成されたカテーテルシステムによれば、先に説明した流体吸排装置と同等な構成を備えているので、バルーンを拡張・収縮させる際に、操作部での操作量を厳密に微調節しなくても済み、操作部における操作性が良好になる。また、操作部での操作によってバルーンの内圧を急激に高めてしまう危険性を低くすることができる。
以上のようなカテーテルシステムは、更に以下のような構成を備えると好ましい。
すなわち、前記カテーテルシャフトは、前記流体収容領域と前記バルーンの内部とを連通させる前記ルーメンである第一ルーメンに加えて、薬液の供給路として利用可能な第二ルーメンを有し、前記バルーンを拡張させることによって、当該バルーンの留置箇所において血流を遮断し、その状態で前記第二ルーメンを介して血管内へ薬液を投与可能に構成されていると好ましい。
このように構成されたカテーテルシステムによれば、バルーンを拡張させることによって血流を遮断してから、その血流遮断箇所付近において血管内へ薬液を投与することができる。したがって、局所に高濃度の薬液を滞留させることができ、その薬効を高めることができる。
(A)はカテーテルシステムの構成図、(B)は図1(A)中にIB−IB線で示した切断箇所における切断面端面図。 操作部の操作量と緩衝部の作動量の関係を示す説明図。 コックの位置を切り替えた状態を示す説明図。 バルーンカテーテルの使用方法を説明するための説明図。 緩衝部の変形例を示す説明図。 流体吸排装置の変形例を示す説明図。
次に、上述の流体吸排装置、及びカテーテルシステムについて、より具体的な例を挙げて説明する。
[流体吸排装置、及びカテーテルシステムの構成]
図1(A)に示すように、カテーテルシステム1は、バルーンカテーテル3、流体吸排装置5、及びガイドワイヤ7などによって構成される。バルーンカテーテル3は、カテーテルシャフト11、バルーン13、及びコネクタ15を備える。流体吸排装置5は、流路構成部材21、操作部23、及び緩衝部25を備える。なお、図1(A)及び図1(B)には、拡張した状態にあるバルーン13が図示されている。
これらの構成のうち、カテーテルシャフト11は、ポリアミド又はポリエチレンなどによって構成された長尺な部材で、本事例の場合、図1(B)に示すように、アウターチューブ11Aの内腔内にインナーチューブ11Bを配置した構造とされている。これにより、アウターチューブ11Aの内面とインナーチューブ11Bの外面との間には第一ルーメン31Aが形成され、インナーチューブ11Bの内腔が第二ルーメン31Bとされている。これら第一ルーメン31A及び第二ルーメン31Bは互いに隔絶された状態にある。
バルーン13は、ポリアミド又はポリウレタンなどによって構成され、その内部には第一ルーメン31Aを介して流体が供給され、その流体からの圧力に応じて拡張及び収縮する。コネクタ15は、ポリカーボネート又はポリプロピレンなどによって構成され、第一ポート33A及び第二ポート33Bが設けられている。第一ルーメン31Aは、遠位端側ではバルーン13の内部にある開口34を介してバルーン13の内部に連通しており、近位端側がコネクタ15の第一ポート33Aに連通している。第二ルーメン31Bは、遠位端側がカテーテルシャフト11の遠位端にある開口35に連通しており、近位端側がコネクタ15の第二ポート33Bに連通している。上述のガイドワイヤ7は、第二ルーメン31Bに通される。
流路構成部材21は、三方活栓37を有する。三方活栓37は、流路構成部材21において第一流路37A、第二流路37B、及び第三流路37Cを構成しており、コック37Dを操作することにより、三つの流路全てが連通する状態、及びいずれか二つの流路が連通する状態に切り替えることができる。コック37Dが、図1(A)に示した位置にある場合、第一流路37A、第二流路37B、及び第三流路37Cは、全てが連通する状態にある。第一流路37A、第二流路37B、及び第三流路37Cには、それぞれ操作部23、緩衝部25、コネクタ15の第一ポート33Aが接続されている。
操作部23は、シリンジ23Aと、シリンジ23Aの内腔内において軸方向に進退可能なプランジャ23Bと、プランジャ23Bの進退に伴ってシリンジ23Aの内周側を摺動する第一ガスケット23Cなどによって構成される。シリンジ23Aの内周面と第一ガスケット23Cの外周との間は流体密な状態にあり、これらシリンジ23A及び第一ガスケット23Cによって第一流体室41が形成されている。第一流体室41は、第一流路37Aに連通している。シリンジ23Aの側面には、プランジャ23Bの操作量に応じて吸排される流体の量を示す目盛り23Dが付されている。
緩衝部25は、筒状体25Aと、筒状体25Aの内周側を軸方向に摺動する第二ガスケット25Bと、第二ガスケット25Bを筒状体25Aの一端側に向かって付勢する付勢部材25Cなどによって構成される。筒状体25Aの内周面と第二ガスケット25Bの外周との間は流体密な状態にあり、これら筒状体25A及び第二ガスケット25Bによって第二流体室42が形成されている。第二流体室42は、第二流路37Bに連通している。筒状体25Aの側面には、第二流体室42の内圧を示す目盛り25Dが付されている。
なお、第一流路37A、第二流路37B、第三流路37C、第一流体室41、及び第二流体室42は、バルーンカテーテル3に接続された際に、カテーテルシャフト11内の第一ルーメン31Aを介してバルーン13の内部に連通する領域であり、当該領域が上述の流体収容領域の一例に相当する。
以上のように構成されたカテーテルシステム1において、利用者がプランジャ23Bを進退させた際には、第一流体室41の容積が増減する。利用者操作によって第一流体室41の容積が増減すると、その増減量に相当する量の流体が第一流路37Aを介して吸排される。
例えば、プランジャ23Bを操作して、第一ガスケット23Cを図2(A)に示す位置P1から図2(B)に示す位置P2へと移動させた場合、第一流体室41の容積が減少し、その容積減少量に相当する量の流体が第一流路37Aを介して排出される。この場合、第一流路37Aに連通する流路系において系内の圧力は上昇するため、バルーン13の内圧も上昇することになり、バルーン13が拡張する。
ただし、上記流路系には、バルーン13の内部の他に、第二流体室42の内部も連通しているので、操作部23における利用者操作に伴って第二流体室42の内圧も上昇する。そのため、第二ガスケット25Bは、付勢部材25Cから受ける付勢力に抗して、図2(A)に示す位置Q1から図2(B)に示す位置Q2へと移動する。その結果、第二流体室42の容積は増大することになり、その増大量に相当する量の流体が第二流路37Bを介して第二流体室42へと吸入される。
したがって、上述のような第二流体室42が設けられていない場合に比べると、第一流体室41から排出される流体の量が同じであっても、第二流体室42の容積が増大する分だけ流路系内の圧力上昇は抑制され、バルーン13の拡張も抑制される。よって、バルーン13を所期の外径寸法まで拡張させるには、第二流体室42が設けられていない場合よりも、更に第一流体室41から流体を排出する必要があり、操作部23での操作量は大きくなることになる。
このような手法で操作部23における操作量を大きくすれば、操作部23での操作量が僅かに増えた程度でバルーン13が過剰に拡張することは防止ないし抑制される。したがって、単にシリンジの内径を大きめにした場合とは異なり、操作部23での操作量を厳密に微調節しなくても済むので、操作部23における操作性が良好になる。また、単にシリンジの内径を小さめにした場合に比べ、同程度の操作を行っても流路系内の圧力上昇は抑制されるので、バルーン13の内圧を急激に高めてしまう危険性を低くすることができる。
なお、操作部23においてプランジャ23Bを操作する際には、シリンジ23Aの側面に付された目盛り23Dを参照して、流路系に対して吸排される流体の量を確認することができる。また、筒状体25Aの側面に付された目盛り25Dを参照して、第二流体室42の内圧を確認することもできる。
また、上記カテーテルシステム1において、バルーン13を所期の外径寸法まで拡張させた後、コック37Dを操作して図3(A)に示す位置へ切り替えると、第二流路37B及び第三流路37Cが互いに連通し、かつ第一流路37Aが第二流路37B及び第三流路37Cとは連通しない状態に切り替えられる。このような状態に切り替えられた場合、バルーン13の内部と緩衝部25の第二流体室42が連通するとともに、その流路系から操作部23の第一流体室41が隔絶され、この状態でバルーン13が拡張した状態を維持することができる。
この場合、バルーン13の外部において圧力が上昇するのに伴ってバルーン13の内圧が上昇すると、第二流体室42の内圧も上昇して第二流体室42の容積が増大する。そのため、第二流体室42の容積増大分だけ第二流体室42へ流体が吸入され、バルーン13の内部からは流体が排出されてバルーン13が収縮する。また、バルーン13の外部において圧力が低下するのに伴ってバルーン13の内圧が低下すると、第二流体室42の内圧も低下して第二流体室42の容積が減少する。そのため、第二流体室42の容積減少分だけ第二流体室42から流体が排出され、バルーン13の内部へ流体が注入されてバルーン13が拡張する。したがって、コック37Dを図3(A)に示す位置へ切り替えた場合は、バルーン13の外部の圧力に応じてバルーン13の外径を変化させることができ、バルーン13を柔軟に変形させたい場合には好適なものとなる。
一方、上記カテーテルシステム1において、バルーン13を所期の外径寸法まで拡張させた後、コック37Dを操作して図3(B)に示す位置へ切り替えると、第一流路37A及び第二流路37Bが互いに連通し、かつ第三流路37Cが第一流路37A及び第二流路37Bとは連通しない状態に切り替えられる。このような状態に切り替えられた場合、バルーン13の内部に連通する流路系から、操作部23の第一流体室41及び緩衝部25の第二流体室42が隔絶され、この状態でバルーン13が拡張した状態を維持することができる。この場合、バルーン13の外部において圧力が上昇しても、バルーン13の内部からは流体が排出されないので、バルーン13の外径寸法が維持される。したがって、バルーン13の外部の圧力が変化しても、バルーン13を変形させたくない場合には好適なものとなる。
さらに、上記カテーテルシステム1において、コック37Dを操作して図3(C)に示す位置へ切り替えると、第一流路37A及び第三流路37Cが互いに連通し、かつ第二流路37Bが第一流路37A及び第三流路37Cとは連通しない状態に切り替えられる。このような状態に切り替えられた場合、バルーン13の内部に連通する流路系と操作部23の第一流体室41が連通し、緩衝部25の第二流体室42が隔絶される。したがって、緩衝部25の機能を停止させたい場合には、このような切り替えが有効である。例えば、バルーン13の内部を急減圧してバルーン13を収縮させたい場合には、緩衝部25の機能を停止させることで、より迅速にバルーン13を収縮させることができる。
なお、以上説明したカテーテルシステム1において、バルーンカテーテル3の第二ルーメン31Bにはガイドワイヤ7が通される。このガイドワイヤ7は先行して血管内へと導入されて、バルーンカテーテル3は、図4(A)に示すように、ガイドワイヤ7に沿って血管内へと導入される。このとき、バルーン13の内部は陰圧がかけられた状態に保たれ、これにより、バルーン13は収縮した状態のまま血管内を進行する。
そして、バルーン13が目的とする位置に到達したら、上述の流体吸排装置5を操作して、第一ルーメン31Aを介してバルーン13の内部に流体が注入される。これにより、図4(B)に示すように、バルーン13は拡張し、バルーン13の拡張箇所において血流が遮断される。その後、ガイドワイヤ7は第二ルーメン31Bから抜去され、第二ルーメン31Bを介して血管内に薬液が放出される。すなわち、第二ルーメン31Bはガイドワイヤ7の挿通路として利用される他、薬液の供給路としても利用される。このような手法で血管内に薬液を投与すれば、薬液が血流によって流されてしまうのを防止ないし抑制できるので、高濃度の薬液を血管内の局所で滞留させることができ、その薬効を高めることができる。
[その他の事例]
以上、カテーテルシステム1や流体吸排装置5について、具体的な事例を挙げて説明したが、本発明は、上述の事例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上述の流体吸排装置5において、付勢部材25Cとしては、コイルスプリングによって構成された圧縮ばねを利用していたが、圧縮ばね以外の付勢部材を設けてもよく、例えば引張ばねを利用してもよい。あるいは、コイルスプリング以外のばね部材を利用してもよく、例えば、コイルスプリングに代えて空気ばねなどを組み込んでもよい。
また、上述の流路構成部材21は三方活栓37を備え、これにより、第一流路37A、第二流路37B、及び第三流路37Cを構成していたが、同等な流路が三方活栓以外の弁を利用して構成されていてもよい。また、少なくとも第一流路37A、第二流路37B、及び第三流路37C相当の流路を備えていれば、更にこれら以外の流路(例えば、第四流路、第五流路…等々。)が付加されていてもよい。
また、上記カテーテルシステム1については、薬液を投与するシステムである旨を説明したが、バルーン13を拡張させることで血管内の狭窄箇所を拡張する場合や、そのような狭窄箇所にステントを留置する場合についても、上述の流体吸排装置5を利用することができる。
また、上述のカテーテルシステム1ないし流体吸排装置5では、筒状体25Aの側面に、第二流体室42の内圧を示す目盛り25Dが付されていたが、図5(A)及び図5(B)に示す流体吸排装置51のように、第二ガスケット25Bとともに進退する軸25Eを設けて、この軸25Eに目盛り25Dを付すことで、第二流体室42の内圧を読み取り可能に構成してもよい。また、目盛り25Dは、第二流体室42の内圧を示すものの他、第二流体室42の容積を示すものであってもよい。
また、上述の流体吸排装置5では、操作部23を操作すると容積が増減する第一流体室41と、内圧に応じて容積が増減する第二流体室42が、それぞれ個別に設けられて、これらが三方活栓37を介して連通する構造となっていたが、流体収容領域全体の中で、第一流体室41や第二流体室42に相当する箇所が、個別に設けられているか否かは任意である。
より具体的な例を挙げて説明すれば、例えば、図6(A)及び図6(B)に示す流体吸排装置60のように、シリンジ61と、シリンジ61の内周側を軸方向に進退可能なインナープランジャ62と、シリンジ61の内周側を軸方向に進退可能で、インナープランジャ62に対しても軸方向に進退可能なアウタープランジャ63と、コイルスプリングによって構成され、その内周側にはインナープランジャ62が挿通され、軸方向両端はインナープランジャ62の遠位端とアウタープランジャ63の遠位端との間に挟まれることで、両遠位端を離間させる方向へと付勢する付勢部材64と、インナープランジャ62の進退に伴ってシリンジ61の内周側を摺動するガスケット65とを備えていてもよい。
このような構成において、シリンジ61の内周面とガスケット65の外周との間は流体密な状態にあり、これらシリンジ61及びガスケット65により、カテーテルシャフト11内の第一ルーメン31Aを介してバルーン13の内部に連通する流体収容領域67が形成される。この場合、利用者がアウタープランジャ63を操作すると、その操作力は付勢部材64を介してインナープランジャ62へと伝わり、インナープランジャ62はガスケット65を摺動させる。このとき、仮に流体収容領域67の内外間で流体が吸排されることで、流体収容領域67の内圧が変化しないとすれば、付勢部材64のばね長は変化しないので、これらの構成は流体収容領域67の容積を利用者操作に応じて増減させる構成であり、上述の操作部の一例に相当する。
ただし、流体収容領域67の内外間で流体が吸排されるのに伴い、流体収容領域67の内圧が増減した場合は、その内圧に応じてガスケット65及びインナープランジャ62が、アウタープランジャ63に対して相対的に進退し、付勢部材64のばね長が変化する。そのため、付勢部材64のばね長が変化しない場合に比べると、アウタープランジャ63の操作量が同等でも、流体収容領域67の容積は付勢部材64のばね長変化分だけ増減することになる。よって、これらの構成は、流体収容領域67の容積を流体収容領域67の内圧に応じて増減させる構成でもあり、上述の緩衝部の一例に相当する。
すなわち、上述のような流体吸排装置60においても、アウタープランジャ63をシリンジ61に押し込む方向へ操作すれば、相応に流体収容領域67の容積が減少し、それに伴って流体収容領域67の内圧が上昇すれば、付勢部材64は圧縮されるので、その分だけ流体収容領域67の容積は増大し、これらの容積の増減分が相殺されてガスケット65の位置が決まるのである。また、アウタープランジャ63をシリンジ61から引き抜く方向へ操作すれば、相応に流体収容領域67の容積が増大し、それに伴って流体収容領域67の内圧が低下すれば、圧縮されていた付勢部材64は伸長するので、その分だけ流体収容領域67の容積は減少し、これらの容積の増減分が相殺されてガスケット65の位置が決まるのである。
したがって、上記流体吸排装置60のように、第一流体室41や第二流体室42に相当する箇所が明確に分かれていなくても、その原理や作用、効果は全く同等であると言え、流体吸排装置60のような構成を採用した場合でも、本発明の技術的思想の範囲内に含まれる。
1…カテーテルシステム、3…バルーンカテーテル、5…流体吸排装置、7…ガイドワイヤ、11…カテーテルシャフト、11A…アウターチューブ、11B…インナーチューブ、13…バルーン、15…コネクタ、21…流路構成部材、23…操作部、23A…シリンジ、23B…プランジャ、23C…第一ガスケット、25…緩衝部、25A…筒状体、25B…第二ガスケット、25C…付勢部材、25E…軸、31A…第一ルーメン、31B…第二ルーメン、33A…第一ポート、33B…第二ポート、34…開口、35…開口、37…三方活栓、37A…第一流路、37B…第二流路、37C…第三流路、37D…コック、41…第一流体室、42…第二流体室、51…流体吸排装置、60…流体吸排装置、61…シリンジ、62…インナープランジャ、63…アウタープランジャ、64…付勢部材、65…ガスケット、67…流体収容領域。

Claims (8)

  1. バルーンカテーテルが有するカテーテルシャフトの近位端側に接続され、利用者の操作に応じて流体を排出及び吸入可能で、前記流体を排出した際には前記カテーテルシャフトの遠位端側に設けられたバルーンを拡張させ、前記流体を吸入した際には前記バルーンを収縮させる流体吸排装置であって、
    前記バルーンカテーテルに接続された際に、前記カテーテルシャフト内のルーメンを介して前記バルーンの内部に連通する領域であり、内部に前記流体を収容する流体収容領域と、
    利用者によって操作される部分であり、第一の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、第二の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を減少させる操作部と、
    前記流体収容領域の内圧に応じて作動する部分であり、前記内圧が上昇した場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、前記内圧が低下した場合には前記流体収容領域の容積を減少させる緩衝部と
    を備える流体吸排装置。
  2. 前記流体収容領域は、少なくとも第一流路、第二流路、及び第三流路を有し、当該三つの流路全てを連通させることが可能な構造とされていて、しかも、前記第一流路に連通する第一流体室と、前記第二流路に連通する第二流体室とを有し、前記バルーンカテーテルに接続された際には、前記第三流路が前記カテーテルシャフト内のルーメンを介して前記バルーンの内部に連通する構造とされ、
    前記操作部は、利用者操作に応じて前記第一流体室の容積を増減させ、その増減量に相当する量の流体は前記第一流路を介して吸排され、
    前記緩衝部は、前記第二流体室の内圧に応じて前記第二流体室の容積を増減させ、その増減量に相当する量の流体は前記第二流路を介して吸排される
    請求項1に記載の流体吸排装置。
  3. 前記緩衝部は、
    一端に前記第二流路に連通する開口を有する筒状体と、
    前記筒状体の内周側を軸方向に摺動可能で、前記筒状体の内周面との間は流体密な状態にあって、前記筒状体とともに前記第二流体室を構成するガスケットと、
    前記ガスケットを前記筒状体の前記一端側に向かって付勢する付勢部材と
    を備える請求項2に記載の流体吸排装置。
  4. 前記流体収容領域は、前記第二流路及び前記第三流路が互いに連通し、かつ前記第一流路が前記第二流路及び前記第三流路とは連通しない状態に切り替え可能とされている
    請求項2又は請求項3に記載の流体吸排装置。
  5. 前記流体収容領域は、前記第三流路が前記第一流路及び前記第二流路とは連通しない状態に切り替え可能とされている
    請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の流体吸排装置。
  6. 前記流体収容領域の一部は、前記第一流路、前記第二流路、及び前記第三流路のうち、三つの流路全てが連通する状態、及びいずれか二つの流路が連通する状態に切り替え可能な三方活栓によって構成されている
    請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載の流体吸排装置。
  7. カテーテルシャフト及び当該カテーテルシャフトの遠位端側に設けられたバルーンを有するバルーンカテーテルと、前記カテーテルシャフトの近位端側に接続される流体吸排装置とを備え、前記流体吸排装置は、利用者の操作に応じて流体を排出及び吸入可能で、前記流体を排出した際には前記バルーンを拡張させ、前記流体を吸入した際には前記バルーンを収縮させるカテーテルシステムであって、
    前記流体吸排装置は、
    前記バルーンカテーテルに接続された際に、前記カテーテルシャフト内のルーメンを介して前記バルーンの内部に連通する領域であり、内部に前記流体を収容する流体収容領域と、
    利用者によって操作される部分であり、第一の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、第二の操作がなされた場合には前記流体収容領域の容積を減少させる操作部と、
    前記流体収容領域の内圧に応じて作動する部分であり、前記内圧が上昇した場合には前記流体収容領域の容積を増大させ、前記内圧が低下した場合には前記流体収容領域の容積を減少させる緩衝部と
    を備えるカテーテルシステム。
  8. 前記カテーテルシャフトは、前記流体収容領域と前記バルーンの内部とを連通させる前記ルーメンである第一ルーメンに加えて、薬液の供給路として利用可能な第二ルーメンを有し、
    前記バルーンを拡張させることによって、当該バルーンの留置箇所において血流を遮断し、その状態で前記第二ルーメンを介して血管内へ薬液を投与可能に構成されている
    請求項7に記載のカテーテルシステム。
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