JP2015104044A - 無線通信システム、無線端末および管理サーバ - Google Patents

無線通信システム、無線端末および管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】ピンポンハンドオーバの抑制または回避が可能な無線通信システム、無線端末および管理サーバを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる無線通信システム100は、複数の通信方式で通信可能な無線端末110と基地局120A、120B、120Cと管理サーバ128とを含む無線通信システムにおいて、無線端末は、2つの基地局120A、120Bの間で頻繁にハンドオーバを行うピンポンハンドオーバが発生したら、他の通信方式に切り替える。また、管理サーバは、ピンポンハンドオーバが発生した実績エリア124を記憶し、ある無線端末が実績エリアに近づいたら、無線端末に他の通信方式に切り替えさせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の通信方式で通信可能な無線端末を含む無線通信システム、無線端末および管理サーバに関する。
無線通信システムでは、無線端末と基地局との間の電波環境の変化に伴って、無線端末の接続先基地局を切り換えるハンドオーバが実行される場合がある。特に、無線端末と複数の基地局との間で短時間かつ頻繁に繰り返されるハンドオーバは、ピンポンハンドオーバと称されている。
無線端末は、ピンポンハンドオーバに陥ると、応答性が損なわれてしまう。一例として、VoIP(Voice over Internet Protocol)と呼ばれる音声通信をデータパケットでサポートする方式では、ピンポンハンドオーバが継続すると、パケットの遅延や消失が生じ、音声品質の低下の原因となってしまう。
ピンポンハンドオーバは、例えば無線端末がNLOS(Non Line of Sight)環境下にあって周辺環境が頻繁に変化する場合に発生し易くなる。そのため、ピンポンハンドオーバが発生する度に、基地局や無線端末の設定を変更することで、ピンポンハンドオーバを抑制することが考えられる。
しかし、基地局の設定、例えば送信出力を変更すると、基地局のカバーエリア(セル)の半径が変わってしまう。このため、ある場所である無線端末のピンポンハンドオーバは解消される可能性があるものの、基地局配下での別の場所に位置する別の無線端末にピンポンハンドオーバが発生する可能性がある。
また、無線端末の設定、例えばハンドオーバ条件を変更した場合には、ある場所ではピンポンハンドオーバを抑制できるものの、ハンドオーバすべき時まで抑制してしまい、通信状態が悪化する可能性がある。
特許文献1には、無線端末と基地局との間でハンドオーバを開始するためのシステムメッセージを用いて、無線端末がハンドオーバした際の履歴情報を伝送する技術が開示されている。特許文献1では、この履歴情報を用いて、受信電界強度のヒステリシスを動的に決定および調整することで、ピンポンハンドオーバを回避する、としている。
特表2010−536294号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、無線端末がピンポンハンドオーバを繰り返さない状況下で、ヒステリシスが大きい場合、ハンドオーバに移行し難くなる。その結果、無線端末は、受信電界強度が弱い状態のまま無線通信を継続してしまい、応答性などが損なわれる可能性がある。
本発明は、ピンポンハンドオーバの抑制または回避が可能な無線通信システム、無線端末および管理サーバを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる無線通信システムの代表的な構成は、複数の通信方式で通信可能な無線端末と基地局と管理サーバとを含む無線通信システムにおいて、無線端末は、2つの基地局の間で頻繁にハンドオーバを行うピンポンハンドオーバが発生したら、他の通信方式に切り替えることを特徴とする。
上記ピンポンハンドオーバの発生の判定は、無線端末、基地局、または管理サーバが行うとよい。
上記管理サーバは、ピンポンハンドオーバが発生した実績エリアを記憶し、ある無線端末が実績エリアに近づいたら、無線端末に他の通信方式に切り替えさせるとよい。
上記課題を解決するために本発明にかかる無線端末の代表的な構成は、基地局と無線通信を行う複数の通信方式で通信可能な無線端末において、無線端末は、2つの基地局の間で頻繁にハンドオーバを行うピンポンハンドオーバが発生したら、他の通信方式に切り替えることを特徴とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる管理サーバの代表的な構成は、複数の通信方式で通信可能な無線端末および基地局を管理する管理サーバにおいて、管理サーバは、無線端末に2つの基地局の間で頻繁にハンドオーバを行うピンポンハンドオーバが発生した実績エリアを記憶し、ある無線端末が実績エリアに近づいたら、無線端末に他の通信方式に切り替えさせることを特徴とする。
本発明によれば、ピンポンハンドオーバの抑制または回避が可能な無線通信システム、無線端末および管理サーバを提供することができる。
本発明の第1実施形態にかかる無線通信システムの概略構成を示す図である。 図1に示す無線端末の構成を例示する機能ブロック図である。 図1に示す基地局および管理サーバの構成を例示する機能ブロック図である。 図1に示す無線通信システムのピンポンハンドオーバ発生時での処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態にかかる無線通信システムの概略構成を示す図である。 図5に示す無線通信システムの実績エリア付近での処理を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる無線通信システム100の概略構成を示す図である。かかる無線通信システム100では、無線端末110と基地局120A、120Bとの間でピンポンハンドオーバが発生している状況を想定している。すなわち無線端末110は、図示のように、基地局120A、120Bのカバーエリア(セル122A、122B)が重なる領域に位置し、これらの基地局120A、120Bとの間でハンドオーバが短時間かつ頻繁に繰り返されている。以下では、ピンポンハンドオーバが発生したエリアを実績エリア124と称する。なお実績エリア124は、セル122A、122Bの少なくとも一方を含むエリアとする。
無線通信システム100は、基地局120A、120Bおよび無線端末110に加え、周辺基地局(基地局120C)と、インターネットや専用回線等の通信網126と、管理サーバ128とを備える。管理サーバ128は、基地局120A、120B、120Cと通信網126を介して有線接続されていて、通信網126や基地局120A、120B、120Cの情報、例えばIPアドレスなどを管理し保持している。
図2は、図1に示す無線端末110の構成を例示する機能ブロック図である。無線端末110は、複数の無線通信方式で通信可能となっている。通信方式としては、PHS(Personal Handy phone System)、LTE(Long Term Evolution)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、CDMA(Code Division Multiple Access)などが挙げられる。
無線端末110は、図2(a)に示すように、端末制御部130と、端末メモリ132と、無線通信部134と、端末情報送信部136とを備える。端末制御部130は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により無線端末110全体を管理および制御し、例えば、ハンドオーバ実行部138と通信方式切替部140とを含む。端末メモリ132は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成されていて、端末番号(端末ID)や位置情報を含む端末情報を記憶し、さらにテーブル142を含んでいる。
テーブル142は、図2(b)に示すように、ハンドオーバ条件が格納されている。ハンドオーバ条件は、横軸をフレームエラーレート(FER:Frame Error Rate)、縦軸を受信信号電界強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)とするマトリクスで示されている。このマトリクスは、一例として、領域A、B、Cに区分されている。
領域Aは、FERが閾値αを越えていてフレーム誤り率が大きく、RSSIの強度に関係なくハンドオーバを実行する領域である。領域Bは、RSSIの強度が強く、かつFERが閾値α未満でフレーム誤り率が小さく、ハンドオーバを実行しない領域である。領域Cは、RSSIの強度が弱く、かつFERが閾値α未満であり、ハンドオーバを実行するが仮にハンドオーバが実行できなければ、現状の状態を維持する領域である。
無線通信部134は、図2(a)に示すように、第1通信方式で通信を行う第1通信部144と、第2通信方式で通信を行う第2通信部146とを含む。無線通信部134は、第1通信方式または第2通信方式でアンテナ134aを介して基地局120A、120Bとの無線通信を行う。端末情報送信部136は、基地局120A、120Bに対して端末情報を送信する。
ハンドオーバ実行部138は、テーブル142に格納された上記ハンドオーバ条件に従ってハンドオーバを実行する。通信方式切替部140は、詳細は後述するが、ピンポンハンドオーバが発生すると、ピンポンハンドオーバを抑制するために、第1通信方式から第2通信方式、あるいは第2通信方式から第1通信方式に通信方式を切替える。
図3は、図1に示す基地局120Aおよび管理サーバ128の構成を例示する機能ブロック図である。基地局120Aは、図3(a)に示すように、基地局制御部148と、無線通信部150と、有線通信部152と、基地局メモリ154と、情報送信部156とを備える。基地局制御部148は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により基地局120A全体を管理および制御し、例えば、ハンドオーバ状態判定部158と通信方式切替要求部160とを含む。
無線通信部150は、アンテナ150aを介して例えば無線端末110との無線通信を行う。有線通信部152は、通信網126を介して管理サーバ128との有線通信を行う。基地局メモリ154は、基地局IDなどを記憶し、さらにテーブル162を含んでいる。
テーブル162は、ハンドオーバ状態の判定で用いられ、例えば、単位時間あたり所定の基地局に接続している時間と他の基地局に接続している時間とを含む時間情報を格納している。また、テーブル142は、この時間情報に基づいて基地局の接続切替えがどの程度の頻度であれば、ハンドオーバ状態と判定するかを示す閾値も格納している。
ハンドオーバ状態判定部158は、テーブル146から時間情報および閾値を読み出し、ハンドオーバ状態か否かを判定する。ハンドオーバ状態であると判定されると、情報送信部156は、無線端末110から送信された端末情報と、基地局IDおよび時間情報とを管理サーバ128に送信する。通信方式切替要求部160は、管理サーバ128からの通信方式切替指示を受けて、無線端末110に通信方式切替要求を送信する。
管理サーバ128は、図3(b)に示すように、サーバ制御部164と、管理メモリ166と、有線通信部168と、実績エリア記憶部170とを備える。サーバ制御部164は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により管理サーバ128全体を管理および制御し、例えば、ピンポンハンドオーバ判定部172と、通信方式切替指示部174と、実績エリア判定部176とを含む。
管理メモリ166は、例えば、基地局ID、基地局IDに対応する設置位置情報などを記憶し、さらに管理テーブル178を含む。管理テーブル178は、基地局120Aの情報送信部156から送信された基地局IDと時間情報とに基づいて、単なるハンドオーバではなく、ピンポンハンドオーバであるか否かを判定するための閾値を格納している。有線通信部168は、通信網126を介して例えば基地局120A、120B、120Cとの有線通信を行う。
ピンポンハンドオーバ判定部172は、管理メモリ166の管理テーブル178から閾値を読み出し、基地局IDおよび時間情報に基づいてピンポンハンドオーバが発生しているか否かを判定する。ピンポンハンドオーバの発生が判定されると、実績エリア記憶部170は、ピンポンハンドオーバが発生した実績エリア124(図1参照)の位置情報などを記憶する。
通信方式切替指示部174は、ピンポンハンドオーバの発生が判定されると、基地局120A、120Bに対して通信方式切替指示を送信する。実績エリア判定部176については、図6にて後述するが、基地局120Cの設置位置情報と実績エリア124の位置情報とを比較し、無線端末110が実績エリア124に近づいている場合に、ピンポンハンドオーバの可能性があることを判定する。ただし、本実施形態では既にピンポンハンドオーバが発生している状況であるため、実績エリア判定部176の機能は実行されない。
図4は、図1に示す無線通信システム100のピンポンハンドオーバ発生時での処理を示すシーケンス図である。まず、無線端末110は、基地局120A、120Bとの間で端末IDおよび位置情報を含む端末情報の定期的に送信する(ステップS100、S102)。
つぎに、基地局120A、120Bでは、ハンドオーバ状態判定部158が、時間情報および閾値に基づいてハンドオーバ状態か否かを判定する(ステップS104、S106)。さらに、基地局120A、120Bは、ハンドオーバ状態であれば、情報送信部156が端末情報、基地局IDおよび時間情報を管理サーバ128に送信する(ステップS108、S110)。
続いて管理サーバ128は、情報送信部156から送信された情報、さらに管理テーブル178に格納された閾値を読み出し、基地局120A、120B間でピンポンハンドオーバが発生しているか否かを判定する(ステップS112)。つぎに、管理サーバ128は、ピンポンハンドオーバの発生が判定されると、実績エリア124の位置情報などを記憶する(ステップS114)。そして、管理サーバ128は、基地局120A、120Bに対して通信方式切替指示を送信する(ステップS116、S118)。
つぎに、基地局120A、120Bは、管理サーバ128からの通信方式切替指示を受けて、無線端末110に通信方式切替要求を送信する(ステップS120、S122)。なお無線端末110はピンポンハンドオーバに陥っているため、基地局120A、120Bのうちいずれか一方の通信切替要求を受け付けることになる。無線端末110は、基地局120A、120Bのいずれか一方からの通信方式切替要求を受けて、第1通信方式から第2通信方式、あるいは第2通信方式から第1通信方式に通信方式を切替える(ステップS124)。
ここで、ステップS124では、通信方式を切替えることでピンポンハンドオーバを抑制する。一例として、上記PHS、LTE、GSM(登録商標)、CDMAの通信方式のいずれかを第1通信方式とし、残りの通信方式のいずれかを第2通信方式としてよい。
図2(b)に例示したハンドオーバ条件を考慮すると、ピンポンハンドオーバを抑制するためには、領域Aよりも領域B、Cが好ましい。つまり、FERが閾値α未満でありフレーム誤り率が小さく、エラー耐性の高い通信方式に切替えることが好ましいと想定される。
ただし、同じ通信方式であっても周波数帯やセル設計により、ピンポンハンドオーバ頻度は異なるため、上記各通信方式のうちいずれがエラー耐性に強いという順序は規定し難い。一例として、CDMAとPHSの通信方式に対応しているとき、CDMAの方がピンポンハンドオーバしやすい場合と、PHSの方がピンポンハンドオーバしやすい場合とがある。端的な例として、一方の通信方式において2つの基地局の中間地点にあり、他方の通信方式においては明確につながりやすい(近い)基地局がある場合がある。
そこで、本実施形態では、ある場所において、ある通信方式(第1通信方式)で、ピンポンハンドオーバが発生していると判断した場合には、第1通信方式とは異なる通信方式(第2通信方式)に変更する。これにより、ピンポンハンドオーバを低減できる可能性を高めることができる。仮に、第2通信方式に変更した後、依然としてピンポンハンドオーバが発生していると判断された場合は、ピンポンハンドオーバ同士の頻度を比較し、よりピンポンハンドオーバの頻度が低くなるような他の通信方式にさらに切替えて無線通信を行う。
このように本実施形態によれば、ピンポンハンドオーバが発生すると通信方式を切替えるため、ピンポンハンドオーバがそれ以上発生せず、ピンポンハンドオーバを抑制できる。また通信方式を切替えることでピンポンハンドオーバを抑制するため、稼動中に基地局120A、120Bの送信出力を変更したり、無線端末110のハンドオーバ条件を変更する必要がない。さらに、ピンポンハンドオーバを抑制できるため、VoIP通信でのパケットロスが抑制され、音声品質を維持できる。
図5は、本発明の第2実施形態にかかる無線通信システム100Aの概略構成を示す図である。かかる無線通信システム100Aでは、無線端末110が、周辺基地局である基地局120Cと無線通信を行いつつ、図中矢印Dに示すように基地局120A、120Bを含む実績エリア124に近づいている状況を想定している。この状況では、いずれ実績エリア124内に無線端末110が位置し、ピンポンハンドオーバに陥る可能性が高い。
そこで本実施形態では、無線端末110、基地局120Cおよび管理サーバ128によってピンポンハンドオーバの発生を回避する処理を実行する。図6は、図5に示す無線通信システム100Aの実績エリア124付近での処理を示すシーケンス図である。
まず、無線端末110は、基地局120Cとの間で端末番号(ID)を定期的に送信する(ステップS200)。つぎに、基地局120Cは、情報送信部156によって端末番号および基地局情報を管理サーバ128に送信する(ステップS202)。なお基地局情報には、基地局120Cの設置位置情報が含まれている。
管理サーバ128では、実績エリア判定部176が実績エリア記憶部170から実績エリア124の位置情報を読み出し、さらに基地局120Cの設置位置情報と比較することで、無線端末110が実績エリア124に近づいているか否かを判定する(ステップS204)。ステップS204で無線端末110が実績エリア124に近づいていると判定されると、管理サーバ128は、基地局120Cに対して通信方式切替指示を送信する(ステップS206)。
続いて、基地局120Cは、管理サーバ128からの通信方式切替指示を受けて、無線端末110に通信方式切替要求を送信する(ステップS208)。無線端末110は、通信方式切替要求を受けて、ピンポンハンドオーバを回避するために、第1通信方式から第2通信方式、あるいは第2通信方式から第1通信方式に通信方式を切替える(ステップS210)。
このように本実施形態によれば、実績エリア124を予め記憶しているので、無線端末110が実績エリア124に近づいただけで、ピンポンハンドオーバの発生を予期して事前に通信方式を切替えることが可能となる。したがって、無線端末110は実績エリア124内に位置してもピンポンハンドオーバに陥ることがなく、ピンポンハンドオーバを回避できる。
上記実施形態では、ピンポンハンドオーバの判定は管理サーバ128でのみ行われていたが、これに限られず、無線端末110や基地局120A、120Bで判定してもよい。このようにすれば、無線端末110でピンポンハンドオーバを判定後、直ちに通信方式切替部140により通信方式の切替えを実行できる。また、基地局120A、120Bがピンポンハンドオーバを判定する場合には、基地局120A、120Bの通信方式要求部160が管理サーバ128に依存せず、無線端末110に通信方式切替要求を送信することで、無線端末110の通信方式の切替えが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、複数の通信方式で通信可能な無線端末を含む無線通信システム、無線端末および管理サーバに利用することができる。
100、100A…無線通信システム、110…無線端末、120A、120B、120C…基地局、122A、122B…セル、124…実績エリア、126…通信網、128…管理サーバ、130…端末制御部、132…端末メモリ、134、150…無線通信部、136…端末情報送信部、138…ハンドオーバ実行部、140…通信方式切替部、142、162…テーブル、144…第1通信部、146…第2通信部、148…基地局制御部、152、168…有線通信部、154…基地局メモリ、158…ハンドオーバ状態判定部、160…通信方式切替要求部、164…サーバ制御部、166…管理メモリ、170…実績エリア記憶部、172…ピンポンハンドオーバ判定部、174…通信方式切替指示部、176…実績エリア判定部、178…管理テーブル

Claims (5)

  1. 複数の通信方式で通信可能な無線端末と基地局と管理サーバとを含む無線通信システムにおいて、
    前記無線端末は、2つの基地局の間で頻繁にハンドオーバを行うピンポンハンドオーバが発生したら、他の通信方式に切り替えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記ピンポンハンドオーバの発生の判定は、前記無線端末、前記基地局、または前記管理サーバが行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記管理サーバは、ピンポンハンドオーバが発生した実績エリアを記憶し、
    ある無線端末が前記実績エリアに近づいたら、該無線端末に前記他の通信方式に切り替えさせることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 基地局と無線通信を行う複数の通信方式で通信可能な無線端末において、
    前記無線端末は、2つの基地局の間で頻繁にハンドオーバを行うピンポンハンドオーバが発生したら、他の通信方式に切り替えることを特徴とする無線端末。
  5. 複数の通信方式で通信可能な無線端末および基地局を管理する管理サーバにおいて、
    前記管理サーバは、無線端末に2つの基地局の間で頻繁にハンドオーバを行うピンポンハンドオーバが発生した実績エリアを記憶し、
    ある無線端末が前記実績エリアに近づいたら、該無線端末に他の通信方式に切り替えさせることを特徴とする管理サーバ。
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