JP2015103345A - 摺動接点 - Google Patents

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竹好 森
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Abstract

【課題】幅広い用途に共通して使用が可能な摺動接点を提供する。【解決手段】摺動接点1は、第1、第2および第3の接点部3,4,5を有している。各接点部3,4,5は、先端部に幅寸法が異なる第1の分割片7と第2の分割片8を備えている。各接点部3,4,5は、第1の分割片7と第2の分割片8に分割されているので、摺動時におけるチャタリングの発生を極力防止できる。また、幅寸法が大きい第1の分割片7は、熱容量を確保することができるとともに、接圧も確保することが可能となる。このため、摺動接点1としては、比較的大きな電流が流れる部分でも、小さな電流が流れる部分でも使用が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、スライドスイッチなどに用いられる摺動接点に関する。
この種の摺動接点は導電性を有する金属板により形成されている。この摺動接点としては、複数の接点部を有していて、一つの接点部が、それぞれ細長い片状に形成されているものがある。各接点部は弾性を有していて、先端部が、接続対象の例えば固定接点に対して摺動により接離する構成となっている。一つの接点部の形状としては、先割れしていない一つの片状になったものや、先端部が複数の分割片に分割された形状のものがある。
特開平6−342684号公報
一つの接点部が先割れせず一つの片状になったものでは、固定接点に対する接圧を大きくできる利点がある。また、このような先割れしていない摺動接点は、熱容量が比較的大きく確保でき、当該摺動接点とスイッチを構成する固定接点が、電源と負荷との間に配置され、比較的大きな電流を入り切りする部分には向いている。しかしながら、このような先割れしていない摺動接点は、摺動時にチャタリングが発生し易いという欠点がある。
一方、一つの接点部の先端部が複数の分割片に分割された形状のものの場合には、摺動時に複数の分割片が同時に固定接点から離間する確率は少なくなるので、チャタリングの発生を極力防止できる利点がある。しかしながら、分割片の一片の幅が小さくなるため、熱容量が小さくなり、比較的大きな電流を入り切りする部分には不向きとなる。また、大きな接圧を得難くなる。
このため、従来では、用途に応じて、先割れしていないものと、先割れしたものを使い分ける必要があった。
そこで、本発明は、幅広い用途に共通して使用することが可能な摺動接点を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の摺動接点は、一つの接点部の先端部に、幅寸法が異なる第1の分割片と第2の分割片を備えたことを特徴とする。
上記した手段によれば、一つの接点部は、第1の分割片と第2の分割片に分割されているので、摺動時におけるチャタリングの発生を極力防止できる。また、第1の分割片と第2の分割片では、幅寸法が異なっている。幅寸法が大きい第1の分割片は、熱容量を確保することができるとともに、接圧も確保することが可能となる。このため、摺動接点としては、比較的大きな電流が流れる部分でも、小さな電流が流れる部分でも使用が可能となり、幅広い用途に共通して使用することが可能となる。
本発明の一実施形態による摺動接点の斜視図 一つの接点部を拡大して示す拡大平面図 固定接点と摺動接点を示す概略平面図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、摺動接点1は導電性の金属板により形成されたもので、この場合、ベース部2と、第1、第2および第3の3つの接点部3,4,5を一体に有している。第1、第2および第3の接点部3,4,5は、それぞれ細長い片状をなしていて、ベース部2から斜め下方に向けて延びている。これら第1、第2および第3の接点部3,4,5は同一の構成であるので、図2も参照して第1の接点部3を代表して説明する。
第1の接点部3には、延び方向の中間部から先端部にかけてスリット6が形成されていて、当該第1の接点部3の先端部は、第1の分割片7と、第2の分割片8とに分割されている。第1の分割片7と第2の分割片8は、互いに幅寸法が異なっている。具体的には、この場合、図2に示すように、第1の分割片7の幅寸法D1は1.0mmに設定され、第2の分割片8の幅寸法D2は、第1の分割片7より細く、0.3mmに設定されている。また、スリット6の幅寸法D3は0.3mmに設定されている。第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aは、ともに摺動しやすいように、下側へ凸となるように湾曲している。
図3に示すように、摺動接点1が摺動する対象の配線基板10の上面には、第1の固定接点11、第2の固定接点12、および第3の固定接点13が設けられている。これら第1、第2および第3の固定接点11,12,13は、互いに平行状態となるように配置されている。このうち、中央部に位置する第2の固定接点12は、図3の左右方向に連続して延びている。図3において、上側に位置する第1の固定接点11は、左右の中央部より左側に配置され、下側に位置する第3の固定接点13は、左右の中央部より右側に配置されている。3個の各固定接点11,12,13の幅寸法は、対応する接点部3,4,5の幅寸法よりもやや大きく設定されている。
次に上記構成の作用を説明する。
図3において、摺動接点1は、図示しない可動子の移動に伴い矢印A1方向および矢印A1とは反対方向に摺動されるようになっている。摺動接点1が、図3に示す位置に位置した状態では、第2の接点部4における第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aは第2の固定接点12の上面に接触しているが、第1の接点部3における第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aは、第1の固定接点11に対して右側に離間して位置し、また、第3の接点部5における第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aは、第3の固定接点13に対して左側に離間して位置している。この状態では、スイッチとしてはオフ状態であり、第1の固定接点11と第2の固定接点12との間、および第2の固定接点12と第3の固定接点13との間は、共に電気的に遮断された状態となっている。
図3の状態から、摺動接点1が例えば矢印A1方向へ摺動されると、第2の接点部4における第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aが第2の固定接点12に接触したまま、第1の接点部3における第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aが第1の固定接点11の上面に接触する状態に切り替わる。この状態では、第2の固定接点12と第1の固定接点11との間が摺動接点1により導通接続された第1の状態となる。
また、図3の状態から、摺動接点1が矢印A1とは反対方向へ摺動されると、第2の接点部4における第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aが第2の固定接点12に接触したまま、第3の接点部5における第1の分割片7の先端部7aおよび第2の分割片8の先端部8aが第3の固定接点13の上面に接触する状態に切り替わる。この状態では、第2の固定接点12と第3の固定接点13との間が摺動接点1により導通接続された第2の状態となる。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。摺動接点1における第1から第3の各接点部3,4,5は、それぞれ第1の分割片7と第2の分割片8に分割されているので、摺動時に第1および第2の分割片7,8が同時に対応する固定接点から離間してしまうことを極力防止でき、摺動時におけるチャタリングの発生を極力防止できる。また、各接点部3,4,5における第1の分割片7と第2の分割片8では、幅寸法が異なっている。幅寸法が大きい第1の分割片7は、熱容量を確保することができるとともに、接圧も確保することが可能となる。このため、摺動接点1としては、比較的大きな電流が流れる部分でも、小さな電流が流れる部分でも使用が可能となり、幅広い用途に共通して使用することが可能となる。
(その他の実施形態)
第1から第3の各接点部3,4,5において、幅寸法が小さい第2の分割片8を2個ずつ設けたり、第2の分割片8の他に、当該第2の分割片8よりも幅寸法が小さい第3の分割片を設けたりすることもできる。
摺動接点1において、接点部としては第1から第3の3個の接点部3,4,5に限られず、2個、あるいは4個以上設けるようにしてもよい。
摺動接点1が摺動する対象としては、固定接点に限られず、可変抵抗器の抵抗体などでもよい。
図面中、1は摺動接点、3は第1の接点部、4は第2の接点部、5は第3の接点部、6はスリット、7は第1の分割片、8は第2の分割片、10は配線基板、11は第1の固定接点、12は第2の固定接点、13は第3の固定接点を示す。

Claims (1)

  1. 一つの接点部の先端部に、幅寸法が異なる第1の分割片と第2の分割片を備えたことを特徴とする摺動接点。
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