JP2015103062A - センサ端末 - Google Patents

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賢一 松永
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Abstract

【課題】高い汎用性と経済性を両立したセンサ端末を提供する。
【解決手段】複数のセンサ2のうちいずれかを選択する第1の選択回路12aと、センサ2からの電気信号を電気信号の種別に応じてそれぞれ調整する複数の信号調整回路12dと、前記複数の信号調整回路12dのうちいずれかを選択し、前記第1の選択回路12aで選択されたセンサ2からの電気信号を前記選択した信号調整回路12dに出力する第2の選択回路12cと、前記第2の選択回路12cで選択された信号調整回路12dからの電気信号を増幅するゲイン可変型増幅器12eと、センサ2と電気信号の種別とセンサ2及び電気信号の種別に応じたゲイン値とを対応付けた各対応データに基づき、第1の選択回路12aでの選択先の切り替え動作と、第2の選択回路12cでの選択先の切り替え動作と、ゲイン可変型増幅器12eでのゲイン値の変更動作とを同期させながら繰り返し実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ端末の技術に関する。
遠隔地に設置したセンサや計測機器からのデータを収集するセンサネットワークシステムがある。業務の効率化、サービス性の向上、安心・安全の確保を目的として、遠隔検針、自動販売機の在庫管理、トラックの配送管理、ビニールハウスの温度監視、受変電設備の監視等、様々なサービスが展開されている。
近年、一般家庭においても省エネに対する意識の高まりから、電流センサ、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、人感センサ等のセンサ情報を用いて、効率的なエネルギー消費の実現に向けたエネルギーマネージメントシステムの実証実験が行われている。また、住宅品質の視点から、住宅周囲の環境データを振動センサ、傾斜センサ、紫外線センサ等で計測し、住宅履歴情報を不動産の付加価値情報として活用することも検討されている。
図6は、宅内におけるセンサネットワークシステムの構成例を示す図である。センサ端末1にはセンサ2が接続されており、センサ2で検知されたセンサデータは宅内の基地局3で集約され、ルータ4及び光回線5を介して宅外のサーバ6に転送される。
例えば環境データを活用する場合、複数のセンサデータを収集することが要求される。その際、多種類のセンサ端末を同じ場所に設置する方法や、複数のセンサを搭載した1つのセンサ端末を設置する方法が考えられる。コスト的には、通信モジュールを共通化できる後者が望ましい。
その後者である複数のセンサを搭載したセンサ端末には、センサ内蔵型とセンサ外付け型がある。非特許文献1では、複数のセンサを予め内蔵し、多種多様な用途への展開を想定したセンサ端末が開示されている。一方、センサ外付け型の場合、各種のセンサが所定のインタフェースで接続される。特許文献1には、複数のセンサを外付けで接続可能な遠方監視システムが開示されている。
特開2006−33441号公報
"ワイヤレスエコセンサー"、杉原エス・イー・アイ株式会社、[online]、[平成25年11月19日検索]、<URL: http://www.ssei.co.jp/seihin/uc_e100.html>
しかしながら、複数のセンサを内蔵したセンサ端末では、予め用意されているセンサのスペックがユーザの要求条件に適合しない場合、センサ自体と周辺回路の変更が必要となり、センサ端末の基板を修正したり、場合によっては作り直したりする必要がある。
また、特許文献1のように汎用性の高いシステムを実現しようとすると、センサ入力部の回路規模や部品点数が増大し、部品コスト、製造コスト、品質管理コスト、端末サイズの増大が懸念される。これらは、一般家庭へのセンサネットワークシステムの普及を妨げる要因となる。
ここで、センサ外付け型のセンサ端末の従来例を図7に示す。センサ端末1は、端子台11、信号調整回路12、マイクロコントローラ13、メモリ14、通信モジュール15、電源部16で構成されている。信号調整回路12は、図8に示すように、フィルタ12b、整流回路C、切り替えスイッチ12f、抵抗値の異なる複数の負荷抵抗R、アンプ12gで構成されている。そして、その構成単位をセンサ2毎に備えている。
センサ2から入力された電気信号は、信号調整回路12により、ノイズ除去、整流、平滑化、電流電圧変換、信号増幅、インピーダンス整合等の処理が施される。その際、負荷抵抗Rを切り替えることにより信号増幅率が調整される。その後、マイクロコントローラ13に搭載されているA/D変換器13aによりデジタル値へ変換される。
信号調整回路12はセンサ2から入力される電気信号の種別(直流/交流、電圧/電流)に応じて最適な構成をセンサ接続数分備え、その複数の単位構成が並列に実装されるため、接続されるセンサの数に比例してセンサ入力部の回路規模や部品点数が増大してしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、高い汎用性と経済性を両立したセンサ端末を提供することを目的とする。
請求項1に記載のセンサ端末は、複数のセンサのうちいずれかを選択する第1の選択回路と、センサからの電気信号を電気信号の種別に応じてそれぞれ調整する複数の信号調整回路と、前記複数の信号調整回路のうちいずれかを選択し、前記第1の選択回路で選択されたセンサからの電気信号を前記選択した信号調整回路に出力する第2の選択回路と、前記第2の選択回路で選択された信号調整回路からの電気信号を増幅するゲイン可変型増幅器と、センサと電気信号の種別とセンサ及び電気信号の種別に応じたゲイン値とを対応付けた各対応データに基づき、前記第1の選択回路及び前記第2の選択回路の各選択先をそれぞれ切り替え、前記ゲイン可変型増幅器のゲイン値を変更する制御部と、を有し、前記制御部は、前記第1の選択回路での選択先の切り替え動作と、前記第2の選択回路での選択先の切り替え動作と、前記ゲイン可変型増幅器でのゲイン値の変更動作とを同期させながら前記各対応データについて繰り返し実行させることを要旨とする。
請求項2に記載のセンサ端末は、請求項1に記載のセンサ端末において、前記第1の選択回路は、前記複数のセンサと前記第2の選択回路との間に接続されていることを要旨とする。
請求項3に記載のセンサ端末は、請求項1に記載のセンサ端末において、前記第1の選択回路は、前記複数のセンサの各電源端と電源との間に接続されていることを要旨とする。
本発明によれば、高い汎用性と経済性を両立したセンサ端末を提供できる。
センサ端末の第1の構成例を示す図である。 設定テーブルの例を示す図である。 設定電文の例を示す図である。 センサ端末の動作フローを示す図である。 センサ端末の第2の構成例を示す図である。 センサネットワークシステムの構成例を示す図である。 従来のセンサ端末の構成を示す図である。 従来の信号調整回路の構成を示す図である。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係るセンサ端末1の構成例を示す図である。このセンサ端末1は、図7に示した従来のセンサ端末1と同様の構成を備えるが、信号調整回路12とマイクロコントローラ13の構成を変更している。
信号調整回路12は、第1の選択回路12aと、フィルタ12bと、第2の選択回路12cと、4つの信号調整回路12d1〜12d4と、可変アンプ12eとを備えて構成される。
第1の選択回路12aは、端子台11とフィルタ12bとの間に接続され、端子台11に接続される複数のセンサ2のうちいずれかを選択し、選択したセンサ2からの電気信号をフィルタ12bに出力する。
フィルタ12bは、第1の選択回路12aと第2の選択回路12cとの間に接続され、第1の選択回路12aで選択されたセンサ2からの電気信号からノイズ成分を除去する。
第2の選択回路12cは、フィルタ12bと4つの信号調整回路12d1〜12d4との間に接続され、複数の信号調整回路12d1〜12d4のうちいずれかを選択し、第1の選択回路12aで選択されたセンサ2からの電気信号を当該選択した信号調整回路12dに出力する。
4つの信号調整回路12d1〜12d4は、第2の選択回路12cと可変アンプ12eとの間に並列接続され、第2の選択回路12cからの電気信号を電気信号の種別に応じて調整する。具体的には、ダイオードからなる整流回路C1,C2、負荷抵抗R1、分圧抵抗R2等で構成され、入力された電気信号を直流電圧の電気信号に変換する。
例えば、第1の信号調整回路12d1は、交流電流や交流電圧の電気信号を直流電圧に変換するための回路であり、第2の選択回路12cと可変アンプ12eとの間に整流回路C1を接続し、その整流回路C1の出力とグランドとの間に負荷抵抗R1を接続している。
また、第2の信号調整回路12d2は、直流電流や直流電圧の電気信号を直流電圧に変換するための回路であり、第2の選択回路12cと可変アンプ12eとの間を直接接続し、その接続ライン上とグランドとの間に負荷抵抗R1を接続している。
また、第3の信号調整回路12d3は、交流電圧の電気信号を直流電圧に変換するための回路であり、第2の選択回路12cと可変アンプ12eとの間に整流回路C2と分圧抵抗R2とを直列接続し、その分圧抵抗R2の出力とグランドとの間に負荷抵抗R1を接続している。
また、第4の信号調整回路12d4は、直流電圧の電気信号を直流電圧に変換するための回路であり、第2の選択回路12cと可変アンプ12eとの間に分圧抵抗R2を接続し、その分圧抵抗R2の出力とグランドとの間に負荷抵抗R1を接続している。
可変アンプ12eは、4つの信号調整回路12d1〜12d4とマイクロコントローラ13との間に接続され、第2の選択回路12cで選択された信号調整回路12dからの電気信号を増幅する。内部レジスタを書き換えることにより、ゲイン値を調整可能である。
以上が信号調整回路12の構成である。
次に、マイクロコントローラ13について説明する。マイクロコントローラ13は、図8に示したA/D変換器13a以外に、記憶部13bと、制御部13cとを備えて構成される。
記憶部13bは、第1の選択回路12a及び第2の選択回路12cの各選択先をそれぞれ切り替える際、更に可変アンプ12eのゲイン値を変更する際に用いる設定テーブルを記憶している。
設定テーブルの例を図2に示す。本例の設定テーブルは、端子台11の入力端子IDと、センサ2からの電気信号の種別と、端子台11の入力端子11a〜11d及び電気信号の種別に応じたゲイン値と、を対応付けた各対応データで構成される。入力端子IDは第1の選択回路12aで選択先を切り替える際に使用され、電気信号の種別は第2の選択回路12cで選択先を切り替える際に使用される。
なお、設定テーブルのデータは、任意の設定器を用いてローカルでセンサ端末1に書き込んでもよいし、外部のサーバ6(図6参照)から送信する設定電文により遠隔で書き込んでもよい。設定電文は、例えば図3(a)に示すようなフォーマット(センサ端末ID,コマンド種別,センサチャネル,設定データ)で構成される。設定データには、電気信号の種別(直流/交流、電圧/電流)やゲイン情報が含まれている。その設定電文を用いてセンサチャネル毎に個別設定してもよいし、同図(b)のような一括設定電文を用いてセンサ端末毎に一括設定してもよい。また、同図(c)のような設定電文を用いて、必要なセンサチャネルのみを複数選択して設定してもよい。
制御部13cは、記憶部13bに記憶されている設定テーブルを用いて、第1の選択回路12a及び第2の選択回路12cの各選択先をそれぞれ切り替え、更に可変アンプ12eのゲイン値を変更する。その際、それら各制御を命令するための制御信号を利用する。
以上がマイクロコントローラ13の構成である。
ここまで、センサ端末1の構成について説明した。本例では、センサ2の数を最大4つとしているがこれに限るものではない。つまり、端子台11の入力端子の数や第1の選択回路12aの選択先の数をセンサ2の種類や数等に応じて5つ以上設けてもよいし、1つに限定してもよい。
次に、センサ端末1の動作について説明する。図4は、センサ端末1の動作フローを示す図である。但し、端子台11の第1の入力端子11aにクランプ式交流電流センサ2aが接続され、第2の入力端子11bに電圧出力タイプの照度センサ2bが接続され、第3の入力端子11cにアナログ電流(4−20mA)出力センサ2cが接続され、第4の入力端子11dにアナログ電圧(1−5V)出力センサ2dが接続されているとする。
最初に、クランプ式交流電流センサ2aからの電気信号の処理を説明する。
まず、マイクロコントローラ13内の制御部13cは、記憶部13bから取得した設定テーブルに基づき、入力された交流電流の電気信号が整流回路C1へ入力されるように第2の選択回路12cの選択先を第1の信号調整回路12d1へ切り替え(ステップS1)、可変アンプ12eのゲインが6dBとなるようにレジスタを設定する(ステップS2)。
次いで、同設定テーブルに基づき、クランプ式交流電流センサ2aからの電気信号が信号調整回路12の内部へ入力されるように第1の選択回路12aの選択先を第1の入力端子11aに切り替える(ステップS3)。
入力された電気信号は、フィルタ12bにより高周波成分が除去された後、整流回路C1により整流される。そして、整流された直流電流の電気信号は、負荷抵抗R1により電圧に変換された後、可変アンプ12eにより設定済みのレベルに増幅される。
その後、変換・増幅された直流電圧の電気信号はマイクロコントローラ13へ入力され、A/D変換器13aによりデジタル値に変換される。その際、ノイズの影響を抑制するため、A/D変換器13aは、デジタル値を所定回数だけサンプリングした後に平均化処理を行う(ステップS4〜ステップS6)。
次に、照度センサ2bからの電気信号の処理を説明する。
まず、マイクロコントローラ13内の制御部13cは、記憶部13bから取得した設定テーブルに基づき、入力された直流電圧の電気信号が可変アンプ12eへ直接入力されるように第2の選択回路12cの選択先を第2の信号調整回路12d2へ切り替え(ステップS1)、可変アンプ12eのゲインが10dBとなるようにレジスタを設定する(ステップS2)。
次いで、同設定テーブルに基づき、照度センサ2bからの電気信号が信号調整回路12の内部へ入力されるように第1の選択回路12aの選択先を第2の入力端子11bに切り替える(ステップS3)。
入力された電気信号は、フィルタ12bにより高周波成分が除去された後、可変アンプ12eにより設定済のレベルに増幅される。そして、増幅された直流電圧の電気信号はマイクロコントローラ13へ入力され、A/D変換器13aによりデジタル値に変換される。その際、ノイズの影響を抑制するため、A/D変換器13aは、デジタル値を所定回数だけサンプリングした後に平均化処理を行う(ステップS4〜ステップS6)。
次に、アナログ電流出力センサ2cからの電気信号の処理を説明する。
まず、マイクロコントローラ13内の制御部13cは、記憶部13bから取得した設定テーブルに基づき、入力された直流電流の電気信号が可変アンプ12eへ直接入力されるように第2の選択回路12cの選択先を第2の信号調整回路12d2へ切り替え(ステップS1)、可変アンプ12eのゲインが1dBとなるようレジスタを設定する(ステップS2)。
次いで、同設定テーブルに基づき、アナログ電流出力センサ2cからの電気信号が信号調整回路12の内部へ入力されるように第1の選択回路12aの選択先を第3の入力端子11cに切り替える(ステップS3)。
入力された信号は、フィルタ12bにより高周波成分が除去された後、負荷抵抗R1により電圧に変換され、可変アンプ12eにより設定済みのレベルに増幅される。
その後、変換・増幅された直流電圧の電気信号はマイクロコントローラ13へ入力され、A/D変換器13aによりデジタル値に変換される。その際、ノイズの影響を抑制するため、A/D変換器13aは、デジタル値を所定回数だけサンプリングした後に平均化処理を行う(ステップS4〜ステップS6)。
最後に、アナログ電圧出力センサ2dからの電気信号の処理を説明する。
まず、マイクロコントローラ13内の制御部13cは、記憶部13bから取得した設定テーブルに基づき、入力された直流電圧の電気信号が分圧抵抗R2へ入力されるように第2の選択回路12cの選択先を第4の信号調整回路12d4へ切り替え(ステップS1)、可変アンプ12eのゲインが1dBとなるようにレジスタを設定する(ステップS2)。
次いで、同設定テーブルに基づき、アナログ電圧出力センサ2dからの電気信号が信号調整回路12の内部へ入力されるように第1の選択回路12aの選択先を第4の入力端子11dに切り替える(ステップS3)。
入力された電気信号は、フィルタ12bにより高周波成分が除去された後、分圧抵抗R2での抵抗分割によりA/D変換器13aに適合した電圧レンジに調整され、可変アンプ12eにより設定済みのレベルに増幅される。
その後、調整・増幅された直流電圧の電気信号はマイクロコントローラ13へ入力され、A/D変換器13aによりデジタル値に変換される。その際、ノイズの影響を抑制するため、A/D変換器13aは、デジタル値を所定回数だけサンプリングした後に平均化処理を行う(ステップS4〜ステップS6)。
そして制御部13cは、設定データに格納された全ての対応データを参照し、それら各対応データについて、第1の選択回路12aでの選択先の切り替え動作と、第2の選択回路12cでの選択先の切り替え動作と、可変アンプ12eでのゲイン値の変更動作とを同期させながら繰り返し実行させる。
つまり、上記動作例の場合、第1の選択回路12aの選択先を第1の入力端子11aへ切り替える動作と、第2の選択回路12cの選択先を第1の信号調整回路12d1へ切り替える動作と、可変アンプ12eのゲインが6dBとなるようにレジスタを設定する動作とを、同じタイミングで実行させる。そして次に、第1の選択回路12aの選択先を第2の入力端子11bへ切り替える動作と、第2の選択回路12cの選択先を第2の信号調整回路12d2へ切り替える動作と、可変アンプ12eのゲインが10dBとなるようにレジスタを設定する動作とを、同じタイミングで実行させる。以降も同様に設定データに基づいて繰り返し実行する。
なお、第1の選択回路12a及び第2の選択回路12cの切り替えに要する時間とセンサデータの取得におけるタイムラグとを可能な限り小さくすることを考慮して、所定回数のサンプリングは50ms以内に実施することが望ましい。
以上のように、第1の選択回路12aの切り替え動作と第2の選択回路12cの切り替え動作とを同期させて制御することにより、多種多様な種別の電気信号(直流電圧、交流電圧、直流電流、交流電流)を測定可能となるとともに、可変アンプ12eのゲイン値を変更することにより、センサ2からの電気信号を幅広い測定レンジで取得可能となる。
よって、電気信号の種別が不明な入力信号に対して、第2の選択回路12cを逐次切り替えてセンサ2からのデータを取得すれば、そのデータのプロファイルから入力信号の種別や選択すべき後段の信号調整回路12dを設定することが可能となる。また、電気信号の種別が既知の同じ入力信号に対して、可変アンプ12eのゲイン値を逐次切り替えてデータを取得すれば、小さな信号から大きな信号まで一度に測定することが可能となり、最適なゲイン値を設定することが可能となる。
本実施の形態では、第1の選択回路12aでの選択先の切り替え動作と、第2の選択回路12cでの選択先の切り替え動作と、可変アンプ12eでのゲイン値の変更動作とを時間的に同期させながら繰り返し実行するので、電気信号の種類やレベルの異なる複数のセンサ2からのデータを最小限の回路で効率的に取得することができる。センサ2の数が多いほど当該回路規模削減効果は大きいと言える。
なお、本実施の形態では、4つのセンサデータを同じ周期で取得する動作を説明したが、センサ2毎に異なる周期であってもよい。この場合、制御するセンサ2の順番は、同じではなく設定した周期により入れ子になる。
〔第2の実施の形態〕
図5は、第2の実施の形態に係るセンサ端末1の構成例を示す図である。本実施の形態では、第1の選択回路12aを複数のセンサ2の各電源端とマイクロコントローラ13内の電源回路との間に接続し、端子台11とフィルタ12bとを直接接続するように変更している。
本例での第1の選択回路12aは、設定テーブルに基づく制御部13cからの制御信号に基づき複数のセンサ2のうちいずれかを選択し、選択したセンサ2に対して電源回路からの電源を供給する。電源の給電の有無によってセンサ2のオンオフを制御することにより、動作すべきセンサ2を選択するようにしている。
本実施の形態の場合であっても、第1の選択回路12aによりいずれかのセンサ2が選択され、選択されたセンサ2からの電気信号がセンサ端末1に入力されるので、第1の実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。すなわち、第1の選択回路12aでの選択先の切り替え動作と、第2の選択回路12cでの選択先の切り替え動作と、可変アンプ12eでのゲイン値の変更動作とを時間的に同期させながら繰り返し実行することにより、電気信号の種類やレベルの異なる複数のセンサ2からのデータを最小限の回路で効率的に取得することができる。
以上より、各実施の形態によれば、接続されるセンサの数が増大した場合でも回路規模を削減できるので、センサ端末1の汎用性を保ちながら小型化・低コスト化を実現できる。
1…センサ端末
11…端子台
11a〜11d…第1の入力端子〜第4の入力端子
12…信号調整回路
12a…第1の選択回路
12b…フィルタ
12c…第2の選択回路
12d…信号調整回路
12d1〜12f4…第1の信号調整回路〜第4の信号調整回路
12e…可変アンプ
12f…切り替えスイッチ
12g…アンプ
13…マイクロコントローラ
13a…A/D変換器
13b…記憶部
13c…制御部
14…メモリ
15…通信モジュール
16…電源部
2…センサ
2a…クランプ式交流電流センサ
2b…照度センサ
2c…アナログ電流出力センサ
2d…アナログ電圧出力センサ
3…基地局
4…ルータ
5…光回線
6…サーバ
C,C1,C2…整流回路
R,R1…負荷抵抗
R2…分圧抵抗
S1〜S6…ステップ

Claims (3)

  1. 複数のセンサのうちいずれかを選択する第1の選択回路と、
    センサからの電気信号を電気信号の種別に応じてそれぞれ調整する複数の信号調整回路と、
    前記複数の信号調整回路のうちいずれかを選択し、前記第1の選択回路で選択されたセンサからの電気信号を前記選択した信号調整回路に出力する第2の選択回路と、
    前記第2の選択回路で選択された信号調整回路からの電気信号を増幅するゲイン可変型増幅器と、
    センサと電気信号の種別とセンサ及び電気信号の種別に応じたゲイン値とを対応付けた各対応データに基づき、前記第1の選択回路及び前記第2の選択回路の各選択先をそれぞれ切り替え、前記ゲイン可変型増幅器のゲイン値を変更する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記第1の選択回路での選択先の切り替え動作と、前記第2の選択回路での選択先の切り替え動作と、前記ゲイン可変型増幅器でのゲイン値の変更動作とを同期させながら前記各対応データについて繰り返し実行させることを特徴とするセンサ端末。
  2. 前記第1の選択回路は、
    前記複数のセンサと前記第2の選択回路との間に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ端末。
  3. 前記第1の選択回路は、
    前記複数のセンサの各電源端と電源との間に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ端末。
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