JP2015100407A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定されている撮像パラメータをその設定前に設定された撮像パラメータに効率良く戻せることができる機能が搭載されたMRI装置を提供する。【解決手段】磁気共鳴イメージング装置において、表示部は入力された撮像パラメータの入力履歴を表示する履歴表示領域と、撮像パラメータの設定を行う撮像パラメータ設定領域とを有し、記憶部には撮像パラメータの初期値、および初期値を変更した変更後撮像パラメータが記憶され、履歴表示領域には変更後撮像パラメータが変更順に一覧表示され、履歴表示領域に一覧表示された変更後撮像パラメータの中から、操作者により所望の変更後撮像パラメータを選択することにより、選択された変更後撮像パラメータの変更時点まで撮像パラメータの設定値を戻す機能を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、磁気共鳴イメージング(以下、「MRI」という)装置に係り、特に撮像パラメータの値の設定効率を向上させる手段を具備したMRI装置に関する。
MRI装置は、被検体、特に人体の組織を構成する原子核スピンが発生するNMR信号を計測し、その頭部、腹部、四肢等の形態や機能を2次元的に或いは3次元的に画像化する装置である。撮影においては、NMR信号には、傾斜磁場によって異なる位相エンコードが付与されるとともに周波数エンコードされて、時系列データとして計測される。計測されたNMR信号は、2次元又は3次元フーリエ変換されることにより画像に再構成される。
磁気共鳴撮像における再構成画像の画質および撮像の時間は、撮像に用いるパルスシーケンスにより大きく異なるが、同種のパルスシーケンスであっても、その撮像パラメータの設定値(視野・パルスの繰返し時間(TR)・エコー時間(TE)・反転回復時間(TI)・スライス厚・スライス数・撮像のマトリクス数・信号の加算回数等)の違いにより大きな差を生じる。
従って、操作者は被検体の負担を軽減するために撮像の時間を考慮すると共に、医師が正確な診断を行える画像を得るために、被検体毎に撮像の時間・疾患種類・診断部位・撮像の領域を考慮し、細かに撮像パラメータの値を設定する必要がある。
特許文献1には、入力された撮像パラメータ値による撮像が不可能な場合に、該入力値を維持するために変更可能な他の撮像パラメータとその値の候補を演算し、前記他の撮像パラメータとその値の候補を表示手段に表示するMRI装置が開示されている。
特開2006−280820号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では、操作者が細かに撮像パラメータの値を設定する上で、少数の撮像パラメータ変更であっても、全ての撮像パラメータの計算が必要となり、その際に変更使用とする少数のパラメータ以外の他の撮像パラメータも同時に自動的に変更されてしまう場合があった。例えば、撮像パラメータの一つである撮像時間を短くしたい場合、操作者はパルスの繰返し時間(TR)を短くするか、あるいは位相方向の計測点数(Phase)を少なくするかの変更が必要であるが、その変更に伴ってそれら以外の他の撮像パラメータも自動的に変更される場合があった。
操作者が撮像パラメータ変更後の時点で、その変更の直前で設定した撮像パラメータに戻したい場合も、全ての撮像パラメータの計算によって同時に他の撮像パラメータも自動的に変更されてしまう場合があり、操作者が望む通りに撮像パラメータの値を効率よく戻せなかった。
そこで、本発明の目的は、設定されている撮像パラメータをその設定前に設定された撮像パラメータに効率良く戻せることができる機能が搭載されたMRI装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置は、静磁場空間に置かれた被検体に高周波を照射する高周波照射部と、被検体から放出される核磁気共鳴信号を受信する信号受信部と、受信した核磁気共鳴信号に処理を加えて被検体の断層画像を再構成する演算処理部と、断層画像を表示する表示部と、断層画像の撮像に要する撮像パラメータを記憶する記憶部と、を備え、表示部は、入力された撮像パラメータの入力履歴を表示する履歴表示領域と、撮像パラメータの設定を行う撮像パラメータ設定領域と、を有し、記憶部には、撮像パラメータの初期値、および初期値を変更した変更後撮像パラメータが記憶され、履歴表示領域には、変更後撮像パラメータが変更順に一覧表示され、履歴表示領域に一覧表示された変更後撮像パラメータの中から、操作者により所望の変更後撮像パラメータを選択することにより、選択された変更後撮像パラメータの変更時点まで撮像パラメータの設定値を戻す機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、設定されている撮像パラメータをその設定前に設定された撮像パラメータに効率良く戻せることができる。特に、クオリティパラメータを比較して、所望の撮像パラメータを効率良く設定することができる。
本発明に係るMRI装置の全体概要の一例を示す図である。 実施例1に係る撮像パラメータの初期値を示す図である。 実施例1に係る表示画面の一例を示す図である。 実施例1に係る撮像パラメータの入力処理を示すフローチャートである。 実施例1に係る履歴表示処理を示すフローチャートである。 実施例1に係る履歴選択処理を示すフローチャートである。 実施例1に係る撮像パラメータの入力履歴リストから項目を選択した後の表示画面の一例を示す図である。 推奨パラメータウィンドウの一例を示す図である。 実施例2に係る撮像パラメータの入力処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る履歴表示処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る表示画面の一例を示す図である。 実施例2に係るSuggestionボタン押下処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る履歴パラメータ名の入力処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面に従って本発明のMRI装置の好ましい実施形態について詳説する。なお、発明の実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
最初に、本発明に係るMRI装置の全体概要を説明する。図1は、本発明に係るMRI装置の全体概要の一例を示す図である。このMRI装置は、NMR現象を利用して被検体の断層画像を得るもので、図1に示すように、MRI装置は静磁場発生系2と、傾斜磁場発生系3と、送信系5と、受信系6と、信号処理系7と、シーケンサ4と、中央処理装置(CPU)8とを備えて構成される。
静磁場発生系2は、垂直磁場方式であれば、被検体1の周りの空間にその体軸と直交する方向に、水平磁場方式であれば、体軸方向に均一な静磁場を発生させるもので、被検体1の周りに永久磁石方式、常電導方式あるいは超電導方式の静磁場発生源が配置されている。
傾斜磁場発生系3は、MRI装置の座標系(静止座標系)であるX,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル9と、それぞれの傾斜磁場コイルを駆動する傾斜磁場電源10とから成り、後述のシ−ケンサ4からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源10を駆動することにより、X,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場Gx,Gy,Gzを印加する。撮影時には、スライス面(撮影断面)に直交する方向にスライス方向傾斜磁場パルス(Gs)を印加して被検体1に対するスライス面を設定し、そのスライス面に直交して且つ互いに直交する残りの2つの方向に位相エンコード方向傾斜磁場パルス(Gp)と周波数エンコード方向傾斜磁場パルス(Gf)を印加して、エコー信号にそれぞれの方向の位置情報をエンコードする。
シーケンサ4は、高周波磁場パルス(以下、「RFパルス」という)と傾斜磁場パルスをある所定のパルスシーケンスで繰り返し印加する制御手段で、CPU8の制御で動作し、被検体1の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系5、傾斜磁場発生系3、および受信系6に送る。
送信系5は、被検体1の生体組織を構成する原子の原子核スピンに核磁気共鳴を起こさせるために、被検体1にRFパルスを照射するもので、高周波発振器11と変調器12と高周波増幅器13と送信側の高周波コイル(送信コイル)14aとから成る。高周波発振器11から出力されたRFパルスをシーケンサ4からの指令によるタイミングで変調器12により振幅変調し、この振幅変調されたRFパルスを高周波増幅器13で増幅した後に被検体1に近接して配置された高周波コイル14aに供給することにより、RFパルスが被検体1に照射される。
受信系6は、被検体1の生体組織を構成する原子核スピンの核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信号)を検出するもので、受信側の高周波コイル(受信コイル)14bと信号増幅器15と直交位相検波器16と、A/D変換器17とから成る。送信側の高周波コイル14aから照射された電磁波によって誘起された被検体1の応答のNMR信号が被検体1に近接して配置された高周波コイル14bで検出され、信号増幅器15で増幅された後、シーケンサ4からの指令によるタイミングで直交位相検波器16により直交する二系統の信号に分割され、それぞれがA/D変換器17でディジタル量に変換されて、信号処理系7に送られる。
信号処理系7は、各種データ処理と処理結果の表示及び保存等を行うもので、光ディスク19、磁気ディスク18等の外部記憶装置と、CRT等からなるディスプレイ20とを有する。受信系6からのデータがCPU8に入力されると、CPU8が信号処理、画像再構成等の処理を実行し、その結果である被検体1の断層画像をディスプレイ20に表示すると共に、外部記憶装置の磁気ディスク18等に記録する。
操作部25は、MRI装置の各種制御情報や上記信号処理系7で行う処理の制御情報を入力するもので、トラックボール又はマウス23、及び、キーボード24から成る。この操作部25はディスプレイ20に近接して配置され、操作者がディスプレイ20を見ながら操作部25を通してインタラクティブにMRI装置の各種処理を制御する。
なお、図1において、送信側の高周波コイル14aと傾斜磁場コイル9は、被検体1が挿入される静磁場発生系2の静磁場空間内に、垂直磁場方式であれば被検体1に対向して、水平磁場方式であれば被検体1を取り囲むようにして設置されている。また、受信側の高周波コイル14bは、被検体1に対向して、或いは取り囲むように設置されている。
現在MRI装置の撮像対象核種は、臨床で普及しているものとしては、被検体の主たる構成物質である水素原子核(プロトン)である。プロトン密度の空間分布や、励起状態の緩和時間の空間分布に関する情報を画像化することで、人体頭部、腹部、四肢等の形態または、機能を2次元もしくは3次元的に撮像する。
まず、図を用いて、以下に本発明の実施例1を説明する。
図2は、実施例1に係る撮像パラメータの初期値の一例を示す図である。本図では、TR(パルスの繰返し時間)が30.0、TE(エコー時間)が16.5、FOV(撮像視野)が250、Multi Slice(スライス数)が1、Band Width(受信信号の周波数帯域)が60.0であり、それぞれの撮像パラメータの初期値がディスプレイ20の画面上に表示されている。
次に、この初期値を以下のように変更する場合を説明する。すなわち、TRを30.0から68.0に、TEを16.5から15.3に、FOVを250から256に、Multi Sliceを1から4に、Band Widthを60.0から65.5に、それぞれ変更する場合である。
図3に、その変更後の撮像パラメータを含むデータがディスプレイ20の画面上に表示された表示画面を示す。
図3に示す表示画面は、撮像した画像29と、入力された撮像パラメータの入力項目およびその入力項目に対応するクオリティパラメータが表示された撮像パラメータの入力履歴リスト31と、画面の右側に図示された入力パラメータ表示リスト32と、撮像スキャンを開始、あるいは停止する「Start」、「Stop」ボタンなどで構成される。
なお、撮像パラメータの入力履歴リスト31は、撮像した画像29の一部に重畳されて表示されても構わない。
撮像パラメータの入力履歴リスト31は、撮像パラメータの入力履歴を一つの画面で表示し、入力パラメータ表示リスト32から再設定(変更)を行う一例を示している。
撮像パラメータの入力履歴リスト31に示す入力項目は、下から上に掛けて撮像パラメータの変更順に表示される。すなわち、最初の変更は、最下段に示す「Band Width」であり、次に、「Multi Slice」であり、このような変更が引き続き行われ、「FOV」の変更がこの表では直近の変更であることを示す。
この図から、まず、Band Widthを初期値の60.0から65.5に変更した値が表示され、その変更後のBand Widthに対応したクオリティパラメータが自動的に算出され表示されている。最上段に表示の「FOV」に至るまで同様の手順で表示が行われる。
なお、クオリティパラメータとしては、「SNR」、「CNR」、「SAR」、「dB/dt」、「Scan Time」が表示されている。これらのパラメータは、撮像画像の画質、被検体1に対する被ばく安全性、および撮像時間に関係する。
撮像パラメータの変更は、入力パラメータ表示リスト32に示す撮像パラメータの該当箇所に変更後の数値を入力する。
図4は、撮像パラメータの入力処理を示すフローチャートである。このフローチャートおよび図3を用いて、操作者が、所望とする撮像パラメータの値を操作部25内のキーボード24を用いて入力した際の撮像パラメータの入力処理のフローを説明する。
(ステップ101):操作者が直前で入力した撮像パラメータを含めた全ての撮像パラメータを磁気ディスク18に記憶する。
(ステップ102):操作者が直前で入力した撮像パラメータの入力項目(項目名とその値)を磁気ディスク18に記憶する。
(ステップ103):各々のクオリティパラメータ(SNR(信号対雑音化)、CNR(コントラスト対雑音化)、SAR(Specific Absorption Ratio;高周波磁場印加に伴い人体に吸収される単位質量当たりの発熱量)、dB/dt(傾斜磁場の時間変化率)、Scan Time(撮像時間))の値を磁気ディスク18に記憶する。
以上が、撮像パラメータの入力処理の入力処理のフローの説明である。
次に、図5に履歴表示処理を示すフローチャートを示す。このフローチャートを用いて、操作者が図3の表示/非表示切り替えボタン30を操作部25内のトラックボール又はマウス23を用いてクリックした際の履歴表示処理のフローを説明する。
(ステップ201):ステップ102で磁気ディスク18に記憶した入力項目の項目名(撮像パラメータの名称)とその値をRAM22にロードする。
(ステップ202):ステップ201でロードした入力項目の項目名とその値が存在するかを判定する。存在しない場合(NO)は、処理を終了する。存在する場合(YES)は、ステップ203に移行する。
(ステップ203):ステップ201でロードした入力項目の項目名とその値を図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31として表示する。
(ステップ204):ステップ103で磁気ディスク18に記憶した各々のクオリティパラメータ(SNR、CNR、SAR、dB/dt、Scan Time)の値をRAM22にロードする。
(ステップ205):ステップ204でロードしたクオリティパラメータ(SNR、CNR、SAR、dB/dt、Scan Time)の値を図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31として表示する。
(ステップ206):次の履歴の入力項目の撮像パラメータの名称とその値をRAM22にロードする。
(ステップ207):ステップ206でロードした入力項目の項目名とその値が存在するかを判定する。存在しない場合(NO)は、ステップ208に移行する。
存在する場合(YES)は、ステップ203に移行して、次の履歴が存在しなくなるまでステップ203からステップ207を繰り返す。
(ステップ208):図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31に示すクオリティパラメータ(SNR、CNR、SAR、dB/dt、Scan Time)の履歴で、SNRとCNRは最も値が大きい数値を、SARとdB/dtとScan Timeは最も小さい数値を強調表示する。強調表示すべき値が複数存在する場合は、強調表示すべき値の全てを強調表示する。本図では、表中の強調表示する数字は、ゴシック体でかつポイント数が大きな文字で表示している。
以上が、履歴表示処理のフローの説明である。
次に、図6のフローチャート、及び図7の表示画面を用いて、操作者が図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31の入力項目を以前に入力した項目に戻したい場合、撮像パラメータの入力履歴リスト上で戻したい項目を、操作部25内のトラックボール又はマウス23を用いてダブルクリックにより選択する際の履歴選択処理フローを説明する。
図7の表示画面の構成は、図3で示した構成と同じである。
(ステップ301):ステップ101で磁気ディスク18に記憶した全ての撮像パラメータをRAM22にロードする。
(ステップ302):ステップ301でロードした全ての撮像パラメータを図7の入力パラメータ表示リスト32の撮像パラメータの入力領域に表示する。
(ステップ303):操作者が選択した項目より新しい履歴を磁気ディスク18から取り消す。
(ステップ304):ステップ303で取り消した内容を図7の撮像パラメータの入力履歴リスト31の撮像パラメータの入力履歴リストに反映する。
上記フローチャートの例では、操作者が選択した項目は、図3の最上段に示す「FOV」の入力項目が選択されている。従って、図7では、入力項目「FOV」と対応するクオリティパラメータが取り消されている。また、同時に「FOV」の値256は、入力パラメータ表示リスト32に示すように、変更前の初期値250に戻っていることが分かる。
なお、本図では、撮像パラメータの入力履歴リスト31の最上段、すなわち直近に変更された入力項目の変更について説明したが、例えば、直近の変更の2つ前の入力項目を変更する時、すなわち撮像パラメータの入力履歴リスト31の最上段から3段目の「TE」を変更する時には、この項目の変更後に変更された「TR」、「FOV」も同時に取り消され、初期値に戻る。
以上が、履歴選択処理のフローの説明である。
本実施例によれば、設定されている撮像パラメータをその設定前に設定された撮像パラメータに効率良く戻せることができる。特に、クオリティパラメータを比較して、所望の撮像パラメータを効率良く設定することができる効果がある。
次に、図を用いて、以下に本発明の実施例2を説明する。
実施例1と同様に撮像パラメータの入力履歴を一つの画面で表示と設定を行う点は同じであるが、実施例1と異なる点は、次の通りである。
つまり、撮像パラメータの入力時と同時に、全ての撮像パラメータの計算結果を操作者に提示し、図8に示す推奨パラメータウィンドウの表示と設定とが異なる。また、図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31から任意の撮像パラメータの履歴を表示する点が異なる。
以下、異なる箇所のみ説明し、同じ箇所の説明は省略する。
図9のフローチャートを用いて、操作者が、所望とする撮像パラメータの値を操作部25内のキーボード24を用いて入力した際の撮像パラメータの入力処理のフローを説明する。
(ステップ101):図4で説明した処理と同様である。
(ステップ102):図4で説明した処理と同様である。
(ステップ401):操作者の撮像パラメータの入力によって、図8で示す推奨パラメータウィンドウが表示されるかを判定する。その表示が存在しない場合(NO)は、ステップ103に移行する。その表示が存在する場合(YES)は、ステップ402に移行する。
(ステップ402):推奨パラメータウィンドウの表示内容を磁気ディスク18に記憶する。
(ステップ103):図4で説明した処理と同様である。
以上が、撮像パラメータの入力処理の入力処理のフローの説明である。
次に、図10のフローチャートを用いて、操作者が図3の表示/非表示切り替えボタン30を操作部25内のトラックボール又はマウス23を用いてクリックした際の履歴表示処理のフローを説明する。
(ステップ201):図5で説明した処理と同様である。
(ステップ202):図5で説明した処理と同様である。
(ステップ203):図5で説明した処理と同様である。
(ステップ501):ステップ402で磁気ディスク18に記憶した推奨パラメータウィンドウの表示内容をRAM22にロードする。
(ステップ502):ステップ501でロードした推奨パラメータウィンドウの表示内容が存在するかを判定する。存在しない場合(NO)は、ステップ204に移行する。存在する場合(YES)は、ステップ503に移行する。
(ステップ503):推奨パラメータウィンドウが表示したことを示すボタンを表示する(図11に示すSuggestionボタン33)。
(ステップ204):図5で説明した処理と同様である。
(ステップ205):図5で説明した処理と同様である。
(ステップ206):図5で説明した処理と同様である。
(ステップ207):図5で説明した処理と同様である。
(ステップ208):図5で説明した処理と同様である。
以上が、履歴表示処理のフローの説明である。
図11は、実施例2に係る表示画面の一例を示す図である。
図3で示す表示画面の構成とほぼ同じであるが、異なる点は、撮像パラメータの入力履歴リスト31にSuggestion欄が新たに設けられ、Suggestionが必要な場合は、Suggestionボタン33が図のようにSuggestion欄に表示される。さらに、撮像パラメータの入力履歴リスト31のクオリティパラメータの欄に新たに、履歴パラメータ(本図では、撮像設定条件34を例示している)を示す欄が設けられている。
次に、図12のフローチャートを用いて、操作者が、図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31から図11のSuggestionボタン33を操作部25内のトラックボール又はマウス23を用いてクリックした際のSuggestionボタン押下処理のフローを説明する。
(ステップ601):Suggestionの表示内容をRAM22にロードする。
(ステップ602):Suggestionを表示する。
(ステップ603):操作者がSuggestion推奨パラメータを選択したかを判定する。選択していない場合(NO)は、処理を終了する。選択している場合(YES)は、ステップ604に移行する。
(ステップ604):全ての撮像パラメータをRAM22にロードする。
(ステップ605):ステップ604でロードした全ての撮像パラメータに、操作者がステップ603で選択した推奨パラメータを反映する。
(ステップ606):ステップ605で推奨パラメータを反映した全ての撮像パラメータを図7の入力パラメータ表示リスト32の撮像パラメータの入力領域に表示する。
(ステップ607):操作者が選択した項目より新しい履歴を磁気ディスク18から取り消す。
(ステップ608):ステップ607で取り消した内容を図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31に反映する。
以上が、Suggestionボタン押下処理のフローの説明である。
次に、図13のフローチャートを用いて、操作者は、図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31から図11の履歴パラメータを操作部25内のキーボード24を用いて入力する入力処理のフローを説明する。本図では、履歴パラメータに撮像設定条件34が例示され、各入力項目に対応する「ON」または「OFF」が示されている。撮像設定条件34が「ON」の場合は、対応する入力項目の現在の条件が使用され、「OFF」の場合は、対応する入力項目の初期値が使用されることを示す。
(ステップ701):操作者が図11の履歴パラメータが全ての撮像パラメータに存在するかを判定する。存在しない場合(NO)は、処理を終了する。存在する場合(YES)は、ステップ702に移行する。
(ステップ702):履歴パラメータ名に該当する撮像パラメータをRAM22にロードする。
(ステップ703):ステップ702でロードした履歴パラメータの値を図3の撮像パラメータの入力履歴リスト31に表示する。
(ステップ704):次の履歴の履歴パラメータをRAM22にロードする。
(ステップ705):ステップ704でロードした履歴パラメータが存在するかを判定する。存在しない場合(NO)は、処理を終了する。存在する場合(YES)は、ステップ703に移行して、次の履歴が存在しなくなるまでステップ703からステップ705を繰り返す。
以上が、履歴パラメータ名の入力処理のフローの説明である。
本実施例は、Suggestion機能があり、撮像パラメータの変更時に不適当なクオリティパラメータが発生した場合などに推奨パラメータが提示され、操作者が速やかに対応でき、撮像作業が迅速化できる効果がある。
1:被検体、2:静磁場発生系、3:傾斜磁場発生系、4:シーケンサ、5:送信系、6:受信系、7:信号処理系、8:中央処理装置(CPU)、9:傾斜磁場コイル、10:傾斜磁場電源、11:高周波発信器、12:変調器、13:高周波増幅器、14a:高周波コイル(送信コイル)、14b:高周波コイル(受信コイル)、15:信号増幅器、16:直交位相検波器、17:A/D変換器、18:磁気ディスク、19:光ディスク、20:ディスプレイ、21:ROM、22:RAM、23:トラックボール又はマウス、24:キーボード、
29:撮像した画像、
30:撮像パラメータの入力履歴リストの表示/非表示切り替えボタン、
31:撮像パラメータの入力履歴リスト、
32:撮像パラメータの設定エリア、
33:Suggestionボタン、
34:履歴パラメータ名入力エリア、
35:撮像パラメータの設定エリア。

Claims (6)

  1. 静磁場空間に置かれた被検体に高周波を照射する高周波照射部と、
    前記被検体から放出される核磁気共鳴信号を受信する信号受信部と、
    受信した前記核磁気共鳴信号に処理を加えて前記被検体の断層画像を再構成する演算処理部と、
    前記断層画像を表示する表示部と、
    前記断層画像の撮像に要する撮像パラメータを記憶する記憶部と、を備え、
    前記表示部は、入力された前記撮像パラメータの入力履歴を表示する履歴表示領域と、前記撮像パラメータの設定を行う撮像パラメータ設定領域と、を有し、
    前記記憶部には、前記撮像パラメータの初期値、および前記初期値を変更した変更後撮像パラメータが記憶され、
    前記履歴表示領域には、前記変更後撮像パラメータが変更順に一覧表示され、
    前記履歴表示領域に一覧表示された変更後撮像パラメータの中から、操作者により所望の変更後撮像パラメータを選択することにより、前記選択された変更後撮像パラメータの変更時点まで撮像パラメータの設定値を戻す機能を有する磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記撮像パラメータの設定値を戻す機能は、選択された変更後撮像パラメータおよび該変更後撮像パラメータ以降に変更された撮像パラメータの全てを前記演算処理部により初期値に戻すことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記演算処理部は、入力された前記変更後撮像パラメータが予め設定された変更可能範囲であるか判定を行い、前記変更後撮像パラメータが前記変更可能範囲を超えている場合には、変更可能な他の撮像パラメータとその値の候補を算出し、該算出結果を基にして前記履歴表示領域にsuggestion表示を行う手段を有する請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記履歴表示領域には、撮像パラメータを構成する項目名と、該項目名の設定値と、該設定値に基づいて算出される前記断層画像のクオリティパラメータとが表示されることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記履歴表示領域に、変更後撮像パラメータの各々に対して算出されたクオリティパラメータの中から最も撮像条件に適している値を強調表示することを特徴とする請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記撮像パラメータの変更は、前記撮像パラメータ設定領域から前記項目名に対応する変更予定の設定値の入力により行われることを特徴とする請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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