JP2015098092A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の低コスト化と、長期に渡る適切な用紙送り動作と、のこれらを両立することのできる記録装置を提供する。【解決手段】プリンター1は、用紙Pに対してインクを吐出する記録ヘッド10を備えるとともに所定の移動方向に移動可能なキャリッジ8と、インクを収容するインク収容部6と、インク収容部6から送られるインクを記録ヘッド10へと導く、可撓性を有するチューブ12と、用紙Pを排出する排出駆動ローラー19及び当該排出駆動ローラー19の上側に配置される排出従動ローラー20と、用紙搬送方向と交差する方向に延びる形状を成し、排出従動ローラー20を保持するとともにインクチューブ12を支持するチューブ支持部材31と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置に関し、特に所定方向に往復動するキャリッジを備えた記録装置に関する。
記録装置の一例であるインクジェットプリンターは、記録ヘッドを搭載したキャリッジが主走査方向に往復動しつつ記録ヘッドから被記録媒体の一例である記録用紙にインクを吐出して記録を実行するように構成されている。
ここで、キャリッジには、インクを収容するインク収容部(以下では適宜「インクカートリッジ」と言う)を搭載するものと、インクカートリッジを搭載しないものとがある。
キャリッジにインクカートリッジを搭載するものは、キャリッジはインクカートリッジを搭載した状態で所定方向に往復動し、キャリッジ内部で、インクカートリッジから記録ヘッドへとインクが供給される。インクカートリッジを搭載しないものは、インクカートリッジがキャリッジから独立して設けられ、インクカートリッジとキャリッジ(記録ヘッド)とは、インク供給用のチューブによって連通される(例えば、特許文献1)。
特開2003−211691号公報
ところで記録装置においては、記録の行われた用紙を排出する排出ローラー対が設けられ、この排出ローラー対が、モーターにより回転駆動される駆動ローラーと、当該駆動ローラーと対向配置される従動ローラーとで構成される場合がある。従動ローラーは、特にインクジェットプリンターの場合、インクの転着や白ヌケを防止する為に記録面と点接触する拍車(スターホイールなどと呼ばれる場合もある)が採用されることが多い。
そしてこの拍車が、用紙幅方向に延びるフレームに、用紙幅方向に沿って所定間隔で複数支持される。
このフレームを、装置の低コスト化を目的に例えば樹脂材料により形成する場合、用紙幅方向に沿って反りが発生する場合がある。この様な反りは、樹脂成形直後のみならず、装置の使用に伴って経時的に発生する場合もある。フレームが反ると、駆動ローラーに対する従動ローラーの位置が変化し、特に従動ローラーが駆動ローラーから離間してしまうと、用紙に搬送力を与えられず、排出不良となる虞がある。また、用紙の四辺に余白無く記録を行う縁無し印刷では、用紙後端に記録を行う際に排出ローラー対によって用紙を搬送することから、上述のように従動ローラーが駆動ローラーから離間してしまうと記録が適切に行えない。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、装置の低コスト化と、長期に渡る適切な用紙送り動作と、のこれらを両立することのできる記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に対して液体を吐出する記録ヘッドを備えるとともに所定の移動方向に移動可能なキャリッジと、前記液体を収容する液体収容部と、前記液体収容部から送られる前記液体を前記記録ヘッドへと導く、可撓性を有するチューブと、被記録媒体を搬送する第1ローラー及び当該第1ローラーの上側に配置される第2ローラーと、被記録媒体の搬送方向と交差する方向に延びる形状を成し、前記第2ローラーを保持するとともに前記チューブを支持する支持部材とを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の搬送方向と交差する方向に延びる形状を成し、前記第2ローラーを保持する支持部材が、チューブを支持する構成であるので、支持部材がチューブから外力を受け、前記第2ローラーが前記第1ローラーから離間する方向への支持部材の変形を抑制する。即ち、支持部材の変形を抑制する為の手段としてチューブを利用したので、装置の低コスト化と、長期に渡る適切な被記録媒体送り動作と、のこれらを両立することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記チューブは、前記キャリッジから当該キャリッジの移動方向である第1方向に延出した後下方向に湾曲し、前記第1方向に対して反対方向である第2方向に折り返した先の区間が前記支持部材によって支持されることを特徴とする。
本態様によれば、前記チューブは、前記キャリッジから当該キャリッジの移動方向である第1方向に延出した後下方向に湾曲し、前記第1方向に対して反対方向である第2方向に折り返した先の区間が前記支持部材によって支持されるので、前記支持部材は、前記チューブの折り返し(湾曲)に伴う反発力を前記チューブから受ける。これにより、より一層効果的に前記支持部材の変形を抑制できる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記チューブは、少なくとも一部が前記支持部材に固定されることを特徴とする。
本態様によれば、前記チューブは、少なくとも一部が前記支持部材に固定されるので、前記キャリッジの移動に伴う前記チューブの暴れを防止できるとともに、前記支持部材が前記チューブから確実に外力を受けることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記支持部材は、前記チューブを所定方向に案内するガイド部を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記支持部材は、前記チューブを所定方向に案内するガイド部を有するので、前記チューブを適切な方向に案内することができるとともに、その様な案内手段を別途設ける必要がなく、低コストを図ることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記チューブを複数本備え、前記複数本のチューブは、前記支持部材上において、被記録媒体の搬送方向に沿って並列に配置されることを特徴とする。
本態様によれば、前記チューブを複数本備え、前記複数本のチューブは、前記支持部材上において、被記録媒体の搬送方向に沿って並列に配置されるので、前記支持部材は複数本のチューブから広範囲で外力を受ける。その結果、前記第2ローラーが前記第1ローラーから離間する方向への支持部材の変形をより効果的に抑制できる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記チューブをガイドするガイド部材が前記チューブに隣接して設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記チューブをガイドするガイド部材が前記チューブに隣接して設けられるので、前記キャリッジの移動に伴い前記チューブが動く際の、当該チューブの挙動が安定する。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記支持部材には、前記搬送方向と交差する方向に延びるリブが形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記支持部材には、前記搬送方向と交差する方向に延びるリブが形成されているので、前記搬送方向と交差する方向における前記支持部材の剛性が向上し、前記支持部材の変形をより一層抑制できる。
本発明の第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記第1ローラー及び前記第2ローラーは、被記録媒体の搬送経路において前記記録ヘッドより下流に設けられ、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段を構成することを特徴とする。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路の一部を示す側断面図。 本発明に係るプリンターの装置本体の斜視図。 本発明に係るプリンターの装置本体の斜視図。 図4のA部拡大図。 キャリッジとインク収容部との間のインクチューブの取り回し状態を示す斜視図。 本発明に係るプリンターの装置本体の分解斜視図。 キャリッジ、インクチューブ、チューブ支持部材、のこれらの斜視図。 本発明に係るプリンターの装置本体の正面図。 チューブ支持部材を上側から見た斜視図。 チューブ支持部材を上側から見た斜視図。 チューブ支持部材を下側から見た斜視図。 用紙規制部の拡大斜視図。 用紙支持部材、排出駆動ローラー、用紙規制部、のこれらの位置関係を示す平面図。 本発明の他の実施形態に係るプリンターの用紙搬送経路の一部を示す側断面図。 他の実施形態に係る用紙規制部の拡大斜視図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1は本発明に係る「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の外観斜視図、図2はプリンター1の用紙搬送経路の一部を示す側断面図、図3及び図4はプリンター1の装置本体の斜視図、図5は図4のA部拡大図、図6はキャリッジ8とインク収容部6との間のインクチューブ12の取り回し状態を示す斜視図、図7はプリンター1の装置本体の分解斜視図、図8はキャリッジ8、インクチューブ12、チューブ支持部材31、のこれらの斜視図である。
また図9はプリンター1の装置本体の正面図、図10及び図11はチューブ支持部材31を上側から見た斜視図、図12はチューブ支持部材31を下側から見た斜視図、図13は用紙規制部32の拡大斜視図、図14は用紙支持部材15、排出駆動ローラー20、用紙規制部32、のこれらの位置関係を示す平面図である。
更に図15は本発明の他の実施形態に係るプリンター1の用紙搬送経路の一部を示す側断面図、図16は他の実施形態に係る用紙規制部33の拡大斜視図である。
尚、各図に示すx−y−z直交座標系は、x方向及びy方向が水平方向であり、このうちx方向は用紙幅方向であり、またキャリッジ8の移動方向(主走査方向)であり、また装置左右方向でもある。またy方向は用紙搬送方向であり、また装置奥行き方向でもある。更に、z方向は重力方向であり、装置高さ方向でもある。
以下、主として図1及び図2を参照しつつプリンター1の構成について概説する。プリンター1は、被記録媒体の一例としての記録用紙(以下「用紙P」と言う)にインクジェット記録を行う装置本体2の右側(装置正面から見て右)にインク収容部6を有している。インク収容部6は複数色(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のインクを収容し、このインク収容部6から、後述するキャリッジ8(記録ヘッド10)へとインクが供給される様に構成されている。即ちプリンター1は、キャリッジ8にインクカートリッジを搭載しない所謂オフキャリッジタイプである(詳細は後述する)。
プリンター1は、装置後方に用紙Pを傾斜姿勢で支持するペーパーサポート4を有しており、このペーパーサポート4から、用紙Pが不図示の給紙機構によって1枚ずつ送り出される。送り出された用紙Pは、用紙搬送手段としての搬送駆動ローラー16と搬送従動ローラー17とに到達する。
搬送駆動ローラー16は不図示のモーターにより回転駆動され、搬送従動ローラー17は搬送駆動ローラー16との間で用紙Pをニップして従動回転する。これらローラーの下流側には、用紙Pにインクを吐出する記録手段としての記録ヘッド10と、用紙Pを支持する用紙支持部材15とが設けられている。記録ヘッド10は、用紙幅方向(主走査方向)に駆動されるキャリッジ8の底部に設けられている。キャリッジ8は、主走査方向に延設されたガイド手段(不図示)によって主走査方向に案内されながら、駆動モーター22(図3)の駆動力を受けて、主走査方向に移動する。
用紙支持部材15と記録ヘッド10とが対向する領域(記録領域)の下流には、第1ローラーとしての排出駆動ローラー19と、その上側に第2ローラーとしての排出従動ローラー20とが設けられている。排出駆動ローラー19は不図示のモーターから動力を受けて回転し、排出従動ローラー20は用紙Pの記録面に接することで従動回転する。排出駆動ローラー19は、本実施形態ではゴムローラーで構成され、用紙幅方向に適宜の間隔を置いて複数設けられる。
排出従動ローラー20は、本実施形態ではギザローラー(拍車)で構成されており、用紙幅方向に適宜の間隔を置いて複数設けられる。尚、排出従動ローラー20は、本実施形態では用紙幅方向に沿って複数設けられた排出駆動ローラー19の全てに対向する様に設けられておらず、一部の排出駆動ローラー19に対して対向配置されている。
そして記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラー19と排出従動ローラー20とによって排出口3(図1)から装置前方側へ排出される。
続いて、図3以降を参照しつつキャリッジ8、インク収容部6、インクチューブ12、チューブ支持部材31、のこれらについて詳説する。上述したようにキャリッジ8はインクカートリッジを搭載しないタイプであり、装置右側面に設けられたインク収容部6から、複数本のインクチューブ12を介して、液体としてのインクがキャリッジ8(記録ヘッド10)へと供給される。
インク収容部6は複数色のインクに対応する様に複数のインク収容部6a、6b、6c、6dにより構成されており、複数本のインクチューブ12は各インク収容部6a〜6dに接続され、記録ヘッド10の側へインクを供給する。
尚、本実施形態では、各インク収容部6a〜6dには外部からインクを注入可能に構成されている(詳細の説明は省略する)。また、各インク収容部6a〜6dにはインクパック(不図示)が設けられ、このインクパックごとの交換が可能となっている。
一方、キャリッジ8には複数色のインクの各色に対応した中継アダプタ9a、9b、9c、9dが設けられており、複数本のインクチューブ12は各中継アダプタ9a〜9dに接続され、各中継アダプタ9a〜9dを介して、インクが記録ヘッド10へと供給される。
キャリッジ8の前方側にはチューブ延出部8aが形成されていて、複数本のインクチューブ12は、このチューブ延出部8aから、装置左側(x+方向)に並列状に延び出ている。そして、途中で装置右側(x−方向)に折り返し、チューブ支持部材31の上部を沿って装置右側に延び、インク収容部6へと至る。尚、複数本のインクチューブ12は、チューブ支持部材31によって支持されると共に、チューブ固定部材29によってチューブ支持部材31に対して一部が固定される。尚、図8ではチューブ固定部材29は図示を省略している。
ここで、インクチューブ12は可撓性を有しており、キャリッジ8の移動に追従してインクチューブ12が変形する。図3はキャリッジ8がホームポジション領域(x−側)にある状態を示しており、図4はキャリッジ8がホームポジションから最も遠い位置(x+側)にある状態を示している。図3及び図4から明かな様に、インクチューブ12はキャリッジ8の移動に追従して変形し、特に折り返し部(湾曲部)12aの位置が、キャリッジ8の移動に伴って変化する。
尚、インクチューブ12をガイドするガイド部材13が、図3、図4、図8に示す様にインクチューブ12に隣接して設けられている。ガイド部材13は可撓性を有するシート状の部材であり、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)により形成することができる。そしてガイド部材13は、キャリッジ8の移動に追従してインクチューブ12と同様に変形する。尚、図6、図9においてはガイド部材13は図示を省略している。
この様にガイド部材13が設けられていることにより、キャリッジ8の移動に伴いインクチューブ12が動く際にインクチューブ12が暴れにくく、インクチューブ12の挙動が安定する。また、インクチューブ12とチューブ支持部材31との間にガイド部材13が設けられた状態となり、インクチューブ12が直接チューブ支持部材31に接触しない。そしてガイド部材13は表面が平坦で滑らかなシート材であるので、キャリッジ8の移動に伴いインクチューブ12が動く際の、当該インクチューブ12の摩耗や削れを抑制することができる。
次に、チューブ支持部材31は、用紙搬送方向と交差する方向(x方向)に延びる形状を成しており、全体が樹脂成形によって一体的に形成され、プリンター1全体の基体を構成するベースフレーム26に対して取り付け固定される。図7は、ベースフレーム26からチューブ支持部材31を取り外した状態の図(分解斜視図)である。チューブ支持部材31の装置奥行き方向(y方向)における取り付け位置は、キャリッジ8よりも装置手前側(y+側)である。
チューブ支持部材31は、右端部(x−方向端部)にインクチューブ12の向きを下方向に変える様にガイドするチューブガイド部31aを有している。インクチューブ12は、このチューブガイド部31aによってインク収容部6に向かう経路が一旦下向きに変わり、ベースフレーム26に形成された凹部26a(図5)に案内され、この凹部26aを経由してインク収容部6側に屈曲し(y−方向に屈曲:図6)、各インク収容部6a〜6dに接続される。
この様にチューブ支持部材31は、一方では上述したようにインクチューブ12を支持すると共にガイドする機能を有し、他方では以下の様に用紙搬送経路を構成する。
即ち、チューブ支持部材31には、図10、図11、図12に示す様にx方向に沿って適宜の場所にローラー保持部31bが形成されており、このローラー支持部31bに、排出従動ローラー20(図2)が従動回転可能に保持される。
尚、このローラー支持部31bの形成位置は、排出駆動ローラー19の配設位置に対応している。但し、本実施形態では全ての排出駆動ローラー19に対してローラー支持部31b(排出従動ローラー20)が設けられず、一部の排出駆動ローラー19に対してローラー支持部31b(排出従動ローラー20)が設けられる。また、排出従動ローラー20は、図2から明かな様にチューブ支持部材31の上面に突出しない位置に保持される。即ち、排出従動ローラー20は、チューブ支持部材31によって支持されるインクチューブ12に接触することはない。
一方、用紙搬送経路において記録ヘッド10と排出従動ローラー20との間には、用紙Pの浮き上がりを規制する規制部32が設けられている。この規制部32により、記録ヘッド10と排出従動ローラー20との間における用紙浮きが規制され、記録ヘッド10への用紙Pの接触や、記録ヘッド10と用紙Pとの間のギャップが不適切となることに起因する記録品質の低下を防止でき、或いはそれを抑制できる。
特に、用紙後端が搬送駆動ローラー16と搬送従動ローラー17との間から外れた後は、用紙Pは排出駆動ローラー19と排出従動ローラー20のみによってニップされるので、排出駆動ローラー19と排出従動ローラー20より上流側、即ち用紙後端側の浮き上がりが生じ易い。これにより、特に用紙後端に余白なく記録を行う縁無し記録を行う場合、用紙後端の記録品質が低下し易い。
しかしながら上述の通り、記録ヘッド10と排出従動ローラー20との間には、用紙Pの浮き規制する規制部32が設けられているので、記録ヘッド10と排出従動ローラー20との間における用紙浮きが規制され、特に用紙後端が搬送駆動ローラー16と搬送従動ローラー17との間から外れた後においても適切な記録を行うことができる。
尚、用紙浮きを防止する為に、搬送駆動ローラー16と搬送従動ローラー17とのニップ点は、搬送駆動ローラー16の回転中心よりもやや下流側に設定されている。これにより搬送駆動ローラー16と搬送従動ローラー17から送り出される用紙Pは、用紙支持部材15に押し付けられる様な状態となり、これにより用紙浮きが抑制される。
同様に、排出駆動ローラー19と排出従動ローラー20とのニップ点は、排出駆動ローラー19の回転中心よりもやや上流側に設定されている。これにより用紙Pにおいて排出駆動ローラー19と排出従動ローラー20とのニップ位置より上流側の部分は、用紙支持部材15に押し付けられる様な状態となり、用紙浮きが抑制される。
そして以上の様なローラーニップ点の設定により、搬送駆動ローラー16及び搬送従動ローラー17と、排出駆動ローラー19及び排出従動ローラー20と、との間の搬送経路で、用紙Pには下側に凸となる様な湾曲姿勢(反り)が形成される。従って規制部32は、その様な姿勢となった用紙Pの浮きを規制できる高さに設けられることが好ましい。
具体的には、本実施形態では規制部32が用紙と接する位置の高さ、より具体的には規制部32の最も下端部は、搬送駆動ローラー16と搬送従動ローラー17とのニップ点と、排出駆動ローラー19と排出従動ローラー20とのニップ点とを結ぶ直線よりも下側である。これにより、用紙支持部材15からの用紙浮きを良好に抑えることができる。
尚、規制部32は、用紙浮きが生じていない状態において用紙Pと接触する様に設けられていても良いし、或いは用紙浮きが生じていない状態において用紙Pと接触しない様に設けられていても良い。記録面へのダメージ防止の観点においては、規制部32は用紙浮きが生じない状態において用紙Pと殆ど接触しないか、或いは軽く接触する様に設けられることが好ましい。
そしてこの規制部32は、本実施例では支持部材31に形成されている。これにより、規制部32としてローラーを採用し、複数のローラーを複数チューブ支持部材31に一つずつ取り付ける構成に比して、用紙浮きを規制する構成をより低コストに得ることができる。
特に本実施例では、規制部32が、チューブ支持部材31に樹脂成形によって一体的に形成されているので、より一層の低コスト化を図ることができる。
また本実施例において規制部32は、図2及び図13に示す様に用紙Pと接する面が凸面状に形成されている。これにより、用紙Pと規制部32との間の接触面積を小さくでき、用紙Pが規制部32に接する際のダメージを防止或いは抑制できる。
尚、より一層のダメージ防止の為に、規制部32を低摩擦性の材料で形成することも好適である。或いは、規制部32の表面に低摩擦材(テープなど)を貼り付けても良いし、或いは表面を研磨などによって低摩擦加工しても良い。
また、本実施形態において規制部32は、用紙搬送方向と交差する方向(x方向)即ち用紙幅方向に沿って複数設けられているので、用紙幅方向全体に渡り用紙浮きを良好に抑制することができる。
尚、本実施形態では、排出駆動ローラー19は用紙幅方向に沿って複数設けられ、複数の規制部32のうち少なくとも一部は、図14に示す様に用紙幅方向において排出駆動ローラー19の位置に対応して設けられている。尚、排出駆動ローラー19の位置に対応して設けられるとは、用紙幅方向における規制部32の位置が排出駆動ローラー19の位置と同じであるか、或いはほぼ同じであることを意味する。また、複数の規制部32のうち、その他のものについては排出駆動ローラー19の位置から外れた位置に設けられていても良い。
図14において規制部32は2点鎖線で示されており、符号15a、15bは、用紙支持部材15上に設けられたリブを示している。リブ15a、15bは、用紙搬送方向に沿って延びるとともに、用紙幅方向に渡って適宜の間隔で複数設けられており、用紙Pを下から支持する機能を有する(図2、図15も参照)。
ここで、排出駆動ローラー19は用紙幅方向においてリブ15aの位置に設けられており、インクを吸収した用紙Pには、排出駆動ローラー19及びリブ15aの位置で山となり、その間で谷となるコックリングが形成される。即ち、排出駆動ローラー19の位置において用紙浮きが最も顕著となり易い。
しかしながら本実施形態では、上述した様に排出駆動ローラー19の位置に規制部32が設けられているので、コックリングに伴う用紙浮きを効果的に抑制することができる。
また、他の実施形態として、規制部を用紙浮き方向に弾性変形可能に構成しても良い。図15及び図16において符号33は、その様な規制部を示しており、図15の拡大図において実線(符号33)から仮想線(符号33’)への変化で示す様に弾性変形し、用紙Pによって押し上げられる様になっている。符号31’は、規制部33を備えたチューブ支持部材を示している。
即ち、用紙Pのコシ(剛性)が強い場合、用紙Pが規制部に強く押し当たり、その結果記録面に傷等が形成される虞がある。しかしながら本態様においては、規制部33は、用紙Pの浮き方向に弾性変形可能であるので、上述の様に用紙Pのコシ(剛性)が強い場合であっても、記録面への顕著なダメージを防止しながら、適切に浮きを抑制することができる。
ところで以上説明した規制部32(或いは規制部33)は、チューブ支持部材31に形成されており、このチューブ支持部材31はインクチューブ12を支持する。これによりチューブ支持部材31は、インクチューブ12から図15において矢印Fで示す外力を受ける。
これによりチューブ支持部材31は、排出従動ローラー20が排出駆動ローラー19から離間する方向への変形が抑制される。
即ち、チューブ支持部材31が用紙幅方向に沿って反ると、排出駆動ローラー19に対する排出従動ローラー20の位置が変化し、特に排出従動ローラー20が排出駆動ローラー19から離間してしまうと、用紙Pに搬送力を与えられず、排出不良となる虞がある。また、用紙Pの四辺に余白無く記録を行う縁無し印刷では、用紙後端に記録を行う際に排出駆動ローラー19と排出従動ローラー20とによって用紙Pを搬送することから、上述のように排出従動ローラー20が排出駆動ローラー19から離間してしまうと記録が適切に行えない。特にこの様なチューブ支持部材31の反りは、樹脂成形直後のみならず、装置の使用に伴って経時的に発生する場合もある。
しかしながら上述の通り、チューブ支持部材31はインクチューブ12から図15において矢印Fで示す外力を受け、排出従動ローラー20が排出駆動ローラー19から離間する方向への変形が抑制され、長期に渡る適切な用紙送り動作を維持できる。そして、チューブ支持部材31の変形を抑制する為の手段としてインクチューブ12を利用したので、装置の低コスト化及び大型化防止と、長期に渡る適切な用紙送り動作と、のこれらを両立することができる。
また本実施形態では、インクチューブ12は図3、図4、図6、図8、図9に示す様に、キャリッジ8から当該キャリッジの移動方向である第1方向(x+方向)に延出した後下方向に湾曲し、当該第1方向に対して反対方向である第2方向(x−方向)に折り返した先の区間がチューブ支持部材31によって支持される。従ってチューブ支持部材31は、インクチューブ12の折り返し部(湾曲部)12aの折り返しに伴う反発力をインクチューブ12から受ける。これにより、単純にインクチューブ12を支持する構成に比して、より一層効果的にチューブ支持部材31の変形を抑制できる。
また本実施形態では、インクチューブ12は、少なくとも一部がチューブ固定部材29によってチューブ支持部材31に固定されるので、キャリッジ8の移動に伴うインクチューブ12の暴れを防止できるとともに、チューブ支持部材31がインクチューブ12から確実に外力を受けることができる。
また本実施形態では、チューブ支持部材31は、インクチューブ12を所定方向に案内するガイド部であるチューブガイド部31aを有するので、インクチューブ12を適切な方向に案内することができるとともに、その様な案内手段を別途設ける必要がなく、低コストを図ることができる。
また本実施形態では、複数本のインクチューブ12は、チューブ支持部材31上において、用紙搬送方向(y方向)に沿って並列に配置されるので、チューブ支持部材31は複数本のインクチューブ12から広範囲で外力を受ける。その結果、排出従動ローラー20が排出駆動ローラー19から離間する方向へのチューブ支持部材31の変形をより効果的に抑制できる。
更に本実施形態では、インクチューブ12をガイドするガイド部材13がインクチューブ12に隣接して設けられているので、キャリッジ8の移動に伴いインクチューブが動く際の、当該インクチューブ12の挙動が安定する。
更に本実施形態では、図10、図11に示す様にチューブ支持部材31には用紙搬送方向と交差する方向(長手方向:x方向)に延びるリブ31cが形成されているので、チューブ支持部材31の長手方向の剛性が向上し、チューブ支持部材31の長手方向の変形をより一層抑制できる。
以上説明した実施形態は一例であり、本発明が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、本実施形態ではインク収容部6はプリンター1の装置本体2の右側面に設けられているが、その反対方向であっても良い。この場合、インクチューブ12の延びる方向や折り返し方向は上述した実施形態と反対方向、或いは装置前後方向(y方向)であっても良い。また、インク収容部6は装置本体2の外側に設けられているが、装置本体2の内側に設けられていても良い。
1 インクジェットプリンター、2 装置本体、3 排紙口、4 用紙サポート、6 インク収容部、6a〜6d インク収容部、8 キャリッジ、8a チューブ延出部、9a〜9d 中継アダプタ、10 記録ヘッド、12 インクチューブ、12a 折り返し部、13 ガイド部材、15 用紙支持部材、15a、15b リブ、16 搬送駆動ローラー、17 搬送従動ローラー、19 排出駆動ローラー、20 排出従動ローラ−、22 駆動モーター、26 ベースフレーム、26a 凹部、27 フレーム、29 チューブ固定部材、31 チューブ支持部材、31a チューブガイド部、31b ローラー保持部、31c リブ、32 規制部、33 規制部、P 用紙

Claims (8)

  1. 被記録媒体に対して液体を吐出する記録ヘッドを備えるとともに所定の移動方向に移動可能なキャリッジと、
    前記液体を収容する液体収容部と、
    前記液体収容部から送られる前記液体を前記記録ヘッドへと導く、可撓性を有するチューブと、
    被記録媒体を搬送する第1ローラー及び当該第1ローラーの上側に配置される第2ローラーと、
    被記録媒体の搬送方向と交差する方向に延びる形状を成し、前記第2ローラーを保持するとともに前記チューブを支持する支持部材と、
    を備えた記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記チューブは、前記キャリッジから当該キャリッジの移動方向である第1方向に延出した後下方向に湾曲し、前記第1方向に対して反対方向である第2方向に折り返した先の区間が前記支持部材によって支持される、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記チューブは、少なくとも一部が前記支持部材に固定される、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、前記支持部材は、前記チューブを所定方向に案内するガイド部を有する、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記チューブを複数本備え、
    前記複数本のチューブは、前記支持部材上において、被記録媒体の搬送方向に沿って並列に配置される、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、前記チューブをガイドするガイド部材が前記チューブに隣接して設けられる、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、前記支持部材には、前記搬送方向と交差する方向に延びるリブが形成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、前記第1ローラー及び前記第2ローラーは、被記録媒体の搬送経路において前記記録ヘッドより下流に設けられ、記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段を構成する、
    ことを特徴とする記録装置。
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