JP2015096161A - 使い捨てマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易にフィットテストを行えて、低コストで製造できる使い捨てマスクを提供する。
【解決手段】使い捨てマスク1は、人体の少なくとも鼻及び口を覆うように装着されるろ過部5を備えたマスク本体部2と、ろ過部5の略全面を被覆して、人体に装着したマスク本体部2の密着状態を確認する陰圧式フィットテストに用いられるテスト用被覆部材4とを備え、テスト用被覆部材4は、マスク本体部2に装着された状態において、マスク本体部2を略気密状態とするように構成され、マスク本体部2から離脱させることができるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体に有害な種々の物質を装着者が吸気することを防ぐために使用される使い捨てマスクに関する。
従来、溶接や石材加工の現場等において浮遊する人体に有害な粉塵や、医療現場におけるウィルス等の飛沫等を、作業者や医療従事者が吸気する事態を防ぐため、各種の防護用のマスクが用いられる。このマスクは、使用される前に、装着者が顔面に装着した状態で、マスクと顔面との密着性を確認するためのフィットテストが行われることが多い。このフィットテストの方法としては、例えば、マスクを装着した装着者が、頭部にフードを被り、フードの内部に味覚を刺激する物質(例えばサッカリン)を含有するスプレーを噴射して、装着者がスプレーの味を感じるか否かで確認する方法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。また、装着者が装着したマスクの外部から、気密性を有するフィットテストマスク本体部に弁体が設けられたフィットテストマスクをさらに装着し、この状態で装着者が吸気して、マスクを装着した装着者が空気の漏洩の有無を装着者の顔面の皮膚で体感する態様の、陰圧式のフィットテスト方法及びフィットテストの装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
『マスクフィッテイングテスター フィットテストキット FT−10』(http://www.japan-medical-partners.jp/item_masktest.html)
特開2000−84099号公報
しかし、上記非特許文献1に記載の方法及び装置によれば、フードやスプレー用機器が必要になり、フィットテストに用いる機器が大がかりになり、テストが煩雑になるという問題がある。また、上記特許文献1の機器は、マスクの外側に弁体を備えたフィットテスト用マスクを装着することが必要になる。そのため、使い捨てマスクのような低価格のマスクに装着すると、マスクの販売価格が高くなってしまうため、適用が不向きであるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、簡易にフィットテストを行えて、低コストで製造できる使い捨てマスクを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、この発明が特徴とするのは、人体の少なくとも鼻及び口を覆うように装着されるろ過部を備えたマスク本体部と、前記ろ過部の略全面を被覆して、前記人体に装着した前記マスク本体部の密着状態を確認する陰圧式フィットテストに用いられるテスト用被覆部材とを備えた使い捨てマスクであって、前記テスト用被覆部材は、前記マスク本体部に装着された状態において、前記マスク本体部を略気密状態とするように構成され、前記マスク本体部から離脱させることができるように構成されたことである。
この発明の好ましい実施形態の一つにおいて、前記テスト用被覆部材は、フィルム状の部材にて前記ろ過部の略全面を被覆するように構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記マスク本体部は、略カップ状に形成されていることである。
この発明に係る使い捨てマスクでは、ろ過部の略全面を、マスク本体部に装着された状態でマスク本体部を略気密状態とするテスト用被覆部材で被覆したことにより、装着者が使い捨てマスクを顔面に装着すれば、直ちに陰圧式フィットテストを行って、装着状態を簡易に確認することができる。また、テスト用被覆部材は、ろ過部の略全面を被覆する部材で形成されるので、テスト用被覆部材をコストの低い材質で形成し、使い捨てマスクの製造コスト高騰を抑止できる。さらに、テスト用被覆部材をマスク本体部から離脱させることができるので、装着者はフィットテストが完了した状態でテスト用被覆部材をマスク本体部から離脱させてただちに使い捨てマスクを使用できる。これにより、簡易にフィットテストを行えて、低コストで製造できる使い捨てマスクを提供することができる。
また、テスト用被覆部材は、フィルム状の部材にてろ過部の略全面を被覆するように構成されていることにより、テスト用被覆部材を低コストの材質で形成し、簡易な工程で、ろ過部をテスト用被覆部材によって被覆することができる。これにより、より低コストで製造できる使い捨てマスクを提供することができる。
また、マスク本体部は、略カップ状に形成されていることにより、テスト用被覆部材によって被覆する面を凹凸の少ない形状に形成し、マスク本体部の略全面を、テスト用被覆部材によって容易に被覆できる。これにより、フィットテストを確実に行うことができる。
この発明の実施の形態に係る使い捨てマスクの正面図である。 同上の使い捨てマスクのA−A断面図である。 同上の使い捨てマスクの使用手順を示すフローチャートである。 同上の使い捨てマスクを、装着者が装着した状態を示す図である。
図1乃至図4に、この発明の実施の形態を示す。
まず構成を説明すると、図1に示す、この実施の形態の使い捨てマスク1は、一回のみ使用される使い捨て式の防護用のマスクである。この使い捨てマスク1は、溶接や石材加工の現場の作業者が用いる防護マスクや、医療現場の医療従事者が用いる医療用マスクとして用いられる。
図1に示す通り、この使い捨てマスク1は、マスク本体部2と、一対の紐3a,3bと、テスト用被覆部材4とを有している。
マスク本体部2は、略カップ状に形成されている。即ち、マスク本体部2は、図2に示すように、略カップ状のろ過部5と、このろ過部5の周縁部分の略全域から内側に突設された接顔部6とを備えている。
ろ過部5は、略カップ状に湾曲した状態に形成されており、人体、ここでは装着者20(図4参照)の顔面、に装着した時に、装着者20の鼻と口及びその周辺部分を覆うように形成されている。
ろ過部5は、図2の拡大図に示す通り、フィルタ等が5層に積層されて、空気のろ過を行うと共にろ過部5の湾曲した形状を維持するように形成されている。具体的には、大きな粉塵を分離するプレフィルタ5a、細かい粉塵を分離するメインフィルタ5b,5c、ろ過部5の立体形状を保持する保形ネット5d、主として装着者20の呼気の水分を吸水してマスク本体部2の内部での結露を防止する結露防止フィルタ5eから成る。但し、ろ過部5は、これらのフィルタ等5a〜5e以外の構成(例えばプレフィルタ5a、メインフィルタ5b,5c、結露防止フィルタ5e以外のフィルタ)を備えていてもよいし、これらのフィルタ等5a〜5eのうちの一部の構成を含まないものであってもよい。
接顔部6は、フェルトや不織布等の材質で形成されている。接顔部6の面部分は、人の顔面の凹凸に対応した立体形状に形成されている。即ち、たとえば装着者20の鼻が当接する上端部7は鼻の隆起に沿った凹状に形成され、装着者20の頬が当接する側面部8は頬の湾曲に沿った弧状に形成されている。これにより、装着者20が使い捨てマスク1を装着したとき、接顔部6が装着者20の顔面の鼻と口の周囲部分に密着するようになっている。
図1に示すように、マスク本体部2の両側部には、それぞれ、紐連結部9a,9b、紐連結部10a,10bが設けられている。これら紐連結部9a,9b,10a,10bは、ポリプロピレン等の剛性の高い樹脂によって形成されている。紐連結部9a,9b、紐連結部10a,10bは、紐通し用の孔部(図示せず)とこの孔部(図示せず)に挿通された紐を固定するためのストッパー(図示せず)を有する。この実施の形態においては、紐連結部9a,9b、紐連結部10a,10bは、孔部(図示せず)とストッパー(図示せず)とにより、紐3a,3bの係止位置を移動自在とする、長さ調節機能を有する。但し、紐連結部9a,9b、紐連結部10a,10bが紐3a,3bの長さ調節機能を有していなくてもよい。
上側の紐連結部9a,10aには紐3aが、下側の紐連結部9b,10bとには紐3bが、それぞれ連結されている。紐3a,3bは、それぞれ伸縮可能なゴム紐にて形成されている。紐3a,3bの両端部は、紐連結部9a,10a、紐連結部9b,10bの孔部(図示せず)に挿通され、ストッパー(図示せず)によって固定されている。なお、紐3aの両端部が紐連結部9a,9bに、紐3bの両端部が紐連結部10a,10bに連結されて、いわゆる耳かけ式の使い捨てマスク1となっていてもよい。
図1及び図2に示すように、マスク本体部2のろ過部5の表面にはテスト用被覆部材4が配設されている。後述する通り、このテスト用被覆部材4は、マスク本体部2の、装着者20の顔面への密着状態を確認するために用いられる。
このテスト用被覆部材4は、気密性のある部材、例えばポリエチレンやポリプロピレン等によって形成されたフィルム状の部材である。なお、テスト用被覆部材4の材質及び厚さは、使い捨てマスク1の形状、構造や、フィットテストにおいてろ過部5を略気密状態に保つことのできるものとして、適宜定めることができる。
テスト用被覆部材4は、ろ過部5の表面の略全域を被覆している。これにより、マスク本体部2は、装着者20が装着した際に略気密状態となり、装着者20が呼吸をしても、ろ過部5を介して外部と内部を通気させることができなくなる。
なお、テスト用被覆部材4は、マスク本体部2が略気密状態になる態様であれば、ろ過部5の略全面でなく、ろ過部5の一部分のみを覆う構成であってもよい。例えば、図1に示す状態において、ろ過部5の略中央部分の、ろ過部5の表面の大部分にテスト用被覆部材4を配設し、ろ過部5の周縁部分にテスト用被覆部材4を設けない構成であってもよい。また、テスト用被覆部材4は、ろ過部5を略気密状態に保てるものであれば、フィルム以外の材質(例えばゴム、布地、不織布など)であってもよいし、フィルム状以外の形態(例えば、硬質樹脂製のカバー状の形態など)であってもよい。
この実施の形態において、テスト用被覆部材4は、図1に示す正面視の状態において、マスク本体部2の周縁部分に沿って接着されている。ただし、接着以外の如何なる態様(例えばテスト用被覆部材4の略全面を接着する構成や、テスト用被覆部材4の周縁部分をマスク本体部2の周縁部における、ろ過部5と接顔部6の間に挟み込む構成)であってもよい。
テスト用被覆部材4は、ろ過部5から剥離させて離脱させることが可能に形成されている。また、テスト用被覆部材4は、ろ過部5から容易に離脱できるように構成されていることが好ましい。
この実施の形態においては、装着者20が、テスト用被覆部材4の外側に突出した離脱用つまみ11を指で把持して引き下ろすことで、テスト用被覆部材4がろ過部5から離脱できるように構成されている。
テスト用被覆部材4には、テスト用被覆部材4の配設状態や使用方法を装着者20に知らせるための各種構成が備わっていてもよい。例えば、テスト用被覆部材4が配設されていることを装着者20に知らせるための文字や図等がテスト用被覆部材4の表面に記載されていてもよい。また例えば、テスト用被覆部材4を用いたフィットテストの方法や、フィットテストの終了後にテスト用被覆部材4をマスク本体部2から離脱させる方法等を示す文字や図等がテスト用被覆部材4の表面に記載されていてもよい。
なお、テスト用被覆部材4をろ過部5から容易に離脱させるための構成は、離脱用つまみ11に替えて、他の如何なるものであってもよい。具体的には、例えば、テスト用被覆部材4の一部に皺が設けられ、装着者がこの皺を把持して引き上げることでテスト用被覆部材4をろ過部5から剥離させて離脱させるように構成されてもよい。また例えば、テスト用被覆部材4の一部(例えばテスト用被覆部材4の、ろ過部5の周縁部近傍に位置する部分に沿って)ミシン目が設けられ、このミシン目からテスト用被覆部材4を容易に切り取れるように構成されてもよい。
次に、図3に示すフローチャートに基づいて、この実施の形態の使い捨てマスク1の使用手順について説明する。
まず装着者20は、使い捨てマスク1を顔面に装着する(ステップS1)。具体的には、接顔部6の上端部7を鼻の隆起に合わせ、側面部8を頬の湾曲に合わせて顔面に当接させ、紐3a,3bを頭部の周囲にかけ渡して、使い捨てマスクを顔面に装着する。
次に、装着者20は、使い捨てマスク1のフィットテストを行う(ステップS2)。具体的には、図4に示すように、装着者20は使い捨てマスク1を顔面に装着した状態のまま、息を吸って陰圧式フィットテストを行う。なお、このとき、装着者20が使い捨てマスク1を手で顔面方向に軽く押圧した状態で、陰圧式フィットテストを行ってもよい。
もし、このフィットテストを行ったとき、矢印A,B,C,Dに示すように、ろ過部5と顔面の接合部分からろ過部5の内部に空気の流入があれば、使い捨てマスク1は正しく装着されていないことになる。装着者20は、このようなろ過部5の内部への空気の流入状態を体感(例えば、顔面における空気の流れる触感や、空気の流れる音など)によって確認することで、使い捨てマスク1の装着状態の良否を検知する。あるいは、装着者20は、息を吸ったときにろ過部5が陰圧によって内側につぶれる状態を視覚により確認することで、使い捨てマスク1の装着状態の良否を検知する。
フィットテストの結果、ろ過部5の内部への空気の流入があり、装着状態が不良であることが検知された場合(ステップS3の“No”)、装着者20は、紐連結部9a,9b、紐連結部10a,10bにおける紐3a,3bの係止位置を移動させて紐3a,3bの長さ調節を行うなどして、使い捨てマスク1の装着状態を修正する(ステップS4)。そののち、装着者20は、再度フィットテストを行う(ステップS2)。
一方、フィットテストの結果、ろ過部5の内部への空気の流入がなく、装着状態が良好であることが検知された場合(ステップS3の“Yes”)、装着者20は離脱用つまみ11を把持して引き下ろし、テスト用被覆部材4をろ過部5から剥離させて離脱させる(ステップS5)。そして、装着者20は使い捨てマスク1をマスクとして使用して各種作業を行う(ステップS6)。
このように、この実施の形態の使い捨てマスク1は、ろ過部5の略全面を、マスク本体部2に装着された状態でマスク本体部2を略気密状態とするテスト用被覆部材4で被覆したことにより、装着者20が使い捨てマスク1を顔面に装着すれば、直ちに陰圧式フィットテストを行って、装着状態を簡易に確認することができる。また、テスト用被覆部材4は、ろ過部5の略全面を被覆する部材で形成されるので、テスト用被覆部材4をコストの低い材質で形成し、使い捨てマスクの製造コスト高騰を抑止できる。さらに、テスト用被覆部材4をマスク本体部2から離脱させることができるので、装着者20はフィットテストが完了した状態でテスト用被覆部材4をマスク本体部2から離脱させてただちに使い捨てマスク1を使用できる。これにより、簡易にフィットテストを行えて、低コストで製造できる使い捨てマスク1を提供することができる。
また、この実施の形態においては、テスト用被覆部材4は、フィルム状の部材にてろ過部5の略全面を被覆するように構成されていることにより、テスト用被覆部材4を低コストの材質で形成し、簡易な工程で、ろ過部5をテスト用被覆部材4によって被覆することができる。これにより、より低コストで製造できる使い捨てマスク1を提供することができる。
また、この実施の形態においては、マスク本体部2は、略カップ状に形成されていることにより、テスト用被覆部材4によって被覆する面を凹凸の少ない形状に形成し、マスク本体部2の略全面を、テスト用被覆部材4によって容易に被覆できる。これにより、フィットテストを確実に行うことができる。
なお、この実施の形態においては、防塵用・医療用の使い捨てマスク1において本発明を用いたが、これ以外のマスクに本発明を用いてもよい。例えば、繰り返し使用される防塵用マスクや医療用マスクに本発明の構成を用いてもよい。また、いわゆるサージカルマスクに本発明の構成を用いてもよい。これらのマスクに本発明を用いることで、繰り返し使用される防塵用マスクや医療用マスクやサージカルマスクにおいて、簡易にフィットテストを行えるものを、低コストで製造することができる。
また、この実施の形態においては、ろ過部5の表面をテスト用被覆部材4で覆う構成としたが、ろ過部5の裏面(装着者20の顔面に対向する側)にテスト用被覆部材4を設ける構成としてもよい。この場合、図1に示す離脱用つまみ11のように、ろ過部5の外部に突出して、フィットテスト終了後に外部からテスト用被覆部材4をマスク本体部2から離脱させるための構成が設けられていることが望ましい。
また、この実施の形態においては、気密性のあるテスト用被覆部材4でろ過部5の略全面を覆って略気密状態とし、ステップS2のフィットテストにおいて、装着者20がろ過部5の内部への空気の流入状態を検知する構成としたが、テスト用被覆部材4が、ろ過部5を略気密状態に保つ材質に替えて、ろ過部5の通気抵抗を高める材質(即ち、気密性はないが、装着者20がマスク本体部2を装着して呼吸した際に、装着者20の呼吸抵抗を高める材質)で形成されていてもよい。また、気密性のある材質で形成されたテスト用被覆部材4が、ろ過部5の一部のみを覆ってろ過部5の通気抵抗を高める構成になっていてもよい。この場合、ろ過部5の通気抵抗が高くなると、装着者20の顔面とマスク本体部2との間に隙間があった場合、その隙間から空気が流入するときの通気抵抗の方が低くなる。そのため、ステップS2のフィットテストにおいては、ろ過部5を略気密状態とした場合と同様に、ろ過部5の内部への空気の流入状態を体感によって確認することで、使い捨てマスク1の装着状態の良否を検知することができる。
また、この実施の形態においては、陰圧式フィットテストを行う使い捨てマスク1に本発明の構成を用いたが、陽圧式フィットテスト、即ち、装着者20が、使い捨てマスク1等のマスクを装着した状態で、手でマスク本体部2を顔面方向に押さえつけて息を吐き、マスク本体部2の内部から外部への空気の漏出の有無によって使い捨てマスク1等のマスクの装着状体の良否の確認を行う構成の、使い捨てマスク1及び各種マスクに本発明の構成を用いることもできる。
上記実施の形態は本発明の例示であり、本発明が上記実施の形態のみに限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
1・・・使い捨てマスク
2・・・マスク本体部
4・・・テスト用被覆部材
5・・・ろ過部
20・・・装着者(人体)

Claims (3)

  1. 人体の少なくとも鼻及び口を覆うように装着されるろ過部を備えたマスク本体部と、
    前記ろ過部の略全面を被覆して、前記人体に装着した前記マスク本体部の密着状態を確認する陰圧式フィットテストに用いられるテスト用被覆部材とを備えた使い捨てマスクであって、
    前記テスト用被覆部材は、
    前記マスク本体部に装着された状態において、前記マスク本体部を略気密状態とするように構成され、
    前記マスク本体部から離脱させることができるように構成されたことを特徴とする使い捨てマスク。
  2. 前記テスト用被覆部材は、フィルム状の部材にて前記ろ過部の略全面を被覆するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てマスク。
  3. 前記マスク本体部は、略カップ状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の使い捨てマスク
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