JP2015095871A - 録画再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチユーザ対応の録画再生装置において番組単位で各ユーザの録画要求および録画番組を管理する。【解決手段】録画再生装置(10)は、録画番組を保持する情報記録装置(13)と、複数のユーザからの個別の録画要求に応じて番組を情報記録装置に記録する録画実行部(161)と、複数のユーザからの個別の再生要求に応じて録画番組を情報記録装置から読み出して再生する再生実行部(163)と、複数のユーザからの個別の削除要求に応じて録画番組を情報記録装置から削除する削除実行部(165)と、録画要求された番組の番組IDと該番組の録画を要求したユーザのユーザIDとを対応付けて管理する録画要求管理テーブル(167)と、番組の録画を要求したユーザのユーザIDと情報記録装置に記録された該番組の録画番組IDとを対応付けて管理する録画番組管理テーブル(169)とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、放送番組の録画および再生を行う録画再生装置に関し、特に、複数のユーザに対して個別に録画要求および録画番組を管理する録画再生装置に関する。
複数のユーザでシェアされるマルチユーザ対応の録画再生装置では、ユーザごとに異なる録画要求や録画番組を管理する必要がある。録画再生装置に搭載されているチューナーはせいぜい数個であり、また、番組を記録する情報記録装置の容量も有限であるため、そのような有限のリソースを有効に活用するには、複数のユーザから同一の番組の録画が要求されても番組を重複して録画しないようなマルチユーザ管理を実現する必要ある。従来、動画データの論理フォーマットにおけるCell情報を各ユーザに支配させることでそのようなマルチユーザ管理を行っている(例えば、特許文献1参照)。
従来のマルチユーザ管理では、複数録画予約により指示される予約区間が重複している場合、重複している時間帯とそれ以外の時間帯とを検出し、重複している時間帯とそれ以外の時間帯とに分けて録画処理を実行してCell情報によって各ユーザの予約区間を管理している。しかし、ユーザは時間帯ではなく番組単位で録画予約をすることが多いため、番組単位で各ユーザの録画要求を管理することで、予約が重複している時間帯とそれ以外の時間帯との検出やCell情報による各ユーザの予約区間の管理などは不要になると考えられる。
上記問題に鑑み、本発明は、マルチユーザ対応の録画再生装置において番組単位で各ユーザの録画要求および録画番組を管理することを課題とする。
本発明の一局面に従った録画再生装置は、録画番組を保持する情報記録装置と、複数のユーザからの個別の録画要求に応じて番組を前記情報記録装置に記録する録画実行部と、複数のユーザからの個別の再生要求に応じて録画番組を前記情報記録装置から読み出して再生する再生実行部と、複数のユーザからの個別の削除要求に応じて録画番組を前記情報記録装置から削除する削除実行部と、録画要求された番組の番組IDと該番組の録画を要求したユーザのユーザIDとを対応付けて管理する録画要求管理テーブルと、番組の録画を要求したユーザのユーザIDと前記情報記録装置に記録された該番組の録画番組IDとを対応付けて管理する録画番組管理テーブルとを備え、前記録画実行部が、ユーザから番組の録画要求があったとき、電子番組ガイド情報から該番組の番組IDを取得して該番組IDと該ユーザのユーザIDとを対応付けて前記録画要求管理テーブルに登録し、ユーザから番組の録画要求のキャンセルが指示されたとき、該番組の番組IDに対応付けられた該ユーザのユーザIDを前記録画要求管理テーブルから削除し、前記録画要求管理テーブルに登録された番組IDを持つ番組を、該番組の録画を要求したユーザ数にかかわらず1件のみ前記情報記録装置に記録し、番組を前記情報記録装置に記録したとき、該番組の録画を要求した各ユーザのユーザIDと前記情報記録装置に記録した該番組の録画番組IDと対応付けて前記録画番組管理テーブルに登録するものであり、前記削除実行部が、ユーザから録画番組の削除要求があったとき、前記録画番組管理テーブルから該ユーザのユーザIDと該録画番組の録画番組IDとを対応付けたレコードを削除し、前記録画番組管理テーブルから該録画番組IDを含むレコードがすべて削除されたとき、該録画番組を前記情報記録装置から削除するものである。
これによると、番組の録画が実行されるまでは録画要求管理テーブルによって複数のユーザによる重複した録画要求を管理することができ、録画が実行された後は録画番組管理テーブルによって複数のユーザにシェアされる録画番組の削除要求を管理することができる。
前記録画番組管理テーブルが、ユーザごとの各録画番組の再生状況を保持するものであってもよく、前記再生実行部が、ユーザから録画番組の再生要求があったとき、前記録画番組管理テーブルから該録画番組の再生状況を取得して該再生状況に応じて該録画番組を続きから再生し、ユーザから録画番組の再生停止が指示されたとき、前記録画番組管理テーブルにおける該再生状況をそのときの再生状況に更新するものであってもよい。
これによると、複数のユーザにシェアされる録画番組についてユーザごとに再生状況を管理することができる。
前記削除実行部が、録画番組を論理削除し、その後必要に応じて物理削除するものであってもよい。
これによると、ユーザの誤操作により削除された録画番組を復元することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
以上のように本発明によると、マルチユーザ対応の録画再生装置において番組単位で各ユーザの録画要求および録画番組を管理することができる。これにより、録画再生装置における有限のリソースを有効に活用することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る録画再生装置の概略構成を示す。本実施形態に係る録画再生装置10は、地上デジタル放送、BS/CSデジタル放送、ケーブル放送などの放送番組を録画し、また、録画番組を再生する装置であり、ユーザごとに録画予約の管理および録画済み番組の管理を行うマルチユーザ対応の装置である。録画再生装置10は、具体的には、ビデオレコーダー、テレビジョン受像機、セットトップボックス、放送受信機能を有するPC、携帯端末などとして実現することができる。
録画再生装置10は、受信処理部11、コーデック12、情報記録装置13、ビデオ信号処理部14、オーディオ信号処理部15、および制御部16を備えている。録画再生装置10がテレビジョン受信機やPCなどで実現される場合、録画再生装置10は、さらに、表示デバイス200およびスピーカー300を備えている。
受信処理部11は、図示しないチューナーを備えており、アンテナ100から放送波を受信して、所望のチャンネルの放送信号を取得する。受信処理部11がチューナーを複数個備えている場合、受信処理部11は同時に複数チャンネルの放送信号を取得することができる。
受信処理部11が受信した放送信号には映像信号と音声信号が含まれ、さらにその他の信号(例えば、字幕データ信号や電子番組ガイド情報など)が含まれ得る。これら信号は、MPEG−2やH.264/MPEG−4 AVCなどの所定の符号化形式で圧縮符号化されている。コーデック12は、受信処理部11からそのような圧縮符号化された信号(ストリームデータ)を受けて分離およびデコードを行い、映像信号と音声信号を出力する。
情報記録装置13は、番組を記録する装置である。情報記録装置13は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、ブルーレイ(登録商標)などの光ディスク装置などで構成することができる。番組は、映像信号、音声信号、およびその他の信号(例えば、字幕データ信号など)などからなるデータである。情報記録装置13においてこれら信号が所定の方式で圧縮符号化されて記録されている。コーデック12は、受信処理部11から受けたストリームデータをそのまま、または、ストリームデータをデコードしてさらに別の符号化形式で再エンコードして情報記録装置13に記録する。以下、受信処理部11から受けてそのまま情報記録装置13に記録されるストリームデータや別の符号化形式に再エンコードされて情報記録装置13に記録される圧縮符号化データのことを番組と称する。
なお、情報記録装置11には、EPG(Electronic Program Guide)あるいはIPG(Interactive Program Guide)などと呼ばれる電子番組ガイド情報も記録される。
映像信号処理部14は、コーデック12から映像信号を受けて、それをデジタル/アナログ変換して表示デバイス200に出力する。表示デバイス200は、例えば、液晶表示装置や有機EL表示装置などのフラットディスプレイパネルである。音声信号処理部15は、コーデック12から音声信号を受けて、それをデジタル/アナログ変換してスピーカー300に出力する。
制御部16は、受信処理部11、コーデック12、情報記録装置13、映像信号処理装置14、および音声信号処理装置15の各構成要素の動作を制御する。制御部16は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で実現することができる。CPUで構成された制御部16は、図示しないROMやフラッシュメモリに格納されたプログラムを実行して上記各構成要素の動作を制御する。
次に、制御部16が有する録画、再生、削除機能について説明する。図2は、制御部16の録画、再生、削除機能のブロック図である。
制御部16は、録画実行部161、再生実行部163、削除実行部165、録画要求管理テーブル167、および録画番組管理テーブル169を備えている。録画要求管理テーブル167および録画番組管理テーブル169は、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成してもよいし、情報記録装置13に配置してもよい。
録画実行部161は、複数のユーザからの個別の録画要求に応じて、コーデック12から受けた圧縮符号化データを情報記録装置11に記録する、すなわち番組を録画する。録画方法には、
1)番組ガイド機能を利用して指定された番組を録画する予約録画、
2)任意のジャンルやキーワードを登録しておいて番組詳細情報から当該登録情報にマッチする番組を自動的に見つけて録画する自動録画、
3)録画開始日時と期間または録画終了日時を指定して録画する時刻指定録画、
4)毎日または毎週の決まった時間帯の番組を録画する定期録画、
5)ユーザが録画操作をして視聴中の番組を即座に録画するダイレクト録画
などがある。
1)番組ガイド機能を利用して指定された番組を録画する予約録画、
2)任意のジャンルやキーワードを登録しておいて番組詳細情報から当該登録情報にマッチする番組を自動的に見つけて録画する自動録画、
3)録画開始日時と期間または録画終了日時を指定して録画する時刻指定録画、
4)毎日または毎週の決まった時間帯の番組を録画する定期録画、
5)ユーザが録画操作をして視聴中の番組を即座に録画するダイレクト録画
などがある。
録画実行部161は、ユーザから上記のいずれかの方法で番組の録画要求があったとき、電子番組ガイド情報からその番組の番組IDを取得する。例えば、上記の時刻指定録画または定期録画のように特定のチャンネルの時間帯を指定して録画予約がなされた場合、録画実行部161は、電子番組ガイド情報を参照して、当該チャンネルの当該時間帯において放送される番組の番組IDを取得することができる。そして、録画実行部161は、取得した番組IDと録画要求をしたユーザのユーザIDとを対応付けて録画要求管理テーブル167に登録する。録画実行部161は、録画要求管理テーブル167を検索して取得した番組IDのレコードが存在しなければ新たにレコードを追加し、当該レコードが存在すればそのレコードに録画要求をしたユーザのユーザIDを追加する更新を行う。一方、録画実行部161は、ユーザから番組の録画要求のキャンセルが指示されたとき、録画要求管理テーブル167からその番組の番組IDに対応付けられたそのユーザのユーザIDを削除する。
図3は、録画要求管理テーブル167の一例を示す。例えば、ユーザID「1」のユーザおよびユーザID「2」のユーザが番組ID「A」の番組の録画要求をしている。もし、ユーザID「1」のユーザが番組ID「A」の番組の録画要求のキャンセルを指示した場合、番組ID「A」に対応するユーザIDからユーザID「2」が削除される。また、ユーザID「1」のユーザが番組ID「B」の番組の録画要求をしている。もし、ユーザID「2」のユーザが番組ID「B」の番組の録画を要求した場合、番組ID「B」に対応するユーザIDにユーザID「2」が追加されることとなる。
図2へ戻り、録画実行部161は、録画要求管理テーブル167に登録された番組IDを持つ番組を、その番組の録画を要求したユーザ数にかかわらず1件のみ情報記録装置11に記録する。すなわち、録画実行部161は、複数のユーザから同一番組の録画要求がなされた場合、録画要求管理テーブル167においてその番組の録画を要求しているユーザを増減し、当該番組を重複して録画せずに1件のみ録画する。例えば、ある番組を録画中に別のユーザがその番組のダイレクト録画を要求した場合、録画要求管理テーブル167において当該別のユーザのユーザIDが当該番組の番組IDに新たに対応付けられるのみである。
さらに、録画実行部161は、録画要求管理テーブル167に登録されている番組を情報記録装置13に記録したとき、録画要求管理テーブル167に登録された情報を引き継いで、その番組の録画を要求した各ユーザのユーザIDと情報記録装置13に記録した番組の録画番組IDと対応付けて録画番組管理テーブル169に登録する。録画番組IDは、情報記録装置13に保持されている録画番組を識別するためのIDである。録画番組管理テーブル169への情報の引き継ぎが終わると、録画実行部161は、録画要求管理テーブル167から元の情報を削除することができる。
図4は、録画番組管理テーブル169の一例を示す。番組ID「A」の番組および番組ID「B」の番組は、それぞれ、情報記録装置13において録画番組ID「a」の録画番組および録画番組ID「b」の録画番組として識別される。図4の例では、ユーザID「1」のユーザは録画番組ID「a」の録画番組および録画番組ID「b」の録画番組を視聴可能であり、ユーザID「2」のユーザは録画番組ID「a」の録画番組のみ視聴可能である。
図2へ戻り、再生実行部163は、複数のユーザからの個別の再生要求に応じて情報記録装置13から指定された録画番組を読み出して再生する。情報記録装置13から読み出された録画番組はコーデック12によってデコードされて映像信号および音声信号となり、表示デバイス200に映像が表示され、スピーカー300から音声が出力される。
図4に示したように、録画番組管理テーブル169に、ユーザごとの各録画番組の再生状況を保持してもよい。その場合、再生実行部163は、ユーザから録画番組の再生要求があったとき、録画番組管理テーブル169からその録画番組の再生状況を取得してその再生状況に応じてその録画番組を続きから再生することもできる。例えば、図4に示した録画番組管理テーブル169では、ユーザID「1」のユーザが録画番組ID「a」の録画番組の再生を要求した場合、再生実行部163は、録画番組管理テーブル169を参照して再生状況が「10’15”」となっていることから、その録画番組を続きから、すなわち、10分15秒のところから再生する。一方、ユーザID「2」のユーザが録画番組ID「a」の録画番組の再生を要求した場合、再生実行部163は、録画番組管理テーブル169を参照して再生状況が「未再生」となっていることから、その録画番組を最初から再生する。
さらに、再生実行部163は、ユーザから録画番組の再生停止が指示されたとき、録画番組管理テーブル169における再生状況をそのときの再生状況に更新することができる。例えば、ユーザID「1」のユーザが録画番組ID「b」の録画番組の再生を要求した場合、再生実行部163は、その録画番組を最初から再生し、ユーザが再生停止を指示したとき、録画番組管理テーブル169におけるユーザID「1」および録画番組ID「b」に対応する再生状況にその時点の再生経過時間を登録する。
削除実行部165は、複数のユーザからの個別の削除要求に応じて、情報記録装置13に記録されている録画番組を削除する。削除実行部165は、ユーザが削除操作をすることで指定された録画番組を削除するだけではなく、削除スケジュールが過ぎた録画番組を自動で削除することもできる。ただし、削除実行部165は、ユーザから録画番組の削除要求があったとき、いきなりその録画番組を削除するのではなく、まず、録画番組管理テーブル169からそのユーザのユーザIDとその録画番組の録画番組IDとを対応付けたレコードを削除する。これにより、削除要求をしたユーザはその録画番組を視聴できなくなるが、削除要求をしていない他のユーザは引き続きその録画番組を視聴することができる。そして、録画番組管理テーブル169からその録画番組IDを含むレコードがすべて削除されたとき、削除実行部165は、その録画番組を情報記録装置13から削除する。
例えば、図4に示した録画番組管理テーブル169において、ユーザID「1」のユーザから録画番組ID「a」の録画番組の削除要求があったとき、削除実行部165は、録画番組管理テーブル169から1行目のレコード、すなわち、ユーザID「1」と録画番組ID「a」とを対応付けたレコードを削除する。当該レコードが削除されても録画番組ID「a」を含むレコードが録画番組管理テーブル169に残っているため、削除実行部165は、情報記録装置13から録画番組ID「a」の録画番組を削除しない。その後、ユーザID「2」のユーザから録画番組ID「a」の録画番組の削除要求があったとき、削除実行部165は、録画番組管理テーブル169からユーザID「2」と録画番組ID「a」とを対応付けたレコードを削除することで、録画番組管理テーブル169から録画番組ID「a」を含むレコードがなくなる。このとき初めて、削除実行部165は、情報記録装置13から録画番組ID「a」の録画番組を削除する。
なお、削除実行部165は、いきなり録画番組を復元不可能に削除してしまうのではなく、まずは復元可能に削除、すなわち論理削除し、その後必要に応じて(例えば、情報記録装置13の残容量が所定値を下回ったときや録画番組を論理削除してから一定時間が経過したときなど)、論理削除した録画番組を復元不可能に削除、すなわち物理削除することができる。論理削除された録画番組は、録画番組一覧などには表示されなくなるが、その実体データが削除されたわけではないため、特別な操作をすることで削除されていない状態に戻すことができる。したがって、録画番組を論理削除することによって、ユーザの誤操作により削除された録画番組やユーザが希望しないのに自動的に削除された録画番組などを復元することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
図5は、本実施形態に係る録画再生装置10の動作例を示すシーケンス図である。ユーザID「1」のユーザ(以下、ユーザ「1」)が録画再生装置10に対して録画要求をすると(S11)、録画再生装置10における録画実行部161は、要求された番組の番組IDを電子番組ガイド情報から取得する(S101)。その結果、番組IDとして「A」が取得され、録画実行部161は、録画要求管理テーブル167に番組ID「A」が存在するかを検索する(S102)。録画要求管理テーブル167に、番組ID「A」について既存の予約情報がなければ、録画実行部161は、ユーザID「1」、番組ID「A」のレコードを録画要求管理テーブル167に追加する(S103)。これにより、ユーザ「1」の録画要求の登録が完了する(S12)。
次に、ユーザ「1」の録画要求に遅れて、ユーザID「2」のユーザ(以下、ユーザ「2」)が録画再生装置10に対して録画要求をすると(S21)、録画実行部161は、要求された番組の番組IDを電子番組ガイド情報から取得する(S104)。その結果、番組IDとして「A」が取得される、録画実行部161は、録画要求管理テーブル167に番組ID「A」が存在するかを検索する(S105)。録画要求管理テーブル167にはすでにユーザ「1」による番組ID「A」の予約情報が存在するため、録画実行部161は、番組ID「A」に対応するユーザIDとして「2」を追加し、録画要求管理テーブル167において番組ID「A」に対応するユーザIDを「1、2」に更新する(S106)。これにより、ユーザ「2」の録画要求の登録が完了する(S22)。その後、録画実行部161は、番組ID「A」の番組の録画を実行し(S106)、ユーザ「1」およびユーザ「2」がそれぞれ要求した番組の録画が完了する(S13、S23)。また、録画実行部161は、録画要求管理テーブル167の情報を引き継いで録画番組管理テーブル169を作成する(S108)。録画番組管理テーブル169には、ユーザID「1」、録画番組ID「a」のレコードと、ユーザID「2」、録画番組ID「a」のレコードが追加される。
ユーザ「1」およびユーザ「2」は録画番組を適宜視聴し(S14、S24)、まず、ユーザ「2」が録画番組ID「a」の録画番組の削除を要求する(S25)。録画再生装置10における削除実行部165は、当該削除要求を受けて、録画番組管理テーブル169からユーザID「2」、録画番組ID「a」のレコードを削除する(S109)。その後、ユーザ「1」が録画番組ID「a」の録画番組の削除を要求する(S15)。削除実行部165は、当該削除要求を受けて、録画番組管理テーブル169からユーザID「1」、録画番組ID「a」のレコードを削除する(S110)。これにより、録画番組管理テーブル169から録画番組ID「a」を含むレコードがなくなるため、削除実行部165は、情報記録装置13から録画番組ID「a」の録画番組の削除を実行する(S111)。
以上のように本実施形態によると、受信処理部11における複数のチューナーで同一チャンネルを受信することも、情報記録装置13に同一番組を重複して記録することもなくなり、有限のリソースを有効に活用することができる。また、複数のユーザによって録画要求されて1件のみ録画された番組について、他のユーザの削除要求にかかわらずユーザごとに番組の削除管理を行うことができる。
10 録画再生装置
13 情報記録装置
161 録画実行部
163 再生実行部
165 削除実行部
167 録画要求管理テーブル
169 録画番組管理テーブル
13 情報記録装置
161 録画実行部
163 再生実行部
165 削除実行部
167 録画要求管理テーブル
169 録画番組管理テーブル
Claims (3)
- 録画番組を保持する情報記録装置と、
複数のユーザからの個別の録画要求に応じて番組を前記情報記録装置に記録する録画実行部と、
複数のユーザからの個別の再生要求に応じて録画番組を前記情報記録装置から読み出して再生する再生実行部と、
複数のユーザからの個別の削除要求に応じて録画番組を前記情報記録装置から削除する削除実行部と、
録画要求された番組の番組IDと該番組の録画を要求したユーザのユーザIDとを対応付けて管理する録画要求管理テーブルと、
番組の録画を要求したユーザのユーザIDと前記情報記録装置に記録された該番組の録画番組IDとを対応付けて管理する録画番組管理テーブルとを備え、
前記録画実行部が、ユーザから番組の録画要求があったとき、電子番組ガイド情報から該番組の番組IDを取得して該番組IDと該ユーザのユーザIDとを対応付けて前記録画要求管理テーブルに登録し、
ユーザから番組の録画要求のキャンセルが指示されたとき、該番組の番組IDに対応付けられた該ユーザのユーザIDを前記録画要求管理テーブルから削除し、
前記録画要求管理テーブルに登録された番組IDを持つ番組を、該番組の録画を要求したユーザ数にかかわらず1件のみ前記情報記録装置に記録し、
番組を前記情報記録装置に記録したとき、該番組の録画を要求した各ユーザのユーザIDと前記情報記録装置に記録した該番組の録画番組IDと対応付けて前記録画番組管理テーブルに登録するものであり、
前記削除実行部が、ユーザから録画番組の削除要求があったとき、前記録画番組管理テーブルから該ユーザのユーザIDと該録画番組の録画番組IDとを対応付けたレコードを削除し、前記録画番組管理テーブルから該録画番組IDを含むレコードがすべて削除されたとき、該録画番組を前記情報記録装置から削除するものである
ことを特徴とする録画再生装置。 - 前記録画番組管理テーブルが、ユーザごとの各録画番組の再生状況を保持するものであり、
前記再生実行部が、ユーザから録画番組の再生要求があったとき、前記録画番組管理テーブルから該録画番組の再生状況を取得して該再生状況に応じて該録画番組を続きから再生し、
ユーザから録画番組の再生停止が指示されたとき、前記録画番組管理テーブルにおける該再生状況をそのときの再生状況に更新するものである
ことを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。 - 前記削除実行部が、録画番組を論理削除し、その後必要に応じて物理削除するものである
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の録画再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013235986A JP2015095871A (ja) | 2013-11-14 | 2013-11-14 | 録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2015095871A true JP2015095871A (ja) | 2015-05-18 |
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ID=53197973
Family Applications (1)
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