JP2015095851A - 通信システム、通信ノード装置、サービス提供サーバ、通信端末、メッセージ送信方法及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信ノード装置、サービス提供サーバ、通信端末、メッセージ送信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】契約先の通信事業者にかかわらず、在圏サービスが提供されるエリア内において在圏サービスを提供することができる通信システム、通信ノード装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる通信システムは、通信端末10と、通信端末10の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子を、在圏サービスを提供する位置に在圏する通信端末10へ送信するサービス提供サーバ40と、移動通信ネットワークに配置され、サービス提供サーバ40から送信されたサービス識別子を、CBSメッセージに設定し、CBSメッセージを在圏サービスを提供する位置に在圏する通信端末10へ同報配信する通信ノード装置30と、を備える。通信端末10は、サービス識別子に基づいて、サービス提供サーバ40へ接続し、サービス提供サーバ40が提供する在圏サービスの提供を受ける。
【選択図】図1

Description

本発明は通信システムに関し、特にCBSメッセージを送信する通信システムに関する。
移動通信ネットワークを用いて複数の通信端末へ一斉に情報を配信する同報配信サービスとして、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において標準化されたCBS(Cell Broadcast Service)が用いられている。さらに、地震情報もしくは津波情報等の災害情報を特定のエリアにより速く同報配信するために、3GPPにおいてETWS(Earthquake Tsunami Warning System)が標準化されている。例えば、特許文献1には、ETWSに関するシステム構成が開示されている。ETWSは、主に災害情報を早急に配信するために用いられる。一方、ETWSを、他の使用用途に用いることも検討されている。他の使用用途として、例えば在圏サービス等が検討されている。在圏サービスとは、例えば、ユーザが有る特定のエリアに在圏した場合に、そのユーザに対して在圏位置に応じた情報を配信する等のサービスである。配信される情報は、例えば、広告情報等であってもよい。
特表2011−529214号公報
しかし、在圏サービスを提供するエリアを形成する基地局は、特定の通信事業者によって管理されている。そのため、特定の通信事業者と契約している通信端末は、在圏サービスが提供されるエリアに移動した場合に、そのエリアを形成する基地局を介して、在圏位置を配信サーバ等へ通知することができる。配信サーバは、例えば、広告情報等を配信するサーバである。しかし、特定の通信事業者と契約していない通信端末は、在圏サービスが提供されるエリアを形成する基地局を介して在圏位置を配信サーバへ通知することができない。そのため、特定の通信事業者と契約している通信端末以外の通信端末には、在圏サービスを提供することができないという問題がある。
本発明の目的は、契約先の通信事業者にかかわらず、在圏サービスが提供されるエリア内において在圏サービスを提供する、もしくは、在圏サービスの提供を受けることができる通信システム、通信ノード装置、サービス提供サーバ、通信端末、メッセージ送信方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる通信システムは、セル間を移動する通信端末と、前記通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子を、移動通信ネットワークを介して、前記在圏サービスを提供する位置に在圏する前記通信端末へ送信するサービス提供サーバと、前記移動通信ネットワークに配置され、前記サービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を、CBSメッセージに設定し、前記CBSメッセージを前記在圏サービスを提供する位置に在圏する前記通信端末へ同報配信する通信ノード装置と、を備え、前記通信端末は、前記サービス識別子に基づいて、前記サービス提供サーバへ接続し、前記サービス提供サーバが提供する前記在圏サービスの提供を受けるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信ノード装置は、セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子であって、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を受信し、受信した前記サービス識別子をCBSメッセージに設定し、前記CBSメッセージを前記在圏サービスが提供される位置に在圏する前記通信端末へ同報配信するCBCメッセージ生成部を備えるものである。
本発明の第3の態様にかかるサービス提供サーバは、セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子を、CBSメッセージを同報配信する移動通信ネットワークへ送信し、前記移動通信ネットワークを介して、前記CBSメッセージに設定された前記サービス識別子を受信した通信端末から接続されると、前記通信端末へ前記在圏サービスを提供するものである。
本発明の第4の態様にかかる通信端末は、通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子が設定されたCBSメッセージを、移動通信ネットワークを介して同報配信されることによって受信する在圏サービス判定部と、前記サービス識別子に基づいて、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバへ接続する在圏サービス要求部と、を備えるものである。
本発明の第5の態様にかかるメッセージ送信方法は、セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子であって、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を受信し、受信した前記サービス識別子をCBSメッセージに設定し、前記CBSメッセージを前記在圏サービスが提供される位置に在圏する前記通信端末へ同報配信するものである。
本発明の第6の態様にかかるプログラムは、セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子であって、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を受信し、受信した前記サービス識別子をCBSメッセージに設定し、前記CBSメッセージを前記在圏サービスが提供される位置に在圏する前記通信端末へ同報配信することをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、契約先の通信事業者にかかわらず、在圏サービスが提供されるエリア内において在圏サービスを提供する、もしくは、在圏サービスの提供を受けることができる通信システム、通信ノード装置、サービス提供サーバ、通信端末、メッセージ送信方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるセルの配置を説明する図である。 実施の形態2にかかるCBCの構成図である。 実施の形態2にかかるHNB−GWの構成図である。 実施の形態2にかかるUEの構成図である。 実施の形態2にかかる在圏サービスの提供処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるCBCにおけるCBSメッセージの送信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるUEにおけるCBSメッセージの受信処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかる在圏サービスの提供処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるサービス提供サーバにおける認証処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるUEにおけるCBSメッセージの受信処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるUEの構成図である。 実施の形態4にかかるUEにおけるCBSメッセージの受信処理の流れを示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。はじめに、図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、通信端末10、通信ノード装置30及びサービス提供サーバ40を有している。
通信端末10は、ユーザが持ち運ぶ端末であり、ユーザの移動に伴い、セル間を移動する。セルは、例えば、基地局等により形成される通信エリアである。図1には、通信端末10が、セル20に在圏している様子を示している。また、通信端末10は、携帯電話端末、スマートフォン端末、タブレット型端末等であってもよく、もしくは、通信機能を有するウェアラブル端末もしくはウェアラブルコンピュータ等であってもよい。
サービス提供サーバ40は、通信端末10の在圏する位置に応じて通信端末10へ提供する在圏サービスを示すサービス識別子を、移動通信ネットワークを介して在圏サービスを提供する位置に在圏する通信端末10へ送信する。在圏サービスは、例えば、ユーザが有る特定のエリアに在圏した場合に、そのユーザが有する通信端末に対して在圏位置に応じた広告情報、クーポン情報もしくは防災情報等を配信するサービスであってもよい。
サービス識別子は、例えば、配信する情報の種別に応じて異なる値が用いられてもよい。例えば、広告情報、クーポン情報もしくは防災情報において、それぞれ異なる値が用いられてもよい。もしくは、サービス識別子は、サービス提供サーバ40毎に異なる値が用いられてもよい。例えば、通信システム内に複数のサービス提供サーバが存在する場合、それぞれのサービス提供サーバを識別するために、サービス識別子が用いられてもよい。
移動通信ネットワークは、例えば、3GPPにおいて定められた規格に基づいて構成されたネットワークである。
通信ノード装置30は、移動通信ネットワーク内に配置されている。さらに、通信ノード装置30は、サービス提供サーバ40から送信されたサービス識別子を、CBSメッセージに設定し、CBSメッセージをセル20に在圏する通信端末10へ同報配信する。
通信ノード装置30は、例えば、基地局であってもよく、配信する情報を中継する装置等であってもよい。CBSメッセージは、同報配信サービスとしてCBSが用いられている場合に、CBSにおいて配信されるメッセージである。なお、CBSメッセージは、3GPPにおいて定められたETWSにおいても用いられるメッセージである。
同報配信とは、特定のエリアに在圏する複数の通信端末に対して、同じメッセージを配信することである。また、CBSメッセージは、契約先の通信事業者に関係なく、在圏サービスを提供する位置に在圏する通信端末へ配信される。つまり、CBSメッセージを配信する移動通信ネットワークを管理する通信事業者と契約していない通信端末に対しても、CBSメッセージが配信される。これより、在圏サービスを提供する位置に在圏する通信端末は、契約先の通信事業者によらず、サービス識別子が設定されたCBSメッセージを受信する。
通信端末10は、サービス識別子に基づいて、サービス提供サーバ40へ接続する。さらに、通信端末10は、サービス提供サーバ40が提供する在圏サービスの提供を受ける。
サービス識別子が、例えば配信する情報の種別に応じて異なる値が用いられている場合、通信端末10は、サービス識別子と関連づけられている情報を配信するサービス提供サーバ40へ接続する。もしくは、サービス識別子が、サービス提供サーバを識別するために用いられている場合、通信端末10は、サービス識別子と関連づけられているサービス提供サーバ40へ接続する。通信端末10は、予めサービス識別子と接続先のサービス提供サーバ40への接続情報とを関連付けて保持していてもよい。もしくは、接続先のサービス提供サーバ40への接続情報は、CBSメッセージに設定されていてもよい。
サービス提供サーバ40への接続情報は、例えば、サービス提供サーバ40のアドレス情報であってもよい。
ここで、通信端末10がサービス提供サーバ40へ接続する際に用いるネットワークとして、CBSメッセージが配信される際に用いられる移動通信ネットワーク以外のネットワークが用いられてもよい。例えば、通信端末10は、無線LAN及びインターネットを介してサービス提供サーバ40へ接続してもよく、もしくは、CBSメッセージが配信される際に用いられる移動通信ネットワークと異なる移動通信ネットワークが用いられてもよい。
以上説明したように、在圏サービスが提供される位置に在圏する通信端末10は、契約先の通信事業者によらず送信されるCBSメッセージを受信することができる。さらに、通信端末10は、CBSメッセージに設定されたサービス識別子を受け取ると、在圏サービスを提供するサービス提供サーバ40へアクセスすることができる。これによって、サービス提供サーバ40は、在圏サービスを提供する位置に在圏する通信端末10の位置もしくはアドレス情報等を認識することができるため、通信端末10に対して在圏サービスを提供することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、UE(User Equipment)11、サービス提供サーバ40、ネットワーク50及びネットワーク60を有している。また、ネットワーク50は、HNB(Home NodeB)31、HNB−GW(Gateway)32及びCBC(Cell Broadcast Center)33を有している。サービス提供サーバ40は、図1のサービス提供サーバ40と同様であるため詳細な説明を省略する。UE11は、図1の通信端末10に相当する。また、HNB31、HNB−GW32及びCBC33は、図1の通信ノード装置30に相当する。また、ここでは、UE11は、ネットワーク60を管理する通信事業者と契約を結んでいるとする。
サービス提供サーバ40は、在圏サービスを提供する位置に在圏する複数のUEへ、ネットワーク50を介してサービス識別子を同報配信する。UE11は、複数のUEに含まれるUEである。
HNB31は、例えば家庭内もしくはビルの1フロア等の狭いエリアを通信エリアとする基地局装置である。HNBが形成するセルは、フェムトセルと称されてもよく、さらに、HNBは、フェムト基地局と称されてもよい。また、一般的に用いられる基地局装置の通信エリアは、半径数キロメートルに及ぶ場合もある。そのため、フェムト基地局が形成する通信エリアは、一般的に用いられる基地局装置の通信エリアと比較して十分狭い。HNB−GW32は、HNB31とCBC33との間の通信を中継する装置である。また、HNB−GW32は、複数のHNB31を集約する装置であってもよい。CBC33は、同報配信サービスとしてCBSが用いられる際に、CBSメッセージを生成し、生成したCBSメッセージを送信する装置である。CBC33は、CBSもしくはETWSを実行するために用いられるサーバ装置である。
本図においては、サービス提供サーバ40は、ネットワーク50を介してサービス識別子をUE11へ配信する。さらに、UE11は、ネットワーク50を介してサービス識別子を受信すると、在圏サービスの提供を受けるために、ネットワーク60を介してサービス提供サーバ40へ接続する。ネットワーク60は、例えば、ネットワーク50を管理する通信事業者とは異なる通信事業者が管理するネットワークである。ネットワーク60は、例えば、インターネットサービスプロバイダが管理するネットワークであってもよく、移動通信事業者が管理するネットワークであってもよい。もしくは、ネットワーク60は、そのほかの公衆通信ネットワークであってもよい。
ここで、図3を用いて、UE11が在圏するセルの構成について説明する。HNB31は、セル21を形成する。また、ネットワーク60に含まれる基地局61は、セル62を形成する。ネットワーク50及びネットワーク60は、それぞれ異なる通信事業者が管理するネットワークとする。また、UE11は、ネットワーク60を管理する通信事業者と契約しているとする。さらに、セル21は、サービス提供サーバ40が在圏サービスを提供するエリアであるとする。本図に示すように、セル21は、セル62の一部のエリアに含まれる。
本図に示すようにセルが形成されている場合、UE11は、セル21に移動してきた場合、HNB31を介してサービス識別子が設定されたCBSメッセージを受信することができる。さらに、UE11は、受信したサービス識別子に基づいて、基地局61を介してサービス提供サーバ40へ接続する。以降、UE11は、基地局61を介してサービス提供サーバ40から配信される広告情報等を受信する。
このように、UE11は、HNB31を介して送信されたサービス識別子に基づいて、基地局61を介してサービス提供サーバ40へ接続することができる。言い換えると、UE11は、HNB31を管理する通信事業者と契約をしていないため、HNB31を介して、サービス提供サーバ40へ接続することができない。そのため、サービス提供サーバ40へ接続するために、例えば、UE11が、基地局61を管理する通信事業者と契約している場合には、基地局61を介してサービス提供サーバ40へ接続する。これによって、サービス提供サーバ40は、UE11から接続されることを契機として、UE11へ在圏サービスを提供する。
契約先の通信事業者が管理するネットワーク以外のネットワークを介して通信を行うことができない理由として、例えば、通信事業者が管理するネットワークには、契約を結んでいる通信端末のみを管理情報として登録していることがあげられる。一般的に、通信事業者は、未契約の通信端末から通信要求は破棄するという処理をネットワークに設定する。そのため、通信端末は、契約先のネットワーク以外のネットワークを介して通信を行うことができない。
続いて、図4を用いてCBC33の構成例について説明する。CBC33は、例えば、コンピュータ装置であり、具体的にはサーバ装置であってもよい。CBC33は、CBSメッセージ生成部71を有している。CBSメッセージ生成部71は、サービス提供サーバ40から送信されたサービス識別子を設定したCBSメッセージを生成する。
さらに、サービス提供サーバ40は、サービス識別子を配信する地域を指定した情報(地域情報)をCBC33へ送信する。つまり、サービス提供サーバ40は、在圏サービスを提供する地域情報をCBC33へ送信する。CBSメッセージ生成部71は、サービス提供サーバ40から送信された地域情報に基づいて、地域情報内に含まれるHNBを特定する。さらに、CBSメッセージ生成部71は、特定したHNBに関する情報をCBSメッセージに設定する。
例えば、サービス提供サーバ40は、地域情報として、特定の地域における店舗を指定したとする。このような場合、CBC33は、その店舗を通信エリアとするHNBを特定する。
CBSメッセージ生成部71は、サービス識別子及び特定したHNBに関する情報を設定したCBSメッセージをHNB−GW32へ送信する。また、CBSメッセージ生成部71における処理は、コンピュータ装置であるCBC33に内蔵されたCPUがメモリに格納されたプログラムを用いることによって実行されてもよい。
続いて、図5を用いてHNB−GW32の構成例について説明する。HNB−GW32は、例えば、コンピュータ装置であり、具体的にはデータの中継機能を有するサーバ装置であってもよい。HNB−GW32は、HNB選択部81を有している。
HNB選択部81は、HNB−GW32が複数のHNBを集約するゲートウェイ装置である場合に、CBC33から送信されたCBSメッセージに設定されたHNBに関する情報に基づいて、CBSメッセージを送信するHNBを選択する。ここでは、HNB選択部81は、HNB31を選択したとする。HNB選択部81は、選択したHNB31に対して、CBC33から送信されたCBSメッセージに設定されたサービス識別子を抽出し、サービス識別子を設定したCBSメッセージを送信する。また、HNB選択部81における処理は、コンピュータ装置であるHNB−GW32に内蔵されたCPUがメモリに格納されたプログラムを用いることによって実行されてもよい。
HNB31は、HNB−GW32から送信されたCBSメッセージを受信すると、サービス識別子を設定したCBSメッセージをHNB31が形成するセル内に在圏する通信端末へ送信する。セル内に複数の通信端末が在圏する場合、HNB31は、複数の通信端末へCBSメッセージを送信する。
続いて、図6を用いてUE11の構成例について説明する。UE11は、在圏サービス判定部91及び在圏サービス要求部92を有している。在圏サービス判定部91は、HNB31から送信されたCBSメッセージに、サービス識別子が設定されているか否かを判定する。在圏サービス判定部91は、CBSメッセージにサービス識別子が設定されていると判定した場合、CBSメッセージに設定されていたサービス識別子を在圏サービス要求部92へ出力する。
在圏サービス要求部92は、在圏サービス判定部91から出力されたサービス識別子に基づいて、サービス識別子に関連づけられたサービス提供サーバ40へ接続を行う。UE11は、サービス提供サーバ40へ接続すると、サービス提供サーバ40から在圏サービスが提供される。
また、在圏サービス判定部91において、CBSメッセージにサービス識別子が設定されていないと判定した場合、UE11の表示部(図示せず)等に、CBSメッセージにおいて配信された情報を表示する等の、CBSメッセージを受信した際の通常の処理を実行する。
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態2にかかる在圏サービスの提供処理の流れについて説明する。はじめに、サービス提供サーバ40は、サービス識別子及び地域情報を設定したInformationメッセージをCBC33へ送信する(S11)。次に、CBC33は、サービス識別子、及び、地域情報に対応付けられたHNBに関する情報を設定したWrite-ReplaceメッセージをHNB−GW32へ送信する(S12)。地域情報に対応付けられたHNBは、例えば、CBC33が指定した地域情報内に配置されるHNBである。
次に、HNB−GW32は、HNB選定処理を実行する(S13)。HNB−GW32は、Write-Replaceメッセージに設定されたHNBに関する情報を用いて、サービス識別子を送信すべきHNBを選択する。次に、HNB−GW32は、サービス識別子を送信すべきHNBとして、HNB31を選択した場合、HNB31へ、Broadcast Requestメッセージを送信する(S14)。HNB−GW32は、サービス識別子を設定したBroadcast RequestメッセージをHNB31へ送信する。ここで、HNB−GW32は、Write-Replaceメッセージに複数のHNBが設定されている場合、複数のHNBへBroadcast Requestメッセージを送信してもよい。
HNB−GW32は、HNB31へBroadcast Requestメッセージを送信した後に、Write-Replaceメッセージを送信したCBC33へReport Successメッセージを送信する(S15)。HNB−GW32は、Broadcast RequestメッセージをHNB31へ送信したことを通知するために、Report SuccessメッセージをCBC33へ送信する。
CBC33は、サービス提供サーバ40に対して、Informationメッセージの応答メッセージとして、Ackメッセージを送信する(S16)。
HNB31は、サービス識別子が設定されたBroadcast Requestメッセージを受信すると、自装置が形成するセルに在圏するUE11へ、サービス識別子を設定したNotificationメッセージを送信する(S17)。ここで、Write-Replaceメッセージ、Broadcast Requestメッセージ及びNotificationメッセージは、サービス識別子を送信するために用いられるCBSメッセージに相当する。
次に、UE11は、Notificationメッセージを受信すると、サービス識別子が設定されているか否かを確認する(S18)。次に、UE11は、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されていると判定した場合、サービス識別子に関連づけられているサービス提供サーバ40へ、在圏サービスRequestメッセージを送信する(S19)。
サービス提供サーバ40は、在圏サービスRequestメッセージへの応答メッセージとして、在圏サービスAcceptメッセージをUE11へ送信する(S20)。以降、サービス提供サーバ40は、UE11へ在圏サービスを提供する(S21)。例えば、サービス提供サーバ40は、UE11が在圏サービスRequestメッセージを送信してきたネットワークを介して在圏サービスを提供してもよい。具体的には、UE11が、図2におけるネットワーク60を介して在圏サービスRequestメッセージを送信してきた場合、ネットワーク60を介して在圏サービスを提供してもよい。もしくは、UE11が、ネットワーク60をとは異なるネットワークを用いた在圏サービスの提供を希望している場合、UE11が希望するネットワークを介して在圏サービスを提供してもよい。UE11は、在圏サービスRequestメッセージに、在圏サービスの提供を希望するネットワークに関する情報を設定してもよい。
続いて、図8を用いて、CBC33におけるCBSメッセージの送信処理の流れについて説明する。はじめに、CBSメッセージ生成部71は、サービス提供サーバ40から送信されたInformationメッセージを受信する(S31)。つぎにCBSメッセージ生成部71は、Informationメッセージにサービス識別子が設定されているか否かを判定する(S32)。サービス識別子は、サービスIDと称されてもよい。以降、サービス識別子と、サービスIDは、同様の識別子として説明を行う。
CBSメッセージ生成部71は、Informationメッセージにサービス識別子が設定されていると判定した場合、Informationメッセージ設定されているサービス識別子をWrite-Replaceメッセージに設定する(S33)。次に、CBSメッセージ生成部71は、Informationメッセージに設定されている地域情報を、CBSメッセージを配信するHNBに関する情報に変換する(S34)。CBSメッセージ生成部71は、地域情報とHNBとが関連づけられたテーブルを予め保持し、テーブルに基づいて地域情報をHNBに関する情報に変換してもよい。テーブルには、地域情報とHNBとが1対1に対応づけられてもよく、1つの地域情報に対して、複数のHNBが対応付けられてもよい。
ステップS32において、CBSメッセージ生成部71は、Informationメッセージにサービス識別子が設定されていないと判定した場合、ステップS33の処理を実行することなく、ステップS34の処理を実行する。
次に、CBSメッセージ生成部71は、ステップS32において、サービス識別子が設定されていると判定した場合、サービス識別子及びHNBに関する情報とを設定したWrite-ReplaceメッセージをHNB−GW32へ送信する(S35)。HNBに関する情報は、例えば、HNBの識別子であってもよい。HNBの識別子は、例えば、ネットワーク50を管理する通信事業者によって定められ、ネットワーク50においてHNBを一意に識別することができる識別子であってもよい。
続いて、図9を用いてUE11においてNotificationメッセージを受信した際の処理の流れについて説明する。はじめに、在圏サービス判定部91は、HNB31から送信されたNotificationメッセージを受信する(S41)。次に、在圏サービス判定部91は、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されているか否かを判定する(S42)。在圏サービス判定部91は、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されていないと判定した場合、Notificationメッセージに設定されている情報をUE11の表示部等へ表示する(S47)。もしくは、在圏サービス判定部91は、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されていないと判定した場合、Notificationメッセージを受信した場合の通常の処理を実行する。
在圏サービス判定部91において、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されていると判定された場合、在圏サービス要求部92は、在圏サービスRequestメッセージを送信する際に用いるネットワークを選択する(S43)。例えば、在圏サービス要求部92は、図2におけるネットワーク60を選択する。また、在圏サービス要求部92は、複数のネットワークを利用可能である場合、通信速度が最も早いネットワーク、もしくは、利用料金が最も安いネットワーク等、特定の基準に基づいて利用するネットワークを選択してもよい。
次に、在圏サービス要求部92は、選択したネットワークを介して、在圏サービスRequestメッセージをサービス提供サーバ40へ送信する(S44)。次に、在圏サービス要求部92は、サービス提供サーバ40から送信された在圏サービスAcceptメッセージを受信する(S45)。次に、UE11は、サービス提供サーバ40から在圏サービス提供時に配信される情報を受信する(S46)。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる通信システムを用いることによって、UEは、CBSメッセージに設定されたサービス識別子を受信することができる。さらに、サービス提供サーバ40は、UE11から送信された在圏サービスRequestメッセージを受信することによって、在圏サービスを提供するエリア内に、UE11が在圏していることを把握することができる。そのため、サービス提供サーバ40は、UE11へ在圏サービスを提供することができる。
また、CBSメッセージは、一般的には災害情報等緊急の情報を送信するために用いられることが多い。そのため、HNB31は、自装置が形成するセル内に在圏するUEであれば、HNB31を管理する通信事業者と契約を交わしていないUEであったとしても、CBSメッセージを送信する。そのため、UEは、契約を交わしていない通信事業者の管理するHNBから送信されたCBSメッセージを受信することができる。
CBC33は、CBSメッセージにサービス識別子を設定することによって、CBC33を管理する通信事業者と契約を交わしていないUEに対しても、サービス識別子を通知することができる。サービス提供サーバ40は、このようにCBSを用いてサービス識別子を送信することによって、在圏サービスを提供するエリアを管理する通信事業者と契約を交わしていないUEに対してもサービス識別子を通知することができるため、契約先の通信事業者によらず、様々なUEへ在圏サービスを提供することができる。
(実施の形態3)
続いて、図10を用いて、本発明の実施の形態3に係る在圏サービスの提供処理の流れについて説明する。ステップS51〜S57においては、図7のステップS11〜S17と同様のメッセージが送信される。ここでは、図7において設定される情報と異なる情報及び図7における処理と異なる処理について説明する。
サービス提供サーバ40は、サービス識別子及び地域情報とともに、認証情報を合わせてCBC33へ送信する(S51)。認証情報は、例えば、認証鍵に関する情報(認証鍵情報)であってもよい。CBC33及びHNB−GW32は、ステップS52及びS53において、サービス識別情報及びHNBに関する情報とともに、認証情報を合わせてHNB31へ送信する。
HNB31は、ステップS54において、Broadcast Requestメッセージを受信すると、サービス識別子、地域情報及び認証情報を設定したNotificationメッセージをUE11へ送信する(S57)。
UE11は、ステップS58において、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されていると判定した場合、サービス識別子と関連づけられたサービス提供サーバ40へ、サービス識別子及び認証情報を設定した在圏認証Requestメッセージを送信する(S59)。UE11は、認証情報として、Notificationメッセージに設定されていた認証情報を在圏認証Requestメッセージに設定する。認証情報は、在圏サービスを提供するエリアに在圏したUEへ送信される。そのため、UE11は、在圏認証Requestメッセージにサービス識別子及び認証情報を設定することによって、在圏サービスが提供されるエリアに在圏したことをサービス提供サーバ40へ通知することができる。さらに、UE11が、在圏認証Requestメッセージにサービス識別子及び認証情報を設定することによって、UE11が、在圏サービスが提供されるエリアにおいて、認証情報を受信したことをサービス提供サーバ40へ通知することができる。
次に、サービス提供サーバ40は、UE11から送信された在圏認証Requestメッセージを受信し、サービス識別子及び認証情報の組み合わせが正しいものであると判定すると、在圏認証AcceptメッセージをUE11へ送信する(S60)。さらに、その後、UE11へ在圏サービスを提供する(S61)。
続いて、図11を用いてサービス提供サーバ40における認証処理の流れについて説明する。はじめに、サービス提供サーバ40は、UE11から送信された在圏認証Requestメッセージを受信する(S65)。
次に、サービス提供サーバ40は、在圏認証Requestメッセージを送信してきたUE11が、在圏サービス提供可能なUEであるか否かを判定する(S66)。例えば、サービス提供サーバ40は、在圏認証Requestメッセージに設定されている認証情報が、自装置から送信された認証情報であるか否かを判定してもよい。この場合、サービス提供サーバ40は、在圏認証Requestメッセージに設定されている認証情報が、自装置から送信された認証情報であると判定した場合、UE11を在圏サービス提供可能なUEで有ると判定してもよい。サービス提供サーバ40は、UE11を在圏サービス提供可能なUEで有ると判定すると、在圏認証AcceptメッセージをUE11へ送信する(S67)。
ステップS62において、サービス提供サーバ40は、在圏認証Requestメッセージに設定されている認証情報が、自装置から送信された認証情報でないと判定した場合、UE11が在圏サービスを提供することができないUEで有ると判定してもよい。サービス提供サーバ40は、UE11が在圏サービスを提供することができないUEで有ると判定すると、在圏認証Requestメッセージを破棄する(S68)。もしくは、このような場合、サービス提供サーバ40は、UE11が在圏サービス提供をすることができないUEで有ることを示すメッセージをUE11へ送信してもよい。
サービス提供サーバ40は、本図における認証処理を、CPUが、メモリに格納されているプログラムを用いることによって実行してもよい。
続いて、図12を用いてUE11においてNotificationメッセージを受信した際の処理の流れについて説明する。ステップS71〜ステップS73及びステップS77は、図9のステップS41〜43及びステップS47と同様であるため詳細な説明を省略する。
ステップS74において、在圏サービス要求部92は、Notificationメッセージに設定されていたサービス識別子及び認証情報を設定した在圏認証Requestメッセージをサービス提供サーバ40へ送信する(S74)。次に、在圏サービス要求部92は、在圏認証Requestメッセージの応答メッセージとして、在圏認証Acceptメッセージを受信したか否かを判定する(S75)。在圏サービス要求部92は、在圏認証Requestメッセージを送信した後、所定期間内に在圏認証Acceptメッセージを受信しなかった場合、処理を終了する。在圏サービス要求部92は、在圏認証Requestメッセージを送信した後、所定期間内に在圏認証Acceptメッセージを受信した場合、以降、サービス提供サーバ40から在圏サービス提供時に配信される情報を受信する(S76)。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる認証処理を実行することにより、在圏サービスエリアに在圏するUEであることを認識したうえで、UEへ在圏サービスを提供することができる。そのため、サービス提供サーバ40は、在圏サービスを提供すべきUEに対して、確実に在圏サービスを提供することができる。
(実施の形態4)
続いて、図13を用いて本発明の実施の形態4にかかるUE100の構成例について説明する。本実施の形態においては、UE100は、Notificationメッセージを受信することができるが、契約先の通信事業者から送信されたNotificationメッセージ以外のNotificationメッセージを受信した場合、Notificationメッセージを用いた処理を実行することなく、破棄することを前提とする。このようなUE100は、契約先の通信事業者から送信されたCBSメッセージのみを処理することを前提とする。
UE100は、在圏サービス判定部101、在圏サービス要求部102及び在圏サービス制御部103を有している。
在圏サービス判定部101は、サービス提供サーバ40が在圏サービスを提供するエリアに在圏しているか否かを判定する。例えば、在圏サービス判定部101は、UE11を操作するユーザによって、在圏サービスエリア内に在圏したことを示す入力操作が実行された場合に、サービス提供サーバ40が在圏サービスを提供するエリアに在圏していると判定してもよい。
在圏サービス制御部103は、在圏サービス判定部101において、サービス提供サーバ40が在圏サービスを提供するエリアに在圏していると判定された場合、契約先の通信事業者から送信されたNotificationメッセージ以外のNotificationメッセージを用いた処理を実行することができるように制御する。例えば、在圏サービス制御部103は、特定のアプリケーション(以下、在圏サービスアプリケーションと称する)を起動することによって、契約先の通信事業者から送信されたNotificationメッセージ以外のNotificationメッセージを用いた処理を実行することができるようにしてもよい。
在圏サービス要求部102は、例えば、在圏サービスアプリケーションが起動されている間、図7において説明した在圏サービスRequestメッセージもしくは図10において説明した在圏認証Requestメッセージを送信する。つまり、UE100は、在圏サービスアプリケーションが起動されている間、サービス提供サーバ40から在圏サービスの提供を受けることができるようにしてもよい。
続いて、図14を用いてUE100においてNotificationメッセージを受信した際の処理の流れについて説明する。はじめに、在圏サービス判定部101は、サービス提供サーバ40が在圏サービスを提供するエリア内に在圏しているか否かを判定する(S81)。在圏サービス判定部101は、サービス提供サーバ40が在圏サービスを提供するエリア内に在圏していないと判定した場合、ステップS71の処理を繰り返す。在圏サービス判定部101において、サービス提供サーバ40が在圏サービスを提供するエリア内に在圏していると判定された場合、在圏サービス制御部103は、在圏サービスアプリケーションを起動する(S82)。
次に、在圏サービス判定部101は、HNB31から送信されたNotificationメッセージを受信する(S83)。次に、在圏サービス判定部101は、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されているか否かを判定する(S84)。在圏サービス判定部101は、Notificationメッセージにサービス識別子が設定されていないと判定した場合、処理を終了する。
ステップS85〜ステップS88は、図9のステップS43〜ステップS46と同様であるため詳細な説明を省略する。また、ステップS84〜ステップS88は、図12のステップS72〜ステップS77と置き換えられ、UE100は、認証に関する処理を実行してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態4にかかるUE100は、通常状態において、契約先の通信事業者が管理するネットワークから送信されたCBSメッセージを用いた処理を実行しない場合においても、在圏サービスアプリケーションを起動することにより、在圏サービスが提供されるエリア内において、CBSメッセージを用いた処理を実行するように制御することができる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、サービス提供サーバ、通信ノード装置及び通信端末における処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 通信端末
11 UE
20 セル
21 セル
30 通信ノード装置
31 HNB
32 HNB−GW
33 CBC
40 サービス提供サーバ
50 ネットワーク
60 ネットワーク
61 基地局
62 セル
71 CBSメッセージ生成部
81 HNB選択部
91 在圏サービス判定部
92 在圏サービス要求部
100 UE
101 在圏サービス判定部
102 在圏サービス要求部
103 在圏サービス制御部

Claims (24)

  1. セル間を移動する通信端末と、
    前記通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子を、移動通信ネットワークを介して、前記在圏サービスを提供する位置に在圏する前記通信端末へ送信するサービス提供サーバと、
    前記移動通信ネットワークに配置され、前記サービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を、CBS(Cell Broadcast Service)メッセージに設定し、前記CBSメッセージを前記在圏サービスを提供する位置に在圏する前記通信端末へ同報配信する通信ノード装置と、を備え、
    前記通信端末は、
    前記サービス識別子に基づいて、前記サービス提供サーバへ接続し、前記サービス提供サーバが提供する前記在圏サービスの提供を受ける、通信システム。
  2. 前記サービス提供サーバは、
    第1のセル内に含まれる第2のセルに在圏する前記通信端末へ前記在圏サービスを提供し、
    前記通信ノード装置は、
    前記第2のセルに在圏する通信端末へ前記サービス識別子を設定した前記CBSメッセージを同報配信する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1のセルは、第1の移動通信ネットワークに配置される第1の基地局によって形成されるマクロセルであり、
    前記第2のセルは、第2の移動通信ネットワークに配置される第2の基地局によって形成されるフェムトセルである、請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記通信端末は、
    前記第2の基地局を介して送信された前記CBSメッセージを受信し、前記第1の基地局を介して前記サービス提供サーバへ接続する、請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記通信端末は、
    前記第2の基地局を介して送信された前記CBSメッセージを受信し、無線LANを介して前記サービス提供サーバへ接続する、請求項3に記載の通信システム。
  6. 前記通信端末は、
    前記第2の基地局から送信された前記CBSメッセージを受信後に、前記CBSメッセージを用いた処理の実行に制限がかけられている場合、在圏サービス実行用アプリケーションを起動している間のみ、前記CBSメッセージを用いた処理の実行の制限を解除する、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記第2の移動通信ネットワークは、複数の前記第2の基地局を有し、
    前記通信ノード装置は、
    複数の前記第2の基地局の中から同報配信を実行する第3の基地局を選択し、前記第3の基地局へ前記CBSメッセージを送信する、請求項3乃至6のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記サービス提供サーバは、
    前記移動通信ネットワークを介して、前記在圏サービスを提供する位置に在圏する前記通信端末へ認証鍵を送信し、前記認証鍵を用いて前記通信端末を認証し、
    前記通信端末は、
    前記サービス提供サーバへ接続する際に、前記移動通信ネットワークを介して受信した前記認証鍵を前記サービス提供サーバへ送信する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信システム。
  9. 前記サービス提供サーバは、
    前記認証鍵を用いて接続した前記通信端末へ前記在圏サービスを提供し、前記認証鍵を用いずに接続した前記通信端末へ前記在圏サービスを提供しない、請求項8に記載の通信システム。
  10. セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子であって、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を受信し、受信した前記サービス識別子をCBSメッセージに設定し、前記CBSメッセージを前記在圏サービスが提供される位置に在圏する前記通信端末へ同報配信するCBCメッセージ生成部を備える、通信ノード装置。
  11. 第1のセルは、第1の移動通信ネットワークに配置される第1の基地局によって形成されるマクロセルであり、第2のセルは、第2の移動通信ネットワークに配置される第2の基地局によって形成されるフェムトセルであり、前記第1のセル内に含まれる前記第2のセルに在圏する前記通信端末へ前記在圏サービスが提供される場合、
    前記CBCメッセージ生成部は、
    前記第2の移動通信ネットワークを介して前記第2のセルに在圏する前記通信端末へ前記サービス識別子を設定した前記CBSメッセージを同報配信する、請求項10に記載の通信ノード装置。
  12. セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子を、CBSメッセージを同報配信する移動通信ネットワークへ送信し、前記移動通信ネットワークを介して、前記CBSメッセージに設定された前記サービス識別子を受信した通信端末から接続されると、前記通信端末へ前記在圏サービスを提供する、サービス提供サーバ。
  13. 前記移動通信ネットワークを介して、前記在圏サービスを提供する位置に在圏する前記通信端末へ認証鍵を送信し、前記認証鍵を用いて前記通信端末を認証する、請求項12に記載のサービス提供サーバ。
  14. 前記認証鍵を用いて接続してきた前記通信端末へ前記在圏サービスを提供し、前記認証鍵を用いずに接続してきた前記通信端末へ前記在圏サービスを提供しない、請求項13に記載のサービス提供サーバ。
  15. 通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子が設定されたCBSメッセージを、移動通信ネットワークを介して同報配信されることによって受信する在圏サービス判定部と、
    前記サービス識別子に基づいて、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバへ接続する在圏サービス要求部と、を備える通信端末。
  16. 第1のセルは、第1の移動通信ネットワークに配置される第1の基地局によって形成されるマクロセルであり、第2のセルは、第2の移動通信ネットワークに配置される第2の基地局によって形成されるフェムトセルであり、前記第1のセル内に含まれる前記第2のセルに在圏する前記通信端末へ前記在圏サービスが提供される場合、
    前記在圏サービス判定部は、
    前記第2の基地局を介して送信された前記CBSメッセージを受信し、
    前記在圏サービス要求部は、
    前記第1の基地局を介して前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバへ接続する、請求項15に記載の通信端末。
  17. 第1のセルは、第1の移動通信ネットワークに配置される第1の基地局によって形成されるマクロセルであり、第2のセルは、第2の移動通信ネットワークに配置される第2の基地局によって形成されるフェムトセルであり、前記第1のセル内に含まれる前記第2のセルに在圏する前記通信端末へ前記在圏サービスが提供される場合、
    前記在圏サービス判定部は、
    前記第2の基地局を介して送信された前記CBSメッセージを受信し、
    前記在圏サービス判定部は、
    無線LANを介して前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバへ接続する、請求項15に記載の通信端末。
  18. 前記第2の基地局から送信された前記CBSメッセージを受信後に、前記CBSメッセージを用いた処理の実行に制限がかけられている場合、在圏サービスアプリケーションを起動し、前記CBSメッセージを用いた処理の実行の制限を解除する在圏サービス制御部をさらに備える、請求項16又は17に記載の通信端末。
  19. セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子であって、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を受信し、
    受信した前記サービス識別子をCBSメッセージに設定し、
    前記CBSメッセージを前記在圏サービスが提供される位置に在圏する前記通信端末へ同報配信するメッセージ送信方法。
  20. セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子を、CBSメッセージを同報配信する移動通信ネットワークへ送信し、
    前記移動通信ネットワークを介して、前記CBSメッセージに設定された前記サービス識別子を受信した通信端末から接続されると、前記通信端末へ前記在圏サービスを提供する、サービス提供方法。
  21. 通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子が設定されたCBSメッセージを、移動通信ネットワークを介して同報配信されることによって受信し、
    前記サービス識別子に基づいて、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバへ接続する、サーバ接続方法。
  22. セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子であって、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバから送信された前記サービス識別子を受信し、
    受信した前記サービス識別子をCBSメッセージに設定し、
    前記CBSメッセージを前記在圏サービスが提供される位置に在圏する前記通信端末へ同報配信することをコンピュータに実行させるプログラム。
  23. セル間を移動する通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子を、CBSメッセージを同報配信する移動通信ネットワークへ送信し、
    前記移動通信ネットワークを介して、前記CBSメッセージに設定された前記サービス識別子を受信した通信端末から接続されると、前記通信端末へ前記在圏サービスを提供することをコンピュータに実行させるプログラム。
  24. 通信端末の在圏する位置に応じて提供される在圏サービスを示すサービス識別子が設定されたCBSメッセージを、移動通信ネットワークを介して同報配信されることによって受信し、
    前記サービス識別子に基づいて、前記在圏サービスを提供するサービス提供サーバへ接続することをコンピュータに実行させるプログラム。
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