JP7276598B2 - 第1のノード、第2のノード、及び通信方法 - Google Patents

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Description

本開示は、ゲートウェイ装置、コアネットワーク装置、通信システム、配信方法、及びプログラムに関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)よりも高速な通信を実現する無線方式として、5Gと称される無線方式の標準規格の策定が行われている。5Gを実現する通信システム(以下、5G通信システム、とする)は、無線方式として5Gをサポートする基地局(以下、5G基地局、とする)と、5Gをサポートする基地局を収容するコアネットワーク(以下、5Gコアネットワーク、とする)とを有している。5G通信システムには、広範囲の一般ユーザに対してサービスを提供するために通信事業者が5G通信システムを運用する形態と、通信事業者を介することなく、通信事業者とは異なる事業者もしくは企業が5G通信システムを直接運用する形態とがある。3GPPにおいては、企業が直接運用する5G通信システムとして、SNPN(Stand-alone Non-Public Networks)が規定されている。SNPNは、通信事業者が運用する5G基地局及び5Gコアネットワークとは別に、企業が直接運用する5G基地局及び5Gコアネットワークを有している。SNPNを利用する通信端末の位置情報及び加入者情報等は、企業が直接運用する5Gコアネットワークに登録される。その一方、非特許文献2では、SNPNであっても通信事業者が提供する5G通信システムと通信(Interworking)する技術が開示されている。
ここで、3GPPにおいては、災害等の緊急時に情報を配信するPWS(Public Warning System)の仕様が規定されている。PWSは、日本において緊急情報を配信するETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)として利用されている。非特許文献1には、ETWSにおいて配信される緊急情報が、通信事業者が運用する5G通信システムにおいて位置情報及び加入者情報等が管理されていない通信端末に対しても配信することが定められている。そのため、企業が直接運用する5Gコアネットワークにのみ位置情報及び加入者情報等が登録されている通信端末であっても、ETWSから配信される情報を受信することができなければならない。
3GPP TS25.304 V15.0.0 (2018-06) 3GPP TS23.501 V16.3.0 (2019-12) 3GPP TS22.268 V16.3.0 (2019-06)
しかし、非特許文献1には、通信事業者が運用する5G通信システムと、SNPNとの連携手順が明確に記載されていない。そのため、通信事業者が運用する5G通信システムを介して配信される緊急情報が、SNPNへ配信される手順が明確ではない。その結果、SNPNを利用する通信端末は、緊急情報を受信することができないという問題がある。
本開示の目的は、SNPNを利用する通信端末へ、緊急情報を配信することができるゲートウェイ装置、コアネットワーク装置、通信システム、配信方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の第1の態様にかかるゲートウェイ装置は、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した後に前記緊急情報を前記SNPN用コアネットワーク装置へ送信する通信部と、前記配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択する配信制御部と、を備え、前記通信部は、選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信する。
本開示の第2の態様にかかるコアネットワーク装置は、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、通信事業者が運用するネットワークに配備されたゲートウェイ装置を介して、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、情報発信元から通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージであって、前記SNPN識別情報を含む前記配信メッセージを受信した後に前記配信メッセージを前記ゲートウェイ装置へ送信する通信部と、前記配信メッセージを受信した場合、前記配信メッセージに含まれる前記SNPN識別情報の送信元である前記ゲートウェイ装置を選択する配信制御部と、を備え、前記通信部は、選択された前記ゲートウェイ装置へ前記配信メッセージを送信する。
本開示の第3の態様にかかる通信システムは、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、さらに前記SNPN識別情報をコアネットワーク装置へ送信するように構成され、通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した際に、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択し、さらに選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信するように構成されたゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置を介して、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信するように構成され、情報発信元から通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した際に、前記配信メッセージに含まれる前記SNPN識別情報の送信元である前記ゲートウェイ装置を選択し、さらに選択された前記ゲートウェイ装置へ前記配信メッセージを送信するように構成されたコアネットワーク装置と、を備える。
本開示の第3の態様にかかる配信方法は、SNPNに配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択し、選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信する。
本開示の第4の態様にかかるプログラムは、SNPNに配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択し、選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信することをコンピュータに実行させる。
本開示により、ゲートウェイ装置、コアネットワーク装置、通信システム、配信方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるゲートウェイ装置の構成図である。 実施の形態1にかかるコアネットワーク装置20の構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるSNPN-AMFがN3IW5へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する図である。 実施の形態2にかかるNG SETUP REQUESTメッセージを構成するパラメータを示す図である。 実施の形態2にかかるGlobal RAN Node IDを構成するパラメータを示す図である。 実施の形態2にかかるSNPN IDを構成するパラメータを示す図である。 実施の形態2にかかるN3IWFがAMFへSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する図である。 実施の形態2にかかるSNPN-AMFがN3IW5へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する図である。 実施の形態2にかかるN3IWFがAMFへSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する図である。 実施の形態2にかかるSNPN-AMFがN3IW5へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する図である。 実施の形態2にかかるN3IWFがAMFへSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する図である。 実施の形態2にかかる緊急情報の配信処理の流れについて説明する図である。 実施の形態2にかかるWrite-Replace Warning Request NG-RANメッセージに設定されるパラメータの一覧を示す図である。 実施の形態3にかかるSNPN IDを構成するパラメータを示す図である。 実施の形態3にかかるSNPN IDを構成するパラメータを示す図である。 それぞれの実施の形態にかかるゲートウェイ装置等の構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1を用いて実施の形態1にかかるゲートウェイ装置10の構成例について説明する。ゲートウェイ装置10は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。
ゲートウェイ装置10は、通信部11及び配信制御部12を有している。通信部11及び配信制御部12は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、通信部11及び配信制御部12は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
通信部11は、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信する。通信部11は、例えば、セットアップ処理において、SNPN識別情報を受信する。セットアップ処理は、例えば、ゲートウェイ装置10もしくはSNPN用コアネットワーク装置が新たに設置された場合に、実行される処理であってもよい。セットアップ処理は、通信端末等がゲートウェイ装置10を介した通信を実行する前の準備処理であってもよい。セットアップ処理は、ゲートウェイ装置10もしくはSNPN用コアネットワーク装置において共有すべきパラメータが、いずれかの装置において変更された場合に実行される処理であってもよい。
SNPNは、通信事業者とは異なる事業者もしくは企業が、通信事業者を介さずに、直接運用するネットワークである。SNPNは、SNPN用コアネットワーク装置と、SNPN用アクセスネットワーク装置とを有する。SNPN用コアネットワーク装置は、SNPNを利用する通信端末の位置情報等を管理する装置である。SNPN用アクセスネットワーク装置は、SNPNを利用する通信端末と無線通信を行う装置であり、例えば、基地局であってもよい。
通信部11は、SNPN用コアネットワーク装置から直接SNPN識別情報を受信してもよく、SNPN用コアネットワーク装置から1以上の中継装置を介してSNPN識別情報を受信してもよい。中継装置は、他のSNPN用コアネットワーク装置であってもよく、ルータ装置であってもよい。
SNPNは、運用する事業者毎に異なるネットワークである。そのため、SNPNを運用する事業者が複数存在する場合、SNPN識別情報の異なる複数のSNPNが存在する。そのため、通信部11は、複数のSNPN用コアネットワーク装置から、複数のSNPN識別情報を受信してもよい。
また、通信部11は、SNPN識別情報の代わりに、もしくは、SNPN識別情報とともに、CAG(Closed Access Group)を識別するCAG識別情報を受信してもよい。CAG識別情報は、通信端末がアクセスすることができるアクセスネットワークもしくはセルを示す情報である。通信端末は、CAG識別情報を有しており、アクセスが許容されているセル以外のセルにはアクセスしない。
通信部11は、通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した後に、緊急情報をSNPN用コアネットワーク装置へ送信する。例えば、通信部11は、情報配信処理において、緊急情報をSNPN用コアネットワーク装置へ送信する。
情報配信処理は、セットアップ処理が完了した後に、地震もしくは津波等が発生した場合に、上述のETWS等を含む緊急情報を通信端末へ配信する処理である。通信事業者が運用するネットワークは、MNO(Mobile Network Operator)ネットワークもしくはPLMN(Public Land Mobile Network)等と称されてもよい。緊急情報は、非特許文献3で定義されるCMAS(Commercial Mobile Alert System)、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)、KPAS(Korean Public Alert System)、およびEU-ALERTを含む。
通信部11は、例えば、通信事業者が運用するネットワークに配備されているコアネットワーク装置等を介して、配信メッセージを受信してもよい。
配信制御部12は、通信部11において配信メッセージが受信された場合、複数のSNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択する。言い換えると、配信制御部12は、複数のSNPN用コアネットワーク装置の中から緊急情報の送信先であるSNPN用コアネットワーク装置を少なくとも1つ選択する。
通信部11は、配信制御部12において選択されたSNPN識別情報によって識別されるSNPNに配備されるSNPN用コアネットワーク装置へ緊急情報を送信する。通信部11は、緊急情報を含む配信メッセージをSNPN用コアネットワーク装置へ送信してもよい。
以上説明したように、実施の形態1にかかるゲートウェイ装置10は、SNPN用コアネットワーク装置から、SNPN識別情報を受信する。これより、ゲートウェイ装置10は、通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージ受信した場合に、SNPN識別情報を選択することによって、緊急情報をSNPN用コアネットワーク装置へ送信する。その結果、SNPNを利用する通信端末は、SNPN用コアネットワーク装置を介して緊急情報を受信することができる。
また、ゲートウェイ装置10と同様の処理が、通信事業者が運用するネットワークに配備されたコアネットワーク装置20において実行されてもよい。コアネットワーク装置20は、ゲートウェイ装置10と、緊急情報を配信するサーバ装置等との間の通信を中継する。図2を用いて、コアネットワーク装置20の構成例について説明する。
コアネットワーク装置20は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。
コアネットワーク装置20は、通信部21及び配信制御部22を有している。通信部21及び配信制御部22は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、通信部21及び配信制御部22は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
通信部21は、セットアップ処理において、SNPNに配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、通信事業者が運用するネットワークに配備されたゲートウェイ装置10を介して、SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信する。さらに、通信部21は、情報配信処理において、情報発信元から通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した後に、緊急情報をゲートウェイ装置10へ送信する。
配信制御部22は、配信メッセージを受信した場合、ゲートウェイ装置10から受信した複数のSNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択する。通信部11は、通信部21において選択されたSNPN識別情報を送信してきたゲートウェイ装置10へ、緊急情報を送信する。
(実施の形態2)
続いて、図3を用いて実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図3の通信システムは、MNOネットワーク30に、SNPN40が含まれる構成を示している。つまり、SNPN40は、MNOネットワーク30の一部の領域と重複する。言い換えると、MNOネットワーク30は、SNPN40を包含する。または、SNPN40のすべての領域ではなく、SNPN40の一部の領域が、MNOネットワーク30の一部の領域と重複してもよい。または、SNPN40は、MNOネットワーク30に含まれない領域に存在してもよい。
MNOネットワーク30は、RAN(Radio Access Network)エンティティ(以下、RAN、とする)31、AMF(Access and Mobility Function)エンティティ(以下、AMF、とする)32、CBCF(Cell Broadcast Centre Function)/PWS-IWF(Public Warning System-InterWorking Function)エンティティ(以下、CBCF/PWS-IWF、とする)33、CBE(Cell Broadcast Entity)34、及びN3IWF(Non-3GPP InterWorking Function)エンティティ(以下、N3IWF、とする)35を含む。UE(User Equipment)36は、MNOネットワーク30を利用するユーザが保持する通信端末である。
N3IWF35は、図1のゲートウェイ装置10に相当する。また、AMF32は、図2のコアネットワーク装置20に相当する。
RAN31は、例えば、無線方式として5Gをサポートする基地局であり、例えば、gNBであってもよい。AMF32は、MNOネットワーク30を利用するユーザが保持するUE36に関するアクセス及びモビリティを管理する。具体的には、AMF32は、UE36の位置情報を管理し、認証装置(不図示)と連携してUE36の認証処理を行う。
CBE34は、例えば、地震もしくは津波等を監視する行政庁が管理するサーバ装置等であってもよい。CBE34は、緊急情報を生成し、CBCF/PWS-IWF33へ緊急情報を送信する。CBCF/PWS-IWF33は、CBCFエンティティ及びPWS-IWFエンティティが一体となった装置である。CBCF/PWS-IWF33は、CBE34から緊急情報を受信すると、緊急情報の配信エリアを指定する。例えば、CBCF/PWS-IWF33は、Cell(セル)、TA(Tracking Area)、もしくはEA(Emergency Area)を配信エリアとして指定する。EAは、通信事業者が、TAとは無関係に独自に設定することができる配信エリアである。さらに、CBCF/PWS-IWF33は、SNPN40を利用するUE43へ緊急情報を配信するために、SNPN識別情報、もしくはSNPN40に配備されている装置と通信を行うことができるN3IWF35の識別情報、を指定してもよい。
N3IWF35は、SNPN40を介してUE43と通信する。N3IWF35は、異なるネットワーク間を相互に接続し、UE43とAMF32との間において伝送されるUE43に関する制御データ中継する。制御データは、C(Control)-Planeデータと称されてもよい。緊急情報は、C-Planeデータとして送信されてもよい。
N3IWF35とUE43との間において伝送されるデータは、IPsecを用いて暗号化される。つまり、N3IWF35とUE43とは、IPsec SA(Security Association)を確立する。ただし、緊急情報などの報知情報は、IPsecを用いることによって暗号化されてUE43まで伝送されてもよいし、暗号化されずUE43まで伝送されてもよい。
SNPN40は、SNPN-RAN41及びSNPN-AMF42を有している。SNPN-RAN41は、SNPNに配備されている基地局であってもよい。例えば、SNPN-RAN41は、無線方式として5GをサポートするgNBであってもよい。SNPN-AMF42は、SNPN用コアネットワーク装置に相当する。SNPN-AMF42は、SNPN40を利用するユーザが保持するUE43に関するアクセス及びモビリティを管理する。具体的には、SNPN-AMF42は、UE43の位置情報を管理し、認証装置(不図示)と連携してUE43の認証処理を行う。
SNPN-AMF42は、N3IWF35へSNPN40を識別するためのSNPN識別情報を送信する。また、SNPN-AMF42は、N3IWF35から緊急情報を受信すると、SNPN-RAN41を介してUE43へ緊急情報を送信する。
続いて、図4を用いてSNPN-AMF42がN3IWF35へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する。図4は、SNPN-AMF 42とN3IWF 35との間のY2インタフェースを新たにセットアップする際に実行される処理を示している。Y2インタフェースは、Y2リファレンスポイントと称されてもよい。Y2インタフェースを新たにセットアップする場合とは、例えば、SNPN-AMF 42を含むSNPN40もしくはN3IWF35を新たに構築もしくは設置する場合であってもよい。具体的には、図4は、SNPN-AMF 42とN3IWF 35との間のY2インタフェースがセットアップされることに伴い、SNPN-AMF 42がN3IWF35に対してパラメータを登録するためのセットアップ処理を示している。
SNPN-AMF42とN3IWF35との間には、3GPPにおいて、Y2インタフェースが規定されている。Y2インタフェースは、RAN31とAMF32との間に規定されているN2インタフェースもしくはN2リファレンスポイントと類似した動作が規定される。さらに、N2インタフェースは、N3IWF35とAMF32との間にも規定されている。そのため、Y2インタフェースをセットアップする場合、N2インタフェースをセットアップする際に実行されるNG Setup処理と同様の手順の処理がSNPN-AMF42とN3IWF35との間において実行される。NG Setup処理は、3GPPにおいて規定されている処理である。
はじめに、SNPN-AMF42は、N3IWF35へNG SETUP REQUESTメッセージを送信する(S11)。NG SETUP REQUESTメッセージは、図5に示されるように、パラメータとして、Global RAN Node IDを含む。さらに、Global RAN Node IDには、図6に示されるパラメータが設定される。Global RAN Node IDは、図6に示されるように、SNPN IDを含む。ステップS11においては、SNPN-AMF42は、Global RAN Node IDにSNPN IDを設定したNG SETUP REQUESTメッセージをN3IWF35へ送信する。SNPN-AMF42が、複数のSNPNを収容する場合においては、SNPN-AMF42は、Global RAN Node IDに複数のSNPN IDを設定してもよい。
図7は、SNPN IDを構成するパラメータを示している。図7は、SNPN IDに、NID(Network Identifier)のリスト(List of NID)を設定することができることを示している。NIDのリストは、複数のNIDを含むことを示している。NIDは、例えば、SNPNが複数のネットワークを含む場合に、SNPNに含まれるそれぞれのネットワークを識別するために用いられる。SNPNが複数のネットワークを含むとは、例えば、SNPNを運用する事業者が、物理的に離れた場所に複数のネットワークを構築することであってもよく、部署ごとに異なるネットワークを構築することであってもよい。このような場合、事業者は、それぞれのネットワークを、NIDを用いて識別する。つまり、事業者は、それぞれのネットワークに、異なるNIDを付与する。
図4に戻り、N3IWF35は、SNPN IDが設定されたNG SETUP REQUESTメッセージを受信すると、応答メッセージとして、NG SETUP RESPONSEメッセージをSNPN-AMF42へ送信する(S12)。N3IWF35は、SNPN-AMF 42からSNPN-IDを取得した場合、取得したSNPN-IDと、SNPN-AMF42の識別情報とを関連付けて管理する。
続いて、図8を用いて、N3IWF35がAMF32へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて説明する。図8は、N3IWF35とAMF32との間のN2インタフェースを新たにセットアップする際に実行される処理を示している。N2インタフェースを新たにセットアップする場合とは、例えば、SNPN-AMF 42を含むSNPN40が新たに構築された場合であってもよい。図8は、N3IWF 35とAMF 32との間のN2インタフェースがセットアップされることに伴い、N3IWF35が、AMF32にパラメータを登録するための処理を示している。
はじめに、N3IWF35は、AMF32へNG SETUP REQUESTメッセージを送信する(S21)。NG SETUP REQUESTメッセージは、図5に示されるパラメータを含む。N3IWF35は、SNPN-AMF42から取得したSNPN-IDをAMF32へ送信するために、Global RAN Node IDにN3IWF ID(Global N3IWF ID)とともにSNPN IDを設定してもよい。N3IWF IDは、N3IWF35を識別するための識別情報である。もしくは、N3IWF35は、図5に示されるパラメータ一覧のIE/Group Nameに、SNPN-AMF42から取得したSNPN IDを追加してもよい。
N3IWF35は、SNPN-AMF42のほかに、複数のSNPN-AMFからSNPN-IDを取得することがある。このような場合、N3IWF35は、NG SETUP REQUESTメッセージに、複数のSNPN-IDを含むSNPN IDのリスト(List of SNPN ID)を設定してもよい。N3IWF35は、SNPN-AMF42から複数のSNPN-IDを取得することがある。このような場合も、N3IWF35は、NG SETUP REQUESTメッセージに、複数のSNPN-IDを含むSNPN IDのリスト(List of SNPN ID)を設定してもよい。
次に、AMF32は、N3IWF ID及びSNPN IDが設定されたNG SETUP REQUESTメッセージを受信すると、応答メッセージとして、NG SETUP RESPONSEメッセージをN3IWF35へ送信する(S22)。AMF32は、N3IWF35からN3IWF ID及びSNPN-IDを取得した場合、NG SETUP REQUESTメッセージに含まれるN3IWF ID及びSNPN-IDを関連付けて管理する。
続いて、図9を用いてSNPN-AMF42がN3IWF35へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて、図4とは異なる例について説明する。図9は、SNPN-AMF42が保持するパラメータ、もしくは構成情報が更新される際に実行される処理である。
はじめに、SNPN-AMF42は、RAN CONFIGURATION UPDATEメッセージをN3IWF35へ送信する(S31)。RAN CONFIGURATION UPDATEメッセージは、NG SETUP REQUESTメッセージと同様に、パラメータとして、Global RAN Node IDを含む。ステップ31においては、SNPN-AMF42は、Global RAN Node IDにSNPN IDを設定したRAN CONFIGURATION UPDATEメッセージをN3IWF35へ送信する。
N3IWF35は、SNPN IDが設定されたRAN CONFIGURATION UPDATEメッセージを受信すると、応答メッセージとして、RAN CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージをSNPN-AMF42へ送信する(S32)。N3IWF35は、SNPN-AMF 42からSNPN-IDを取得した場合、取得したSNPN-IDと、SNPN-AMF42の識別情報とを関連付けて管理する。
続いて、図10を用いて、N3IWF35がAMF32へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて、図8とは異なる例について説明する。図10は、N3IWF35が保持するパラメータ、もしくは構成情報が更新される際に実行される処理である。
はじめに、N3IWF35は、AMF32へRAN CONFIGURATION UPDATEメッセージを送信する(S41)。RAN CONFIGURATION UPDATEメッセージは、図8のステップS21のNG SETUP REQUESTメッセージに設定されるパラメータと同様のパラメータが設定される。
次に、AMF32は、N3IWF ID及びSNPN IDが設定されたRAN CONFIGURATION UPDATEメッセージを受信すると、応答メッセージとして、RAN CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージをN3IWF35へ送信する(S42)。AMF32は、N3IWF35からN3IWF ID及びSNPN-IDを取得した場合、RAN CONFIGURATION UPDATEメッセージに含まれるN3IWF ID及びSNPN-IDを関連付けて管理する。


続いて、図11を用いてSNPN-AMF42がN3IWF35へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて、図4及び図9とは異なる例について説明する。図11は、N3IWF35が保持するパラメータ、もしくは構成情報が更新される際に実行される処理である。もしくは、図11は、N3IWF35が、SNPN-AMF42において保持されるパラメータ、もしくは構成情報を取得する際に実行される処理である。
はじめに、N3IWF35は、AMF CONFIGURATION UPDATEメッセージをSNPN-AMF42へ送信する(S51)。
次に、SNPN-AMF42は、AMF CONFIGURATION UPDATEメッセージを受信すると、応答メッセージとして、AMF CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージをN3IWF35へ送信する(S52)。AMF CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージは、NG SETUP REQUESTメッセージと同様に、パラメータとして、Global RAN Node IDを含む。ステップS52においては、SNPN-AMF42は、Global RAN Node IDにSNPN IDを設定したAMF CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージをN3IWF35へ送信する。
N3IWF35は、SNPN-AMF 42からSNPN-IDを取得した場合、取得したSNPN-IDと、SNPN-AMF42の識別情報とを関連付けて管理する。
続いて、図12を用いて、N3IWF35がAMF32へSNPN識別情報を送信する処理の流れについて、図8及び図10とは異なる例について説明する。図12は、AMF32が保持するパラメータ、もしくは構成情報が更新される際に実行される処理である。もしくは、図12は、AMF32が、N3IWF35において保持されるパラメータ、もしくは構成情報を取得する際に実行される処理である。
はじめに、AMF32は、N3IWF35へAMF CONFIGURATION UPDATEメッセージを送信する(S61)。
次に、N3IWF35は、AMF CONFIGURATION UPDATEメッセージを受信すると、応答メッセージとして、AMF CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージをAMF32へ送信する(S62)。AMF CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージは、図8のステップS21のNG SETUP REQUESTメッセージに設定されるパラメータと同様のパラメータが設定される。
AMF32は、N3IWF35からN3IWF ID及びSNPN-IDを取得した場合、AMF CONFIGURATION UPDATE ACKメッセージに含まれるN3IWF ID及びSNPN-IDを関連付けて管理する。
続いて、図13を用いて実施の形態2にかかる緊急情報の配信処理の流れについて説明する。はじめに、SNPN-AMF42、N3IWF35、及びAMF32は、図4、図8乃至図12にて説明した各ノードのセットアップ処理を実行する(S70)。さらに、ステップS70において、SNPN-AMF 42は、UE43をSNPN-AMF42に登録する、Registration処理を実行する。ステップS70のセットアップ処理において、N3IWF35は、SNPN IDとそのSNPN IDの送信元であるSNPN-AMF42とを関連付けて管理する。さらに、AMF32は、SNPN IDと、そのSNPN IDの送信元であるN3IWF35とを関連付けて管理する。さらに、ステップS70のセットアップ処理において、N3IWF35は、UE43との間のIPsec SAを確立する。また、UE43は、SNPN-AMF42に登録する、Registration処理を実行せず、SNPN-RAN41の報知情報用の報知チャネル(BCCH:Broadcast Control CHannel)を受信する事でSNPN-RAN41に留まるUEであってもよい。
次に、CBE34は、緊急情報の配信を要求するEmergency Broadcast RequestメッセージをCBCF/PWS-IWF33へ送信する(S71)。次に、CBCF/PWS-IWF33は、AMF32へ緊急情報の配信を要求するNonUeN2Message Transferメッセージを送信する(S72)。NonUeN2Message Transferメッセージは、Write-Replace Warning Request NG-RANメッセージを含む。
図14は、Write-Replace Warning Request NG-RANメッセージに設定されるパラメータの一覧を示している。Write-Replace Warning Request NG-RANメッセージは、配信エリアを指定するために、パラメータとしてWarning Area List NG-RANを設定する。CBCF/PWS-IWF33は、SNPNへ緊急情報を配信するために、Warning Area List NG-RANにSNPN IDを設定する。Warning Area List NG-RANに含まれるSNPN IDは、SNPN IDのリストであってもよい。また、Warning Area ListもしくはWarning Area List NG-RANにはSNPN以外の配信エリアである、EA、TA、もしくはCellを識別するIDも指定されている。
CBCF/PWS-IWF33は、SNPN IDを、AMF32から予め取得していてもよい。もしくは、CBCF/PWS-IWF33は、SNPNを含むMNOネットワーク全体を管理するシステム等から、SNPN IDを取得していてもよい。もしくは、MNOネットワークを管理する管理者等が、MNOにSNPNが追加された場合に、追加されたSNPNのSNPN IDをCBCF/PWS-IWF33に入力してもよい。
図13に戻り、AMF32は、NonUeN2Message Transferメッセージに対する応答メッセージをCBCF/PWS-IWF33へ送信する(S73)。AMF32が送信する応答メッセージは、Write-Replace Warning Confirm NG-RANを含む。CBCF/PWS-IWF33は、AMF 32から応答メッセージを受信すると、Emergency Broadcast Requestメッセージに対する応答メッセージとして、Emergency Broadcast ResponseメッセージをCBE34へ送信する(S74)。
次に、AMF32は、ステップS72において取得したSNPN IDに基づいて、Write-Replace Warning Requestメッセージの送信先を決定する。例えば、AMF32は、ステップS72において、SNPN IDを含むWrite-Replace Warning Request NG-RANメッセージを受信した場合、SNPN IDと関連付けられているN3IWF35を選択する。さらに、AMF 32は、選択したN3IWF 35へ、Write-Replace Warning Requestメッセージを送信する(S75)。N3IWF35へ送信されるWrite-Replace Warning Requestメッセージは、ステップS72において取得されたSNPN IDを含む。
さらに、N3IWF35は、Write-Replace Warning Requestメッセージに含まれるSNPN IDと関連付けられたSNPN-AMF42へ、受信したWrite-Replace Warning Requestメッセージを転送する(S75)。言い換えると、N3IWF35は、管理している複数のSNPN IDのうち、Write-Replace Warning Requestメッセージに含まれるSNPN IDを選択する。N3IWF35は、選択したSNPN IDに関連付けられたSNPN-AMF42へ、受信したWrite-Replace Warning Requestメッセージを転送する。
次に、SNPN-AMF42は、SNPN-RAN41を介してUE43へ、緊急情報を配信する(S76)。SNPN-RAN41は、SNPN-AMF42からWrite-Replace Warning Requestメッセージを受信する(不図示)。SNPN-RAN41は、受信したWrite-Replace Warning Requestメッセージに設定され緊急情報をBCCHを用いて報知をおこなう事でSNPN-RAN41のBCCHを受信するすべてのUEに緊急情報を通知する。また、N3IWF35とSNPN-RAN41の配下に存在するUEとの間には、IPsec SAが確立されている。そのため、N3IWF35は、Unicast通信を用いて、緊急情報をそれぞれのUEへ送信してもよい。つまり、N3IWF 35は、AMF32から受信した緊急情報を透過して、UEへ転送してもよい。



SNPN-AMF42は、SNPN-RAN41の配下に存在するUEへ、緊急情報の送信が完了すると、N3IWF35へ、Write-Replace Warning Responseメッセージを送信する(S77)。N3IWF35は、受信したWrite-Replace Warning ResponseメッセージをAMF32へ転送する(S77)。
次に、AMF32は、CBCF/PWS-IWF33へ、NonUeN2InfoNotifyメッセージを送信する(S78)。NonUeN2InfoNotifyメッセージは、Write-Replace Warning Indication NG-RANメッセージを含む。また、AMF32は、Write-Replace Warning Responseメッセージに含まれるパラメータに基づいて、それぞれのUEに対する緊急情報の送信が成功したか失敗したかを判定する(S79)。ステップS79において、AMF32は、判定結果を保持する。
図13の説明においては、AMF32が、ステップS72においてSNPN IDを含むWrite-Replace Warning Request NG-RANメッセージを受信した場合について説明した。その他の例として、AMF32は、SNPN IDを含まずにN3IWF IDを含むWrite-Replace Warning Request NG-RANを受信してもよい。N3IWF IDは、複数のN3IWF IDを含むN3IWF IDのリストであってもよい。この場合、AMF32は、ステップS75において、取得したN3IWF IDによって特定されるN3IWF35へWrite-Replace Warning Requestメッセージを送信する。さらに、N3IWF35は、Y2インタフェースを介して接続されている全てのSNPN-AMFへ、Write-Replace Warning Requestメッセージを送信する。つまり、N3IWF35は、管理している全てのSNPN IDを選択し、それぞれのSNPN IDに関連付けられているSNPN-AMFへWrite-Replace Warning Requestメッセージを送信する。
以上説明したように、N3IWF35は、SNPN ID及びSNPN-AMF42を関連付けて管理し、AMF32は、SNPN ID及びN3IWF35を関連付けて管理する。そのため、CBCF/PWS-IWF33が、SNPN IDを指定した緊急情報を配信した場合に、AMF32は、指定されたSNPN IDに関連付けられたN3IWF35へ緊急情報を送信することができる。さらに、N3IWF35は、SNPN IDに関連付けられたSNPN-AMF42へ緊急情報を送信することができる。その結果、CBE34から配信される緊急情報は、SNPNに存在するUEへ配信されるようになる。
また、AMF32は、SNPN IDが指定されずN3IWF IDが指定された緊急情報を受信することもある。この場合には、AMF32が、N3IWF IDによって識別されるN3IWF35へ緊急情報を送信し、N3IWF35は、Y2インタフェースを介して接続されている全てのSNPN-AMFへ、緊急情報を送信する。その結果、CBE34から配信される緊急情報は、SNPNに存在するUEへ配信されるようになる。
(実施の形態3)
続いて、図15を用いて実施の形態3にかかる、SNPN-AMF42からN3IWF35へ通知される情報について説明する。実施の形態3においては、SNPN-AMF42は、N3IWF35へ、SNPN IDと、位置情報とを送信する。具体的には、SNPN-AMF42は、図4、図9、もしくは図11のシーケンスにおいて、N3IWF35へSNPN IDと位置情報とを送信する。
位置情報は、地理的な情報を示す情報であってもよい。位置情報は、例えば、SNPN IDによって識別されるSNPNのサービスエリアを示すエリア情報であってもよい。エリア情報は、例えば、SNPNのサービスエリアを全て示す情報であってもよく、SNPNのサービスエリアの一部の位置を示す情報であってもよい。具体的には、位置情報は、SNPN-AMF42が取得したGPS(Global Positioning System)情報であってもよく、RFC(Request For Comments)5580において定められている位置情報であってもよい。
位置情報は、例えば、図15に示されるように、SNPN IDを構成するパラメータに”Location”として含まれてもよい。具体的には、Locationは、図15に示されるように、NIDに関連付けられてもよい。もしくは、位置情報は、図6のGlobal RAN Node IDを構成するパラメータを示すIE/Group Nameに、”Location”として追加されてもよい。
ここで、N3IWF35は、予め、位置情報とMNOネットワークにおいて定められている緊急情報の配信エリアとを予め関連付けていてもよい。具体的には、N3IWF35は、位置情報と、TAを識別するTAI(TA Identity)を関連付けていてもよい。例えば、TAIに関連付けられた位置情報が示す位置は、TAIによって識別されるTA内の位置であってもよい。もしくは、TAIに関連付けられた位置情報が示す位置は、TAの周辺の位置であってもよい。
N3IWF35は、SNPN-AMF42から位置情報を取得した場合、位置情報に関連付けられているTAIを特定する。N3IWF35は、TAIを特定すると、特定したTAIをAMF32へ送信する。例えば、N3IWF35は、図8、図10、もしくは図12のシーケンスにおいて、AMF32へSNPN IDとTAIとを送信する。また、N3IWF35は、SNPN-AMF 42と、SNPN-AMF42から送信されたSNPN IDと、特定したTAIとを関連付けて管理する。
TAIは、例えば、図16に示されるように、SNPN IDを構成するパラメータに、”TAI”として含まれてもよい。具体的には、TAIは、図16に示されるように、NIDに関連付けられてもよい。もしくは、TAIは、図6のGlobal RAN Node IDを構成するパラメータを示すIE/Group Nameに、”TAI”として追加されてもよい。
AMF32は、N3IWF35から、SNPN IDと、TAIとを受信すると、N3IWF35と、SNPN IDと、TAIとを関連付けて管理する。
続いて、図13を用いて、実施の形態3にかかる緊急情報の配信処理の流れについて説明する。ここでは、実施の形態2における緊急情報の配信処理の流れとの差異を主に説明し、実施の形態2における緊急情報の配信処理の流れと共通する点については、詳細な説明を省略する。
図13のステップS72において、CBCF/PWS-IWF33は、緊急情報の配信先を示すTAを識別するTAIを含むWrite-Replace Warning Request NG-RANをAMF32へ送信する。その後、AMF32は、ステップS75において、TAIと関連付けられたN3IWF35へ、Write-Replace Warning Requestメッセージを送信する。さらに、ステップS75において、N3IWF35は、TAIと関連付けられたSNPN-AMF42へ、Write-Replace Warning Requestメッセージを転送する。このようにして、CBE34から配信された緊急情報が、SNPNに配備されるSNPN-AMF42へ送信されてもよい。
また、上述の説明においては、N3IWF35が、TAIとSNPN IDとを関連付けて管理し、AMF32が、TAIとN3IWF IDとを関連付けて管理する例について説明したが、管理する情報はTAIに限られない。
例えば、N3IWF35は、TAIと同じ値もしくは情報を示すPseudo TAIを、SNPN IDと関連付けて管理してもよい。さらに、AMF32は、Pseudo TAIとN3IWF IDとを関連付けて管理してもよい。AMF32は、ステップS72において、TAIを含むWrite-Replace Warning Request NG-RANメッセージを受信する。この場合、AMF32は、ステップS75において、TAIと同じ値もしくは情報を示すPseudo TAIと関連付けられたN3IWFへWrite-Replace Warning Requestメッセージを送信する。Write-Replace Warning Requestメッセージは、Pseudo TAIを含む。さらに、ステップS75において、N3IWF35は、Pseudo TAIと関連付けられたSNPN-AMF42へ、Write-Replace Warning Requestメッセージを転送する。
一般的に、TAIは、UEをページングする際に用いられる。しかし、SNPNに存在するUE43は、SNPN-AMF42に登録されている。言い換えると、UE43は、SNPN-AMF42にRegistrationされている。この場合、UE43は、MNOネットワークにおけるページングの対象とはならない。そのため、N3IWF35は、SNPNの位置情報を、ページングに用いられるTAIではなく、TAIとは異なるパラメータであるPseudo TAIと関連付けてもよい。Pseudo TAIは、TAIと同じ値もしくは情報を示すが、TAIとは異なるため、ページングに用いられることはない。ここでは、TAIの代わりに用いられるパラメータとして、Pseudo TAIとの名称のパラメータを説明したが、TAIと区別される名称であれば、他の名称のパラメータであってもよい。
また、上述の説明においては、N3IWF35が、位置情報をTAIと関連付ける例について説明したが、例えば、N3IWF35は、SNPN-AMF42から受信した位置情報をAMF32へ送信してもよい。この場合、AMF32が、位置情報をTAIと関連付けてもよい。
以上説明したように、実施の形態3にかかる通信システムは、N3IWF35が、TAIとSNPN IDとを関連付けて管理し、AMF32が、TAIとN3IWF IDとを関連付けて管理する。これより、CBCF/PWS-IWF33が緊急情報の配信エリアをTAIを用いて指定した場合であっても、TAIとSNPN IDとが関連付けられているため、緊急情報がSNPNに配信される。その結果、CBCF/PWS-IWF33は、SNPN IDを指定することなく、一般的に緊急情報の配信エリア示すTAIを用いることによって、SNPNに存在するUEへ緊急情報を配信することができる。
図17は、ゲートウェイ装置10、コアネットワーク装置20、N3IWF35、AMF32(以下、ゲートウェイ装置10等と称する)の構成例を示すブロック図である。図17を参照すると、ゲートウェイ装置10等は、ネットワークインタフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワークインタフェース1201は、ネットワークノード(e.g., gNB、AMF、SMF)と通信するために使用される。ネットワークインタフェース1201は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。ここで、eNBはevolved Node B、MMEはMobility Management Entity、P-GWはPacket Data Network Gatewayを表す。IEEEは、Institute of Electrical and Electronics Engineersを表す。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてフローチャートを用いて説明されたゲートウェイ装置10等の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/O(Input/Output)インタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図17の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明されたゲートウェイ装置10等の処理を行うことができる。
図17を用いて説明したように、上述の実施形態におけるゲートウェイ装置10等が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願開示を説明したが、本願開示は上記によって限定されるものではない。本願開示の構成や詳細には、開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した後に前記緊急情報を前記SNPN用コアネットワーク装置へ送信する通信部と、
前記配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択する配信制御部と、を備え、
前記通信部は、
選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信する、ゲートウェイ装置。
(付記2)
前記配信制御部は、
前記SNPN用コアネットワーク装置と、前記SNPN用コアネットワーク装置から受信したSNPN識別情報とを関連付けて管理する、付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記3)
前記配信制御部は、
前記SNPN識別情報を含む前記配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN識別情報のうち、前記配信メッセージに含まれる前記SNPN識別情報を選択する、付記1又は2に記載のゲートウェイ装置。
(付記4)
前記配信制御部は、
前記SNPNの識別情報を含まない前記配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信したすべての前記SNPN識別情報を選択する、付記1乃至3のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
(付記5)
前記通信部は、
複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のリストを、通信端末の位置情報を管理するコアネットワーク装置であって、通信事業者が管理するネットワークに配備される前記コアネットワーク装置へ送信する、付記1乃至4のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
(付記6)
前記通信部は、
SNPN識別情報とともに、前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNのサービスエリアを示すエリア情報とを受信し、
前記配信制御部は、
前記緊急情報の配信エリアを、前記エリア情報と関連付けて管理し、前記配信エリアを含む前記配信メッセージを受信した場合、前記配信メッセージに含まれる前記配信エリアに関連付けられた前記エリア情報とともに受信した前記SNPN識別情報を選択する、付記1乃至5のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
(付記7)
前記通信部は、
前記SNPN用コアネットワーク装置が前記SNPNに設置された場合、及び、前記SNPN用コアネットワーク装置において構成情報が更新された場合、の少なくとも一方の場合に、前記SNPN用コアネットワーク装置から前記SNPNの識別情報を受信する、付記1乃至6のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
(付記8)
SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、通信事業者が運用するネットワークに配備されたゲートウェイ装置を介して、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、情報発信元から通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージであって、前記SNPN識別情報を含む前記配信メッセージを受信した後に前記配信メッセージを前記ゲートウェイ装置へ送信する通信部と、
前記配信メッセージを受信した場合、前記配信メッセージに含まれる前記SNPN識別情報の送信元である前記ゲートウェイ装置を選択する配信制御部と、を備え、
前記通信部は、
選択された前記ゲートウェイ装置へ前記配信メッセージを送信する、コアネットワーク装置。
(付記9)
前記配信制御部は、
前記ゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置から受信したSNPN識別情報とを関連付けて管理する、付記8に記載のコアネットワーク装置。
(付記10)
SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、さらに前記SNPN識別情報をコアネットワーク装置へ送信するように構成され、
通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した際に、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択し、さらに選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信するように構成されたゲートウェイ装置と、
前記ゲートウェイ装置を介して、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信するように構成され、
情報発信元から通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した際に、前記配信メッセージに含まれる前記SNPN識別情報の送信元である前記ゲートウェイ装置を選択し、さらに選択された前記ゲートウェイ装置へ前記配信メッセージを送信するように構成されたコアネットワーク装置と、を備える通信システム。
(付記11)
前記ゲートウェイ装置は、
前記SNPN用コアネットワーク装置と、前記SNPN用コアネットワーク装置から受信したSNPN識別情報とを関連付けて管理し、
前記コアネットワーク装置は、
前記ゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置から受信したSNPN識別情報とを関連付けて管理する、付記10に記載の通信システム。
(付記12)
SNPNに配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、
緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択し、
選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信する、配信方法。
(付記13)
SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、通信事業者が運用するネットワークに配備されたゲートウェイ装置を介して、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、
情報発信元から通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージであって、前記SNPN識別情報を含む前記配信メッセージを受信し、
前記配信メッセージに含まれる前記SNPN識別情報の送信元である前記ゲートウェイ装置を選択し、
選択された前記ゲートウェイ装置へ前記配信メッセージを送信する、配信方法。
(付記14)
SNPNに配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、
緊急情報を配信することを要求する配信メッセージを受信した場合、複数の前記SNPN用コアネットワーク装置から受信した複数の前記SNPN識別情報のうち、少なくとも1つのSNPN識別情報を選択し、
選択された前記SNPN識別情報によって識別される前記SNPNに配備される前記SNPN用コアネットワーク装置へ前記緊急情報を送信することをコンピュータに実行させるプログラム。
(付記15)
SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)に配備されるSNPN用コアネットワーク装置から、通信事業者が運用するネットワークに配備されたゲートウェイ装置を介して、前記SNPNを識別するために用いられるSNPN識別情報を受信し、
情報発信元から通信事業者が運用するネットワークを介して緊急情報を配信することを要求する配信メッセージであって、前記SNPN識別情報を含む前記配信メッセージを受信し、
前記配信メッセージに含まれる前記SNPN識別情報の送信元である前記ゲートウェイ装置を選択し、
選択された前記ゲートウェイ装置へ前記配信メッセージを送信することをコンピュータに実行させるプログラム。
この出願は、2020年3月24日に出願された日本出願特願2020-052919を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 ゲートウェイ装置
11 通信部
12 配信制御部
20 コアネットワーク装置
21 通信部
22 配信制御部
30 MNOネットワーク
31 RAN
32 AMF
33 CBCF/PWS-IWF
34 CBE
35 N3IWF
36 UE
40 SNPN
41 SNPN-RAN
42 SNPN-AMF
43 UE

Claims (4)

  1. PLMN(Public Land Mobile Network)における、アクセスとモビリティを管理する第1のノードであって、
    前記第1のノードとN2リファレンスポイントを介して通信的に接続する第2のノードから、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)を識別するために用いられる情報を受信する手段と、
    前記SNPNへアクセスするUE(User Equipment)へブロードキャスト送信されるワーニングメッセージ(Warning Message)の情報を、前記第2のノードへ送信する手段と、を有する、第1のノード。
  2. PLMN(Public Land Mobile Network)におけるアクセスとモビリティを管理する第1のノードと、N2リファレンスポイントを介して通信的に接続する第2のノードであって、
    前記第1のノードへ、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)を識別するために用いられる情報を送信する手段と、
    前記SNPNへアクセスするUE(User Equipment)へブロードキャスト送信されるワーニングメッセージ(Warning Message)の情報を、前記第1のノードから受信する手段と、を有する、第2のノード。
  3. PLMN(Public Land Mobile Network)における、アクセスとモビリティを管理する第1のノードの通信方法であって、
    前記第1のノードとN2リファレンスポイントを介して通信的に接続する第2のノードから、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)を識別するために用いられる情報を受信し、
    前記SNPNへアクセスするUE(User Equipment)へブロードキャスト送信されるワーニングメッセージ(Warning Message)の情報を、前記第2のノードへ送信する、通信方法。
  4. PLMN(Public Land Mobile Network)におけるアクセスとモビリティを管理する第1のノードと、N2リファレンスポイントを介して通信的に接続する第2のノードの通信方法であって、
    前記第1のノードへ、SNPN(Stand-Alone Non-Public Network)を識別するために用いられる情報を送信し、
    前記SNPNへアクセスするUE(User Equipment)へブロードキャスト送信されるワーニングメッセージ(Warning Message)の情報を、前記第1のノードから受信する、通信方法。
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