JP2015095783A - 格納プログラム、格納方法および格納装置 - Google Patents

格納プログラム、格納方法および格納装置 Download PDF

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Abstract

【課題】番組放送までの猶予時間の短い映像データを優先的に編集可能にすること。【解決手段】格納装置100は、番組と番組の放送日時を対応付けたテーブルを基にして、ネットワークを介して接続された複数の端末装置20からアクセスされる1次ディスクに対して、映像ファイルを格納する順序を判定し、判定結果を各端末装置20に通知する。格納装置100は、各端末装置20から映像ファイルを受信し、受信した順序により、映像ファイルを1次ディスクに格納する。【選択図】図1

Description

本発明は、格納プログラム等に関する。
近年、放送局では、映像データを格納する技術としてMAM(Media Asset Management)を利用する。図12は、従来のMAMを示す図である。図12に示すように、このMAM10は、1次ディスク11、2次ディスク12、LTO(Liner Tape-Open)13を有する。MAM10は、例えば、端末装置5a,5b,5c、ビデオサーバ6に接続される。ここでは一例として、端末装置5a,5b,5cを示すが、MAM10は、そのほかの端末装置に接続されても良い。
1次ディスク11は、2次ディスク12およびLTO13と比較して、記憶容量は大きくないが、高速に情報のRW(Read Write)を行うことができる。1次ディスク11には、カメラ4で撮影された映像データが格納される。1次ディスク11に格納された映像データは、端末装置5a,5b,5cからアクセスを受け付け、番組用の映像データに編集される。映像データには、放送に適さない部分や、放送時間長に対して映像データが長すぎるためである。番組用に編集された映像データは、ビデオサーバ6に送信され、電波塔7を介して、テレビ受信機8に送信される。
ここで、映像データの編集作業を行う場合には、大量のデータを高速にIO出来る記憶装置でないと、編集作業が長期化してしまい、作業効率が落ちる。このため、高速にRWできる1次ディスク11が、編集作業時の記憶装置として利用される。
2次ディスク12は、1次ディスク11のバックアップに用いられる記憶装置であり、1次ディスク11と比較して、RWを行う速度は低速となる。LTO13は、2次ディスク12のバックアップに用いられる記憶装置である。
特開2012−147288号公報
しかしながら、上述した従来技術では、放送時間までの猶予時間が短い番組で用いる映像データの編集作業を優先的に行うことが出来ないという問題がある。
例えば、1次ディスク11に格納する映像データが複数存在する場合に、映像データを保持している端末から映像データを受信して1次ディスク11へ格納する順番を特定する取り決めがないため、先に編集すべき映像データが先に1次ディスクへ格納されず、その結果番組放送時間までに編集作業が終わらない。
1つの側面では、上記に鑑みてなされたものであって、番組放送までの猶予時間の短い映像データを優先的に編集可能にすることができる格納プログラム、格納方法および格納装置を提供することを目的とする。
第1の案では、コンピュータに下記の処理を実行させる。コンピュータに、ネットワークを介して接続された複数の端末のそれぞれから、番組の放送に利用される放送映像の素材となる映像データに対応する放送日時の情報を受信する処理を実行させる。コンピュータに、放送日時の情報を基にして、複数の前記端末から前記映像データを受信する順序を判定し、判定した前記順序に従って、複数の前記端末のいずれかから映像データを受信する処理を実行させる。
本発明の1つの実施態様によれば、番組放送までの猶予時間の短い映像データを優先的に編集可能にすることができる。
図1は、本実施例にかかるシステムの構成を示す図である。 図2は、登録情報のデータ構造の一例を示す図である。 図3は、本実施例にかかる格納装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、映像テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、ディスク管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、評価テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、評価テーブルを更新する場合の処理の一例を示す図である。 図8は、本実施例に係る端末装置および格納装置の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、格納順序判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、評価テーブル更新処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、格納プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。 図12は、従来のMAMを示す図である。
以下に、本願の開示する格納プログラム、格納方法および格納装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施例にかかるシステムの構成について説明する。図1は、本実施例にかかるシステムの構成を示す図である。図1に示すように、このシステムは、ビデオサーバ6、電波塔7、テレビ受信機8、端末装置20a,20b,20c、読み取り端末25、格納装置100を有する。ビデオサーバ6、端末装置20a,20b,20c、格納装置100は、ネットワーク50に接続される。以下の説明では、端末装置20a,20b,20cを適宜、端末装置20と表記する。
ビデオサーバ6は、放送用に編集された映像ファイルを格納装置100から受信し、受信した映像ファイルを電波塔7に送信する装置である。電波塔7は、映像ファイルを、テレビ受信機8に送信する装置である。テレビ受信機8は、映像ファイルの情報を表示する装置である。
端末装置20は、格納装置100の1次ディスクに格納された映像ファイルにアクセスし、番組用に編集する装置である。
また、端末装置20は、図示しないカメラから映像ファイルを取得した場合には、映像ファイルの登録を格納装置100に対して要求する。端末装置20は、例えば、登録情報を生成し、格納装置100に送信する。なお、登録情報に含まれる各情報を、後述するように別々に送信してよい。
図2は、登録情報のデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、この登録情報は、映像ファイルと、圧縮ファイルと、メタデータと、放送日時とを含む。図2の例では、テーブル形式で各項目のデータが対応づけられて記憶されている例を示しているが、各項目のデータが対応づけられて記憶できるのであれば、どのような形式で記憶されていても構わない。映像ファイルは、カメラから取得した映像ファイルである。
圧縮ファイルは、映像ファイルを圧縮したファイルである。例えば、端末装置20は、映像ファイルを、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)またはH.264等の圧縮形式によって圧縮することで、圧縮ファイルを生成し、登録情報に含める。
メタデータは、映像ファイルに関連する各種の情報が含まれる。例えば、端末装置20は、映像ファイルに関連する情報を、メタデータに含める。例えば、映像ファイルに関連する情報の一例として、映像ファイルに登場する登場人物の詳細や、関連キーワード、字幕、表題などがある。また、メタデータに、映像ファイルおよび圧縮ファイルのデータ量の情報を含めても良い。
放送日時は、映像ファイルの映像が編集された後に利用される番組が放送される日時を示す。放送日時に関する情報は、メタデータの中に含めても良い。
端末装置20によって、映像ファイルまたは圧縮ファイルが格納装置100の1次ディスクに格納された後に、編集者は、端末装置20を操作して、格納装置100にアクセスし、映像ファイルまたは圧縮ファイルを編集する。例えば、現場の取材担当者のカメラにより撮影された、スポーツの試合の開始前の選手室の映像から試合中を経て試合終了後のグラウンドの様子までの数時間の映像ファイルのうち、スポーツニュースで実際に放送されるのは、試合中のハイライトシーンいくつかを切り貼りして生成したほんの数分の放送映像である場合がある。編集作業では例えば、映像ファイルのうち、放送映像すべき部分を放送時間枠に合せて部分的に切り出したり、切り出した複数の映像をつなげたりする処理が行われる。編集者は、映像ファイルまたは圧縮ファイルに対する編集が完了した場合には、映像ファイルの放送指示を、格納装置100に対して行う。
読み取り端末25は、格納装置100が映像ファイルをカメラまたはテープから直接読み取る場合に利用する装置である。
格納装置100は、端末装置20、カメラ、テープなどから映像ファイルを取得し、取得した映像ファイルを1次ディスクに格納する装置である。格納装置100は、複数の映像ファイルを1次ディスクに格納する場合には、放送時間までの猶予時間が短い番組で用いる映像ファイルを優先して、1次ディスクに格納する。
格納装置100は、1次ディスクに格納した映像ファイルに対するアクセスを、端末装置20から受付、映像ファイルに対する編集を許容する。格納装置100は、映像ファイルに対する編集作業が完了し、放送指示を受け付けた場合には、該当する映像ファイルを、ビデオサーバ6に送信する。
次に、図1に示した格納装置100の構成について説明する。図3は、本実施例にかかる格納装置の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、この格納装置100は、1次ディスク60、2次ディスク70、LTP80を有する。また、格納装置100は、通信部110、入力部120、表示部130、記憶部140、制御部150を有する。
1次ディスク60、2次ディスク70、LTP80は、映像ファイルに関する各種の情報を記憶する記憶装置である。記憶容量の大小関係は、1次ディスク60<2次ディスク70<LTP80となる。記憶された情報に対するアクセス速度の大小関係は、LTP80<2次ディスク70<1次ディスク60となる。
1次ディスク60は、映像ファイルまたは圧縮ファイルを格納する。1次ディスク60に格納された映像ファイルまたは圧縮ファイルは、端末装置20からアクセスを受け付け、番組用の映像データに編集される。1次ディスク60は、複数のディスク装置60a,60b,60cを含む。ここでは、ディスク装置60a,60b,60cを示すが、1次ディスク60は、そのほかのディスク装置を含んでも良い。
2次ディスク70は、1次ディスク60に記憶された情報をバックアップする記憶装置である。LTP80は、2次ディスク70に記憶された情報をバックアップする記憶装置である。
通信部110は、ビデオサーバ6、端末装置20、読み取り端末25とデータ通信を実行する処理部である。通信部110は、通信装置に対応する。後述する制御部150は、通信部110を介して、端末装置20、読み取り端末25と情報をやり取りする。
入力部120は、各種の情報を入力する入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウス、タッチパネルなどに対応する。
表示部130は、制御部150から出力される情報を表示する表示装置である。例えば、表示部130は、ディスプレイ、モニタ、タッチパネルなどに対応する。
記憶部140は、映像テーブル140aと、ディスク管理テーブル140bとを有する。例えば、記憶部140は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
映像テーブル140aは、端末装置20、読み取り端末25などから取得した映像ファイルを一時的に記憶するテーブルである。図4は、映像テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、この映像テーブル140aは、識別情報と、映像ファイルと、圧縮ファイルと、メタデータと、放送日時とを対応付ける。図4の例では、テーブル形式で各項目のデータが対応づけられて記憶されている例を示しているが、各項目のデータが対応づけられて記憶できるのであれば、どのような形式で記憶されていても構わない。
図4において、識別情報は、各レコードを一意に識別する情報である。映像ファイル、圧縮ファイル、メタデータ、放送日時に関する説明は、図2で説明した、映像ファイル、圧縮ファイル、メタデータ、放送日時に関する説明と同様である。
ディスク管理テーブル140bは、1次ディスク60に含まれるディスク装置60a,60b,60cに関する情報を保持するテーブルである。図5は、ディスク管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、このディスク管理テーブル140bは、ディスク識別情報と、空き容量率と、空き帯域率と、評価テーブルとを対応付ける。図5の例では、テーブル形式で各項目のデータが対応づけられて記憶されている例を示しているが、各項目のデータが対応づけられて記憶できるのであれば、どのような形式で記憶されていても構わない。
ディスク識別情報は、ディスク装置を一意に識別する情報である。空き容量率は、ディスク装置の空き容量率を示す情報である。空き帯域率は、ディスク装置につながる通信帯域の空き帯域率を示す情報である。評価テーブルは、空き容量率および空き帯域率に応じたディスク装置の評価値を特定するテーブルである。評価値が低いディスク装置に優先して、映像ファイルまたは圧縮ファイルが格納される。
評価テーブルのデータ構造の一例について説明する。図6は、評価テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、この評価テーブルは、縦方向に「空き容量率」の範囲を有し、横方向に「空き帯域率」の範囲を有する。この評価テーブルでは、空き容量率と空き帯域率が決まると、評価値が一意に特定される。例えば、空き容量率が「45%」で、空き帯域率が「33%」の場合には、空き容量率が「41%〜50%」の範囲に含まれ、空き帯域率が「31%〜40%」の範囲に含まれるので、評価値は「113」となる。図6の例では、テーブル形式で各項目のデータが対応づけられて記憶されている例を示しているが、各項目のデータが対応づけられて記憶できるのであれば、どのような形式で記憶されていても構わない。
図3の説明に戻る。制御部150は、受信部151、判定部152、書き込み部153、更新部154、退避処理部155を有する。例えば、制御部150は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
受信部151は、端末装置20から登録情報を受け付けた場合に、登録情報に含まれるメタデータ、放送日時の情報を対応付けて、映像テーブル140aに登録する処理部である。また、受信部151は、端末装置20から映像ファイルや圧縮ファイルを受信すると、先に格納していた対応するメタデータや放送日時の情報と対応付けて映像テーブル140aに登録する処理部である。また、受信部151は、読み取り端末25を介して、カメラやテープなどから映像ファイルを取得し、取得した映像ファイルを映像テーブル140aに登録しても良い。
判定部152は、映像テーブル140aに格納されたメタデータに示される映像ファイルまたは圧縮ファイルを、端末から受信し1次ディスク60に格納する場合において、映像ファイルまたは圧縮ファイルの受信および格納順序を判定する処理部である。以下において、判定部152の処理について具体的に説明する。判定部152は、書き込み対象となるディスク装置を選択する処理、書き込み対象を映像ファイルにするのか圧縮ファイルにするのかを判定する処理、映像ファイルまたは圧縮ファイルの受信および格納順序を判定する処理を行う。
判定部152が、書き込み対象となるディスク装置を選択する処理について説明する。判定部152は、ディスク管理テーブル140bを参照し、ディスク装置毎に、評価テーブルと、空き容量率および空き帯域率とを比較して、ディスク装置毎の評価値を特定する。判定部152は、各ディスク装置のうち、評価値が閾値以上となるディスク装置を除外する。
例えば、ディスク装置60aの評価値を「1」、ディスク装置60bの評価値を「5」、ディスク装置60cの評価値を「201」とし、閾値を「200」とする。この場合には、判定部152は、ディスク装置60cの評価値が閾値を超えているので、ディスク装置60cを、映像ファイルまたは圧縮ファイルを書き込むディスク装置の対象から除外する。
続いて、判定部152は、評価値が閾値未満となるディスク装置のうち、評価値が最小となるディスク装置を、書き込む対象となるディスク装置として選択する。例えば、ディスク装置60aの評価値を「1」、ディスク装置60bの評価値を「5」とすると、判定部152は、ディスク装置60aを、書き込み対象のディスク装置として選択する。
次に、判定部152が、書き込み対象を映像ファイルにするのか圧縮ファイルにするのかを判定する処理の一例について説明する。以下の説明では一例として、書き込み対象となるディスク装置をディスク装置60aとして説明を行う。
判定部152は、映像テーブル140aを参照して、これから受信される映像ファイルのメタデータに対応する放送日時を特定する。また、判定部152は、格納装置100が端末装置20から映像ファイルを受信し、さらにディスク装置60aが、映像テーブルを書き込むまでに要する書き込み時間を判定し、現在日時と書き込み時間とを合計して、書き込みが終了する日時を示す「終了日時」を計算する。判定部152は、現在日時の情報を、図示しないタイマから取得する。
例えば、判定部152は、映像ファイルのデータ量を、格納装置100内のディスク装置60aと端末装置20との間の通信回線の空き帯域率に応じた通信速度で除算することで、受信に必要な時間を判定する。また、書き込み対象とするディスクのIO性能に基づいて、映像ファイルのデータ量をディスクに書き込むのに必要な時間を判定する。これらの時間を合算することで、書き込み時間を求めることができる。但し、通信回線の通信速度と比較するとディスクIOの速度は十分に速いので、ディスクIOのための時間は考慮せずに、受信に必要な時間を判定しても良い。
なお、空き帯域率がB1%で、端末装置20から格納装置100内のディスク装置60aにつながる通信帯域の最大値をXbpsとすると、空き帯域率に応じた通信速度は、B1×X/100bpsとなる。
判定部152は、終了日時が放送日時を経過している場合には、映像ファイルの代わりに、圧縮ファイルを書き込むと判定する。これに対して、判定部152は、終了日時が放送日時を経過していない場合には、映像ファイルを書き込むと判定する。
次に、判定部152が、複数の映像ファイルまたは圧縮ファイルを複数の端末装置20のそれぞれから受信し、ディスク装置に書き込む場合の、格納順序を判定する処理について説明する。判定部152は、映像ファイルまたは圧縮ファイルの放送日時を比較し、現在日時と比較して、放送日時までの残り時間が短い映像ファイルまたは圧縮ファイルを優先されるように、映像ファイルまたは圧縮ファイルの格納順序を判定する。判定部152は、判定結果と書き込み対象のディスク装置とを対応付けて、書き込み部153に通知する。
また、判定部152は、書き込み対象となるディスク装置と、該ディスク装置に書き込む映像ファイルまたは圧縮ファイルの終了日時の情報とを、更新部154に通知する。
例えば、映像ファイルA1、圧縮ファイルB2、映像ファイルA3を端末装置20a,20b,20cからそれぞれ受信し、ディスク装置60aに格納する場合について説明する。なお、映像ファイルA1の放送日時までの残り時間をW1、圧縮ファイルB2の残り時間をW2、映像ファイルA3の残り時間をW3とし、大小関係をW3<W2<W1とする。この場合には、格納順序は、映像ファイルA3、圧縮ファイルB2、映像ファイルA1の順序となる。
判定部152は判定した結果の順序を示す情報を通信部110へ送出する。それを受け、通信部110は、それぞれの端末装置へ、映像ファイルまたは圧縮ファイルを格納装置100へ向けて送出する順序を通知する。また判定部152は判定した受信対象とするファイルの種別、すなわち映像ファイルと圧縮ファイルとのどちらを受信対象とするかを示す情報を通信部110へ送出する。それを受け、通信部110は、それぞれの端末装置へ、映像ファイルまたは圧縮ファイルのどちらを格納装置100へ向けて送出すべきかを通知する。なお、格納装置100から端末装置20への順序の通知の仕方は上記に限る必要なく、例えば、順序の情報は格納装置100内に記憶しておき、次に送出を開始すべき順序に当たった端末装置20へのみ、送出開始指示の通知をしても構わない。その場合は、端末装置20は、メタデータと放送日時の情報を格納装置100へ送信した後、格納装置100から送出開始指示の通知を受信するまで待機することになる。
書き込み部153は、判定部152から格納順序の判定結果と、書き込み対象のディスク装置とを取得する。判定部152は、書き込み対象のディスク装置に、映像ファイルまたは圧縮ファイルを、判定された格納順序に従って書き込みを行う処理部である。
更新部154は、1次ディスク60の各ディスク装置60a,60b,60cを監視し、ディスク管理テーブル140bを更新する処理部である。例えば、更新部154は、各ディスク装置60a〜60cの空き容量率を監視し、ディスク管理テーブル140bの空き容量率を更新する。また、更新部154は、各ディスク装置60a〜60cに至る空き帯域率を監視し、ディスク管理テーブル140bの空き帯域率を更新する。
また、更新部154は、書き込み対象となるディスク装置の評価テーブルを、書き込む映像ファイルまたは圧縮ファイルの放送日時を基にして、更新する処理部である。以下において、更新部154が評価テーブルの情報を更新する処理の一例について説明する。
更新部154は、現在日時と、終了日時とを比較して、放送日時までの残り時間を算出する。同一のディスク装置に対して複数の映像ファイルまたは圧縮ファイルを書き込む場合には、各映像ファイルまたは圧縮ファイルの残り時間を加算することで、残り時間を算出しても良い。
更新部154は、残り時間、終了日時、書き込み開始日時を基にして、残り時間比率を算出する。例えば、更新部154は、式(1)を基にして、残り時間比率を算出する。更新部154は、所定値に残り時間比率を乗算した値を、各評価テーブルの評価値に加算する。
残り時間比率=残り時間/終了日時−書き込み開始日時・・・(1)
なおここで、書き込み開始日時とは、システムで一意に定めた可変の待ち時間に現在時刻を加算した時刻である。前記待ち時間の間は書き込み処理を待機し、その間に複数の端末装置20から複数の登録情報を受付けることになる。前記待ち時間としては、短時間の映像データが多く登録されるシステムにおいては時間を短く設定し、長時間の映像データを少なく登録されるシステムにおいては、時間を長めに設定することが考えられる。
図7は、評価テーブルを更新する場合の処理の一例を示す図である。例えば、所定値を50とする。また、ディスク管理テーブル140bに格納された更新前の評価テーブルを、図7では評価テーブル90として表記する。
更新部154は、残り時間率が「1」の場合には、評価テーブル90の各評価値に50を加算した評価テーブル90aを生成し、この評価テーブル90aによって、評価テーブル90を更新する。また、残り時間率が「0.5」の場合には、評価テーブル90の各評価値に25を加算した評価テーブル90bを生成し、この評価テーブル90bによって、評価テーブル90を更新する。
このように、更新部154が、評価テーブルの評価値を上げることによって、書き込み対象となったディスク装置に映像ファイルを書き込んでいる最中に、他の映像ファイルの書き込み対象として選択されにくくすることができる。
更新部154は、ディスク装置に対する書き込みが終了した場合には、書き込みの終了したディスク装置に対応する評価テーブルの情報を、初期状態に戻す。
退避処理部155は、1次ディスク60に記憶された情報を、2次ディスク70に退避させる処理部である。また、退避処理部155は、2次ディスク70に格納された情報を、LTP80に退避させる。
次に、本実施例に係る端末装置20および格納装置100の処理手順について説明する。図8は、本実施例に係る端末装置および格納装置の処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、端末装置20は、例えば撮影を行ったカメラから映像ファイルを取得し(ステップS101)、映像ファイルから圧縮ファイルを生成する(ステップS102)。映像ファイルや圧縮ファイルは登録情報に登録する。そして、端末装置20は、映像ファイルのメタデータや放送日時の情報を登録情報に登録する(ステップS103)。
端末装置20は、登録情報のうち、メタデータおよび放送日時の情報を、格納装置100に送信する(ステップS104)。
格納装置100は、受信したメタデータおよび放送日時の情報を記憶し、それを利用して、格納順序判定処理を実行する(ステップS106)。そして、格納順序判定処理により判定された順序の情報(もしくは送信開始の指示)と、格納装置100に格納されるべきファイルの種別、すなわち映像ファイルもしくは圧縮ファイルの別を示す情報とを、端末装置へ通知する(ステップS107)。
ここで、図8には代表して1の端末装置20のみを示しているが、実際には、格納装置100は複数の端末装置に接続しており、それぞれの端末装置から非同期に、メタデータと放送日時の情報を受信することになる。そこで、格納装置100は、それぞれの端末装置がステップS104を実行することにより受信されるメタデータと放送日時のデータの複数を、所定の時間ごとにまとめて、ステップS106の格納順序判定処理の処理対象とすることが考えられる。
格納順序判定処理の結果、各端末装置について順序とファイルの種別が決定されるので、ステップS107における通知の処理は、それぞれの端末装置に対して行われることになる。端末装置20は、格納装置100から順序の情報(もしくは送信開始の指示)と、格納装置100に格納されるべきファイルの種別とを受信すると、通知された順序に従って、通知された種別のファイルである映像ファイルもしくは圧縮ファイルを格納装置100に向けて送信する(ステップS108)。格納装置100は、端末装置20から送信されてきた映像ファイルもしくは圧縮ファイルをディスク装置に書き込み(ステップS109)、書き込みが終了すると、ディスク装置に対する評価テーブルを初期化する(ステップS110)。
ここまでの処理によって、端末装置20に格納されていた映像ファイルもしくは圧縮ファイルが格納装置100の1次ディスク60に格納され終わると、本実施例に係るシステムとしては、映像データの編集作業を開始できる状態になる。端末装置20は、格納装置100の1次ディスク60に格納された映像ファイルの編集を行い(ステップS112)、格納装置100は、映像ファイルを更新する(ステップS113)。
端末装置20は、映像ファイルの放送指示を行い(ステップS114)、格納装置100は、映像ファイルをビデオサーバ6に送信する(ステップS115)。端末装置20は、映像ファイルの退避日時を設定し(ステップS116)、格納装置100は、映像ファイルを2次ディスク70に退避する(ステップS117)。
なお、ステップS104、S106、S112、S113、S114、S115は、一連の処理として実行されるものであるが、S101とS102、S102とS103は、時間的に離間して、各ステップだけが実行されても構わない。また、S107、S108は一連の処理として実行されるものであり、S114、S115は一連の処理として実行されるものであるが、S113とS114との間は時間的に離間して行われても構わない。
次に、図8のステップS106に示した格納順序判定処理について説明する。図9は、格納順序判定処理の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、格納装置100は、ディスク装置に対する評価テーブルを読み込む(ステップS201)。格納装置100は、ディスク装置の空き容量率および格納装置100内のディスク装置60aと端末装置20の間を接続している通信回線の空き帯域率の情報を取得する(ステップS202)。
格納装置100は、評価値が閾値以上となるディスク装置を除外する(ステップS203)。格納装置100は、容量不足のディスク装置を除外し、評価値の最も低いディスクを選択する(ステップS204)。
格納装置100は、ステップS104に応じて受信した各映像ファイルの放送日時の情報を読み込む(ステップS205)。格納装置100は、映像ファイルを端末装置20から受信しさらにディスク装置に書き込む場合の終了日時を計算する(ステップS206)。格納装置100は、放送日時が終了日時以前の日時であるか否かを判定する(ステップS207)。
格納装置100は、放送日時が終了日時の以前の日時である場合には(ステップS207,Yes)、ステップS208に移行する。格納装置100は、書き込み対象となる映像ファイルが複数存在する場合には、放送日時を基にして、格納順序を判定する(ステップS208)。ステップS208において、格納装置100は、映像ファイルの放送日時を比較し、現在日時と比較して、放送日時までの残り時間が短い映像ファイルの順序を先にして、映像ファイルの格納順序を判定する(ステップS208)。格納装置100は、評価テーブル更新処理を実行する(ステップS209)。
一方、格納装置100は、放送日時が終了日時の以前の日時でない場合には(ステップS207,No)、圧縮ファイルをディスク装置に書き込む場合の終了日時を計算する(ステップS210)。格納装置100は、放送日時が終了日時の以前の日時であるか否かを判定する(ステップS211)。格納装置100は、放送日時が終了日時の以前でない場合には(ステップS211,No)、端末装置20にエラーメッセージを送信する(ステップS212)。
一方、格納装置100は、放送日時が終了日時の以前の日時の場合には(ステップS211,Yes)、ステップS213に移行する。書き込み対象となる圧縮ファイルが複数存在する場合には、放送日時を基にして、格納順序を判定する(ステップS213)。
格納装置100は、評価テーブル更新処理を実行する(ステップS214)。
次に、図9のステップS209,S216に示した評価テーブル更新処理の処理手順について説明する。図10は、評価テーブル更新処理の処理手順を示すフローチャートである。格納装置100は、ディスク装置の評価テーブルを読み込み(ステップS301)、残り時間比率を算出する(ステップS302)。
格納装置100は、残り時間比率を基にして、評価テーブルに加算する評価値を算出し(ステップS303)、評価テーブルを更新する(ステップS304)。
次に、本実施例に係る格納装置100の効果について説明する。格納装置100は、複数の端末装置20からそれぞれ送信されてくる映像ファイルを、1次ディスク60に格納する場合に、各映像ファイルの放送日時を基にして、各端末装置20からの受信およびディスクへの格納の順序を判定する。このため、例えば、放送日時の迫った映像ファイルが優先的に端末装置20から格納装置100へ送信されて1次ディスク60に格納されるため、番組放送までの猶予時間の短い映像ファイルを優先的に編集することができる。従って、例えば、端末装置20と格納装置100のディスク装置との間の通信回線で、放送日時までの時間的余裕がある映像データが先に送信されている最中であるために、時間的余裕が少ない映像データを送信するための通信帯域が不足して送信できなくなり、放送日時までの編集作業に必要な時間を確保できなくなるというような事態を未然に防ぐことができる。
また、本実施例に係る格納装置100は、端末装置20から映像ファイルをそのまま受信して1次ディスク装置60に書き込むと放送日時に間に合わない場合には、映像ファイルの圧縮ファイルを受信対象と決定し、1次ファイル60に書き込む。このため、圧縮ファイルの形式ではあるが、1次ファイル60に格納して、放送日時までに編集作業を行わせることが出来る。
また、本実施例に係る格納装置100は、評価テーブルとディスク装置の空き容量率を基にして、ディスク装置を選択する。このため、記憶容量に余裕があるディスク装置を優先的に選択することができる。また、本実施例に係る格納装置100は、評価テーブルと通信回線の空き帯域率を基にして、端末装置の間での映像ファイルまたは圧縮ファイルの送信順序を決定できる。
また、本実施例に係る格納装置100は、書き込みを行うディスク装置の評価テーブルの評価値に値を加算する。評価値に値を加算されたディスク装置は、書き込み対象のディスク装置として選択されにくくなり、所定のディスク装置に書き込みが集中することを防止することができる。
次に、上記実施例に示した格納装置と同様の機能を実現する格納プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。図11は、格納プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図11に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置302と、ディスプレイ303を有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読取る読み取り装置304と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインターフェース装置305とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM306と、ハードディスク装置307を有する。そして、各装置301〜307は、バス308に接続される。
ハードディスク装置307は、受信プログラム307a、判定プログラム307b、書き込みプログラム307c、更新プログラム307dを有する。各プログラム307a〜307dを読み出してRAM306に展開する。
受信プログラム307aは、受信プロセス306aとして機能する。判定プログラム307bは、判定プロセス306bとして機能する。書き込みプログラム307cは、書き込みプロセス306cとして機能する。更新プログラム307dは、更新プロセス306dとして機能する。
例えば、受信プロセス306aは、受信部151に対応する。判定プロセス306bは、判定部152に対応する。書き込みプログラム307cは、書き込み部153に対応する。更新プログラム307dは、更新部154に対応する。
なお、各プログラム307a〜307dについては、必ずしも最初からハードディスク装置307に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらから各プログラム307a〜307dを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
ネットワークを介して接続された複数の端末のそれぞれから、番組の放送に利用される放送映像の素材となる映像データに対応する放送日時の情報を受信し、
受信した前記放送日時の情報を基にして、複数の前記端末から前記映像データを受信する順序を判定し、
判定した前記順序に従って、複数の前記端末のいずれかから映像データを受信する
処理を実行させることを特徴とする格納プログラム。
(付記2)前記判定する処理は、番組の放送日時までの時間の短い映像データを受信する順序を、番組の放送日時までの時間が長い映像データを受信する順序よりも前の順序にすることを特徴とする付記1に記載の格納プログラム。
(付記3)前記判定する処理は、前記複数の端末につながる通信帯域の状態と複数の前記端末のそれぞれからアクセスされる記憶装置内のディスクの利用率との情報を基にして、前記映像データを前記端末装置から受信し該ディスクに対する書き込みが完了するまでの書き込み時間を算出し、現在日時に前記書き込み時間を加算した日時が、前記映像データに対応する番組の放送日時を経過する場合に、圧縮された映像データを受信対象とする判定を行い、
前記格納プログラムはさらにコンピュータに、圧縮された映像データを受信対象とする旨の情報を前記端末装置へ送信する処理を実行させ、
前記受信する処理はさらに、圧縮された映像データを受信することを特徴とする付記1または2に記載の格納プログラム。
(付記4)前記判定する処理は、前記ディスク毎に設定される前記利用率から評価値を導く評価テーブルを基にして各ディスクの評価値を特定し、特定した評価値に基づいて、前記映像データを書き込むディスクを更に判定することを特徴とする付記3に記載の格納プログラム。
(付記5)前記判定する処理によって判定されたディスクに設定された評価テーブルで定義される評価値に値を加算することを特徴とする付記4に記載の格納プログラム。
(付記6)コンピュータが実行する格納方法であって、
ネットワークを介して接続された複数の端末のそれぞれから、番組の放送に利用される放送映像の素材となる映像データに対応する放送日時の情報を受信し、
受信した前記放送日時の情報を基にして、複数の前記端末から前記映像データを受信する順序を判定し、
判定した前記順序に従って、複数の前記端末のいずれかから映像データを受信する
処理を実行することを特徴とする格納方法。
(付記7)前記判定する処理は、番組の放送日時までの時間の短い映像データを受信する順序を、番組の放送日時までの時間が長い映像データを受信する順序よりも前の順序にすることを特徴とする付記6に記載の格納方法。
(付記8)前記判定する処理は、複数の端末につながる通信帯域の状態と複数の前記端末のそれぞれからアクセスされる前記記憶装置内のディスクの利用率との情報を基にして、前記映像データを前記端末装置から受信し該ディスクに対する書き込みが完了するまでの書き込み時間を算出し、現在日時に前記書き込み時間を加算した日時が、前記映像データに対応する番組の放送日時を経過する場合に、圧縮された映像データを受信対象とする判定を行い、
前記格納方法はさらに、圧縮された映像データを受信対象とする旨の情報を前記端末装置へ送信し、
前記受信する処理はさらに、圧縮された映像データを受信することを特徴とする付記6または7に記載の格納方法。
(付記9)前記判定する処理は、前記ディスク毎に設定される前記利用率から評価値を導く評価テーブルを基にして各ディスクの評価値を特定し、特定した評価値に基づいて、前記映像データを書き込むディスクを更に判定することを特徴とする付記8に記載の格納方法。
(付記10)前記判定する処理によって判定されたディスクに設定された評価テーブルで定義される評価値に値を加算することを特徴とする付記9に記載の格納方法。
(付記11)ネットワークを介して接続された複数の端末のそれぞれから、番組の放送に利用される放送映像の素材となる映像データに対応する放送日時の情報を受信する受信部と、
受信した前記放送日時の情報を基にして、複数の前記端末から前記映像データを受信する順序を判定する判定部と、
前記判定部が判定した前記順序に従って、複数の前記端末のいずれかから映像データを受信する通信部と
を有することを特徴とする格納装置。
(付記12)前記判定部は、番組の放送日時までの時間の短い映像データを格納する順序を、番組の放送日時までの時間が長い映像データを受信する順序よりも前の順序にすることを特徴とする付記11に記載の格納装置。
(付記13)前記判定部は、前記複数の端末につながる通信帯域の状態と複数の前記端末のそれぞれからアクセスされる記憶装置内のディスクの利用率との情報を基にして、前記映像データを前記端末装置から受信し該ディスクに対する書き込みが完了するまでの書き込み時間を算出し、現在日時に前記書き込み時間を加算した日時が、前記映像データに対応する番組の放送日時を経過する場合に、圧縮された映像データを受信対象とする判定を行い、
前記通信部はさらに、前記判定部が判定した圧縮された映像データを受信対象とする旨の情報を前記端末装置へ送信することを特徴とする付記11または12に記載の格納装置。
(付記14)前記判定部は、前記ディスク毎に設定される前記利用率から評価値を導く評価テーブルを基にして各ディスクの評価値を特定し、特定した評価値に基づいて、前記映像データを書き込むディスクを更に判定することを特徴とする付記11に記載の格納装置。
(付記15)前記判定部によって判定されたディスクに設定された評価テーブルで定義される評価値に値を加算する更新部を更に有することを特徴とする付記14に記載の格納装置。
100 格納装置
151 受信部
152 判定部
153 書き込み部
154 更新部
155 退避処理部

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    ネットワークを介して接続された複数の端末のそれぞれから、番組の放送に利用される放送映像の素材となる映像データに対応する放送日時の情報を受信し、
    受信した前記放送日時の情報を基にして、複数の前記端末から前記映像データを受信する順序を判定し、
    判定した前記順序に従って、複数の前記端末のいずれかから映像データを受信する
    処理を実行させることを特徴とする格納プログラム。
  2. 前記判定する処理は、番組の放送日時までの時間の短い映像データを受信する順序を、番組の放送日時までの時間が長い映像データを受信する順序よりも前の順序にすることを特徴とする請求項1に記載の格納プログラム。
  3. 前記判定する処理は、前記複数の端末につながる通信帯域の状態と複数の前記端末のそれぞれからアクセスされる記憶装置内のディスクの利用率との情報を基にして、前記映像データを前記端末装置から受信し該ディスクに対する書き込みが完了するまでの書き込み時間を算出し、現在日時に前記書き込み時間を加算した日時が、前記映像データに対応する番組の放送日時を経過する場合に、圧縮された映像データを受信対象とする判定を行い、
    前記格納プログラムはさらにコンピュータに、圧縮された映像データを受信対象とする旨の情報を前記端末装置へ送信する処理を実行させ、
    前記受信する処理はさらに、圧縮された映像データを受信することを特徴とする請求項1または2に記載の格納プログラム。
  4. 前記判定する処理は、前記ディスク毎に設定される前記利用率から評価値を導く評価テーブルを基にして各ディスクの評価値を特定し、特定した評価値に基づいて、前記映像データを書き込むディスクを更に判定することを特徴とする請求項3に記載の格納プログラム。
  5. 前記判定する処理によって判定されたディスクに設定された評価テーブルで定義される評価値に値を加算することを特徴とする請求項4に記載の格納プログラム。
  6. コンピュータが実行する格納方法であって、
    ネットワークを介して接続された複数の端末のそれぞれから、番組の放送に利用される放送映像の素材となる映像データに対応する放送日時の情報を受信し、
    受信した前記放送日時の情報を基にして、複数の前記端末から前記映像データを受信する順序を判定し、
    判定した前記順序に従って、複数の前記端末のいずれかから映像データを受信する
    処理を実行することを特徴とする格納方法。
  7. ネットワークを介して接続された複数の端末のそれぞれから、番組の放送に利用される放送映像の素材となる映像データに対応する放送日時の情報を受信する受信部と、
    受信した前記放送日時の情報を基にして、複数の前記端末から前記映像データを受信する順序を判定する判定部と、
    前記判定部が判定した前記順序に従って、複数の前記端末のいずれかから映像データを受信する通信部と
    を有することを特徴とする格納装置。
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