JP2015095777A - 移動通信システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の移動端末間でのリアルタイム通信サービスを提供する上で、シグナリング数を削減させる。
【解決手段】複製指示移動端末11が自ら受信しているリアルタイムメディアを複製する複数の複製先移動端末12をサービス制御ネットワーク4に指示し、上記複製先指示要求を受信したサービス制御ネットワーク4から、複数の複製先移動端末分のリソース確保要求をリソース管理ノード32へ送信し、リソース確保要求を受信したリソース管理ノード32により、上記リソース確保要求に基づいて、S−GW33、P−GW34に対して複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保するように制御し、S−GW33、P−GW34により複数の複製先移動端末分のリソースが確保された後に、サービス制御ネットワーク4からIP移動伝達ネットワーク3を介して複数の複製先移動端末12に対してリアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、EPC(Evolved Packet Core)及びIMS(IP Multimedia Subsystem)を有する移動通信システム及び方法において、例えばテレビ会議等を初めとした複数の移動端末間でのリアルタイム通信サービスを提供可能な移動通信システム及び方法に関するものである。
モバイルネットワーク環境や、スマートフォンやタブレット型端末を始めとした移動端末の発達により、マルチデバイスを用いたリアルタイム通信サービスの利用形態の変化や利用の増加が想定される。特に近年においては、マルチデバイスサービスの例として、会議や教育現場における多数ユーザー間のリアルタイムメディア(音声・映像)の共有が挙げられる。これらのサービスを実現する上で、All-IPの移動通信システムでは、例えば非特許文献1に示すような3GPP標準において、Session Replicationと呼ばれる手順が規定されている。
ところで、この非特許文献1において規定されている手順では、移動通信システム内においてシグナリング処理を行う。ここでいうシグナリングする信号とは、All-IPの移動通信システムにおいて、LTE(Long Term Evolution)や、EPC内の通信路設定に必要となる信号、IMSによるサービス制御及びポリシー制御に必要となるSIP(Session Initiation Protocol)やDiameterメッセージ等である。移動通信システム内においてシグナリングの集中により、シグナリング処理を行うサーバー側に負荷が集中し、サービスを提供するまでに時間を要するだけでなく、深刻な通信障害が発生し、係るリアルタイム通信サービスの品質の低下を引き起こす虞がある。
具体的には、非特許文献1で規定されているSession Replicationの手順では、移動端末への発呼とリソースの割当の処理を複数の移動端末に対して同時に要求する。これら同時要求処理により、各サーバにシグナリングが集中してしまう。その結果、サーバに過度の負担が集中し、サーバの即時応答性が低下してしまう。
3GPP TR 24.837 V10.0.0"inter-UE transfer enhancements; Stage 3(Release 10)," Mar.2011.
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、複数の移動端末間でのリアルタイム通信サービスを提供する上で、シグナリング数を削減させることにより、サーバへの即時応答性低下を防止することが可能な移動通信システム及び方法を提供することにある。
請求項1記載の移動通信システムは、IPベースのマルチメディアサービスをサポートするサービス制御ネットワークと、パケット網をサポートするIP移動伝達ネットワークと、基地局を介して上記IP移動伝達ネットワークにアクセス可能な複製指示移動端末及び複数の複製先移動端末と、を備える移動通信システムにおいて、上記IP移動伝達ネットワークは、当該ネットワーク内のリソースを管理するリソース管理ノードと、上記基地局と上記サービス制御ネットワークとを中継するゲートウェイ装置とを有し、上記複製指示移動端末は、自らが受信しているリアルタイムメディアを複製する複数の複製先移動端末をサービス制御ネットワークに指示する複製先指示要求を行い、上記複製先指示要求を受信したサービス制御ネットワークは、上記複数の複製先移動端末分のリソース確保要求を上記リソース管理ノードへ送信し、上記リソース管理ノードは、受信した上記リソース確保要求に基づいて上記ゲートウェイ装置に対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保するように制御し、上記ゲートウェイ装置により上記複数の複製先移動端末分のリソースが確保された後に、上記サービス制御ネットワークから上記IP移動伝達ネットワークを介して上記複数の複製先移動端末に対して上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行うことを特徴とする。
請求項2記載の移動通信システムは、請求項1記載の発明において、上記IP移動伝達ネットワークは、更に上記各移動端末の移動を制御する移動管理ノードを有し、上記ゲートウェイ装置は、上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した後、当該リソースを確保した情報を含めた専用ベアラ設定情報を上記移動管理ノードに通知し、上記移動管理ノードは、上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う際に、上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記各移動端末との間で無線ベアラを確立することを特徴とする。
請求項3記載の移動通信システムは、請求項2記載の発明において、上記移動管理ノードは、通知された上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記サービス制御ネットワークに対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した旨の情報が含まれたベアラ設定応答を送信し、上記サービス制御ネットワークは、上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う際に、受信した上記ベアラ設定応答に基づいて、上記リソースが一括して確保済みを示すパラメータを含む発呼要求メッセージを上記ゲートウェイ装置へ送信し、上記ゲートウェイ装置は、上記無線ベアラが確立された後、上記発呼要求メッセージを上記複数の複製先移動端末にそれぞれ送信し、上記複数の複製先移動端末は、上記発呼要求メッセージに含まれている上記パラメータに基づき、それぞれ上記サービス制御ネットワークとの間でその後リソース確保のための処理を行うことなく上記リアルタイムメディアを複製するための処理を行うことを特徴とする。
請求項4記載の移動通信方法は、IPベースのマルチメディアサービスをサポートするサービス制御ネットワークと、パケット網をサポートするIP移動伝達ネットワークと、基地局を介して上記IP移動伝達ネットワークにアクセス可能な複製指示移動端末及び複数の複製先移動端末と、を備え、上記IP移動伝達ネットワークは、当該ネットワーク内のリソースを管理するリソース管理ノードと、上記基地局と上記サービス制御ネットワークとを中継するゲートウェイ装置とを有する移動通信システムを用いた移動通信方法において、上記複製指示移動端末が自ら受信しているリアルタイムメディアを複製する複数の複製先移動端末をサービス制御ネットワークに指示する複製先指示要求ステップと、上記複製先指示要求ステップにおける上記複製先指示要求を受信したサービス制御ネットワークから、上記複数の複製先移動端末分のリソース確保要求を上記リソース管理ノードへ送信するリソース確保要求ステップと、上記リソース確保要求ステップにおいて上記リソース確保要求を受信した上記リソース管理ノードにより、上記リソース確保要求に基づいて上記ゲートウェイ装置に対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保するように制御するリソース一括確保ステップと、上記リソース一括確保ステップにおいて、上記ゲートウェイ装置により上記複数の複製先移動端末分のリソースが確保された後に、上記サービス制御ネットワークから上記IP移動伝達ネットワークを介して上記複数の複製先移動端末に対して上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行うメディア複製ステップとを有することを特徴とする。
請求項5記載の移動通信方法は、請求項4記載の発明において、上記リソース一括確保ステップにおいて、上記ゲートウェイ装置により、上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した後、当該リソースを確保した情報を含めた専用ベアラ設定情報を、各移動端末の移動を制御する移動管理ノードに通知し、上記メディア複製ステップにおいて、上記移動管理ノードにより、上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記各移動端末との間で無線ベアラを確立することを特徴とする。
請求項6記載の移動通信方法は、請求項5記載の発明において、上記リソース一括確保ステップの後、上記移動管理ノードより、通知された上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記サービス制御ネットワークに対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した旨の情報が含まれたベアラ設定応答を送信するベアラ設定応答ステップを更に有し、上記メディア複製ステップにおいて、上記サービス制御ネットワークより上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う際に、受信した上記ベアラ設定応答に基づいて、上記リソースが一括して確保済みを示すパラメータを含む発呼要求メッセージを上記ゲートウェイ装置へ送信し、上記ゲートウェイ装置により上記無線ベアラが確立された後、上記発呼要求メッセージを上記複数の複製先移動端末にそれぞれ送信し、上記複数の複製先移動端末により、上記発呼要求メッセージに含まれている上記パラメータに基づき、それぞれ上記IP移動伝達ネットワークとの間でその後リソース確保のための処理を行うことなく上記リアルタイムメディアを複製するための処理を行うことを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、複数の複製先移動端末全てについて、ゲートウェイ装置内にベアラ用のリソースを一括して予め確保し、その後に、サービス制御ネットワークからIP移動伝達ネットワークを介して個々の複製先移動端末に対してリアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う。このため、従来においては、ベアラ用のリソースを確保するための処理を個々の複製先移動端末毎に実行しなければならず、その分においてシグナリング処理を行うサーバ側に負荷が集中してしまうところ、上述した構成からなる本発明によればシグナリング数を削減させることができるため、シグナリング処理を行うサーバ側に負荷を軽減できる。その結果、サービスを提供するまでに時間を短縮化でき、通信障害の発生も防止でき、リアルタイム通信サービスの品質の向上を実現することが可能となる。
本発明を適用した移動通信システムのネットワーク構成例を示す図である。 本発明を適用した移動通信システムにおける各構成要素の詳細なブロック構成図である。 本発明を適用した移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明を適用した移動通信システムの動作例を示す図である。
以下、本発明を適用した移動通信システムの実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した移動通信システム1のネットワーク構成例を示している。移動通信システム1は、いわゆる3GPP標準仕様に基づいて基本動作するものであって、無線アクセスシステム(LTE:Long Term Evolution)2と、IP移動伝達ネットワーク(EPC:Evolved Packet Core)3と、サービス制御ネットワーク(IMS:IP Multimedia Subsystem)4とを備えている。移動通信システム1では、複製指示移動端末11と、メディア送信端末13との間で提供されている、リアルタイム通信サービスを利用する上で必要なリアルタイムメディアを、複数の複製先移動端末12a〜12dへ複製する。そして、これら複数の複製先移動端末12a〜12dも、その複製されたリアルタイムメディアを利用してリアルタイム通信サービスを受信可能とする。
複製指示移動端末11、複製先移動端末12a〜12dは、それぞれスマートフォンや、タブレット型端末、ウェアラブル端末等、ユーザ自身が携帯して移動することが可能な通信デバイスである。これら複製指示移動端末11、複製先移動端末12a〜12dには、例えばテレビ会議等を初めとした複数の移動端末間でのリアルタイム通信サービスが提供される。
無線アクセスシステム2は、基地局(eNB)21を有している。この基地局(eNB)は、複製指示移動端末11、複製先移動端末12a〜12dから、例えばLTE等に基づく規格によりアクセスを許容するものである。
IP移動伝達ネットワーク(EPC:Evolved Packet Core)3は、LTEや従来の2G/3G等のアクセス網を集約するコアネットワークである。特にこのEPCは、3GPP標準においてパケット網をサポートするIPベースのコアネットワークであり、常にネットワークにつながった常時接続を前提としており、サービス制御ネットワーク4による音声通話等の様々なサービスを効率的に提供できるように単純化されている。またEPCは、複数のパケット網に同時に接続することができ、サービス制御ネットワーク4による音声通話をしながら同時にインターネット接続によるパケット通信が可能となる。
このIP移動伝達ネットワーク3は、移動管理ノード(MME:Mobility Management Entity)31と、このMME31に接続されたゲートウェイ装置(S−GW)33と、S−GW33に接続された他のゲートウェイ装置(P−GW)34と、P−GW34に接続されたリソース管理ノード(PCRF:Policy and Charging Rules Function)32とを有している。
移動管理ノード31は、複製指示移動端末11、複製先移動端末12a〜12dの移動制御を行う。この移動管理ノード31は、例えばS−GW33や基地局21へユーザデータの経路設定や変更指示等を行う。具体的には、この移動管理ノード31は、ユーザーとしての複製指示移動端末11、複製先移動端末12a〜12dと、メディア送信端末13と間のコネクションであるベアラの確立や開放、位置登録やハンドオーバー等の移動制御、更にはサービス制御ネットワーク4と連携することによる各移動端末11、12の認証処理等を行う。
S−GW33は、基地局21とサービス制御ネットワーク4とを中継する。即ち、このS−GW33は、基地局21における3GPPアクセス網のアンカーポイントとなり、P−GW34との間でパケットデータの中継処理を行う。S−GW33は、リソース管理ノード32による制御の下で、IP移動伝達ネットワーク3内の通信のためのベアラリソースを確保する。
P−GW34は、基地局21とサービス制御ネットワーク4とを中継する。またこのP−GW34は、サービス制御ネットワーク4等のパケット網に対する接続ポイントとなり、各移動端末11、12に対するIP(Internet Protocol)アドレスの払出し、ベアラ確立時のパケット網への接続に関するユーザー認証、リソース管理ノード32による指示に基づくサービスの品質を制御するためのQoS(Quality of Service)制御や課金データの作成等の処理を行う。P−GW34は、リソース管理ノード32による制御の下で、IP移動伝達ネットワーク3内の通信のためのベアラリソースを確保する。
リソース管理ノード32は、ベアラに対するQoSや、パケットの透過、破棄のポリシー及び課金方式を判断し、上述したS−GW33、P−GW34に指示する。リソース管理ノード32は、サービス制御ネットワーク4による音声通話の利用時には、音声ベアラの確立、開放を当該サービス制御ネットワーク4と連携しながらS−GW33、P−GW34を制御する。リソース管理ノード32は、S−GW33、P−GW34に対してIP移動伝達ネットワーク3内の通信のためのベアラリソースを確保するように指示を出す。
サービス制御ネットワーク4は、パケット通信ネットワーク上で、音声や映像等を利用したマルチデバイスを用いたリアルタイム通信サービスを柔軟に提供するために標準化されたシステムである。特にIMSは、IP(Internet Protocol)をベースとして、従来より固定網や移動体通信、放送等で行なわれていたマルチメディアサービスをIPしてサポートするもので、3GPP標準の下で規格化されている。
サービス制御ネットワーク4は、加入者データベース41(HSS:Home Subscriber Server)と、加入者データベース41にそれぞれ接続された呼制御サーバ(CSCF:Call Session Control Function)42及び連携制御サーバ(SCC AS:Service Centralization and Continuity Application Server)43と、連携制御サーバ43に接続されたメディアサーバ(MRF:Media Resource Function)44とを有している。
加入者データベース41は、各移動端末11、12における各種の加入者プロファイル情報や、識別子、長期共有キー、各加入者が加入しているサービスプロファイル等が格納されている。また、この加入者データベース41は、各移動端末11、12の位置情報や、解像度に関する情報も記録されている。これらの情報が各移動端末11、12のアドレス情報とともに加入者データベース41に記録されている。
呼制御サーバ42は、IMSにおいて核となるSIPサーバである。呼制御サーバ42は、主として移動端末11、12の呼制御等を行う。
連携制御サーバ43は、異種の無線アクセスシステム間や移動端末11、12間のシームレスな切り替え機能を提供する。この連携制御サーバ43は、接続された加入者データベース41にアクセスすることにより、一括してベアラリソースを確保できるか否か判断を行う。連携制御サーバ43は、その判断結果に基づいてリソース管理ノード32に対してリソースを一括して確保するためのリソース確保要求を送信する。
メディアサーバ44は、メディア操作(例えば、音声ストリームの合成)やトーンやアナウンスなどの再生といったメディア関連機能を提供する。
次に、本発明を適用した移動通信システム1における各構成要素の更に詳細なブロック構成について説明をする。なお、図2に示すブロック構成は、あくまで概念的なブロック構成を示すものであって、必ずしも回路がこれと同様に形成されている場合に限らないことは勿論である。
移動管理ノード31は、図2に示すように更に基地局側通信I/F311と、メッセージ処理部312と、拡張リソース情報管理部313と、既存機能部314と、ゲートウェイ側通信I/F315とを有している。
基地局側通信I/F311は基地局21に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。メッセージ処理部312は、基地局側通信I/F311やゲートウェイ側通信I/F315からの信号に含まれるメッセージや、拡張リソース情報管理部313や既存機能部314からの信号に含まれるメッセージを処理する。拡張リソース情報管理部313は、S−GW33、P−GW34において確保されたリソースに関する情報を管理する。既存機能部314は、上述した移動管理ノード31の既存の機能を発揮させる。ゲートウェイ側通信I/F315はS−GW33に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。
S−GW33は、基地局側通信I/F331と、MME側通信I/F332と、メッセージ処理部333と、拡張リソース確保実行部334と、既存機能部335と、ゲートウェイ装置側通信I/F336とを有している。
基地局側通信I/F331は基地局21に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。MME側通信I/F332は、移動管理ノード31に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。メッセージ処理部333は、基地局側通信I/F331と、MME側通信I/F332からの信号に含まれるメッセージや、拡張リソース確保実行部334や既存機能部335、ゲートウェイ装置側通信I/F336からの信号に含まれるメッセージを処理する。既存機能部335は、上述したS−GW33の既存の機能を発揮させる。ゲートウェイ装置側通信I/F336は、P−GW34に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。
P−GW34は、ゲートウェイ装置側通信I/F341と、PCRF側通信I/F342と、メッセージ処理部343と、拡張リソース確保実行部344と、既存機能部345と、IMS側通信I/F346とを有している。
ゲートウェイ装置側通信I/F341は、ゲートウェイ装置側通信I/F336に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。PCRF側通信I/F342は、リソース管理ノード32に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。メッセージ処理部343は、ゲートウェイ装置側通信I/F341、PCRF側通信I/F342からの信号に含まれるメッセージや、拡張リソース確保実行部344や既存機能部345、IMS側通信I/F346からの信号に含まれるメッセージを処理する。既存機能部345は、上述したP−GW34の既存の機能を発揮させる。IMS側通信I/F346は、呼制御サーバ42に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。
リソース管理ノード32は、ゲートウェイ側通信I/F321と、メッセージ処理部322と、拡張リソース確保要求部323と、SCCAS側通信I/F324と、既存機能部325と、IMS側通信I/F326とを有している。
ゲートウェイ装置側通信I/F321は、P−GW34に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。メッセージ処理部322は、ゲートウェイ装置側通信I/F321や、IMS側通信I/F326からの信号や、拡張リソース確保要求部323、既存機能部325、SCCAS側通信I/F324からの信号を処理する。拡張リソース確保要求部323は、P−GW34に対して一括してリソースを確保するための要求を行う。既存機能部325は、上述したリソース管理ノード32としての既存の機能を発揮させる。SCCAS側通信I/F324は、連携制御サーバ43に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。IMS側通信I/F326は、呼制御サーバ42に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。
連携制御サーバ43は、PCRF側通信I/F431と、HSS側通信I/F432と、リソース一括確保判断部433と、リソース確保要求部434と、既存機能部435と、メッセージ処理部436と、CSCF側通信I/F437とを有している。
PCRF側通信I/F431は、リソース管理ノード32に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。HSS側通信I/F432は、加入者DB41に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。リソース一括確保判断部433は、S−GW33、P−GW34においてリソースを一括して確保できるか否かの判断を行う。リソース確保要求部434は、リソース一括確保判断部433によりリソースを一括して確保できる旨の判断がなされた場合には、リソース管理ノード32に対して一括してリソースを確保する旨の要求信号を生成し、発信する。既存機能部435は、上述した連携制御サーバ43としての機能を発揮する。メッセージ処理部436は、PCRF側通信I/F431やHSS側通信I/F432からの信号、リソース一括確保判断部433、リソース確保要求部434、CSCF側通信I/F437からの信号を処理する。CSCF側通信I/F437は、呼制御サーバ42に接続され、両者間で通信リンクを確立するためのインターフェースとしての役割を担う。
次に、本発明を適用した移動通信システム1の動作について説明をする。図3は、移動通信システム1の動作例を示すフローチャートであり、図4はデータのフロー図である。
先ずステップS11において、当初からメディア送信端末13との間で、リアルタイム通信サービスを利用していた複製指示移動端末11により、当該サービスを利用する上で必要なリアルタイムメディアを複製先移動端末12へ複製するためのIMSサービス要求が発信される。複製指示移動端末11から発せられたIMSサービス要求には、SIPプロトコルに記述されたURI(Uniform Resource Identifier)が含まれる。このURIには、複製しようとする複数の複製先移動端末12におけるアドレス情報や、位置情報等が含まれる。
IMSサービス要求は、基地局21、S−GW33、P−GW34を介してサービス制御ネットワークにおける呼制御サーバ42へと送信される。IMSサービス要求は、呼制御サーバ42から連携制御サーバ43へ送信される。連携制御サーバ43は、このCSCF側通信I/F437を介して受信したこのIMSサービス要求を、メッセージ処理部436において解読し、これをリソース一括確保判断部433へ通知する。
次にステップS12へ移行し、リソース一括確保判断部433は、IMSサービス要求に基づき、加入者DB41への問い合わせ処理を行う。この問い合わせ処理は、IMSサービス要求に含まれているURIから、複製しようとする複数の複製先移動端末12のアドレス情報を読み出す。そして、そのアドレス情報とともに加入者データベース41に記録されている複製先移動端末12の位置情報や、解像度に関する情報を読み出す。読み出された情報は、連携制御サーバ43におけるリソース一括確保判断部433へと送られる。ちなみに、これら加入者DB41と連携制御サーバ43との通信については、HSS側通信I/F432を介して実行する。
リソース一括確保判断部433は、これからメディアを複製しようとする複数の複製先移動端末12に関する位置情報や、解像度に関する情報に基づいて、一括してリソースを確保できるか否かの判断を行う。その結果、リソース一括確保判断部433が一括してベアラ用のリソースを確保できる旨を判断した場合には、次のステップS13へ移行する。一方、リソース一括確保判断部433が一括してリソースを確保できない旨を判断した場合には、以降の処理を終了する。
なお、このステップS12において、リソース一括確保判断部433による判断時には、図4に示すように、複製するメディアのIP、Port、src等の情報をメディアサーバ44から取得し、これらを参照するようにしてもよい。
ステップS13へ移行した場合には、連携制御サーバ43におけるリソース確保要求部434は、一括リソース確保要求のメッセージ信号を生成し、これをメッセージ処理部436、PCRF側通信I/F431を介してリソース管理ノード32へ送信する。この一括リソース確保要求のメッセージ内には、メディアサーバ44から取得した、複製するメディアのIP、Port、src/dst、必要帯域、Codec等の情報を複製される複数の複製先移動端末12の分だけ含めている。リソース管理ノード32は、一括リソース確保要求をSCCAS側通信I/F324を介して受信し、メッセージ処理部322を介してこれを解読し、これを拡張リソース確保要求部323に転送する。拡張リソース確保要求部323は、この一括リソース確保要求のメッセージに基づいて、リソース確保のためのポリシー設定情報(QoS情報)を生成する。拡張リソース確保要求部323は、この生成したQoS情報をメッセージ処理部322、ゲートウェイ側通信I/F321を介して、P−GW34へ送信する。
P−GW34は、ステップS14において、PCRF側通信I/F342を介して、リソース管理ノード32から、複数の複製先移動端末12のDedicatedベアラ設定情報を含むメッセージが含められたQoS情報を受信する。拡張リソース確保実行部344は、このQoS情報に基づいて、複数の複製先移動端末12のポリシー設定を行うことにより、一括してリソースの確保を行う。
次にステップS15へ移行し、P−GW34は、受信したQoS情報に基づいて生成したベアラ設定要求を、S−GW33へ送信する。このベアラ設定要求の中には、複数の複製先移動端末12のベアラ設定情報が含まれる。これらP−GW34とS−GW33との間における信号の送受信は、ゲートウェイ装置側通信I/F341、ゲートウェイ装置側通信I/F336との間で行われる。
次にステップS16に移行し、S−GW33は、ベアラ設定要求を受信する。拡張リソース確保実行部334は、このベアラ設定要求に含まれているベアラ設定情報に基づいて、複数の複製先移動端末12の専用ベアラの設定を行うことにより、一括してリソースの確保を行う。
次にステップS17へ移行し、S−GW33は、移動管理ノード31に対して上述したベアラ設定要求を移動管理ノード31へ転送する。この転送時には、ゲートウェイ装置側通信I/F315、MME側通信I/F332との間で行われる。
次にステップS18へ移行し、このベアラ設定要求を受信した移動管理ノード31は、拡張リソース情報管理部313を介してこれを保持する。その後、移動管理ノード31は、S−GW33に対して、ベアラ設定要求を受信した旨のベアラ設定応答を送信するちなみに、ベアラ設定応答の中には、複数の複製先移動端末12について既にリソースを一括して確保済を示す情報が含まれている。このベアラ設定応答は、S−GW33からP−GW34を経由してリソース連携ノード32へ転送され、更に連携制御サーバ43まで送信される(ステップS19)。
以上のステップS11〜ステップS19までのプロセスを通じて、複数の複製先移動端末12全てについて、S−GW33、P−GW34内にベアラ用のリソースが確保された状態となっている。また、移動管理ノード31において全ての複数の複製先移動端末12についてベアラ設定情報が保持されている状態となっている。これらのプロセスは個々の複製先移動端末12についてそれぞれ行うのではなく、あくまで全ての複製先移動端末12について一括して同時に行うものである。これ以降のステップS20からは、実際に個々の複製先移動端末12毎に、実際にメディアを複製するためのプロセスを実行していくこととなる。図3のフローチャートでは、ステップS20以降のフローについて、一の複製先移動端末12aに着目して示しているが、他の複製先移動端末12b〜12cについても同様のフローで進行していくこととなる。
ステップS20において、先ず連携制御サーバ43は、CSCF側通信I/F437を介して、発呼要求メッセージを呼制御サーバ42へ送信する。連携制御サーバ43は、ステップS19において受信したベアラ設定応答を通じて、複数の複製先移動端末12について既にリソースを一括して確保済であることを判別している。このため、連携制御サーバ43は、発呼要求メッセージの中に、リソース確保済みであることを示すパラメータを設定しておく。
呼制御サーバ42は、受信した発呼要求メッセージP−GW34へ送信する。P−GW34は、発呼要求メッセージをIMS側通信I/F346を介して受信し、ゲートウェイ装置側通信I/F341を介してこれをS−GW33へ送信する。S−GW33は、発呼要求メッセージをゲートウェイ装置側通信I/F336を介して受信し、S−GW33と、移動管理ノード31と、複製先移動端末12との間で無線ベアラ設定が完了するまで保存する。
次にステップS21へ移行し、S−GW33は、移動管理ノード31に対して、発呼要求があった旨の着信通知メッセージを送信する。
次にステップS22へ移行し、移動管理ノード31は、基地局21を介して複製先移動端末12に対してページングを行う。
次にステップS23へ移行し、ページングを受けた複製先移動端末12は、無線ベアラの確立を要求するサービス要求メッセージを、基地局21を介して移動管理ノード31へ送信する。
次にステップS24へ移行し、移動管理ノード31における拡張リソース情報管理部313は、かかる無線ベアラ確立の要求を受けて、所定の認証等の手順を実行する。そして、この拡張リソース情報管理部313は、S−GW33のIPアドレス、デフォルトベアラ情報に加え、ステップS18において保持したベアラ設定情報を含むベアラ設定要求を基地局21へ送信する。基地局21は、このベアラ設定要求等を受けた後、これらの情報に基づいて、複製先移動端末12との間で無線ベアラを確立する。即ち、ステップS18において予めベアラ設定情報が移動管理ノード31側において保持されていることから、個々の複製先移動端末12との無線ベアラ確立時においてこれを読み出して、無線通信リンクを確立することが可能となる。
次にステップS25へ移行し、基地局21は、自身のIPアドレス、ベアラ情報等を含んだ無線ベアラ設定応答を移動管理ノード31へ返信する。
次にステップS26へ移行し、移動管理ノード31は、S−GWに対してベアラ更新要求メッセージをS−GW33へ送信する。このベアラ更新要求メッセージには、上述した基地局21のIPアドレスやベアラ情報等が含まれている。
次にステップS27へ移行し、S−GW33は、受信したベアラ更新要求メッセージに含まれる基地局21のIPアドレスやベアラ情報等に基づいて、基地局21へ向けた通信経路の設定を行う。その後、S−GW33は、当該通信経路の設定が完了した旨のベアラ更新応答を移動管理ノード31へ送信する。
次にステップS28へ移行し、ステップS20において、S−GW33において保存されていた発呼要求メッセージを、基地局21を介して複製先移動端末12へ送信する。既にステップS23における無線ベアラ設定、並びにステップS26における無線ベアラ設定更新により、S−GW33から基地局21への通信経路が確立された状態となっているため、S−GW33から基地局21を介して複製先移動端末12に向けて発呼要求メッセージを送信することが可能となる。この発呼要求メッセージを受信した複製先移動端末12には、メディアの複製のための発呼が行われることとなる。
その後のステップS29では、既にS−GW33、P−GW34においてベアラ用のリソースが確保されていることから、通常の呼確立手順よりも少ない手順を実行することで、複製先移動端末12側において、複製されたリアルタイムメディアを利用してリアルタイム通信サービスが受信可能となる。
上述したステップS11〜ステップS19までの処理を複製先移動端末12aのみならず、他の複製先移動端末12b〜12cについても同様に行う。かかる場合には、図4に示すように、メディア送信端末13から送信されるメディアの送信先変更が、連携制御サーバ43に基づいて行われる。
このように、本発明を適用した移動通信システム1では、ステップS11〜ステップS19までのプロセスを通じて、複数の複製先移動端末12全てについて、S−GW33、P−GW34内にベアラ用のリソースを一括して予め確保し、その後に、サービス制御ネットワーク4からIP移動伝達ネットワーク3を介して個々の複製先移動端末12に対してリアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う。このため、従来においては、ベアラ用のリソースを確保するための処理を個々の複製先移動端末12毎に実行しなければならず、その分においてシグナリング処理を行うサーバ側に負荷が集中してしまうところ、上述した構成からなる本発明によればシグナリング数を削減させることができるため、シグナリング処理を行うサーバ側に負荷を軽減できる。その結果、サービスを提供するまでに時間を短縮化でき、通信障害の発生も防止でき、リアルタイム通信サービスの品質の向上を実現することが可能となる。
なお、本発明においては、ステップS12における一括リソース確保判断、ステップS13の一括リソース確保要求を連携制御サーバ43が行う場合のみならず、これらをサービス制御ネットワーク4自身が行うものと考えてもよいことは勿論である。
また、S−GW33、P−GW34の何れか一方を省略してもよいことは勿論である。
1 移動通信システム
2 無線アクセスシステム
3 IP移動伝達ネットワーク
4 サービス制御ネットワーク
11 複製指示移動端末
12 複製先移動端末
13 メディア送信端末
21 基地局
31 移動管理ノード
32 リソース管理ノード
33 S−GW
34 P−GW
41 加入者データベース
42 呼制御サーバ
43 連携制御サーバ
44 メディアサーバ
312 メッセージ処理部
313 拡張リソース情報管理部
314 既存機能部
322 メッセージ処理部
323 拡張リソース確保要求部
325 既存機能部
332 メッセージ処理部
333 メッセージ処理部
334 拡張リソース確保実行部
335 既存機能部
343 メッセージ処理部
344 拡張リソース確保実行部
345 既存機能部
433 リソース一括確保判断部
434 リソース確保要求部
435 既存機能部
436 メッセージ処理部

Claims (6)

  1. IPベースのマルチメディアサービスをサポートするサービス制御ネットワークと、パケット網をサポートするIP移動伝達ネットワークと、基地局を介して上記IP移動伝達ネットワークにアクセス可能な複製指示移動端末及び複数の複製先移動端末と、を備える移動通信システムにおいて、上記IP移動伝達ネットワークは、当該ネットワーク内のリソースを管理するリソース管理ノードと、上記基地局と上記サービス制御ネットワークとを中継するゲートウェイ装置とを有し、
    上記複製指示移動端末は、自らが受信しているリアルタイムメディアを複製する複数の複製先移動端末をサービス制御ネットワークに指示する複製先指示要求を行い、
    上記複製先指示要求を受信したサービス制御ネットワークは、上記複数の複製先移動端末分のリソース確保要求を上記リソース管理ノードへ送信し、
    上記リソース管理ノードは、受信した上記リソース確保要求に基づいて上記ゲートウェイ装置に対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保するように制御し、
    上記ゲートウェイ装置により上記複数の複製先移動端末分のリソースが確保された後に、上記サービス制御ネットワークから上記IP移動伝達ネットワークを介して上記複数の複製先移動端末に対して上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行うこと
    を特徴とする移動通信システム。
  2. 上記IP移動伝達ネットワークは、更に上記各移動端末の移動を制御する移動管理ノードを有し、
    上記ゲートウェイ装置は、上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した後、当該リソースを確保した情報を含めた専用ベアラ設定情報を上記移動管理ノードに通知し、
    上記移動管理ノードは、上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う際に、上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記各移動端末との間で無線ベアラを確立すること
    を特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 上記移動管理ノードは、通知された上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記サービス制御ネットワークに対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した旨の情報が含まれたベアラ設定応答を送信し、
    上記サービス制御ネットワークは、上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う際に、受信した上記ベアラ設定応答に基づいて、上記リソースが一括して確保済みを示すパラメータを含む発呼要求メッセージを上記ゲートウェイ装置へ送信し、
    上記ゲートウェイ装置は、上記無線ベアラが確立された後、上記発呼要求メッセージを上記複数の複製先移動端末にそれぞれ送信し、
    上記複数の複製先移動端末は、上記発呼要求メッセージに含まれている上記パラメータに基づき、それぞれ上記IP移動伝達ネットワークとの間でその後リソース確保のための処理を行うことなく上記リアルタイムメディアを複製するための処理を行うこと
    を特徴とする請求項2記載の移動通信システム。
  4. IPベースのマルチメディアサービスをサポートするサービス制御ネットワークと、パケット網をサポートするIP移動伝達ネットワークと、基地局を介して上記IP移動伝達ネットワークにアクセス可能な複製指示移動端末及び複数の複製先移動端末と、を備え、上記IP移動伝達ネットワークは、当該ネットワーク内のリソースを管理するリソース管理ノードと、上記基地局と上記サービス制御ネットワークとを中継するゲートウェイ装置とを有する移動通信システムを用いた移動通信方法において、
    上記複製指示移動端末が自ら受信しているリアルタイムメディアを複製する複数の複製先移動端末をサービス制御ネットワークに指示する複製先指示要求ステップと、
    上記複製先指示要求ステップにおける上記複製先指示要求を受信したサービス制御ネットワークから、上記複数の複製先移動端末分のリソース確保要求を上記リソース管理ノードへ送信するリソース確保要求ステップと、
    上記リソース確保要求ステップにおいて上記リソース確保要求を受信した上記リソース管理ノードにより、上記リソース確保要求に基づいて上記ゲートウェイ装置に対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保するように制御するリソース一括確保ステップと、
    上記リソース一括確保ステップにおいて、上記ゲートウェイ装置により上記複数の複製先移動端末分のリソースが確保された後に、上記サービス制御ネットワークから上記IP移動伝達ネットワークを介して上記複数の複製先移動端末に対して上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行うメディア複製ステップとを有すること
    を特徴とする移動通信方法。
  5. 上記リソース一括確保ステップにおいて、上記ゲートウェイ装置により、上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した後、当該リソースを確保した情報を含めた専用ベアラ設定情報を、各移動端末の移動を制御する移動管理ノードに通知し、
    上記メディア複製ステップにおいて、上記移動管理ノードにより、上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記各移動端末との間で無線ベアラを確立すること
    を特徴とする請求項4記載の移動通信方法。
  6. 上記リソース一括確保ステップの後、上記移動管理ノードより、通知された上記専用ベアラ設定情報に基づいて上記サービス制御ネットワークに対して上記複数の複製先移動端末分のリソースを一括して確保した旨の情報が含まれたベアラ設定応答を送信するベアラ設定応答ステップを更に有し、
    上記メディア複製ステップにおいて、上記サービス制御ネットワークより上記リアルタイムメディアを複製するための処理をそれぞれ行う際に、受信した上記ベアラ設定応答に基づいて、上記リソースが一括して確保済みを示すパラメータを含む発呼要求メッセージを上記ゲートウェイ装置へ送信し、上記ゲートウェイ装置により上記無線ベアラが確立された後、上記発呼要求メッセージを上記複数の複製先移動端末にそれぞれ送信し、上記複数の複製先移動端末により、上記発呼要求メッセージに含まれている上記パラメータに基づき、それぞれ上記IP移動伝達ネットワークとの間でその後リソース確保のための処理を行うことなく上記リアルタイムメディアを複製するための処理を行うこと
    を特徴とする請求項5記載の移動通信方法。
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