JP2015095171A - トレース情報記録方法、トレース情報記録システム、トレース情報送信プログラムおよびトレース情報記録プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】OSによってトレース情報が逐次に書き出されている第1コンピュータ2は、トレース情報を時系列に沿って逐次に取得してトレース情報部分として第2コンピュータ3に送信するトレース情報取得送信部12を備える。第2コンピュータ3は、逐次に受信するトレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて記録装置6にトレース情報ファイル7として逐次に記録するトレース情報記録部26を備える。第1コンピュータ2がトレース情報をトレース期間の終了まで第2コンピュータ3に送信し続け場合と比較してCPUの能力の消費が抑えられる。またトレース情報ファイル7を逐次に利用できる。
【選択図】図1
Description
(1)前記トレース情報部分を当該トレース情報部分毎に前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(2)前記トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(3)前記トレース情報部分を、逐次に受信する前記トレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に、前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
ンピュータのCPUが消費する能力は、設定容量とトレース情報部分を送信する頻度のトレードオフとなるので、設定容量を一時記憶用バッファのバッファ容量にかかわらず柔軟に設定できれば、トレース情報の取得およびトレース情報部分の送信にかかる第1コンピュータのCPUの能力の消費を抑制することが容易となる。
(1)前記トレース情報部分を当該トレース情報部分毎に前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(2)前記トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(3)前記トレース情報部分を、逐次に受信する前記トレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に、前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
続ける場合と比較して、低く抑えることが可能となる。よって、例えば、第1コンピュータが組み込み機器であって限られているCPUの能力を複数の処理に適切に配分して全体のパフォーマンスを確保することが求められる場合などに、CPUの能力の配分を柔軟に行うことが可能となる。また、第2コンピュータのトレース情報記録部は、第1コンピュータから転送されてくるトレース情報をトレース期間の終了後に記録装置にファイルとして記録するのではなく、逐次に受信するトレース情報部分を記録装置にファイルとして逐次に記録する。従って、トレース期間の終了まで待つことなく、記録装置に記録された各ファイルの利用が可能となる。さらに、第2コンピュータでは、トレース情報部分を記録していく各ファイルの容量をデバッグに適した容量とすることができる。
数の処理に適切に配分することが可能となる。また、トレース情報部分が定期的に送信されることにより、第2コンピュータの側で定期的にファイルを作成することが可能となる。従って、第1コンピュータにおけるオペレーティングシステムの稼働状況を定期的に監視して、デバッグ等を行うことが可能となる。
に受信する前記トレース情報部分を以下の(1)から(3)のいずれか1つの記録形態で記録するトレース情報記録手段として機能させることを特徴とする。
(1)前記トレース情報部分を当該トレース情報部分毎に前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(2)前記トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(3)前記トレース情報部分を、逐次に受信する前記トレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に、前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
図1は本発明を適用した実施例1のトレース情報記録システムの概略ブロック図である。図1に示すように、トレース情報記録システム1は、第1コンピュータ2と、この第1コンピュータ2に通信可能に接続された第2コンピュータ3を備えている。第1コンピュータ2は、CPU、RAMなどのメモリを備える制御部4を中心に構成されている。制御部4ではオペレーティングシステム(以下、OSという)が動作している。本例ではOSはLinux(登録商標)である。第2コンピュータ3はCPU、RAMなどのメモリを備える制御部5と、制御部5の出力側に接続された記録装置6を備えている。記録装置6は、例えば、ハードディスクである。なお、概略ブロック図において、線状の矢印はコマンドの送受信を示し、白抜きの矢印はトレース情報の送受信を示している。
量以下の値に設定するものが選択される。
図2を参照して、トレース情報記録システム1におけるトレース情報の転送記録動作を説明する。図2は図1のトレース情報記録システム1におけるトレース情報の転送記録動作の説明図である。転送記録動作を開始する際には、まず、第2コンピュータ3から第1コンピュータ2に容量設定コマンドが送信される(ステップST1)。本例では、容量設定コマンドは設定容量をリングバッファ13のバッファ容量以下のN1バイトに設定するものである。
本例によれば、第1コンピュータ2はトレース情報をトレース期間の終了まで第2コンピュータ3に送信し続けるのではなく、設定容量をリングバッファ13のバッファ容量以下とし、第1コンピュータ2において、トレース情報をリングバッファ13から逐次に取得してトレース情報部分として第2コンピュータ3に送信している。従って、設定容量を
調整することにより、トレース情報の取得およびトレース情報部分の送信によって消費されるCPUの能力を、トレース情報を送信し続ける場合と比較して、低く抑えることが可能となる。よって、例えば、第1コンピュータ2が組み込み機器であって限られているCPUの能力を複数の処理に適切に配分して全体のパフォーマンスを確保することが求められる場合などに、CPUの能力の配分を柔軟に行うことが可能となる。
本例では、トレース情報記録部26は、トレース情報部分を複数個纏めてトレース情報ファイル7としているが、第1コンピュータ2から逐次に受信するトレース情報部分をそれぞれ記録装置6に1つのトレース情報ファイル7として記録してもよい。また、トレース情報記録部26は、逐次に受信するトレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に記録装置6にトレース情報ファイル7として逐次に記録してもよい。
図3は本発明を適用した実施例2のトレース情報記録システムの概略ブロック図である。図3に示すように、トレース情報記録システム1Aは、第1コンピュータ2と、この第1コンピュータ2に通信可能に接続された第2コンピュータ3を備えている。第1コンピュータ2は制御部4にトレース情報書き出し部11とトレース情報取得送信部12を備えている。トレース情報取得送信部12は第1コンピュータ2でトレース情報送信プログラムを動作させることにより機能している。第2コンピュータ3は制御部5にコマンド送受信部25およびトレース情報記録部26を備えている。コマンド送受信部25およびトレース情報記録部26は第2コンピュータ3でトレース情報記録プログラムを動作させることにより機能している。なお、本例のトレース情報記録システム1Aは実施例1のトレー
ス情報記録システム1Aと対応の構成を備えているので、対応する構成に同一の符号を付してその説明を省略する。
図4を参照して、トレース情報記録システム1Aにおけるトレース情報の転送記録動作を説明する。図4は図3のトレース情報記録システム1Aにおけるトレース情報の転送記録動作の説明図である。転送記録動作を開始する際には、まず、第2コンピュータ3から第1コンピュータ2に容量設定コマンドが送信される(ステップST11)。本例では、容量設定コマンドは、設定容量をリングバッファ13のバッファ容量を超え、かつ、一時記憶用バッファ20のバッファ容量以下のN2バイトに設定するものである。
本例によれば、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。また、本例によれば、第1コンピュータ2のメモリにリングバッファ13のバッファ容量を超える一時記憶用バッファ20を設け、トレース情報を時系列に沿って逐次にリングバッファ13から一時記憶用バッファ20に複製し、一時記憶用バッファ20に複製したトレース情報を設定容量毎に時系列に沿って逐次に取得してトレース情報部分としている。従って、1回に取得するトレース情報の容量(設定容量)をリングバッファ13のバッファ容量にかかわらず設定できる。ここで、トレース情報の取得およびトレース情報部分の送信に際して第1コンピュータ2のCPUが消費する能力は、設定容量とトレース情報部分を送信する頻度のトレードオフとなるので、設定容量をリングバッファ13のバッファ容量にかかわらず柔軟に設定できれば、トレース情報の取得およびトレース情報部分の送信にかかる第1コンピュータ2のCPUの能力の消費を抑制することが容易となる。
本例では、トレース情報記録部26は、トレース情報部分を複数個纏めてトレース情報ファイル7としているが、第1コンピュータ2から逐次に受信するトレース情報部分をそれぞれ記録装置6に1つのトレース情報ファイル7として記録してもよい。また、トレース情報記録部26は、逐次に受信するトレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に記録装置6にトレース情報ファイル7として逐次に記録してもよい。
本例のトレース情報記録システムの概略ブロック図は実施例1のトレース情報記録システム1の概略ブロック図である図1と同一である。すなわち、本例のトレース情報記録システム1Bは、第1コンピュータ2と、この第1コンピュータ2に通信可能に接続された第2コンピュータ3を備えている。第1コンピュータ2は制御部4にトレース情報書き出し部11とトレース情報取得送信部12を備えている。トレース情報取得送信部12は第1コンピュータ2でトレース情報送信プログラムを動作させることにより機能している。第2コンピュータ3は制御部5にコマンド送受信部25およびトレース情報記録部26を備えている。コマンド送受信部25およびトレース情報記録部26は第2コンピュータ3でトレース情報記録プログラムを動作させることにより機能している。なお、本例のトレース情報記録システム1は、実施例1のトレース情報記録システム1と同様の構成を備えているので、対応する構成に同一の符号を付してその説明を省略する。
図5を参照して、トレース情報記録システム1Bにおけるトレース情報の転送記録動作を説明する。図5は本例のトレース情報記録システム1Bにおけるトレース情報の転送記録動作の説明図である。転送記録動作を開始する際には、まず、第2コンピュータ3から第1コンピュータ2に容量設定コマンドが送信される(ステップST21)。本例では、容量設定コマンドは、設定容量をリングバッファ13のバッファ容量以下のN3バイトに設定するものである。
ース情報取得送信部12が動作する。これにより、第1コンピュータ2と第2コンピュータ3はトレース情報を送受信する転送モードに移行する(ステップST22)。次に、容量設定コマンドへの返信としてトレース情報取得送信部12から第2コンピュータ3に転送開始の通知が行われる(ステップST23)。その後、トレース情報取得送信部12は、トレース情報を容量設定コマンドにより設定された設定容量でリングバッファ13から取得したトレース情報部分を第2コンピュータ3に送信する(ステップST24)。
本例によれば、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。また、本例によれば、第1コンピュータ2において逐次に行われるトレース情報の各取得動作に際して当該トレース情報を取得する容量を第2コンピュータ3のコマンド送受信部25からの容量設定コマンドによって任意に変更することができる。従って、第1コンピュータ2と第2コンピュータ3の間の通信環境の悪化が見込まれる場合などに、一時的に第1コンピュータ2から第2コンピュータ3へ送信するトレース情報部分の容量を変化させて、通信環境からの影響を低減させることができる。
本例では、トレース情報記録部26は、逐次に受信するトレース情報部分の容量の合計が記録容量に達する毎に記録装置6にトレース情報ファイル7として逐次に記録しているが、第1コンピュータ2から逐次に受信するトレース情報部分をそれぞれ記録装置6に1つのトレース情報ファイル7として記録してもよい。また、トレース情報記録部26は、トレース情報部分を複数個纏めてトレース情報ファイル7として記録してもよい。
本例のトレース情報記録システムの概略ブロック図は実施例1のトレース情報記録システム1の概略ブロック図である図1と同一である。すなわち、本例のトレース情報記録システム1Cは、第1コンピュータ2と、この第1コンピュータ2に通信可能に接続された第2コンピュータ3を備えている。第1コンピュータ2はトレース情報書き出し部11とトレース情報取得送信部12を備えている。トレース情報取得送信部12は第1コンピュータ2でトレース情報送信プログラムを動作させることにより機能している。第2コンピュータ3はコマンド送受信部25およびトレース情報記録部26を備えている。コマンド送受信部25およびトレース情報記録部26は第2コンピュータ3でトレース情報記録プログラムを動作させることにより機能している。なお、本例のトレース情報記録システム1は、実施例1のトレース情報記録システム1と同様の構成を備えているので、対応する構成に同一の符号を付してその説明を省略する。
バイトとしている。
図6を参照して、トレース情報記録システム1Cにおけるトレース情報の転送記録動作を説明する。図6は本例のトレース情報記録システム1Cにおけるトレース情報の転送記録動作の説明図である。転送記録動作を開始する際には、まず、第2コンピュータ3から第1コンピュータ2に周期設定コマンドが送信される(ステップST31)。本例では、周期設定コマンドは、設定周期をt1秒に設定するものである。
本例によれば、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。また、本例によれば、設定周期により、トレース情報の取得およびトレース情報部分の送信によりCPUの能力が消費されるタイミングを管理することができる。また、トレース情報部分が定期的に送信されることにより、第2コンピュータ3の側で定期的にトレース情報ファイル7を作成することが可能となる。従って、第1コンピュータ2におけるOSの稼働状況を定期的に監視し、デバッグすることが可能となる。
の単位時間当たりの容量は、OSの稼働状況によって変化する。また、トレース情報はリングバッファ13に書き出されているので、トレース情報の容量がバッファ容量を超えた場合には、バッファ容量を超える容量分が逐次に消失してしまう。このような問題に対して、本例では、トレース情報取得送信部12は、設定周期に対応する期間内にリングバッファ13に書き出されるトレース情報の容量が当該リングバッファ13のバッファ容量以下の場合には、トレース情報をリングバッファ13から逐次に取得してトレース情報部分として設定周期で送信し、設定周期に対応する期間内にリングバッファ13に書き出されるトレース情報の容量が当該一時記憶用バッファのバッファ容量を超える場合には、トレース情報取得送信部12は、設定周期に拘わらずトレース情報を取得してトレース情報部分とし第2コンピュータに送信している。従って、トレース情報を喪失させてしまうことがない。
本例では、トレース情報記録部26は、逐次に受信するトレース情報部分の容量の合計が記録容量に達する毎に記録装置6にトレース情報ファイル7として逐次に記録しているが、第1コンピュータ2から逐次に受信するトレース情報部分をそれぞれ記録装置6に1つのトレース情報ファイル7として記録してもよい。また、トレース情報記録部26は、トレース情報部分を複数個纏めてトレース情報ファイル7として記録してもよい。
図7は本発明を適用した実施例5のトレース情報記録システムの概略ブロック図である。図7に示すように、トレース情報記録システム1Dは、第1コンピュータ2と、この第1コンピュータ2に通信可能に接続された第2コンピュータ3を備えている。第1コンピュータ2は制御部4にトレース情報書き出し部11とトレース情報取得送信部12を備えている。トレース情報取得送信部12は第1コンピュータ2でトレース情報送信プログラムを動作させることにより機能している。第2コンピュータ3は制御部5にコマンド送受信部25およびトレース情報記録部26を備えている。コマンド送受信部25およびトレース情報記録部26は第2コンピュータ3でトレース情報記録プログラムを動作させるこ
とにより機能している。なお、本例のトレース情報記録システム1は、実施例1のトレース情報記録システム1と同様の構成を備えているので、対応する構成に同一の符号を付してその説明を省略する。
ュータ2の暗号化鍵交換部23との間で事前にコマンドの送受信を行い、第1コンピュータ2から暗号化された状態で逐次に送信されてくるトレース情報部分を復号化するための復号化鍵を確定する。復号化鍵逐次記録部29は、トレース情報記録部26が各トレース情報部分をトレース情報ファイル7として記録する際に、記録されるトレース情報部分に対応する復号化鍵をトレース情報ファイル7と対応付けた形態で記録装置6に記録する。復号化鍵同期部30は、記録されるトレース情報部分と復号化鍵を対応付けるために、トレース情報記録部26と復号化鍵逐次記録部29を同期させる。
図8を参照して、トレース情報記録システム1Dにおけるトレース情報の転送記録動作を説明する。図8は本例のトレース情報記録システム1Dにおけるトレース情報の転送記録動作の説明図である。転送記録動作を開始する際には、まず、第2コンピュータ3から第1コンピュータ2に容量設定コマンドが送信される(ステップST41)。本例では、容量設定コマンドは、設定容量をN4バイトに設定するものである。
本例によれば、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。また、本例によれば、トレース情報部分は暗号化された状態で第1コンピュータ2から第2コンピュータ3に送信され、暗号化された状態のままで第2コンピュータ3の記録装置6に記録される。従って、第1コンピュータ2から外部に転送されるトレース情報を秘匿した状態に維持できる。また、トレース情報ファイル7の記録と同期して復号化鍵が記録装置6に記録されているので、必要な時に、復号化鍵を用いてトレース情報部分を復号して利用できる。
トレース情報記録システム1A〜1Cのそれぞれにおいて、第1コンピュータ2のトレ
ース情報取得送信部12に暗号化鍵交換部23およびトレース情報部分暗号化部24を備え、第2コンピュータ3のコマンド送受信部25に、データ復号化鍵交換部28、復号化鍵逐次記録部29、および、復号化鍵同期部30を備え、トレース情報部分を暗号化した状態で転送するように構成してもよい。
なお、トレース情報記録システム1、1A〜1Dのそれぞれの第2コンピュータ3のトレース情報記録部26は、トレース情報部分をトレース情報部分毎に記録装置にファイルとして逐次に記録するか、トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて記録装置にファイルとして逐次に記録するか、または、トレース情報部分を、逐次に受信するトレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に記録装置にファイルとして逐次に記録するものである。これに対して、トレース情報記録部26が、トレース情報部分をトレース情報部分毎に記録装置にファイルとして逐次に記録する第1トレース情報記録部、トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて記録装置にファイルとして逐次に記録する第2トレース情報記録部、および、トレース情報部分を、逐次に受信するトレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に記録装置にファイルとして逐次に記録する第3トレース情報記録部を備えており、これら第1トレース情報記録部、第2トレース情報記録部または第3トレース情報記録部を選択的に機能させるものとすることもできる。
2・・・第1コンピュータ
3・・・第2コンピュータ
4・・・第1コンピュータの制御部
5・・・第2コンピュータの制御部
6・・・記録装置
7・・・トレース情報ファイル
11・・・トレース情報書き出し部
12・・・トレース情報取得送信部(トレース情報取得送信手段・コマンド受信手段)
13・・・リングバッファ(固定容量の一時記憶用バッファ)
14・・・トレーサ動作部
15・・・コマンドシーケンス格納部
16・・・トレース情報部分送信部
17・・・データポート制御部
18・・・コマンドポート
19・・・トレース情報取得部
20・・・一時記憶用バッファ(第2の一時記憶用バッファ)
21・・・トレース情報複製部
23・・・暗号化鍵交換部
24・・・トレース情報部分暗号化部
25・・・コマンド送受信部(コマンド送信部・コマンド送信手段)
26・・・トレース情報記録部(トレース情報記録手段)
28・・・データ復号化鍵交換部
29・・・復号化鍵逐次記録部
30・・・復号化鍵同期部
Claims (12)
- 第1コンピュータにおいてオペレーティングシステムにより固定容量の一時記憶用バッファに逐次に書き出されているトレース情報を当該第1コンピュータに通信可能に接続されている第2コンピュータの記録装置に記録するトレース情報記録方法であって、
前記第1コンピュータにおいて、前記トレース情報を逐次に取得したトレース情報部分を前記第2コンピュータに送信し、
前記第2コンピュータにおいて、逐次に受信する前記トレース情報部分を以下の(1)から(3)のいずれか1つの記録形態で記録することを特徴とするトレース情報記録方法。
(1)前記トレース情報部分を当該トレース情報部分毎に前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(2)前記トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(3)前記トレース情報部分を、逐次に受信する前記トレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に、前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。 - 請求項1において、
前記トレース情報を予め定めた設定容量毎に取得して前記トレース情報部分とすることを特徴とするトレース情報記録方法。 - 請求項2において、
前記第2コンピュータは、前記設定容量を設定する容量設定コマンドを前記第1コンピュータに送信することを特徴とするトレース情報記録方法。 - 請求項1において、
前記トレース情報を予め定めた設定周期で取得して前記トレース情報部分とすることを特徴とするトレース情報記録方法。 - オペレーティングシステムによってトレース情報が逐次に書き出されている固定容量の一時記憶用バッファを備える第1コンピュータと、当該第1コンピュータと通信可能に接続されており、前記トレース情報を記録保持するための記録装置を備える第2コンピュータと、を有するトレース情報記録システムにおいて、
前記第1コンピュータは、前記トレース情報を逐次に取得したトレース情報部分を前記第2コンピュータに送信するトレース情報取得送信部を備えており、
前記第2コンピュータは、逐次に受信する前記トレース情報部分を以下の(1)から(3)のいずれか1つの記録形態で記録するトレース情報記録部を備えていることを特徴とするトレース情報記録システム。
(1)前記トレース情報部分を当該トレース情報部分毎に前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(2)前記トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(3)前記トレース情報部分を、逐次に受信する前記トレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に、前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。 - 請求項5において、
前記トレース情報取得送信部は、前記トレース情報を予め定めた設定容量毎に取得して前記トレース情報部分とすることを特徴とするトレース情報記録システム。 - 請求項6において、
前記第2コンピュータは、前記設定容量を設定する容量設定コマンドを前記第1コンピュータに送信するコマンド送信部を備えていることを特徴とするトレース情報記録システム。 - 請求項5において、
前記トレース情報取得送信部は、前記トレース情報を予め定めた設定周期で取得して前記トレース情報部分とすることを特徴とするトレース情報記録システム。 - オペレーティングシステムによってトレース情報が逐次に書き出されている固定容量の一時記憶用バッファを備える第1コンピュータを、前記トレース情報を予め定めた設定容量毎に逐次に取得したトレース情報部分を当該第1コンピュータに通信可能に接続された第2コンピュータに送信するトレース情報取得送信手段として機能させることを特徴とするトレース情報送信プログラム。
- オペレーティングシステムによってトレース情報が逐次に書き出されている固定容量の一時記憶用バッファを備える第1コンピュータを、当該第1コンピュータに通信可能に接続された第2コンピュータからの容量設定コマンドを受け付けるコマンド受信手段、および、前記トレース情報を前記容量設定コマンドにより設定される設定容量毎に逐次に取得したトレース情報部分を前記第2コンピュータに送信するトレース情報取得送信手段として機能させることを特徴とするトレース情報送信プログラム。
- オペレーティングシステムによってトレース情報が逐次に書き出されている固定容量の一時記憶用バッファを備える第1コンピュータを、前記トレース情報を予め定めた設定周期で取得したトレース情報部分を当該第1コンピュータに通信可能に接続された第2コンピュータに送信するトレース情報取得送信手段として機能させることを特徴とするトレース情報送信プログラム。
- オペレーティングシステムによってトレース情報が逐次に書き出されている固定容量の一時記憶用バッファと、前記トレース情報を逐次に取得したトレース情報部分を送信するトレース情報取得送信部とを備える第1コンピュータに通信可能に接続されており、記録装置を備える第2コンピュータを、逐次に受信する前記トレース情報部分を以下の(1)から(3)のいずれか1つの記録形態で記録するトレース情報記録手段として機能させることを特徴とするトレース情報記録プログラム。
(1)前記トレース情報部分を当該トレース情報部分毎に前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(2)前記トレース情報部分を予め設定した複数個毎に纏めて前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
(3)前記トレース情報部分を、逐次に受信する前記トレース情報部分の容量の合計が予め定めた記録容量に達する毎に、前記記録装置にファイルとして逐次に記録する。
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