JP2015095127A - タッチパネル式表示装置を備えた音声調整卓、その表示装置の制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

タッチパネル式表示装置を備えた音声調整卓、その表示装置の制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】音声調整の環境下において、誤操作を防止でき、操作性の高いタッチパネル式表示装置を備えた音声調整卓、その表示装置の制御方法、及びその制御プログラムを提供する。
【解決手段】タッチパネル式表示装置10を備えた音声調整卓であって、タッチパネル上における接触物の接触位置情報を検出する接触位置情報検出部20と、接触位置情報検出部20で検出した接触位置情報に基づいて、接触物のタッチパネル上における接触位置を確定する接触位置確定部30と、接触位置確定部30により得られた確定した接触位置に応じて表示装置10の表示面に音像定位点を移動させて表示する表示制御部40と、を備える。接触位置確定部30は、接触位置情報検出部20が検出した接触位置における検出回数をカウントし、前記検出回数が予め設定された所定値に達した場合に、前記接触位置情報検出手段が検出した前記接触位置を確定した接触位置とする座標位置カウント部33を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネル式表示装置を備えた音声調整卓、その表示装置の制御方法、及び制御プログラムに関し、特にタッチパネルからタッチ操作により、サラウンドパンのパラメータを操作することで音声調整パラメータを調整するものに関する。
音声信号の音声パラメータを調整する音声調整卓には、サラウンドパンパラメータを調整し、音場の音像位置を調整する機能を有している。すなわち、スピーカから発せられる音によって、聴取者がどの方向、距離から音が聞こえるかの音像定位位置を調整する。
従来の音声調整卓において、サラウンドパンパラメータは、音声調整卓に備えられた画面上に画像としてそのパラメータ位置を示す音像定位点が表示され、同じく音声調整卓に備えられたエンコーダーやジョイスティック等により操作されるものが主流である。その一方で近年では、タッチパネルを通じた直感的な操作により画面上の音像定位点を移動させるものも普及しつつある。
特開2013− 73365号公報
タッチパネルを備えた音声調整卓において、タッチパネルに表示された音像定位点を移動させる場合には、従来の方法では、表示された位置からタッチパネル上にタッチされ検出されたタッチ点へ音像定位点を遷移させる。しかし、この方法では、操作者が誤ってパネルに触れてしまった場合、全く意図しない位置に音像定位点が移動し、操作者がスピーカやヘッドホンを通じて聴取する音が所望の音声から大きく外れてしまうことになる。そのため、再度元の音像定位点の位置に戻さなければならないが、意図しない移動であるため正確な元の位置を把握していない場合が多く、結果として音声調整に大変な負担となっていた。
また、音像定位点の別の移動方法として、タッチパネル上の音像定位点を指でタッチし、所望の位置までドラッグ操作することで音像定位点を移動させる方法もある。しかし、この方法では、指で音像定位点を押さえるため、音像定位点が隠れてしまい、細やかな移動が困難であった。
この問題に対する技術として、特許文献1にタッチパネルに対する操作性を向上させる技術が開示されている。特許文献1では、タッチパネルに指を接触させた際に、その時に表示されているポインタの位置と指による接触位置との位置関係を維持してポインタを表示させる技術が開示されている。この技術によれば、指をポインタの表示位置以外の任意の場所に接触させて移動することで、ポインタの表示位置も指の移動に合わせて相対的に移動する。そのため、ポインタに直接指を接触させ移動させる必要がなくポインタが隠れることがないため、その操作性は向上する。
しかし、この技術を音声調整卓のサラウンドパンに適用した場合に、音声調整に起因する問題点があった。すなわち、音像定位点を相対移動させる場合には、操作者の注意はその音像定位点の方に向くため、自らの手元への注意が疎かになり誤操作が生じやすい。特に、チャタリングと呼ばれる指先の細かな振動による誤操作は、指先から離れた音像定位点を見ながらドラッグ操作をする場合に生じやすい。このため、単に相対移動させるだけでは、誤操作により細やかな音像定位点の移動が困難であった。
さらに、音像定位点が移動すれば、操作者が聴取する音も変化してくる。音声調整を目的にしていることから当然その音の変化にも注意が向くため、その分指先に対する注意が削がれ、適切な圧力で継続してタッチパネルを押圧することができなくなる。
このように、単に特許文献1の相対移動の技術を音声調整卓のサラウンドパンに適用するだけでは、音声調整の環境下では、音像定位点の移動やそれによる音の変化に集中するため、非常に誤作動が生じやすい問題があった。
また、相対移動に限らず音像定位点を移動させる際には、指先がタッチパネルにある範囲を持って接触することになるが、その接触した状態で指先がぶれる場合がある。その範囲内の座標点を接触位置として検出すると、その範囲内の各座標点に基づいて音像定位点もぶれてしまい、音声調整する上では操作者のストレスになっていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、音声調整の環境下において、誤操作を防止でき、操作性の高いタッチパネル式表示装置を備えた音声調整卓、その表示装置の制御方法、及びその制御プログラムを提供することにある。
本発明の音声調整卓は、タッチパネル式表示装置を備える音声調整卓であって、次の構成を備えることを特徴とする。
(1)タッチパネル上における接触物の接触位置情報を検出する接触位置情報検出手段。
(2)前記接触位置情報検出手段で検出した接触位置情報に基づいて、接触物のタッチパネル上における接触位置を確定する接触位置確定手段。
(3)前記接触位置確定手段により得られた確定した接触位置に応じて前記表示装置の表示面に音像定位点を移動させて表示する表示制御手段。
(4)前記接触位置確定手段に設けられ、前記接触位置情報検出手段が検出した接触位置における検出回数をカウントし、前記検出回数が予め設定された所定値に達した場合に、前記接触位置情報検出手段が検出した前記接触位置を確定した接触位置とする座標位置カウント部。
また、次の構成を備えるようにしても良い。
(5)前記接触位置確定手段は、複数の接触位置が検出された場合に、そのうちの一つの接触位置を中心にして他の接触位置が所定範囲内にあるときに、前記他の接触位置を接触位置として認識せず、前記中心とした接触位置を接触位置として認識する複数点タッチマスク処理部を有する。この場合、前記座標位置カウント部は、前記確定した接触位置における検出回数をカウントする。
(6)前記複数点タッチマスク処理部は、複数の接触位置が検出された場合に、そのうちの一つの接触位置を中心にして他の接触位置が所定範囲外にあるときに、前記中心とした接触位置と、所定範囲外にある他の接触位置とを、複数の接触位置として認識すること。
(7)前記表示制御手段は、前記音像定位点の表示位置と前記接触位置確定手段により確定した接触位置との相対位置関係を算出する相対算出部と、前記接触位置確定手段によって順次確定された接触位置情報を受信し、確定した接触位置の移動量を算出する算出部と、を有し、前記両算出部の結果から音像定位点の表示位置を決定する表示位置決定部を有する。
また、上記音声調整卓の表示装置の制御方法、及びその制御プログラムの態様も本発明に含まれる。
本発明によれば、音声調整の環境下において、誤操作を防止でき、操作性の高いタッチパネル式表示装置を備えた音声調整卓を得ることができる。また、相対移動制御の技術を用いる場合であっても、誤操作を防止でき、操作者が音声調整に集中することができる。
第1の実施形態に係る音声調整卓の全体構成を示す図である。 接触位置情報検出部のゾーン分割を示す図である。 複数点タッチマスク処理を説明するための図である。 相対移動制御を説明するための図である。 複数点タッチマスク処理部の動作の一例を示すフローチャートである。 座標・ピクセル変換部の動作の一例を示すフローチャートである。 座標位置カウント部の動作の一例を示すフローチャートである。 表示制御部の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の音声調整卓について説明する。
[1.第1の実施形態]
[1−1.構成]
図1は、本実施形態に係る音声調整卓の全体構成を示す図である。本音声調整卓は、音量や音質等のパラメータを変動させて音声信号の調整を行うものであり、特に、サラウンドパン機能を有している。すなわち、本音声調整卓は、タッチパネル式の表示装置10と音声処理部50を備え、表示装置10の表示面に対する接触物の接触位置に基づいて、表示面に画像として表示される音像定位点を移動させる。その表示された音像定位点に対応して、音声処理部50が複数のスピーカ60からの出力特性を変動させることで、聴取される音像の定位が行われる。
なお、本明細書において、接触物は、指や指先を例にして説明するが、これらに限られずタッチペンなどの操作部材を含む。
この音声調整卓は、表示装置10と音声処理部50の他に、表示装置10の表示面に対する接触物の接触位置情報を検出する接触位置情報検出部20と、接触位置情報検出部20で検出した接触位置情報に基づいて、接触物の接触位置を確定する接触位置確定部30と、接触位置確定部30から得られた確定接触位置情報に基づいて、表示装置10の表示面に文字や図形等の各種データを表示させる表示制御部40とを備えている。
(表示装置10)
表示装置10は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示装置であり、文字や画像などの各種データをその表示面に表示する。特に、本実施形態では、表示装置10は、画像として音像定位点を表示する。表示装置10に表示される座標の単位は、1024×768のピクセルである。
(接触位置情報検出部20)
接触位置情報検出部20は、表示装置10の表示面上に配置されたタッチパネルであり、透光性を有し表示装置10の表示面が視認できるように構成されている。接触位置情報検出部20は、操作者の操作を受け付ける。すなわち、タッチパネル上に指などの接触物が接触した場合にその位置(X座標、Y座標)を検出する。この検出は所定の時間間隔で定期的に行う。タッチパネルとしては、接触物が接触された場合の静電容量の変化に基づいてその位置を検出する静電容量タイプや、接触物によって押圧されたことによる抵抗値の変化に基づいてその位置を検出する抵抗膜タイプ等を用いることができる。
本実施形態の接触位置情報検出部20は、抵抗膜タイプのタッチパネルであり、上下一組のパネルに形成された透明導電膜が接触した位置を抵抗値の変化として検出する。具体的には、例えば、これらのパネルに設けられた透明導電膜が、複数の短冊状にパターン形成されており、一方のパターンがX座標回路を、他方のパターンがY座標回路を構成し、接触物によりタッチされた場所のX座標、Y座標により位置を検出する。ここでは、1024×1024の分解能で検出する。
また、接触位置情報検出部20は、複数のゾーンに分割されている。タッチパネルをどのように分割するか、またどれだけ分割するかは適宜変更可能である。本実施形態では、図2に示すように、縦横に7×10のゾーンに分割されており、各ゾーンに対応したゾーン番号が付されている。
接触位置情報検出部20は、接触位置を検出すると、その座標情報を接触位置確定部30に送信する。座標情報には、接触位置の座標点数、接触位置の(X、Y)座標データ、及びその接触位置が含まれるゾーン番号が含まれる。また、接触位置情報検出部20は、接触位置の検出がなされなくなると、その旨を知らせる座標消失情報を接触位置確定部30に送信するように構成されている。例えば、最後に検出された時刻から所定時間経過しても接触位置が検出されない場合に送信する。この所定時間は適宜変更可能である。
(接触位置確定部30)
接触位置確定部30は、接触位置情報検出部20と接続されており、接触位置情報検出部20から受信した座標情報に対して所定の処理を施して、接触位置を本確定させる。すなわち、接触位置情報検出部20が検出した接触位置には、指先のブレや誤操作等により接触されたものも含まれるので、所定の処理を経ることで選別し、接触位置として確定する。具体的には、接触位置確定部30は、複数点タッチマスク処理部31と、座標・ピクセル変換部32と、座標位置カウント部33と、監視部34とを有している。
複数点タッチマスク処理部31は、指などの接触物が接触位置情報検出部20に所定の広がりをもって接触し、複数点の座標が検出された場合にマスク処理により、1点接触として認識する処理を行う。検出された座標点の中に不要なものが後段の処理に反映され、不要な音像定位点の移動を防止するためである。
検出時間間隔内で複数点の座標が検出される場合は、1つのゾーンにのみ接触する場合と、複数のゾーンに跨がる場合とに分けられる。1つのゾーンにのみ接触する場合は、検出された座標点から選別し1点接触として認識する。この選別は、抵抗値の変化が最大となる座標点を選ぶようにしても良いし、中央に位置する座標点を選ぶようにしても良い。
複数のゾーンに跨がる場合は、図3に示すように、例えば、一度の接触でゾーン番号8、9、15、16における座標4点を同時に検出した場合、ゾーン番号が最小のゾーン8に属する座標点を接触位置として認識し、他の3点は接触位置として採用しない。また、一度の接触でゾーン番号10、17における2点を同時に検出した場合も同様に、最小のゾーン10に属する座標点を接触位置として認識し、他の点は接触位置として採用しない。なお、ここではゾーン番号が最小の座標点を接触位置として認識するようにしたが、1点接触として認識する構成であれば良く、ゾーン番号が最大の座標点を接触位置として認識するようにしても良く、適宜変更可能である。
また、複数点タッチマスク処理部31は、操作者によってマルチタッチがなされたか否かを判定する。この判定は、例えば、音像定位点が複数表示される場合に、これらを同時に移動させる場合に有効になる。複数点タッチマスク処理部31は、複数の座標点のうち、ゾーン番号の最小の座標点を1点目の接触位置として認識し、次の座標点のデータを取得し、1点目の座標点を中心とした所定の範囲に取得した次座標点が含まれない場合には、その座標点を2点目の接触位置として認識するように構成されている。一方、次座標点が所定の範囲に含まれる場合には、次座標点が接触物の接触時のブレにより検出されたものとし、接触位置として認識しない。
座標点が3点ある場合は、3点目の座標点が、接触位置として認識された1点目、2点目の座標点をそれぞれ中心として所定の範囲に含まれるか否かを判定し接触位置として認識するか否かを決定する。座標点が4点以上ある場合も同様の処理を行う。上記の所定の範囲は、指などの接触物が接触位置情報検出部20に接触した場合にぶれる範囲を予め測定しておき、その範囲をマルチタッチの判定基準の範囲として設定する。
複数点タッチマスク処理部31は、上記のように認識した接触位置の情報(座標データ)を座標・ピクセル変換部32に送信する。
座標・ピクセル変換部32は、複数点タッチマスク処理部31から受信した複数の接触位置についてその全ての座標データをピクセルに変換する。本実施形態では、タッチパネルの検出分解能は1024×1024であるのに対し、表示装置10は1024×768のピクセルで分解されているため、X、Y座標のうち、一方の座標については変換を行わず、他方の座標について変換を行う。このように、座標・ピクセル変換部32は、単に座標データを変換するものであるため、タッチパネル上の各点と、表示装置10の表面の各点とはそれぞれ1対1に対応している。
座標位置カウント部33は、タッチパネルの検出感度を調整するための処理である。すなわち、操作者が少し触った程度のタッチでは簡単に動作させたくない場合に有効な処理であり、誤操作やチャタリング防止のための処理である。
具体的には、接触位置情報検出部20が検出した接触位置情報に含まれる各タッチ点の座標において、連続して接触が検出された回数をカウントするカウント部33aと、そのカウント回数を記録する記録部33bと、カウント回数が予め設定した設定回数に達したか否かを判定する接触位置決定部33cとを有する。
記録部33bには、接触位置決定部33cの判定基準となる設定回数が予め記憶されている。また、記録部33bには、カウント回数を記録するデータ列が設けられており、カウント部33aのカウントに応じてその回数を記録する。本確定とする設定回数は任意の回数を設定可能であるが、例えば、3回とする。接触位置決定部33cが設定回数を連続検出した場合にその座標点を接触位置として本確定する。
監視部34は、接触位置情報検出部20からの座標消失情報を受信する。これにより、接触位置確定部30は、接触物が接触位置情報検出部20から離れたことを検知する。
上記のように、接触位置確定部30は、本確定した接触位置の座標データを含んだ座標情報を表示制御部40に送信する。また、接触位置確定部30は、接触位置情報検出部20からの座標消失情報を受信し、この座標消失情報を表示制御部40に送信する。
(表示制御部40)
表示制御部40は、接触位置確定部30と接続されており、接触位置確定部30から順次受信する座標情報及び座標消失情報に応じて、表示装置10の表示面に各種データ(例えば音像定位点)を表示する。表示制御部40は、接触位置確定部30から受信した座標情報を時刻と紐付けて記憶しておく記憶部41と、直前に記憶した座標データと、その次に受信した座標データとの差分を算出する算出部42と、算出部42が算出した差分がゼロか否かを判定する判定部43とを有している。
算出部42は、直前に記憶した座標を起点にして、その次に受信した座標までの距離と、その方向とを算出する。例えば、直前の座標(X0、Y0)から次座標(X1、Y1)へのベクトルを算出する。判定部43の判定する差分は、算出部42が算出した距離である。
表示制御部40は、判定部43において差分がゼロと判定した場合は、接触物がその接触位置において通常のタッチ若しくは長押しをしていると検知する。一方、判定部43において差分がゼロでないと判定した場合は、接触位置の移動を検知する。すなわち、元の接触位置から一旦指を離して別の位置に触れられたことによる接触位置の遷移、若しくは、ドラッグ操作による接触位置の移動を検知する。これらの接触位置の移動の検知は、移動対象を元の接触位置から算出部42が算出したベクトル分移動させることによってその表示位置に反映される。その表示位置の制御態様には、次の2つの制御態様がある。
すなわち、表示制御部40は、通常制御モードと相対移動制御モードの制御態様を有する。制御態様の切り替えは、例えば、音像の定位処理を開始する際の表示画面にモード切替ボタンを表示させておき、このモード切替ボタンのオンオフにより、何れか一方のモードに切り替える。なお、複数点タッチマスク処理部31、座標・ピクセル変換部32、座標位置カウント部33は、何れのモードにおいても同様に作用する。
通常制御モードの場合、指などの接触物による本確定の接触位置が、音像定位点の位置と異なる場合には、音像定位点の位置をその元の位置から、接触位置確定部30から受信した座標情報に含まれる確定された接触位置に遷移させる。また、確定された接触位置が音像定位点の位置と一致する場合には、接触物のドラッグ操作に応じて音像定位点を移動させ、被接触物が表示面から離れた位置をその操作における最終表示位置とする。なお、この通常制御モードについては、従来技術と同様なものであるから、その構成については省略する。
一方、相対移動制御モードの場合、図4に示すように、タッチパネル上にタッチされた任意の接触位置Aと音像定位点の表示位置A’との位置関係を維持した状態で、接触位置の移動に合わせて音像定位点の表示位置を移動させる。図4は、接触位置Aから接触位置Bへ指をドラッグ操作させた場合に、音像定位点の元の表示位置A’から、接触位置A表示位置A’の相対位置関係を維持した状態で音像定位点の表示位置B’へ移動させている。
上記のような相対移動制御モードを実現するために本実施形態の表示制御部40は、音像定位点の表示位置と接触位置との相対的な方向と距離を算出する相対算出部44と表示位置決定部45とをさらに有し、相対算出部44により接触位置から表示位置へのベクトルを算出する。相対算出部44は算出部42へこのベクトル情報を送信し、算出部42は受信したベクトルと、接触位置の移動によるベクトルとを加算する。表示位置決定部45はこの加算を受けて音像定位点の新たな表示位置を決定する。表示制御部40は、この決定に基づき表示装置10の新たな座標上に音像定位点を表示させる。
上記の構成は、タッチ点が1点の場合の他、マルチタッチの場合にも当てはまる。但し、1点目の接触位置を一方の音像定位点と対応させ、2点目の接触位置を他方の音像定位点と対応させる。一方の音像定位点は1点目の接触位置の移動に対応して移動し、他方の音像定位点は2点目の接触位置の移動に対応して移動する。
なお、上記表示制御部40の説明では、ドラッグ操作に対する相対移動制御モードについて説明したが、これに限定されない。すなわち、指先で最初に接触位置Aにタッチした後パネル上から指先を離し、その後別の接触位置Bにタッチすると、その分音像定位点も相対的に移動する場合も含まれる。
音声処理部50は、音像定位点の表示位置に応じて音声信号の音声パラメータを調整する。すなわち、音声処理部50は、表示制御部40から音像定位点の表示位置情報を受信しこれに基づいて音声調整する。音声処理部50は、調整された音声信号をスピーカ60へ出力する。
[1−2.動作]
以下、図5〜図8を参照しながら、本実施形態の音声調整卓の動作を説明する。例として、接触位置情報検出部20に対する操作者のドラッグ操作により表示装置10の表示画面に表示された音像定位点が相対的に移動する動作について説明する。まず、タッチ検出について説明し、次に、表示制御のための接触位置本確定等の前処理について説明する。最後に、ドラッグ操作に応じて音像定位点を相対移動させる表示制御について説明する。なお、以下の動作フローはあくまで一例であり、本発明の動作の順番を限定するものではにない。
(タッチ検出)
図5に示すように、まず、操作者によって接触位置情報検出部20がタッチされると、その接触位置を検出し、その座標情報を接触位置確定部30の複数点タッチマスク処理部31に送信する(ステップS01)。通常、指先でタッチされる場合には、その接触部分にある程度の広がりがあり、複数の座標点が含まれる。複数点タッチマスク処理部31は、受信した座標情報から座標点数が複数点あるか否かを判定する(ステップS02)。座標点数が1点の場合は(ステップS02のNO)、接触位置として仮確定とする(ステップS03)。座標点数が複数ある場合は(ステップS02のYES)、ゾーン番号が最小の座標点の座標データを取得し(ステップS04)、1点目の接触位置として仮確定する(ステップS05)。次いで、次にゾーン番号が小さい座標点の座標データを取得し(ステップS06)、その座標点が1点目の座標点を中心とした所定の範囲内か否かを判定する(ステップS07)。
所定範囲内の場合は(ステップS07のYES)、タッチのブレと判断し、その座標データを破棄し(ステップS08)、残りの座標点があるかを判定する(ステップS09)。所定範囲外の場合は(ステップS07のNO)、マルチタッチと判断し、2点目の接触位置として仮確定し(ステップS10)、残りの座標点があるかを判定する(ステップS09)。残りの座標点がある場合は(ステップS09のYES)、ステップS06〜ステップS10を繰り返す。残りの座標点が無い場合は(ステップS09のNO、ステップS03)、仮確定した接触位置の座標情報を座標・ピクセル変換部32に送信する(ステップS11)。
(前処理)
以下では、説明の便宜のため、仮確定のタッチ点は1点である場合について説明する。
座標・ピクセル変換部32は、接触位置情報検出部20から座標情報を受信すると、図6に示すように、仮確定の座標点におけるX座標及びY座標を取得し(ステップS21)、ピクセルデータに変換する(ステップS22)。本実施形態ではY座標について、Y座標×0.75の演算を行う。なお、この0.75は、接触位置情報検出部20のY軸分解能1024を、表示装置10の表示画面のY軸分解能768に変換することから得られる(768/1024=0.75)。変換後は、座標情報を座標位置カウント部33へ送信する(ステップS23)。
図7に示すように、座標位置カウント部33は、座標情報を順次受信し、記録部のデータ列にその座標情報に含まれる座標点において連続検出された回数を記録する(ステップS31)。次いで、その連続検出回数が設定回数以上かを判定する(ステップS32)。設定回数未満の場合(ステップS32のNO)、連続検出された座標点は誤操作によるものであると判定し、座標情報を破棄し、表示制御部40には送信しない(ステップS33)。設定回数以上の場合(ステップS32のYES)、その座標点を接触位置であると本確定し(ステップS34)、その座標情報を表示制御部40に送信する(ステップS35)。
(表示制御)
表示制御部40は、相対移動制御モードに移行した際に(ステップS41)、接触位置確定部30から座標情報を受信し(ステップS42)、相対算出部44によってその確定した接触位置から音像定位点の表示位置へのベクトルを算出する(ステップS43)。また、接触位置確定部30からの座標情報の受信に応じて、順次その座標情報を記憶部41に記憶し(ステップS44)、直前に記憶した座標から次に受信した座標へのベクトルを算出する(ステップS45)。算出部42は、接触位置の移動を示すベクトルと、相対算出部44から得られた接触位置と音像定位点の表示位置との相対関係を示すベクトルとを加算し(ステップS46)、移動先の音像定位点の表示位置を決定する(ステップS47)。表示制御部40は、この決定された位置に音像定位点を表示装置10の表示画面に表示させる(ステップS48)。表示制御部40は、この決定された位置情報を音声処理部50へ送信する(ステップS49)。そして、音声処理部50は、その受信した位置情報に基づいて音声信号を調整し、スピーカ60を通じて調整された音声信号を再生させる。
さらに、表示制御部40は、接触位置確定部30から座標消失情報を受信したか否かを判定する(ステップS50)。すなわち、指がタッチパネルに接触した状態から離れると(例えば図4の点B)、接触位置検出部20が座標消失情報を接触位置確定部30に送信し、監視部34により指が離れたことを検知する。また、接触位置確定部30が座標消失情報を表示制御部40へ送信する。このため、表示制御部40が座標消失情報を受信した場合には(ステップS50のYES)、最終的な音像定位点の表示位置(例えば図4の点B’)が決まる。表示制御部40が座標消失情報を受信しない場合には(ステップS50のNO)、ステップS42〜ステップS49を繰り返す。
(マルチタッチについて)
上記の構成並びに動作は、主にシングルタッチの場合について説明したが、マルチタッチの場合についても同様である。すなわち、音像定位の箇所が右チャンネルと左チャンネルのように複数個存在する場合、それに応じてタッチパネルにも複数の音像定位点が表示されている。そのような状況下において、操作者が複数の指(例えば2本とする)をタッチパネルに同時に接触させた場合、2つの指の位置をマルチタッチと判定する。この場合、各指のタッチ位置の確定は、前記シングルタッチの場合と同様に、座標位置カウント部33によるカウント数に基づいて行い、また、マルチタッチか否かは、複数点タッチマスク処理部31における接触位置の座標が所定の範囲に含まれるか否かを判定する処理によって行う。
このようにして、マルチタッチの複数点の座標が検出された後は、この複数点の座標と、既に表示されている現在の2チャンネル分の音像定位点の表示位置とを対応させて、マルチタッチの複数点の移動に従って、音像定位点の表示位置を移動させると共に、それに対応してスピーカ60から出力される音声出力特性を変更させる。
この場合のマルチタッチの複数点の移動と、タッチパネル上における音像定位点の移動の対応方法としては、種々のものが考えられる。例えば、予め、マルチタッチにおいて指を接触した順番と、複数の音像定位点の順番とを対応させておき、各指の移動量に従ってそれに対応する音像定位置を移動させることができる。その場合、前記のシングルタッチにおいて採用した相対移動制御モードと同様に、個々の指先と音像定位点とはそれぞれ対応し、独立に移動する。その結果、複数の音像定位点を複数の指先で同時に移動させることができる。
[1−3.作用・効果]
(1)本実施形態の音声調整卓は、接触位置情報検出部20が検出した接触位置における検出回数をカウントし、所定回数に達した場合に確定した接触位置とする座標位置カウント部33を有することにより、操作者が誤ってタッチパネルに触れてしまった場合の不必要な音像定位点の移動を防止することができる。そのため、意図せず音声が変化することも、再度元の音像定位点の位置に戻す必要もなくなるため、音声調整のための負担やストレスが軽減する。換言すれば、音声調整において、操作者の意図が反映された操作が音像定位点の移動として確実に反映することができる音声調整卓を得ることができる。
(2)接触位置確定部30は、複数の接触位置が検出された場合に、そのうちの一つの接触位置を中心にして他の接触位置が所定範囲内にあるときに、前記他の接触位置を接触位置として認識せず、前記中心とした接触位置を接触位置として認識する複数点タッチマスク処理部31を有するようにした。これにより、タッチパネルに指先が接触した状態でぶれてしまう場合に、そのぶれが音像定位点の表示位置に反映されずに済む。そのため、操作者の誤操作を防止することができ、音声調整の負担を軽減させることができる。
(3)さらに、複数点タッチマスク処理部31は、複数の接触位置が検出された場合に、そのうちの一つの接触位置を中心にして他の接触位置が所定範囲外にあるときに、前記中心とした接触位置と、所定範囲外にある他の接触位置とを、複数の接触位置として認識するようにした。これにより、所定範囲外にある場合は、指先のぶれによる接触ではなく、意図的なマルチタッチであると判定することができる。また、座標位置カウント部33の処理との組み合わせにより、マルチタッチであることをより確実に判定することができる。その結果、音声調整において、例えば、音像定位点が複数あり操作者の注意が分散する場合であっても、複数の音像定位点の移動に際し、誤操作を防止でき、音声調整の負担を軽減させることができる。
(4)表示制御部40が算出部42と相対算出部44を有し、操作者の操作に応じて、音像定位点の表示位置を相対的に移動させる場合、本実施形態では、座標位置カウント部33を有しているので、誤操作を防止できる。すなわち、相対移動させる場合は、操作者は移動対象となる音像定位点の動きに注意が向くため、自らの手元への注意が疎かになり誤操作が生じやすい環境下にあるが、座標位置カウント部33により不必要な操作が除かれる。従って、操作者の意図が反映されやすくなるため、操作性が向上する。さらに、操作性が向上することにより、操作者は音像定位点の移動による音の変化に安心して注意を向けられるため、音声調整の負担やストレスが軽減させることができる。
[2.他の実施形態]
(1)第1の実施形態では、複数点タッチマスク処理部31は、ゾーン番号が最小の座標点を接触位置として採用する構成を例示したが、接触位置情報検出部20の座標情報に、検出座標における検出物理量の変化も情報として含ませ、この検出物理量の変化が最も大きい座標点を接触位置として認識する構成にしても良い。なお、検出物理量とは、タッチパネルが抵抗膜タイプの場合は抵抗値であり、静電容量タイプの場合は静電容量である。
(2)第1の実施形態では、座標位置カウント部33は、パネル上の何れかの座標点において連続検出した回数により確定された接触位置とするように構成したが、さらなる条件を付加しても良い。例えば、確実にタッチされる場合には、一定以上の力で押圧されることになる。そのため、タッチパネルが抵抗膜タイプの場合には、抵抗値の変化が所定の大きさ以上になる場合に、その接触位置をカウントする。タッチパネルが静電容量タイプの場合は、静電容量変化が所定の大きさ以上になる場合に、その接触位置をカウントするように構成しても良い。このように、検出物理量が所定の値以上である場合にその接触位置をカウントするようにしても良い。この場合、予め設定する検出物理量の値は、記録部33bに記憶しておく。このような構成とすることで、より確実に誤操作を防止することができる。
(3)第1の実施形態では、音声処理部50は、音像定位点の表示位置に基づいて音声信号を調整するようにしたが、音像定位点の表示位置と確定した接触位置とは対応関係にあるため、音声処理部50は接触位置確定部30からその確定した接触位置情報を受信し、音像定位点の表示位置の移動と同時に音声信号を調整するようにしても良い。
(4)第1の実施形態では、表示制御部40が記憶部41、算出部42、判定部43及び相対算出部44を有するようにしたが、接触位置確定部30がこれらの各部を有するように構成しても良い。
(5)第1の実施形態では、マルチタッチの場合の移動は、各タッチ点に対応させて音像定位点の表示位置をそれぞれ独立に移動させるようにしたが、複数の音像定位点の相対的な位置関係を保ったまま、タッチパネル上において同時に移動させることもできる。タッチ点の何れか一つの移動に合わせて音像定位点を相対移動させるようにしても良い。すなわち、マルチタッチが検出されると、表示制御部40はマルチタッチによる操作が行われることを検知できる。表示制御部40はこの検知を受けて、何れか一つのタッチ点のドラッグ操作で移動した分だけ、各音像定位点の相対位置関係を維持しつつ、これらを同時に移動させるように構成しても良い。なお、移動させる何れか一つのタッチ点を決めた後は、前記のような移動は、他のタッチ点を離しても可能である。相対移動の終了は、前記の決めた一点を離したときに終了する。
10 表示装置
20 接触位置情報検出部
30 接触位置確定部
31 複数点タッチマスク処理部
32 座標・ピクセル変換部
33 座標位置カウント部
33a カウント部
33b 記録部
33c 接触位置決定部
34 監視部
40 表示制御部
41 記憶部
42 算出部
43 判定部
44 相対算出部
50 音声処理部
60 スピーカ

Claims (6)

  1. タッチパネル式表示装置を備えた音声調整卓であって、
    タッチパネル上における接触物の接触位置情報を検出する接触位置情報検出手段と、
    前記接触位置情報検出手段で検出した接触位置情報に基づいて、接触物のタッチパネル上における接触位置を確定する接触位置確定手段と、
    前記接触位置確定手段により得られた確定した接触位置に応じて前記表示装置の表示面に音像定位点を移動させて表示する表示制御手段と、を備え、
    前記接触位置確定手段は、前記接触位置情報検出手段が検出した接触位置における検出回数をカウントし、前記検出回数が予め設定された所定値に達した場合に、前記接触位置情報検出手段が検出した前記接触位置を確定した接触位置とする座標位置カウント部を有することを特徴とする音声調整卓。
  2. 前記接触位置確定手段は、複数の接触位置が検出された場合に、そのうちの一つの接触位置を中心にして他の接触位置が所定範囲内にあるときに、前記他の接触位置を接触位置として認識せず、前記中心とした接触位置を接触位置として認識する複数点タッチマスク処理部を有し、
    前記座標位置カウント部は、前記確定した接触位置における検出回数をカウントすることを特徴とする請求項1に記載の音声調整卓。
  3. 前記複数点タッチマスク処理部は、複数の接触位置が検出された場合に、そのうちの一つの接触位置を中心にして他の接触位置が所定範囲外にあるときに、前記中心とした接触位置と、所定範囲外にある他の接触位置とを、複数の接触位置として認識することを特徴とする請求項2に記載の音声調整卓。
  4. 前記表示制御手段は、前記音像定位点の表示位置と前記接触位置確定手段により確定した接触位置との相対位置関係を算出する相対算出部と、前記接触位置確定手段によって順次確定された接触位置情報を受信し、確定した接触位置の移動量を算出する算出部と、を有し、前記両算出部の結果から音像定位点の表示位置を決定する表示位置決定部と、を有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の音声調整卓。
  5. タッチパネル式表示装置を備える音声調整卓における前記表示装置の制御方法であって、
    タッチパネル上における接触物の接触位置情報を検出する接触位置情報検出ステップと、
    前記接触位置情報検出ステップで検出した接触位置情報に基づいて、接触物のタッチパネル上における接触位置を確定する接触位置確定ステップと、
    前記接触位置確定ステップにより得られた確定した接触位置に応じて前記表示装置の表示面に音像定位点を移動させて表示する表示制御ステップと、を備え、
    前記接触位置確定ステップは、前記接触位置情報検出ステップが検出した接触位置における検出回数をカウントするステップと、前記検出回数が予め設定された所定値に達した場合に、前記接触位置情報検出手段が検出した前記接触位置を確定した接触位置とするステップと、を有することを特徴とする表示装置の制御方法。
  6. タッチパネル式表示装置と、接触物の接触位置情報を検出する接触位置情報検出手段とを備える音声調整卓の前記表示装置の制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記接触位置情報検出手段で検出した接触位置情報に基づいて、接触物のタッチパネル上における接触位置を確定する接触位置確定処理と、
    前記接触位置確定処理により得られた確定した接触位置に応じて前記表示装置の表示面に音像定位点を移動させて表示する表示制御処理と、を実行させ、
    前記接触位置確定処理は、前記接触位置情報検出手段が検出した接触位置における検出回数をカウントする処理と、前記検出回数が予め設定された所定値に達した場合に、前記接触位置情報検出手段が検出した前記接触位置を確定した接触位置とする処理とを行うことを特徴とする表示装置の制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2017013952A1 (ja) * 2015-07-17 2018-04-19 富士電機株式会社 光学式タッチパネル及び自動販売機

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