JP2015091160A - 頂部設備取付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電柱の頂部に設置する際や経時変化等によっても下がり難くできると共に、重量をなるべく軽量化することができる頂部設備取付け装置を提供すること。【解決手段】電柱などの支柱2の頂部に架空地線等の頂部設備を取り付けるための頂部設備取付け装置1’であって、支柱2の頂部に装着して、その頂部に巻き付けて固定するバンド部材11と、支柱2の頂部から離隔するようにバンド部材1から上方へ延びる離隔部材12’と、離隔部材12’の上部に設けられ架空地線を支持する架空地線支持部材15と、離隔部材12’におけるバンド部材1の取付け場所よりも上方に取り付けられ、支柱2の頂部側に突出して、支柱2の頂部に当接するストッパ部材14とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、電柱などの支柱の頂部(頭部)にアンテナや架空地線(架空電線)等の頂部設備を取り付けるための頂部設備取付け装置に関する。
電柱などの支柱の頂部にアンテナ等の頂部設備を取り付けるための頂部設備取付け装置として、2分割された大径筒部および小径筒部を有する支柱金具を有し、これらをボルトおよびナットにより締め付けてアンテナを取り付けると共に、電柱などの支柱に取り付けるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭53−154394号公報
ところで、電柱所有者の規定には、例えば、電柱の頂部にアンテナや架空地線等の頂部設備や金具を取り付ける場合、頂部設備や金具とその下方の高圧送電線との接触事故などの防止を目的した高圧配電規格の保護する規定がある。この規定は、高圧送電線から所定長以上の離隔を確保してアンテナや架空地線等の頂部設備や金具を設置することを決めている。
そのため、頂部設備取付け装置を電柱の頂部に設置する際や、経時変化等によって本装置が下がった場合、上述の電柱所有者の規定を満足できなくなると共に、高圧送電線によって頂部設備取付け装置によって取り付けているアンテナ等の頂部設備に悪影響を与える恐れがあるという問題がある。
また、前述の特許文献1に記載の頂部設備取付け装置では、支柱の頂部のほとんどを覆っているため、重量が増大し、作業性が悪いという問題もある。
さらに、電柱など支柱の頂部は、モルタル等で形成されているが、そのモルタルにはバラつきがあり、支柱の高さが異なる場合があるが、前述の特許文献1に記載の頂部設備取付け装置では、支柱の頂部に支柱金具の大径筒部から小径筒部に亘る傾斜部を当接して支柱の頂部に装着しているため、支柱頂部のモルタルのバラつきに応じて上下方向の調整はできないという問題もある。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、電柱の頂部に設置する際や経時変化等によっても下がり難くできると共に、重量をなるべく軽量化することができる頂部設備取付け装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る頂部設備取付け装置は、電柱などの支柱の頂部にアンテナや架空地線等の頂部設備を取り付けるための頂部設備取付け装置であって、支柱の頂部に装着して、その頂部に巻き付けて固定するバンド部材と、支柱の頂部から離隔するようにバンド部材から上方へ延びる少なくとも一対の離隔部材と、前記離隔部材の上部に設けられ前記頂部設備を支持する頂部設備支持部材と、前記離隔部材におけるバンド部材の取付け場所よりも上方に取り付けられ、支柱の頂部側に突出して、支柱の頂部に当接するストッパ部材と、を有することを特徴とする。
ここで、前記ストッパ部材は、前記離隔部材にボルト孔を介しボルトおよびナットによりそれぞれ取り付けられ、そのボルト孔の位置が中心よりズレており、回転させて支柱の頂部に当接する部分の高さを変えることにより支柱に対する本装置の取付け高さを調整可能にすると良い。
また、ストッパ部材は、上下方向の中心よりずらした位置にボルト孔が設けられた背板と、その背板の両側から折れ曲がって支柱の頂部に当接するように突出した一対の側板とから構成されているとさらに良い。
また、前記頂部設備は、棒状アンテナであって、前記離隔部材は、細幅の長尺で支柱を挟みほぼ180度対向する箇所に設けられる一対の長尺細幅離隔部材と、細幅の長尺で一対の長尺細幅離隔部材に対してはそれぞれほぼ90度ずれた箇所で、かつ、支柱を挟みほぼ180度対向する箇所に設けられ、一対の長尺細幅離隔部材よりも短い一対の短尺細幅離隔部材と、一対の短尺細幅離隔部材の上部をそれぞれ両側の一対の長尺細幅離隔部材に連結する一対の連結金具とを有し、当該一対の連結金具は、前記頂部設備支持部材によって挟持された前記棒状アンテナの下端部よりも下方の位置で一対の短尺細幅離隔部材の上部をそれぞれ両側の一対の長尺細幅離隔部材に連結するとさらに良い。
また、ストッパ部材は、一対の短尺細幅離隔部材それぞれに設けられると良い。
また、前記頂部設備は、架空地線であって、前記離隔部材は、細幅の長尺で支柱を挟みほぼ等角度で設けられる長尺細幅離隔部材と、その長尺細幅離隔部材の上部に設けられ、ガイシにより前記架空地線を掛止する架空地線掛止部材とを有していても良い。
本発明に係る頂部設備取付け装置では、離隔部材の上部に設けられアンテナの基部を挟持する頂部設備支持部材と、離隔部材にボルト孔を介しボルトおよびナットにより取り付けられ、そのボルト孔の位置が中心よりズレており、回転させて支柱の頂部に当接する部分の高さを変えることにより支柱に対する本装置の取付け高さを調整可能なストッパ部材を設けたため、支柱頂部のモルタルのバラつきに応じて上下方向の調整を簡単に実行することができると共に、重量をなるべく軽量化することができる。
本発明に係る実施の形態1の頂部設備取付け装置の正面図である。 本発明に係る実施の形態1の頂部設備取付け装置の側面図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施の形態1の頂部設備取付け装置のストッパ部材の平面図、正面図、側面図である。 (a),(b)それぞれ図2におけるA部分の拡大図であって、本発明に係る実施の形態1の頂部設備取付け装置による高さ調整状態を示す図である。 本発明に係る実施の形態2の頂部設備取付け装置の正面図である。 本発明に係る実施の形態2の頂部設備取付け装置の平面図である。 本発明に係る実施の形態2の頂部設備取付け装置の側面図である。
次に、本発明に係る頂部設備取付け装置の実施の形態1,2について説明する。尚、実施の形態1では頂部設備として棒状アンテナを取付け、実施の形態2では頂部設備として架空地線(架空電線)を取付けるものとして説明するが、本発明では、取付ける頂部設備として棒状アンテナと架空地線(架空電線)に限定されるものではない。
<実施の形態1>
実施の形態1の頂部設備取付け装置1は、図1および図2に示すように、電柱などの支柱2の頂部に棒状アンテナ3を取り付けるためのもので、バンド部材11と、離隔部材12と、棒状アンテナ支持部材13と、ストッパ部材14等を有する。
バンド部材11は、支柱2の頂部に装着して、その頂部に巻き付けてボルトやナット等により固定する周知のもので、実施の形態1では、所定間隔だけ離して上下2箇所に設けられている。
離隔部材12は、その基部がバンド部材11に取付けられ、上方へ行くに従い次第に支柱2の中心に近付くように斜めに延びるもので、この実施の形態1では、一対の長尺細幅離隔部材12a,12aと、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bと、一対の連結金具12c,12c等から構成される。
一対の長尺細幅離隔部材12a,12aは、それぞれ、薄板状で細幅の長尺で支柱2を挟みほぼ180度対向する箇所に設けられるものである。
一対の短尺細幅離隔部材12b,12bは、それぞれ、一対の長尺細幅離隔部材12a,12aと同じ薄板状でかつ細幅の短尺で、一対の長尺細幅離隔部材12a,12aに対してはそれぞれほぼ90度ずれた箇所で、かつ、支柱2を挟みほぼ180度対向する箇所に設けられ、一対の長尺細幅離隔部材12a,12aよりも短く構成されている。なお、長尺細幅離隔部材12a,12aや短尺細幅離隔部材12b,12bに、後述する実施の形態2のようにハンドル12eを取付けても良い。
一対の連結金具12c,12cは、一対の長尺細幅離隔部材12a,12aにおける一対の短尺細幅離隔部材12b,12bの先端部の高さに取り付けられ、それぞれ、その両側において一対の短尺細幅離隔部材12b,12bの先端部に連結されるように構成されている。
なお、長尺細幅離隔部材12a,12aや、短尺細幅離隔部材12b,12b、連結金具12c,12cは、互いにピンやネジ、ボルトおよびナット等によって連結される。
その際、図1および図2に示すように、一対の連結金具12c,12cは、棒状アンテナ支持部材13によって挟持された棒状アンテナ3の下端部よりも下方の位置で一対の短尺細幅離隔部材12b,12bの上部をそれぞれ両側の一対の長尺細幅離隔部材12a,12aに連結している。つまり、短尺細幅離隔部材12b,12bの長さは、長尺細幅離隔部材12a,12aの長さよりも、棒状アンテナ3の下端部の突出長さを考慮して、それより短くしている。
そのため、図1および図2に示すように、棒状アンテナ支持部材13によって挟持された棒状アンテナ3では、棒状アンテナ支持部材13より下方の棒状アンテナ支持部材13の下端部は、180度対向して設けられた一対の長尺細幅離隔部材12a,12aのみ存在し、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bには存在しないことになる。
その結果、棒状アンテナ支持部材13より下方の棒状アンテナ支持部材13の下端部では、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bの上方から作業者の手等が簡単に挿入することが可能となり、棒状アンテナ3の下端部における配線等の工事やメンテナンス作業等を実行し易いという効果がある。
棒状アンテナ支持部材13は、一対の長尺細幅離隔部材12a,12aの上部に設けられ、ボルトやナット等によって棒状アンテナ3の基部の周囲を挟持することにより支持する。
ストッパ部材14は、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bそれぞれの中央よりやや下方にボルト14cやナット14d(図4(a),(b)参照。)等により取り付けられるもので、図3(a)〜(c)に示すように、背板14aと、その背板14aの両側から折れ曲がって支柱2の頂部に当接するように突出した一対の側板14b,14bとから構成されている。なお、ストッパ部材14,14は、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bではなく、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bに設けるようにしても良い。
従って、この実施の形態1の頂部設備取付け装置1によれば、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bそれぞれに設けられたストッパ部材14,14が支柱2の頂部に当接する仮留機能によって、バンド部材11で支柱2の頭部に本締めして固定する前や、経時変化等によってバンド部材11による固定が緩んできた場合でも、頂部設備取付け装置1のずり下がりを防止できる。
そのため、電柱所有者の規定にて、例えば、頂部設備取付け装置1等の金具とその下方の高圧送電線との接触事故などの防止を目的した高圧配電規格の保護のため、高圧送電線から所定長以上の離隔を確保して頂部設備取付け装置1を設置する必要があるが、ストッパ部材14がないと、バンド部材11で支柱2の頭部に固定していない場合や、経時変化等によってバンド部材11による固定が緩んできて、頂部設備取付け装置1が下がった場合、上述の電柱所有者の規定を満足できなくなると共に、高圧送電線によって棒状アンテナ3に悪影響を与える恐れがある。
しかし、この実施の形態1の頂部設備取付け装置1では、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bそれぞれに設けたストッパ部材14,14によって本装置1のずり下がりを確実に防止できるので、上述の電柱所有者の規定を満足できると共に、高圧送電線によって棒状アンテナ3に悪影響を与えることも防止できる。
また、ストッパ部材14の背板14aには、図3(b)に示すように上下方向の中心よりずらした位置(約1/3の位置)にボルト孔14a1が設けられている。
そのため、支柱2の先端(上端)のモルタルの盛りが少ない場合は、図4(a)に示すようにボルト孔14a1の下側が長くなるようにストッパ部材14をセットする一方、支柱2の先端(上端)のモルタルの盛りが多い場合には、ボルト孔14a1を中心にストッパ部材14を180度回転させて、図4(b)に示すようにボルト孔14a1の上側が長くなるようにストッパ部材14をセットする。
そのため、このストッパ部材14によれば、支柱2の先端(上端)のモルタルに盛りのバラつきがあっても、そのバラつき応じてストッパ部材14を回転させることによって、支柱2の先端(上端)のモルタルに盛りのバラつきを吸収することが可能になり、上下方向の調整を簡単に実行することができる。
特に、このストッパ部材14は、上下方向の中心よりずらした位置にボルト孔14a1が設けられた背板14aと、その背板14aの両側から折れ曲がって支柱2の頂部に当接するように突出した一対の側板14b,14bとから構成したため、一対の側板14b,14bの上部または下部が支柱2の頂部に確実に当接して本装置1の取付け高さを確実に調整できると共に、重量の増加も抑えることができる。
また、この実施の形態1の頂部設備取付け装置1では、離隔部材11を薄板状で細幅の一対の長尺細幅離隔部材12a,12aおよび一対の短尺細幅離隔部材12b,12bにより構成したため、特許文献1の従来技術よりも部材の重量が減少し、重量をなるべく軽量化して、作業性を向上させることができる。
また、この実施の形態1の頂部設備取付け装置1では、棒状アンテナ支持部材13より下方の棒状アンテナ支持部材13の下端部には、一対の長尺細幅離隔部材12a,12aのみ存在し、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bは存在しないため、一対の短尺細幅離隔部材12b,12bの上方から作業者の手等が簡単に挿入することが可能となり、棒状アンテナ3の下端部における配線等の工事やメンテナンス作業等を実行し易いという効果もある。
また、この実施の形態1の頂部設備取付け装置1では、ストッパ部材14を一対の長尺細幅離隔部材12a,12aではなく、それよりも短く、かつ、上端部において2箇所一対の連結金具12c,12cに連結される一対の短尺細幅離隔部材12b,12bそれぞれの下部にボルト14cおよびナット14dにより取り付けているため、風の影響を受け易い高所にこの頂部設備取付け装置1を取り付ける場合にも、より風の影響を受けることなく支柱2の頂部に当接することができる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2の頂部設備取付け装置1について説明する。実施の形態2の頂部設備取付け装置1は、図5〜図7に示すように、電柱などの支柱2の頂部に架空地線(図示せず。)を取り付けるためのもので、実施の形態1の頂部設備取付け装置1と同様に、バンド部材11と、離隔部材12’と、架空地線掛止部材15と、ストッパ部材14等を有する。
なお、バンド部材11とストッパ部材14は、実施の形態1のものと共通であり、離隔部材12’と架空地線掛止部材15の構成が実施の形態1のものと異なるので、離隔部材12’と架空地線掛止部材15について説明する。
離隔部材12’は、その基部がバンド部材11に取付けられ、上方へ行くに従い次第に支柱2の中心に近付くように斜めに延びるもので、この実施の形態2では、4本の薄板状で細幅の長尺細幅離隔部材12a’と、固定用ナット12d1およびナット12d2と、ハンドル12e等から構成される。
4本の長尺細幅離隔部材12a’は、それぞれ、支柱2を挟みほぼ等角度、例えば、90度ずつ設けられるもので、下方には1本おきにハンドル12eが取り付けられている。そして、上部には、それぞれ、固定用ナット12d1が貫通する2つ前後のボルト孔が設けられており、これら90度間隔の4本の長尺細幅離隔部材12a’それぞれの先端部が寄り集まって架空地線掛止部材15の平面視正方形の掛止部材基部15aの4面に当接して固定用ナット12d1およびナット12d2で固定される。
架空地線掛止部材15は、図6等に示すように平面視正方形の短尺の角管などからなる掛止部材基部15aと、その掛止部材基部15aから水平方向にコ字状に延びるガイシ支持部15bと、ガイシ支持部15bに支持されたガイシ15cとから構成される。
よって、以上のように構成された実施の形態2の頂部設備取付け装置1’を一定間隔で並んだ電柱等の支柱2の頂部に取り付け、各頂部設備取付け装置1’の架空地線掛止部材15のガイシ15cに架空地線を掛止することにより、一定間隔で並んだ電柱等の支柱2に架空地線を這わせることができる。
従って、この実施の形態2の頂部設備取付け装置1’によれば、一定間隔で並んだ電柱等の支柱2に架空地線を這わせる際、実施の形態1の頂部設備取付け装置1と同様に、ストッパ部材14,14が支柱2の頂部に当接する仮留機能によって、バンド部材11で支柱2の頭部に本締めして固定する前や、経時変化等によってバンド部材11による固定が緩んできた場合でも、頂部設備取付け装置1’のずり下がりを防止でき、高圧送電線から所定長以上の離隔を確保して頂部設備や金具等を設置しなければいけない上述の電柱所有者の規定も満足できる。
また、実施の形態1の頂部設備取付け装置1と同様に、支柱2の先端(上端)のモルタルに盛りのバラつきがあっても、そのバラつき応じてストッパ部材14を回転させることによって、支柱2の先端(上端)のモルタルに盛りのバラつきを吸収することが可能になり、上下方向の調整を簡単に実行することができる。
1,1’ 頂部設備取付け装置
11 バンド部材
12,12’ 離隔部材
12a,12a’ 長尺細幅離隔部材
12b 短尺細幅離隔部材
12c 連結金具
12d1 固定ボルト
12d2 ナット
12e ハンドル
13 棒状アンテナ支持部材(頂部設備支持部材)
14 ストッパ部材
14a 背板
14b 側板
15 架空地線掛止部材(頂部設備支持部材)
15a 掛止部材基部
15b ガイシ支持部
15c ガイシ
2 支柱
3 棒状アンテナ(頂部設備)

Claims (6)

  1. 電柱などの支柱の頂部にアンテナや架空地線等の頂部設備を取り付けるための頂部設備取付け装置であって、
    支柱の頂部に装着して、その頂部に巻き付けて固定するバンド部材と、
    支柱の頂部から離隔するようにバンド部材から上方へ延びる少なくとも一対の離隔部材と、
    前記離隔部材の上部に設けられ前記頂部設備を支持する頂部設備支持部材と、
    前記離隔部材におけるバンド部材の取付け場所よりも上方に取り付けられ、支柱の頂部側に突出して、支柱の頂部に当接するストッパ部材と、
    を有することを特徴とする頂部設備取付け装置。
  2. 請求項1記載の頂部設備取付け装置において、
    前記ストッパ部材は、
    前記離隔部材にボルト孔を介しボルトおよびナットによりそれぞれ取り付けられ、そのボルト孔の位置が中心よりズレており、回転させて支柱の頂部に当接する部分の高さを変えることにより支柱に対する本装置の取付け高さが調整可能であることを特徴とする頂部設備取付け装置。
  3. 請求項2記載の頂部設備取付け装置において、
    ストッパ部材は、
    上下方向の中心よりずらした位置にボルト孔が設けられた背板と、
    その背板の両側から折れ曲がって支柱の頂部に当接するように突出した一対の側板とから構成されたことを特徴とする頂部設備取付け装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の頂部設備取付け装置において、
    前記頂部設備は、棒状アンテナであって、
    前記離隔部材は、
    細幅の長尺で支柱を挟みほぼ180度対向する箇所に設けられる一対の長尺細幅離隔部材と、
    細幅の長尺で一対の長尺細幅離隔部材に対してはそれぞれほぼ90度ずれた箇所で、かつ、支柱を挟みほぼ180度対向する箇所に設けられ、一対の長尺細幅離隔部材よりも短い一対の短尺細幅離隔部材と、
    一対の短尺細幅離隔部材の上部をそれぞれ両側の一対の長尺細幅離隔部材に連結する一対の連結金具とを有し、
    当該一対の連結金具は、前記頂部設備支持部材によって挟持された前記棒状アンテナの下端部よりも下方の位置で一対の短尺細幅離隔部材の上部をそれぞれ両側の一対の長尺細幅離隔部材に連結することを特徴とする頂部設備取付け装置。
  5. 請求項4記載の頂部設備取付け装置において、
    ストッパ部材は、一対の短尺細幅離隔部材それぞれに設けられることを特徴とする頂部設備取付け装置。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の頂部設備取付け装置において、
    前記頂部設備は、架空地線であって、
    前記離隔部材は、
    細幅の長尺で支柱を挟みほぼ等角度で設けられる長尺細幅離隔部材と、
    その長尺細幅離隔部材の上部に設けられ、ガイシにより前記架空地線を掛止する架空地線掛止部材とを有することを特徴とする頂部設備取付け装置。
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