JP2015090996A - 情報処理装置、及びその制御方法、プログラム、記録媒体、情報機器、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、及びその制御方法、プログラム、記録媒体、情報機器、情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の機器の中から連携動作を行う機器を決定すると共に、連携動作の処理対象となるデータを特定することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】複数の機器間で動作を連携させるための情報処理装置106は、これらの機器に対して入力された利用者であることを表す利用者データを取得し、この取得した利用者データを蓄積手段に蓄積する。情報処理装置106は、蓄積した利用者データそれぞれに対応する機器の中から、利用者データ相互の類似度に基づいて連携動作を行う機器としてカメラ100とプリンタ103を特定する。さらに、利用者データの入力条件に基づきプリンタ103が決定した連携動作の処理内容、及び、カメラ100が決定した処理対象を特定するための情報を生成し、生成した情報をカメラ100とプリンタ103それぞれに伝達する。【選択図】図1

Description

本発明は、異なる情報機器の間で連携動作を行うための技術に関する。
従来から、カメラとプリンタなどの異なる情報機器(以下、機器と称す)の間で連携して動作を行うためのシステムが提案されている。例えば、定期的に各機器からブロードキャスト送信される機器名情報を受信すると、制御情報管理サーバから取得した連動設定情報にもとづいて、連動機器に連動動作を指示するメッセージを送信する技術がある(例えば、特許文献1)。
また、他の例では、連携相手の外部機器からイベント発生の通知を受信すると、その時点における自機の状態と、該通知の送信元の機器と、該通知で知らされたイベントに対応した自機の動作が、初期設定データとして登録されているか否かを確認する。そして、条件に該当する自機の動作が登録されている場合に、該動作を実行する技術がある(例えば、特許文献2)。
特開2005−102156号公報 特開2007−110388号公報
上記の特許文献1及び特許文献2に開示された技術によれば、どの機器間で連携を行うか、及び、連携動作として具体的にどのような処理を行うかを決定することが可能となる。しかしながら、実際に連携動作を行う際には、これらの決定に加えて、動作の対象となるデータの選択をさらに必要とすることがある。
例えば、記憶装置を有するカメラとプリンタとの間で機器連携を行い、カメラ内に記録されている写真をプリンタで印刷する場合を想定する。特許文献1及び特許文献2に開示された技術を応用することで、カメラとプリンタとの間で連携動作を行うこと、及び、具体的な連携動作がカメラ内の写真のプリントであることを決定することができる。
しかし、この時点では、具体的にカメラ内に記録されているどの写真を印刷するのかが決定されていない。そのため、少なくとも1人の機器利用者が、カメラの記憶装置に保存されている写真データにアクセスし、印刷を所望する写真を選択する作業をさらに行う必要がある、という課題が残る。
本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたもので、複数の機器の中から連携動作を行う機器を決定すると共に、連携動作の処理対象となるデータを特定することができる情報処理装置を提供することを、主たる目的とする。
本発明の情報処理装置は、複数の情報機器間で動作を連携させるための情報処理装置であって、前記情報機器に対して入力された当該情報機器の利用者であることを表す利用者データを取得し、当該取得した利用者データを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積した利用者データそれぞれに対応する情報機器の中から、当該利用者データ相互の類似度に基づいて連携動作を行う情報機器を特定する特定手段と、前記情報機器が前記利用者データの入力条件に基づき決定した連携動作の処理対象を特定するための情報を生成する情報生成手段と、前記情報生成手段が生成した情報を前記連携動作を行う情報機器に伝達する伝達手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の機器の中から連携動作を行う機器を決定すると共に、連携動作の処理対象となるデータを特定することができる。
第1実施形態における情報処理システムの構成の一例を示す模式図。 情報処理システムのカメラのハードウェア構成の一例を示す図。 情報処理システムのプリンタのハードウェア構成の一例を示す図。 情報処理システムの連携管理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 カメラの処理手順の一例を示すフローチャート。 プリンタの処理手順の一例を示すフローチャート。 連携管理装置の処理手順の一例を示すフローチャート。 (a)、(b)、(c)は、機器連携の際に伝達される情報を説明するための図。 (a)、(b)は、軌跡の入力が開始された後、当該軌跡の入力が完了する前に機器連携に必要な各種情報を伝達する場合の構成例を説明するための図。 第2実施形態における情報処理システムの構成の一例を示す模式図。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。
[第1実施形態]
本実施形態では、情報機器間の連携の一例として、記憶装置を有するカメラとプリンタとを連携させて、カメラ内に記録されている写真をプリンタで印刷する場合を例に挙げて説明する。なお、以下の説明においては、情報機器(以下、機器と称す)の利用者であることを表す情報(以下、利用者データと称す)として、利用者が描く軌跡(手書き軌跡)をカメラ及びプリンタに入力するものとする。また、カメラ及びプリンタそれぞれの利用者は、お互いが利用する機器同士を連携させるために、同じ形状の軌跡(例えば、図形、あるいは文字など)を共有しているものとして説明を進める。
図1は、本実施形態における情報処理システムの構成の一例を示す模式図である。
図1に示す情報処理システムS1は、カメラ100、プリンタ103、連携管理装置106を含んで構成される。カメラ100は、例えばディスプレイなどの表示画面を有しており、利用者に対して撮影済みの写真などを提示可能に構成される。図1では、利用者が印刷を所望する写真101がカメラ100の表示画面に表示されている。プリンタ103は、例えばディスプレイなどの表示画面を有しており、利用者からの各種操作を受け付けるグラフィカル・ユーザ・インタフェース(以下、GUIと称す)画面などが表示可能に構成される。図1では、プリント、スキャン、コピー、設定などの処理実行を指示するための(グラフィカルな)ボタン(GUI部品)が表示画面に表示されている。連携管理装置106は、カメラ100、プリンタ103などの情報処理システムS1に含まれる各機器の連携動作を司る。なお、これらの機器はネットワークに接続されており、互いに通信可能に構成される。以下、連携動作の概要について説明する。
<連携動作の概要>
カメラ100の利用者は、表示画面に表示された印刷対象の写真101上でプリンタ103の利用者と共有している軌跡102を入力(描画)する。これにより、今回の連携動作の処理対象が写真101に決定される。なお、軌跡102を入力することで、表示画面に表示された写真を連携動作の対象として決定するための入力条件(軌跡の入力条件)を予め設定することができる。具体的には、例えば、表示画面上で描画する軌跡の開始点が当該表示画面に表示された写真の表示領域内に位置していれば、今回の連携動作の処理対象として決定するなどである。
次に、プリンタ103の利用者は、カメラ100への軌跡入力から一定時間が経過する前に、当該プリンタ103の表示画面に表示されているプリントボタン104上で、カメラ100の利用者が入力したものと同じ形状の軌跡105を入力する。これにより、プリントボタン104に対応する処理(即ち、印刷処理)が、今回の連携動作の処理内容として決定される。なお、軌跡105を入力することで、表示画面に表示されたGUI部品に対応する処理を今回の連携動作の内容として決定するための入力条件を予め設定することができる。具体的には、例えば、表示画面上で描画する軌跡の入力開始点が当該表示画面に表示されたGUI部品の表示領域内に位置していれば、今回の連携動作の内容として決定するなどである。
なお、カメラ100に入力された軌跡102の形状を示す軌跡データと、プリンタ103に入力された軌跡105の形状を示す軌跡データは、それぞれネットワークを介して連携管理装置106に送信される。
連携管理装置106は、所定の条件に基づき、当該連携管理装置106が取得した軌跡データ(利用者データ)それぞれを比較し、軌跡データ相互(利用者データ相互)の類似する度合い(類似度)に基づき連携動作を行う機器を特定する。本実施形態の場合には、カメラ100とプリンタ103とが連携動作を行う機器として特定される。その後、連携管理装置106は、カメラ100とプリンタ103それぞれに対して連携動作に必要な各種情報を伝達する。これらの情報の詳細については後述する。そして、連携管理装置106からプリンタ103との連携に必要な情報を受信したカメラ100は、プリンタ103の要求に応じて印刷対象である写真101の写真データを当該プリンタ103に送信する。また、プリンタ103は、取得した写真データに基づき写真101の印刷処理を実行する。
なお、ここでは、カメラ100とプリンタ103における連携動作を一例に挙げて説明した。情報処理システムS1においては、システム内の機器の種別や数を任意に設定することができる。また、各機器に入力される利用者データの一例として、図1では手書き軌跡を示しているがこれに限るものではない。さらに、図1で示した軌跡102、105は、星型の形状を呈しているがその形状に限るものではない。
また、図1に示す連携管理装置106は、連携対象の機器から独立した構成にした場合の一例を示している。この他、例えば、いずれか1つ以上の連携対象機器が、連携管理装置106の機能を備えるように構成しても良い。さらに、軌跡の入力条件を当該軌跡の描画開始点を基準とする他に、例えば軌跡の中心や終点といった、その他の軌跡の位置情報を採用しても良い。
<カメラ100の具体的な構成例>
図2は、カメラ100のハードウェア構成の一例を示す図である。
カメラ100は、CPU(Central Processing Unit)200、ROM(Read Only Memory)201、RAM(Random Access Memory)202、記憶装置203、ポインティングデバイス204、ディスプレイ205、システムバス206を含んで構成される。
CPU200は、機器連携に係るプログラムに基づいて処理を実行し、プログラムの実行に必要な情報をRAM202などに格納する制御を行う。ROM201は、基本I/O(インプット・アウトプット)プログラムなどのプログラム、及び、読み取り用の各種データなどを格納する。RAM202は、CPU200の主メモリ、ワークエリアなどとして機能する。記憶装置203は、撮像済みの写真データなどを格納する。さらに、カメラ100は、利用者からの共有軌跡の入力を受け付けるための受付手段の一例であるポインティングデバイス204を有する。ディスプレイ205は、記憶装置203に格納されている写真データのレンダリング結果や、利用者が入力した軌跡を表示する。システムバス206は、各構成間のデータの流れを司る。
なお、ポインティングデバイス204、ディスプレイ205に替えて、双方の機能を兼ね備えたタッチパネルディスプレイなどのデバイスを搭載しても良い。
<プリンタ103の具体的な構成例>
図3は、プリンタ103のハードウェア構成の一例を示す図である。
プリンタ103は、CPU300、ROM301、RAM302、ポインティングデバイス303、ディスプレイ304、システムバス305を含んで構成される。これらの各ハードウェアの基本的な機能は、図2で説明したカメラ100の各ハードウェアの機能と同様である。なお、CPU300は、ネットワークを介して連携管理装置106に利用者データを送信したり、カメラ100に対して連携動作に必要な各種情報を送信する送信手段として機能する。また、CPU300は、ネットワークを介して連携管理装置106、カメラ100から連携動作に必要な各種情報を取得する取得手段として機能する。
ディスプレイ304の表示画面には、プリンタ103を操作するためのGUI部品、利用者が入力した軌跡、印刷対象である写真のプレビュー画像などが表示される。なお、ポインティングデバイス303、ディスプレイ304に替えて、双方の機能を兼ね備えたタッチパネルディスプレイなどのデバイスを搭載しても良い。
<連携管理装置106の具体的な構成例>
図4は、連携管理装置106のハードウェア構成の一例を示す図である。
連携管理装置106は、CPU400、ROM401、RAM402、記憶装置403、システムバス404を含んで構成される。これらの各ハードウェアの基本的な機能は、図2で説明したカメラ100の各ハードウェアの機能と同様である。なお、RAM402は、取得した利用者データ(軌跡データあるいは音声データなど)を蓄積する蓄積手段として機能する。また、CPU400は、ネットワークを介してカメラ100、プリンタ103から利用者データを取得する取得手段、及び、これらに対して連携動作に必要な各種情報を伝達する伝達手段として機能する。記憶装置403には、連携管理装置106が管理対象とする機器のIPアドレスなどの各種情報が記憶される。
以下、情報処理システムS1の動作を実現する処理手順の一例をフローチャート及びデータ構造図などを用いて詳細に説明する。
<カメラ100における処理手順>
図5は、カメラ100の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明においては、カメラ100の利用者とプリンタ103の利用者とが共有している軌跡を共有軌跡と称す。
CPU200は、カメラ100の利用者が選択した印刷を所望する写真をディスプレイ205上に表示する。CPU200は、カメラ100の利用者がポインティングデバイス204を用いて入力した共有軌跡を受け付ける(S500)。
CPU200は、受け付けた共有軌跡の軌跡データ、及び、共有軌跡が入力された写真の写真情報をRAM202に記憶する(S501、S502)。ここで、写真情報とは、例えば共有軌跡が入力された写真のファイル名称など当該写真を特定するための情報である。
CPU200は、RAM202に記憶した軌跡データを、ネットワークを介して接続されている連携管理装置106に送信する(S503)。その後、CPU200は、カメラ100をウェイト状態(待機状態)に移行させ、その状態で連携管理装置106からの応答を待つ。
ここで、例えば連携管理装置106から何ら応答がない場合にカメラ100がウェイト状態から復帰できなくなることを避けるため、図示しないタイマによるタイムアウト時間を予め設定することもできる。また、カメラ100の利用者が、任意のタイミングでウェイト状態を解除できるように構成しても良い。
さらに、カメラ100は、利用者が入力した軌跡(共有軌跡)をディスプレイ205に表示すると共に、タイムアウト時間が近づくにつれて色、透明度、太さなどの軌跡の表示スタイルが変化するように構成することもできる。例えば、軌跡が徐々に透明化することにより、利用者に対してタイムアウト時間が存在すること、及び、タイムアウトが迫っていることを通知することができる。軌跡の表示状態を変化させて通知を行うことにより、例えば表示画面に経過時間を表示する場合などと比べて、表示画面の表示領域を有効利用することができる。
図5の説明に戻り、CPU200は、連携管理装置106がプリンタ103との連携を許可する場合に伝達する機器連携のためのセッションID、及び、プリンタ103のIPアドレスを受信する(S504)。なお、セッションID等の受信を契機にCPU200は、カメラ100のウェイト状態を解除し、処理を再開する。また、セッションIDについては、後述する図8を用いてその詳細を説明する。
CPU200は、ステップS504の処理で受信したプリンタ103のIPアドレスに対し、今回の連携動作の対象としてRAM202に記憶した写真情報を、セッションIDと共に送信する(S505)。このようにして、一連の処理が終了する。
<プリンタ103における処理手順>
図6は、プリンタ103の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、プリンタ103のディスプレイ304の表示画面には、図1に示すようなGUI部品が既に表示されているものとする。
CPU300は、プリンタ103の利用者がポインティングデバイス303を用いて、ディスプレイ304の表示画面に表示されているプリントボタン104上に入力した共有軌跡を受け付ける(S600)。
CPU300は、受け付けた共有軌跡の軌跡データ、及び、共有軌跡が入力されたプリントボタン104に対応する処理(ここでは、印刷処理)を、RAM302上に記憶する(S601、S602)。
CPU300は、RAM302に記憶した軌跡データを、ネットワークを介して接続されている連携管理装置106に送信する(S603)。その後、CPU300は、プリンタ103をウェイト状態に移行させ、その状態で連携管理装置106からの応答を待つ。
なお、例えば連携管理装置106から何ら応答がない場合にプリンタ103がウェイト状態から復帰できなくなることを避けるため、図示しないタイマによるタイムアウト時間を予め設定することもできる。また、プリンタ103の利用者が、任意のタイミングでウェイト状態を解除できるように構成しても良い。
CPU300は、連携管理装置106がカメラ100との連携を許可する場合に伝達する機器連携のためのセッションID、及び、カメラ100のIPアドレスを受信する(S604)。なお、セッションID等の受信を契機にCPU300は、プリンタ103のウェイト状態を解除し、処理を再開する。
CPU300は、カメラ100が送信する当該カメラ100が連携管理装置106から受信したセッションID、及び、写真情報を受信する(S605)。その後、CPU300は、ステップS604の処理で受信したセッションIDと、ステップS606の処理で受信したセッションIDとを比較し、両者が一致するか否かを判別する(S607)。両者が一致する場合(S607:Yes)、CPU300は、ステップS604の処理で受信したカメラ100のIPアドレスに対し、受信した写真情報に対応する実データ(写真データ)の送信を要求する(S608)。CPU300は、RAM302に記憶した処理内容(印刷処理)を、取得した写真データに対して実行する(S609)。
また、両者のセッションIDが一致しなかった場合(S607:No)、CPU300は、エラーが発生したとみなし、受信したセッションIDと写真情報とを削除する(S610)。このようにして、一連の処理が終了する。
<連携管理装置106における処理手順>
図7は、連携管理装置106の処理手順の一例を示すフローチャートである。
CPU400は、管理対象機器(カメラ100、プリンタ103)から送信された利用者データである軌跡データと、これらの取得時刻を表すタイムスタンプ情報とを関連づけてRAM402に記憶する(S700)。
CPU400は、タイムスタンプ情報に基づき、取得時刻が所定時間の範囲内に含まれる軌跡データを特定し、特定した軌跡データの中から相互に一致するものがあるか否かを判定する(S701)。このように、CPU400は、連携動作を行う機器を特定する特定手段として機能する。なお、この所定時間は、今回の連携に含まれる管理対象機器を特定するための時間として予め設定される。具体的には、例えば所定時間が30秒に設定されている場合、カメラ100の軌跡データの受信時刻から30秒が経過する前にプリンタ103の軌跡データのみを受信したとする。この場合に、カメラ100の軌跡データとプリンタ103の軌跡データとが比較されることになる。また、連携管理装置106の管理者が閾値の設定を変更可能に構成することもできる。特定した軌跡データそれぞれが一致するものであるか否かは、当該軌跡データで表される軌跡の形状の類似度が高ければ一致すると判定する。なお、類似度が高いか否かは、予め設定された類似度判定のための閾値と比較することにより行うことができる。
CPU400は、ステップS701の処理における条件を満たす軌跡データが存在しなかった場合(S702:No)、現在時刻を基準にして所定時間よりも過去の軌跡データをRAM402から削除する(S706)。ステップS706の処理は、RAM402に際限なく軌跡データが記憶されてしまうことを回避するためである。その後、連携管理装置106は、再び軌跡データの受信待ちの状態になる。
また、ステップS701の処理における条件を満たす軌跡データが存在する場合(S702:Yes)、CPU400は、これら軌跡データに対応する機器を本システム内で一意に特定するためのセッションIDを生成する(S703)。CPU400は、記憶装置403に記憶されたIPアドレスを参照して、今回の連携に含まれる機器に対してそれぞれが連携すべき機器のIPアドレスと、生成したセッションIDとを伝達する(S704)。このように、CPU400は、連携動作の処理対象、処理内容を特定するための情報を生成する情報生成手段として機能する。IPアドレス、セッションIDは、連携動作に必要な情報としてカメラ100とプリンタ103それぞれに伝達される。なお、連携管理装置106が伝達する情報の詳細については後述する。
CPU400は、その後、今回の連携における軌跡データをRAM402から削除する(S705)。さらに、CPU400は、現在時刻を基準にして所定時間よりも過去の軌跡データをRAM402から削除する(S706)。その後、連携管理装置106は、再び軌跡データの受信待ちの状態になる。なお、連携管理装置106は、ここで示した処理の内容を、サービスを継続する限りにおいて繰り返し行う。
図8は、機器連携の際に伝達される情報を説明するための図である。
図8(a)は、連携を許可する際に連携管理装置106がカメラ100に伝達する情報の一例を示す図である。連携管理装置106は、図8(a)に示すように、セッションID800(Session ID:0x16fa4400)、プリンタ103のIPアドレス801(IP Address(Printer):192.168.1.10)をカメラ100に伝達する。
図8(b)は、連携を許可する際に連携管理装置106がプリンタ103に伝達する情報の一例を示す図である。連携管理装置106は、図8(b)に示すように、セッションID900(Session ID:0x16fa4400)、プリンタ103のIPアドレス801(IP Address(Camera):192.168.1.13)をプリンタ103に伝達する。このように、セッションID800、900は同じ値となり、また、IPアドレス801,901においては、送信先機器自体のIPアドレスを含まない。即ち、カメラ100には、プリンタ103のIPアドレス801のみ送信され、プリンタ103には、カメラ100のIPアドレス901のみ送信される。
図8(c)は、連携が許可された際にカメラ100がプリンタ103に送信する情報の一例を示す図である。
カメラ100は、図8(c)に示すように、セッションID1000(Session ID:0x16fa4400)、オブジェクトタイプ1001(Object Type:image)、データソース1002(Data Source:IMG_00034.jpg)の各情報をプリンタ103に送信する。なお、本実施形態においては、写真が連携対象であるため、オブジェクトタイプ1001には写真データであることを示す情報が格納される。また、データソース1002には、連携対象の写真のファイル名称が格納される。
このように、本実施形態の情報処理システムS1では、管理対象機器(カメラ100、プリンタ103)において、手書き軌跡の入力条件に基づいて連携動作の処理内容、処理対象が決定される。このように、機器連携を行う際の軌跡の入力条件を設定することにより、利用者は、例えばカメラ100における印刷対象の写真の特定(処理対象の特定)、あるいは写真に対するプリンタ103の処理内容の特定をスムースに行うことができる。
また、連携管理装置106が管理対象機器の利用者が入力した軌跡それぞれの類似度に基づいて何れの機器間において連携動作を行うかを決定すると共に、管理対象機器に対して連携動作処理内容、あるいは処理対象を特定するための情報を伝達する。これにより、複数の機器の中から連携動作を行う機器が決定されると共に、連携動作の処理内容、処理対象などを特定することができる。
なお、連携管理装置106は、プリンタ103において軌跡の入力が開始された後、当該軌跡の入力が完了する前に、セッションIDなどの機器連携に必要な各種情報が伝達されるように構成しても良い。このような構成においては、軌跡の入力完了後に機器連携が開始される場合に比べ、軌跡の入力開始から印刷処理が開始されるまでにかかる時間を短縮することができる。以下、この点について図9を用いて詳細に説明する。
図9(a)は、カメラ100では軌跡の入力が完了しており、プリンタ103では軌跡の入力が未だ途中(未完了の軌跡1101)であることを示している。以下、このような状態におけるカメラ100、プリンタ103、連携管理装置106の処理手順について説明する。
プリンタ103のCPU300は、利用者による軌跡の入力が開始された後、所定の時間(例えば、0.5秒)が経過したときの軌跡1101(入力途中の軌跡)の軌跡データを連携管理装置106に送信する。なお、プリンタ103の利用者による軌跡の入力が開始されてからいずれのタイミングで入力途中の軌跡の軌跡データを連携管理装置106に送信するかは、当該利用者などが予め任意に設定することができる。このように、プリンタ103は、入力途中の軌跡の軌跡データを連携管理装置106に送信可能に構成されているものとして説明を進める。
連携管理装置106のCPU400は、プリンタ103から送信された入力途中の軌跡データを含む軌跡データのうち、受信時刻が所定時間の範囲内に含まれる軌跡データを特定し、特定した軌跡データそれぞれ中で互いに一致するものがあるか否かを判定する。
なお、CPU400は、入力途中の軌跡データに対しては、その一部に入力途中の軌跡データで表される軌跡の形状を含む他の軌跡データの有無を判定する。
連携管理装置106のCPU400は、上記条件を満たす複数の軌跡データが存在すると判定した場合、これら軌跡データに対応する機器を連携対象の候補とし、セッションID、IPアドレスなどの情報を各機器に伝達する。この場合の連携対象の候補は、カメラ100とプリンタ103であるとする。
その後、カメラ100のCPU200は、プリンタ103に写真データを送信する。また、プリンタ103のCPU300は、利用者による入力が完了した軌跡の軌跡データを連携管理装置106に送信する。
連携管理装置106のCPU400は、連携対象の候補であるプリンタ103より受信した軌跡データと、既に受信しているカメラ100の軌跡データとが一致するか否かを再度判定する。これらが一致すると判定した場合、連携管理装置106のCPU400は、連携対象の候補であるカメラ100とプリンタ103に対して互いに連携対象として確定されたことを示す情報を通知する。なお、カメラ100は、既にプリンタ103に写真データを送信しているため、改めて写真データを送信しない。
また、再度の判定において一致しないと判定された場合、連携管理装置106のCPU400は、連携対象の候補であるカメラ100とプリンタ103に対して互いに連携対象でないことを示す情報を通知する。この通知を受信したプリンタ103は、既にカメラ100から写真データを受信している場合には、当該写真データを消去する。
図9(b)は、カメラ100では軌跡の入力が完了しており、プリンタ103では軌跡の入力が未だ途中(未完了の軌跡1101)であり、さらに、プリンタ1102でも軌跡の入力が開始されていることを示している。なお、プリンタ103の利用者により軌跡の入力が開始された後、当該軌跡の入力が完了するまでの間に、プリンタ1102の利用者による軌跡の入力が開始されているものとする。
連携管理装置106のCPU400は、プリンタ103及びプリンタ1102から送信された軌跡データ(軌跡1101,1103)に基づき、カメラ100とプリンタ103、カメラ100とプリンタ1102の2組を連携対象の候補として特定する。その後、カメラ100のCPU200は、プリンタ103、プリンタ1102それぞれに写真データを送信する。
なお、2組を連携対象の候補として特定することに替えて、連携管理装置106のCPU400が先に軌跡の入力が開始されたプリンタ103とカメラ100のみを連携対象の候補として特定するように構成することもできる。この場合には、カメラ100のCPU200は、プリンタ103にのみ写真データを送信することになる。
プリンタ103とプリンタ1102の両方に対して写真データを送信する場合、利用者の待機時間の低減に寄与する。しかし、カメラ100の処理負荷が増加すると共に、例えば連携動作が印刷処理であれば、プリンタ103あるいはプリンタ1102いずれか一方へ送信した写真データは不要となる。そのため、カメラ100、プリンタ103,1102の処理負荷、通信帯域などの状況に応じて、両方に写真データを送信するか否かを切り替え可能に構成しても良い。
[第2実施形態]
本実施形態では、機器連携における軌跡の入力条件として「軌跡の大きさ」という要素を含む場合の情報処理システムの一例について説明する。なお、第1実施形態において既に説明した情報処理システムの構成と同じものについては同一の符号を付すと共に、その説明を省略する。また、記憶装置を有するカメラとプリンタの間で機器連携を行い、カメラ内に記録されている写真をプリンタでレイアウト印刷するユースケースとして説明する。
図10は、本実施形態における情報処理システムの構成の一例を示す模式図である。
図10に示す情報処理システムS1は、カメラ100、プリンタ103、連携管理装置106を含んで構成される。
カメラ100の利用者は、ディスプレイ205に表示された印刷対象の写真101上でプリンタ103の利用者と共有している軌跡102を入力する。次に、プリンタ103の利用者は、カメラ100への軌跡入力から一定時間が経過する前に、ディスプレイ304に表示された印刷レイアウト指定画面上で、カメラ100の利用者が入力したものと同じ形状の軌跡1201を入力する。
カメラ100に入力された軌跡の軌跡データは、CPU200によりネットワークを介して連携管理装置106に送信される。また、プリンタ103に入力された軌跡の軌跡データは、CPU300によりネットワークを介して連携管理装置106に送信される。なお、これらの軌跡データには、軌跡の形状の他、軌跡の入力位置(位置情報)、サイズなどを表す情報(サイズ情報)が含まれているものとする。このサイズ情報は、カメラ100であれば、例えば軌跡の入力開始点、終了点などをディスプレイ205上の座標位置で表したサイズである。また、プリンタ103であれば、例えば軌跡の入力開始点、終了点などをディスプレイ304上の座標位置で表したサイズである。このように、カメラ100、プリンタ103は、利用者が入力した軌跡の位置情報、サイズ情報が連携管理装置106に送信可能に構成されているものとして説明を進める。
連携管理装置106のCPU400は、所定の条件に基づき、受信した軌跡データにより表されるそれぞれの軌跡の形状をそのサイズの差を考慮せずに比較する。比較した結果一致すると判定した場合には、連携管理装置106は、連携に必要な各種情報をカメラ100、プリンタ103に送信する。
また、CPU400は、ディスプレイ205の表示領域に対する軌跡102の入力位置と、ディスプレイ304の表示領域に対する軌跡1201の入力位置との相対的な差分(位置差分)を算出する。
具体的には、例えばディスプレイ205の原点を基準にしたときのカメラ100に入力された軌跡の入力開始位置と、ディスプレイ304の原点を基準にしたときのプリンタ103に入力された軌跡の入力開始位置との差分である。この位置差分に基づいて、ディスプレイ304上における写真の表示位置が決定される。
さらに、CPU400は、カメラ100で入力された軌跡のサイズとプリンタ103で入力された軌跡のサイズとを比較し、当該カメラ100で入力された軌跡のサイズを基準にプリンタ103で入力された軌跡サイズの割合[%](サイズ差分)を算出する。
連携管理装置106のCPU400は、前述した連携に必要な各種情報と共に、算出した位置差分、サイズ差分をプリンタ103に送信する。これらの情報を受信したプリンタ103では、写真をレイアウト表示する際に、例えばディスプレイ304の原点を基準にして位置差分により指示された表示位置において、指示されたサイズ差分だけ拡大又は縮小して表示する。
図10(a)に示す印刷レイアウト指定画面上の軌跡1201は、カメラ100における軌跡102のサイズと同じサイズである。この場合には、プリンタ103では、カメラ100のディスプレイ205に表示されている写真サイズと同じサイズで写真(写真1202)をレイアウト表示する。
一方、図10(b)に示す印刷レイアウト指定画面上の軌跡1203は、カメラ100における軌跡102のサイズと比較して50[%]のサイズである。この場合には、プリンタ103では、カメラ100のディスプレイ205に表示されている写真サイズの50[%]のサイズで写真(写真1204)をレイアウト表示する。
このように、本実施形態の情報処理システムでは、利用者は軌跡を入力するだけで、どの機器間において連携動作を行うか決定すると共に、連携動作の内容、具体的にはレイアウトする写真の表示サイズを決定することができる。
なお、カメラ100にはディスプレイ304の解像度を表す情報を、また、プリンタ103にはディスプレイ205の解像度を表す情報をそれぞれ予め記憶させておいても良い。
一般にディスプレイのピクセルの細かさは、ディスプレイ毎に異なる。そのため、ディスプレイ205とディスプレイ304に同じピクセルサイズで写真を表示しても、人間の目では異なるサイズで見える場合がある。このような場合であっても、連携対象機器の解像度を予め相互に取得しておき、解像度に応じて写真のサイズを拡大あるいは縮小することにより人間の目から見たときの写真の大きさを揃えることができる。
また、機器連携における軌跡の入力条件として「軌跡の傾き」という要素を含ませ、入力された軌跡の傾きに応じて連携動作の処理内容を決定しても良い。具体的には、連携管理装置106は、所定の条件に基づき、受信した軌跡データにより表されるそれぞれの軌跡の形状をその傾きの差を考慮せずに比較する。比較した結果一致すると判定した場合には、連携管理装置106は、連携に必要な各種情報をカメラ100、プリンタ103に送信する。
また、連携管理装置106は、カメラ100で入力された軌跡の傾きとプリンタ103で入力された軌跡の傾きとの差分(傾き差分)を計算し、計算結果をプリンタ103に送信する。プリンタ103は、カメラ100から写真データを受信した後に、連携管理装置106から受信した傾き差分だけ傾けた状態で写真をレイアウト表示する。
このように、軌跡の傾きを入力条件に含めることで、どの機器間で連携動作を行うか決定すると共に、連携動作の内容、具体的にはレイアウトする写真の傾きを決定することができる。
また、各機器に入力する利用者データとして、利用者によって描画される手書き軌跡を用いる場合の他に、例えば利用者が発した音声データを用いて良い。なお、カメラ100及びプリンタ103は利用者の発する音声を受け付けるためのマイクなどを備えているものとする。また、各機器では受け付けた音声を音素列に変換した音声データがRAM(RAM202、RAM302)に記憶される。
カメラ100の利用者は、印刷対象の写真101を表示画面に表示した状態でプリンタ103の利用者と共有しているキーワードを発声する。カメラ100では、受け付けた音声を音声データとして連携管理装置106に送信する。
また、プリンタ103の利用者は、カメラ100でのキーワードを発声から一定時間が経過する前に、当該プリンタ103の表示画面に表示されているプリントボタン104上で、カメラ100の利用者と同じキーワードを発声する。プリンタ103は、受け付けた音声を音声データとして連携管理装置106に送信する。
連携管理装置106では、所定の条件に基づき、受信した音声データの類似度に基づいて連携すべき機器を特定する。
また、本発明は、連携動作の処理対象の数に限定されるものではない。実施形態の説明においては、連携動作の処理対象となる写真が1つの場合を例に挙げて説明した。例えば、カメラ100の表示画面でサムネイル画面などを利用者に提示し、複数の写真を選択する。その後、カメラ100は、選択された複数の写真の写真情報をRAM202に記憶する。プリンタ103では、カメラ100から受信した写真情報に基づき複数の実データ(写真データ)を当該カメラ100に要求し、逐次印刷処理を実行する。
また、本発明は、上述した情報処理装置においてなされる各処理の手順を含む方法であっても良い。
また、本発明は、コンピュータに、上述した情報処理装置においてなされる各処理の手順を実行させるためのコンピュータプログラムであっても良い。このコンピュータプログラムは、各種記録媒体、あるいはネットワークを介して流布させることが可能なものである。このコンピュータプログラムがROMなどの記憶装置を有するコンピュータにインストールされることで実行可能となり、上述の情報処理装置を実現する。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。

Claims (24)

  1. 複数の情報機器間で動作を連携させるための情報処理装置であって、
    前記情報機器に対して入力された当該情報機器の利用者であることを表す利用者データを取得し、当該取得した利用者データを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積した利用者データそれぞれに対応する情報機器の中から、当該利用者データ相互の類似度に基づいて連携動作を行う情報機器を特定する特定手段と、
    前記情報機器が前記利用者データの入力条件に基づき決定した連携動作の処理対象を特定するための情報を生成する情報生成手段と、
    前記情報生成手段が生成した情報を前記連携動作を行う情報機器に伝達する伝達手段と、を有することを特徴とする、
    情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、一の情報機器の利用者データを取得してから所定時間が経過するまでの間に蓄積した他の情報機器の利用者データの中から、当該利用者データの類似度に基づいて当該一の情報機器と連携動作を行う少なくとも一つの他の情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記蓄積手段は、現在時刻を基準にして前記所定時間よりも過去に蓄積された利用者データを削除することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記利用者データは、前記利用者が入力した軌跡を示す軌跡データであり、
    前記特定手段は、前記軌跡データの類似度に基づき連携動作を行う情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定手段は、入力途中の軌跡を含む軌跡データが前記蓄積手段に蓄積されている場合には、当該軌跡データそれぞれに対応する情報機器の中から前記入力途中の軌跡を含む軌跡データ相互の類似度に基づき連携動作を行う情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報機器から取得する軌跡データは、前記利用者が入力した軌跡のサイズを含み、
    前記特定された連携動作を行う情報機器それぞれにおける軌跡のサイズの差分をサイズ差分として算出する算出手段をさらに有し、
    前記伝達手段により前記サイズ差分を前記情報機器に伝達することにより当該情報機器において前記処理対象を表示する際の表示サイズを指示することを特徴とする、
    請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報機器から取得する軌跡データは、前記利用者が入力した軌跡の入力位置を含み、
    前記算出手段は、前記特定された連携動作を行う情報機器それぞれにおける軌跡の入力位置の差分を位置差分として算出し、
    前記伝達手段により前記位置差分を前記情報機器に伝達することにより当該情報機器において前記処理対象を表示する際の表示位置を指示することを特徴とする、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記利用者データは、前記利用者が入力した音声を示す音声データであり、
    前記特定手段は、前記音声データの類似度に基づき連携動作を行う情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 複数の情報機器間で動作を連携させるための情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報機器に対して入力された当該情報機器の利用者であることを表す利用者データを取得し、当該取得した利用者データを蓄積する工程と、
    前記蓄積した利用者データそれぞれに対応する情報機器の中から、当該利用者データ相互の類似度に基づき連携動作を行う情報機器を特定する工程と、
    前記情報機器が前記利用者データの入力条件に基づき決定した連携動作の処理対象を特定するための情報を生成する工程と、
    前記生成した情報を前記連携動作を行う情報機器に伝達する工程と、を有することを特徴とする、
    情報処理装置の制御方法。
  10. コンピュータを、
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
  11. 請求項10に記載のコンピュータプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体。
  12. ネットワークに接続された他の情報機器との間で動作を連携させるための機能を有する情報機器であって、
    前記情報機器の利用者であることを表す利用者データの入力を受け付ける受付手段と、
    前記利用者データの入力条件に基づき連携動作における処理対象を決定する決定手段と、
    前記他の情報機器に入力された前記利用者データを取得する取得手段と、
    前記受付手段が受け付けた利用者データ及び前記取得手段が取得した利用者データそれぞれに対応する情報機器の中から、当該利用者データ相互の類似度に基づいて連携動作を行う情報機器を特定する特定手段と、
    前記特定した連携動作を行う情報機器に対して前記連携動作の処理対象を送信する送信手段と、を有することを特徴とする、
    情報機器。
  13. ネットワークに接続された他の情報機器との間で動作を連携させるための機能を有する情報機器であって、
    前記情報機器の利用者であることを表す利用者データの入力を受け付ける受付手段と、
    前記利用者データの入力条件に基づいて連携動作における処理内容を決定する決定手段と、
    前記他の情報機器に入力された前記利用者データを取得する取得手段と、
    前記受付手段が受け付けた利用者データ及び前記取得手段が取得した利用者データそれぞれに対応する情報機器の中から、当該利用者データ相互の類似度に応じて連携動作を行う情報機器を特定する特定手段と、を有し、
    前記取得手段は、前記特定した連携動作を行う情報機器から前記処理対象を取得し、これに対して前記決定した連携動作の処理内容を実行することを特徴とする、
    情報機器。
  14. 複数の情報機器とこれらの情報機器間で動作を連携させるための連携管理装置とを含む情報処理システムであって 、
    前記情報機器は、
    前記情報機器の利用者であることを表す利用者データの入力を受け付ける受付手段と、
    前記利用者データの入力条件に基づき決定した連携動作の処理内容、及び、処理対象の少なくとも一つを当該利用者データと関連づけて記録する記録手段と、
    前記利用者データを前記連携管理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記連携管理装置は、
    前記情報機器に入力された利用者データを取得してこの利用者データを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積した利用者データそれぞれに対応する情報機器の中から、当該利用者データ相互の類似度に基づいて連携動作を行う情報機器を特定する特定手段と、
    前記情報機器が前記利用者データの入力条件に基づき決定した連携動作の処理内容、及び、処理対象を特定するための情報を生成する情報生成手段と、
    前記情報生成手段が生成した情報を前記連携動作を行う情報機器に伝達する伝達手段と、を有することを特徴とする、
    情報処理システム。
  15. 前記情報機器は、前記情報生成手段が生成した情報に基づいて前記連携動作を行う他の情報機器から前記処理対象を取得する取得手段をさらに有し、当該取得した処理対象に対して前記利用者データの入力条件に基づき決定した連携動作の処理内容を実行することを特徴とする、
    請求項14に記載の情報処理システム。
  16. 前記連携管理装置は、一の情報機器の利用者データを受信してから所定時間が経過するまでの間に蓄積した他の情報機器の利用者データの中から、前記特定手段が当該利用者データの類似度に基づいて当該一の情報機器と連携動作を行う少なくともの一つの他の情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項14又は15に記載の情報処理システム。
  17. 前記連携管理装置は、現在時刻を基準にして前記所定時間よりも過去に蓄積された利用者データを前記蓄積手段が削除することを特徴とする、
    請求項16に記載の情報処理システム。
  18. 前記利用者データは、前記利用者が入力した軌跡を示す軌跡データであり、
    前記連携管理装置は、前記特定手段が前記軌跡データの類似度に基づいて連携動作を行う情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項14乃至17いずれか一項に記載の情報処理システム。
  19. 前記情報機器は、入力途中の軌跡を含む軌跡データを前記連携管理装置に送信可能に構成され、
    前記連携管理装置は、前記蓄積した軌跡データそれぞれに対応する情報機器の中から、前記特定手段が前記入力途中の軌跡を含む軌跡データ相互の類似度に基づき連携動作を行う情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項18に記載の情報処理システム。
  20. 前記情報機器は、前記利用者が入力した軌跡を表示する表示手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記入力された軌跡の軌跡データを前記連携管理装置に送信した後の時間の経過に伴い当該軌跡の表示状態を変化させることを特徴とする、
    請求項18又は19に記載の情報処理システム。
  21. 前記情報機器は、前記利用者が入力した軌跡の大きさをサイズ情報として前記連携管理装置に送信可能に構成され、
    前記連携管理装置は、前記サイズ情報に基づき、前記特定した連携動作を行う情報機器それぞれにおける軌跡のサイズの差分をサイズ差分として算出する算出手段をさらに有し、伝達手段は、このサイズ差分を当該連携動作を行う情報機器に伝達し、
    前記情報機器は、前記取得した処理対象を前記表示手段により表示する場合に前記サイズ差分に基づき拡大又は縮小して表示することを特徴とする、
    請求項20に記載の情報処理システム。
  22. 前記入力条件は、前記利用者が入力した軌跡の入力位置で示される条件であり、
    前記情報機器は、前記受付手段が受け付けた軌跡の入力位置に基づき連携動作の処理内容、及び、処理対象の少なくとも一つを決定することを特徴とする、
    請求項18乃至21いずれか一項に記載の情報処理システム。
  23. 前記情報機器は、前記利用者が入力した軌跡の入力位置を位置情報として前記連携管理装置に送信可能に構成され、
    前記連携管理装置は、前記位置情報に基づき、前記特定した連携動作を行う情報機器それぞれにおける軌跡の入力位置の差分を位置差分として前記算出手段が算出し、伝達手段は、この位置差分を当該連携動作を行う情報機器に伝達し、
    前記情報機器は、前記取得した連携動作の対象を前記表示手段により表示する場合の表示位置を前記位置差分に基づき決定することを特徴とする、
    請求項22に記載の情報処理システム。
  24. 前記利用者データは、前記利用者が入力した音声を示す音声データであり、
    前記特定手段は、前記音声データの類似度に基づき連携動作を行う情報機器を特定することを特徴とする、
    請求項14乃至17いずれか一項に記載の情報処理システム。
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