JP2015089852A - Tray delivery device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、トレイ繰出装置に関し、食品資材であるつみれ(摘入)の如き多数の食品を整列収容させるためのトレイをトレイコンベアに一枚毎繰出して搬送処理するものである。 The present invention relates to a tray feeding device, which feeds a tray for aligning and storing a large number of foods such as a pickle (picking), which is a food material, one by one to a tray conveyor for conveyance processing.
多数枚のトレイを積重収容しておき、この積重トレイの下端部からトレイを一枚毎繰出しながら、トレイコンベアで搬送して、食品資材であるつみれを収容させる技術は一般的に知られている。 It is generally known that a large number of trays are stored in a stack, and the trays are fed from the lower end of the stacking tray and are transported by a tray conveyor to store food materials. ing.
通常食品販売等に使用されるトレイは、発泡スチロール製のように、軽量で、薄く方形状の皿形形態に成形されるものが、一般的であり、トレイの外周縁部には所定幅のトレイエッジを形成して、トレイを補強して取扱いの行い易い形態とするものが多い。しかしながら、このような厚さの薄く、皿形形態に形成された多数枚のトレイを積重状態にして収容枠に収容保持させておき、この下端部から一枚毎のトレイを剥離して繰出すのは、皿形重合部の吸着抵抗性が強く、この抵抗に抗して一枚毎剥離して繰出すことが難しく、正確な繰出作用を維持し難ものである。 The trays usually used for food sales etc. are generally made of lightweight, thin, and dish-shaped trays such as those made of expanded polystyrene. A tray with a predetermined width is formed on the outer peripheral edge of the tray. In many cases, an edge is formed to reinforce the tray so that it can be easily handled. However, a large number of thin trays formed in a dish-like shape are stacked and stored in the storage frame, and each tray is peeled off from the lower end and repeated. It is difficult to maintain an accurate feeding operation because the adsorption resistance of the dish-shaped overlapped portion is strong, and it is difficult to separate and feed each plate against this resistance.
請求項1に記載の発明は、外周面を適宜径の円形面に形成して丸棒、乃至丸パイプ形態とした三本の繰出バー50の両端部を、繰出軸46の周りに回動する左右両側部の軸装ホルダ52間に亘って平行状態にして取付けると共に、前記繰出軸46の周りに三等分角の係合間隔位置に配置してトレイ繰出輪42を構成し、このトレイ繰出輪42の回動によって、各繰出バー50相互間の係合間隔部51を、トレイBエッジ部に押込むように嵌合させて、トレイBエッジを係合保持すると共に、この係合間隔部51の上側部の繰出バー50をこの下端部トレイBの上側に重合するトレイBのトレイエッジとの間のエッジ重合間隙部Pに介入させて、下端部のトレイBを一枚毎剥離することを特徴とするトレイ繰出装置の構成とする。 According to the first aspect of the present invention, both end portions of the three
三本の繰出バー50を有して細長いリール形態に構成したトレイ繰出輪42は、多数枚のトレイBを積重させて収容するトレイ収容枠41の下端部位置に設けられる。このトレイ繰出輪42の繰出軸46周りの回動によって、最下層のトレイBから一枚毎繰出される。各繰出バ−50fが繰出軸46周りに三分の一回転角度(120度)回動する間に最底部のトレイBを一枚繰り出す時の繰出作動は、図13のように、回転角度40度毎の繰出回動行程(I=0度、II=30度、III=60度、IV=90度回動)位置毎に行われる。
そして、最下層のトレイBは、トレイエッジの前縁B1、又は後縁B2部が、トレイ繰出輪42の繰出バー50fの上面に支持されていて、一定の高さ位置に保持されている(図13のI位置)。この姿勢位置からトレイ繰出輪42が三分一回転角度駆動回動されることによって、この繰出バー50fによって係止支持されていたトレイBエッジ部B1,B2が、この繰出バー50f上側の係合間隔部51内に押込まれるようにして嵌合されて、係合間隔部51の下側の繰出バ−50fと、上側の繰出バー50rとの間の係合間隔部51に挟持されるように係合保持される。この状態から更にトレイ繰出輪42の回動が進むと、トレイBエッジの上側面を挟持している繰出バー50rが、この挟持しているトレイBエッジと、このトレイBの上側に重合しているトレイBエッジとの間に介入される(図13のI〜II位置)。このとき繰出バー50rの外周面は円筒形状形態に形成されているため、この繰出バー50rの上、下周面に摺接される上側のトレイBエッジがめくり上げられるようにして、上、下のトレイBエッジ間の重合間隙部Pへの割込介入を円滑に行わせる。そして、繰出バー50rは、下端部のトレイBエッジを挟持して下側へ押し下げるようにしながら、上側部のトレイBエッジを掬い上げるようにして、上下のトレイBエッジ間Pを押し開いて、下端部トレイBの分離繰出を正確、円滑に行うことができる(図13のII〜III位置)。A
In the lowermost tray B, the front edge B1 or the rear edge B2 of the tray edge is supported on the upper surface of the feeding bar 50f of the
このようにして、トレイ繰出輪42の各繰出バー50が内側水平状の位置に回動すると、この繰出バー50fの上側に受けたトレイBエッジを支持した状態で回動を停止し、後続駆動回動によるトレイBの繰出作用を待機する(図13のIV〜I位置)。 In this way, when each
請求項2に記載の発明は、前記トレイ繰出輪42は、トレイコンベア7の上方位置に設けられるトレイ収容枠41の下端部で、この収容枠41の前側部と後側部との軸装回動する前後一対の配置形態として、この収容枠41内に積重収容されたトレイBの前縁部B1と後縁部B2を同時に係合して内側下方へ回動しながら積重収容の最下層のトレイBを一枚毎剥離して下側のトレイコンベア7面へ繰出す。 According to the second aspect of the present invention, the
トレイコンベア7上のトレイ収容枠41には、発泡合成樹脂製の軽薄なトレイ材料から方形状皿形に成形されて、外周部にトレイエッジを張出形成したトレイBを、多数枚積重させて収容する。トレイコンベア7の駆動によって、トレイ収容枠41下端部の前、後一対のトレイ繰出輪42が三分の一回転角度毎間歇回動されると、このトレイ繰出輪42の繰出バー50が内側下方へ同時回動されて、積重層の最下端部トレイBエッジの前縁部B1と後縁部B2を係合支持していた状態から、これらトレイBエッジの前縁部B1と後縁部B2を各繰出対応の繰出バー50f上の係合間隔部51に嵌合挟持させて、この係合間隔部51の上側部の繰出バー50rを、この繰出作動中のトレイBと、この上側に重合の上側トレイBエッジの前、後縁B1、B2との間の重合間隙部Pに押込嵌合させて、係合間隔部51に挟持した下側トレイBエッジの前、後縁部B1、B2を、上側トレイBエッジの前、後縁部B1、B2から同時に剥離して、下方のトレイコンベア7上面に一枚毎繰出すことができ、このトレイBに収容物を供給する供給位置へ搬送させる。 The
請求項3に記載の発明は、前後一対のトレイ繰出輪42は、間歇駆動の駆動カム48を有して、前記トレイBを一枚毎載せて搬送するトレイコンベア7のラグ13係合によって駆動される駆動輪43によって連動回転して、トレイBを一枚毎トレイコンベア7上に繰出す。 According to the third aspect of the present invention, the pair of front and rear
前記トレイコンベア7のトレイ収容枠41の上手側には、トレイコンベア7のラグ13によって係合駆動される駆動カム48を形成した駆動輪43が設けられていて、この駆動輪43の駆動カム48がトレイコンベア7のラグ13の搬送移動によって係合されて駆動されると、前記トレイ収容枠41の下端部に設けられた前後一対の繰出輪42が連動回動されて、このトレイ収容枠41の収容トレイBを下端部から一枚毎繰出して、トレイコンベア7の各前後ラグ13間隔部に繰出して搬送する。 On the upper side of the
請求項1に記載の発明は、積重トレイ層の下端部から一枚毎繰出すトレイ繰出輪42は、外周面を適宜径の丸棒、又はパイプ杆で形成し、トレイの幅に亘って細長い形態の三本の繰出バー50を、トレイ幅の方向に亘って平行状に配置して、リール状形態の繰出輪42の主体を構成したものであるから、構成を簡単化することができる。又、このトレイ繰出輪42によるトレイBの繰出作用状態を監視し易く、メンテナンス性を高めることができる。 According to the first aspect of the present invention, the
又、トレイBの積重層を収容するトレイ収容枠41の下端部でトレイ繰出輪42を繰出軸46の周りに三分一回転角度毎間歇的に回動させて、最下端部のトレイBを一枚毎の繰出すことができるもので、トレイ繰出輪42の回動停止時は、いずれかの繰出バー50fによって最下端のトレイBのトレイエッジが支持されていて、この繰出輪42の回動によって、この支持されていたトレイBエッジが、この支持姿勢から、直ちに、上側に位置する繰出バー50rとの間の係合間隔部51に嵌合させて、この係合間隔部51の上、下に対向の繰出バー50f、50r間に、トレイBエッジ部を挟持して保持する形態となる。しかも、これに続いて、上側の繰出バ−50rの回動によって、この繰出バー50rの円弧状形態の上周面で、上側に重合しているトレイBのトレイエッジ部を掬い上げて、めくり上げるようにして、この繰出バ−50rを上、下トレイBのトレイエッジ間の間隙部Pに押込み、介入させながら、上側のトレイBを上側に浮上、乃至支持するようにして、トレイBエッジを係合保持した下側のトレイBを下側へ移動させて、重合トレイBから一枚毎剥離して、繰出すもので、一枚毎のトレイBの繰出を正確に、円滑に行わせることができる。 In addition, the
又、前記トレイ繰出輪42の繰出バー50は、トレイエッジの横幅長よりも長く形成することによって、トレイエッジ幅全長に亘って軽く係合接触して、全幅域を均一に挟持して重合するトレイBの重合状態を引き引き剥疑、分離するものであるから、トレイBエッジ部を破損、損傷することなく、安定したトレイエッジ部の保持を行って、的確で、円滑な繰出作用を行わせることができる。 Further, the
請求項2に記載の発明は、三本の繰出バー50を主体として構成した前、後一対のトレイ繰出輪42を、トレイ収容枠41の下端部の前側と後側部に軸装して、共に内側下方へ三分の一回転角度毎同期回動して、最下層のトレイB一枚毎繰出すものであるから、構成が簡単であり、各トレイBの前縁部B1と後縁部B2を各繰出輪42の繰出バー50によって同期剥離して、積重嵌合しているトレイBの剥離、繰出を正確に、円滑に、トレイBを損傷することなく、繰出すことができ、安定した繰出を維持することができる。 The invention according to
請求項3に記載の発明は、トレイ収容枠41のトレイBを繰出すトレイ繰出輪42は、このトレイBを搬送するトレイコンベア7のラグ13によって、係合される駆動カム48を有した駆動輪43を駆動回転して、この駆動輪43を経て連動し、間歇的回動するものであるから、前記トレイ繰出輪42を回動駆動するための特別のモータ等を要することなく、トレイコンベア7を駆動する動力を利用して、トレイコンベア7のラグ13係合毎にトレイBを一枚毎繰出してトレイBをトレイ収容枠41下へ供給するタイミングに会わせてトレイ繰出輪42を繰出回動することができ、連動タイミングがとり易く、構成を簡単化することができる。 According to the third aspect of the present invention, the
図面に基づいて、前後方向に長いコンベアフレーム12には、一定間隔にラグ13を突出させて回転するトレイコンベア(平ベルトを主体として構成)7を張設して、モータ14によって駆動回転する。このトレイコンベア7の搬送方向下手側上部に、つみれAを供給するホッパ15や、このホッパ15から供給されるつみれAを平ベルト上面に受けて搬送する供給ベルト16を設けて、モータ17によって駆動回転する。この供給ベルト16の上面は前側の送出口18側へ向けて少許下り傾斜に形成して、送出を良好に維持させることもできる。 On the basis of the drawings, a
前記供給ベルト16の終端部側に、供給ベルト2を前後方向へ掛け渡して設け、前記送出口18から送出されるつみれAを受けて前方(トレイコンベア7の上手側)へ搬送し、この搬送終端部には、平ベルト形態のベルト面を前下がりの傾斜面にして張設して、前下り傾斜のベルト傾斜面19を形成しいる。この傾斜面19部のベルト2の前、後端部をプーリ20、21等に張圧案内させている。この供給ベルト2は、前記モータ17によって駆動回転させる形態としている。前記供給ベルト16の終端と供給ベルト2の始端部との間には適宜段差を形成して、前記送出口18部に設ける繰出羽根22とガイドデスク34との回転によって、つみれA群を平面並びの状態で、横幅方向に複数列区分に仕切りながら供給ベルト2の始端部へ繰り出す形態で、供給ベルト2面上の各ガイド板3間の供給通路1毎に、つれみAを前後方向一個並びにして連続供給する。前記段差部の底部には傾斜板が設けられていて、供給つみれAを受けて前側への繰り出し搬送を行われ易くしている。 The
この供給ベルト2の上側には、搬送幅方向に適宜間隔、及び高さのガイド板3を配置して、このガイド板3の下縁に沿って丸棒状形態のガイドエッジ45を形成している。この供給ベルト2の搬送面に沿って接近させて構成したガイド板3と、この供給ベルト2の搬送面の上部を覆うシートガイド6と等によって、つみれAを一個並び列形態にしての搬送する供給通路1を構成し、この供給通路1を供給ベルト2の搬送面幅上面を左右に四区分して、つみれAを供給ベルト2面上四列並びにして繰り出し搬送する形態である。 On the upper side of the
図例ではつみれAを収容するための使用トレイBを、つみれAを搬送方向に沿う前後方向の繰出搬送列を四列で,横幅方向に並べて同位搬送する横方向に並ぶ横並び列を三列として、内部に形成の窪み部Cを縦,横方向へ整列した形態に形成している。この窪み部Cを整列配置した方形状、皿形形態のトレイBを用いる。従って,ガイド板3は、供給ベルト2幅に亘って一定の幅方向間隔毎に配置して,各供給通路1の横幅方向を,四列の搬送形態に仕切案内させている。この各ガイド板3の終端部は、供給ベルト2の上側面部から前側の繰出ローラ11,乃至操出羽根車5の回転部上部、及びこの繰出装置10の終端繰出口部62に亘って一連形態に構成される。前記繰出装置10の供給通路1は、繰出羽根車5の回転による繰出経路の終端部である繰出繰出口部62に亘って一連形態とするように形成する。即ち、ガイド板3は、シートガイド6と共に、供給ベルト2部の上側面部から、この傾斜面19部上を経て、終端部の繰出口部62に亘るように構成している。 In the example shown in the figure, the tray B used to store the lip A is composed of four rows of feed conveyance rows in the front and rear direction along the conveyance direction, and three rows arranged side by side in the horizontal direction and arranged in the horizontal direction. The recess C formed inside is aligned in the vertical and horizontal directions. A square and dish-shaped tray B in which the hollow portions C are arranged and arranged is used. Accordingly, the guide plate 3 is arranged at regular intervals in the width direction over the width of the
前記供給ベルト2の前側の、繰出ロール11や、繰出羽根車5からなる繰出装置10の繰出ケース9を、供給フレーム39の前端部に対して着脱可能に構成する形態では(図5〜図7)、この繰出装置10を繰出ケース9の内部に配置構成してユニット形態としている。このように繰出装置10を着脱する形態とする形態では、前記供給ベルト2上のガイド板3の前端部に、繰出ガイド板38を延長させる形態に設けて、前記シートガイド6の前端部をも延長部として構成し、更にこの終端部では、繰出羽根車5の回転外周部を覆うように、シートガイド6の終端部に代えるガイドカバー49を形成して、つみれAの繰出を終端の繰出口部62まで案内するように、繰出ケース9における繰出通路37(供給通路1)、及び繰出ガイド板38(供給ガイド板3)として,供給ベルト2の前端部に一連に連接する、繰出ガイド板38,シートガイド6、ガイドカバー49,及び繰出通路37部を構成している。図例では、この繰出羽根車5や、繰出ロール11等の構成される供給通路1部は、繰出通路37として繰出ガイド板38によって横幅方向に仕切られて構成されが、この繰出ガイド板38は、前記繰出ケース9に対して一体に取り付けられている。前記供給ベルト2側の供給ガイド板3前端部に延長状に連設される独立ブロック形態の繰出ケース9として構成されて、この繰出ケース9を供給フレーム39の前端部に対して着脱可能、乃至開閉回動可能の構成として、これら繰出ロール11、及び繰出羽根車5内部のメンテナンスを行い易く構成している。 In a form in which the
前記供給ベルト2、及びこの後半部のベルト傾斜面19部から繰出ロール11,及び繰出羽根車5に亘る搬送経路行程の上側部に沿って、各供給通路1の上側部を、ウレタン製の透明なシートガイド6で被覆するように構成するが、このシートガイド6の下面を、供給通路1を搬送されるつみれA列の上面との間に適宜少許間隔の高さ位置に設定して、このシートガイド6の上側に沿って配置のシートカバー60の下側のブラケット61に、ビス44止め等によって、固定する。このシートガイド6は各供給通路1の内側上部に嵌合した形態にあって、供給ベルト2面との間の高さ間隔を調節可能に構成することもできる。又、前記シートカバー60を供給フレーム39から取り外すことによって、各シートガイド6を一体として上方へ取り出すようにして、取り外したり、取り付けることができ、各供給通路1の上面を開放したり、閉鎖繰出し案内状態にすることができる。
前記シートガイド6の高さ位置は、固定しているが、つみれAの太さや、つみれAの種類等に応じて、供給ベルト2の搬送面との高さ間隔を変更調節できる形態とすることも可能である。前記ウレタン製のシートガイド6の下面は、滑面で、つみれAが浮上接触しても、附着し難く、搬送抵抗になり難く、安定した繰出搬送を案内させる。この供給ベルト2の上方には、コンベアフレーム12から立設のコントロールボックス35、及びコントロールパネル27を設けている。The upper part of each
The height position of the
前記シートガイド6は、供給ベルト2のベルト傾斜面19の上方適宜高さ位置に沿って、前記ベルト傾斜面19と平行状に形成されている。供給ベルト2傾斜面19の終端部には、各繰出ガイド板38間隔部(繰出通路37部)の下底部にソロバン玉状の円錐形面29を左右両側から対向させた形態の繰出ロール11が同一ロール軸28方向に亘って配置されて、一体的に回転される。相対向する各繰出ロール11の円錐形面29には抵抗条、又は抵抗溝30を放射方向に亘って形成して、つみれAの送出抵抗を有効に働かせるように形成している。この繰出ロール11の前側に、軸31周りに十字状に突出する繰出羽根4を形成した繰出羽根車5を構成する。この繰出ロール11、及び繰出羽根車5は、各繰出ガイド板38間の繰出通路37の幅内毎に形成される。この回転周部に位置する繰出通路37部は、この繰出ガイド板38によって仕切られる形態である。 The
前記供給ベルト2の終端部から繰出ロール11の上側部に供給されたつみれAが、この前側で回転する繰出羽根車5の繰出羽根4間に送込まれて、この繰出羽根4間のつみれAが軸31を越えて前端部上から、下方位置のトレイコンベア7上面を搬送されるトレイBに一横列毎同時落下供給される。このような繰出羽根車5の軸31と、繰出ロール11の軸28とは、チエン32連動されて、モータ33によって駆動回転される。 The nip A supplied from the terminal end of the
前記トレイセンサ8は、繰出羽根車5の終端部位置直下に設けられて、トレイコンベア7上のトレイBが、この繰出羽根4の回転先端部から落下される位置に搬送されたことを光電形態のトレイセンサ8によって検出することによって、モータ33を起動して繰出羽根車5や、繰出ロール11を、トレイコンベア7の速度に応じた適切な速度において駆動回転して、つみれA収容の窪み部C横列毎の繰出供給を行わせることができる。これらモータ33の駆動回転速度は、つみれAや、トレイBの規格等に応じて、コントロールパネル27の設定操作により指定することができる。 The
図例の繰出羽根車5の繰出羽根4は、軸31周りに十字形態に配置された四枚羽根形態であるから、トレイBが三列横並び形態に窪み部C列を形成した小形トレイBであるときは、トレイセンサ8により、トレイBの搬送を検出することによって、繰出羽根車5が四分の三回転駆動されて、各つみれAを載せた繰出羽根4が三枚分の角度だけ回動されて、繰出すつみれA列を一列毎トレイBの各窪み部C列に収容させる。
又、トレイBが四列横並び形態の大形トレイBであるときは、前記トレイセンサ8がトレイBの搬送を検出している間に、繰出羽根車5が一回転駆動されて、各繰出羽根4が四分の一回転する毎に、一列横並び毎のつみれA列がトレイBの各窪み部C列に供給される。The
Further, when the tray B is a large tray B arranged in four rows and rows, while the
前記繰出ロール11は、回転周面をV字状断面に形成したV字溝ロール36で各供給通路1の終端部の送出されたつみれAを受けて、このV字溝ロール面36の中央部位置に案内しながら、V字傾斜面29で左右両側から挟持するようにして繰出す。このV字傾斜面29間のV字溝ロール面36の中央部から前側の繰出羽根4の面によって一個毎掬い上げられて、前方へ繰出される。各供給通路1毎に繰出されるつみれAは、繰出羽根車5の軸31方向において、同回転位相で送り出されるため、各供給通路1から繰出通路37に供給されたつみれAは、同回転位相の繰出羽根4上面に繰出ガイド板38によって仕切られて、横方向の軸31に沿って平行状に並列された形態として、同時繰出が行われ、トレイBの横整列の窪み部C(皿状窪み)位置列に同時供給される。このため、V字溝36繰出ロール11によって繰出通路37を繰出されるみれAは、一個毎仕切って繰出羽根4面幅の中央部に正確に載せられる。
そして、この各仕切羽根4面上に載せられた各繰出通路37部のつみれAは、軸31の回転により同時繰出回転されて、トレイ6の横列の窪み部C列毎に同時供給される。The feeding
Then, the pinches A of the respective feeding passages 37 placed on the surfaces of the
このような繰出ロール11と繰出羽根5とによるつみれAの繰出搬送行程は、これらの搬送回転速度によってのみ行われるもので、例えば供給ベルト2の回転状態には直接影響されない。従って、ギヤドモータ33の駆動によって繰出ロール11と繰出羽根車5が同期回転されることによって、この繰出ロール11のV字溝ロール11に載せているつみれA横列のみを正確に同位相位置の仕切羽根4面上に載せて、前側へ繰出し、トレイBの横並びの窪み部C列毎に同時供給する。 Such a feeding and feeding process of the catch A by the feeding
前記供給ベルト2、及び繰出ロール11、乃至繰出羽根車5等によるつみれAの繰出搬送において、各供給通路1部や繰出通路37部の搬送つみれAが浮上されたり、押し上げられて、供給ベルト2や、繰出ロール11のV字溝36部、円錐形状ロール溝面29等から大きく浮上すると、上側のシートガイド6によって押えられて、一個並びの搬送形態を崩さないように維持され、供給ベルト2面や、繰出ロール11面に載せられて、正確な搬送作用が行われる。又、供給通路26内でつみれAが大きく上下に移動して、つみれA相互間で重合したり、圧力を受けた状態で搬送が停滞したり、大きく団子状形態に変形されたりすることを防止する。 In the feeding and conveying of the tin A by the
前記供給ベルト2を前後方向に亘って張設する供給フレーム39の前端部に、繰出ロール11と繰出羽根車5を有する繰出ケース9を配置するが、この繰出ケース9には、前記供給フレーム39の各供給ガイド3と同位置延長面に沿って前記繰出ガイド38を形成し、この繰出ガイド38間に仕切られて、各供給通路26と連通の各繰出通路37部に、繰出ロール11、及び繰出羽根4を回転するように配置している。又、これらの上側にシートガイド6を配置している。このような繰出ロール11を軸装28し、繰出羽根車5を軸装31し、終端部のシートガイド6を装着した繰出ケース9は、横幅方向に長いボックス形態として、前記フレーム39に対して横側、又は、上側等から着脱可能にとりつけている。又、この取付形態に代えて、繰出フレーム9を供給フレーム39に対して開閉回動させて搬送経路内部を開放することも可能である。各供給通路1や、繰出通路37部の掃除や、点検作業を行うときは、この繰出ケース9を開放してメンテナンスを行い易くする。 A
前記トレイ収容枠41は、トレイコンベア7フレーム12の上側に、設けられて、方形状のトレイBの前、後、左、右部を摺動下降するように案内するガイドロッド63を有し、このトレイ収容枠41の下端部で、前、後側縁B1、B2部に、一対のトレイ繰出輪42をコンベア7上側に架設の繰出軸46の周りに回動可能に設ける。前記トレイ繰出輪42は、軸46周り三等分角毎に放射方向位置で、側面視正三角形の各三角頂点位置に、しかも丸棒からなり、コンベア7の横幅一杯に広く形成した三本のトレイ繰出バ−50を配置して構成し、このトレイ繰出輪42を左右両端部の操出軸46の周りに三分の一回転駆動する毎に、最下段の支持したトレイBを一枚毎下方へ繰出すことができる。この前後のトレイ繰出輪42は、互いに内側下部へ同期回動して、トレイBエッジの前、後縁部B1、B2を前後両側部から挟むように回転して、下側へ繰出す。又、前記トレイ繰出バ−50は、左右両端部を軸46周りに回転する軸装ホルダ52に対して回動自在に支持架設させて構成し、又は、繰出ラグ杆47を丸棒材、又は、円筒形体のパイプ材から構成して、前記軸装ホルダ52に対して回動自在に支持させる形態として、トレイエッジのめくり、繰り出しを行い易くすることができる。 The tray
これらトレイ繰出輪42の回動によって、トレイBを繰出すとき、各繰出バ−50の横幅全長lが、上下の重合トレイBエッジの前縁部B1部間、及び後縁部B2間の重合間隙部Pに回動介入して、上下に仕切るため、これらトレイBの上下剥離作用において、前縁部B1や、後縁部B2を破損し難く、下端部トレイBの前縁部B1、後縁部B2の全幅を各繰出バ−50で係合して繰出すことによって、円滑に正確なトレイBの繰出を行わせる。
これら前後一対のトレイ繰出輪42は、トレイコンベア7上に設けられた駆動輪43の回転によって、チエン47掛け連動によって行われる。前記駆動輪43は、トレイコンベア7のラグ13によって係合される駆動カム48を有し、ラグ13が係合される毎に一定角度回動されて、前記トレイ繰出輪42を回動して、トレイBを一枚毎繰出す。When the tray B is fed out by the rotation of the
The pair of front and rear
前記トレイセンサ8は、繰出羽根車5の繰出位置近くに設けられて、トレイコンベア7によって搬送されるトレイBを光電検出する。繰出羽根車5の回転外周部に沿って前記シートガイド6の終端部として、円弧状側断面形状のガイドカバー49を同質材で形成し、この下端部に繰出口部62を形成する。このガイドカバー49の下端部でトレイB搬送方向の上手側位置に、光電を横方向へ投光しながら搬送トレイBの有、無を検出するトレイセンサ8を配置している。このトレイセンサ8のトレイB検出によって、前記のようにモータ33を駆動して、繰出ロール11、及び繰出羽根車5を回転する。 The
前記トレイの繰出装置に使用したトレイBや、これに収容されるつみれA、及び、このトレイAを繰出す繰出輪42等の仕様例を、主として図14,図15に基づいて説明する。
トレイBの使用形態を示す図において、トレイBの規格は、繰出搬送方向に亘る縦幅f(=105mm)、コンベア7の横幅方向に亘る横幅e(=177mm)、上下深さ方向に亘る厚さd(=28mm)として、比較的小形態の角皿形形態としている。これに収容させるつみれAは、練製食品を球形状に形成したもので、つみれ球径A球径a(=34〜35mm)のものを収容する。このようなつみれAを縦、横方向に整列させて受けるようにトレイBの内底部に窪み部C列を形成している。横幅E方向の窪み部C列は、各横列毎に四個ごとのつみれAを並べて受けるが、縦幅B方向の窪み部C列は、三個ごとのつみれAを並べて受ける。又この規格よりも一段大きい規格のトレイBにあっては、この縦幅B方向の窪み部C列が、前記同球径AのつみれAを四個、又は五個並べて受けることができる。このトレイBの外周縁部には、下向きに湾曲した一定幅トレイエッジが突出形成される。このトレイエッジ部の厚さn(=3、0〜3、5mm)に形成して、後記繰出バ−50間に形成される係合間隔部51(k=2、0mm)に挟持させるようにして押込嵌合させる。トレイエッジ部の厚さは自体の弾性に抗して圧縮されて、係合間隔部kに一旦保持される形態とすることができる。Specification examples of the tray B used in the tray feeding device, the lip A accommodated in the tray B, the
In the figure showing the usage form of the tray B, the standard of the tray B is the vertical width f (= 105 mm) in the feeding and conveying direction, the horizontal width e (= 177 mm) in the horizontal width direction of the
前記つみれAを収容するトレイBは、収容するつみれAの太さを略一定させて、かつ、トレイBの横幅eを一定させて、縦幅fの長、短によって、窪み部Cの列数を変えて、トレイBの規格の大、小を選定し、トレイコンベア7の共用化を図る。
前記トレイBの繰出供給に用いられるトレイ収容枠41のトレイ繰出輪42は、軸46を有した左右一対の軸装ホルダ(軸メタル)52間に亘って架設の三本の繰出バ−50から、細い回転径のリール形態に構成されるが、この各繰出バ−50の外周円筒形面の外径g(=4mm)とし、各繰出バ−50相互間における、バ−中心間の係合間隔部51の間隔h(=6mm)として設定した場合を示す。又、左右軸装ホルダ52間の間隔、乃至各繰出バ−50の長さrは、前記トレイBの横幅eよりも若干長く(r>e)設定して、トレイB繰出作用において、トレイエッジの前円部B1、又は後縁部B2の全横幅eが、係合間隔部51に嵌合して繰出作用を受ける。The tray B that accommodates the lip A has the thickness of the lip A to be accommodated substantially constant and the width e of the tray B is constant. By changing the size of the tray B, the standard size of the tray B is selected, and the
The
1 供給通路
2 供給ベルト
3 供給ガイド
4 繰出羽根
5 繰出羽根車
6 シートガイド
7 トレイコンベア
8 トレイセンサ
9 繰出ケース
11 繰出ロール
19 ベルト傾斜面
41 トレイ収容枠
42 トレイ繰出輪
43 駆動輪
48 駆動カム
50 繰出バ−
50f 繰出バ−(回転方向側の)
50r 繰出バ−(回転方向後位側の)
51 係合間隔部
A つみれ
B トレイ
C トレイ内側の窪み部DESCRIPTION OF
50f Feeding bar (rotation direction side)
50r feeding bar (on the rear side in the rotation direction)
51 Engagement interval portion A Tail B Tray C Recess inside the tray
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