JP2015087524A - 閃光発光装置 - Google Patents

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【課題】 キセノン放電管を使用した閃光発光装置において、キセノン放電管を含む発光部が高精度に位置決めされて配線基板に実装され、高精度に被写体を照明することができる閃光発光装置を提供する。【解決手段】 閃光発光装置800において、発光部700におけるキセノン放電管701の第1〜第3電極703,704,702に接続される第1〜第3リード線703A,704A,702Aが、配線基板801に形成された第1〜第3切欠き部801A,801B,801Cに嵌合された状態で、発光部700が配線基板801に実装されている。【選択図】 図4

Description

本発明は、キセノン放電管を使用した閃光発光装置に関する。
近年、スマートフォンなどの携帯端末装置は、被写体を撮影するためのカメラ機能を有する装置が普及している。このような携帯端末装置は、夜間などの暗所での撮影時の照明光源として、光量が10W程度の発光ダイオード(Light Emitting Diode:略称LED)を備えている。
照明光源としてLEDを備える携帯端末装置は、撮影時にLEDを発光させて被写体を照明したとしても、光量が小さく、明るさが不十分であるという課題がある。
一方、デジタルスチルカメラなどに搭載されている、光量が100kW程度のキセノン放電管を備えた閃光発光装置は、必要十分の光量を出す必要から、コンデンサ容量が数十μF程度のアルミ電解コンデンサを必要としている。なお、このアルミ電解コンデンサによる蓄積電荷を放出させ、キセノン放電管を放電させて閃光を発生させるように構成されている。
アルミ電解コンデンサは、高容量かつ高耐電圧特性を有するので、キセノン放電管を閃光発光させるための主コンデンサとしては適しているが、サイズが大きいものであるので、小型・薄型化が要求される携帯端末装置に搭載するのは困難である。
このような問題点を解決する技術として、特許文献1には、キセノン放電管を閃光発光させるための主コンデンサとして、複数のチップ型コンデンサを並列接続した構造体を用いる技術が開示されている。
特開2004−171820号公報
携帯端末装置に搭載することを想定すると、閃光発光装置は、キセノン放電管を含む発光部および主コンデンサなどの各部品が配線基板に実装された構造体となる。このような閃光発光装置が搭載された携帯端末装置を用いて被写体を照明しながら撮影する場合、高精度に被写体を照明するためには、放電によって発光するキセノン放電管を含む発光部が高精度に位置決めされて配線基板に実装されている必要がある。特許文献1には、キセノン放電管を含む発光部を、高精度に位置決めして配線基板に実装するための構成については、何ら記載されていない。
携帯端末装置に搭載された状態の閃光発光装置において、発光部は、携帯端末装置の筐体に形成される開口から発光面が露出するように配置される必要があるけれども、発光部が高精度に位置決めされて配線基板に実装されていない場合には、少なくとも発光面の一部が筐体の開口から露出しないおそれがある。この場合には、高精度に被写体を照明することができない。
本発明の目的は、キセノン放電管を使用した閃光発光装置において、キセノン放電管を含む発光部が高精度に位置決めされて配線基板に実装され、高精度に被写体を照明することができる閃光発光装置を提供することである。
本発明は、放電によって発光する発光部であって、
キセノンガスが封入された筒状のキセノン放電管と、
前記キセノン放電管の一端に配設される第1電極と、
前記キセノン放電管の他端に配設される第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間において、前記キセノン放電管の外周面に対向して配設される第3電極と、
一端部が前記第1電極に接続される第1リード線と、
一端部が前記第2電極に接続される第2リード線と、
一端部が前記第3電極に接続される第3リード線と、を有する発光部と、
前記発光部が実装される配線基板であって、
一主面上に前記発光部が配置され、側縁部から中央部に向かって退避した、前記第1〜第3リード線がそれぞれ嵌合可能な第1〜第3切欠き部が形成された基板本体と、
前記基板本体に形成され、前記第1切欠き部に嵌合された前記第1リード線と接続される第1配線導体と、
前記基板本体に形成され、前記第2切欠き部に嵌合された前記第2リード線と接続される第2配線導体と、
前記基板本体に形成され、前記第3切欠き部に嵌合された前記第3リード線と接続される第3配線導体と、を有する配線基板と、
前記配線基板に実装され、所定の電源の電源電圧を昇圧する昇圧回路部と、
前記配線基板に実装され、前記昇圧回路部によって昇圧された電圧が印加されて充電される主コンデンサであって、前記第1配線導体と接続される主コンデンサと、
前記配線基板に実装され、前記発光部の発光制御を行う発光制御回路部であって、前記第2配線導体と接続される発光制御回路部と、
前記配線基板に実装され、前記キセノン放電管に封入されるキセノンガスを励起させて発光を開始させるための、トリガ電圧を発生させるトリガ電圧発生回路部であって、前記第3配線導体と接続されるトリガ電圧発生回路部と、を備えることを特徴とする閃光発光装置である。
また本発明の閃光発光装置において、前記主コンデンサは、
複数の誘電体層と複数の内部電極とが交互に積層された積層体と、
前記積層体の側面に設けられ、前記複数の内部電極にそれぞれ電気的に接続された外部電極と、を備える積層コンデンサであることを特徴とする。
また本発明の閃光発光装置では、前記配線基板において、前記第1〜第3配線導体は、前記基板本体の前記一主面上に形成され、
前記昇圧回路部、前記主コンデンサ、前記発光制御回路部および前記トリガ電圧発生回路部は、前記基板本体の前記一主面上に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、発光部におけるキセノン放電管の第1〜第3電極に接続される第1〜第3リード線が、配線基板における基板本体に形成された第1〜第3切欠き部に嵌合された状態で、発光部が配線基板に実装されているので、発光部が高精度に位置決めされて配線基板に実装されている。したがって、本発明の閃光発光装置は、高精度に被写体を照明することができる。
本発明の一実施形態に係る閃光発光装置800の構成を模式的に示す斜視図である。 閃光発光装置800における各部品の配線基板801に対する配置を示す図である。 閃光発光装置800の回路図である。 閃光発光装置800における発光部700の近傍を拡大して示す分解斜視図である。 配線基板801の切欠き部に対する発光部700のリード線の嵌合状態を示す図である。 積層コンデンサ100の構成を示す図である。 積層コンデンサ100において、積層体1の内部に埋設される電極の構成を示す図である。 積層コンデンサ100内の電荷分布の状態を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る閃光発光装置800の構成を模式的に示す斜視図である。図1(a)は閃光発光装置800を発光部700側から見た斜視図であり、図1(b)は図1(a)の反対側から閃光発光装置800を見た斜視図である。図2は、閃光発光装置800における各部品の配線基板801に対する配置を示す図である。図3は、閃光発光装置800の回路図である。図4は、閃光発光装置800における発光部700の近傍を拡大して示す分解斜視図である。図5は、配線基板801の切欠き部に対する発光部700のリード線の嵌合状態を示す図である。図5(a)は第1切欠き部801Aに対する第1リード線703Aの嵌合状態を示す斜視図であり、図5(b)は第1切欠き部801Aに対する第1リード線703Aの嵌合状態を示す平面図である。
閃光発光装置800は、被写体を撮影するためのカメラ機能を有するスマートフォンなどの携帯端末装置において、夜間などの暗所での撮影時の照明光源として備えられる装置である。閃光発光装置800は、放電によって発光する発光部700と、配線基板801と、所定の電源の電源電圧を昇圧する昇圧回路部と、昇圧回路部によって昇圧された電圧が印加されて充電される主コンデンサ100と、発光部700の発光制御を行う発光制御回路部と、トリガ電圧を発生させるトリガ電圧発生回路部とを備える。なお、前記昇圧回路部は、昇圧トランス201およびダイオード301などによって構成される。前記発光制御回路部は、半導体スイッチング素子である絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、「IGBT」という)501、動作安定用コンデンサ104およびダイオード302などによって構成される。前記トリガ電圧発生回路部は、トリガコンデンサ103およびトリガトランス202などによって構成される。
発光部700は、透光性を有する筐体内に収容され、直線状に延びる筒状の硬質ガラス管内にキセノンガスが封入されたキセノン放電管701と、キセノン放電管701の一端に配設される第1電極703と、キセノン放電管701の他端に配設される第2電極704と、第1電極703と第2電極704との間において、キセノン放電管701の外周面に対向して配設される第3電極702と、一端部が第1電極703に接続される第1リード線703Aと、一端部が第2電極704に接続される第2リード線704Aと、一端部が第3電極702に接続される第3リード線702Aと、を含んで構成される。
発光部700においてキセノン放電管701は、主コンデンサ100による蓄積電荷によって発光(閃光を発生)し、このキセノン放電管701で発生した光は、筐体の一主面に形成された発光面700Aから外部に出射され、これによって被写体を照明することができる。
主コンデンサ100は、特に限定されるものではないけれども、高容量かつ高耐電圧特性を有するという観点から、積層コンデンサであることが好ましい。以下では、主コンデンサ100を「積層コンデンサ100」という。
積層コンデンサ100は、複数の誘電体層と複数の内部電極とが交互に積層された積層体と、該積層体の側面に設けられ、前記複数の内部電極にそれぞれ電気的に接続された外部電極と、を備えるコンデンサである。以下では、内部電極として、複数の電極部分に分割された分割構造を有する容量電極および浮遊電極を備える積層コンデンサを例に挙げて、本実施形態の積層コンデンサ100について説明する。
図6は、積層コンデンサ100の構成を示す図である。図6(a)は積層コンデンサ100の外観を示す斜視図であり、図6(b)は積層コンデンサ100の断面図である。図7は、積層体1の内部に埋設される電極の構成を示す図である。図7(a)は積層体1を積層方向に平面透視したときの容量電極3の平面図であり、図7(b)は積層体1を積層方向に平面透視したときの浮遊電極4の平面図であり、図7(c)は容量電極3および浮遊電極4の積層状態を示す分解斜視図である。図8は、積層コンデンサ100内の電荷分布の状態を示す図である。
本実施形態の積層コンデンサ100は、複数の誘電体層5が積層されて成る積層体1と、該積層体1の内部で各誘電体層5を挟んで交互に配設された複数の容量電極3および浮遊電極4と、該積層体1の側面に設けられ、各容量電極3と電気的に接続され、かつ各浮遊電極4と電気的に絶縁された、第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bとを備える。なお、以下では、第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bを総称するときには、「外部電極2」という。
積層体1において、誘電体層5は、積層方向に平面視したときの形状が長方形である。積層体1の内部で誘電体層5を挟んで交互に配設された各容量電極3および浮遊電極4は、積層方向に平面視したときの形状が、誘電体層5と同様に、長方形である。これらの容量電極3および浮遊電極4が内部に埋設され、複数の誘電体層5が複数積層されて成る積層体1は、全体として直方体状に形成されている。積層体1において、誘電体層5の積層数は、積層コンデンサ100を高容量化できるという点で、100層〜1000層である。なお、以下では、容量電極3、浮遊電極4および誘電体層5の長辺が延びる方向を「長辺方向X」と称し、長辺方向Xに直交する、容量電極3、浮遊電極4および誘電体層5の短辺が延びる方向を「短辺方向Y」と称し、長辺方向Xおよび短辺方向Yに直交する、積層体1における誘電体層5が積層される方向を「積層方向Z」と称する。
本実施形態では、積層体1において、長辺方向Xの長さは3mm〜20mmであり、短辺方向Yの長さは2mm〜20mmであり、積層方向Zの長さは1mm〜2mmである。
外部電極2において、第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bは、それぞれ250μm〜1000μmの厚みで、積層体1の積層方向Zに延びる側面に、積層方向Zにわたって形成されている。ここで、第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bの厚みとは、長辺方向Xに延びる寸法を示す。第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bを構成する材料としては、たとえば、ニッケル、銅、銀、パラジウムなどの金属を主成分とする導体材料が用いられる。
本実施形態では、第1外部電極部分2aは、積層体1の長辺方向X一方側の側面に設けられ、第2外部電極部分2bは、積層体1の長辺方向X他方側の側面に設けられている。そして、第1外部電極部分2aは、後述する容量電極3における複数の第1電極部分31a,31b,31cのそれぞれに電気的に接続されている。また、第2外部電極部分2bは、第1外部電極部分2aと電気的に絶縁され、容量電極3における複数の第2電極部分32a,32b,32cのそれぞれに電気的に接続されている。
誘電体層5は、チタン酸バリウムを主成分とする誘電体磁器を用いることができ、たとえば、チタン酸バリウムに酸化マグネシウム、希土類元素(RE)の酸化物および酸化マンガンなどが固溶した結晶粒子から構成されている誘電体磁器を例示することができる。なお、誘電体磁器の種類としては上述したものだけに限らず、チタン酸バリウムにカルシウムやストロンチウムなどの元素を固溶させたものやこれらの誘電体材料を複合化させたものなど他の誘電体磁器を用いることもできる。
誘電体層5の厚みは、2μm〜10μmである。また、誘電体層5は、長辺方向Xの長さが2700μm〜19500μmであり、短辺方向Yの長さが1700μm〜19800μmである。なお、誘電体層5の厚みは、高耐電圧特性を持たせるために2μm以上であって、静電容量を高めるため、ならびに製品厚みの抑制のために10μm以下である。
なお、本実施形態の積層コンデンサ100においては、容量電極3および浮遊電極4により挟まれて静電容量が得られる有効層として機能する誘電体層5に対し、容量電極3および浮遊電極4により挟まれることがなく積層体1の積層方向Zの両主面側にそれぞれ配置される誘電体層5は、保護層として機能する。
容量電極3および浮遊電極4は、0.4μm〜2μmの厚みに形成された、電荷を蓄えて静電容量を得るための内部電極である。また、容量電極3および浮遊電極4は、積層方向Zに平面視したときの大きさが誘電体層5と同じであり、具体的には、長辺方向Xの長さが2300μm〜18900μmであり、短辺方向Yの長さが1300μm〜6500μmである。
容量電極3および浮遊電極4を構成する材料としては、たとえば、ニッケル、銅、ニッケル−銅、銀−パラジウムなどの金属を主成分とする導体材料が用いられる。
本実施形態の積層コンデンサ100は、図8に示すように、誘電体層5を挟んで電荷を蓄える容量電極3および浮遊電極4が複数形成されることにより大きな静電容量が得られ、かつ小型化が容易なコンデンサとすることができる。
容量電極3は、図7(a)に示すように、互いに電気的に絶縁された状態で同一仮想平面上に配設される複数の第1電極部分31a,31b,31cから成る第1容量電極部31と、第1容量電極部31と電気的に絶縁されるとともに、互いに電気的に絶縁された状態で同一仮想平面上に配設される複数の第2電極部分32a,32b,32cから成る第2容量電極部32とを含んで構成される。
容量電極3において、第1容量電極部31と第2容量電極部32とは、互いに長辺方向Xに離間して設けられ、第1容量電極部31が長辺方向X一端部側に配置され、第2容量電極部32が長辺方向X他端部側に配置される。第1容量電極部31と第2容量電極部32との長辺方向Xに関する離間距離は、たとえば、100μm〜1000μmである。
また、容量電極3の第1容量電極部31を構成する複数の第1電極部分31a,31b,31cは、それぞれ、積層方向Zに平面視したときの形状が長方形であり、短辺方向Yに間隔をあけて整列して配置されている。複数の第1電極部分31a,31b,31c間の短辺方向Yに関する間隔は、たとえば、30μm〜300μmである。また、容量電極3の第2容量電極部32を構成する複数の第2電極部分32a,32b,32cは、それぞれ、積層方向Zに平面視したときの形状が長方形であり、短辺方向Yに間隔をあけて整列して配置されている。複数の第2電極部分32a,32b,32c間の短辺方向Yに関する間隔は、たとえば、30μm〜300μmである。
長方形の形状に形成される複数の第1電極部分31a,31b,31c、および、複数の第2電極部分32a,32b,32cは、それぞれ、同一の形状かつ大きさである。また、複数の第1電極部分31a,31b,31c、および、複数の第2電極部分32a,32b,32cの長辺が延びる方向は、容量電極3の長辺方向Xに平行である。また、複数の第1電極部分31a,31b,31c、および、複数の第2電極部分32a,32b,32cは、長辺方向Xの長さが1000μm〜10000μmであり、短辺方向Yの長さが500μm〜6500μmである。
また、容量電極3において、複数の第1電極部分31a,31b,31cは、それぞれ、長辺方向X中央部から一端部にわたって形成されており、その長辺方向X一端部側の端面が積層体1の長辺方向X一端部側の側面から露出して、第1外部電極部分2aと電気的に接続されている。また、容量電極3において、複数の第2電極部分32a,32b,32cは、それぞれ、長辺方向X中央部から他端部にわたって形成されており、その長辺方向X他端部側の端面が積層体1の長辺方向X他端部側の側面から露出して、第2外部電極部分2bと電気的に接続されている。
浮遊電極4は、図7(b)に示すように、互いに電気的に絶縁された状態で同一仮想平面上に配設される複数の浮遊電極部分4a,4b,4cから成る。
浮遊電極4を構成する複数の浮遊電極部分4a,4b,4cは、それぞれ、積層方向Zに平面視したときの形状が長方形であり、短辺方向Yに間隔をあけて整列して配置されている。複数の浮遊電極部分4a,4b,4c間の短辺方向Yに関する間隔は、たとえば、30μm〜300μmである。
長方形の形状に形成される複数の浮遊電極部分4a,4b,4cは、それぞれ、同一の形状かつ大きさである。また、複数の浮遊電極部分4a,4b,4cの長辺が延びる方向は、浮遊電極4の長辺方向Xに平行である。また、複数の浮遊電極部分4a,4b,4cは、長辺方向Xの長さが2300μm〜18900μmであり、短辺方向Yの長さが500μm〜6500μmである。
また、浮遊電極4において、複数の浮遊電極部分4a,4b,4cは、それぞれ、長辺方向X一端部から他端部にわたって形成されている。ただし、複数の浮遊電極部分4a,4b,4cは、それぞれ、長辺方向X一端部側の端面、および長辺方向X他端部側の端面が、積層体1の側面から露出してはおらず、第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bと電気的に絶縁されている。
次に、本実施形態の積層コンデンサ100を製造する方法について説明する。まず、誘電体層5を形成する誘電体磁器の原料を準備する。誘電体磁器の主成分として、チタニア系酸化物、ジルコン酸系酸化物等が挙げられる。チタン酸バリウムを主成分とする焼結体を用いる場合、たとえば、チタン酸バリウム粉末に対して、所定量の酸化マグネシウム粉末、希土類元素の酸化物粉末および酸化マンガン粉末を配合し、さらに、必要に応じて所望の誘電特性を維持できる範囲で焼結助剤としてガラス粉末を添加して素原料粉末を得る。
次に、上記の素原料粉末に有機ビヒクルを加えてセラミックスラリを調製し、次いで、ドクターブレード法またはダイコータ法などのシート成形法を用いてセラミックグリーンシートを形成する。セラミックグリーンシートの厚みは誘電体層5の高容量化のための薄層化と、高絶縁性を維持するという点で2.5μm〜15μmが好ましい。
次に、得られたセラミックグリーンシートの主面上に矩形状の電極パターンを0.5μm〜3.5μmの厚みで印刷して形成する。なお、電極パターンとなる導体ペーストは、ニッケル、銅、またはこれらの合金粉末を主成分金属とし、これに共材としてのセラミック粉末を混合し、有機バインダ、溶剤および分散剤を添加して調製する。
次に、電極パターンが形成されたセラミックグリーンシートを所望枚数重ね、その上下に電極パターンを形成していないセラミックグリーンシートをさらに複数枚、上下層が同じ枚数になるように重ねて、仮積層体を形成する。仮積層体における電極パターンは、長手方向に半パターンずつずらしてある。このような積層工法により、切断後に、容量電極3を形成するための、第1電極部分31a,31b,31cおよび第2電極部分32a,32b,32cに対応する電極パターンと、浮遊電極4を形成するための、浮遊電極部分4a,4b,4cに対応する電極パターンとが形成されたものとなる。
次に、仮積層体を上記仮積層時の温度圧力よりも高温、高圧の条件にてプレスを行い、セラミックグリーンシートと電極パターンとが強固に密着された積層構造体を形成する。
次に、この積層構造体を、予め定めるカットラインに沿って切断し、その後、所定の雰囲気下、温度条件で焼成して積層体1を形成する。焼成条件としては、昇温速度を5〜300℃/hとして、脱脂を500℃までの温度範囲で行い、次いで、昇温速度を25〜1000℃/hとして、水素−窒素の混合ガスの還元雰囲気中にて1100〜1300℃の範囲で0.5〜4時間焼成する。さらに、焼成後の試料に対して、酸化雰囲気中、900〜1100℃で再酸化処理を行う。
次に、この積層体1の対向する長辺方向Xの側面に、外部電極ペーストを塗布して焼付けを行い、第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bが形成される。また、第1外部電極部分2aおよび第2外部電極部分2bの表面には、実装性を高めるためにメッキ膜が形成される。
本実施形態の積層コンデンサ100は、誘電体層5を挟んで交互に積層される内部電極としての容量電極3と浮遊電極4とが、誘電体層5の一主面の全面にわたって形成されているのではなく、特徴的な構造を有している。具体的には、容量電極3は、互いに電気的に絶縁された状態で同一仮想平面上に配設される複数の第1電極部分31a,31b,31cから成る第1容量電極部31と、第1容量電極部31と電気的に絶縁されるとともに、互いに電気的に絶縁された状態で同一仮想平面上に配設される複数の第2電極部分32a,32b,32cから成る第2容量電極部32とを有する。また、浮遊電極4は、互いに電気的に絶縁された状態で同一仮想平面上に配設される複数の浮遊電極部分4a,4b,4cから成る。
上記のように構成される本実施形態の積層コンデンサ100では、容量電極3がバランスよく誘電体層5の一主面にばらばらに配列されていることで、焼成時に容量電極3と誘電体層5の材料の違いによって発生する応力を分散することができる。その結果、積層コンデンサ100を製造するときの焼成時に「反り」や「デラミ」が発生することを効果的に低減することができる。したがって、積層コンデンサ100は、高容量かつ高耐電圧特性を有し、閃光発光装置800におけるキセノン放電管701を閃光発光させるための主コンデンサとして使用可能なものとなる。
次に、図3の回路図を用いて、閃光発光装置800の構成および動作を説明する。昇圧トランス201の1次電圧は外部からの給電、或いは制御IC601からの給電が可能となっており、昇圧後の2次電圧はダイオード301で整流される。そして、積層コンデンサ100に充電されると同時に抵抗404,405にて分圧された電圧値が、制御IC601の端子601fで確認される。
DC−DCコンバータでは、制御IC601の端子601gを制御することで発振を開始する。なお、前記発振起動信号は、コントローラ900より制御IC601の端子601aに入力される。この制御IC601に入力された発振起動信号がDC−DCコンバータに入力されることになる。DC−DCコンバータに発振起動信号が入力されると、携帯端末装置に備えられる電池電源などの直流電源DCより供給される直流電流が昇圧トランス201に入力されて、発振の開始となる。
DC−DCコンバータの発振によって直流電源電圧が昇圧トランス201により昇圧され、その出力電流がダイオード301で整流される。したがって、この整流用ダイオード301により整流された整流電流よって、積層コンデンサ100が充電される。
積層コンデンサ100は、蓄積電荷をキセノン放電管701を通して放出し、キセノン放電管701を放電させて閃光を発生させる。
キセノン放電管701は、トリガ電圧発生回路部によって励起電圧が第3電極702に印加されて発光始動される。
トリガ電圧発生回路部は、コントローラ900より発せられた信号を制御IC601の端子601cで受ける。そして、制御IC601の端子601dより出力される発光制御信号が、IGBT501のゲートに入力されることによって、このIGBT501が導通し、トリガコンデンサ103の充電電荷がダイオード302とトリガトランス202の一次コイルに放電する。これによって、トリガトランス202の二次コイルに発生した高電圧がキセノン放電管701の第3電極702に印加され、キセノン放電管701が積層コンデンサ100の蓄積電荷を受けて放電して発光始動する。なお、動作安定用コンデンサ104は、ダイオード302の動作を安定させるためのものである。
また、抵抗406,407は、制御IC601の端子601dのドライバ出力とIGBT501の入力仕様に合わせ調整することができる。
積層コンデンサ100がキセノン放電管701を発光させることが可能な所定の電圧まで充電されると、レディ信号が制御IC601bよりコントローラ900へ送られ、所望のタイミングでコントローラ900より制御IC601の端子601cへ発光命令信号を出力する。
本実施形態の閃光発光装置800は、高容量かつ高耐電圧特性を有する積層コンデンサ100を備えているので、該積層コンデンサ100による蓄積電荷を放出させ、キセノン放電管701を放電させて閃光を発生させることができる。このような閃光発光装置800は、キセノン放電管701を閃光発光させるための主コンデンサとして、アルミ電解コンデンサに比べて極めてサイズの小さい積層コンデンサ100を備えているので、小型化・薄型化が要求されるスマートフォンなどの携帯端末装置に好適である。
次に、図2を用いて閃光発光装置800における各電子部品の配置、および各電子部品間の配線導体の接続状態を説明するとともに、図4,5を用いて閃光発光装置800において特徴的な、配線基板801とキセノン放電管701を備える発光部700との配線接続構造について説明する。
配線基板801は、矩形平板状に形成され、一主面上に発光部700が配置される基板本体(以下、基板本体を「配線基板801」という場合がある)と、第1配線導体である配線導体L1、第2配線導体である配線導体L3、および第3配線導体である配線導体L2を少なくとも含む複数の配線導体L1〜L23と、によって構成される。なお、閃光発光装置800において、閃光発光装置800を構成する発光部700以外の各電子部品は、配線基板801の内部あるいは他主面上に配置されていてもよいけれども、本実施形態では、発光部700が配置される一主面上に配置されて、樹脂封止材802によって樹脂封止されている。また、各配線導体L1〜L23は、配線基板801の内部あるいは他主面上に形成されていてもよいけれども、本実施形態では、発光部700が配置される一主面上に形成されている。
配線基板801には、一側縁部から中央部に向かって退避した(一側縁部から中央部に向かって凹んだ)、発光部700の第1リード線703A、第2リード線704Aおよび第3リード線702Aがそれぞれ嵌合可能な、第1切欠き部801A、第2切欠き部801Bおよび第3切欠き部801Cが形成されている。より詳細には、第1切欠き部801A、第2切欠き部801Bおよび第3切欠き部801Cは、それぞれ、矩形平板状に形成される配線基板801の1つの辺(以下、「第1の辺」という)から中央部に向かって退避して形成され、第1の辺の延在方向に、第1切欠き部801A、第3切欠き部801C、第2切欠き部801Bの順に形成される。なお、第1切欠き部801Aは第1リード線703Aに対応し、第2切欠き部801Bは第2リード線704Aに対応し、第3切欠き部801Cは第3リード線702Aに対応する。
また、第1切欠き部801A、第2切欠き部801Bおよび第3切欠き部801Cは、同一の形状かつ大きさに形成される。第1切欠き部801A、第2切欠き部801Bおよび第3切欠き部801Cの切欠き形状は、特に限定されるものではなく、配線基板801の一主面の上方から平面視したとき、半円形状、矩形状、三角形状などが挙げられ、本実施形態では半円形状である。配線基板801の大きさが、例えば、第1の辺の長さD1が24mmであり、第1の辺に隣接する第2の辺の長さD2が20mmであり、厚みD3が1.2mmであるのに対して、第1切欠き部801A、第2切欠き部801Bおよび第3切欠き部801Cの切欠き部分の大きさは、第1の辺の延在方向に対応する長さD4が0.8mm〜1.2mmであり、第2の辺の延在方向に対応する長さD5が0.6mm〜1mmである。
また、配線基板801の第1の辺の延在方向一端から他端に向かって、第1切欠き部801A、第3切欠き部801C、第2切欠き部801Bの順に形成される各切欠き部において、配線基板801の第1の辺の延在方向一端から第1切欠き部801Aの中心までの距離D6は、4mm〜6mmであり、他端から第2切欠き部801Bの中心までの距離D7は、4mm〜6mmである。
また、第1切欠き部801Aの中心から第3切欠き部801Cの中心までの距離(離間距離)D8は、6mm〜8mmであり、第3切欠き部801Cの中心から第2切欠き部801Bの中心までの距離(離間距離)D9は、6mm〜8mmである。
また、図5(b)に示すように、第1切欠き部801A、第2切欠き部801Bおよび第3切欠き部801Cの周面には、めっき法などによって形成された導電層803が形成されている。そして、発光部700の第1リード線703Aは、第1切欠き部801Aに嵌合されて、前記導電層803と接触するように、半田804によって第1切欠き部801Aに対して固定されている。発光部700の第2リード線704Aは、第2切欠き部801Bに嵌合されて、前記導電層803と接触するように、半田804によって第2切欠き部801Bに対して固定されている。発光部700の第3リード線702Aは、第3切欠き部801Cに嵌合されて、前記導電層803と接触するように、半田804によって第3切欠き部801Cに対して固定されている。
ここで、第1〜第3リード線703A,704A,702Aが半田804によって第1〜第3切欠き部801A,801B,801Cに固定された状態において、半田804は、配線基板801の側面から外方に突出しないように設けられている。また、第1〜第3切欠き部801A,801B,801Cに嵌合された第1〜第3リード線703A,704A,702Aは、配線基板801の他主面から外方に突出しないように、切断処理がなされている。これによって、たとえば、携帯端末装置のマザーボードに、配線基板801の他主面が接触するように閃光発光装置800を実装する場合、第1〜第3リード線703A,704A,702Aが邪魔になるのを防止することができる。
配線基板801の一主面上に形成された、第1配線導体である配線導体L1は、第1切欠き部801Aに嵌合された第1リード線703Aと電気的に接続される。また、配線基板801の一主面上に形成された、第2配線導体である配線導体L3は、第2切欠き部801Bに嵌合された第2リード線704Aと電気的に接続される。また、配線基板801の一主面上に形成された、第3配線導体である配線導体L2は、第3切欠き部801Cに嵌合された第3リード線702Aと電気的に接続される。
第1配線導体である配線導体L1には、積層コンデンサ100が電気的に接続されており、これによって、積層コンデンサ100は、配線導体L1を介して発光部700の第1リード線703Aと接続される。また、第2配線導体である配線導体L3には、発光制御回路部の一部を成す動作安定用コンデンサ104が電気的に接続されており、これによって、動作安定用コンデンサ104は、配線導体L3を介して発光部700の第2リード線704Aと接続される。また、第3配線導体である配線導体L2には、トリガ電圧発生回路部の一部を成すトリガトランス202が電気的に接続されており、これによって、トリガトランス202は、配線導体L2を介して発光部700の第3リード線702Aと接続される。
本実施形態の閃光発光装置800では、発光部700におけるキセノン放電管701の第1〜第3電極703,704,702に接続される第1〜第3リード線703A,704A,702Aが、配線基板801に形成された第1〜第3切欠き部801A,801B,801Cに嵌合された状態で、発光部700が配線基板801に実装されているので、発光部700が高精度に位置決めされて配線基板801に実装されている。したがって、本実施形態の閃光発光装置800は、高精度に被写体を照明することができる。
また、本実施形態の閃光発光装置800では、配線基板801の一主面上において、第1の辺に沿って発光部700が配置され、第2の辺に沿って積層コンデンサ100が配置されている。また、積層コンデンサ100に隣接した位置において、前記第1の辺に対向する第3の辺に沿って、昇圧トランス201が配置されている。また、発光部700に隣接して、トリガトランス202が配置されている。また、昇圧トランス201に隣接して、制御IC601が配置されている。
そして、昇圧トランス201とともにDC−DCコンバータを構成するダイオード301、抵抗401およびコンデンサ102が、昇圧トランス201の周囲に配置されている。また、トリガトランス202とともにトリガ電圧発生回路部を構成する電子部品、発光制御回路部を構成する一部の電子部品であるトリガコンデンサ103、ダイオード302、充電抵抗402、抵抗403および動作安定用コンデンサ104が、トリガトランス202の周囲に配置されている。また、発光制御回路部として機能する、レディ信号発生回路および発振停止回路を構成するIGBT501、および抵抗406,407が、制御IC601に隣接して配置されている。
図2における配線導体L1〜L23は、配線長を短くするために、配線基板801の一主面上に形成されている。特に、発光部700の第1リード線703Aと電気的に接続される、積層コンデンサ100との間の配線導体L1、第3リード線702Aと電気的に接続される、トリガトランス202との間の配線導体L2、第2リード線704Aと電気的に接続される、動作安定用コンデンサ104との間の配線導体L3は直線状の最短経路で接続する。
また、動作安定用コンデンサ104と電気的に接続される、抵抗403との間の配線導体L4、ダイオード302との間の配線導体L5は直線状の最短経路で接続する。さらに、積層コンデンサ100と電気的に接続される、ダイオード301との間の配線導体L6は直線状の最短経路で接続する。また、ダイオード301と電気的に接続される、昇圧トランス201との間の配線導体L12も直線状の最短経路で接続する。かかる箇所は、昇圧トランスの2次側であって、高電圧でスイッチング動作を行う必要があることから、配線導体における寄生容量やインピーダンスを小さくし、エネルギー損失を抑えることができ、キセノン放電管701を良好に作動させることができる。
100 積層コンデンサ
700 発光部
701 キセノン放電管
702 第3電極
702A 第3リード線
703 第1電極
703A 第1リード線
704 第2電極
704A 第2リード線
800 閃光発光装置
801 配線基板
801A 第1切欠き部
801B 第2切欠き部
801C 第3切欠き部

Claims (3)

  1. 放電によって発光する発光部であって、
    キセノンガスが封入された筒状のキセノン放電管と、
    前記キセノン放電管の一端に配設される第1電極と、
    前記キセノン放電管の他端に配設される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間において、前記キセノン放電管の外周面に対向して配設される第3電極と、
    一端部が前記第1電極に接続される第1リード線と、
    一端部が前記第2電極に接続される第2リード線と、
    一端部が前記第3電極に接続される第3リード線と、を有する発光部と、
    前記発光部が実装される配線基板であって、
    一主面上に前記発光部が配置され、側縁部から中央部に向かって退避した、前記第1〜第3リード線がそれぞれ嵌合可能な第1〜第3切欠き部が形成された基板本体と、
    前記基板本体に形成され、前記第1切欠き部に嵌合された前記第1リード線と接続される第1配線導体と、
    前記基板本体に形成され、前記第2切欠き部に嵌合された前記第2リード線と接続される第2配線導体と、
    前記基板本体に形成され、前記第3切欠き部に嵌合された前記第3リード線と接続される第3配線導体と、を有する配線基板と、
    前記配線基板に実装され、所定の電源の電源電圧を昇圧する昇圧回路部と、
    前記配線基板に実装され、前記昇圧回路部によって昇圧された電圧が印加されて充電される主コンデンサであって、前記第1配線導体と接続される主コンデンサと、
    前記配線基板に実装され、前記発光部の発光制御を行う発光制御回路部であって、前記第2配線導体と接続される発光制御回路部と、
    前記配線基板に実装され、前記キセノン放電管に封入されるキセノンガスを励起させて発光を開始させるための、トリガ電圧を発生させるトリガ電圧発生回路部であって、前記第3配線導体と接続されるトリガ電圧発生回路部と、を備えることを特徴とする閃光発光装置。
  2. 前記主コンデンサは、
    複数の誘電体層と複数の内部電極とが交互に積層された積層体と、
    前記積層体の側面に設けられ、前記複数の内部電極にそれぞれ電気的に接続された外部電極と、を備える積層コンデンサであることを特徴とする請求項1に記載の閃光発光装置。
  3. 前記配線基板において、前記第1〜第3配線導体は、前記基板本体の前記一主面上に形成され、
    前記昇圧回路部、前記主コンデンサ、前記発光制御回路部および前記トリガ電圧発生回路部は、前記基板本体の前記一主面上に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の閃光発光装置。
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