JP2015086737A - 扇風機 - Google Patents
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Abstract
【課題】一般家庭のリビング等に使用される扇風機において、ハンドルを把持して扇風機を持ち上げることなく、その場で回動させることで扇風機の向きを容易に変更でき、また扇風機を使用する際には、床面に対して基台部が固定できることを目的とする。【解決手段】基台部2の底面にキャスター10を備えるとともに、キャスター10は基台部2を其の場で回動させる場合にのみ回転するという構成にしたことにより、ハンドル7を把持して回動させることで扇風機1は其の場で容易に回動して向きを変更でき、また扇風機1を使用する場合にはキャスター10は回転しないため、キャスター10に輪留め機構を備えなくとも同様の効果を単純な構造で実現した扇風機を得られる。【選択図】図1
Description
本発明は、一般家庭に使用される扇風機に関するものである。
従来、この種の扇風機は、夏季に家屋内において使用されるもので、軸流ファンを回転させて昇圧された空気を前方に送風し、その風を人間が浴びることで涼感を得るものであるが、近年では温度センサーやイオン発生器などの追加による多機能化、また首振り機構の複雑化により扇風機本体の重量が増える傾向にある。
このため家屋内において、其の場で扇風機を本体ごと持ち上げて向きを変更する際の負担が大きくなるため、扇風機本体の向きを変更する負担を軽減する目的で移動用のキャスターを備えた扇風機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その移動用キャスター付扇風機について図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、移動用キャスター101は前脚部102と後脚部103と、取付台104と、キャスター105と、ハンドル106とからなり、扇風機107を取付台104に備え、ハンドル106を手で握って回動する方向に力を加えることで床面に接するキャスター105の車輪が回転し、扇風機本体を持ち上げることなく其の場で回動させ、向きを変更することができる。
このような従来の移動用キャスター付扇風機は、扇風機本体を持ち上げることなく向きを変更するのに便利である反面、例えば扇風機の風量が多い場合には風を押し出す反作用で扇風機本体が送風方向とは逆に動く可能性がある。
そのため、輪留め機構を備えた場合には輪留めの操作が都度必要となり煩雑になるという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、扇風機を持ち上げることなく回動させて、本体の向きを変更するためのキャスターを備えつつも、扇風機を使用する際には風を押し出す反作用に対して輪留め機構として働く構成を容易に実現した回転用キャスター付扇風機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、基台部と、この基台部から上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けたモータ部と、このモータ部の前方側に装着したファンと、このファンを内包するガードと、前記モータ部から上方に伸びたハンドルと、前記基台部の底面に設け床面と接触する複数の回転体とからなり、前記回転体は、前記基台部を其の場で回動させようとする場合にのみ回転することを特徴とする扇風機としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、基台部を其の場で回動させようとする場合にのみ回転体が回転するという構成にしたことにより、ハンドルを把持して扇風機本体を持ち上げることなく回動させようとすると回転体は回転するが、扇風機を使用する場合、送風の反作用で扇風機本体が動こうとする場合には水平移動の力となり、回転体は回転しないので、扇風機本体を持ち上げることなく、其の場で回動する場合にはキャスターとして働き、扇風機を使用する場合には輪留め機構として働くという効果を得ることができる。
本発明の請求項1記載の扇風機は、基台部と、この基台部から上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けたモータ部と、このモータ部の前方側に装着したファンと、このファンを内包するガードと、前記モータ部から上方に伸びたハンドルと、前記基台部の底面に設け床面と接触する複数の回転体とからなり、前記回転体は、前記基台部を其の場で回動させようとする場合にのみ回転するという構成を有する。これにより、前記ハンドルを把持して前記扇風機を其の場で回動させることはできるが、水平移動はできないので、前記扇風機を持ち上げることなく、其の場で容易に前記扇風機の向きを変えることができるとともに、送風による反作用で前記扇風機が動いてしまうのを防止できるという効果を奏する。
また、前記回転体の回転軸は、前記基台部の中心から外周へ放射状に伸びる直線と同一直線状に配した構成にしてもよい。これにより、前記回転体の回転方向と回動の周方向成分のベクトルが一致するので、前記扇風機を其の場で回動させるのに必要な力を効率よく前記回転体へ伝えられるという効果を奏する。
また、前記支持部を前記基台部の回動中心に対して前記ファンと反対方向にずらした構成にしても良い。これにより、前記基台部の回転中心から前記支持部までのトルクが発生するので、前記ハンドルを把持した回動に必要な力を抑えることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、扇風機1は、基台部2と、支持部3と、モータ部4と、ファン5と、ガード6と、ハンドル7と、キャスター10とを備えている。
図1に示すように、扇風機1は、基台部2と、支持部3と、モータ部4と、ファン5と、ガード6と、ハンドル7と、キャスター10とを備えている。
基台部2は、円板形状で、基台部2の上面には、上方へ伸びた柱状の支持部3を備えている。支持部3の先端には、モータ部4を設けている。
モータ部4の前方側には、ファン5を備え、このファン5は、ガード6に覆われている。モータ部4の上面には、上方に伸びたハンドル7を備えている。このハンドル7は、下方が開口したCの字形状で、手でつかめるものである。
基台部2の底面には、キャスター10を設けている。図2に示すように、キャスター10は、円柱形状の回転軸9と、この回転軸9に固定された車輪部となるローラー8とからなる。
また、キャスター10は基台部2の底面に設けられた窪みである凹部11に回動自在に嵌め込まれる。図3に示すように、キャスター10は基台部2の回転の中心点から半径Rに環状に均等な間隔で複数個(例えば6個)備えたものであり、またローラー8の回転軸9と、作図円の正接線とのなす垂線が同一直線状となるように設けている。
このような構成によれば、扇風機1を持ち上げることなくハンドル7を把持して回動させることで、床面と接するローラー8が回転することで、其の場で基台部2を回動させ、容易に扇風機1の向きを大きく変えることができる。
また、扇風機1を使用する際には送風方向に対して反作用の力が加わり、扇風機1は送風方向とは逆方向へ移動しようとするが、このような水平方向の力に対して複数個を設けたローラー8はいずれかが水平方向の力を妨げる向きとなっており、キャスター10に輪留め機構を備えなくとも、同様の効果を単純な構造で得ることができる。
また、基台部中心線12は支持部3の中心軸となる支持部中心線13との間に距離Lを設けている。つまり、支持部中心線13は、基台部中心線12より後方へ距離L離れている。
すなわち、このときハンドル7の回動の力を基台部2へ伝える支持部3は、回動の中心となる中心軸との間に距離Lがあるため、回動の力と距離Lとの積によるトルクが発生し、より小さな力で基台部2を回動させられるとともに、ローラー8の回転方向と基台部2の回動の周方向成分のベクトルが同一直線状となるため、効率よく回転の力をローラー8へ伝えて、扇風機1を其の場で回動させることができる。
また、ハンドル7と基台部中心線12との距離は、支持部中心線13と基台部中心線12との距離より短いものである。これにより、更に効率よく、ハンドル7の回転の力をローラー8へ伝えて、扇風機1を其の場で回動させることができる。なお、最も効率よく、ハンドル7の回転の力をローラー8へ伝えて、扇風機1を其の場で回動させることができる構成は、ハンドル7が、基台部2の回転中心となる基台部中心線12と略同一直線状に位置するものである。
本発明にかかる扇風機は、基台部の底面にキャスターを設けて扇風機を其の場で回動させる場合にのみローラーが回転することを可能とするものであるので、一般的な家庭に使用されるリビング扇風機等として有用である。
1 扇風機
2 基台部
3 支持部
4 モータ部
5 ファン
6 ガード
7 ハンドル
8 ローラー
9 回転軸
10 キャスター
11 凹部
12 基台部中心線
13 支持部中心線
2 基台部
3 支持部
4 モータ部
5 ファン
6 ガード
7 ハンドル
8 ローラー
9 回転軸
10 キャスター
11 凹部
12 基台部中心線
13 支持部中心線
Claims (3)
- 基台部と、この基台部から上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けたモータ部と、このモータ部の前方側に装着したファンと、このファンを内包するガードと、前記モータ部から上方に伸びたハンドルと、前記基台部の底面に設け床面と接触する複数の回転体とからなり、前記回転体は、前記基台部を其の場で回動させようとする場合にのみ回転することを特徴とする扇風機。
- 前記回転体の回転軸は、前記基台部の中心から外周へ放射状に伸びる直線と同一直線状に配したことを特徴とする請求項1に記載の扇風機。
- 前記支持部を前記基台部の回動中心に対して前記ファンと反対方向にずらしたたことを特徴とする請求項1または2に記載の扇風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013223946A JP2015086737A (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 扇風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013223946A JP2015086737A (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 扇風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015086737A true JP2015086737A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53049798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013223946A Pending JP2015086737A (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 扇風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015086737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110081004A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-08-02 | 上海考明灯具有限公司 | 使用范围广泛的小风扇 |
-
2013
- 2013-10-29 JP JP2013223946A patent/JP2015086737A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110081004A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-08-02 | 上海考明灯具有限公司 | 使用范围广泛的小风扇 |
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