JP2015085827A - 座席状態設定システム、座席状態設定方法および座席状態設定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】座席の状態を容易に設定できる技術の提供。【解決手段】本発明の座席状態設定システムは、体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する候補出力手段と、前記複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する選択人物取得手段と、前記選択人物に対応付けられた前記体型値に基づいて、前記ユーザが座る座席の状態を設定する座席状態設定手段と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、座席の状態を設定する座席状態設定システム、座席状態設定方法および座席状態設定プログラムに関する。
ユーザの体型をカメラやセンサによって検出し、当該検出した体型に基づいて運転席シートの前後位置とバックレストの角度とを調整する技術が知られている(特許文献1、参照)。特許文献1において、運転席シートをユーザの体型に適した状態とすることができる。
しかしながら、特許文献1において、ユーザの体型を検出するカメラやセンサを車両に備えるためのコストが発生するとともに、カメラやセンサによりユーザの体型を正確に検出することは技術的に困難であるという問題があった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、座席の状態を容易に設定できる技術を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、座席の状態を容易に設定できる技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、座席状態設定システムは、体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する候補出力手段と、複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する選択人物取得手段と、選択人物に対応付けられた体型値に基づいて、ユーザが座る座席の状態を設定する座席状態設定手段と、を備える。
また、前記の目的を達成するため、座席状態設定方法は、体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する候補出力工程と、複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する選択人物取得工程と、選択人物に対応付けられた体型値に基づいて、ユーザが座る座席の状態を設定する座席状態設定工程と、を含む。
さらに、前記の目的を達成するため、座席状態設定プログラムは、体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する候補出力機能と、複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する選択人物取得機能と、選択人物に対応付けられた体型値に基づいて、ユーザが座る座席の状態を設定する座席状態設定機能と、をコンピュータに実行させる。
以上のように構成された本発明において、ユーザは、複数の人物の候補のなかから、自分の体型に似ていると考える人物を選択すればよいため、ユーザのイメージ通りの座席の状態を容易に設定できる。また、ユーザの体型を検出するためのカメラやセンサを備えなくてもよいためコストを低減できるとともに、ユーザの体型の検出誤差によって不適切な座席の状態が設定されることを防止できる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)ナビゲーションシステムの構成:
(2)座席状態設定処理:
(3)他の実施形態:
(1)ナビゲーションシステムの構成:
(2)座席状態設定処理:
(3)他の実施形態:
(1)ナビゲーションシステムの構成:
図1は、本発明にかかる座席状態設定システムを含むナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。ナビゲーションシステム10は、車両に備えられている。ナビゲーションシステム10は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部20と記録媒体30とを備えており、記録媒体30やROMに記憶されたプログラムを制御部20が実行する。本実施形態においては、このプログラムの一つとしてナビゲーションプログラムを実行可能であり、当該ナビゲーションプログラムはその機能の一つを実現するためのプログラムモジュールとして、座席状態設定プログラム21を含んでいる。制御部20は、座席状態設定プログラム21を実行することにより、座席の状態を設定する座席状態設定システムとしてナビゲーションシステム10を機能させる。
図1は、本発明にかかる座席状態設定システムを含むナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。ナビゲーションシステム10は、車両に備えられている。ナビゲーションシステム10は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部20と記録媒体30とを備えており、記録媒体30やROMに記憶されたプログラムを制御部20が実行する。本実施形態においては、このプログラムの一つとしてナビゲーションプログラムを実行可能であり、当該ナビゲーションプログラムはその機能の一つを実現するためのプログラムモジュールとして、座席状態設定プログラム21を含んでいる。制御部20は、座席状態設定プログラム21を実行することにより、座席の状態を設定する座席状態設定システムとしてナビゲーションシステム10を機能させる。
記録媒体30には地図情報30aが記録されている。地図情報30aは、車両が走行する道路上に設定されたノードの位置を示すノードデータ、ノード間の道路の形状を特定するための形状補間点データ、ノード同士の連結を示すリンクデータ、道路あるいは道路の周辺に存在する複数の地物を示す地物情報等を含んでいる。さらに、各リンクデータには、各リンクに対応する道路の道路種別を示す情報が対応づけられている。本実施形態において、道路属性は、高速道路、一般道路、細街路によって構成される。
また、記録媒体30には体型値DB(データベース)30bが記録されている。体型値DB30bは、複数の有名人のそれぞれについて、氏名と体型値と職業と顔写真データとを対応付けて記録したデータベースである。本実施形態において、体型値として、身長と体重と座高と腕の長さと腰囲とが体型値DB30bに記録されている。本実施形態において、有名人として、スポーツ選手と俳優と歌手と芸術家と政治家等のいずれかを職業とする人物を指し、有名人の職業が体型値DB30bに記録されている。
ナビゲーションシステム10が備えられた車両には、図示しないGPS受信部や車速センサ,ジャイロセンサ等が備えられており、制御部20は、GPS受信部や車速センサ,ジャイロセンサ等の出力信号および地図情報30aに基づいて車両の現在位置を特定する。また、制御部20は、ナビゲーションプログラムを実行することにより、目的地までの走行予定経路を探索し、車両の現在位置と走行予定経路とを比較し、車両が走行予定経路に沿って走行するための案内等を実行する。
さらに、車両は複数の座席40を備えており、それぞれの座席40は複数の部位(例えば、座面部、背もたれ部、ヘッドレスト部)によって構成される。座席40を構成する複数の部位のうちの少なくとも一部は可動部であり、座席40の状態を変化させるために移動または姿勢を変更し得る部位である。本実施形態においては、座席40の内部に複数個のアクチュエータ(図1に示す例では40a〜40d)が備えられており、各アクチュエータが駆動することで可動部の位置や姿勢を変更することが可能である。すなわち、座面部の前後位置、座面部の高さ、背もたれ部の角度、背もたれ部のサイドサポートの位置(サイドサポートによる背中のサポート強度)を可動範囲内で変化させることが可能である。
制御部20は、図示しないインタフェースを介してアクチュエータ40a〜40dと接続されており、制御部20がアクチュエータ40a〜40dに制御信号を出力することによって、アクチュエータ40a〜40dが駆動する。従って、制御部20の指示により、座席40の状態を調整することが可能である。また、制御部20は、アクチュエータ40a〜40dに制御信号を出力することによって、アクチュエータ40a〜40dに現在の状態を示す信号を出力させることが可能であり、当該信号に基づいて各可動部の状態(位置や姿勢等)を特定することが可能である。すなわち、制御部20に指示により、座席40の状態を取得することが可能である。
さらに、車両はユーザI/F部41を備えている。ユーザI/F部41は、利用者の指示を入力し、また利用者に各種の情報を提供するためのインタフェース部であり、図示しないタッチパネルディスプレイからなる入力部を兼ねた表示部やスピーカー等の出力音の出力部を備えている。
また、車両は通信部42を備えている。通信部42は、図示しない外部のサーバとの間で無線通信を行うための装置である。サーバは、道路に設置された感知器や道路を走行する車両から送信されたプローブデータ等に基づいて統計処理を行うことにより、道路ごとの渋滞度を示す渋滞情報を生成する。そして、車両の通信部42は、サーバが送信した渋滞情報を受信し、当該渋滞情報を制御部20が取得する。なお、渋滞度は道路が混雑している度合いが大きくなるほど値が大きくなる指標である。
座席状態設定プログラム21が起動されると、制御部20は、座席状態設定プログラム21の処理によってユーザI/F部41に座席40の状態を設定するためのUI(User Interface)画像を表示し、タッチパネルディスプレイに対する接触によって座席40の状態を設定するための指示を受け付ける。
座席状態設定プログラム21は、候補出力部21aと選択人物取得部21bと座席状態設定部21cとを含む。候補出力部21aは、体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。具体的に、候補出力部21aの機能により制御部20は、体型値が対応付けられた複数の有名人の候補を出力する。ここで、有名人の候補とは、体型値DB30bに体型値等が記録されている有名人であり、これらのうち表示対象として絞り込まれた有名人の顔写真がタッチパネルディスプレイに表示される。
図2Aは、タッチパネルディスプレイに表示されるUI画像Xの例を示す。候補出力部21aの機能により制御部20は、UI画像Xを表示するための映像信号を生成し、当該生成した映像信号をユーザI/F部41に出力する。UI画像Xは、体型値指定領域X1と候補表示領域X2とを含む。体型値指定領域X1は、人間の体型の模式図である全身図X1aと、体型値のうち身長と体重の指定値を表示する体型値表示領域X1bとを含む。候補表示領域X2は、3人の有名人の候補の顔写真を表示する写真領域X2a〜X2cと、写真領域X2a〜X2cにて選択された有名人を選択人物として確定する場合に接触される確定ボタンX2dとを含む。なお、制御部20は、UI画像Xにおいて各部が占める領域を特定するための座標データをRAM等に記録しておく。
以下、UI画像Xを構成する各領域と、候補出力部21aの機能との関係について説明する。候補出力部21aの機能により制御部20は、UI画像Xを用いて、体型値DB30bに体型値等が記録されている有名人のなかから、顔写真の表示対象を絞り込む処理を実行する。
そのために、候補出力部21aは、指定値取得部21a1を含む。指定値取得部21a1の機能により制御部20は、ユーザの操作に応じて体型値の指定値を取得する。そして、候補出力部21aの機能により制御部20は、指定値に近似する体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する。すなわち、候補出力部21aの機能により制御部20は、体型値DB30bに体型値等が記録されている有名人のなかから、体型値のうち身長と体重についての指定値に基づいて表示対象を絞り込み、当該絞り込んだ表示対象の顔写真をタッチパネルディスプレイに表示する。制御部20は、UI画像Xの体型値指定領域X1におけるユーザの指等の接触に基づいて、ユーザが指定した身長と体重の指定値を取得する。
指定値取得部21a1の機能により制御部20は、図2Aに示す体型値指定領域X1の全身図X1aにおいて、指等が同時接触する2点の接触位置を検出する。そして、制御部20は、2点の接触位置が上下方向(上下方向から所定角度以内)において離間した場合に上下方向のピンチアウト操作がされたと判定し、2点の接触位置が上下方向において接近した場合に上下方向のピンチアウト操作がされたと判定する。
制御部20は、上下方向のピンチアウト操作およびピンチアウト操作において上下方向に変化した2点の接触位置間の距離の変化量を取得し、当該変化量に基づいて身長の指定値を修正する。制御部20は、上下方向のピンチアウト操作における2点の接触位置間の距離の増加量に比例した量だけ身長の指定値を上方修正する。一方、制御部20は、上下方向のピンチイン操作における2点の接触位置間の距離の減少量に比例した量だけ身長の指定値を下方修正する。
さらに、制御部20は、左右方向(上下方向から所定角度以内)のピンチアウト操作における2点の接触位置間の距離の増加量に比例した量だけ体重の指定値を上方修正する。一方、制御部20は、左右方向のピンチイン操作における2点の接触位置間の距離の減少量に比例した量だけ体重の指定値を下方修正する。
さらに、制御部20は、左右方向(上下方向から所定角度以内)のピンチアウト操作における2点の接触位置間の距離の増加量に比例した量だけ体重の指定値を上方修正する。一方、制御部20は、左右方向のピンチイン操作における2点の接触位置間の距離の減少量に比例した量だけ体重の指定値を下方修正する。
指定値取得部21a1の機能により制御部20は、全身図X1aにおけるピンチアウト操作またはピンチイン操作に応じて、身長または体重の指定値を修正すると、体型値表示領域X1bにて修正後の指定値を表示する。なお、制御部20は、身長または体重の指定値を上方修正した場合、指定値の増加量に応じた拡大率で全身図X1aを上下方向または左右方向に拡大してもよい。同様に、制御部20は、身長または体重の指定値を下方修正した場合、指定値の減少量に応じた縮小率で全身図X1aを上下方向または左右方向に縮小してもよい。
また、本実施形態において、候補出力部21aの機能により制御部20は、現在設定されている座席の状態に対応する体型値を、指定値の初期値として取得する。すなわち、座席の状態を設定する処理を開始し、全身図X1aにおいてピンチアウト操作とピンチイン操作とがいずれも行われていない状態において、制御部20は、現在設定されている座席の状態に対応する身長と体重とを、指定値の初期値と見なす。本実施形態において、座席の状態とは、アクチュエータ40a〜40dの状態である。制御部20は、アクチュエータ40a〜40dに制御信号を出力することによって、アクチュエータ40a〜40dに現在の状態を示す信号を出力させ、当該信号に基づいて各可動部の状態(位置や姿勢等)を特定することで座席40の状態を取得する。
車両内の車室は限られた空間であり、足下の空間や天井高等が限られることや、運転席においては操作対象であるペダルやステアリングと体との位置関係として理想とされる関係を考慮すると、体型値の組み合わせごとに理想的な座席40の状態を定義することができる。本実施形態では、理想的な座席40の状態が体型値の組み合わせごとに予め定義された座席状態データ30cが記録媒体30に記録されている。
本実施形態では、
・身長が大きいほど座面部が後方となり、
・座高が大きいほど座面部が低くなり、
・腰囲および体重が大きいほど背もたれ部のサイドサポートの左右の間隔が大きくなり、
・体重が大きいほど背もたれ部における背中のサポート強度が大きくなり、
・腕の長さが大きいほど背もたれ部の鉛直方向に対する傾斜角が大きくなる、
ように座席40の状態と体型値との対応関係が座席状態データ30cに定義されている。制御部20は、座席状態データ30cを参照することにより、現在設定されている座席40の状態に対応する体型値のうち身長と体重とを取得する。そして、制御部20は、当該取得した身長と体重とをユーザが指定した身長と体重の指定値の初期値と見なす。
本実施形態では、
・身長が大きいほど座面部が後方となり、
・座高が大きいほど座面部が低くなり、
・腰囲および体重が大きいほど背もたれ部のサイドサポートの左右の間隔が大きくなり、
・体重が大きいほど背もたれ部における背中のサポート強度が大きくなり、
・腕の長さが大きいほど背もたれ部の鉛直方向に対する傾斜角が大きくなる、
ように座席40の状態と体型値との対応関係が座席状態データ30cに定義されている。制御部20は、座席状態データ30cを参照することにより、現在設定されている座席40の状態に対応する体型値のうち身長と体重とを取得する。そして、制御部20は、当該取得した身長と体重とをユーザが指定した身長と体重の指定値の初期値と見なす。
候補出力部21aの機能により制御部20は、身長と体重の指定値(初期値および修正後の指定値)を取得すると、当該指定値に基づいて写真領域X2a〜X2cにおける顔写真の表示対象を絞り込む。本実施形態において、制御部20は、体型値DB30bに体型値が記録された有名人のうち、指定値からの偏差が閾値以内の身長および体重が対応付けられている有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。すなわち、制御部20は、ユーザが指定した指定値に類似する身長および体重が対応付けられている有名人を、顔写真の表示対象として取得する。指定値からの偏差の閾値(例えば身長5cm,体重5kg)は、記録媒体30に記録されている。
さらに、候補出力部21aの機能により制御部20は、車両が走行する道路の道路種別を取得し、当該取得した道路の道路種別が高速道路である場合、当該取得した道路の道路種別が一般道路である場合よりも、大きい座高が体型値として対応付けられた複数の有名人の候補を出力する。すなわち、制御部20は、身長と体重の指定値に基づいて、顔写真の表示対象を絞り込むだけでなく、車両が走行する道路の道路種別に基づいても顔写真の表示対象を絞り込む。本実施形態において、制御部20は、予め探索されている出発地から目的地までの走行予定経路を取得する。そして、制御部20は、走行予定経路全体の経路長に占める高速道路の長さの比率が所定値以上である場合、車両が走行する道路の道路種別が高速道路であると判定する。なお、制御部20は、走行予定経路全体ではなく、車両が現在走行している道路区間(例えば次の交差点までの道路区間や所定距離前方までの道路区間)の道路種別を取得してもよい。
さらに、制御部20は、身長および体重に基づいて絞り込まれた有名人の座高の平均値である平均座高を取得する。図2Bは、身長および体重に基づいて絞り込まれた有名人の座高のヒストグラムを示す。図2Bでは、身長および体重に基づいて絞り込まれた有名人の座高が正規分布をとると仮定している。制御部20は、車両が走行する道路の道路種別が高速道路である場合、平均座高に所定のオフセット値a(例えば3cm)を加算した値を理想座高として設定し、当該理想座高からの偏差が閾値b(例えば3cm)以内の座高が対応付けられている有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。一方、制御部20は、車両が走行する道路の道路種別が高速道路でない場合、平均座高をそのまま理想座高として設定し、当該理想座高からの偏差が閾値b以内の座高が対応付けられている有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。その結果、同一の身長と体重が指定値として指定されても、車両が走行する道路の道路種別が高速道路である場合、車両が走行する道路の道路種別が高速道路でない場合よりも、座高が大きい有名人が顔写真の表示対象として絞り込まれることとなる。
また、候補出力部21aの機能により制御部20は、車両が走行する道路が混雑している場合、当該道路が混雑していない場合よりも、大きい腰囲、および/または、大きい腕の長さが体型値として対応付けられた複数の有名人の候補を出力する。すなわち、制御部20は、身長と体重の指定値に基づいて、顔写真の表示対象を絞り込むだけでなく、車両が走行する道路の渋滞度に基づいても顔写真の表示対象を絞り込む。本実施形態において、制御部20は、通信部42が受信した渋滞情報に基づいて走行予定経路における平均渋滞度を取得する。平均渋滞度とは、走行予定経路を構成する道路区間における渋滞度の平均値であってもよいし、当該道路区間の区間長に応じた渋滞度の加重平均値であってもよい。なお、制御部20は、走行予定経路全体ではなく、車両が現在走行している道路道路が混雑しているか否かを判定してもよい。
制御部20は、身長および体重に基づいて絞り込まれた有名人の腰囲および腕の長さの平均値である平均腰囲および平均腕長を取得する。図2Cは、身長および体重に基づいて絞り込まれた有名人の腰囲のヒストグラムを示す。図2Cでは、身長および体重に基づいて絞り込まれた有名人の腰囲が正規分布であると仮定している。制御部20は、走行予定経路における平均渋滞度が閾値以上である場合、車両が走行する道路が混雑していると判定し、当該平均渋滞度が閾値未満である場合、車両が走行する道路が混雑していないと判定する。制御部20は、車両が走行する道路が混雑している場合、平均腰囲に所定のオフセット値c(例えば10cm)を加算した値を下限腰囲として設定し、当該下限腰囲以上の腰囲が対応付けられている有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。一方、制御部20は、走行予定経路が混雑していない場合、腰囲に基づいて、顔写真の表示対象を絞り込まない。その結果、同一の身長と体重が指定値として指定されても、車両が走行する道路が混雑している場合、車両が走行する道路が混雑していない場合よりも、座高が大きい有名人が顔写真の表示対象として絞り込まれる可能性が大きくなる。
また、制御部20は、走行予定経路が混雑している場合、平均腕長に所定のオフセット値(例えば5cm)を加算した値を下限腕長として設定し、当該下限腕長以上の腕の長さが対応付けられている有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。一方、制御部20は、走行予定経路が混雑していない場合、腕の長さに基づいて、顔写真の表示対象を絞り込まない。その結果、同一の身長と体重が指定値として指定されても、車両が走行する道路が混雑している場合、車両が走行する道路が混雑していない場合よりも、腕の長さが大きい有名人が顔写真の表示対象として絞り込まれる可能性が大きくなる。
さらに、候補出力部21aの機能により制御部20は、過去に選択された選択人物と同一の職業が対応付けられた複数の人物の候補を出力する。選択人物とは、写真領域X2a〜X2cに顔写真が表示されている有名人のうちユーザが選択した有名人である。ユーザが選択人物を選択する処理の詳細については後述する。候補出力部21aの機能により制御部20は、過去に選択された選択人物を記録媒体30に蓄積されている選択人物の履歴から取得する。そして、制御部20は、身長および体重に基づいて絞り込まれた有名人のうち、過去における選択人物の職業と一致する職業が対応付けられた有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。
なお、本実施形態のUI画像Xにおいて、顔写真を表示可能な有名人の候補の数が3人である。そのため、制御部20は、以上説明した絞り込み条件の下で絞り込んだ顔写真の表示対象の数が3人以上である場合、UI画像Xにおける顔写真の表示対象を3人に絞り込む。本実施形態において、制御部20は、以上説明した絞り込み条件の下で絞り込んだ顔写真の表示対象のなかから、指定値としての身長または体重との差が1〜3番目に小さい身長または体重が対応付けられた3人を、UI画像Xにおける顔写真の表示対象として絞り込む。なお、制御部20は、以上説明した絞り込み条件の下で絞り込んだ有名人のなかから、ランダムに抽出した3人を、UI画像Xにおける顔写真の表示対象として絞り込んでもよい。
選択人物取得部21bは、複数の有名人の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。選択人物取得部21bの機能により制御部20は、写真領域X2a〜X2cに対する指等の接触を検出し、写真領域X2a〜X2cのうち最後に指等が接触した写真領域X2a〜X2cの表示態様を変更する。図2Aの例では、写真領域X2bに対して最後に指等が接触し、当該写真領域X2bの枠が太くなるように表示態様が変更されている。選択人物取得部21bの機能により制御部20は、いずれかの写真領域X2a〜X2cに対して指等の接触があった後に、確定ボタンX2dにおける指等の接触を検出する。制御部20は、確定ボタンX2dにおける指等の接触を検出した場合に、最後に指等が接触した写真領域X2a〜X2cに顔写真が表示されている有名人を選択人物として取得する。すなわち、制御部20は、確定ボタンX2dにおける指等の接触が検出された時点で、表示態様が変更されている写真領域X2a〜X2cに顔写真が表示されている有名人を選択人物として取得する。選択人物を取得すると、制御部20は、選択人物として選択された有名人の履歴を記録媒体30に蓄積する。
座席状態設定部21cは、選択人物に対応付けられた体型値に基づいて、ユーザが座る座席の状態を設定する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、選択人物の体型値の組み合わせに対応する理想的な座席40の状態を座席状態データ30cに基づいて取得し、座席40の状態を実現するように、座席40のアクチュエータ40a〜40dに制御信号を出力する。なお、選択人物と理想的な座席40の状態との対応関係を直接記録したデータベースを用意し、制御部20は、当該データベースを参照して選択人物に対応する座席40の状態を取得してもよい。
以上のように、本実施形態において、ユーザは、複数の人物の候補のなかから、自分の体型に似ていると考える人物を選択すればよいため、ユーザのイメージ通りの座席40の状態を容易に設定できる。また、ユーザの体型を検出するためのカメラやセンサを備えなくてもよいためコストを低減できるとともに、ユーザの体型の検出誤差によって不適切な座席40の状態が設定されることを防止できる。
本実施形態では、体型をイメージしやすい複数の有名人の候補のなかから、自分の体型に似ている有名人を選択できるため、容易に座席40の状態を設定できる。また、公衆が知っている有名人の体型値を体型値DB30bに予め記録しておけばよいため、例えば車両に乗車する者の体型値をユーザが予め登録しなくても済む。また、有名人であれば、複数の有名人の候補として、当該候補の顔写真を表示するにあたり、当該候補の顔写真を容易に収集することができる。
ユーザが指定した体型値の指定値に近似する体型値が対応付けられた複数の有名人の候補の顔写真を表示させることにより、予めユーザが指定した体型値に基づいて有名人の候補を絞り込んでおくことができる。従って、ユーザの体型と明らかに異なる体型の有名人の候補が出力されることを防止できる。また、現在の座席40の状態に対応する身長と体重を指定値の初期値とし、当該初期値に近似する体型値が対応付けられた有名人の候補が出力されるため、現在の座り心地に応じて選択人物を選択できる。また、ユーザは体型値を必ずしも指定しなくても済む。
また、高速道路を走行する場合に、顔写真の表示対象として座高が大きい有名人を顔写真の表示対象として絞り込む。従って、高速道路を走行する場合に、ユーザは座高が大きい有名人を選択できる。その結果、高速道路を走行する場合に、座面部を低くすることより、視点の位置が低くなるように座席の状態を設定できる。従って、ユーザの視線方向を上向きに近づけることができ、高速道路においてユーザが前方の遠くを見るようにすることができる。
さらに、道路が混雑している場合に、顔写真の表示対象として、腰囲と腕の長さが大きい有名人を顔写真の表示対象として絞り込む。これにより、道路が混雑している場合に、腰囲と腕の長さが大きい有名人を選択することができる。その結果、渋滞等が発生している場合に、背もたれ部のサイドサポートの左右の間隔を大きくし、背もたれ部の鉛直方向に対する傾斜角を大きくすることにより、ゆったりと座ることができるように座席の状態を設定できる。
さらに、候補出力部21aの機能により制御部20は、過去に選択された選択人物と同一の職業が対応付けられた複数の有名人の候補を出力する。これにより、ユーザが詳しい分野の職業の有名人の候補の顔写真を表示でき、選択人物の選択を容易にすることができる。
(2)座席状態設定処理:
次に、座席状態設定プログラム21で実行される座席状態設定処理を詳細に説明する。図3Aは、座席状態設定処理を示すフローチャートである。本実施形態においては、ユーザI/F部41によって、座席の状態の設定開始指示が行われた場合に当該着座者用の座席状態設定処理が実行される。なお、走行予定経路は予め探索されていることとする。
まず、指定値取得部21a1の機能により制御部20は、座席40の状態を取得する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、座席40の各アクチュエータ40a〜40dに制御信号を出力し、各可動部の状態を特定することで座席40の状態を取得する。
次に、座席状態設定プログラム21で実行される座席状態設定処理を詳細に説明する。図3Aは、座席状態設定処理を示すフローチャートである。本実施形態においては、ユーザI/F部41によって、座席の状態の設定開始指示が行われた場合に当該着座者用の座席状態設定処理が実行される。なお、走行予定経路は予め探索されていることとする。
まず、指定値取得部21a1の機能により制御部20は、座席40の状態を取得する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、座席40の各アクチュエータ40a〜40dに制御信号を出力し、各可動部の状態を特定することで座席40の状態を取得する。
次に、指定値取得部21a1の機能により制御部20は、座席40の状態に対応する体型値(身長と体重)を指定値の初期値として取得する(ステップS105)。すなわち、制御部20は、座席状態データ30cを参照し、ステップS100にて取得された座席40の状態に対応する体型値の組み合わせを取得する。そして、制御部20は、座席40の状態に対応する体型値の組み合わせのうち、身長と体重とを、ユーザが指定した体型値を意味する指定値の初期値として取得する。
次に、候補出力部21aの機能により制御部20は、車両が走行する道路の道路種別を取得する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、走行予定経路全体の経路長に占める高速道路の長さの比率が所定値以上であるか否かを判定し、当該比率が所定値以上である場合、車両が走行する道路の道路種別として高速道路を取得する。
次に、候補出力部21aの機能により制御部20は、走行予定経路の渋滞度を取得する(ステップS115)。すなわち、制御部20は、通信部42が受信した渋滞情報に基づいて、走行予定経路を構成する各道路区間の渋滞度を取得する。
次に、候補出力部21aの機能により制御部20は、選択人物の履歴を取得する(ステップS120)。すなわち、制御部20は、選択人物が選択されるごとに蓄積されている選択人物の履歴を記録媒体30から取得する。
次に、候補出力部21aの機能により制御部20は、選択人物の履歴を取得する(ステップS120)。すなわち、制御部20は、選択人物が選択されるごとに蓄積されている選択人物の履歴を記録媒体30から取得する。
以上の処理(ステップS100〜S120)によって、候補取得処理(ステップS125)において顔写真の表示対象を絞り込むために使用する情報が取得できたこととなる。以下、候補取得処理の詳細について説明する。図3Bは、候補取得処理のフローチャートである。まず、候補出力部21aの機能により制御部20は、身長と体重の指定値に基づいて、体型値DB30bに体型値が記録された有名人のなかから、顔写真の表示対象を絞り込む(ステップS200)。すなわち、制御部20は、指定値としての身長と体重に近似する身長と体重が対応付けられた有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。具体的に、制御部20は、体型値DB30bに体型値が記録された有名人のうち、指定値からの偏差が閾値(例えば身長5cm,体重5kg)以内の身長および体重が対応付けられている有名人を、顔写真の表示対象として絞り込む。なお、最初にステップS200を実行する場合には、現在の座席40の状態に対応する身長と体重を指定値(初期値)として絞り込みが行われることとなる。一方、2回目以降にステップS200を実行する場合、図2Aの全身図X1aにおけるピンチアウト操作とピンチイン操作とによって修正された身長と体重であって、体型値表示領域X1bにて表示された修正後の身長と体重を指定値として絞り込みが行われることとなる。
次に、候補出力部21aの機能により制御部20は、ステップS200にて絞り込んだ有名人の候補における座高と腰囲と腕の長さの平均値を取得する(ステップS210)。すなわち、身長と体重の指定値に近似する身長と体重が対応付けられた有名人で構成される集合を対象として、座高と腰囲と腕の長さの平均値(平均座高、平均腰囲、平均腕長)を取得する。
次に、候補出力部21aの機能により制御部20は、車両が走行する道路の道路種別と平均座高とに基づいて、座高についての絞り込み範囲を設定する(ステップS220)。図2Bに示すように、制御部20は、車両が走行する道路の道路種別が高速道路である場合、平均座高に所定のオフセット値a(例えば3cm)を加算した値を理想座高として設定し、当該理想座高からの偏差が閾値b(例えば3cm)以内の範囲を座高についての絞り込み範囲として設定する。一方、制御部20は、車両が走行する道路の道路種別が高速道路でない場合、平均座高をそのまま理想座高として設定し、当該理想座高からの偏差が閾値b以内の範囲を座高についての絞り込み範囲として設定する。
さらに、候補出力部21aの機能により制御部20は、走行予定経路の渋滞度と平均腰囲と平均腕長さとに基づいて、腰囲と腕の長さについての絞り込み範囲を設定する(ステップS230)。まず、制御部20は、走行予定経路における平均渋滞度が閾値以上である場合、走行予定経路が混雑していると判定し、当該平均渋滞度が閾値未満である場合、走行予定経路が混雑していないと判定する。そして、制御部20は、車両が走行する道路が混雑している場合、図2Cに示すように、平均腰囲に所定のオフセット値c(例えば10cm)を加算した値を下限腰囲として設定し、当該下限腰囲以上の範囲を腰囲についての絞り込み範囲として設定する。一方、制御部20は、車両が走行する道路が混雑していない場合、腰囲についての絞り込み範囲を設定しない。
また、制御部20は、車両が走行する道路が混雑している場合、平均腕長に所定のオフセット値(例えば5cm)を加算した値を下限腕長として設定し、当該下限腕長以上の範囲を腕の長さについての絞り込み範囲として設定する。一方、制御部20は、車両が走行する道路が混雑していない場合、腕の長さについての絞り込み範囲を設定しない。
次に、選択人物の履歴に基づいて職業についての絞り込み範囲を設定する(ステップS240)。すなわち、制御部20は、過去における選択人物の職業と一致する職業を、職業についての絞り込み範囲として設定する。本実施形態において、制御部20は、過去における選択人物の履歴に基づいて、選択頻度が1〜3番目に大きい3個の職業を取得し、当該取得した職業を、職業についての絞り込み範囲として設定する。
以上の処理(ステップS210〜S240)によって、座高と腰囲と腕の長さと職業についての絞り込み範囲が設定できる。そして、候補出力部21aの機能により制御部20は、以上の処理によって設定された絞り込み範囲で絞り込みを実行し、絞り込まれた有名人の候補を取得する(ステップS250)。すなわち、制御部20は、ステップS200にて指定値としての身長と体重によって予め絞り込まれた有名人の候補のうち、座高と腰囲と腕の長さと職業についての絞り込み範囲をすべて満足する有名人の候補を取得する。
そして、候補出力部21aの機能により制御部20は、ステップS250にて絞り込まれた有名人の候補のなかから、顔写真の表示対象を取得する(ステップS260)。すなわち、制御部20は、ステップS250にて絞り込まれた有名人の候補の数が3人以上である場合、図2AのUI画像Xにおける顔写真の表示対象を3人に絞り込む。具体的に、制御部20は、指定値としての身長または体重との差が1〜3番目に小さい身長または体重が対応付けられた3人を、UI画像Xにおける顔写真の表示対象として絞り込む。以上説明した候補取得処理によって、図2AのUI画像Xにて顔写真が表示可能な有名人の候補を取得できたこととなる。
次に、UI画像Xにて顔写真が表示可能な有名人の候補を取得できると、制御部20は、図3Aのフローに戻り、ステップS130を実行する。すなわち、候補出力部21aの機能により制御部20は、UI画像Xをタッチパネルディスプレイに表示させる(ステップS130)。すなわち、制御部20は、候補取得処理によって取得した3人の有名人の候補の顔写真を体型値DB30bから取得し、当該3人の有名人の候補の顔写真をUI画像Xにおける写真領域X2a〜X2cのそれぞれに表示する。UI画像Xが表示されることにより、ユーザがUI画像Xの各領域を操作することが可能となる。
指定値取得部21a1の機能により制御部20は、指定値としての身長または体重の修正する操作が検出されたか否かを判定する(ステップS135)。すなわち、制御部20は、UI画像Xの全身図X1aにおいて上下方向または左右方向のピンチアウト操作またはピンチイン操作が検出されたか否かを判定する。指定値としての身長または体重の修正があったと判定した場合(ステップS135:Y)、候補出力部21aの機能により制御部20は、ステップS125に戻り、修正後の指定値に基づいて候補取得処理を実行する。修正後の指定値とは、ピンチアウト操作またはピンチイン操作における2点の接触位置間の距離の変化量に比例した量だけ、修正前の指定値から修正した指定値である。
このように、指定値としての身長と体重とを修正していくことにより、図3BのステップS200における絞り込みの結果が変化していくため、ユーザが修正した指定値に対応する有名人の候補の顔写真をUI画像Xにおいて表示させることができる。すなわち、ユーザは、自分の体型に近い身長と体重へと修正を行うことにより、自分の体型に似ている有名人の候補の顔写真をUI画像Xにおいて表示させることができる。
指定値としての身長または体重の修正があったと判定しなかった場合(ステップS135:N)、選択人物取得部21bの機能により制御部20は、選択人物を確定する操作が検出されたか否かを判定する(ステップS140)。すなわち、制御部20は、いずれかの写真領域X2a〜X2cに対して指等の接触があった後に、確定ボタンX2dにおける指等の接触を検出した場合に、選択人物を確定する操作が検出されたと判定する。なお、いずれかの写真領域X2a〜X2cに対して指等の接触があった場合、制御部20は、指等の接触があった写真領域X2a〜X2cの表示態様を変化させておく(図2Aの写真領域X2b)。
選択人物を確定する操作が検出されたと判定されなかった場合(ステップS140:N)、制御部20は、ステップS135に戻る。すなわち、制御部20は、選択人物を確定する操作と選択人物を確定する操作とのいずれかが検出されるまで、UI画像Xを表示させた状態で待機する。
一方、選択人物を確定する操作が検出されたと判定された場合(ステップS140:Y)、選択人物取得部21bの機能により制御部20は、確定された選択人物を取得する(ステップS145)。すなわち、制御部20は、確定ボタンX2dにおける指等の接触を検出した場合に、最後に指等が接触した写真領域X2a〜X2cに顔写真が表示されている有名人を選択人物として取得する。
次に、座席状態設定部21cの機能により制御部20は、体型値DB30bにおいて選択人物に対応付けられた体型値を取得する(ステップS150)。さらに、座席状態設定部21cの機能により制御部20は、座席状態データ30cにおいて選択人物の体型値に対応付けられた座席40の状態を取得する(ステップS155)。すなわち、制御部20は、選択人物の体型値の組み合わせに対応する理想的な座席40の状態を座席状態データ30cに基づいて取得する。そして、座席状態設定部21cの機能により制御部20は、選択人物の体型値に対応付けられた座席40の状態をアクチュエータ40a〜40dに設定する(ステップS160)。すなわち、制御部20は、選択人物の体型値に対応付けられた座席40の状態を実現する制御信号を生成し、アクチュエータ40a〜40dに出力する。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、複数の人物の候補のなかから選択された選択人物の体型に基づいて座席40の状態を設定する限りにおいて他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、座席状態設定システムは、ナビゲーションシステム以外の他のシステム、例えば、車両に搭載されたコンピュータや車両の搭乗者が携帯するコンピュータ等によって実現されてもよい。また、座席40は、運転席以外の座席であってもよい。また、体型値DB30b等を記録した車両の外部のサーバが出力対象の人物の候補の絞り込みを行い、当該絞り込まれた人物の候補を出力するための情報を車両に送信してもよい。
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、複数の人物の候補のなかから選択された選択人物の体型に基づいて座席40の状態を設定する限りにおいて他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、座席状態設定システムは、ナビゲーションシステム以外の他のシステム、例えば、車両に搭載されたコンピュータや車両の搭乗者が携帯するコンピュータ等によって実現されてもよい。また、座席40は、運転席以外の座席であってもよい。また、体型値DB30b等を記録した車両の外部のサーバが出力対象の人物の候補の絞り込みを行い、当該絞り込まれた人物の候補を出力するための情報を車両に送信してもよい。
前記実施形態においては、体型値DB30bにおいて体型値が記録された有名人のなかから、顔写真の表示対象を予め絞り込んだが、必ずしも顔写真の表示対象を絞り込まなくてもよい。すなわち、制御部20は、体型値DB30bにおいて体型値が記録されたすべての有名人の顔写真等を表示してもよい。前記実施形態において、体型値の指定値に基づいて顔写真の表示対象を絞り込んだが、制御部20は、必ずしも体型値の指定値に基づいて顔写真の表示対象を絞り込まなくてもよい。また、指定値の初期値は、必ずしも現在設定されている座席の状態に対応する体型値でなくてもよく、最後にユーザが指定した指定値等であってもよい。また、ユーザが指定可能な体型値は、身長と体重に限らず、身長と体重の一方であってもよいし、腰囲や座高等であってもよい。
さらに、制御部20は、必ずしも車両が走行する道路の道路種別に基づいて顔写真の表示対象を絞り込まなくてもよいし、車両が走行する道路の混雑状況に応じて顔写真の表示対象を絞り込まなくてもよい。また、制御部20は、必ずしも過去の選択された選択人物と一致する職業の人物を顔写真の表示対象を絞り込まなくてもよい。例えば、前記実施形態のように、複数の絞り込み範囲を設定する構成において、絞り込みの条件を満足する人物の候補の数が所定数(例えば単一のUI画像Xにて表示可能な人数)未満となる場合には、絞り込み範囲の設定をスキップしてもよい。
前記実施形態では、図3AのステップS160にて座席40の状態を設定すると座席状態設定処理が終了したが、制御部20は、座席40の状態を設定した後にステップS125に戻ってもよい。これにより、ユーザが実際に設定された現在の座席40の状態に満足するまで選択人物を選択する処理を繰り返すことができる。また、制御部20は、走行予定経路全体ではなく車両が走行している道路区間における道路種別や渋滞度に応じて表示対象を絞り込んでもよく、必ずしも走行予定経路が探索されていなくてもよい。例えば、制御部20は、車両が走行している道路区間や当該道路区間における道路種別や渋滞度が変化するごとに、図3Bの候補取得処理を実行して図2AのUI画像Xを更新してもよい。
さらに、体型値DB30bにおいて有名人に対応付けられて記録されている情報に基づいて顔写真の表示対象を絞り込めばよく、制御部20は、有名人の氏名に基づいて顔写真の表示対象を絞り込んでもよい。具体的に、制御部20は、図2AのUI画像Xにおいて氏名検索を行うボタンを表示させ、当該ボタンに指等が接触した場合に、氏名の入力画面(キーボード等)を表示させ、当該入力画面にて入力された氏名と少なくとも一部が一致する氏名が対応付けられた有名人を顔写真の表示対象として絞り込んでもよい。この場合、制御部20は、入力画面にて入力された氏名と少なくとも一部が一致する氏名が対応付けられた有名人だけでなく、当該有名人と類似する体型値が対応付けられた他の有名人も顔写真の表示対象として絞り込んでもよい。
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。候補出力手段は、体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力すればよく、人物の候補を特定するための各種情報を出力することができる。例えば、候補出力手段は、人物の候補を特定するための情報として、人物の候補の写真(顔写真、全身写真)や似顔絵を出力してもよいし、人物の候補の氏名の少なくとも一部を出力してもよい。人物の候補の写真や似顔絵を出力することにより、人物の候補の体型をユーザがイメージしやすくなる。また、候補出力手段は、人物の候補を特定するための情報とともに、候補の体型値を出力してもよい。体型値とは、体を構成する部分の長さを表す値(身長、座高、腕の長さ、腰囲、胴囲、胸囲等)であってもよいし、重さを表す値(体重等)であってもよいし、体脂肪率やBMI(肥満度)等の指標値であってもよい。
また、候補出力手段は、ユーザが所望する人物の候補が出力されるように、出力対象とする人物を絞り込む処理を行ってもよい。例えば、候補出力手段は、地図情報や走行予定経路や車両やユーザの操作等に応じて絞り込み条件を取得し、当該絞り込み条件に基づいて出力対象を絞り込んでもよい。選択人物取得手段は、複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得すればよく、複数の人物の候補のうちの一人を選択人物として選択する操作を受け付ければよい。
座席状態設定手段は、選択人物に対応付けられた体型値に基づいて、ユーザが座る座席の状態を設定すればよく、選択人物が座った場合に理想的となる座席の状態を設定すればよい。座席状態設定手段は、選択人物の体型値に対して理想的な座席の状態を設定してもよく、体型値ごとに理想的な座席の状態を規定したデータベースに基づいて座席の状態を設定してよい。ただし、選択人物の体型値と、理想的な座席の状態とは、必ずしも一意の関係になくてもよい。例えば、座席状態設定手段は、選択人物の体型値に対応する座席の状態を取得するとともに、当該座席の状態を選択人物の運転の熟練度や時間帯等に応じて修正してもよい。むろん、座席状態設定手段は、選択人物に応じて座席の状態を設定した後に、ユーザから座席の状態の修正指示を受け付け、当該修正指示に基づいて座席の状態を修正してもよい。座席の状態とは、運転席の状態に限らず、助手席の状態であってもよいし、後部座席の状態であってもよい。また、座席の状態とは、座席の形状の状態であってもよいし、座席の硬さ状態であってもよい。
また、候補出力手段は、体型値が対応付けられた複数の有名人の候補を出力してもよい。ユーザは、体型をイメージしやすい複数の有名人の候補のなかから、自分の体型に似ている有名人を選択すればよいため、容易に座席の状態を設定できる。また、公衆が知っている有名人の体型値をデータベースに予め記録しておけばよいため、例えば車両に乗車する者の体型値をユーザが予め登録しなくても済む。また、有名人であれば、複数の人物の候補として、当該候補の写真を出力する場合でも、当該候補の写真を容易に収集することができる。
また、有名人は数多く存在するため、候補出力手段は、あらゆる体型を網羅するように有名人の候補を出力できる。例えば、体型値を値の大きさごとに複数の値域に区分し、各値域に体型値が属する有名人が所定人数以上存在するように、有名人の候補のデータベースを用意しておいてもよい。このようにすることにより、ユーザの体型に似ている有名人の候補を出力できる可能性を大きくすることができる。例えば、候補出力手段は、有名人として体型のばらつきが大きい職業の有名人の候補を出力してもよい。具体的に、候補出力手段は、スポーツ選手の候補を出力してもよい。スポーツ選手の場合、競技種目に応じて種々の体型を網羅することができる。また、候補出力手段は、複数の体型(体重等)の階級を有する競技種目のスポーツ選手の候補を出力してもよい。
ところで、人物の知名度(有名度)は、ユーザに応じて異なる。従って、候補出力手段は、ユーザにとって有名な人物の候補を出力してもよい。例えば、候補出力手段は、ユーザの性別や年齢や職業や趣味や居住地や乗車頻度等のユーザ属性に基づいてユーザの認知度が大きい分野を特定し、当該特定した分野に属する有名人を出力対象として絞り込んでもよい。これにより、ユーザが体型をイメージしやすい複数の有名人の候補を出力できる。さらに、候補出力手段は、ユーザが座る座席の種別(運転席、助手席、後部座席)に基づいて出力対象を絞り込んでもよい。例えば、ユーザが座る座席の種別が運転席である場合に成人の知名度が大きい複数の有名人の候補を出力してもよい。
また、ユーザの操作に応じて体型値の指定値を取得する指定値取得手段を備えてもよい。そして、候補出力手段は、指定値に近似する体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力してもよい。これにより、予め体型値に基づいて出量対象を絞り込んでおくことができ、ユーザの体型と明らかに異なる体型の人物の候補が出力されることを防止できる。
また、候補出力手段は、現在設定されている座席の状態に対応する体型値を、指定値の初期値として取得してもよい。現在の座席の状態に対応する人物の候補が出力されるため、現在の座り心地に応じて選択人物を選択できる。また、ユーザは体型値を必ずしも指定しなくても済む。
さらに、候補出力手段は、車両が走行する道路の道路種別を取得し、当該取得した道路の道路種別が高速道路である場合、当該取得した道路の道路種別が一般道路である場合よりも、大きい座高が体型値として対応付けられた複数の人物の候補を出力してもよい。これにより、高速道路を走行する場合に、ユーザは座高が大きい人物を選択できる。従って、高速道路を走行する場合に、視点の位置が低くなるように座席の状態を設定できる。すなわち、ユーザの視線方向を上向きに近づけることができ、高速道路においてユーザが前方の遠くを見るようにすることができる。
また、候補出力手段は、車両が走行する道路が混雑している場合、当該道路が混雑していない場合よりも、大きい腰囲、および/または、大きい腕の長さが体型値として対応付けられた複数の人物の候補を出力してもよい。これにより、道路が混雑している場合に、腰囲、および/または、腕の長さが大きい人物を選択することができる。従って、渋滞等が発生している場合に、ゆったりと(腰の締め付けが緩い、背もたれに深くもたれる)座ることができるように座席の状態を設定できる。
さらに、候補出力手段は、過去に選択された選択人物と同一の職業が対応付けられた複数の人物の候補を出力してもよい。これにより、ユーザが詳しい分野の職業の人物の候補を出力でき、選択人物の選択を容易にすることができる。
さらに、複数の人物の候補のなかから選択された選択人物の体型に基づいて座席の状態を設定する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のような座席状態設定システム、プログラム、方法は、単独の座席状態設定システムとして実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような座席状態設定システムを備えたナビゲーションシステムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、座席状態設定システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…ナビゲーションシステム、20…制御部、21…座席状態設定プログラム、21a…候補出力部、21a1…指定値取得部、21b…選択人物取得部、21c…座席状態設定部、30…記録媒体、30a…地図情報、30c…座席状態データ、40…座席、40a〜40d…アクチュエータ、41…ユーザI/F部、42…通信部、30b…体型値DB、X…UI画像、X1…体型値指定領域、X1a…全身図、X1b…体型値表示領域、X2…候補表示領域、X2a〜X2c…写真領域、X2d…確定ボタン。
Claims (9)
- 体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する候補出力手段と、
前記複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する選択人物取得手段と、
前記選択人物に対応付けられた前記体型値に基づいて、前記ユーザが座る座席の状態を設定する座席状態設定手段と、
を備える座席状態設定システム。 - 前記候補出力手段は、前記体型値が対応付けられた複数の有名人の候補を出力する、
請求項1に記載の座席状態設定システム。 - 前記ユーザの操作に応じて前記体型値の指定値を取得する指定値取得手段をさらに備え、
前記候補出力手段は、前記指定値に近似する前記体型値が対応付けられた前記複数の人物の候補を出力する、
請求項1または請求項2に記載の座席状態設定システム。 - 前記候補出力手段は、現在設定されている前記座席の状態に対応する前記体型値を、前記指定値の初期値として取得する、
請求項3に記載の座席状態設定システム。 - 前記候補出力手段は、車両が走行する道路の道路種別を取得し、当該取得した道路の道路種別が高速道路である場合、当該取得した道路の道路種別が一般道路である場合よりも、大きい座高が前記体型値として対応付けられた前記複数の人物の候補を出力する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の座席状態設定システム。 - 前記候補出力手段は、車両が走行する道路が混雑している場合、当該道路が混雑していない場合よりも、大きい腰囲、および/または、大きい腕の長さが前記体型値として対応付けられた前記複数の人物の候補を出力する、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の座席状態設定システム。 - 前記候補出力手段は、過去に指定された前記選択人物と同一の職業が対応付けられた前記複数の人物の候補を出力する、
請求項1から請求項6に記載の座席状態設定システム。 - 体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する候補出力工程と、
前記複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する選択人物取得工程と、
前記選択人物に対応付けられた前記体型値に基づいて、前記ユーザが座る座席の状態を設定する座席状態設定工程と、
を含む座席状態設定方法。 - 体型値が対応付けられた複数の人物の候補を出力する候補出力機能と、
前記複数の人物の候補のなかから、ユーザが選択した選択人物を取得する選択人物取得機能と、
前記選択人物に対応付けられた前記体型値に基づいて、前記ユーザが座る座席の状態を設定する座席状態設定機能と、
をコンピュータに実行させる座席状態設定プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101745260B1 (ko) * | 2016-04-19 | 2017-06-08 | 현대자동차주식회사 | 시선 추적기의 캘리브레이션 장치 및 그 방법 |
CN114670768A (zh) * | 2020-12-24 | 2022-06-28 | 丰田自动车株式会社 | 管理装置、车辆、管理系统、方法以及记录了程序的记录介质 |
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-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013226713A patent/JP2015085827A/ja active Pending
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