JP2015084815A - 解凍機能付き食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄する食器と同じ場所に冷凍食品を置き、おいしく解凍することができる食器洗浄機を提供すること。
【解決手段】食器を収納する食器収納本体2に暖房給湯器30で加熱された給湯水を供給して食器を洗浄する食器洗浄機1Aに、食器を洗浄する食器洗浄モードを設定する食器洗浄モード設定手段15aと、食品を解凍させる食品解凍モードを設定する食品解凍モード設定手段15bと、食器収納本体2に貯めた給湯水を汲み上げて噴出する給湯水噴出手段25と、食器収納本体2に貯めた給湯水を加熱するヒータ26と、食品解凍モードが設定された場合に、ヒータ26により給湯水を食品解凍設定温度に加熱させ、給湯水噴出手段25を駆動させる制御手段11を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食器を洗浄する食器洗浄機に関する。
食器を洗浄する食器洗浄機は、一般家庭にも広く普及し、新築物件には食器洗浄機を内蔵するシステムキッチンが採用されることが多くなっている。例えば、特許文献1には、上部側から冷凍物を解凍する解凍室と、食器類を乾燥する食器類乾燥室と、まな板を洗浄乾燥するまな板洗浄乾燥室を備え、まな板乾燥室から食器類乾燥室を介して解凍室に温度の高い温風を巡回させることにより、冷凍食品を解凍させることが記載されている。
特願2007−37686号公報
しかしながら、従来の解凍機能付き食器洗浄機は、食器類乾燥室と別に解凍室を設けている。そのため、従来の解凍機能付き食器乾燥機は、食器洗浄のみを行う食器洗浄機よりも大型になってしまった。一方、解凍機能付き食器洗浄機のサイズを食器洗浄のみを行う食器洗浄機と同サイズにしようとすると、食器類乾燥室が狭くなって、使い勝手が悪くなる。また、従来の解凍機能付き食器洗浄機は、解凍室が食器類乾燥室より狭く、解凍できる冷凍食品の量が少なかった。
また、従来の解凍機能付き食器洗浄機は、解凍室に置いた冷凍食品に温風を当てて解凍するので、温風の当たり具合や温風の温度が冷凍食品の場所によって異なっていた。そのため、特許文献1記載の食器洗浄機は、高温の温風がよく当たる場所では冷凍食品に火が通り、温風が殆ど当たらない場所では解凍されないといった加熱ムラを生じていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、洗浄する食器と同じ場所に冷凍食品を置き、おいしく解凍することができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、次のような構成を有している。
(1)食器を収納する食器収納本体に熱源で加熱された給湯水を供給して前記食器を洗浄する食器洗浄機において、食器を洗浄する食器洗浄モードを設定する食器洗浄モード設定手段と、食品を解凍させる食品解凍モードを設定する食品解凍モード設定手段と、前記食器収納本体に貯めた給湯水を汲み上げて噴出する給湯水噴出手段と、前記食器収納本体に貯めた給湯水を加熱する加熱手段と、前記食品解凍モードが設定された場合に、前記加熱手段により前記給湯水を食品解凍設定温度に加熱させ、前記給湯水噴出手段を駆動させる制御手段と、を有する。
尚、熱源には、給湯器や暖房機の熱源、あるいは、発電機等の熱源機が含まれる。
(2)(1)に記載の構成において、前記食品解凍設定温度を食品に応じて変更することが望ましい。
(3)(1)又は(2)に記載の構成において、前記食器収納本体に貯められた給湯水の温度を測定する温度センサを有し、前記制御手段が、前記食器収納本体に貯めた給湯水に冷凍食品を入れられた後、前記温度センサの温度測定値が下げ止まってから、前記加熱手段により前記給湯水を加熱し、前記温度測定値が下げ止まった時点から前記給湯水を前記食品解凍設定温度まで加熱する時点までの時間から前記冷凍食品を解凍する時間を設定することが望ましい。
(4)(1)乃至(3)の何れか1つに記載の構成において、前記熱源で加熱された給湯水を前記食品解凍設定温度に温度調整して前記食器収納本体に供給する温度調整手段を有することが望ましい。
上記構成の食器洗浄機によれば、洗浄する食器と同じ場所に冷凍食品を置き、おいしく解凍することができる。
本発明の第1実施形態に係る食器洗浄機の概略構成図である。 図1に示す食器洗浄機の制御ブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る食器洗浄機の概略構成図である。
以下に、本発明に係る食器洗浄機の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る食器洗浄機1Aの概略構成図である。図2は、図1に示す食器洗浄機1Aの制御ブロック図である。以下の説明では、図1を用いて食器洗浄機1Aの概略構成を説明した後、図2を用いて制御手段11の電気的構成を説明し、その後、食器洗浄機1Aの動作を説明する。
<食器洗浄機1Aの概略構成>
図1に示す食器洗浄機1Aは、食器を収納する食器収納本体2がシステムキッチンにスライド可能に取り付けられている。食器収納本体2は、前面2aに、食器洗浄機1Aを操作するための操作パネル14が設けられている。
操作パネル14には、食器を洗浄する食器洗浄モードを設定する食器洗浄モード設定手段15aと、冷凍食品を解凍する食品解凍モードを設定する食品解凍モード設定手段15bと、食器洗浄動作状態を表示する表示ランプ16aと、食品解凍動作状態を表示する表示ランプ16bと、電源をオン・オフする電源スイッチ17が設けられている。更に、操作パネル14には、食品解凍モードが設定された場合に解凍用給湯水の温度を設定する食品解凍温度設定手段18と、食品解凍温度設定手段18により設定された食品解凍設定温度を表示する食品解凍設定温度表示手段21が設けられている。
食器洗浄機1Aは、給湯水の排水を制御する排水制御手段24と、食器収納本体2に貯めた給湯水を汲み上げて噴出する給湯水噴出手段25と、暖房給湯器30から食器収納本体2へ供給する給湯水を制御する給湯水供給手段27と、食器収納本体2に貯めた給湯水や食器収納本体2の空気を加熱するように発熱するヒータ26を備える。食器収納本体2は、前面2aに食器収納本体2内の空気を外部に排気する排気口2bが設けられている。そして、食器収納本体2には、食器収納本体2に貯められた給湯水の温度を測定する温度センサ31が設けられている。このような食器洗浄機1Aは、制御手段11により動作を制御される。
<制御手段11の電気的構成>
図2に示すように、制御手段11は、データの加工・演算を行うCPU(中央演算処理装置)11aと、データやプログラムを記憶するメモリ11bと、データの入出力を制御する入出力インターフェース11cを備える周知のマイクロコンピュータである。制御手段11は、暖房給湯器30と、食器洗浄モード設定手段15aと、食品解凍モード設定手段15bと、表示ランプ16a,16bと、電源スイッチ17と、食品解凍温度設定手段18と、食品解凍設定温度表示手段21と、排水制御手段24と、給湯水噴出手段25と、ヒータ26と、給湯水供給手段27と、温度センサ31が、入出力インターフェース
11cに接続されている。
<食器洗浄機1Aの動作説明>
上記構成の食器洗浄機1Aは、操作パネル14に設定されたモードに応じて、食器洗浄又は食品解凍を行う。
<食器洗浄機能>
食器を洗浄する場合には、ユーザは、食器収納本体2を引き出して、食器を食器かごに収納した後、食器収納本体2を押し戻してロックする。そして、ユーザは、電源スイッチ17をオンして、制御手段11を起動させる。その後、ユーザは、食器洗浄モード設定手段15aを操作して食器洗浄モードを設定する。すると、制御手段11は、メモリ11bから食器洗浄用プログラムを読み出して実行する。
具体的には、制御手段11は、表示ランプ16aに食器洗浄実行表示をさせた後(たとえば表示ランプ16aを連続点灯させた後)、排水制御手段24により排水口を閉じた状態で、給湯水供給手段27に給湯水を食器収納本体2へ供給させる。制御手段11は、食器収納本体2に給湯水が所定量貯められたら、給湯水噴出手段25を駆動させ、給湯水を汲み上げて食器にかけることにより食器を洗浄する。このとき、制御手段11は、ヒータ26により給湯水の温度を食器洗浄に適した温度に調整する。その後、制御手段11は、排水制御手段24に排水口を開かせ、給湯水を排水する。
食器洗浄工程が終了したら、制御手段11は、洗浄工程と同様にして、食器のすすぎ洗いを行う。すすぎ洗い工程では、制御手段11は、食器を除菌すると共に次の乾燥工程の効率を上げるために、ヒータ26により給湯水を食器洗浄工程時より高温に加熱する。
すすぎ工程を終了すると、制御手段11は、ヒータ26により食器収納本体2内を加熱し、食器に付着した水分を蒸発させる。制御手段11は、食器洗浄モードでは、蒸気は排気口2bを介して外気に排出される。制御手段11は、乾燥工程が終了すると、その旨をブザー音で知らせると共に、表示ランプ16aに食器洗浄終了表示をさせる(例えば表示ランプ16aを消灯させる)。
<食品解凍機能>
冷凍食品を解凍させる場合、ユーザは、食器収納本体2に冷凍食品をいれずに、電源スイッチ17をオンする。これにより、制御手段11が起動する。そして、ユーザは、食品解凍モード設定手段15bを操作して食品解凍モードを設定する。すると、制御手段11は、メモリ11bに記憶されている食品解凍用プログラムを実行する。
具体的には、制御手段11は、表示ランプ16bに食品解凍準備表示をさせた後(例えば表示ランプ16bをゆっくり点滅させた後)、排水制御手段24に排水口を閉じさせる。そして、制御手段11は、給湯水供給手段27に暖房給湯器30で加熱された給湯水を食器収納本体2へ供給させ、給湯水を食器収納本体2に貯め始める。制御手段11は、図示しない湯量センサや図示しない流量計により食器収納本体2に所定量の給湯水が貯め
たことを検知すると、食品解凍準備が完了したことをユーザに、ブザー音や表示ランプ16bの食品解凍準備完了表示(例えば表示ランプ16bを早く点滅させる)により知らせる。
ユーザは、食品解凍準備が完了したことを確認したら、食器収納本体2をシステムキッチンから引き出し、油脂が食器収納本体2に出ないようにジッパー付きの袋に入れて密封された冷凍食品を食器収納本体2に入れる。そして、ユーザは、食器収納本体2をロックした後、食品解凍モード設定手段15bを操作して食品解凍を実行させる。
制御手段11は、表示ランプ16bに食品解凍実行表示をさせる(例えば表示ランプ16bを連続点灯させる)。食器収納本体2に貯めた給湯水に冷凍食品を入れると、給湯水の温度が急激に低下する。そこで、制御手段11は、温度センサ31の温度測定値を入力し、給湯水の温度変化を監視する。制御手段11は、給湯水の温度が下げ止まると、ヒータ26を駆動し、給湯水を食品解凍設定温度(例えば50℃)まで加熱する。制御手段11は、給湯水の温度が下げ止まった時点から、給湯水が食品解凍設定温度に達する時点までの時間から、食器収納本体2に入れられた食品の質量を計算する。そして、制御手段11は、計算した食品の質量に応じて解凍時間を設定する。
制御手段11は、設定した解凍時間、給湯水噴出手段25により食器収納本体2に貯めた給湯水を汲み上げては噴出し、まとまった量の給湯水を冷凍食品に対して上下・左右の多方向から繰り返し勢いよく掛け流す。このとき、冷凍食品は、食品解凍設定温度の給湯水の中で揺すられているのと似た状態になる。これは、解凍対象が同一姿勢を保つ電子レンジによる解凍や温風による解凍と大きく異なる点である。よって、冷凍食品は、表面に強膜が生成されにくく、電子レンジや温風を用いる解凍よりも加熱ムラを生じにくい。
しかも、制御手段11は、食品解凍モードを実行する間、温度センサ31の温度測定値を食品解凍設定温度に一致させるようにヒータ26を駆動し、給湯水の温度を食品解凍設定温度に維持し続ける。そのため、冷凍食品は、室温や常温水より高温の食品解凍設定温度に加熱された給湯水を常時かけられ、あたかも食品解凍設定温度の給湯水に浸けられたような状態になるため、自然解凍や流水解凍より短時間で解凍される。
このように、冷凍食品は、解凍中に食品解凍設定温度の給湯水を満遍なく掛けられて短時間で解凍されるので、解凍中に組織が壊され難く、旨味成分を含むドリップを生じにくい。
制御手段11は、設定した解凍時間が経過すると、給湯水噴出手段25とヒータ26を停止させる。そして、制御手段11は、排水制御手段24に排水口を開かせ、給湯水を排水する。その後、制御手段11は、ブザー音を鳴らすと共に、表示ランプ16bに食品解凍終了表示をさせ(例えば表示ランプ16bを消灯させ)、解凍した食品を取り出すことをユーザに促す。その後、制御手段11は、電源スイッチ17を自動的にオフする。
以上説明したように、食器洗浄機1Aは、食器洗浄する場所に冷凍食品を置いて冷凍食品に給湯水をかけて解凍するので、食器収納本体2と別に解凍室を設ける必要がなく、食器洗浄のみを行う食器洗浄機1Aと同じサイズで、冷凍食品を解凍する機能を付加できる。また、食器洗浄機1Aは、食器収納本体2に冷凍食品を置き、食品解凍モードを設定すれば、食品解凍設定温度の給湯水を冷凍食品に繰り返し続け、あたかも食品解凍設定温度の湯に冷凍食品を浸けたようにして冷凍食品を解凍させるので、加熱ムラや旨味成分を含むドリップを生じさせずに冷凍食品を短時間でおいしく解凍させることができる。
また、食器洗浄機1Aは、食器収納本体2に冷凍食品を入れるので、食器類乾燥室と別に解凍室を設けた従来の解凍機能付き食器乾燥機より大量の冷凍食品を一度に解凍することができる。
よって、食器洗浄機1Aによれば、洗浄する食器と同じ場所に冷凍食品を置き、おいしく解凍することができる。
ところで、冷凍食品に適した食品解凍設定温度は、食品の種類によって異なる。例えば、冷凍した葉物野菜は、厚みのある肉より、食品解凍設定温度を低くしても解凍できる。食器洗浄機1Aは、食品解凍温度設定手段18を操作することにより食品に応じて食品解凍設定温度を変更するので、食品に適した食品解凍設定温度で冷凍食品を解凍させることができる。
そして、上記食器洗浄機1Aは、給湯水を張った食器収納本体2に冷凍食品を入れることにより給湯水の温度が下げ止まった時点からヒータ26で給湯水を食品解凍設定温度まで加熱し、給湯水の温度が下げ止まった時点から給湯水を食品解凍設定温度まで加熱し終わる時点までの時間から、食器収納本体2に入れられた冷凍食品の量を自動的に計算して解凍時間を設定するので、冷凍食品の量や解凍時間を設定する手間を省くことができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る食器洗浄機1Bの概略構成図である。
図3に示す食器洗浄機1Bは、暖房給湯器30で加熱された給湯水の温度を調整する温度調整手段41を備える点が第1実施形態の食器洗浄機1Aと相違する。ここでは、第1実施形態と相違する点を中心に説明し、第1実施形態と共通する構成には、図面と説明に第1実施形態と同一符号を付し、説明を適宜省略する。
温度調整手段41は、暖房給湯器30で加熱された給湯水が流れる給湯配管42と、暖房給湯水で加熱された暖房用温水が循環する熱媒体循環回路43と、熱媒体循環回路43に配設されて暖房用温水の流量を制御する第1流体制御弁44と、熱媒体循環回路43上に設けられて給湯配管42に接続する液液熱交換器45と、液液熱交換器45と食器収納本体2の給湯水供給口とを接続する接続配管46と、接続配管46に配設されて食器収納本体2に供給する給湯水の供給量を制御する第3流体制御弁51と、接続配管46の第3流体制御弁51より上流側に配置される温度センサ52とを備える。熱媒体循環回路43は、暖房給湯器30から液液熱交換器45へ暖房用温水を供給する熱媒体往き配管43aと、液液熱交換器45から暖房給湯器30へ暖房用温水を戻す熱媒体戻り配管43bを含む。本実施形態では、第1流体制御弁44を熱媒体戻り配管43bに配置するが、熱媒体往き配管43aに第1流体制御弁44を配置しても良い。
また、温度調整手段41は、接続配管46の液液熱交換器45と温度センサ52との間に接続して常温水を供給する給水配管47と、給水配管47に配設されて常温水の供給を制御する第2流体制御弁48を有し、給湯水に常温水を混合できるようになっている。更に、給湯配管42には、液液熱交換器45へ供給する給湯水を制御する第4流体制御弁53が配設されている。このような温度調整手段41は、制御手段11により動作を制御される。
このような食器洗浄機1Bは、食品解凍モードが設定されると、温度調整手段41が暖房給湯器30から供給される給湯水を食品解凍設定温度に調整して食器収納本体2に供給する。
具体的には、制御手段11は、食品解凍モードが設定されると、第1〜第3流体制御弁44,48,51を弁閉状態にしたまま、第4流体制御弁53を弁閉状態から弁開状態に切り換え、暖房給湯器30から液液熱交換器45へ給湯水を供給する。すると、給湯水が、第3流体制御弁51まで流れ、温度センサ52により給湯水の温度を測定する。
制御手段11は、温度センサ52の測定値が食品解凍設定温度未満である場合には、第1流体制御弁44を弁閉状態から弁開状態に切り替え、暖房給湯器30で80℃に加熱された暖房用温水を熱媒体循環回路43に循環させる。これにより、液液熱交換器45は、暖房用温水の熱で給湯水を加熱する。制御手段11は、温度センサ52の温度測定値が食品解凍設定温度に達すると、第3流体制御弁51を弁閉状態から弁開状態に切り換え、給湯水を食器収納本体2に供給する。
一方、食器洗浄機1Bは、制御手段11が 食品解凍モード設定時に、温度センサ52の温度測定値が食品解凍設定温度より高温であることを検出すると、給湯水に常温水を混合させるように温度調整手段41の動作を制御する。
具体的には、制御手段11は、第1及び第3流体制御弁44,51を弁閉させた状態で第2流体制御弁48を弁閉状態から弁開状態に切り換え、給水配管47から接続配管46へ常温水を供給する。制御手段11は、温度センサ52の温度測定値が食品解凍設定温度になると、第3流体制御弁51を弁閉状態から弁開状態に切り換え、給湯水を食器収納本体2に供給する。
尚、温度センサ52の温度測定値が食品解凍設定温度である場合には、第1及び第2流体制御弁44,48を弁閉した状態で第3及び第4流体制御弁51,53を弁開し、暖房給湯器30から食器収納本体2に給湯水をそのまま供給する。
このように食器洗浄機1Bは、食品解凍モード設定時に、温度調整手段41で食品解凍設定温度に温度調整された給湯水を食器収納本体2に供給するので、短時間で食品解凍設定温度の給湯水を食器収納本体2に貯めることが可能である。よって、食器洗浄機1Bによれば、食品解凍モードの準備時間を短縮できる。
また、食器洗浄機1Bによれば、食品解凍設定温度より低温の給湯水が食器収納本体2に供給されないので、ヒータ26が消費する電力量を抑制できる。
また、食器洗浄機1Bは、給湯水が食品解凍設定温度より高温である場合には、温度調整手段41が給湯水に常温水を混合させて給湯水を食品解凍設定温度に温度調整するので、高温の湯で冷凍食品を洗浄して冷凍食品に火を通すことがない。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、食品解凍動作中にヒータ26により給湯水の温度を食品解凍設定温度に維持した。これに対して、食品解凍実行中に、制御手段11が、温度センサ31の温度測定値が下限しきい値以下となった場合に、排水制御手段24に給湯水を排水させた後、給湯水供給手段27又は温度調整手段41に給湯水を食器収納本体2に供給させることを、数回繰り返すことにより、給湯水の温度を食品解凍設定温度の許容範囲に維持するようにしても良い。
例えば、上記実施形態では、食品に応じて食品解凍設定温度を変更させる食品解凍温度設定手段18を設けたが、操作パネルに食品群を表示するスイッチを設け、制御手段11のメモリ11bに食品解凍設定温度を食品群別に記憶させるようにしても良い。この場合、ユーザが食品群を選択すると、制御手段11が、選択された食品群に応じた食品解凍設定温度をメモリ11bから読み出し、食品解凍設定温度を自動的に変更する。
例えば、上記実施形態では、操作パネル14に押下式のスイッチを設けたが、操作パネル14にタッチパネルを設け、当該タッチパネルに設定機能や表示機能を持たせるようにしても良い。
例えば、上記実施形態では、ヒータ26により加熱手段を構成したが、暖房用温水が循環して発熱する熱交換コイルなどにより加熱手段を構成し、ヒータ26の電力消費量を低減させても良い。
1A,1B 食器洗浄機
2 食器収納本体
11 制御手段
15a 食器洗浄モード設定手段
15b 食品解凍モード設定手段
18 食品解凍温度設定手段
25 給湯水噴出手段
26 ヒータ(加熱手段の一例)
41 温度調整手段

Claims (4)

  1. 食器を収納する食器収納本体に熱源で加熱された給湯水を供給して前記食器を洗浄する食器洗浄機において、
    食器を洗浄する食器洗浄モードを設定する食器洗浄モード設定手段と、
    食品を解凍させる食品解凍モードを設定する食品解凍モード設定手段と、
    前記食器収納本体に貯めた給湯水を汲み上げて噴出する給湯水噴出手段と、
    前記食器収納本体に貯めた給湯水を加熱する加熱手段と、
    前記食品解凍モードが設定された場合に、前記加熱手段により前記給湯水を食品解凍設定温度に加熱させ、前記給湯水噴出手段を駆動させる制御手段と、
    を有することを特徴とする食器洗浄機。
  2. 請求項1に記載する食器洗浄機において、
    前記食品解凍設定温度を食品に応じて変更する
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する食器洗浄機において、
    前記食器収納本体に貯められた給湯水の温度を測定する温度センサを有し、
    前記制御手段が、前記食器収納本体に貯めた給湯水に冷凍食品を入れられた後、前記温度センサの温度測定値が下げ止まってから、前記加熱手段により前記給湯水を加熱し、前記温度測定値が下げ止まった時点から前記給湯水を前記食品解凍設定温度まで加熱する時点までの時間から前記冷凍食品を解凍する時間を設定する
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載する食器洗浄機において、
    前記熱源で加熱された給湯水を前記食品解凍設定温度に温度調整して前記食器収納本体に供給する温度調整手段を有する
    ことを特徴とする食器洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108338765A (zh) * 2018-03-23 2018-07-31 浙江欧琳生活健康科技有限公司 一种具有解冻功能的洗碗机
CN109805862A (zh) * 2018-08-13 2019-05-28 宁波欧琳厨具有限公司 一种采用射频解冻的洗碗机

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