JP2015084160A - データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】提供されるサービスを実行するに当たって、当該サービスに応じたサンプルデータで試行できるようにする。【解決手段】データ処理装置は、データ処理をクラウドサービスを介して行う。クラウドサービスは、OCR(Optical Character Recognition)、文書の翻訳、文書の差分検出など、複数提供される。データ処理装置は、試行するクラウドサービスの種別に応じたサンプルデータを抽出し、当該種別に応じた送信先に送信した後、試行結果を示す試行データに基づいて各サービスの品質を評価する。【選択図】図6

Description

本発明は、データ処理装置及びプログラムに関する。
ユーザ自身が用意していたコンピュータ資源をネットワークを介して提供するサービスがある。このようなサービスは、クラウドサービスとも呼ばれる。例えば、特許文献1には、ネットワークを介して接続されたデータ保管装置にデータを保管するサービスについて記載されている。
また、処理装置において、当該装置で処理を実行するに当たってサンプル用のデータを用いて処理を実行することも従来知られている(例えば、特許文献2)。
特開2006−146293号公報 特開2008−173845号公報
本発明の目的は、提供されるサービスを実行するに当たって、当該サービスに応じたサンプルデータで試行できるようにすることにある。
本発明の請求項1に係るデータ処理装置は、元データの内容から提供される処理に応じた試行データを抽出する抽出手段と、前記試行データを複数の前記処理の提供手段に送信する第1の送信手段と、前記送信された試行データに対する前記処理の提供手段による試行結果を受信して評価する評価手段と、前記評価の結果に基づいて前記元データの処理の提供手段を前記複数の処理の提供手段から選択する選択手段とを備える構成を有する。
本発明の請求項2に係るデータ処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記処理は、複数の種別の処理を含み、提供される前記処理の前記種別を選択する選択手段を備え、前記抽出手段は、前記選択手段により選択された種別に応じた前記試行データを抽出する構成を有する。
本発明の請求項3に係るデータ処理装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記処理は、複数の種別の処理を含み、同一の前記種別について複数提供され、前記抽出手段は、同一の前記種別について共通の前記試行データを抽出する構成を有する。
本発明の請求項4に係るデータ処理装置は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の構成において、前記受信手段により受信された試行結果を出力する出力手段を備える構成を有する。
本発明の請求項5に係るデータ処理装置は、請求項2又は3に記載の構成において、前記処理を登録する登録手段であって、登録される処理の前記種別が新規な場合に当該処理を前記試行データとともに登録する登録手段を備える構成を有する。
本発明の請求項6に係るデータ処理装置は、請求項5に記載の構成において、前記登録手段は、前記試行データと、当該試行データに対する前記処理の実行結果の基準を表す基準データとを登録し、前記評価手段は、受信した試行結果を前記基準データに基づいて評価する構成を有する。
本発明の請求項7に係るデータ処理装置は、請求項6に記載の構成において、同一の前記種別の前記処理が複数の提供手段により提供される場合に、前記元データを前記評価手
段による評価結果に応じた前記提供手段に送信する第2の送信手段を備える構成を有する。
本発明の請求項8に係るデータ処理装置は、請求項6又は7に記載の構成において、前記試行データの送信から前記試行結果の受信までに要する時間を計測する計測手段を備え、前記評価手段は、前記受信手段により受信された試行結果を前記基準データと前記計測手段により計測された時間とに基づいて評価する構成を有する。
本発明の請求項9に係るデータ処理装置は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の構成において、前記元データの機密度を判定する第1の判定手段と、前記処理の安全度を提供者毎に判定する第2の判定手段と、前記元データを、前記第1の判定手段により判定された機密度と前記第2の判定手段により判定された安全度とに応じた前記提供者に送信する第2の送信手段とを備える構成を有する。
本発明の請求項10に係るデータ処理装置は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の構成において、前記抽出手段は、前記元データの一部を前記試行データとして抽出する構成を有する。
本発明の請求項11に係るデータ処理装置は、請求項10に記載の構成において、前記データは、複数ページの文書を表し、前記抽出手段は、前記複数ページの文書のうちのユーザによって選択されたページの文書を前記試行データとして用いる構成を有する。
本発明の請求項12に係るデータ処理装置は、請求項10又は11に記載の構成において、前記処理は、複数の種別の処理を含み、前記抽出手段は、前記データから前記種別に応じた前記一部を抽出する構成を有する。
本発明の請求項13に係るプログラムは、コンピュータを、元データの内容から提供される処理に応じた試行データを抽出する抽出手段と、前記試行データを複数の前記処理の提供手段に送信する第1の送信手段と、前記送信された試行データに対する前記処理の提供手段による試行結果を受信して評価する評価手段と、前記評価の結果に基づいて前記元データの処理の提供手段を前記複数の処理の提供手段から選択する選択手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1、13に係る発明によれば、提供される処理を実行するに当たって、当該処理に応じた試行データで試行することが可能である。
請求項2に係る発明によれば、処理の種別に応じて試行データを異ならせることが可能である。
請求項3に係る発明によれば、同一の種別の処理について共通の試行データで試行を行うことが可能である。
請求項4に係る発明によれば、ユーザが試行結果を確認することが可能である。
請求項5に係る発明によれば、処理の種別に適した試行データを試行に用いることが可能である。
請求項6に係る発明によれば、ユーザが試行結果を確認する必要がなくなる。
請求項7に係る発明によれば、評価結果に応じた提供手段に元データを送信することが可能である。
請求項8に係る発明によれば、試行データの送信から試行結果の受信までに要する時間を評価の基準にすることが可能である。
請求項9に係る発明によれば、元データの機密度に応じて送信先を変えることが可能である。
請求項10に係る発明によれば、実際に処理を利用する元データを用いて試行を行うことが可能である。
請求項11に係る発明によれば、試行に用いる元データをユーザが選択することが可能である。
請求項12に係る発明によれば、処理の種別に応じて試行データを異ならせる
ことが可能である。
データ処理システムの構成を例示する図 データ処理装置のハードウェア構成を例示したブロック図 データ処理装置の主要な機能的構成を示すブロック図 元データの送信先を示す対応表を例示する図 データ処理装置の機能的構成を示すブロック図 試行処理を例示するフローチャート 実行処理を例示するフローチャート データ処理装置の機能的構成を示すブロック図 機密度判定表を例示する図 安全度判定表を例示する図 実行処理を例示するフローチャート データ処理装置の機能的構成を示すブロック図 試行処理を例示するフローチャート
[基本構成]
図1は、本発明の一実施形態であるデータ処理システム10の構成を例示する図である。データ処理システム10は、データ処理をクラウドサービスを介して行うシステムである。ここにおいて、データ処理とは、画像処理とテキスト処理とを含むものをいい、OCR(Optical Character Recognition)、文書の翻訳、文書の差分検出などがこれに該当する。また、クラウドサービスとは、クラウドコンピューティングを用いて提供されるサービスをいい、本実施形態においてはネットワークを介して上記データ処理を実行するサービスを意味する。
データ処理システム10は、データ処理装置100と複数のサーバ装置200とを備え、これらを通信回線300(インターネット等)を介して接続した構成である。なお、データ処理システム10は、図1では1つのデータ処理装置100のみが図示されているが、2以上のデータ処理装置100を含んで構成されてもよい。また、データ処理システム10は、パーソナルコンピュータなどの他のコンピュータ装置を含んで構成されてもよい。
サーバ装置200は、クラウドサービスを提供するためのコンピュータ装置である。サーバ装置200は、それぞれが異なるサービス(処理)を提供する提供手段の一例に相当する。本実施形態において、サーバ装置200によって提供されるサービスは、複数の種別のサービスがあり、また、同一の種別について複数の提供者によって提供されてもよい。複数の提供者から同一の種別のサービスが提供される場合、提供者毎に品質などが異なることがある。例えば、文書を翻訳するサービスが提供される場合、提供者毎に翻訳の精度や対応言語が異なることがある。
データ処理装置100は、サーバ装置200に対するクライアント装置として機能するコンピュータ装置であり、サーバ装置200に処理対象のデータ(以下「元データ」という。)を送信する装置である。データ処理装置100は、本実施形態においては、文書を読み取り、読み取った文書の画像データを生成する機能、画像データが示す画像を用紙に形成する機能などを備えた画像形成装置であるとする。
図2は、データ処理装置100のハードウェア構成を例示したブロック図である。同図に示したように、データ処理装置100は、制御部101と、記憶部102と、操作部1
03と、表示部104と、画像読取部105と、画像形成部106と、通信部107と、画像処理部108とを備える。また、データ処理装置100の各部は、バス109に接続されており、このバス109を介して各種データの授受を行う。
制御部101は、データ処理装置100の各部の動作を制御する手段である。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記録媒体(主記憶装置)とを備える。CPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、RAMを作業エリアにして制御プログラムを実行する。制御部101は、このように制御プログラムを実行することにより、用紙に画像を形成すること、文書を読み取って文書の画像データを生成すること、通信回線40を介して他の装置と通信を行うことなどを実現する。
記憶部102は、データを記憶する手段である。記憶部102は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの記録媒体(補助記憶装置)を備え、通信部107で受信したデータやデータ処理装置100で生成されたデータなどを記憶する。また、記憶部102は、いわゆるメモリーカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの着脱可能な記録媒体(リムーバブルメディア)と、その記録媒体にデータを読み書きする手段とを含んで構成されてもよい。
操作部103は、ユーザの操作を受け付ける手段である。操作部103は、操作子(ボタン、キーなど)を備え、押下された操作子に応じた制御信号を制御部101に供給する。また、操作部103は、表示部104と、表示部104の表示面に重ねて設けられたセンサとを備え、押圧した位置に応じた制御信号を制御部101に供給するタッチパネルによって構成されてもよい。
表示部104は、情報を表示する手段である。表示装置として例えば液晶ディスプレイを有している。表示部104は、制御部101の制御の下、データ処理装置100を操作するためのメニュー画面やデータ処理装置100に関するデータなどを表示する。
画像読取部105は、文書を読み取って画像データに変換する手段である。画像読取部105は、文書を光学的に読み取り、読み取った文書の画像を表す画像データを生成する画像読取装置を備えている。画像読取部105は、生成した画像データを画像処理部108に供給する。
画像形成部106は、画像を形成する手段である。画像形成部106は、電子写真方式によって紙などの記録媒体にトナー像を形成する画像形成機構を具備している。なお、画像形成機構は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式などの他の記録方式が用いられてもよい。
通信部107は、データを送受信する手段である。通信部107は、通信回線300に接続されており、通信回線300に接続されている他の装置と通信を行う通信インターフェースとして機能する。
画像処理部108は、画像データに対して画像処理を実行する手段である。ここでいう画像処理とは、例えば、色補正や階調補正である。画像処理部108は、画像処理が施された画像データを画像形成部106に供給する。
データ処理システム10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、ユーザは、データ処理装置100を介してクラウドサービスを利用することができる。ユーザは、例えば、画像読取部105で文書をスキャンして得られた画像データをクラウドサービスを
用いて加工して加工されたデータを受け取り、加工されたデータに応じた画像を用紙に形成したり、他の装置に転送したりする。
サーバ装置200は、データ処理装置100から元データを受信すると、各々が提供するサービスに応じたデータ処理を実行することによってデータを加工する。本実施形態において提供されるクラウドサービスは、「OCRサービス」、「翻訳サービス」及び「差分検出サービス」の3種類である。
OCRサービスは、画像データが表す画像に含まれる文字を認識し、認識された文字を表すテキストデータを出力するサービスである。翻訳サービスは、文書をスキャンして得られる元データに含まれるある言語の文字列を認識し、これをあらかじめ決められた別の言語に翻訳して出力するサービスである。なお、翻訳サービスによって翻訳する言語は、ユーザによって選択されてもよい。差分検出サービスは、元データとして2つのデータを用いて、これらの異同を判断してその差分を検出するサービスである。ここでいう差分は、文字の違い(誤字、脱字など)であってもよいし、画像や色の違いであってもよいし、文字や画像の位置のずれ(違い)であってもよい。
また、データ処理装置100は、クラウドサービスを利用するに際し、それぞれのクラウドサービスを試行する。クラウドサービスの試行は、サンプルデータを用いて行われる。サンプルデータは、元データとは異なるあらかじめ用意されたデータである場合と、元データの一部である場合とがある。データ処理装置100は、サンプルデータを用いた試行結果に基づき、元データの送信先を決定したり、利用するサービス(すなわち提供者)をユーザに選択させたりする。
なお、データ処理装置100が試行を行うタイミングは、特に限定されない。例えば、データ処理装置100は、1日1回とか、数時間おきといったような定期的なタイミングで試行を行ってもよいし、電源の投入時などに試行を行ってもよい。あるいは、データ処理装置100は、ユーザから元データを受け付ける度に試行を行ってもよい。
図3は、データ処理装置100の主要な機能的構成を示すブロック図である。同図に示す構成は、以下に示す動作例のいずれにも共通する基本的な構成要素である。データ処理装置100は、制御部101が制御プログラムを実行することにより、受付手段111、選択手段112、抽出手段113、送信手段114、受信手段115及び出力手段116を実現する。
受付手段111は、元データを受け付ける手段である。すなわち、受付手段111は、クラウドサービスによる処理対象となるデータを受け付ける。受付手段111は、例えば、画像読取部105によって生成され、画像処理部108によって画像処理が実行された画像データを元データとして受け付ける。あるいは、受付手段111は、通信回線300を介して他のコンピュータ装置から元データを受け付けてもよいし、リムーバブルメディアに記憶されたデータを読み出してこれを元データとしてもよい。なお、受付手段111は、暗号化された元データを受け付けた場合には、これを復号する機能を有する。
選択手段112は、サービスの種別(種類)を選択する手段である。選択手段112は、例えば、ユーザの操作に応じて、ユーザが利用するクラウドサービスの種別を選択する。この場合、選択手段112は、提供可能なサービス、すなわち「OCRサービス」、「翻訳サービス」及び「差分検出サービス」の3種類のサービスを選択肢として提示し、ユーザに選択を促す。なお、選択手段112は、ユーザの操作によらずに、例えば元データの種類(データフォーマット等)に基づいてサービスの種別を選択してもよい。
抽出手段113は、サンプルデータを抽出する手段である。抽出手段113は、ユーザに提供されるクラウドサービスに応じたサンプルデータを抽出する。抽出手段113が抽出するサンプルデータは、クラウドサービスの種別毎に異なり得る。
送信手段114は、データの送信を制御する手段であり、具体的には、クラウドサービスの提供者(すなわちサーバ装置200)へのデータの送信を制御する手段である。送信手段114は、より詳細には、抽出手段113により抽出されたサンプルデータを送信する手段(第1の送信手段)と、受付手段111により受け付けられた元データを送信する手段(第2の送信手段)とを含んで構成されている。送信手段114は、通信部107を制御し、これを介することによってこれらのデータを送信する。
図4は、元データの送信先を示す対応表を例示する図である。送信手段114は、このような対応表に基づいて元データの送信先のサーバ装置200又はサービスを決定する。図4に示すように、対応表には、それぞれのサービスの種別と、送信先のサーバ装置200又はサービスを示すURL(Uniform Resource Locator)とが対応付けて記述されている。この例は、OCRサービスを提供する提供者は、3社あり、それぞれのURLが「http://xxx.com/a/」、「http://yyy.biz」、「http://zzz.net」であることを示している。なお、図4に示すように、同一の提供者(http://xxx.com)によって異なる種別のクラウドサービスが提供されてもよい。
受信手段115は、データの受信を制御する手段である。受信手段115は、サーバ装置から送信されたデータを、通信部107を介して受信する。受信手段115が受信するデータは、クラウドサービスの試行結果を表すデータと、クラウドサービスの実行結果を表すデータとを含む。
出力手段116は、データを出力する手段である。出力手段116は、例えば、受信手段115により受信されたサービスの試行結果(又は実行結果)を出力する。なお、本実施形態において、出力手段116による出力とは、ユーザが視認できるようにデータを可視化することを含み、具体的には、表示部104による表示と画像形成部106による画像形成とを含む。ただし、出力手段116は、これに限らず、例えば図示しない他の装置にデータを転送したり、記憶部102にデータをファイルとして保存したりするものであってもよい。
なお、図3に示す構成の一部は、本発明の実施に必須の構成要素ではない。例えば、選択手段112は、提供されるサービスの種別が1種類である場合には不要である。また、サービスの試行結果(又は実行結果)を可視化する必要がない場合(例えば、後述する動作例1のようにデータ処理装置100で評価が行われる場合)には、出力手段116も必須ではない。
データ処理装置100は、このような構成により、サンプルデータによるクラウドサービスの試行を行う。データ処理装置100は、より詳細には、以下に示す動作例に従って動作する。なお、データ処理装置100は、これらの動作例のいずれかの動作のみを行うものであってもよいが、いずれの動作も可能なように構成されてもよい。
[動作例1]
本動作例は、サンプルデータをユーザが登録する場合の例である。また、本動作例は、サンプルデータに加え、当該サンプルデータに対するクラウドサービスの実行結果の基準を表す基準データを登録し、この基準データに基づいてサンプルデータによる試行結果を評価するものでもある。
図5は、本動作例におけるデータ処理装置100の機能的構成を示すブロック図である。図5において、図3と同一の符号が付された構成要素は、それぞれ共通の機能を有するものである(以下の動作例においても同様)。データ処理装置100は、本動作例において、受付手段111、選択手段112、抽出手段113、送信手段114及び受信手段115に相当する機能に加え、登録手段121、評価手段122及び計測手段123に相当する機能を実現する。
登録手段121は、クラウドサービスを登録する手段である。登録手段121は、既存の提供者以外の新規な提供者の登録を受け付け、これをサンプルデータ(及び元データ)の送信先に新たに含めるようにする。具体的には、登録手段121は、対応表TB1(図4参照)に新規な提供者のURLと当該提供者により提供されるサービスの種別を追加することにより、当該サービスの登録を受け付ける。
また、登録手段121は、登録されるクラウドサービスの種別が新規である場合、すなわちこれまでに登録されていない種別のクラウドサービスが登録される場合に、当該種別のサンプルデータ及び基準データの登録をあわせて受け付ける。サンプルデータとしては、当該種別のクラウドサービスを適切に評価できるものが適宜用いられる。また、基準データは、例えば、当該種別のクラウドサービスの実行結果として理想的なものが用いられるが、評価手段122による評価の際に基準として用いることができればどのようなものであってもよい。サンプルデータ及び基準データは、対応表TB1とともに記憶部102に記憶される。なお、登録手段121による登録は、ユーザによって行われてもよいが、データ処理装置100の管理者などによって行われてもよい。
評価手段122は、サンプルデータに対するクラウドサービスの試行結果を評価する手段である。換言すれば、評価手段122は、提供者毎のクラウドサービスの品質を評価する手段である。評価手段122は、受信手段115により受信された試行結果を基準データに基づいて評価する。評価手段122による評価方法は、サービスの種別に応じて異なる。例えば、評価手段122は、OCRサービスであれば、文字認識の精度、すなわち文字を正しく認識できた割合によって評価し、翻訳サービスであれば、基準データが示す文字列(すなわちサンプルデータに対する翻訳文)との一致の度合いによって評価する。また、評価手段122は、計測手段123による計測結果を参照し、これに基づいて評価を行ってもよい。
計測手段123は、サンプルデータを送信してから試行結果を受信するまでに要する時間(以下「所要時間」という。)を計測する手段である。すなわち、計測手段123は、サービスが提供されるスピードを計測する。サービスのスピードを品質の一指標とする場合、評価手段122は、サービスの試行結果を、基準データと所要時間とに基づいて評価する。なお、評価手段122は、サービスのスピードを品質の指標に含めなくてもよい。
本動作例において、送信手段114は、評価手段122による評価結果に基づいて元データの送信先を決定する。例えば、送信手段114は、評価手段122による評価結果が最良であった提供者のサーバ装置200に元データを送信する。
図6及び図7は、本動作例においてデータ処理装置100が実行する処理を例示するフローチャートである。図6は、サンプルデータを用いてクラウドサービスを試行する処理(以下「試行処理」という。)を示すフローチャートであり、図7は、元データを用いてクラウドサービスを実行する処理(以下「実行処理」という。)を示すフローチャートである。
試行処理は、実行処理とは無関係に適当なタイミングで実行されてもよいが、実行処理
が行われる毎(実行前又は実行後)に実行されてもよい。なお、クラウドサービスの内容が提供者毎に適宜更新(改善)される場合があることを考慮すると、試行処理は、より正確な評価結果を得るためには実行処理が行われる前に毎回実行されることが望ましいといえる。また、試行処理は、ここではクラウドサービスの種別毎に実行される処理として説明されるが、全ての種別についてまとめて実行されてもよい。
図6に示す試行処理において、データ処理装置100の制御部101は、試行するクラウドサービスの種別に応じたサンプルデータを抽出する(ステップSa1)。制御部101は、記憶部102に記憶されたサンプルデータのうち、試行するクラウドサービスの種別に対応付けられているサンプルデータを抽出する。
次に、制御部101は、ステップSa1において抽出したサンプルデータを、試行するクラウドサービスの種別に応じた送信先(すなわちサーバ装置200)に送信する(ステップSa2)。制御部101は、記憶部102に記憶された対応表を参照することによって送信先のURLを特定し、特定したURL宛てにサンプルデータを送信する。また、制御部101は、サンプルデータの送信に合わせ、所要時間の計測を開始する(ステップSa3)。なお、制御部101は、同一のサービスについて複数の送信先がある場合には、それぞれの送信先にサンプルデータを送信する。
制御部101は、複数の送信先にサンプルデータを送信した場合、試行結果を受信したものから順番に評価する。すなわち、制御部101は、試行結果を示すデータ(以下「試行データ」という。)が送信されてきたか否かを判断し(ステップSa4)、この判断を試行データを受信するまで繰り返す。そして、制御部101は、いずれかの送信先から試行データを受信したら、当該送信先についての所要時間の計測を終了し、所要時間を特定する(ステップSa5)。
制御部101は、試行データと所要時間とに基づいて、送信先の提供者によるクラウドサービスの品質を評価する(ステップSa6)。制御部101は、試行データを基準データを比較することにより評価を行う。制御部101は、あらかじめ決められた規則に従ってクラウドサービスの品質を評価し、評価結果を数値化する。そして、制御部101は、数値化した評価結果を記憶部102に記録する(ステップSa7)。ステップSa7において記録される評価結果のことを、以下においては「評価値」という。
クラウドサービスの評価方法は、特に限定されないが、例えば次のような方法がある。評価対象のクラウドサービスがOCRサービスであるとすると、制御部101は、試行データにより得られるテキストデータ(すなわちOCRサービスにより認識された文字)と、あらかじめ登録された基準データにより得られるテキストデータとを比較し、文字の一致度を算出し、これを評価値とする。ここでいう一致度は、例えば、テキストデータに含まれる全文字数に対する一致した文字数の比率である。このとき制御部101は、試行データをOCR処理の難易度に応じて区画分けし、それぞれの区画に難易度に応じた重み付けを行った評価値を算出してもよい。また、制御部101は、このようにして得られた評価値に対して、所要時間に応じた数値を加算(ないし減算)することによってクラウドサービスを総合的に評価する。なお、制御部101は、試行データに基づく評価結果のみを用い、所要時間に基づく評価を行わずにクラウドサービスの品質を評価してもよい。
評価値を記録したら、制御部101は、試行処理を終了するか否かを判断する(ステップSa8)。具体的には、制御部101は、サンプルデータを送信した全ての送信先を評価済みであるか否かを判断する。制御部101は、サンプルデータを送信した全ての送信先を評価済みであれば、試行処理を終了する。一方、未評価の送信先がまだあれば、制御部101は、ステップSa4以降の処理を繰り返す。すなわち、制御部101は、未評価
の送信先から試行データを受信したか否かを判断し、試行データを受信したら、当該送信先の提供者によるクラウドサービスの品質を評価する。
データ処理装置100は、このように試行処理を実行することにより、その後に実行される実行処理に備える。データ処理装置100は、ユーザから元データを受け付けると実行処理を開始する。データ処理装置100は、実行処理においては、試行処理によって得られた評価値を用いる。
図7に示す実行処理において、データ処理装置100の制御部101は、ユーザから元データを受け付ける(ステップSb1)。上述したように、元データは、画像読取部105を用いて文書をスキャンすることで得られてもよいが、通信回線400を介して他のコンピュータ装置から送信されたり、リムーバブルメディアから読み出されたりして得られてもよい。また、制御部101は、受け付けた元データに対して実行する処理の種別についても、あわせて受け付ける。これにより、制御部101は、これから実行するクラウドサービスの種別を特定する(ステップSb2)。
次に、制御部101は、元データの送信先を決定する(ステップSb3)。制御部101は、ユーザによって指定された種別のクラウドサービスについて、複数ある送信先のそれぞれの評価値を参照し、これに基づいて元データの送信先を決定する。例えば、制御部101は、評価値が最も高い送信先を元データの送信先として決定する。そして、制御部101は、このようにして決定した送信先に対して元データを送信し(ステップSb4)、送信した元データに対するクラウドサービスの実行結果を示すデータを受信する(ステップSb5)。
なお、本動作例のようにサンプルデータがユーザによって登録される場合において、評価手段122による評価は必須ではない。例えば、データ処理装置100は、サービスの試行結果を出力してユーザに評価させ、元データの送信先をユーザ自身が決定できるようにしてもよい。あるいは、データ処理装置100は、評価値や所要時間を出力し、ユーザが利用する送信先をユーザ自身に選択させてもよい。
以上のとおり、本動作例においては、ユーザは、クラウドサービスを利用するに当たり、送信先である提供者を自ら選ぶ必要がない。したがって、ユーザは、各社のクラウドサービスの内容や品質が日々刻々と変化する場合においても、そのときどきに応じた適切な品質の提供者によるクラウドサービスの提供を受けられる。
また、データ処理装置100は、クラウドサービスの種別毎にサンプルデータを用意することで、サンプルデータがクラウドサービスの種別毎に異ならない場合に比べ、それぞれの種別毎の品質がより正確に評価される可能性を高める。なぜならば、評価に適したサンプルデータは、提供されるサービスの種別毎に異なるからである。例えば、サンプルデータは、ある種別のサービスの場合には文字が主体であることが好ましい一方で、別の種別のサービスの場合には画像が主体であることが好ましい、といった場合が考えられる。
[動作例2]
本動作例は、元データの機密度とクラウドサービスの安全度とを判定し、その判定結果に基づいて元データの送信先を決定する場合の例である。また、本動作例は、上述した動作例1と組み合わされてもよいものである。なお、以下においては、既に記載された動作例と重複する説明については、適宜省略される。
図8は、本動作例におけるデータ処理装置100の機能的構成を示すブロック図である。データ処理装置100は、本動作例において、受付手段111、選択手段112、抽出
手段113、送信手段114、受信手段115及び出力手段116に相当する機能に加え、第1の判定手段131及び第2の判定手段132に相当する機能を実現する。
第1の判定手段131は、元データの機密度を判定する手段である。ここにおいて、機密度とは、元データが秘匿されるべき度合いをいう。第1の判定手段131は、元データに含まれる文字や画像に基づいて機密度を判定してもよいし、元データが暗号化されているか否かで機密度を判定してもよい。本動作例において、第1の判定手段131は、あらかじめ決められた判定基準に基づいて機密度を判定する。この判定基準は、機密度判定表として記憶部102に記憶されている。
図9は、機密度判定表を例示する図である。この判定表には、元データに特定画像又は特定文字が含まれるか否かと、元データが暗号化されているか否かとに応じた機密度が記述されている。ここにおいて、特定画像は、機密度が高い場合に付すように決められた画像であり、例えば、いわゆるマル秘マークや社外秘であることを示すスタンプである。また、特定画像は、ユーザが視認可能でなくてもよく、例えば、電子透かしのような不可視の画像であってもよい。また、特定文字は、あらかじめ決められた種類の文字列であり、例えば、「社外秘」という文字列そのものや、個人情報(住所、氏名、電話番号、メールアドレスなど)である。特定文字及び特定画像は、例えば、「機密」と「部内使用」とでは前者の方が機密度が高い、といったように、機密度が段階的に設定されていれもよい。なお、第1の判定手段131は、電話番号やメールアドレスのような一定でない文字列(ただし、「@」を含むなどの何らかの規則性を有する文字列)については、パターンマッチングによってその有無を判断すればよい。
また、第1の判定手段131は、元データの書式(フォーム)によって機密度を判定してもよい。例えば、第1の判定手段131は、元データが帳票、伝票、名簿などのあらかじめ決められた書式を含む場合に、その書式に基づいて機密度を判定する。第1の判定手段131は、あらかじめ決められた書式を含む場合に機密度が高いと判定してもよいし、複数種類の書式がある場合には、それぞれの書式に応じて機密度を異ならせてもよい。なお、第1の判定手段131は、これらの判定方法(特定文字、特定画像、暗号化、書式)を組み合わせて機密度を判定してもよい。
第2の判定手段132は、クラウドサービスの安全度を判定する手段である。ここにおいて、安全度とは、クラウドサービスを利用するに際してどの程度の安全性が確保されているかを示す度合いをいう。本動作例において、安全度は、データ処理装置100とサーバ装置200との間の通信の安全性に基づいて決められる。そのため、第2の判定手段132は、サンプルデータを用いて試行処理を実行した場合などに各提供者のサービスの安全度を判定し、これを記録しておく。第2の判定手段132は、あらかじめ決められた判定基準に基づいて安全度を判定する。この判定基準は、例えば、安全度判定表として記憶部102に記憶されている。
図10は、安全度判定表を例示する図である。この判定表には、SSL(Secure Socket Layer)通信の態様に応じた安全度が記述されている。第2の判定手段132は、まず、サーバ装置200との通信がSSL接続であるか否かによって安全度を異ならせる。また、第2の判定手段132は、通信がSSL接続である場合には、さらにSSL暗号スイート鍵長やサーバ証明書の主体者記載ドメイン名に応じて安全度を異ならせる。第2の判定手段132は、サーバ装置200との通信の態様に応じて、この判定表に記述された安全度の数値を加算することにより安全度を算出する。なお、安全度は、このように算出されるものに限らず、ユーザがクラウドサービスを登録するときにユーザ自身によって指定されてもよいし、他の装置から取得されてもよい。
図11は、本動作例における実行処理を例示するフローチャートである。なお、ここでは、試行処理については、上述した動作例1と同様の要領で実行されるものとし、その説明を省略する。したがって、この実行処理を開始するときには、既に各クラウドサービスの評価値が求められている。
この実行処理において、データ処理装置100の制御部101は、ユーザから元データを受け付け(ステップSc1)、これから実行するクラウドサービスの種別を特定する(ステップSc2)。ステップSc1及びSc2の処理は、動作例1のステップSb1及びSb2の処理(図7参照)と共通の処理である。
次に、制御部101は、受け付けた元データの機密度を判定する(ステップSc3)。そして、制御部101は、ステップSc3の判定によって得られた機密度があらかじめ決められた閾値(第1の閾値)以上であるか否かを判断する(ステップSc4)。機密度が第1の閾値以上である場合、制御部101は、この元データの機密度が高いとみなす。そして、制御部101は、以下のように、元データの機密度に応じて異なる方法で送信先を決定する。
制御部101は、元データの機密度が高い場合には、安全度が決められた条件を満たすサーバ装置を送信先として決定する(ステップSc5)。例えば、制御部101は、安全度があらかじめ決められた閾値(第2の閾値)以上であるサーバ装置200の中から送信先を決定する。このとき、制御部101は、評価値を参照し、安全度が第2の閾値以上であるサーバ装置200のうちの評価値が最も高いものを送信先として決定する。ステップSc5の決定方法のことを、ここでは「第1の方法」という。
一方、元データの機密度が高くない場合には、制御部101は、第1の方法とは異なる第2の方法で送信先を決定する(ステップSc6)。例えば、制御部101は、安全度を考慮せずに、評価値のみに基づいて送信先を決定する。あるいは、制御部101は、第2の閾値より小さい第3の閾値を用いて、安全度が第3の閾値以上であるサーバ装置200のうちの評価値が最も高いものを送信先として決定してもよい。
このように送信先を決定したら、制御部101は、決定した送信先に対して元データを送信し(ステップSc7)、送信した元データに対するクラウドサービスの実行結果を示すデータを受信する(ステップSc8)。
なお、本動作例においては、評価手段122による評価を必ずしも要しない。例えば、制御部101は、元データの機密度が高い場合には、評価値を参照することなく、安全度が最高のサーバ装置200を送信先として決定するようにしてもよい。このようにすれば、評価値を参照する必要がなくなるため、評価手段122は不要である。
以上のとおり、本動作例においては、元データの送信先が元データの機密度に応じて異なり得る。したがって、元データの機密度が高い場合には、そうでない場合に比べ、安全度が相対的に低い送信先に元データが送信され、元データに含まれる情報が意図せず漏洩するおそれが少なくなる。
[動作例3]
本動作例は、サンプルデータが元データの中から抽出される場合の例である。すなわち、本動作例においては、上述した動作例1と異なり、ユーザがサンプルデータを登録する必要がない。なお、以下においては説明を省略するが、本動作例においても、必要に応じて、動作例1で説明したサンプルデータの評価や動作例2で説明した機密度及び安全度の判定を実行してもよい。
図12は、本動作例におけるデータ処理装置100の機能的構成を示すブロック図である。同図に示す構成は、受付手段111により受け付けられた元データが抽出手段113に供給される点において図3の基本構成と異なり、その他の点において図3の基本構成と共通する。
本動作例において、抽出手段113は、元データの一部をサンプルデータとして抽出する。ここでいう一部とは、例えば、元データが複数ページの文書を表すデータである場合、そのいずれかのページのことをいう。ただし、ここでいう一部は、必ずしもページ単位である必要はなく、ある文書や画像の一部の領域であってもよい。
抽出手段113は、提供されるクラウドサービスの種別が複数ある場合、ユーザが利用するサービスの種別に応じた一部を抽出することが望ましい。例えば、抽出手段113は、元データをページ毎などの単位に区切り、それぞれの単位毎に、サービスの種別に応じた特徴量を算出し、算出した特徴量に基づいてサンプルデータを抽出する。
図13は、本動作例における試行処理を例示するフローチャートである。同図に示す試行処理は、元データが複数ページの文書を表すデータであり、サンプルデータがその複数のページのいずれかのページである場合の処理である。また、この例では、特徴量の算出方法をクラウドサービスの種別毎に異ならせている。
この試行処理において、データ処理装置100の制御部101は、ユーザから元データを受け付ける(ステップSd1)。次いで、制御部101は、元データの各ページについて特徴量を算出する(ステップSd2)。特徴量の算出方法は、具体的には次のとおりである。
例えば、試行するクラウドサービスが「OCRサービス」である場合、制御部101は、文字と背景の分離の容易さを特徴量として用いる。この特徴量は、文字と背景の分離が困難であるほど大きい値となる。一般に、文字と背景のコントラストが小さいほど、文字と背景の分離は困難になる。したがって、制御部101は、特徴量がより大きいページ、すなわち文字と背景の分離がより困難であるページを抽出し、これをサンプルデータとして用いる。なぜならば、文字と背景の分離が容易なページをサンプルデータとすると、OCRサービスを提供する提供者の各々の品質差が出にくいからである。
なお、制御部101は、簡易的なOCR処理を実行し、各ページに含まれる文字のサイズ、画数などを特徴量として用いてもよい。また、制御部101は、複数の異なる指標で特徴量を算出し、これらを組み合わせて用いてサンプルデータを抽出する基準としてもよい。
また、試行するクラウドサービスが「翻訳サービス」である場合、制御部101は、行間の幅の大きさや文字数を特徴量として用いる。あるいは、制御部101は、翻訳前の言語が日本語である場合には、ページ内の一部(又は全部)に含まれる漢字の数又は割合を特徴量としてもよい。
また、試行するクラウドサービスが「差分検出サービス」である場合、制御部101は、差分を検出すべき要素(文字、画像など)の密度や数、要素間の距離などを特徴量として用いる。
なお、サンプルデータを抽出するための処理(特徴量の算出など)がクラウドサービスにおいて実行される処理と同等になったのでは、外部のクラウドサービスを利用する意義
が薄れてしまう。よって、特徴量を算出する処理は、より簡易的な処理であるのが望ましい。例えば、制御部101は、元データが表す各ページの画像全体の濃度(色の濃さ)を特徴量としてもよいし、元データが文字(文字コードで記述されたテキストデータ)を含む場合には、各ページの文字数を特徴量としてもよい。
制御部101は、このようにして特徴量を算出したら、算出した特徴量に基づいてサンプルデータを抽出する(ステップSd3)。制御部101は、これから試行するクラウドサービスの品質を評価するのにより適したページをサンプルデータとして抽出する。そして、制御部101は、抽出したサンプルデータを、試行するクラウドサービスの種別に応じた送信先(すなわちサーバ装置200)に送信する(ステップSd4)。なお、制御部101は、上述した動作例1と同様に、同一のサービスについて複数の送信先がある場合には、それぞれの送信先にサンプルデータを送信する。
制御部101は、送信した全ての送信先から試行データを受信したか否かを判断する(ステップSd5)。そして、制御部101は、必要な試行データを全部受信したら、これを出力する(ステップSd6)。ここでいう出力は、表示部104による表示と画像形成部106による画像形成のいずれであってもよい。なお、制御部101は、試行データを出力するときには、出力したものがサンプルであることを示す文字や画像をあわせて出力してもよい。
このように試行データが出力されると、ユーザは、それぞれの試行結果を比較し、実際に利用する送信先(すなわち提供者)を選択する。制御部101は、ユーザの選択を受け付けると、ユーザによって選択された送信先に元データを送信して実行処理を行う。
なお、図13においては、ステップSd6において試行結果が出力されている。しかし、制御部101は、この処理に代えて、それぞれの試行結果を評価してもよい。この場合の評価は、動作例1と同様の要領で行われればよい。このようにすれば、ユーザ自身が評価する必要はなくなる。
以上のとおり、本動作例によれば、試行するサービスの種別に応じたサンプルデータが抽出される。したがって、本動作例によれば、試行するサービスの種別によらないでサンプルデータが抽出される場合に比べ、試行結果の評価がより容易になる。また、元データの中からサンプルデータを選ぶことにより、ユーザがサービスの結果を確認し、サービスの内容を理解することが容易になる。
なお、データ処理装置100は、ユーザの操作に従ってサンプルデータを抽出してもよい。例えば、データ処理装置100は、元データをプレビュー表示し、いずれのページをサンプルデータとして用いるのかをユーザに選択させてもよい。この場合、データ処理装置100は、ユーザが操作によって選択したページをサンプルデータとして抽出する。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の実施の一例である。本発明は、この実施形態に限定されることなく、他の態様で実施されてもよい。例えば、本発明は、以下に例示する態様で実施されてもよい。また、本発明は、必要に応じて、複数の変形例を組み合わせて実施されてもよいし、上述した複数の動作例を適当に組み合わせて実施されてもよい。
(1)本発明のデータ処理装置は、必ずしも画像形成装置である必要はない。データ処理装置は、通信機能を有する画像読取装置(イメージスキャナ)、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末などであってもよい。また、本発明は、データ処理装置だけでなく、データ処理装置とサーバ装置とを備えるデータ処理システムや、データ処
理装置が実行するデータ処理方法としても把握され得る。
(2)制御部101によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、かかるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いてデータ処理装置100にダウンロードされてもよい。
10…データ処理システム、100…データ処理装置、200…サーバ装置、300…通信回線、101…制御部、102…記憶部、103…操作部、104…表示部、105…画像読取部、106…画像形成部、107…通信部、108…画像処理部、109…バス、111…受付手段、112…選択手段、113…抽出手段、114…送信手段、115…受信手段、116…出力手段、121…登録手段、122…評価手段、123…計測手段、131…第1の判定手段、132…第2の判定手段

Claims (13)

  1. 元データの内容から提供される処理に応じた試行データを抽出する抽出手段と、
    前記試行データを複数の前記処理の提供手段に送信する第1の送信手段と、
    前記送信された試行データに対する前記処理の提供手段による試行結果を受信して評価する評価手段と、
    前記評価の結果に基づいて前記元データの処理の提供手段を前記複数の処理の提供手段から選択する選択手段と
    を備えるデータ処理装置。
  2. 前記処理は、複数の種別の処理を含み、
    提供される前記処理の前記種別を選択する選択手段を備え、
    前記抽出手段は、前記選択手段により選択された種別に応じた前記試行データを抽出する
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記処理は、複数の種別の処理を含み、同一の前記種別について複数提供され、
    前記抽出手段は、同一の前記種別について共通の前記試行データを抽出する
    請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記受信手段により受信された試行結果を出力する出力手段を備える
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記処理を登録する登録手段であって、登録される処理の前記種別が新規な場合に当該処理を前記試行データとともに登録する登録手段を備える
    請求項2又は3に記載のデータ処理装置。
  6. 前記登録手段は、前記試行データと、当該試行データに対する前記処理の実行結果の基準を表す基準データとを登録し、
    前記評価手段は、受信した試行結果を前記基準データに基づいて評価する
    請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 同一の前記種別の前記処理が複数の提供手段により提供される場合に、前記元データを前記評価手段による評価結果に応じた前記提供手段に送信する第2の送信手段を備える
    請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記試行データの送信から前記試行結果の受信までに要する時間を計測する計測手段を備え、
    前記評価手段は、前記受信手段により受信された試行結果を前記基準データと前記計測手段により計測された時間とに基づいて評価する
    請求項6又は7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記元データの機密度を判定する第1の判定手段と、
    前記処理の安全度を提供者毎に判定する第2の判定手段と、
    前記元データを、前記第1の判定手段により判定された機密度と前記第2の判定手段により判定された安全度とに応じた前記提供者に送信する第2の送信手段とを備える
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  10. 前記抽出手段は、前記元データの一部を前記試行データとして抽出する
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  11. 前記データは、複数ページの文書を表し、
    前記抽出手段は、前記複数ページの文書のうちのユーザによって選択されたページの文書を前記試行データとして用いる
    請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記処理は、複数の種別の処理を含み、
    前記抽出手段は、前記データから前記種別に応じた前記一部を抽出する
    請求項10又は11に記載のデータ処理装置。
  13. コンピュータを、
    元データの内容から提供される処理に応じた試行データを抽出する抽出手段と、
    前記試行データを複数の前記処理の提供手段に送信する第1の送信手段と、
    前記送信された試行データに対する前記処理の提供手段による試行結果を受信して評価する評価手段と、
    前記評価の結果に基づいて前記元データの処理の提供手段を前記複数の処理の提供手段から選択する選択手段
    として機能させるためのプログラム。
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