JP2015082715A - 転送装置解析情報提供サーバ、転送装置解析情報提供方法及び転送装置解析情報提供プログラム - Google Patents

転送装置解析情報提供サーバ、転送装置解析情報提供方法及び転送装置解析情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データ転送装置の設定変更に要する作業者等の負荷を改善する。【解決手段】転送装置解析情報提供サーバ100の装置情報解析部10は、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いて転送装置200の設定情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な装置情報蓄積部20に記憶させる。命令コマンド生成投入部40は、所定の転送装置に係る設定情報を装置情報蓄積部20から取得し、取得した設定情報を変更するための命令コマンドを生成し、所定の転送装置に入力する。【選択図】図1

Description

本発明は、データ転送装置の装置情報を解析する技術に関する。
ネットワーク上のデータを転送する際にルータ等のデータ転送装置(以下、転送装置)が利用される。そして、ネットワーク構成の変更や転送装置の故障等によりデータの通信経路を変更する場合、ネットワーク管理者やその作業者(以下、作業者等)は、転送装置の各IF(インタフェース)に対して命令コマンドを適切な順番で投入し、各IFの設定情報を変更することにより迂回又は迂回戻しさせる。迂回とは、対象の転送装置を運用系から待機系に変更することであり、迂回戻しとはその逆である。
これについて図22のネットワーク構成例で詳述する。例えば基幹ルータ1を迂回させる場合、作業者等は、その基幹ルータ1からOSや各IFの設定情報を含む装置情報を取得し、その基幹ルータ1のサービス実行状態(ACT系/SBY系)やOS(オペレーティングシステム)の種類を把握する。
そして、まずは、その把握した結果に基づき各IFに対して命令コマンドを投入するための手順書を作成する。例えば、基幹ルータ1が0系(ACT系)であり仮称Aという種類のOSならば、〔手順1.ルートリフレクタ用のルータ2に接続されたIFの迂回処理〕,〔手順2.コアルータ3やアクセスルータ4等の同じ系(0系)に属するルータに接続された各IFの迂回処理〕,〔手順3.基幹ルータ5等の他の系(1系)に属するルータに接続された各IFの迂回〕,〔手順4.基幹ルータ1がコアルータ3等との間に設定した論理上のトンネル経路用IFの迂回処理〕という図23の手順書を作成する。
その後、それら各手順の迂回処理を基幹ルータ1で実現するため、各IFのコスト値を現在よりも大きく変更するための命令コマンドを手順毎に夫々生成し、設定漏れがないことを確認した後に、基幹ルータ1のOS上のコマンドラインを介して手順書内の順番に沿って順次投入する。
"OSPFの設定"、[online]、[平成25年10月10日検索]、<URL:http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/WL/OtherWLProducts/WT2700WLSuite/IG/002/iro_cfg.html?bid=0900e4b1825296c6>
しかしながら、転送装置によってOSの種類やIFの設定方法(命令コマンドを投入するためのコマンド文法等)等が大きく異なり、更には多くのIFが変更対象となるため、命令コマンドの投入順序を適切に定めて所望の命令コマンドを生成するには多くの時間がかかる。
また、サービスの実行状態の把握、OSの種類の把握、命令コマンドの投入順序の把握、コマンド文法の把握、迂回又は迂回戻しするための新たな設定値の把握という一連の作業を全て人手で行うため、作業者等に与える負荷が非常に大きく人為的な設定ミスが発生する可能性が極めて高い。
先の例で言えば、本来ならば基幹ルータ1の全てのIFのコスト値を例えば[60000]に変更すべきところ、人為的ミスによりアクセスルータ4に接続されたIFの変更が漏れてしまうと、親エリア側から子エリア側への下りトラヒックにおいて基幹ルータ1とアクセスルータ4の間の通信経路が最小コストとなるため、その通信経路にトラヒックが集中し、更にアクセスルータ4から他系の基幹ルータ5へ戻る不要な反射経路が発生してしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、転送装置の設定変更に要する作業者等の負荷を改善することを目的とする。
請求項1に記載の転送装置解析情報提供サーバは、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に記憶させる解析手段を有することを要旨とする。
本発明によれば、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に記憶させるため、特定の設定情報を汎用的に利用可能となり、その設定情報を用いて行うデータ転送装置の設定変更に要する作業者等の負荷を軽減できる。
請求項2に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項1に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記解析手段は、インタフェースを分類するための情報を用いて前記データ転送装置の備えるインタフェースのグループを特定し、特定したグループの識別子を前記第1の記憶手段に記憶させることを要旨とする。
請求項3に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項1又は2に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記解析手段は、変更後に用いるトラヒック制御用パラメータ値を設定するための情報を用いて前記データ転送装置の運用状態に対応するトラヒック制御用パラメータ値を特定し、特定したトラヒック制御用パラメータ値を前記第1の記憶手段に記憶させることを要旨とする。
請求項4に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項1乃至3のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、所定のデータ転送装置に係る設定情報を前記第1の記憶手段から取得し、取得した設定情報を変更するための命令コマンドを生成する生成手段と、前記所定のデータ転送装置に前記命令コマンドを入力する入力手段と、を更に有することを要旨とする。
請求項5に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項4に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記命令コマンドの雛形データをオペレーティングシステムの種類に応じて複数記憶しておく第2の記憶手段を更に有し、前記生成手段は、前記所定のデータ転送装置の備えるオペレーティングシステムに対応する雛形データを前記第2の記憶手段から取得し、変更後の設定情報を挿入することにより前記命令コマンドを生成することを要旨とする。
請求項6に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項4又は5に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記入力手段は、前記所定のデータ転送装置の各インタフェースに付与された付与番号に基づき前記各インタフェースに前記命令コマンドを順番に入力することを要旨とする。
請求項7に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項6に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記付与番号は、インタフェースの名称又は接続先に応じて分類された各インタフェースのグループ番号であることを要旨とする。
請求項8に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項4乃至7のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記命令コマンドは、迂回又は非迂回対象のデータ転送装置に設定されているトラヒック制御用パラメータ値を変更するための命令コマンドであることを要旨とする。
請求項9に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項4乃至8のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記命令コマンドの入力に基づき前記所定のデータ転送装置に設定された設定情報が、前記命令コマンドの設定情報に合致するかを検出する検出手段を更に有することを要旨とする。
請求項10に記載の転送装置解析情報提供方法は、コンピュータにより、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出するステップと、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に前記特定の設定情報を記憶させるステップと、を有することを要旨とする。
請求項11に記載の転送装置解析情報提供プログラムは、コンピュータを請求項1乃至9のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバとして機能させることを要旨とする。
本発明によれば、転送装置の設定変更に要する作業者等の負荷を軽減できる。
発明の特徴の概要を説明する際の参照図である。 転送装置解析情報提供サーバの機能ブロック構成を示す図である。 装置情報の解析蓄積処理(全体)のシーケンスを示す図である。 装置情報の解析蓄積処理時の画面例を示す図である。 装置情報の解析蓄積処理(詳細)のシーケンスを示す図である。 OS名称判定用情報の例を示す図である。 OSバージョン判定用情報の例を示す図である。 サービス情報の例を示す図である。 ACT/SBY判定用情報の例を示す図である。 基本情報判定用ルールファイルの例を示す図である。 IFの設定情報の抽出例を示す図である。 グループ情報判定用ルールファイルの例を示す図である。 装置情報の蓄積例を示す図である。 命令コマンドの投入処理(全体)のシーケンスを示す図である。 命令コマンドの投入処理時の画面例を示す図である。 命令コマンドの投入処理(詳細)のシーケンスを示す図である。 命令コマンドの投入処理を説明する際の参照図である。 一般化コマンド情報の例を示す図である。 命令コマンド情報の例を示す図である。 投入順番データの例を示す図である。 設定状態の確認処理のフローチャートを示す図である。 従来技術を説明する際の参照図である。 手順書データの例を示す図である。
本発明に係る転送装置解析情報提供サーバ100は、大きく3つの機能処理部を備えて構成される。これについて図1の特徴説明図で概説する。
1つは装置情報解析部10である。特定の設定情報を判別するための判別情報をスキーマファイルに予め設定しておき、そのスキーマファイルの判別情報を用いて各転送装置200の装置情報を夫々解析し、その解析により抽出された特定の設定情報を、任意の手段で利用可能な汎用DB(データベース)である共通の装置情報蓄積部20に集約して蓄積することを特徴としている。
スキーマファイル内の判別情報とは、例えば、OS名称判定用情報,OSバージョン判定用情報,サービス情報,ACT/SBY判定用情報,基本情報判定用ルールファイル,グループ番号判定用ルールファイル等であり、転送装置200の装置情報を解析するために用いられる情報である。既存のネットワーク構成の設計情報に基づき、そのネットワーク構成を熟知しているネットワーク管理者により予め作成されている。詳しくは後述する。
これにより、特定の設定情報が例えば関係モデル方式(SQLベース等)の一般的な汎用DBに蓄積されるため、後述する命令コマンド生成投入部40において、その設定情報を容易に参照でき、変数として取り扱うことができ、更に他のシステムのデータ基盤としての利用が期待できる。これにより、OSの種類等に応じて異なるデータ形式の各装置情報を汎用的に用いることが可能となる。また、OSの種類には依存しない処理のため、特定のOSを有する転送装置に限定されず任意の転送装置に対応できるという拡張性も併せ持つ。
もう1つはグループ情報付与部30である。装置情報蓄積部20に蓄積される設定情報内の各IFに対し、IFの名称やその接続先等に応じて割り当てられるグループ番号であって、命令コマンドの投入順序を定める際にも用いられるグループ番号を付与することを特徴としている。
これにより、転送装置200の各IFが自動でグループ分けされるため、人手でグループ分けを行う際の時間を短縮でき、誤ったグループ分け等の人為的ミスを防止できる。また、ネットワーク管理者ではない単なる作業者において、ネットワーク管理者と同じ知識レベルで命令コマンドを適切な順番でグループ単位に投入できる状態にすることが可能となる。
残る1つは命令コマンド生成投入部40である。装置情報蓄積部20から取得した設定情報を用いて、所定の転送装置200’のOSに対応する命令コマンドを生成し、各命令コマンドを各IFに投入する順番を決定して、その投入順序に従って転送装置200’の各IFに命令コマンドを順番に入力することを特徴としている。
これにより、転送装置200’のOSのコマンド文法に適合した命令コマンドを自動で生成できる。また、作業者等の作業内容を「迂回又は迂回戻し対象の転送装置を選択する」という処理に簡略化でき、作業者等に掛かる作業負担を軽減できる。
以上、これまでに説明した3つの機能処理部を備えることにより、各転送装置におけるOSの種類やIFの設定方法等の差異が転送装置解析情報提供サーバ100で吸収されるため、単なる作業者であっても、転送装置の各IFに適切な命令コマンドを適切な順番で投入でき、転送装置の設定情報を短時間で確実に変更できる。これらの効果を通じて、結果として転送装置の設定変更に要する作業者等の負荷を軽減することが可能となる。
引き続き、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて具体的に説明する。図2は、転送装置解析情報提供サーバ100の機能ブロック構成を示す図である。この転送装置解析情報提供サーバ100は複数の機能処理部を備えて構成される。
まず、図1の装置情報解析部10及びグループ情報付与部30は、装置情報生成要求受信部11と、データ解析部12と、装置情報取得部13と、OS判定部14と、サービス情報蓄積部15と、基本情報蓄積部16と、グループ情報蓄積部17とで実現される。
装置情報生成要求受信部11は、作業者等が操作する操作管理端末300から、その操作管理端末300で指定された対象の転送装置200の装置情報を解析するための解析命令を受け付ける機能を備える。
データ解析部12は、OS判定部14,サービス情報蓄積部15,基本情報蓄積部16,グループ情報蓄積部17と連携して解析命令で指定された対象の転送装置200の装置情報を解析し、装置情報蓄積部20に蓄積する機能を備える。
なお、装置情報蓄積部20とは、前述したように例えばMySQL(登録商標)等を用いた汎用DBである。データ解析部12の解析により抽出された特定の設定情報を「フィールド名−設定値」の形式で蓄積し、他の機能処理部からの問合せ要求を受けた後、その要求に含まれる「フィールド名」に対応する「設定値」を返却する。
装置情報取得部13は、操作管理端末300で指定された対象の転送装置200から装置情報(転送装置200に設定されているOSの名称や各IFの設定情報等)を取得する機能を備える。
OS判定部14は、データ解析部12からのOS判定要求に基づき、取得した装置情報から転送装置200のOS情報(OSの種類や名称、OSのバージョン等)を判定する機能を備える。
サービス情報蓄積部15は、サービスの実行状態(ACT系又はSBY系の運用状態)に応じたコスト値(迂回用のリルートコスト値や迂回戻し用のノーマルコスト値等)等のサービス情報を蓄積しておく機能を備える。このサービス情報の利用により、転送装置200を迂回又は迂回戻しするために設定するコスト値が特定される。また、そのようなサービス情報以外に、転送装置200の名称やサービスの名称と当該サービスの現在の実行状態とを対応付けて設定したACT/SBY判定用情報もサービス毎に記憶しておく機能を備える。
基本情報蓄積部16は、装置情報から各IFの設定情報等の基本情報を特定する際に用いる基本情報判定用ルールファイルをOS毎に蓄積しておく機能を備える。このルールファイルの利用により、転送装置200の各IFに設定されている現在の設定状態が特定される。
グループ情報蓄積部17は、転送装置200のIFに対して当該IFが属するグループの番号を付与する際に用いるグループ番号判定用ルールファイルをOS毎やIF毎等に蓄積しておく機能を備える。このルールファイルの利用により、転送装置200の各IFがグループ分けされる。
続いて、図1の命令コマンド生成投入部40を実現する機能処理部について説明する。この命令コマンド生成投入部40は、個別命令生成要求受信部41と、一般化命令情報蓄積部42と、一般化コマンド変換部43と、命令コマンド情報蓄積部44と、個別命令生成部45と、個別命令送信部46と、設定結果確認部47とで実現される。
個別命令生成要求受信部41は、操作管理端末300から、対象の転送装置200’を迂回又は迂回戻しさせるための個別命令を生成する個別命令生成要求を受け付ける機能を備える。
一般化命令情報蓄積部42は、個別命令生成要求で要求された命令の内容を、転送装置解析情報提供サーバ100の内部で処理可能な一般化コマンドに変換するための一般化コマンド情報を蓄積しておく機能を備える。
なお、一般化コマンド情報及び後述する命令コマンド情報についても、前述のスキーマファイルの判別情報と同様に、既存のネットワーク構成に基づいてネットワーク管理者により予め作成されている。
一般化コマンド変換部43は、受け付けられた個別命令生成要求を一般化コマンドに変換する機能を備える。
命令コマンド情報蓄積部44は、OSの種類(命令コマンドの命令体系)や個別命令生成要求で要求された具体的な命令内容(リルート/非リルート)に応じて作成された複数の命令コマンドの雛形データ(テンプレートデータ)を記憶しておく機能を備える。
個別命令生成部45は、主に3つの機能を備える。1つは、一般化コマンドを対象の転送装置200’のOSに対応する命令コマンドの雛形データ(OSグループレイヤコマンド)に変換する機能である。もう1つは、そのOSグループレイヤコマンドの変数欄に対して、装置情報蓄積部20から取得した当該転送装置200’の各IFの設定情報を挿入することにより投入可能レベルの命令コマンドを生成する機能である。残る1つは、ネットワーク管理者により予め作成された手順書データや各IFに付与されたグループ番号に基づき命令コマンドの投入順序を決定する機能である。
個別命令送信部46は、決定された投入順序に従って転送装置200’の各IFに各命令コマンドを順番に入力する機能を備える。
設定結果確認部47は、命令コマンドの入力に基づき転送装置200’に設定された設定情報が、その命令コマンド内の設定情報(装置情報蓄積部20から取得した当該転送装置200’の設定情報でも可)に合致するか否かを判定し検出する機能を備える。
ここまでが転送装置解析情報提供サーバ100の主たる機能である。そのような機能処理部に加えて、設定結果確認部47で行われた確認処理を定期的に行うことを目的として、設定情報確認部51と、更新情報通知部52とを更に備えている。
設定情報確認部51は、転送装置200’から現在の設定情報を取得し、装置情報蓄積部20に蓄積されている当該転送装置200’の設定情報に合致するか否かを定期的に判定し検出する機能を備える。また、合致しない場合に当該転送装置200’の設定情報を最新化する機能も備える。
更新情報通知部52は、設定情報確認部51の判定結果や最新化された転送装置200’に関する情報(転送装置200’の名称やIFの名称等)を操作管理端末300に電子メール等で通知する機能を備える。
以上が転送装置解析情報提供サーバ100の機能である。なお、この転送装置解析情報提供サーバ100は、ネットワーク上に配置された複数の転送装置200と、作業者等により用いられる操作管理端末300とに通信可能に接続されている。
また、転送装置200とは、異なるネットワーク間でデータを中継することを主目的としたルータであるが、OS上でデータの転送処理を実行するその他各種装置、例えばOS内にルーティング機能を備えた汎用サーバ等でもよい。
次に、転送装置解析情報提供サーバ100の動作を説明する。この動作は、互いに独立して実行可能な3つの動作で構成される。1つは、指定された転送装置200の装置情報を解析して装置情報蓄積部20に蓄積する動作である。もう1つは、装置情報蓄積部20の装置情報を用いて迂回又は迂回戻し対象の転送装置200’に命令コマンドを投入する動作である。残る1つは、投入された命令コマンドの内容が転送装置200’に実設定されているかを定期的に確認する動作である。
まず、1つ目の動作について説明する。図3は、装置情報の解析蓄積処理(全体)を示すシーケンスである。
最初に、作業者等が操作管理端末300を操作して転送装置解析情報提供サーバ100にアクセスすると、その操作管理端末300に図4のGUI(グラフィックユーザインタフェース)の画面が表示される(ステップS101)。
そして、作業者が当該GUIから対象の転送装置200の名称とサービスの名称を入力して「実行」ボタンを押下すると、操作管理端末300は、その転送装置200の装置情報を解析するための解析命令を転送装置解析情報提供サーバ100に送信する(ステップS102)。
なお、図4のGUI内には「装置一覧」ボタンが予め用意されており、そのボタンの押下に基づき重畳表示された複数の転送装置のうちいずれかを選択することにより対象の転送装置の名称を装置名称の入力欄内に自動的に入力してもよい。
次に、転送装置解析情報提供サーバ100では、装置情報生成要求受信部11が操作管理端末300からの解析命令を受信すると、装置情報取得部13が当該解析命令に含まれる名称の転送装置200から各IFの設定情報を含む装置情報を取得する(ステップS103)。
その後、データ解析部12が、OS判定部14,サービス情報蓄積部15,基本情報蓄積部16,グループ情報蓄積部17と連携して取得した装置情報を解析し(ステップS104)、その解析結果を装置情報蓄積部20に蓄積する(ステップS105)。
これまでが1つ目の全体動作である。引き続き、転送装置解析情報提供サーバ100で行われる上記ステップS104の動作を詳述する。図5は、装置情報の解析蓄積処理(詳細)を示すシーケンスである。
最初に、データ解析部12がOS判定部14に装置情報を送信してOS判定を要求すると、OS判定部14は、そのOS判定要求に基づき装置情報からOSの名称やバージョン等を特定して返信する(ステップS201)。
OS判定部14は、例えば、OS毎に判定条件が規定された図6のOS名称判定用情報や図7のOSバージョン判定用情報を保持しておき、条件に該当するOSの名称やバージョンを特定する。
次に、データ解析部12は、サービス情報蓄積部15のサービス情報及びACT/SBY判定用情報を用いて、対象の転送装置200の各IFに設定するための迂回用のリルートコスト値や迂回戻し用のノーマルコスト値等を特定する(ステップS202)。
サービス情報蓄積部15には、例えば、図8のサービス情報や図9のACT/SBY判定用情報が予め用意されている。まず、ACT/SBY判定用情報を用いて、操作管理端末300で入力された転送装置200の名称及びサービスの名称から当該転送装置200の現在のサービス実行状態を特定する。その後、サービス情報を用いて、先の名称のサービスにおいて当該特定されたサービスの実行状態に対応するノーマルコスト値及びリルートコスト値を特定する。
次に、データ解析部12は、ステップS201で特定されたOSの名称等と基本情報蓄積部16の基本情報判定用ルールファイルを用いて、装置情報から転送装置200の各IFの名称やIPアドレス情報等を特定する(ステップS203)。
基本情報蓄積部16には、例えば、図10の基本情報判定用ルールファイルが予め用意されている。該当のOSに対応する基本情報判定用ルールファイルを用いて、そのルールファイル内のルール欄に定められた各設定情報を装置情報から特定する。例えば“BaseLayer”である“(^は行の先頭に空白がないことを意味する)interface”の構文配下で“description”以下の条件に合致する文字列を取得することにより特定する。この処理の結果、例えば、図11のようなIFの設定情報が特定される。
次に、データ解析部12は、ステップS203で特定された各IFの設定情報とグループ情報蓄積部17のグループ情報判定用ルールファイルを用いて、転送装置200の各IFのグループを夫々特定し、特定したグループの番号を各IFに夫々付与する(ステップS204)。
グループ情報蓄積部17には、例えば、図12のグループ情報判定用ルールファイルが予め用意されている。前のステップで特定された各IFに対して、“Condition(条件)”に該当する“Result(グループ番号)”を夫々付与する。例えば、特定された“Description”が“description test”であり、かつ、“Interface”が“interface 0/0/0/0”ならば、その名称のIFに“Group5”を付与する。
なお、グループ番号はIFの名称やその接続先に応じて異なる番号が付与されており、上記“Condition(条件)”が同じ複数のIFに対しては同じグループ番号が付与される。
ここで、後の説明で使用するため、図22の基幹ルータ1において、ルートリフレクタ用のルータ2に接続されたIFに対して「5」、コアルータ3とアクセスルータ4に接続された2つのIFに対して「2」、基幹ルータ5に接続された2つのIFに対して「1」、論理上のトンネル経路用IFに対して「4」のグループ番号が付与されたとする。
最後に、データ解析部12は、転送装置解析情報提供サーバ100の時刻管理部(図2において不図示)やNTPサーバ等から現在の日時情報を取得し(ステップS205)、対象の転送装置200に対して割り振られた固有のIDを装置情報蓄積部20から取得して(ステップS206)、これまでの処理で取得した全ての設定情報を装置情報蓄積部20内の各フィールドに登録する(ステップS207)。
これまでが1つ目の詳細動作である。この1つ目の処理の結果、図13で例示するように、転送装置200の装置情報が汎用的に利用可能なデータ形式で装置情報蓄積部20に蓄積される。
次に、2つ目の動作について説明する。図14は、命令コマンドの投入処理(全体)を示すシーケンスである。
最初に、作業者等が操作管理端末300を操作して転送装置解析情報提供サーバ100にアクセスすると、その操作管理端末300に図15のGUIの画面が表示される(ステップS301)。
そして、作業者が当該GUIから対象の転送装置200’に対する所望の処理を選択して「YES」ボタンを押下すると、操作管理端末300は、その転送装置200’を迂回又は迂回戻しさせるために個別命令生成要求を転送装置解析情報提供サーバ100に送信する(ステップS302)。
次に、転送装置解析情報提供サーバ100では、受信した個別命令生成要求に基づき対象の転送装置200’の各IFに対する個別命令(命令コマンド群)を生成し(ステップS303)、その転送装置200’に入力する(ステップS304)。
これまでが2つ目の全体動作である。引き続き、転送装置解析情報提供サーバ100で行われる上記ステップS303,S304の動作を詳述する。図16は、命令コマンドの投入処理(詳細)を示すシーケンスである。図17は、その詳述時の参照図である。
最初に、個別命令生成要求受信部41が、操作管理端末300から個別命令生成要求を受信すると(ステップS401)、転送装置解析情報提供サーバ100で当該要求に基づく処理を開始するため、その要求を一般化コマンドに変換するための命令変換クエリを発行する(ステップS402)。
次に、一般化コマンド変換部43が、その命令変換クエリを受信すると、一般化命令情報蓄積部42の一般化命令情報を用いて、個別命令生成要求で指定された個別命令を一般化コマンドに変換する(ステップS403)。
一般化命令情報蓄積部42には、例えば、図18の一般化コマンド情報が予め用意されている。GUIで指定された処理内容に該当する一般化コマンドに変換される。
その後、その一般化コマンドを対象の転送装置200’のOSで命令可能なOSグループレイヤコマンドに変換するためのOSグループレイヤクエリを発行する(ステップS404)。
次に、個別命令生成部45が、そのOSグループレイヤクエリを受信すると、まず、命令コマンド情報蓄積部44の命令コマンド情報を用いて、一般化コマンドをOSグループレイヤコマンドに変換する(ステップS405)。
命令コマンド情報蓄積部44には、例えば、図19の命令コマンド情報が予め用意されている。指定された転送装置200’の名称と一般化コマンドの内容に合致するOSグループレイヤコマンドに変換される。
続いて、個別命令生成部45は、装置情報蓄積部20に蓄積されている転送装置200’の装置情報を用いて、OSグループレイヤコマンドの変数(図19の*/*、[Reroute]、[RevReroute]等)に各IFの名称やコスト値を挿入することにより、その転送装置200’の全てのIFに入力される命令コマンド群を生成する(ステップS406)。
例えば、転送装置200’を迂回させる場合には、図19の[Reroute]に図13に示した[Reroute_cost]のリルートコスト値が入力される。一方、転送装置200’を迂回戻しさせる場合には、図19の[RevReroute]に図13に示した[Normal]のノーマルコスト値が入力される。
引き続き、個別命令生成部45は、手順書データで規定された手順に沿って上から順番にグループ番号を記載した投入順番データを生成する(ステップS407)。
例えば、図23の手順書の場合、図20のように上から順序付けられたグループ番号の投入順番データが生成される。なお、投入順番データをあえて生成することなく、手順書データで定義された手順に基づいて各グループ番号の命令コマンドを順番に入力するようにしてもよい。
その後、個別命令生成部45は、その投入順番データの順番に従って各グループのIFに各命令コマンドを入力するための個別命令送信クエリを発行する(ステップS408)。
次に、個別命令送信部46は、その個別命令送信クエリを受信すると、そのクエリで指定された順番に従って各グループの命令コマンドを転送装置200’の各IFに順次入力する(ステップS409)。
図20の場合、最初に、「5」のグループ番号が付与されたIFに対して命令コマンドを入力し、次に、「2」のグループ番号が付与された各IFに対して各命令コマンドを入力する。同一のグループ番号が付与された同じグループに属する複数のIF(接続先が同じIF群)に対しては同時に入力する。
最後に、設定結果確認部47が、転送装置200’から設定情報を取得し、命令コマンドの入力に基づき転送装置200’に設定された現在の設定情報と、ステップS409で転送装置200’に入力した設定情報との差分を検出する(ステップS410)。
転送装置200’の各IFに命令コマンドを入力したとしても、OSの動作不具合等の影響によりその命令コマンドに基づく設定が転送装置200’の内部で反映されていない可能性がある。そのためステップS410を実行している。
差分がない場合には、命令コマンドを通じて転送装置200’の各IFのコスト値が変更されたものとみなして処理を終了する。一方、差分がある場合には、作業者等の期待通りにコスト値が変更されていないため、設定結果確認部47は、対象の転送装置200’に対する処理がNGである旨を操作管理端末300に通知する。その場合、作業者は、操作管理端末300から改めて処理を要求することとなる。
これまでが2つ目の詳細動作である。
次に、3つ目の動作について説明する。図21は、設定状態の確認処理を示すフローチャートである。
まず、設定情報確認部51が、現在の時刻が例えば午前2時であるかを判定する(ステップS501)。
そして、その時刻の場合、設定情報確認部51は、迂回又は迂回戻しが実行された全ての転送装置200’から各設定情報を夫々取得し、それら各転送装置200’の現在の設定情報と、装置情報蓄積部20に蓄積されている各転送装置200’の設定情報との差分を夫々検出する(ステップS502,S503)。
次に、それら設定情報間に差分がある場合、設定情報確認部51は、差分のあった転送装置200’の設定情報を装置情報蓄積部20の設定情報に合致させるため、個別命令生成要求受信部41に個別命令生成要求を送信する(ステップS504)。
これにより、図16のステップS401〜S410が再度実行されるので、その転送装置200’の設定情報が最新化される。
次に、更新情報通知部52は、ステップS502の検出結果や最新化された転送装置200’の名称等を操作管理端末300に通知する(ステップS505)。
ステップS505の後はステップS501に戻り、ステップS501〜S505を一定の時間間隔で繰り返し実行する。ステップS501又はステップS503の判定の結果がNOの場合も同様にステップS501に戻る。
これまでが3つ目の詳細動作である。以上、転送装置解析情報提供サーバ100の機能及び動作について説明した。
以上より、本実施の形態によれば、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いて転送装置200の装置情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な装置情報蓄積部20に記憶させるので、特定の設定情報を汎用的に利用可能となり、その設定情報を用いて行う対象の転送装置200’の設定変更に要する作業者等の負荷を軽減できる。
なお、本実施の形態では、転送装置200を迂回又は迂回戻しさせる手法として、OSPF(オープン・ショーテスト・パス・ファースト:Open Shortest Path First)のコスト値を変更する方法を例に説明した。その他、例えばBGP(ボーダ・ゲートウェイ・プロトコル:Border Gateway Protocol)のlocalpreference等、“トラヒックを制御するために転送装置毎に設定されている各種パラメータの値”を変更することにより、転送装置200を迂回又は迂回戻しさせてもよい。すなわち、トラヒック制御用のパラメータ値であればよく、本実施の形態と同様の機能を備え同様の動作を適用することにより同様の効果を得ることができる。
最後に、本実施の形態で説明した転送装置解析情報提供サーバ100は、メモリやCPUを備えたコンピュータにより実現できる。また、転送装置解析情報提供サーバ100の各動作をプログラムとして構築し、コンピュータにインストールして実行させることや、通信ネットワークを介して流通させることも可能である。
100…転送装置解析情報提供サーバ
200,200’…データ転送装置
300…操作管理端末
10…装置情報解析部(解析手段)
11…装置情報生成要求受信部
12…データ解析部(解析手段)
13…装置情報取得部
14…OS判定部
15…サービス情報蓄積部
16…基本情報蓄積部
17…グループ情報蓄積部
20…装置情報蓄積部(第1の記憶手段)
30…グループ情報付与部
40…命令コマンド生成投入部(生成手段、入力手段)
41…個別命令生成要求受信部
42…一般化命令情報蓄積部
43…一般化コマンド変換部
44…命令コマンド情報蓄積部(第2の記憶手段)
45…個別命令生成部(生成手段)
46…個別命令送信部(入力手段)
47…設定結果確認部(検出手段)
51…設定状態確認部(検出手段)
52…更新情報通知部
1…基幹ルータ(0系)
2…ルートリフレクタ用のルータ
3…コアルータ(0系)
4…アクセスルータ(#2)
5…基幹ルータ(1系)
S101〜S105、S201〜S207、S301〜S304、S401〜S410、S501〜S505…ステップ
請求項1に記載の転送装置解析情報提供サーバは、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に記憶させる解析手段を有し、前記解析手段は、インタフェースを分類するための情報を用いて前記データ転送装置の備えるインタフェースのグループを特定し、特定したグループの識別子を前記第1の記憶手段に記憶させることを要旨とする。
請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記解析手段は、変更後に用いるトラヒック制御用パラメータ値を設定するための情報を用いて前記データ転送装置の運用状態に対応するトラヒック制御用パラメータ値を特定し、特定したトラヒック制御用パラメータ値を前記第1の記憶手段に記憶させることを要旨とする。
請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項1又は2に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、所定のデータ転送装置に係る設定情報を前記第1の記憶手段から取得し、取得した設定情報を変更するための命令コマンドを生成する生成手段と、前記所定のデータ転送装置に前記命令コマンドを入力する入力手段と、を更に有することを要旨とする。
請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記命令コマンドの雛形データをオペレーティングシステムの種類に応じて複数記憶しておく第2の記憶手段を更に有し、前記生成手段は、前記所定のデータ転送装置の備えるオペレーティングシステムに対応する雛形データを前記第2の記憶手段から取得し、変更後の設定情報を挿入することにより前記命令コマンドを生成することを要旨とする。
請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項3又は4に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記入力手段は、前記所定のデータ転送装置の各インタフェースに付与された付与番号に基づき前記各インタフェースに前記命令コマンドを順番に入力することを要旨とする。
請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記付与番号は、インタフェースの名称又は接続先に応じて分類された各インタフェースのグループ番号であることを要旨とする。
請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項3乃至6のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記命令コマンドは、迂回又は非迂回対象のデータ転送装置に設定されているトラヒック制御用パラメータ値を変更するための命令コマンドであることを要旨とする。
請求項に記載の転送装置解析情報提供サーバは、請求項3乃至7のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバにおいて、前記命令コマンドの入力に基づき前記所定のデータ転送装置に設定された設定情報が、前記命令コマンドの設定情報に合致するかを検出する検出手段を更に有することを要旨とする。
請求項9に記載の転送装置解析情報提供サーバは、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に記憶させる解析手段を有し、前記解析手段は、変更後に用いるトラヒック制御用パラメータ値を設定するための情報を用いて前記データ転送装置の運用状態に対応するトラヒック制御用パラメータ値を特定し、特定したトラヒック制御用パラメータ値を前記第1の記憶手段に記憶させることを要旨とする。
請求項10に記載の転送装置解析情報提供サーバは、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に記憶させる解析手段と、所定のデータ転送装置に係る設定情報を前記第1の記憶手段から取得し、取得した設定情報を変更するための命令コマンドを生成する生成手段と、前記所定のデータ転送装置に前記命令コマンドを入力する入力手段と、を有することを要旨とする。
請求項11に記載の転送装置解析情報提供方法は、コンピュータにより、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出する抽出ステップと、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に前記特定の設定情報を記憶させる記憶ステップと、を有し、前記抽出ステップでは、インタフェースを分類するための情報を用いて前記データ転送装置の備えるインタフェースのグループを特定し、特定したグループの識別子を前記第1の記憶手段に記憶させることを要旨とする。
請求項12に記載の転送装置解析情報提供方法は、コンピュータにより、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出する抽出ステップと、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に前記特定の設定情報を記憶させる記憶ステップと、を有し、前記抽出ステップでは、変更後に用いるトラヒック制御用パラメータ値を設定するための情報を用いて前記データ転送装置の運用状態に対応するトラヒック制御用パラメータ値を特定し、特定したトラヒック制御用パラメータ値を前記第1の記憶手段に記憶させることを要旨とする。
請求項13に記載の転送装置解析情報提供方法は、コンピュータにより、特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出する抽出ステップと、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に前記特定の設定情報を記憶させる記憶ステップと、所定のデータ転送装置に係る設定情報を前記第1の記憶手段から取得し、取得した設定情報を変更するための命令コマンドを生成する生成ステップと、前記所定のデータ転送装置に前記命令コマンドを入力する入力ステップと、を有することを要旨とする。
請求項14に記載の転送装置解析情報提供プログラムは、コンピュータを請求項1乃至10のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバとして機能させることを要旨とする。

Claims (11)

  1. 特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出し、任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に記憶させる解析手段を有することを特徴とする転送装置解析情報提供サーバ。
  2. 前記解析手段は、
    インタフェースを分類するための情報を用いて前記データ転送装置の備えるインタフェースのグループを特定し、特定したグループの識別子を前記第1の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  3. 前記解析手段は、
    変更後に用いるトラヒック制御用パラメータ値を設定するための情報を用いて前記データ転送装置の運用状態に対応するトラヒック制御用パラメータ値を特定し、特定したトラヒック制御用パラメータ値を前記第1の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  4. 所定のデータ転送装置に係る設定情報を前記第1の記憶手段から取得し、取得した設定情報を変更するための命令コマンドを生成する生成手段と、
    前記所定のデータ転送装置に前記命令コマンドを入力する入力手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  5. 前記命令コマンドの雛形データをオペレーティングシステムの種類に応じて複数記憶しておく第2の記憶手段を更に有し、
    前記生成手段は、
    前記所定のデータ転送装置の備えるオペレーティングシステムに対応する雛形データを前記第2の記憶手段から取得し、変更後の設定情報を挿入することにより前記命令コマンドを生成することを特徴とする請求項4に記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  6. 前記入力手段は、
    前記所定のデータ転送装置の各インタフェースに付与された付与番号に基づき前記各インタフェースに前記命令コマンドを順番に入力することを特徴とする請求項4又は5に記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  7. 前記付与番号は、
    インタフェースの名称又は接続先に応じて分類された各インタフェースのグループ番号であることを特徴とする請求項6に記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  8. 前記命令コマンドは、
    迂回又は非迂回対象のデータ転送装置に設定されているトラヒック制御用パラメータ値を変更するための命令コマンドであることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  9. 前記命令コマンドの入力に基づき前記所定のデータ転送装置に設定された設定情報が、前記命令コマンドの設定情報に合致するかを検出する検出手段を更に有することを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバ。
  10. コンピュータにより、
    特定の設定情報を判別するための判別情報を用いてデータ転送装置の設定情報から特定の設定情報を抽出するステップと、
    任意の手段で利用可能な第1の記憶手段に前記特定の設定情報を記憶させるステップと、
    を有することを特徴とする転送装置解析情報提供方法。
  11. コンピュータを請求項1乃至9のいずれかに記載の転送装置解析情報提供サーバとして機能させるための転送装置解析情報提供プログラム。
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