JP2015080600A - 超音波プローブおよび超音波画像装置 - Google Patents

超音波プローブおよび超音波画像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者が超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができる超音波プローブを提供する。【解決手段】超音波31を被検体5に送信し該被検体5の内部にて反射する超音波31を受信する超音波センサー9と、被検体5に対する超音波センサー9の押圧を検出する力検出部10と、力検出部10の出力を用いて超音波センサー9の押圧の分布を演算する力演算部29と、超音波センサー9の押圧状態を表示する表示部13と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、超音波プローブおよび超音波画像装置に関するものである。
超音波画像装置は構造物や人体等の被検体に超音波を入射する。そして、超音波画像装置は被検体の組織や傷のある部分からの反射波を検出し、反射波に基づき被検体の断面画像を表示する。被検体における組織の深さや傷等の大きさに応じて反射波の振幅が増減する。反射波の信号波形を観測することにより、被検体内部の組織や傷等の状態を検査することができる。超音波の送信は、被検体に接触させた超音波プローブに内包された圧電素子に高電圧のパルスを印加することにより行われる。超音波の周波数は数百kHz〜数十MHz程度であり、被検体の寸法や必要とする検査分解能に応じて、検査者が適用する超音波プローブを選択して設定する。反射波は、超音波プローブ内の圧電素子で振動を電圧に変換され、後段のアンプでその電圧が増幅される。
構造物を検査する超音波画像装置が特許文献1に開示されている。それによると、超音波画像装置は超音波プローブの被検体側にひずみゲージが設置されている。そして、制御部がひずみゲージの出力を判定値と比較し超音波プローブが被検体に押圧される力が適正か否かを判定している。超音波プローブが被検体に押圧される力が強いときと弱いときには接触状態が不適切であることを表示し音を鳴らして操作者に伝える。超音波プローブが被検体に押圧される力が適正のときには適正であることを表示し超音波の送信と反射波の検出を行っていた。
特開2007−132683号公報
操作者が超音波プローブを手で把持して操作するとき超音波プローブが被検体の表面に対して傾くことがある。このとき被検体が柔らかいときには被検体が押圧されて変形する。特許文献1における超音波プローブには超音波プローブの傾きを検出する機能がなく、操作者は超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができなかった。そこで、操作者が超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができる超音波プローブ及び超音波画像装置が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる超音波プローブであって、超音波を被検体に送信し前記被検体の内部にて反射する前記超音波を受信する超音波センサーと、前記被検体に対する前記超音波センサーの接触圧を複数の場所で検出する力検出部と、前記力検出部の出力を用いて前記超音波センサーの接触圧の分布を演算する力演算部と、前記超音波センサーの接触圧の分布を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、超音波プローブは超音波センサーを備えている。超音波センサーは超音波を被検体に送信する。そして、超音波センサーは被検体の内部にて反射する超音波を受信する。超音波プローブの操作者は受信した超音波を用いて被検体の状態を知ることができる。超音波プローブは力検出部を備え、力検出部は被検体に対する超音波センサーの接触圧を複数の場所で検出する。この接触圧は超音波プローブを被検体に押圧するときに力検出部が被検体から受ける反力である。力検出部は検出した力を力演算部に出力する。力演算部は力検出部の出力を用いて超音波センサーの接触圧の分布を演算する。力の分布は複数の場所における力の大きさの差を示す。尚、力演算部は演算した結果を表示部に出力する。表示部は超音波センサーの接触圧の分布を表示する。超音波プローブを操作する操作者は表示部を見て超音波センサーを被検体に押圧している状態を認識する。そして、操作者は超音波センサーを被検体に均等に押圧するように超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができる。
[適用例2]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記力演算部は前記超音波センサーの接触圧が小さい側を演算し、前記表示部は前記超音波センサーの接触圧が小さい側の前記被検体を前記超音波センサーで押圧することを促す表示を行うことを特徴とする。
本適用例によれば、力演算部は超音波センサーの接触圧の分布のうち力の小さい側を演算する。そして、表示部は超音波センサーの接触圧の分布のうち力の小さい側の被検体を超音波センサーで押圧することを促す。表示部が促す内容に従って操作者が被検体を超音波センサーで押圧するとき、超音波センサーの押圧の分布はバラツキが小さくなる。従って、操作者は表示部の指示に従って超音波プローブを操作することにより超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記力検出部は3つ以上の力センサーを備え、前記力センサーの内3つの力センサーは三角形の頂角に位置することを特徴とする。
本適用例によれば、力検出部は3つ以上の力センサーを備えている。そして、力センサーの内3つの力センサーは三角形の頂点に位置している。まず、3つの力センサーのうち2つの力センサーを選択して各力センサーに加わる力を比較することにより、2つの力センサーを通る直線上の方向において力センサーに加わる力の状態を演算することができる。この方向を第1方向とする。
次に、3つの力センサーのうち前回選択した2つの力センサーとは別の組合せの2つのセンサーを選択する。そして、同様の方法で2つの力センサーを通る直線上の方向において力センサーに加わる力の状態を演算する。この方向を第2方向とする。3つの力センサーは三角形の頂点に位置しているので第1方向と第2方向とは交差する。第1方向と直交する方向を第3方向とする。そして、第2方向における2つのセンサーが検出する力の差を第1方向の成分と第3方向の成分とに分離する演算を行う。その結果、第1方向における力の状態と第3方向における力の状態を演算できるので、力演算部は力センサーを通る平面上における力の状態を演算することができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記力検出部は4つの前記力センサーを備え、前記力センサーは直交する各直線上に2つの前記力センサーが位置することを特徴とする。
本適用例によれば、力検出部は4つの力センサーを備え、力センサーは直交する各直線上に位置している。2つの直線を第1直線及び第2直線とする。第1直線が延在する方向を第1方向とし第2直線が延在する方向を第2方向とする。第1方向と第2方向とは直交する方向である。
第1直線上に位置する力センサーの出力を用いて第1方向における超音波プローブの押圧状態を演算することができる。そして、第2直線上に位置する力センサーの出力を用いて第2方向における超音波プローブの押圧状態を演算することができる。従って、力演算部は超音波プローブの押圧状態の直交する2方向の成分を容易に演算できる為、力センサーを通る平面上における押圧の状態を容易に演算することができる。
[適用例5]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記超音波センサーが出力する信号を制御する制御回路を備え、前記超音波センサーの接触圧の分布が所定の範囲内にあるときには前記制御回路の一部の動作を停止することを特徴とする。
本適用例によれば、超音波プローブは制御回路を備え、制御回路は超音波センサーが出力する信号を制御する。そして、超音波センサーの接触圧の分布が所定の範囲内にあるときには制御回路は一部の動作を停止する。力演算部は超音波センサーの接触圧の分布を演算する。超音波センサーの接触圧の分布が所定の範囲内にあるときは、超音波プローブが被検体に押圧されていない状態を示す。このとき、超音波プローブは被検体から離れている。そして、超音波プローブが被検体を測定していない状態となっている。または、超音波プローブが被検体に対して傾いており適切に被検体を測定していない状態となっている。このときに制御回路は一部の動作を停止する。従って、制御回路は超音波プローブが消費する電力を削減することができる。
[適用例6]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記超音波センサーが設置された第1外装部を備え、前記第1外装部は前記超音波センサーが設置された底面と前記底面と交差する側面を有し、前記底面と前記側面とが接続する場所は断面が円弧状の曲面となっていることを特徴とする。
本適用例によれば、超音波プローブは第1外装部を備えている。超音波センサーは第1外装部の底面に設置されている。第1外装部の側面は底面と接続し、底面と側面とが接続する場所は断面が円弧状の曲面となっている。超音波センサーを被検体に沿って移動するとき第1外装部の底面も被検体に沿って移動する。
そして、被検体の表面が柔らかいときには被検体が超音波プローブに押圧されて超音波プローブが進行する側の被検体が盛り上がる。このとき、第1外装部は底面と側面とが接続する場所は断面が円弧状の曲面となっている為、被検体の盛り上がった部分が曲面に接触する。そして、被検体の盛り上がった部分を曲面に案内されて第1外装部の底面に移動させることができる。従って、被検体の表面が柔らかいときにも円滑に超音波プローブを被検体の表面に沿って移動させることができる。
[適用例7]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記力検出部は前記超音波センサーが前記被検体と接する面の法線方向において前記超音波センサーと異なる位置に配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、力検出部は超音波センサーが被検体と接する面の法線方向に位置している。そして、力検出部は超音波センサーと異なる位置に配置されている。超音波プローブと被検体との間には超音波を伝送する液状体が配置される。超音波プローブを被検体の表面に沿って移動するとき、液状体は第1外装部に付着する。このときにも力検出部は超音波センサーと異なる位置に設置されている為、液状体が力検出部に接触し難くなっている。従って、液状体が力検出部に接触して誤動作することを抑制することができる。
[適用例8]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記第1外装部は前記力検出部を囲むシール部を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、第1外装部にはシール部が配置されている。そして、シール部は力検出部を囲んでいる。従って、液状体が力検出部に接触して誤動作することを防止することができる。
[適用例9]
上記適用例にかかる超音波プローブにおいて、前記第1外装部と接続する第2外装部を有し、前記力センサーは前記第1外装部と前記第2外装部との間に位置し、前記力検出部は前記第2外装部に設置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、超音波センサーは第1外装部に設置され、力検出部は第2外装部に設置されている。超音波センサーは被検体を探査する深さに対応して送信する超音波の周波数を変えることがある。従って、送信する超音波の周波数の種類の数と同数の超音波センサーを用意する必要がある。そして、第1外装部に力検出部が設置されているときには、用意する超音波センサーに対応して力検出部を用意する必要がある。一方、本適用例では力検出部は第2外装部に設置されている。従って、超音波センサーを取り換えても力検出部を取り換えなくてもよい為、力検出部を第1外装部に設置するときに比べて力検出部の個数を少なくすることができる。
[適用例10]
本適用例にかかる超音波画像装置であって、超音波プローブと、前記超音波プローブが出力する反射波信号を用いて被検体の断面画像データを演算する画像データ演算部と、前記画像データ演算部が演算した結果に基づいて前記被検体の断面画像を表示する画像表示部と、を備え、前記超音波プローブは、超音波を前記被検体に送信し前記被検体の内部にて反射する前記超音波を受信する超音波センサーと、前記被検体に対する前記超音波センサーの接触圧を複数の場所で検出する力検出部と、前記力検出部の出力を用いて前記超音波センサーの接触圧の分布を演算する力演算部と、前記超音波センサーの接触圧の分布を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、超音波画像装置は超音波プローブ、画像データ演算部及び画像表示部を備えている。超音波プローブは超音波センサーを有し、超音波センサーは超音波を被検体に送信する。そして、超音波センサーは被検体の内部にて反射する超音波の反射波を受信して画像データ演算部に反射波信号を出力する。画像データ演算部は、反射波信号を用いて被検体の断面画像データを演算して断面画像を画像表示部に出力する。画像表示部は被検体の断面画像を表示する。
超音波プローブは力検出部を備え、力検出部は被検体に対する複数の超音波センサーの接触圧を検出する。力検出部は検出した力を力演算部に出力する。力演算部は力検出部の出力を用いて超音波センサーの接触圧の分布を演算する。力演算部は演算した結果を表示部に出力する。表示部は超音波センサーの接触圧の分布を表示する。超音波プローブを操作する操作者は表示部を見て超音波センサーが押圧されている状態を認識する。そして、操作者は超音波センサーを被検体に均等に押圧するように超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができる。
第1の実施形態にかかわる超音波画像装置の構造を示す概略斜視図。 (a)及び(b)は超音波プローブの構造を示す要部側断面図、(c)は、シール部の構造を示す要部模式断面図。 超音波画像装置の電気制御ブロック図。 表示部の表示を説明するための模式図。 第2の実施形態にかかわる表示部の構造を示す模式平面図。 第3の実施形態にかかわる力センサーの配置を示す模式平面図。
本実施形態では、超音波画像装置とこの超音波画像装置の操作方法との特徴的な例について説明する。以下、実施形態について図面に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかわる超音波画像装置について図1〜図4に従って説明する。図1は、超音波画像装置の構造を示す概略斜視図である。図1に示すように超音波画像装置1は画像処理装置2及び超音波プローブ3を備えている。画像処理装置2と超音波プローブ3とはケーブル4により接続されている。超音波プローブ3は被検体5に押圧して用いられる。被検体5の表面には液状体6が塗布され、超音波プローブ3と被検体5との間には液状体6が介在する。液状体6は超音波プローブ3が送信する超音波を反射させずに伝導する機能を備えている。
超音波プローブ3は第1外装部7及び第2外装部8を備えている。第1外装部7及び第2外装部8の形状は有底角筒状となっている。第1外装部7には被検体5を向く側に超音波センサー9が設置され、超音波センサー9から被検体5に向けて超音波が送信される。超音波は被検体5の内部で反射する。超音波センサー9は被検体5の内部で反射した反射波を検出する。
超音波センサー9の側面が向く方向をX方向及びY方向とし、超音波プローブ3の長手方向をZ方向とする。X方向、Y方向及びZ方向はそれぞれ直交する方向である。第1外装部7のZ方向側に第2外装部8が配置され、第1外装部7と第2外装部8との間には力検出部10が設置されている。力検出部10は第1力センサー10a、第2力センサー10b、第3力センサー10c及び第4力センサー10dを有している。そして、力検出部10は複数の場所で力を検出する。力検出部10はZ方向に加わる力を検出する。Z方向から力検出部10を見るとき第1力センサー10a〜第4力センサー10dは四角形の頂角の場所に位置している。力検出部10が検出する力は接触圧に対応する。
第1力センサー10aと第2力センサー10bとを結ぶ直線を第1直線10eとし、第2力センサー10bと第4力センサー10dとを結ぶ直線を第2直線10fとする。第3力センサー10cと第4力センサー10dとを結ぶ直線を第3直線10gとし、第1力センサー10aと第3力センサー10cとを結ぶ直線を第4直線10hとする。第1直線10e及び第3直線10gは平行でありX方向に延在する直線である。X方向を第1方向10iとする。第2直線10f及び第4直線10hは平行でありY方向に延在する直線である。Y方向を第2方向10jとする。第1方向10iと第2方向10jとは直交する方向となっている。第1力センサー10a〜第4力センサー10dは第1方向10iまたは第2方向10jに延在する直線上に位置する。
力検出部10は力または荷重を検出できれば良く、センサーの構造は特に限定されない。例えば、力検出部10にはSi−MEMS(Silicon−Micro Electro Mechanical Systems)技術により形成されたセンサーを用いたることができる。このセンサーは薄いシリコン基板上にピエゾ抵抗等の回路が形成されている。センサーに荷重が加わるときシリコン基板が撓み、回路が撓む量を検出する。撓む量と荷重とは比例するのでセンサーは荷重を検出することができる。シリコン基板上の回路には例えばピエゾ抵抗でホイーストンブリッジ回路が形成されている。他にも、力検出部10には金属線を薄い絶縁板に設置した抵抗線歪ゲージを用いることができる。
第2外装部8は操作者が手で把持する場所となっている。操作者が超音波プローブ3を被検体5に押圧する。このとき、力検出部10は第1外装部7と第2外装部8とに挟まれて押圧される。従って、力検出部10は超音波センサー9が被検体5との間で作用する力を検出することができる。
第2外装部8の内部には超音波センサー9を制御する超音波制御回路11や力検出部10の力を演算する力演算回路12等が収納されている。力演算回路12は、第1直線10e上に位置する第1力センサー10a及び第2力センサー10bの出力を用いて第1方向10iにおける超音波プローブの接触圧の分布を演算する。同様に、力演算回路12は第3直線10g上に位置する第3力センサー10c及び第4力センサー10dの出力を用いて第1方向10iにおける超音波プローブの接触圧の分布を演算する。
そして、力演算回路12は、第2直線10f上に位置する第2力センサー10b及び第4力センサー10dの出力を用いて第2方向10jにおける超音波プローブの接触圧の分布を演算する。同様に、力演算回路12は、第4直線10h上に位置する第1力センサー10a及び第3力センサー10cの出力を用いて第2方向10jにおける超音波プローブの接触圧の分布を演算する。従って、力演算回路12は超音波プローブの接触圧を直交する2方向の成分に分けて容易に演算できる為、超音波プローブの接触圧の分布を演算することができる。換言すれば、力演算回路12は力検出部10の出力を用いて超音波センサー9の接触圧の分布を演算することができる。
第2外装部8のZ方向を向く面を上面8aとする。上面8aには第1表示部13a、第2表示部13b、第3表示部13c及び第4表示部13dからなる表示部13が設置されている。第1表示部13aは上面8aの−Y方向側に配置され、第2表示部13bは上面8aの−X方向側に配置されている。第3表示部13cは上面8aのY方向側に配置され、第4表示部13dは上面8aのX方向側に配置されている。表示部13は超音波プローブ3を傾ける方向を誘導する。表示部13は光を送信できるものであれば良く、特に限定されない。LED(Light Emitting Diode)、OLED(Organic Electro− Luminescence)、電球等を用いることができる。
画像処理装置2は画像データ演算部14、画像表示部15及び入力部16を備えている。画像データ演算部14は超音波プローブ3が出力する反射波信号を用いて被検体5の断面画像を演算して画像表示部15に出力する。画像表示部15は画像データ演算部14が出力する演算結果を入力して被検体5の断面画像を表示する。入力部16は操作者が超音波画像装置1に指示内容を入力する部位である。
図2(a)及び図2(b)は超音波プローブの構造を示す要部側断面図である。図2(a)に示すように、第1外装部7と第2外装部8との間には力検出部10の他にもシール部17及び弾性部18が配置されている。弾性部18は第1外装部7と第2外装部8とを離すように作用する。従って、超音波プローブ3が被検体5に押圧されないときには力検出部10に力が作用しないようになっている。これにより、力検出部10は超音波プローブ3が被検体5に押圧されているか否かを検出することが可能になっている。
弾性部18は弾力性がある部材であれば良く。コイルばね、板ばね、天然ゴム、シリコンゴム、合成ゴム等各種のばねやゴムを用いることができる。また、力検出部10を第1外装部7に精度良く接触させることができる場合には必ずしも弾性部18を設置しなくても良い。
第1外装部7は筒状の案内部7aがZ方向に延在し、案内部7aが第2外装部8の内側に挿入されている。そして、案内部7aと第2外装部8の内側とが摺動することにより第1外装部7と第2外装部8とがZ方向に相対移動する。第2外装部8の内側にはZ方向において案内部7aと対向する場所には凸部8bが設置されている。超音波プローブ3が被検体5に強く押圧されるとき案内部7aが凸部8bに突き当たる。そして、案内部7a及び凸部8bは力検出部10に過度の力が加わって損傷することを防止する。
第1外装部7において超音波センサー9が設置された面を底面7bとする。底面7bに対して力検出部10は離れた場所に設置されている。換言すればZ方向において異なる位置に設置されている。超音波プローブ3を被検体5の表面に沿って移動するとき、液状体6は第1外装部7に付着する。このときにも力検出部10は超音波センサー9と離れた場所に設置されている為、液状体6が力検出部10に接触し難くなっている。従って、液状体6が力検出部10に接触して誤動作することを抑制することができる。
第1外装部7においてX方向を向く面及びY方向を向く面を側面7cとする。側面7cと底面7bとが接続する場所は断面が円弧状の曲面7dとなっている。超音波プローブ3を被検体5に沿って移動するとき底面7bも被検体5に沿って移動する。そして、被検体5の表面が柔らかいときには被検体5が超音波プローブに押圧されて超音波プローブ3が進行する側の被検体5が盛り上がる。このとき、第1外装部7は底面7bと側面7cとが接続する場所は断面が円弧状の曲面7dとなっている為、被検体5の盛り上がった部分が曲面7dに接触する。そして、被検体5の盛り上がった部分を曲面7dに案内されて第1外装部7の底面7bに移動させることができる。従って、被検体5の表面が柔らかいときにも円滑に超音波プローブ3を被検体の表面に沿って移動させることができる。
図2(b)に示すように、第1外装部7と第2外装部8とは分離可能になっている。そして、超音波センサー9は第1外装部7に設置され、力検出部10は第2外装部8に設置されている。従って、超音波センサー9と力検出部10とは分離可能になっている。
超音波センサーは被検体の状態や観察する深さに合わせて送信する超音波の周波数を変える。例えば、30mm位の深さの状態を観察するときには5MHzの超音波を送信する超音波プローブ3を使用する。25mm位の深さの状態を観察するときには7.5MHzの超音波を送信する超音波プローブ3を使用する。さらに、浅い場所の状態を観察するときには10MHzの超音波を送信する超音波プローブ3を使用する。
第1外装部7に力検出部10が設置されているときには、用意する超音波センサー9に対応して力検出部10を用意する必要がある。一方、本実施形態では力検出部10が第2外装部8に設置されている。従って、超音波センサー9を取り換えても力検出部10を取り換えなくてもよい為、力検出部10を第1外装部7に設置するときに比べて力検出部10の個数を少なくすることができる。
図2(c)は、シール部の構造を示す要部模式断面図である。図2(c)に示すように、力検出部10及び弾性部18はシール部17及び第1外装部7に囲まれている。従って、液状体6が力検出部10に接触して力検出部10が誤動作することを防止することができる。また、弾性部18に液状体6が付着して弾性部18が変質することを防止することができる。
図3は、超音波画像装置の電気制御ブロック図である。図3に示すように、超音波プローブ3は制御回路3aを備えている。制御回路3aは送受信回路21及び受信信号処理回路22を備えている。送受信回路21は超音波センサー9と接続し、受信信号処理回路22は送受信回路21と画像データ演算部14とを連結する。
受信信号処理回路22には送受信制御部23が設置されている。送受信制御部23は画像データ演算部14から超音波の送信と反射波の検出を行う指示を受けて、送受信回路21に超音波を送信して検出する動作の指示を出力する。さらに、送受信回路21が出力する反射波のデータを画像データ演算部14に出力する機能を有する。送受信制御部23はFPGA(Field Programable Gate Array)等により構成されている。
送受信回路21には送信ビームフォーマー24、パルサ送信パルス駆動部25、送受信切替部26及び受信増幅部27等が設置されている。送信ビームフォーマー24は送受信制御部23からの動作信号を受けて超音波センサー9を駆動する波形を形成する。送信ビームフォーマー24にはCPLD(Complex Programmable Logic Device)が用いられている。
パルサ送信パルス駆動部25は送信ビームフォーマー24が出力する波形情報を用いて超音波センサー9を駆動する駆動信号を形成する。送受信切替部26は超音波センサー9が超音波を送信するタイミングと反射波を検出するタイミングとを制御する。送受信切替部26にはT/R SW(transmit−receive switch)が用いられる。受信増幅部27は反射波の信号を増幅しデジタルデータに変換する機能を有する。受信増幅部27は反射波のデジタルデータを送受信制御部23に出力する。
まず、操作者は入力部16を用いて画像データ演算部14に被検体5の断面を探査する指示を入力する。次に、画像データ演算部14が送受信制御部23に超音波データを要求する指示信号を出力する。送受信制御部23は画像データ演算部14から指示信号を入力し送受信回路21に超音波による探査を開始する指示信号を出力する。送信ビームフォーマー24は送受信制御部23から指示信号を入力し超音波センサー9を駆動する駆動波形を形成する。そして、送信ビームフォーマー24は生成した駆動波形をパルサ送信パルス駆動部25に出力する。
パルサ送信パルス駆動部25は送信ビームフォーマー24から駆動波形を入力して駆動信号を形成する。そして、パルサ送信パルス駆動部25は駆動信号を超音波センサー9に出力する。駆動信号の出力と並行して送受信切替部26が超音波センサー9に超音波を出力する送信タイミング信号を出力する。超音波センサー9には超音波31を形成する圧電素子が内蔵されている。超音波センサー9は駆動信号と送信タイミング信号とを入力し送信タイミング信号に合わせたタイミングで駆動信号に従って圧電素子を駆動する。これにより超音波センサー9から被検体5に向けて超音波31が送信される。
超音波31は被検体5の内部にて反射し反射波32として超音波センサー9に入射する。超音波センサー9は反射波32を検出し反射波32を電気信号に変換した反射波信号を送受信切替部26に出力する。送受信切替部26は反射波信号を受信増幅部27に出力する。受信増幅部27は反射波信号を増幅しデジタルデータに変換して送受信制御部23に出力する。送受信制御部23は反射波32のデータを画像データ演算部14に出力する。
画像データ演算部14は送受信制御部23から反射波32のデータを入力し被検体5の断面画像を演算する。画像データ演算部14は演算した断面画像をメモリーに記憶し画像表示部15に出力する。画像表示部15は断面画像を表示し操作者は断面画像を観察する。
制御回路3aはさらに力センサー駆動部28、力演算部29及び電力制御部30を備えている。力センサー駆動部28は第1力センサー10a〜第4力センサー10dを駆動する機能を有する。力演算部29は各センサーが出力する力データを比較演算する機能を有する。電力制御部30は力演算部29の演算結果に基づき送受信制御部23及び受信増幅部27の電源供給を制御する機能を有する。
まず、力センサー駆動部28は第1力センサー10a〜第4力センサー10dに駆動信号を出力する。そして、力センサー駆動部28は第1力センサー10a〜第4力センサー10dが検出する力の信号を入力する。次に、力センサー駆動部28は力の信号をデジタルデータに変換し、デジタルデータに変換した力データを力演算部29に出力する。
力演算部29は第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力データを四則演算して超音波センサーの接触圧の分布を演算する。そして、力演算部29は力の分布を判定値と比較して超音波プローブ3の姿勢を判定する。力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が適正な状態であるか否かを判定する。力演算部29はCPU(Central Processing Unit)とプログラムを記憶したメモリーにより構成されても良く、演算を行う専用回路の構成にしても良い。
詳細には、第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力データが総て判定値の上限と下限との間にあるとき、力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が適正な状態であると判定する。第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力データが総て判定値の下限より小さいとき、力演算部29は超音波プローブ3が被検体5を押圧していないと判定する。第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力データが総て判定値の上限より大きいとき、力演算部29は超音波プローブ3が被検体5を過剰に押圧していると判定する。第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力データの一部が判定値の上限と下限との間にないとき、力演算部29は超音波プローブ3が被検体5に対して傾いていると判定する。超音波プローブ3の姿勢が適正でないとき力演算部29は超音波プローブ3がどちら側に傾いているかを判定する。そして、判定結果を表示部13及び電力制御部30に出力する。
表示部13は超音波プローブ3の姿勢が適正か否かを表示する。さらに、超音波プローブ3の姿勢が適正でないときには表示部13は超音波プローブ3の姿勢が適正となる方向に傾きを誘導する表示を行う。詳しくは表示部が超音波センサーの押圧の分布のうち力の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧するように促す。操作者は表示部13を見て第1力センサー10a〜第4力センサー10dの押圧状態を認識する。そして、操作者は第1力センサー10a〜第4力センサー10dが被検体5に均等に押圧するように超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができる。
電力制御部30は力演算部29の判定結果を入力する。超音波プローブ3の姿勢が適正でないときには電力制御部30は送受信制御部23及び受信増幅部27に供給する電力を少なくして動作を停止させる。超音波プローブ3の姿勢が適正でないときに第1力センサー10a〜第4力センサー10dが出力する力データの範囲を所定の範囲として設定する。この所定の範囲に第1力センサー10a〜第4力センサー10dが出力する力データがあるとき電力制御部30は送受信制御部23及び受信増幅部27に供給する電力を少なくして動作を停止させる。これにより、電力制御部30は超音波プローブ3が消費する電力を削減することができる。
図4は表示部の表示を説明するための模式図である。図4(a)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に押圧されていないとき表示部13は総て消灯する。さらに、超音波プローブ3が被検体5に押圧されているときでも力検出部10の出力が判定値の下限より小さいときには、表示部13は総て消灯する。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3を被検体5に押圧する力が小さいことを確認することができる。
図4(b)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に適切に押圧されているとき表示部13は総て点灯する。第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力が総て判定値の上限と下限との間にあるとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が適切であると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って点灯する。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が適切であることを確認することができる。
第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力が総て判定値の上限を超えているとき力演算部29は超音波プローブ3が被検体5に過剰に押圧されていると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って第1表示部13a〜第4表示部13dを総て点滅する。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3が被検体5に対して過度に押圧されていることを確認することができる。さらに、超音波プローブ3にスピーカーを設置して警告音を鳴らしても良い。
図4(c)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に対して−X側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第4表示部13dを点滅する。第2力センサー10b及び第4力センサー10dの力が判定値の上限を超えるとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。第1力センサー10a及び第3力センサー10cの力が判定値の下限より小さいとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って点滅し、操作者に超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧することを促す。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が傾斜していることと傾斜する方向を確認することができる。そして、操作者は超音波プローブ3の姿勢を調整することができる。
図4(d)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に対してX側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第2表示部13bを点滅する。第1力センサー10a及び第3力センサー10cの力が判定値の上限を超えるとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。第2力センサー10b及び第4力センサー10dの力が判定値の下限より小さいとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って点滅し、操作者に超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧することを促す。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が傾斜していることと傾斜する方向を確認することができる。そして、操作者は超音波プローブ3の姿勢を調整することができる。
図4(e)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に対して−Y側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第3表示部13cを点滅する。第1力センサー10a及び第2力センサー10bの力が判定値の上限を超えるとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。第3力センサー10c及び第4力センサー10dの力が判定値の下限より小さいとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って点滅し、操作者に超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧することを促す。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が傾斜していることと傾斜する方向を確認することができる。そして、操作者は超音波プローブ3の姿勢を調整することができる。
図4(f)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に対してY側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第1表示部13aを点滅する。第3力センサー10c及び第4力センサー10dの力が判定値の上限を超えるとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。第1力センサー10a及び第2力センサー10bの力が判定値の下限より小さいとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って点滅し、操作者に超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧することを促す。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が傾斜していることと傾斜する方向を確認することができる。そして、操作者は超音波プローブ3の姿勢を調整することができる。
図4(g)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に対して−X側及び−Y側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第3表示部13c及び第4表示部13dを点滅する。第2力センサー10bの力が判定値の上限を超えるとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。第4力センサー10dの力が判定値の下限より小さいとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って点滅し、操作者に超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧することを促す。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が傾斜していることと傾斜する方向を確認することができる。そして、操作者は超音波プローブ3の姿勢を調整することができる。
図4(h)に示すように、超音波プローブ3が被検体5に対してX側及び−Y側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第2表示部13b及び第3表示部13cを点滅する。第1力センサー10aの力が判定値の上限を超えるとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。第3力センサー10cの力が判定値の下限より小さいとき力演算部29は超音波プローブ3の姿勢が傾いていると判定する。そして、表示部13は力演算部29の判定に従って点滅し、操作者に超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧することを促す。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が傾斜していることと傾斜する方向を確認することができる。そして、操作者は超音波プローブ3の姿勢を調整することができる。
同様に、超音波プローブ3が被検体5に対してX側及びY側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第1表示部13a及び第2表示部13bを点滅する。超音波プローブ3が被検体5に対して−X側及びY側に傾斜して押圧されているとき表示部13は第1表示部13a及び第4表示部13dを点滅する。そして、表示部13は、操作者に超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波プローブ3で押圧することを促す。操作者は表示部13を見ることにより超音波プローブ3の被検体5に対して姿勢が傾斜していることと傾斜する方向を確認することができる。そして、操作者は超音波プローブ3の姿勢を調整することができる。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、超音波プローブ3は第1力センサー10a〜第4力センサー10dを備え、各力センサーは押圧された力を検出する。力検出部10は検出した力を示す信号を力演算部29に出力する。力演算部29は力検出部10の出力を用いて超音波センサー9の接触圧の分布を演算する。力演算部29は演算した結果を表示部13に出力する。表示部13は超音波センサー9の接触圧の状態を表示する。超音波プローブ3を操作する操作者は表示部13を見て超音波センサー9の押圧状態を認識する。そして、操作者は超音波センサー9が被検体5に均等に押圧するように超音波プローブの姿勢を精度良く調整することができる。
(2)本実施形態によれば、力演算部29は超音波センサー9の接触圧の小さい側を演算する。そして、表示部13は超音波センサー9の接触圧の小さい側の被検体5を超音波センサー9で押圧することを促す。表示部13が促す内容に従って操作者が被検体5を超音波センサー9で押圧するとき、超音波センサー9の接触圧はバラツキが小さくなる。従って、操作者は表示部13の指示に従って超音波プローブ3を操作することにより超音波プローブ3の姿勢を精度良く調整することができる。
(3)本実施形態によれば、第1力センサー10a〜第4力センサー10dは直交する第1直線10e〜第4直線10h上に位置している。第1直線10eまたは第3直線10g上に位置する力センサーの出力を用いて第1方向10iにおける超音波プローブ3の押圧状態を演算することができる。そして、第2直線10fまたは第4直線10h上に位置する力センサーの出力を用いて第2方向10jにおける超音波プローブ3の押圧状態を演算することができる。従って、力演算部29は超音波プローブの押圧状態の直交する2方向の成分を容易に演算できる為、超音波センサー9を通る平面上における押圧の状態を容易に演算することができる。
(4)本実施形態によれば、力検出部10が検出する押圧の分布が所定の範囲内にあるときは超音波プローブ3が被検体5に押圧されず超音波プローブ3は被検体5から離れている。そして、超音波プローブ3が被検体5を測定していない状態となっている。または、超音波プローブ3が被検体5に対して傾いており適切に被検体5を測定していない状態となっている。このときに電力制御部30は送受信制御部23及び受信増幅部27への電力供給を減らして動作を停止する。従って、電力制御部30は超音波プローブ3が消費する電力を削減することができる。
(5)本実施形態によれば、第1外装部7の底面7bと側面7cとが接続する場所は断面が円弧状の曲面7dとなっている。超音波センサー9を被検体5に沿って移動するとき第1外装部7の底面7bも被検体5に沿って移動する。被検体5の表面が柔らかいときには被検体5が超音波プローブ3に押圧されて超音波プローブ3が進行する側の被検体が盛り上がる。このとき、第1外装部7は底面7bと側面7cとが接続する場所は断面が円弧状の曲面7dとなっている為、被検体5の盛り上がった部分が曲面7dに接触する。そして、被検体5の盛り上がった部分を曲面7dに案内されて第1外装部7の底面7bに移動させることができる。従って、被検体5の表面が柔らかいときにも円滑に超音波プローブ3を被検体5の表面に沿って移動させることができる。
(6)本実施形態によれば、第1外装部7の底面7bに超音波センサー9が設置され、力検出部10は超音波センサー9と離れた場所に配置されている。超音波プローブ3と被検体5との間には超音波31を伝送する液状体6が配置されている。超音波プローブ3を被検体5の表面に沿って移動するとき、液状体6は第1外装部7に付着する。このときにも力検出部10は超音波センサー9と離れた場所に設置されている為、液状体6が力検出部10に接触し難くなっている。従って、液状体6が力検出部10に接触して誤動作することを抑制することができる。
(7)本実施形態によれば、第1外装部7と第2外装部8との間にはシール部17が配置されている。そして、シール部17は第1力センサー10a〜第4力センサー10dを囲んでいる。従って、液状体6が力検出部10に接触して力検出部10が誤動作することを防止することができる。
(8)本実施形態によれば、超音波センサー9は第1外装部7に設置され、力検出部10は第2外装部8に設置されている。超音波センサー9は被検体5の状態に合わせて送信する超音波の周波数を変えることがある。従って、送信する超音波の周波数の種類の数と同数の超音波センサー9を用意する必要がある。そして、第1外装部7に力検出部10が設置されているときには、用意する超音波センサー9に対応して力検出部10を用意する必要がある。一方、本実施形態では力検出部10は第2外装部8に設置されている。従って、超音波センサー9を取り換えても力検出部10を取り換えなくてもよい為、力検出部10を第1外装部7に設置するときに比べて力検出部10の個数を少なくすることができる。
(第2の実施形態)
次に、超音波プローブの一実施形態について図5の表示部の構造を示す模式平面図を用いて説明する。
本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、表示部13の形態が異なる点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、図5に示すように超音波プローブ35は第2外装部36を備え、第2外装部36の上面36aには表示部37が設置されている。表示部37は輝度を変更可能な点がマトリックス状に配置された表示パネルであり、例えば、液晶表示装置、プラズマディスプレイ、有機EL(ELECTROLUMINESCENCE)ディスプレイ、真空蛍光ディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ等を用いることができる。
表示部37の−Y側に第1表示部37aが配置され、−X側に第2表示部37bが配置されている。さらに、表示部37のY側に第3表示部37cが配置され、X側に第4表示部37dが配置されている。第1表示部37a〜第4表示部37dの形状は特に限定されないが本実施形態では例えば三角形となっている。そして、第1表示部37a〜第4表示部37dは点灯、点滅、非表示の状態にすることができる。第1表示部37a〜第4表示部37dの機能は第1の実施形態における第1表示部13a〜第4表示部13dに対応した機能を有している。従って。超音波プローブ35は第1表示部37a〜第4表示部37dを用いて、超音波プローブ35の姿勢を示す情報や超音波プローブ35が被検体5を押圧する力が適切か否かを表示することが可能になっている。
表示部37の中央には第5表示部37eが配置されている。第5表示部37eには第1力センサー10a〜第4力センサー10dにかかる荷重の総計が表示されている。操作者は第5表示部37eを見て超音波プローブ35を被検体5に押圧する力を調整することができる。
(第3の実施形態)
次に、超音波プローブの一実施形態について図6の力センサーの配置を示す模式平面図を用いて説明する。
本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、力センサーの配置が異なる点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、図6(a)に示すように、超音波プローブ40は第1外装部7と接して力検出部41が設置されている。力検出部41は第1力センサー41a、第2力センサー41b、第3力センサー41c及び第4力センサー41dを有している。力検出部41はZ方向に加わる力を検出する。Z方向から力検出部41を見るとき第1力センサー41a〜第4力センサー41dはひし形の頂角の場所に位置している。
第2力センサー41bと第4力センサー41dとを結ぶ直線を第1直線41eとし、第1力センサー41aと第3力センサー41cとを結ぶ直線を第2直線41fとする。第1直線41eはX方向に延在する直線であり、X方向を第1方向41gとする。第2直線41fはY方向に延在する直線であり、Y方向を第2方向41hとする。第1直線41eと第2直線41fとは直交する方向となっている。第1力センサー41a〜第4力センサー41dは第1方向41gまたは第2方向41hに延在する直線上に位置する。
第1直線41e上に位置する第2力センサー41b及び第4力センサー41dの出力を用いて第1方向41gにおける超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。そして、第2直線41f上に位置する第1力センサー41a及び第3力センサー41cの出力を用いて第2方向41hにおける超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。従って、力演算回路12は超音波プローブの押圧状態の直交する2方向の成分が容易に演算できる為、第1力センサー41a〜第4力センサー41dを通る平面上における押圧の状態を容易に演算することができる。この平面上における押圧の状態は超音波センサー9が被検体5から受ける力の分布と対応する。従って、力検出部41は超音波センサー9が被検体5から受ける力の分布を検出することができる。
図6(b)に示すように、超音波プローブ44は第1外装部7と接して力検出部45が設置されている。力検出部45は第1力センサー45a、第2力センサー45b及び第3力センサー45cを有している。力検出部45はZ方向に加わる力を検出する。Z方向から力検出部45を見るとき第1力センサー45a〜第3力センサー45cは三角形の頂角の場所に位置している。
第1力センサー45aと第2力センサー45bとを結ぶ直線を第2直線45eとする。第3力センサー45cを通って第2直線45eと直交する直線を第1直線45dとする。第1直線45dはX方向に延在する直線であり、X方向を第1方向45fとする。第2直線45eはY方向に延在する直線であり、Y方向を第2方向45gとする。
第2直線45e上に位置する第1力センサー45a及び第2力センサー45bの出力を用いて第2方向45gにおける超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。第1力センサー45a及び第2力センサー45bの平均値と第1直線45d上に位置する第3力センサー45cの出力を用いて第1方向45fにおける超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。従って、力演算回路12は超音波プローブの押圧状態の直交する2方向の成分を容易に演算できる為、第1力センサー45a〜第3力センサー45cを通る平面上における押圧の状態を容易に演算することができる。この平面上における押圧の状態は超音波センサー9が被検体5から受ける力の分布と対応する。従って、力検出部45は超音波センサー9が被検体5から受ける力の分布を検出することができる。
図6(c)に示すように、超音波プローブ48は第1外装部7と接して力検出部49が設置されている。力検出部49は第1力センサー49a〜第6力センサー49fを有している。力検出部49はZ方向に加わる力を検出する。Z方向から力検出部49を見るとき第1力センサー49a〜第6力センサー49fは六角形の頂角の場所に位置している。
第1力センサー49aのY方向側には第5力センサー49eが位置している。第1力センサー49a及び第5力センサー49eの出力を用いてY方向における超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。同様に、第2力センサー49bのY方向側には第4力センサー49dが位置している。第2力センサー49b及び第4力センサー49dの出力を用いてY方向における超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。
第3力センサー49cのX方向側には第6力センサー49fが位置している。第3力センサー49c及び第6力センサー49fの出力を用いてX方向における超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。さらに、第2力センサー49bのX方向側には第1力センサー49aが位置している。第1力センサー49a及び第2力センサー49bの出力を用いてX方向における超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。さらに、第4力センサー49dのX方向側には第5力センサー49eが位置している。第4力センサー49d及び第5力センサー49eの出力を用いてX方向における超音波プローブの押圧状態の分布を演算することができる。従って、力演算回路12は超音波プローブの押圧状態の直交する2方向の成分を容易に演算できる為、第1力センサー49a〜第6力センサー49fを通る平面上における押圧の状態を容易に演算することができる。また、複数の直線上に力センサーが位置している為、押圧の状態を精度良く検出することができる。力検出部49が設置された平面上における押圧の状態は超音波センサー9が被検体5から受ける力の分布と対応する。従って、力検出部49は超音波センサー9が被検体5から受ける力の分布を検出することができる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、第1力センサー10a〜第4力センサー10dが検出した力と判定値とを比較した。第1力センサー10aと第2力センサー10bの平均値を算出し−Y側の力として判定値と比較しても良い。同様に、第2力センサー10bと第4力センサー10dの平均値を算出し−X側の力として判定値と比較しても良い。第3力センサー10cと第4力センサー10dの平均値を算出しY側の力として判定値と比較しても良い。さらに、第1力センサー10aと第3力センサー10cの平均値を算出しX側の力として判定値と比較しても良い。超音波プローブ3の傾きを検出しやすい演算方法を用いてもよい。
(変形例2)
前記第1の実施形態では、力検出部10に4つのセンサーが設置された。前記第3の実施形態では、設置された力センサーの数が3個、4個、6個の例を示した。力センサーの数は5個でも良く、7個以上でも良い。検出したい荷重の精度に合わせて設定しても良い。力センサーが検出した力の分布の表示方法は前記第1の実施形態における表示部13の形態でもよく、前記第2の実施形態における表示部37の形態でも良い。
(変形例3)
前記第1の実施形態では、超音波プローブ3に表示部13が設置され、表示部13に超音波プローブ3の姿勢と被検体5への押圧状態が表示された。超音波プローブ3の姿勢と被検体5への押圧状態は画像処理装置2の画像表示部15に表示してもよい。操作者は画像表示部15を見て超音波プローブ3の姿勢と被検体5の断面画像とを同時に見ることができる。これにより、操作者は操作性良く超音波プローブ3を操作することができる。尚、画像表示部15への表示は、前記第1の実施形態のような表示部13の形態でも良い。前記第2の実施形態のような表示部37の形態でもよい。
(変形例4)
前記第1の実施形態では、画像処理装置2と超音波プローブ3とはケーブル4により接続されていた。画像処理装置2と超音波プローブ3とは無線通信にてデータ交信をしても良い。操作者はケーブル4がないので操作性良く超音波プローブ3を操作することができる。
(変形例5)
前記第1の実施形態では、超音波センサー9の接触圧の小さい側の表示部13が点滅した。超音波センサー9の接触圧の大きい側の表示部13を点滅しても良い。いずれの場合にも操作者は超音波プローブ3をどちらに傾けたら良いかを判断することができる。
(変形例6)
前記第1の実施形態では、力演算部29は第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力データを四則演算して超音波センサーの接触圧の分布を演算した。そして、力演算部29は超音波プローブ3の姿勢を判定し、超音波プローブ3の姿勢が適正な状態であるか否かを判定した。力演算部29は第1力センサー10a〜第4力センサー10dの力データを比較するだけでも良い。演算内容を少なくして演算回路を製造し易くすることができる。また、演算に要する時間を短くすることができる。
1…超音波画像装置、3a…制御回路、3,40,44,48…超音波プローブ、5…被検体、7…第1外装部、7b…底面、7c…側面、7d…曲面、8…第2外装部、9…超音波センサー、10,41,45,49…力検出部、10a,41a,45a,49a…力センサーとしての第1力センサー、10b,41b,45b,49b…力センサーとしての第2力センサー、10c,41c,45c,49c…力センサーとしての第3力センサー、10e,41e,45d…直線としての第1直線、10d,41d,49d…力センサーとしての第4力センサー、10f,41f,45e…直線としての第2直線、10g…直線としての第3直線、10h…直線としての第4直線、13,37…表示部、14…画像データ演算部、15…画像表示部、17…シール部、29…力演算部、31…超音波、49e…力センサーとしての第5力センサー、49f…力センサーとしての第6力センサー。

Claims (10)

  1. 超音波を被検体に送信し前記被検体の内部にて反射する前記超音波を受信する超音波センサーと、
    前記被検体に対する前記超音波センサーの接触圧を複数の場所で検出する力検出部と、
    前記力検出部の出力を用いて前記超音波センサーの接触圧の分布を演算する力演算部と、
    前記超音波センサーの接触圧の分布を表示する表示部と、を備えることを特徴とする超音波プローブ。
  2. 請求項1に記載の超音波プローブであって、
    前記力演算部は前記超音波センサーの接触圧が小さい側を演算し、
    前記表示部は前記超音波センサーの接触圧が小さい側の前記被検体を前記超音波センサーで押圧することを促す表示を行うことを特徴とする超音波プローブ。
  3. 請求項1または2に記載の超音波プローブであって、
    前記力検出部は3つ以上の力センサーを備え、前記力センサーの内3つの力センサーは三角形の頂角に位置することを特徴とする超音波プローブ。
  4. 請求項3に記載の超音波プローブであって、
    前記力検出部は4つの前記力センサーを備え、前記力センサーは直交する各直線上に2つの前記力センサーが位置することを特徴とする超音波プローブ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波プローブであって、
    前記超音波センサーが出力する信号を制御する制御回路を備え、
    前記超音波センサーの接触圧の分布が所定の範囲内にあるときには前記制御回路の一部の動作を停止することを特徴とする超音波プローブ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の超音波プローブであって、
    前記超音波センサーが設置された第1外装部を備え、
    前記第1外装部は前記超音波センサーが設置された底面と前記底面と交差する側面を有し、前記底面と前記側面とが接続する場所は断面が円弧状の曲面となっていることを特徴とする超音波プローブ。
  7. 請求項6に記載の超音波プローブであって、
    前記力検出部は前記超音波センサーが前記被検体と接する面の法線方向において前記超音波センサーと異なる位置に配置されていることを特徴とする超音波プローブ。
  8. 請求項7に記載の超音波プローブであって、
    前記第1外装部は前記力検出部を囲むシール部を備えることを特徴とする超音波プローブ。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載の超音波プローブであって、
    前記第1外装部と接続する第2外装部を有し、
    前記力センサーは前記第1外装部と前記第2外装部との間に位置し、前記力検出部は前記第2外装部に設置されていることを特徴とする超音波プローブ。
  10. 超音波プローブと、
    前記超音波プローブが出力する反射波信号を用いて被検体の断面画像データを演算する画像データ演算部と、
    前記画像データ演算部が演算した結果に基づいて前記被検体の断面画像を表示する画像表示部と、を備え、
    前記超音波プローブは、超音波を前記被検体に送信し前記被検体の内部にて反射する前記超音波を受信する超音波センサーと、
    前記被検体に対する前記超音波センサーの接触圧を複数の場所で検出する力検出部と、
    前記力検出部の出力を用いて前記超音波センサーの接触圧の分布を演算する力演算部と、
    前記超音波センサーの接触圧の分布を表示する表示部と、を備えることを特徴とする超音波画像装置。
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