JP2015077775A - 3次元造形物に所望の情報を付加するための方法及びプログラム - Google Patents

3次元造形物に所望の情報を付加するための方法及びプログラム Download PDF

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【課題】本発明は、3次元造形物を造形するための3次元形状データに係る著作権侵害(違法コピー)の立証を容易にするための方法を提供する。【解決手段】本発明によれば、3次元造形装置で造形される3次元造形物に所望の情報を付加するための方法であって、所望の3次元造形物を造形するための3次元形状データを取得するステップと、所望の情報を表すための形状が前記3次元造形物に秘密裏に付加されるように前記3次元形状データを加工するステップとを含む、方法が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、3次元造形物に所望の情報を付加するための方法及びプログラムに関する。
従来、3次元形状データに基づいて立体的なオブジェクトを全自動で造形する3次元造形装置(例えば、特許文献1)は、業務用途に限られていたが、近年では、個人ユーザを対象とした小型の3次元造形装置(3Dプリンタ)が普及しはじめている。
この先、3Dプリンタが広く一般に普及した場合、サプライヤーがユーザに対して商品(実体物)を供給するというこれまでの商取引の形態が、サプライヤーがユーザに対して商品(実体物)を造形するための3次元形状データ(3DCADデータや3DCGデータなど)を供給するという形態に変化していくことが予想される。
しかしながら、コピーガード機構をかいくぐったデジタルコンテンツの違法コピーが後を絶たない現状を鑑みれば、将来、3次元形状データの違法コピーを使用して商品(実体物)を製造・使用・販売する者が出てくることが容易に予想される。その場合、3次元形状データのサプライヤーがオリジナルへの依拠性を要件とする著作権侵害の立証に苦慮することは目に見えている。
特開2012−240216号公報
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、3次元形状データに係る著作権侵害(違法コピー)の立証を容易にするための方法を提供する。
本発明者は、3次元形状データに係る著作権侵害の立証を容易にするための方法につき鋭意検討した結果、3次元形状データに基づいて造形される3次元造形物に所望の情報(著作権情報)を秘密裏に付加する構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、3次元造形装置で造形される3次元造形物に所望の情報を付加するための方法であって、所望の3次元造形物を造形するための3次元形状データを取得するステップと、所望の情報を表すための形状が前記3次元造形物に秘密裏に付加されるように前記3次元形状データを加工するステップとを含む、方法が提供される。
上述したように、本発明によれば、3次元形状データに基づいて造形される3次元造形物に著作権情報が透かしとして秘密裏に付加されるので、3次元形状データに係る著作権侵害の立証が容易になる。その効果として、違法コピーに対する心理的障壁が発生し、結果として、3次元形状データの違法コピーが抑制される。
第1実施形態の方法を説明するための概念図。 第2実施形態の方法を説明するための概念図。 本実施形態における微細パターンを説明するための概念図。 本実施形態における微細パターンを説明するための概念図。 第3実施形態の方法を説明するための概念図。 第4実施形態の方法を説明するための概念図。 第5実施形態の方法を説明するための概念図。 第6実施形態の方法を説明するための概念図。 著作権情報の付加を気づかせないようにするための方法を説明するための概念図。 著作権情報の付加を気づかせないようにするための方法を説明するための概念図。 著作権情報の付加を気づかせないようにするための方法を説明するための概念図。 第7実施形態の方法を説明するための概念図。
以下、本発明を図面に示した実施の形態をもって説明するが、本発明は、図面に示した実施の形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
以下、3次元造形装置で造形される3次元造形物に所望の情報を秘密裏に付加するための方法を7つの実施形態に基づいて説明する。なお、以下においては、3Dプリンタで造形する円柱形状のオブジェクト(以下、円柱オブジェクトという)に著作権情報を付加する態様について説明する。なお、本実施形態において、著作権情報は、円柱オブジェクトおよび当該円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データの少なくとも一方に係る著作権に関する情報を意味し、情報とは、記号(任意の文字または図形またはそれらの組み合わせ)を意味する。
(第1実施形態)
図1に基づいて本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態においては、まず、円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データ10と著作権情報が用意される。本実施形態において、3次元形状データ10は、3DCADデータおよび3DCGデータのいずれであってもよい。なお、以下においては、説明の便宜上、著作権情報をアルファベット文字“A”として参照する(以下、第1〜7の実施形態について同様)。
付加データ生成部20は、著作権情報“A”に基づいて、その横断面がアルファベット文字“A”を象る立体オブジェクトの3次元形状データ30を付加データとして生成する。ここで、3次元形状データ30の色属性は、3次元形状データ10(すなわち、円柱オブジェクト)の色とは異なる色が指定される。
3次元形状データ加工部40は、円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データ10を取得した後、アルファベット文字“A”を象る立体オブジェクトが円柱オブジェクトの内部に隠蔽される形で形成されるように3次元形状データ10を加工する(3次元形状データ10と3次元形状データ30を合成する)。
3次元形状データ加工部40によって加工された加工データ50(3次元形状データ)は、その後、デジタルコンテンツとして市場に供給され、エンドユーザは、加工データ50を自身の3Dプリンタ60に投入して立体オブジェクトを造形する。
その結果、図1に示すオブジェクト70が得られる。図1に点線で示すように、本実施形態によれば、オブジェクト70の内部に外部から隠蔽される形で構造体70aが形成される。
エンドユーザは、外部から構造体70aの存在を確認することができないが、オブジェクト70を切断すると、その横断面に構造体70aの断面形状として著作権情報“A”が現れる。
つまり、本実施形態によれば、違法コピーに基づいてオブジェクト70が不正に造形された場合であっても、少なくとも、サプライヤーは、そのオブジェクトが自身の著作権に係るものであることを、当該オブジェクトを切断することによって立証することができるようになる。
なお、ユーザが使用する3Dプリンタがどのような色の選択肢を持っているかは不明なので、3次元形状データ加工部40は、アルファベット文字“A”を象る立体オブジェクトの色を円柱オブジェクトの色と異なる任意の色に指定した3次元形状データを生成する。
また、別法では、3次元形状データ加工部40が上述した構造体70aの形状とおなじ中空形状を形成するように3次元形状データを加工してもよい。この方法によれば、単色の材料しか扱えない3Dプリンタにも適用することができる。
さらに、好ましい実施形態では、加工データ50に著作権情報を色で表すためのデータと中空形状で表すためのデータの両方を記述しておき、3Dプリンタに搭載されるプリンタドライバが2種類のデータを選択的に実行するようにしてもよい。この場合、プリンタドライバは、3Dプリンタの機器情報(色指定の可否)を参照し、2色以上の色を指定できる場合は、著作権情報を色で表すモードに自動的に遷移し、2色以上の色を指定できない場合は、著作権情報を中空形状で表すモードに自動的に遷移する。
以上、本発明の第1実施形態について説明してきたが、続いて、3次元造形物の表面に肉眼で読み取れない態様で著作権情報を付加する方法を第2〜第4実施形態に基づいて説明する。
(第2実施形態)
図2に基づいて本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態では、付加データ生成部20は、著作権情報“A”に基づいて、アルファベット文字“A”の文字コード(例えば、ASCIIコード)を表現する微細な色パターン32(データ)を生成する。ここで、本実施形態においては採用することのできる色パターンの構成について例示的に説明する。
図3は、色パターンの第1の例を示す。本例の場合、図3(a)に示すように、8×8マスの市松模様が最小単位として定義され、マスの色を反転させた2種類の市松模様が、それぞれ、“1”および“0”に対応付けられる。
図3(b)は、図3(a)に示した2種類の市松模様を2行8列に並べてなる色パターンを示す。この色パターンは、上段が“10010011”を表し、下段が”01110110”を表し、全体で16ビットの情報を表している。
図4は、色パターンの第2の例を示す。本例の場合、図4(a)に示すように、2種類の色のマスが交互に並んだ縦長のブロックパターン(32マス)が最小単位として定義され、マスの色を反転させた2種類のブロックパターンが、それぞれ、“1”および“0”に対応付けられる。
図4(b)は、図4(a)に示した2種類のブロックパターンを幅方向に8列並べてなる色パターンを示す。この色パターンは、“10010110”の8ビット情報を表している。
本実施形態においては、上述した色パターンを構成するマスのスケールを、3Dプリンタ60の最大解像度(数十ミクロン)を超えない範囲で、人の目の分解能より小さい適切なサイズに設定される。なお、最小単位を構成するマスの数は図3および図4に示した態様に限定されず、任意の数とすることができる。
次に、3次元形状データ加工部40は、円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データ10を取得した後、付加データ生成部20が生成した色パターン32が円柱オブジェクトの表面に表出するように3次元形状データ10を加工する。
3次元形状データ加工部40によって合成された加工データ52(3次元形状データ)は、その後、デジタルコンテンツとして市場に供給され、エンドユーザは、加工データ52を自身の3Dプリンタ60に投入して立体オブジェクトを造形する。
その結果、図2に示すオブジェクト72が得られる。図2に示すように、本実施形態によれば、オブジェクト72の表面にアルファベット文字“A”の文字コードに対応する色パターン72a(実体)が表出する。ただし、色パターン72aは人の目の分解能をより小さい微細なスケールで形成されているため、エンドユーザは、これを一様の色として認識する。
一方、色パターン72aは、既知の画像解析手法によって検出することができる。具体的には、オブジェクト72の表面を高解像度カメラ80で撮影し、その撮影画像をコンピュータ90で画像解析して色パターン72aを検出する。コンピュータ90は、検出した色パターン72aを復号してアルファベット文字“A”の文字コードを取得し、当該文字コードに基づいてディスプレイに著作権情報“A”を表示する。
つまり、本実施形態によれば、違法コピーに基づいてオブジェクト72が不正に造形された場合であっても、違法コピーに係るオブジェクト72の撮影画像を解析することで、サプライヤーは、少なくとも、それが自身の著作権に係るものであることを立証することができるようになる。
(第3実施形態)
図5に基づいて本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態では、付加データ生成部20は、著作権情報“A”に基づいて、アルファベット文字“A”の文字コードを表現する微細な凹凸パターン33を生成する。ここで、本実施形態における凹凸パターンは、図3および図4において説明した色パターンを構成する2つの色を凹構造および凸構造に置き換えたものとして観念することができる。
すなわち、凹凸パターン33を構成する凹凸構造のスケールは、上述した色パターンと同様に、3Dプリンタ60の最大解像度(数十ミクロン)を超えない範囲で、人の目の分解能より小さい適切なサイズに設定される。
3次元形状データ加工部40は、円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データ10を取得した後、付加データ生成部20が生成した凹凸パターン33が円柱オブジェクトの表面に表出するように3次元形状データ10を加工する。
3次元形状データ加工部40によって合成された加工データ53(3次元形状データ)は、その後、デジタルコンテンツとして市場に供給され、エンドユーザは、加工データ53を自身の3Dプリンタ60に投入して立体オブジェクトを造形する。
その結果、図5に示すオブジェクト73が得られる。図5に示すように、本実施形態によれば、オブジェクト73の表面にアルファベット文字“A”の文字コードに対応する凹凸パターン73aが表出する。ただし、凹凸パターン73aは人の目の分解能より小さい微細なスケールで形成されているため、エンドユーザは、肉眼でその存在を確認することができない。
一方、凹凸パターン73aは、既知の表面形状分析手法によって検出することができる。例えば、非接触方式では、レーザ照射器82から照査される可視光レーザでオブジェクト73の表面を走査しながら、当該表面を高解像度カメラ80で撮影し、その撮影画像をコンピュータ90で画像解析して凹凸パターン73aを検出する。コンピュータ90は、検出した凹凸パターン73aを復号してアルファベット文字“A”の文字コードを取得し、ディスプレイに著作権情報“A”を表示する。
つまり、本実施形態によれば、違法コピーに基づいてオブジェクト73が不正に造形された場合であっても、違法コピーに係るオブジェクト73の表面形状を分析することで、サプライヤーは、少なくとも、それが自身の著作権に係るものであることを立証することができるようになる。
なお、本実施形態の方法は、色を利用しないので、単色の材料しか扱えない3Dプリンタにも適用することができる。
(第4実施形態)
図6に基づいて本発明の第4実施形態を説明する。本実施形態では、著作権情報を付加するために、不可視領域の波長光に対する反射率が母体を造形する材料と異なる材料を使用する。本実施形態の方法の用途としては、製品サプライヤー側が製品(3次元造形物)に対して外観を損ねない態様で著作権情報を付加するケースを想定することができるであろう。
本実施形態では、付加データ生成部20は、著作権情報“A”に基づき、アルファベット文字“A”のグラフィックキャラクター34(データ)を生成する。
3次元形状データ加工部40は、円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データ10を取得した後、グラフィックキャラクター34が円柱オブジェクトの表面に表出するように3次元形状データ10を加工する。
製品サプライヤーは、3次元形状データ加工部40によって加工された加工データ54(3次元形状データ)を3Dプリンタ60に投入して立体オブジェクトを造形して市場に供給する。
ここで、本実施形態においては、グラフィックキャラクター34を形成するための材料として、不可視領域の波長光に対する反射率が円柱オブジェクト(母体)を造形する材料のそれと異なる材料を用意し、当該材料でグラフィックキャラクター34が形成されるように3Dプリンタ60をセッティングする。
その結果、図6に示すオブジェクト74が得られる。なお、図6は、赤外線に対する反射率が円柱オブジェクトを造形する材料のそれよりも大きい材料によってグラフィックキャラクター34を形成するようにセッティングした例を示している。図6に示すように、本実施形態によれば、オブジェクト74の表面に赤外線に対する反射率が円柱オブジェクトを造形する材料のそれよりも大きい材料で構成された領域74a(実体)が表出する。
領域74aを構成する材料の可視光に対する反射率は、円柱オブジェクトを造形する材料のそれと変わらないため、エンドユーザは、肉眼で領域74aの存在を確認することができない。
一方、領域74aは、赤外線カメラで撮影することで検出される。例えば、赤外線照明85の下、オブジェクト74の表面を赤外線カメラ83で撮影すると、その撮影画像において、アルファベット文字“A”のグラフィックキャラクター34を象った領域74aが明るく検出されるので、ユーザは、オブジェクト74の著作権情報を把握することができる。
以上、3次元造形物の表面に肉眼で読み取れない態様で著作権情報を付加する方法を説明してきたが、続いて、3次元造形物の内部に非破壊での読み取りが可能な態様で著作権情報を付加する方法を第5および第6実施形態に基づいて説明する。
(第5実施形態)
図7に基づいて本発明の第5実施形態を説明する。本実施形態では、付加データ生成部20は、著作権情報“A”に基づいて、アルファベット文字“A”の文字コードに対応するパターン35(データ)を生成する。ここで、パターン35は、所定の構成要素の2次元平面上の配置によって2値情報を表すものであり、基準となる位置に構成要素が存在する場合は”1”、存在しない場合は”0”を表す。
本実施形態においては、オブジェクト(母体)を造形する材料と所定の物性が異なる材料を用意し、パターン35の構成要素が当該材料で形成されるように3Dプリンタ60をセッティングする。ここでいう物性としては、光学的特性、熱的特性、電気的特性、磁気的特性および機械的特性を挙げることができる。
3次元形状データ加工部40は、円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データ10を取得した後、パターン35が円柱オブジェクトの内部に隠蔽される形で形成されるように3次元形状データ10を加工する。
3次元形状データ加工部40によって加工された加工データ55(3次元形状データ)を3Dプリンタ60に投入すると、図7に示すオブジェクト75が得られる。図7に示すように、本実施形態によれば、オブジェクト75の内部に、内部を構成する材料とは物性が異なる材料で形成された複数の領域からなるパターン75a(実体)が形成される。
パターン75aは、オブジェクト75の内部に形成されるため、外部から肉眼でその存在を確認することはできないが、上述した所定の物性を検出することができる当該物性に対応した適切なセンシング装置86(例えば、X線センサ、磁気センサ、超音波センサ、サーモグラフィなど)を使用することによって、これを読み取ることが可能になる。
コンピュータ90は、読み取ったパターン75aを復号してアルファベット文字“A”の文字コードを取得し、当該文字コードに基づいてディスプレイに著作権情報“A”を表示する。
なお、図7に示したパターン35はあくまで例示であって、本発明は、情報コードをパターン化するためのアルゴリズムを限定するものではなく、例えば、パターン35をバーコードやQRコード(登録商標)のような既知の2次元コードとしてもよい。
また、上述した本方法の原理に照らせば、パターン75aを構成する各領域を中空領域として形成してもよいことは容易に理解できるであろう。この場合、オブジェクト75の内部に複数の中空領域が配置されてなるパターン75aが形成され、当該パターンは、超音波センサやサーモグラフィなどを使用することで読み取ることができる。
(第6実施形態)
図8に基づいて本発明の第6実施形態を説明する。本実施形態では、付加データ生成部20は、著作権情報“A”に基づき、アルファベット文字“A”のグラフィックキャラクター36(データ)を生成する。
本実施形態においては、オブジェクト(母体)を造形する材料と所定の物性が異なる材料を用意し、グラフィックキャラクター36が当該材料で形成されるように3Dプリンタ60をセッティングする。ここでいう物性としては、光学的特性、熱的特性、電気的特性、磁気的特性および機械的特性を挙げることができる。
3次元形状データ加工部40は、円柱オブジェクトを造形するための3次元形状データ10を取得した後、グラフィックキャラクター36が円柱オブジェクトの内部に隠蔽される形で形成されるように3次元形状データ10を加工する。
3次元形状データ加工部40によって加工された加工データ56(3次元形状データ)を3Dプリンタ60に投入すると、図8に示すオブジェクト76が得られる。図8に示すように、本実施形態によれば、オブジェクト76の内部に、内部を構成する材料とは物性が異なる材料で形成されたグラフィックキャラクター76a(実体)が形成される。
グラフィックキャラクター76aは、オブジェクト76の内部に形成されるため、外部から肉眼でその存在を確認することはできないが、上述した所定の物性を検出することができる当該物性に対応した適切なセンシング装置86(例えば、X線センサ、磁気センサ、超音波センサ、サーモグラフィなど)を使用することによって、これを読み取ることが可能になる。
コンピュータ90は、読み取ったグラフィックキャラクター76a(著作権情報“A”)をディスプレイに表示する。
また、上述した本方法の原理に照らせば、グラフィックキャラクター76aが中空形状として形成してもよいことは容易に理解できるであろう。この場合、グラフィックキャラクター76aは、超音波センサなどを使用することで読み取ることができる。
以上、3次元造形物の表面に肉眼で読み取れない態様で著作権情報を付加する方法を説明してきたが、正規の権利者(クリエイターや製品サプライヤーなど)がこの方法を使用して自身の著作権に係る3次元造形物(製品)に著作権情報を付加する場合には、特殊な物性を持つ材料を使用することで情報の隠蔽性を高めることができる。
一方、エンドユーザ側で造形する3次元造形物の内部に秘密裏に著作権情報を付加させたい場合には、エンドユーザ側の装置に標準搭載されている材料で著作権情報を付加することが求められる。この点については、上述した付加データの色属性を母体と異なる色に指定する方法、および、付加データを中空形状データとして生成する方法があり、いずれの場合でも、母体の内部に隠蔽された情報は、X線センサや超音波センサなどを使用して検出することができる。
ここで、エンドユーザ側で造形する3次元造形物の内部に秘密裏に著作権情報を付加させるケースでは、その造形過程において、エンドユーザに著作権情報が付加されていることを気づかせないようにすることが肝要である。特に第1実施形態では、造形中に文字が見えて、その存在に気付かれる可能性がある。以下、この点に関し、著作権情報が付加されていることを気づかせないようにするための方法を上述した第6実施形態を例にとって説明する。
図8で説明した第6実施形態では、3次元形状データ10(円柱オブジェクト)とグラフィックキャラクター36が3次元形状データ加工部40において合成されるが、このとき、図9に示すように、グラフィックキャラクター36を含む平面Sの法線方向と3Dプリンタ60の予定される造形方向(積層方向)が一致した状態でグラフィックキャラクター36が円柱オブジェクト内に配置された場合、3次元造形物76が造形される過程で、著作権情報が付加されていることをエンドユーザに気づかれてしまう。したがって、本実施形態においては、グラフィックキャラクター36を含む平面Sの法線方向と造形方向(積層方向)が一致しないように、円柱オブジェクト内にグラフィックキャラクター36を配置すること(すなわち、そのように3次元形状データを加工すること)が好ましい(例えば、図8に示すように)。
しかしながら、造形方向(積層方向)が不定のケースでは、上述した対策を取ることができない。この点に関し、第6実施形態の別法では、2次元パターンとして観念されるグラフィックキャラクター36を3次元パターンに変換することによって、この問題を解決する。
具体的には、まず、図10(a)に示すように、グラフィックキャラクター36を複数の要素に分割する。続いて、分割した複数の要素を平面Sの法線方向にランダムに(あるいは、所定の規則に基づいて)分散配置する。なお、各要素を配置する法線方向の深さは、3Dプリンタ60が1回の走査で積層する層の厚みを基準単位として離散的に定義する。
図10(b)は、上述した手順で生成された3次元パターンのB−B’線断面図を示す。図10(b)に示す例では、6層分の深さに渡って要素が分散配置されているが、要素を配置する深さ(層数)は、後のセンシングが可能な限度において深いほど好ましく、また、要素を含まない層が挟まれるようにしてもよい。
ここでは、付加データ生成部20が、グラフィックキャラクター36の各要素を、図10において付した符号(1〜6)に対応する深さ(すなわち、6層分の深さ)をもって分散させて3次元パターン(以下、分散パターンという)を生成し、3次元形状データ加工部40が、分散パターンを円柱オブジェクト内に配置して3次元形状データ(加工データ56)を合成した場合を考える。
図11は、上述した手順で合成した3次元形状データ(加工データ56)を3Dプリンタ60に投入し、平面Sの法線方向と造形方向(積層方向)を一致させた状態でオブジェクトを造形した過程を時系列的に示す。この場合、エンドユーザに露呈する造形面には、最初に、符号1を付した要素群が現れ、以下、順番に、符号2、符号3、符号4、符号5、符号6を付したそれぞれの要素群が現れることになる。このように、本実施形態によれば、造形面に現れる要素群はそれ自体で意味をなさず、さらに、各要素のサイズを可能な限り小さくすることよってそれ自体を目立ちにくくすれば、エンドユーザは、自身が造形するオブジェクトに著作権情報“A”が付加されていることに気付くことができない。
一方、分散パターンに対して、平面Sの法線方向(つまり、要素を分散させた深さ方向)に垂直な面をセンシング装置で面走査すれば、グラフィックキャラクター36を検出することができる。このことは、図11に示した6つの遷移図を重ね合わせた状態を想像すれば容易に理解できるであろう。
以上、著作権情報が付加されていることを気づかせないようにするための方法を第6実施形態を例にとって説明したが、上述した方法が第5実施形態にも同様に適用することができることはいうまでもない。
以上、著作権情報が付加されていることを気づかせないようにするための方法について説明してきたが、最後に、正規の権利者(クリエイターや製品サプライヤーなど)が自身の著作権に係る3次元造形物(製品)を造形するための別法を第7実施形態に基づいて説明する。
(第7実施形態)
図12に基づいて本発明の第7実施形態を説明する。本実施形態では、付加データ生成部20は、著作権情報“A”に基づき、アルファベット文字“A”のグラフィックキャラクターが内部に埋め込まれたモジュール3(38)を生成する。
一方、ユーザは、予め用意された3次元形状データのモジュール1(10a)およびモジュール1(10b)と、モジュール3(38)の組み合わせを3次元形状データ生成部45に指示する。これを受けて、3次元形状データ生成部45は、モジュール1(10a)、モジュール1(10b)およびモジュール3(38)を組み合わせてなる3次元形状データ58を生成する。
3次元形状データ生成部45によって生成された3次元形状データ58を3Dプリンタ60に投入すると、図12に示すように、その内部に著作権情報“A”が埋め込まれたオブジェクト78が得られる。
つまり、本実施形態の方法は、複数のモジュール(3次元形状データの部品)を組み合わせて最終出力に係るオブジェクトデータを生成するようなケースを想定したものであり、本実施形態では、著作権情報を含む3次元データをモジュール化しておき、これを他の部品と同様に1つの部品として取り扱って最終出力に係るオブジェクトデータを生成する。なお、図12に示した態様はあくまで例示であって、本実施形態の方法は、要するに、著作権情報を表すための3次元形状データと母体に係る3次元形状データを同時的に合成して最終生成物に係る3次元形状データを生成することをその内容とするものであり、それぞれの3次元形状データを生成する順序を限定しない方法である。
なお、図12では、著作権情報を表すための形状としてグラフィックキャラクターを示したが、著作権情報を表すための形状は、上述した第1〜第6実施形態で示したいずれの態様であってもよいことはいうまでもない。
以上、説明したように、本発明によれば、3次元形状データに基づいて造形される3次元造形物に著作権情報を透かしとして付加することができる。本発明の方法で著作権情報を付加すれば、3次元形状データに係る著作権侵害の立証が容易になり、その効果として、違法コピーに対する心理的障壁が発生し、結果として、3次元形状データの違法コピーが抑制される。
なお、これまで、3Dプリンタで造形される3次元造形物に著作権情報を付加する実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明の方法によれば、著作権情報に限らず、任意の情報を3Dプリンタで造形される3次元造形物に付加することができることはいうまでもない。本発明の方法によれば、例えば、製品(3次元造形物)の製造年月日や価格などの情報を製品のデザイン性を損なうことなく付加することが可能になる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
なお、上述した本発明の方法は、C、C++、C#、Java(登録商標)などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現することができ、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
10…3次元形状データ,20…付加データ生成部,30…3次元形状データ,32…色パターン,33…凹凸パターン,34…グラフィックキャラクター,35…パターン,36…グラフィックキャラクター,40…3次元形状データ加工部,45…3次元形状データ生成部,50,52,53,54,55,56…加工データ,58…3次元形状データ,60…3Dプリンタ,70…オブジェクト,70a…構造体,72…オブジェクト,72a…色パターン,73…オブジェクト,73a…凹凸パターン,74…オブジェクト,74a…領域,75…オブジェクト,75a…パターン,76…オブジェクト,76a…グラフィックキャラクター,78…オブジェクト,80…高解像度カメラ,82…レーザ照射器,83…赤外線カメラ,85…赤外線照明,86…センシング装置,90…コンピュータ

Claims (18)

  1. 3次元造形装置で造形される3次元造形物に所望の情報を付加するための方法であって、
    所望の3次元造形物を造形するための3次元形状データを取得するステップと、
    所望の情報を表すための形状が前記3次元造形物に秘密裏に付加されるように前記3次元形状データを加工するステップとを含む、
    方法。
  2. 前記3次元形状データを加工するステップは、
    前記所望の情報を表すための3次元形状が前記3次元造形物の内部に隠蔽される形で形成されるように前記3次元形状データを加工するステップであって、該3次元形状の横断面が該所望の情報を象る、ステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記3次元形状は、前記3次元造形物の内部と異なる色の材料で形成される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記3次元形状は、中空形状として形成される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記3次元形状データを加工するステップは、
    前記所望の情報のコードに対応する微細パターンが前記3次元造形物の表面に表出するように前記3次元形状データを加工するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記微細パターンは、色パターンである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記微細パターンは、凹凸パターンである、請求項5に記載の方法。
  8. 前記3次元形状データを加工するステップは、
    前記所望の情報を象る形状が前記3次元造形物の表面に表出するように前記3次元形状データを加工するステップであって、該所望の情報を象る形状が不可視領域の波長光に対する反射率が前記3次元造形物と異なる材料によって形成される、ステップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記3次元形状データを加工するステップは、
    前記所望の情報を表すための形状が前記3次元造形物の内部に該内部と物性が異なる領域として形成されるように前記3次元形状データを加工するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記3次元形状データを加工するステップは、
    前記所望の情報を表すための形状を複数の要素に分割するステップと、
    前記複数の要素を前記形状を含む平面の法線方向に分散配置して3次元パターンを生成するステップと、
    前記3次元パターンが前記3次元造形物の内部に該内部と物性が異なる領域として形成されるように前記3次元形状データを加工するステップ
    とを含む、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記物性は、光学的特性、熱的特性、電気的特性、磁気的特性および機械的特性からなる群から選択される少なくとも1つの物理的特性である、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記3次元造形物の内部と物性が異なる前記領域は、中空領域として形成される、請求項9または10に記載の方法。
  13. 前記所望の情報を表すための形状は、該所望の情報のコードに対応するパターンである、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記所望の情報を表すための形状は、該所望の情報を表す2次元形状である、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
  15. 所望の情報が付加された3次元造形物を3次元造形装置で造形する方法であって、
    最終生成物である3次元造形物に所望の情報が秘密裏に含まれるように、所望の情報を表すための3次元形状データを使用して前記3次元造形物に係る3次元形状データを生成するステップを含む、方法。
  16. 前記所望の情報が前記3次元形状データおよび前記3次元造形物の少なくとも一方の著作権情報である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. コンピュータに、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法の各ステップを実行させるためのコンピュータ実行可能なプログラム。
  18. 請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法を使用して造形された3次元造形物。
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