JP2015075794A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】反射率成分を強調することで画像の視認性を高める際に、指定された帯域を強調する。【解決手段】画像処理装置10では、多層画像生成部11が、原画像から少なくとも1つの平滑化画像を含む多層画像を生成し、照明推定部12が、多層画像に含まれる少なくとも1つの画像を用いて、原画像の照明成分を画素値とする照明推定画像を生成し、帯域選択部13が、少なくとも1つの平滑化画像から、指定された帯域を強調するための帯域画像を選択し、帯域差分算出部14が、原画像と帯域画像との差分である帯域差分画像を生成し、反射率推定部15が、原画像と照明推定画像とに基づいて、原画像の反射率成分を画素値とする反射率推定画像を生成し、画像再現部17が、少なくとも反射率推定画像と視認性向上パラメータと帯域差分画像と帯域強調パラメータとに基づいて再現画像を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、プログラムに関する。
与えられた原画像を予め定められた周波数帯域ごとの周波数成分画像に分解し、各画素を処理対象画素とし処理対象画素を含む予め定められた大きさの局所領域について各周波数帯域における周波数成分の強度を算出し、局所領域における各周波数成分の強度に従って処理対象画素が属する周波数帯域を決定するとともに局所領域の各画素に対して周波数帯域の加重値を割り当てて帯域加重画像を生成する画像処理装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。
入力画像データのうち画素値の変化が急峻なエッジを保存したままそのエッジ以外の部分を増幅することにより、エッジ以外の部分を強調して表示することができ、従来に比して一段と画像全体のコントラスト及び鮮鋭度を向上させ得る画像処理装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
入力画像の局所統計量に基づいた新しい画像強調手法であって、局所領域を多重に設定することで、鮮鋭かつ高コントラストな強調画像を得ることができる手法も知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2011−170717号公報 特開2001−298621号公報
田中豪、末竹規哲、内野英治、「S次関数を用いた多重スケール画像強調」、電子情報通信学会論文誌D Vol.J91-D No.6 pp.1684-1688
本発明の目的は、反射率成分を強調することで画像の視認性を高める際に、指定された帯域を強調することにある。
請求項1に記載の発明は、原画像から、当該原画像が少なくとも1つの平滑化度合いで平滑化された少なくとも1つの平滑化画像を含む画像群を生成する画像群生成手段と、前記画像群に含まれる少なくとも1つの画像を用いて、前記原画像の照明成分を画素値とする照明画像を生成する照明画像生成手段と、前記少なくとも1つの平滑化画像に基づいて、指定された帯域を強調するための平滑化度合いで前記原画像が平滑化された特定の平滑化画像を取得する平滑化画像取得手段と、前記原画像と前記特定の平滑化画像との差分である差分画像を生成する差分画像生成手段と、前記原画像と、前記照明画像と、当該原画像の反射率成分の強調度合いを表す反射率強調度合い情報と、前記差分画像と、前記帯域の強調度合いを表す帯域強調度合い情報とに基づいて、当該原画像の視認性が高まるように再現された再現画像を生成するための処理を行う画像生成処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記画像生成処理手段は、前記原画像と、前記照明画像とに基づいて、当該原画像の反射率成分を画素値とする反射率画像を生成する反射率画像生成手段と、少なくとも、前記反射率画像と、前記反射率強調度合い情報と、前記差分画像と、前記帯域強調度合い情報とに基づいて、前記再現画像を生成する再現画像生成手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記画像生成処理手段は、前記原画像と、前記照明画像と、前記差分画像と、前記帯域強調度合い情報とに基づいて、当該原画像の反射率成分を画素値とする反射率画像を生成する反射率画像生成手段と、少なくとも、前記反射率画像と、前記反射率強調度合い情報とに基づいて、前記再現画像を生成する再現画像生成手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記照明画像生成手段は、前記画像群に含まれる複数の平滑化画像の画素値を加重合計することにより、前記原画像の照明成分を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記画像群生成手段は、前記原画像を含む前記画像群を生成し、前記照明画像生成手段は、前記原画像を用いた2次計画法により、当該原画像の照明成分を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記平滑化画像取得手段は、前記少なくとも1つの平滑化画像から前記特定の平滑化画像を選択することにより、当該特定の平滑化画像を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、原画像から、当該原画像が少なくとも1つの平滑化度合いで平滑化された少なくとも1つの平滑化画像を含む画像群を生成する機能と、前記画像群に含まれる少なくとも1つの画像を用いて、前記原画像の照明成分を画素値とする照明画像を生成する機能と、前記少なくとも1つの平滑化画像に基づいて、指定された帯域を強調するための平滑化度合いで前記原画像が平滑化された特定の平滑化画像を取得する機能と、前記原画像と前記特定の平滑化画像との差分である差分画像を生成する機能と、前記原画像と、前記照明画像と、当該原画像の反射率成分の強調度合いを表す反射率強調度合い情報と、前記差分画像と、前記帯域の強調度合いを表す帯域強調度合い情報とに基づいて、当該原画像の視認性が高まるように再現された再現画像を生成するための処理を行う機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、反射率成分を強調することで画像の視認性を高める際に、指定された帯域を強調することができる。
請求項2の発明によれば、反射率成分を強調することで画像の視認性を高める際に、指定された帯域を画像において強調することができる。
請求項3の発明によれば、反射率成分を強調することで画像の視認性を高める際に、指定された帯域を強調するための反射率を得ることができる。
請求項4の発明によれば、視覚特性を考慮して照明成分を推定することができる。
請求項5の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、原画像に対応する実際の場面の物理性質に近くなるように照明成分を推定することができる。
請求項6の発明によれば、照明画像を生成するための画像と画像乱れの発生を抑制するための画像とを一括管理することができる。
請求項7の発明によれば、反射率成分を強調することで画像の視認性を高める際に、指定された帯域を強調することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の機能構成例を示したブロック図である。 原画像がRGB画像である場合の多層画像生成部による多層画像の生成の様子を示した図である。 (a)〜(c)は、σの値によって多層画像の各層の画像の周波数が異なることを示した図である。 原画像が輝度色度画像である場合の多層画像生成部による多層画像の生成の様子を示した図である。 多層画像がRGBの3プレーンから構成される場合の照明推定部による照明光の推定の様子を示した図である。 多層画像が輝度の1プレーンから構成される場合の照明推定部による照明光の推定の様子を示した図である。 多層画像に原画像が含まれる場合の照明推定部による照明光の推定の様子を示した図である。 高周波側を強調する場合の帯域選択部による帯域画像の選択の様子を示した図である。 中周波側を強調する場合の帯域選択部による帯域画像の選択の様子を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の動作例を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における画像処理装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における画像処理装置の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における画像処理装置のハードウェア構成例を示したブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[発明の背景]
画像を扱って文書を作成する作業は、PC(Personal Computer)を駆使してモニタを観ながら行うのが一般的である。このような作業においては、近年急速に普及しているタブレット等のICT(Information and Communication Technology)デバイスを用いるユーザも増えている。
一般に、事務作業やDTP(DeskTop Publishing)作業の現場のようなオフィス環境では、環境光の変化に左右されることは少ない。一方で、快適に持ち運べるICTデバイスには、場所を問わず作業できるという利点はあるが、環境光の変化等、持ち運んだ先に大きく左右されるという欠点もある。
また、画像を扱う作業には、上記のような文書を作成する作業の他にも、ユーザがカメラ付きタブレット等で撮影した画像をそれぞれのデバイスに保存する作業がある。ユーザが互いに画像を見せ合ったり画像で状況を説明したりするシーンもよく見られるようになった。
このように、近年のモニタ環境の特徴としては、従来のモニタ環境とは違って、「手軽に使え」、「使用場所が多様」であることが挙げられる。そして、この近年のモニタ環境では、使用方法や使用環境が従来とは異なることから、色合わせよりも「視認性」の方が重視されている。
「視認性」とは、視対象がはっきり見えるか否かの特性である。画像の視認性を高める方法には、ガンマ補正、ヒストグラムイコライゼーション、ダイナミックレンジ圧縮等に代表される画像処理分野の基本手法がある。
ガンマ補正では、暗部や対象となる領域を盛り上げるカーブを生成し、画素値に適用することで、暗部を明るくする。ヒストグラムイコライゼーションでは、画像のヒストグラムの偏りをなくすカーブを生成し、画素値に適用することで、ヒストグラムが平滑化される再現を行う。ダイナミックレンジ圧縮では、画像の周辺輝度に応じて補正量を変えることで、コントラストを低下させることなく低輝度及び高輝度を表現する。
また、視覚特性を利用した視認性向上の方法には、レティネックス原理を利用したものもある。レティネックスは、人間が反射率によってシーンを知覚しているという考え方に基づき、反射率成分を強調することで視認性を高める基本原理である。
更には、ICTデバイスに付属のカメラの性能の向上に伴い、表示や描画の際における画像の質感の向上等も望まれている。質感は、近年、その認知等の研究が盛んになっている分野である。
ここで、自然画像等の画像処理での質感向上は、帯域強調を表すことが多い。従来、帯域強調としては、高周波成分を対象とした「エッジ強調」が一般的であった。これは、写り込んだ対象にくっきり感を与えるものである。しかしながら、高周波成分の強調のみが質感の向上に寄与するわけではない。例えば、大まかに言うと、オブジェクトそのものに質感を与える場合は、中周波成分等の強調も考えられる。以上のように、質感を向上させるためには、帯域の選択は大きなファクターとなる。
一方で、質感を向上する一般的な手法は、コントラスト、シャープネス等を高めることである。例えば、従来は、コントラスト及びシャープネスの両方を高めることが考えられていた。しかしながら、これは、視覚特性に基づいた視認性の向上及び複数の帯域での画像強調を行うものではない。
そこで、本実施の形態では、人の視覚特性に基づいて視認性を向上する際に、低周波から高周波までの帯域での画像強調を制御できるようにする。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、第1の実施の形態における画像処理装置10は、多層画像生成部11と、照明推定部12と、帯域選択部13と、帯域差分算出部14と、反射率推定部15と、画像再現部17とを備える。
多層画像生成部11は、主に、原画像を平滑化して平滑化画像を生成する処理を行う。これは、後段の反射率の推定及び帯域の強調のために行われる。平滑化は、例えば、移動平均法又は以下のガウス関数で表されるコンボリューションを行うことにより実施される。
Figure 2015075794
ここで、x,yはある画素の位置を表し、kは画像処理のフィルタサイズの画素分で積分した場合に結果が1になるように正規化する係数を表し、σは平滑化度合い(スケール)を表す。尚、上記の関数は一例であり、結果として画像が平滑化されるフィルタであれば如何なるものを用いてもよい。例えば、数式1を変形した関数によるフィルタで、エッジ保存を行う平滑化フィルタとして知られるバイラテラルフィルタがあるが、これを用いてもよいものとする。
多層画像生成部11による多層画像の生成の様子を図2に示す。図2には、原画像がRGBの3プレーンから構成される場合において、多層画像として、スケール1からスケールNまでのN層の画像が生成される例を示している。ここで、スケール1、スケール2、・・・、スケールNの層は、数式1のσを変化させることにより得られる。図3(a)〜(c)に示すように、σを変化させると画像の周波数が変化する。具体的には、(a)に示すようにσが小さいと高周波になり、(c)に示すようにσが大きいと低周波になり、(b)に示すようにσが中程度だと周波数も中程度になる。
以上のように、多層画像はRGBの3プレーンのN層でもよいが、図4のようなものでもよい。図4は、RGB画像を予めYCbCr画像のような輝度色度画像に変換しておく例を示したものであり、この例では、輝度を表すYの1プレーンのみを多層画像に変換している。これは、輝度のみで照明成分の推定を行う場合があるためである。尚、ここでは、輝度色度で表される色空間としてYCbCr色空間を用いたが、L*a*b*色空間、HSV色空間(但し、HSは色度座標へ変換する)等を用いてもよい。L*a*b*色空間を用いた場合はL*を、HSV色空間を用いた場合はVを、それぞれ輝度画像として用いればよい。
また、多層画像の1層として原画像そのものが含まれてもよいものとする。これについては後述する。
本実施の形態では、少なくとも1つの平滑化画像を含む画像群の一例として、多層画像を用いており、原画像から画像群を生成する画像群生成手段の一例として、多層画像生成部11を設けている。
照明推定部12は、多層画像のうちの少なくとも1つの画像を用いて、原画像の照明成分を推定する(以下、この推定された照明成分の画像を「照明推定画像」という)。レティネックス原理によれば、人の視覚特性は、注目領域の周辺から照明光を推定していることが知られている。従って、平滑化した画像は、推定された照明光を表すことになる。しかしながら、シーンよって適するスケールが異なるため、例えば、照明光の推定は、以下のようにスケール1からスケールNまでのN層の画像の加重合計をとるのが望ましい。
Figure 2015075794
ここで、L(x,y)は照明推定画像の画素値を表し、G(x,y)はスケールnに対する数式1を表し、I(x,y)は原画像の画素値を表し、Wはスケールnに対する重みを表し、「×」を「○」で囲んだ記号は畳み込みを表す。尚、Wは、簡易的に1/Nとしてもよいし、層に応じて可変としてもよい。
多層画像生成部11が図2のように多層画像を生成した場合の照明推定部12による照明光の推定の様子を図5に示す。この場合、RGBの3プレーンに数式2を適用するので、数式2は以下のように解釈される。
Figure 2015075794
ここで、L(x,y),L(x,y),L(x,y)はそれぞれ照明推定画像の画素のR,G,B値を表し、I(x,y),I(x,y),I(x,y)はそれぞれ原画像の画素のR,G,B値を表す。
また、多層画像生成部11が図4のように多層画像を生成した場合の照明推定部12による照明光の推定の様子を図6に示す。この場合、数式2は以下のように解釈される。
Figure 2015075794
ここで、L(x,y)は照明推定画像の画素の輝度値を表し、I(x,y)は原画像の画素の輝度値を表す。
以上のように、照明推定部12では、スケール1からスケールNまでのN層の画像を用いており、N≧1とする。但し、原画像そのものが多層画像に含まれる場合はN≧2とする。
更に、多層画像の1層として原画像そのものが含まれる場合は、図7のように照明光を推定してもよい。図7は、輝度を表すYの1プレーンのみを多層画像に変換した場合における照明光の推定の図6とは別の例である。このような照明光の推定は、例えば、文献「R.Kimmel,M.Elad,D.Shaked,R.Keshet,and I.Sobel,“A variational framework for retinex,”Int.J.Comput. Vis.,vol.52,no.1,pp7-23,Jan.2003」に記載された技術を用いて行うとよい。即ち、照明成分Lそのものを未知とし、原画像の画素値I(既知)を用いてLの空間的滑らかさを表すエネルギー関数を定義し、エネルギー関数をLの2次計画問題と捉えて解を算出するといった上記文献に記載された方法でLを算出するとよい。例えば、照明光は空間で滑らかであると仮定すれば、滑らかさをEとしたLのエネルギー関数を以下のように定義される。
Figure 2015075794
ここで、a,bは滑らかさを制御するパラメータである。E(L)はlogL(x,y)に対する2次式であるので、2次計画問題として解析的に解くことが可能である。或いは、公知の解析的手法は他にもあるのでそれを適用してもよい。
本実施の形態では、原画像の照明成分を画素値とする照明画像の一例として、照明推定画像を用いており、照明画像を生成する照明画像生成手段の一例として、照明推定部12を設けている。
帯域選択部13は、多層画像の中から帯域強調に用いる平滑化画像を選択し、これを帯域画像とする。高周波側を強調する場合、帯域選択部13は、図8に斜線ハッチングで示すように、多層画像のうちσが小さい層を選択する。一方、帯域選択部13が、図9に斜線ハッチングで示すように多層画像のうちσがより大きい層を選択すれば、中周波側を強調するための層が選ばれたことになる。尚、図8及び図9の何れにおいても、スケール1、スケール2、・・・、スケールNの順に、σが大きくなっていくものとする。
高周波側を強調するための画像が帯域選択部13により選択された場合には、その画像に対する強調はエッジ強調となるので、画像にくっきり感が出る。一方、中周波側を強調するための画像が帯域選択部13により選択された場合は、その画像における輪郭がより太い領域で強調されるので、形状そのものが強調される。即ち、σが大きくなるほど、物体そのものが強調されるようになる。
また、図8及び図9では、輝度成分の1プレーンの多層画像を例にとったが、RGBの3プレーンがある場合においても、帯域選択部13の処理は実施可能である。この場合は、図8及び図9の処理を3プレーン分行えばよい。
尚、以上では、多層画像生成部11が生成した多層画像から帯域選択部13が1層の画像を選択し、この画像をそのまま帯域画像としたが、この限りではない。例えば、多層画像生成部11が生成した多層画像から帯域選択部13が複数層の画像を選択し、これら複数層の画像から帯域画像を生成してもよい。或いは、多層画像生成部11が生成した多層画像から帯域画像を選択する帯域選択部13に代えて、原画像から帯域画像を生成する帯域画像生成部を設けてもよい。このような意味で、帯域選択部13は、帯域画像を取得する手段として捉えられる。
本実施の形態では、指定された帯域を強調するための平滑化度合いで原画像が平滑化された特定の平滑化画像の一例として、帯域画像を用いており、特定の平滑化画像を取得する平滑化画像取得手段の一例として、帯域選択部13を設けている。
帯域差分算出部14は、以上のように強調する帯域に応じて選択された帯域画像と原画像との画素値の差を算出し、この画素値の差を画素値とする帯域差分画像を生成する。
本実施の形態では、原画像と特定の平滑化画像との差分である差分画像の一例として、帯域差分画像を用いており、差分画像を生成する差分画像生成手段の一例として、帯域差分算出部14を設けている。
反射率推定部15は、原画像の画素値の照明推定画像の画素値に対する比を求めることにより原画像の反射率を推定する。具体的には、以下のように反射率を表す画像(以下、「反射率推定画像」という)を求める。
Figure 2015075794
ここで、R(x,y)は反射率推定画像の画素値を表し、I(x,y)は原画像の画素値を表し、L(x,y)は照明推定画像の画素値を表す。尚、RGBの3プレーンのそれぞれで照明推定画像を算出した場合は、数式5も、R(x,y)がRGBの3プレーン分できるものとして解釈される。また、輝度成分(YCbCrのY、L*a*b*のL、HSVのV)のみを用いる場合は、1プレーンについて数式5を用いればよい。
本実施の形態では、原画像と照明画像とに基づく原画像の反射率成分を画素値とする反射率画像の一例として、反射率推定画像を用いており、原画像と照明画像とに基づいて反射率画像を生成する反射率画像生成手段の一例として、反射率推定部15を設けている。
画像再現部17は、反射率推定部15が生成した反射率推定画像と、原画像とに基づいて、反射率成分を強調する処理を行う。本実施の形態は、視認性の向上及び質感の向上(帯域強調)の両方を行うものであり、例えば、以下のような再現式により、再現画像を生成する。
Figure 2015075794
ここで、I^(x,y)は再現画像の画素値を表し、L(x,y)は帯域画像の画素値を表し、I(x,y)−L(x,y)は帯域差分画像の画素値を表す。また、αは視認性向上の度合いを表すパラメータであり、図1の視認性向上パラメータ(反射率強調度合い情報)に相当する。更に、βは帯域強調のゲインを表すパラメータであり、図1の帯域強調パラメータ(帯域強調度合い情報)に相当する。I^(x,y)は、α=1の場合、反射率と帯域成分の強調そのものとなり、α=0の場合、原画像の画素値となる。本実施の形態において、αは0から1までの如何なる値でもよいものとする。尚、本明細書では、ハット記号を、数式中では文字の真上に付すが、文中では文字の後ろに付すものとする。
また、再現式は、数式6に限らず、以下のような式であってもよい。
Figure 2015075794
ここで、αは反射率のゲインを表すパラメータであり、図1の視認性向上パラメータ(反射率強調度合い情報)に相当する。logは研究分野では視覚特性を表すものとなっているが、画像処理上はゲインのような作用がある。また、βは帯域強調のゲインを表すパラメータであり、図1の帯域強調パラメータ(帯域強調度合い情報)に相当する。更に、constは再現式の切片を表す定数である。図1は、画像再現部17が原画像を用いて再現画像を生成する場合について示したが、この数式7を用いた場合、画像再現部17は原画像を用いずに再現画像を生成することになる。
尚、本実施の形態では、画像再現部17が数式6又は数式7を用いて画像を再現することとしたが、本発明の本質を損なわなければ如何なる式を用いて画像を再現することとしてもよい。
本実施の形態では、少なくとも反射率画像と反射率強調度合い情報と差分画像と帯域強調度合い情報とに基づいて再現画像を生成する再現画像生成手段の一例として、画像再現部17を設けている。
また、本実施の形態において、反射率推定部15と画像再現部17とからなる処理部は、原画像の視認性が高まるように再現された再現画像を生成するための処理を行う画像生成処理手段の一例である。
図10は、本発明の第1の実施の形態における画像処理装置10の動作例を表すフローチャートである。
原画像が入力されると、まず、多層画像生成部11が、図2及び図4に示したように、原画像から、少なくとも1つの平滑化された画像を含む多層画像を生成する(ステップ101)。
次に、照明推定部12が、図5乃至図7に示したように、ステップ101で生成された多層画像のうちの少なくとも1層の画像を用いて、照明推定画像を生成する(ステップ102)。また、帯域選択部13が、図8及び図9に示したように、ステップ101で生成された多層画像から帯域強調に用いる画像を選択し、これを帯域画像とする(ステップ103)。そして、帯域差分算出部14が、原画像と帯域画像との差分である帯域差分画像を生成する(ステップ104)。一方で、反射率推定部15が、原画像と、ステップ102で生成された照明推定画像とに基づいて、反射率推定画像を生成する(ステップ105)。ここで、ステップ102乃至ステップ105はこの順序で実行されることとしたが、ステップ102の後にステップ105が実行され、ステップ103の後にステップ104が実行されるのであれば、如何なる順序で実行されてもよい。或いは、ステップ102及びステップ105の少なくとも1つのステップと、ステップ103及びステップ104の少なくとも1つのステップとは、並行に実行されるものであってもよい。
最後に、画像再現部17が、原画像と、ステップ104で生成された帯域差分画像と、ステップ105で生成された反射率推定画像と、視認性向上パラメータと、帯域強調パラメータとに基づいて、再現画像を生成する(ステップ106)。尚、ここでは、数式6を用いて再現画像を生成する場合を想定して原画像を用いることとしたが、数式7を用いて再現画像を生成する場合は、ステップ105で原画像を用いなくてもよい。
[第2の実施の形態]
図11は、本発明の第2の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、第2の実施の形態における画像処理装置10は、多層画像生成部11と、照明推定部12と、帯域選択部13と、帯域差分算出部14と、合成反射率推定部16と、画像再現部17とを備える。このうち、多層画像生成部11、照明推定部12、帯域選択部13、及び帯域差分算出部14については、第1の実施の形態と同じなので説明を省略し、以下では、合成反射率推定部16及び画像再現部17についてのみ説明する。
合成反射率推定部16は、帯域強調を考慮した反射率成分を算出する。具体的には、以下のように帯域差分画像を合成した反射率を表す画像(以下、「合成反射率推定画像」という)を求める。
Figure 2015075794
ここで、I(x,y)、L(x,y)、L(x,y)、I(x,y)−L(x,y)は第1の実施の形態で説明したものである。また、R(x,y)は合成反射率推定画像の画素値である。更に、βは帯域強調のゲインを表すパラメータであり、図11の帯域強調パラメータ(帯域強調度合い情報)に相当する。
本実施の形態では、原画像と照明画像と差分画像と帯域強調度合い情報とに基づく原画像の反射率成分を画素値とする反射率画像の一例として、合成反射率推定画像を用いており、原画像と照明画像と差分画像と帯域強調度合い情報とに基づいて反射率画像を生成する反射率画像生成手段の一例として、合成反射率推定部16を設けている。
画像再現部17は、このように算出された合成反射率推定画像を用いて、以下のように視認性向上を行う。
Figure 2015075794
ここで、I^(x,y)は再現画像の画素値を表す。また、αは視認性向上の度合いを表すパラメータであり、図11の視認性向上パラメータ(反射率強調度合い情報)に相当する。I^(x,y)は、α=1の場合、反射率そのものとなり、α=0の場合、原画像の画素値となる。本実施の形態において、αは0から1までの如何なる値でもよいものとする。
また、再現式は、数式9に限らず、以下のような式であってもよい。
Figure 2015075794
ここで、αは反射率のゲインを表すパラメータであり、図11の視認性向上パラメータ(反射率強調度合い情報)に相当する。logは研究分野では視覚特性を表すものとなっているが、画像処理上はゲインのような作用がある。また、constは再現式の切片を表す定数である。図11は、画像再現部17が原画像を用いて再現画像を生成する場合について示したが、この数式10を用いた場合、画像再現部17は原画像を用いずに再現画像を生成することになる。
尚、本実施の形態では、画像再現部17が数式9又は数式10を用いて画像を再現することとしたが、本発明の本質を損なわなければ如何なる式を用いて画像を再現することとしてもよい。
本実施の形態では、少なくとも反射率画像と反射率強調度合い情報とに基づいて再現画像を生成する再現画像生成手段の一例として、画像再現部17を設けている。
また、本実施の形態において、反射率推定部15と画像再現部17とからなる処理部は、原画像の視認性が高まるように再現された再現画像を生成するための処理を行う画像生成処理手段の一例である。
図12は、本発明の第2の実施の形態における画像処理装置10の動作例を表すフローチャートである。
原画像が入力されると、まず、多層画像生成部11が、図2及び図4に示したように、原画像から、少なくとも1つの平滑化された画像を含む多層画像を生成する(ステップ121)。
次に、照明推定部12が、図5乃至図7に示したように、ステップ121で生成された多層画像のうちの少なくとも1層の画像を用いて、照明推定画像を生成する(ステップ122)。また、帯域選択部13が、図8及び図9に示したように、ステップ121で生成された多層画像から帯域強調に用いる画像を選択し、これを帯域画像とする(ステップ123)。そして、帯域差分算出部14が、原画像と帯域画像との差分である帯域差分画像を生成する(ステップ124)。ここで、ステップ122、ステップ123及びステップ124はこの順序で実行されることとしたが、ステップ123の後にステップ124が実行されるのであれば、如何なる順序で実行されてもよい。或いは、ステップ122と、ステップ123及びステップ124の少なくとも1つのステップとは並行に実行されるものであってもよい。
次いで、合成反射率推定部16が、原画像と、ステップ124で生成された帯域差分画像と、ステップ122で生成された照明推定画像と、帯域強調パラメータとに基づいて、合成反射率推定画像を生成する(ステップ125)。
最後に、画像再現部17が、原画像と、ステップ125で生成された合成反射率推定画像と、視認性向上パラメータとに基づいて、再現画像を生成する(ステップ126)。尚、ここでは、数式9を用いて再現画像を生成する場合を想定して原画像を用いることとしたが、数式10を用いて再現画像を生成する場合は、ステップ126で原画像を用いなくてもよい。
[画像処理装置のハードウェア構成]
本実施の形態における画像処理装置10は、例えばPCにインストールされた画像処理ソフトウェアとしても実現され得るが、典型的には、画像読取り及び画像形成を行う画像処理装置10として実現される。
図13は、このような画像処理装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22と、ROM(Read Only Memory)23と、HDD(Hard Disk Drive)24と、操作パネル25と、画像読取部26と、画像形成部27と、通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)28とを備える。
CPU21は、ROM23等に記憶された各種プログラムをRAM22にロードして実行することにより、後述する各機能を実現する。
RAM22は、CPU21の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM23は、CPU21が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
HDD24は、画像読取部26が読み取った画像データや画像形成部27における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル25は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行うタッチパネルである。ここで、操作パネル25は、各種情報が表示されるディスプレイと、指やスタイラスペン等で指示された位置を検出する位置検出シートとからなる。
画像読取部26は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部26は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
画像形成部27は、記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部27は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
通信I/F28は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…画像処理装置、11…多層画像生成部、12…照明推定部、13…帯域選択部、14…帯域差分算出部、15…反射率推定部、16…合成反射率推定部、17…画像再現部

Claims (7)

  1. 原画像から、当該原画像が少なくとも1つの平滑化度合いで平滑化された少なくとも1つの平滑化画像を含む画像群を生成する画像群生成手段と、
    前記画像群に含まれる少なくとも1つの画像を用いて、前記原画像の照明成分を画素値とする照明画像を生成する照明画像生成手段と、
    前記少なくとも1つの平滑化画像に基づいて、指定された帯域を強調するための平滑化度合いで前記原画像が平滑化された特定の平滑化画像を取得する平滑化画像取得手段と、
    前記原画像と前記特定の平滑化画像との差分である差分画像を生成する差分画像生成手段と、
    前記原画像と、前記照明画像と、当該原画像の反射率成分の強調度合いを表す反射率強調度合い情報と、前記差分画像と、前記帯域の強調度合いを表す帯域強調度合い情報とに基づいて、当該原画像の視認性が高まるように再現された再現画像を生成するための処理を行う画像生成処理手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像生成処理手段は、
    前記原画像と、前記照明画像とに基づいて、当該原画像の反射率成分を画素値とする反射率画像を生成する反射率画像生成手段と、
    少なくとも、前記反射率画像と、前記反射率強調度合い情報と、前記差分画像と、前記帯域強調度合い情報とに基づいて、前記再現画像を生成する再現画像生成手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像生成処理手段は、
    前記原画像と、前記照明画像と、前記差分画像と、前記帯域強調度合い情報とに基づいて、当該原画像の反射率成分を画素値とする反射率画像を生成する反射率画像生成手段と、
    少なくとも、前記反射率画像と、前記反射率強調度合い情報とに基づいて、前記再現画像を生成する再現画像生成手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記照明画像生成手段は、前記画像群に含まれる複数の平滑化画像の画素値を加重合計することにより、前記原画像の照明成分を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 前記画像群生成手段は、前記原画像を含む前記画像群を生成し、
    前記照明画像生成手段は、前記原画像を用いた2次計画法により、当該原画像の照明成分を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像処理装置。
  6. 前記平滑化画像取得手段は、前記少なくとも1つの平滑化画像から前記特定の平滑化画像を選択することにより、当該特定の平滑化画像を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像処理装置。
  7. コンピュータに、
    原画像から、当該原画像が少なくとも1つの平滑化度合いで平滑化された少なくとも1つの平滑化画像を含む画像群を生成する機能と、
    前記画像群に含まれる少なくとも1つの画像を用いて、前記原画像の照明成分を画素値とする照明画像を生成する機能と、
    前記少なくとも1つの平滑化画像に基づいて、指定された帯域を強調するための平滑化度合いで前記原画像が平滑化された特定の平滑化画像を取得する機能と、
    前記原画像と前記特定の平滑化画像との差分である差分画像を生成する機能と、
    前記原画像と、前記照明画像と、当該原画像の反射率成分の強調度合いを表す反射率強調度合い情報と、前記差分画像と、前記帯域の強調度合いを表す帯域強調度合い情報とに基づいて、当該原画像の視認性が高まるように再現された再現画像を生成するための処理を行う機能と
    を実現させるためのプログラム。
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