JP2015075150A - 液化炭酸ガス回収方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス系消火設備等で使用される液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器から容易に且つ確実に回収することができるようにした液化炭酸ガス回収方法。【解決手段】液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器1を液化炭酸ガス貯留槽2に接続し、容器弁5を開きガス貯蔵容器内の圧力と液化炭酸ガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽に回収し、ガス貯蔵容器内と液化炭酸ガス貯留槽内が同圧になった時点で容器弁を閉じ、ガス貯蔵容器を液化炭酸ガス貯留槽から分離し、ガス貯留槽3に接続し、容器弁を開きガス貯蔵容器内の圧力とガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内に残存するガス或いはガスと液化炭酸ガスが混合した残存ガスをガス貯留槽に回収し、ガス貯蔵容器内とガス貯留槽内が同圧になった時点でガス貯蔵容器を分離し、ガス貯留槽内に回収した残存ガスを加圧して、液化炭酸ガス貯留槽に送り込む。【選択図】図1

Description

本発明は、ガス系消火設備で消火剤として使用される液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器や、消火器で使用される消火剤としての液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器(消火器本体)や、ガス系消火設備または消火器に収容されている消火薬剤を圧送するための液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器等から液化炭酸ガスを回収する液化炭酸ガス回収方法に関するものである。
従来、消火対象区画内に消火剤として不活性ガスである炭酸ガスを放出し、消火対象区画内の炭酸ガス濃度を消炎濃度以上に維持することにより消火するガス系消火設備が実用化されている。かかるガス系消火設備では、消火剤として使用される炭酸ガスは、加圧液化され、液化炭酸ガスとしてガス貯蔵容器内に充填された状態で消火設備内に保管されており、火災の際に、ガス貯蔵容器に設けられている容器弁が開放し、ガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスが配管を介して噴射ヘッドまで送られ、噴射ヘッドから放出された液化炭酸ガスは瞬時に気化して消火対象区画内に充満して鎮火するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
また、液化炭酸ガスを消火剤として使用する消火器では、消火剤として使用される炭酸ガスは、加圧液化され、液化炭酸ガスとしてガス貯蔵容器内に充填されており、火災の際に、消火器に設けられている容器弁を開放し、ガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスを噴射ヘッドから放出し、気化した液化炭酸ガスを消火対象区画内に充満させて鎮火するようになっている。
また、消火薬剤を圧送するために液化炭酸ガスを使用する消火器では、火災の際にガス貯蔵容器から液化炭酸ガスを放出し、消火薬剤を火元に圧送して鎮火するようになっている。
このようなガス系消火設備や消火器に対し、消防法に基づく点検要領が改正(平成21年3月31日消防予第132号)され、設置後に規定年数を経過したガス貯蔵容器は、容器弁の安全性に関する機器点検を行うことが必要となった。
ガス貯蔵容器の容器弁の点検を行う場合、ガス貯蔵容器から容器弁を取り外さなければならず、ガス貯蔵容器から容器弁を取り外すには、ガス貯蔵容器内に充填されている液化炭酸ガスを放出することが必須となる。
従来のガス系消火設備や消火器におけるガス貯蔵容器の容器弁の点検では、ガス貯蔵容器から容器弁を取り外す際にガス貯蔵容器から放出する液化炭酸ガスの回収については全く考慮されておらず、大気中に放出されることになる。
特開2012−63016号公報
上記のように、従来のガス系消火設備や消火器におけるガス貯蔵容器の容器弁の点検では、ガス貯蔵容器から容器弁を取り外す際にガス貯蔵容器から放出する液化炭酸ガスは大気中に放出されるので、地球温暖化にもつながり好ましくなく、また液化炭酸ガスの無駄になるといった問題がある。
また、ガス貯蔵容器から容器弁を取り外す際に、ガス貯蔵容器から高圧の液化炭酸ガスが放出するので、ガス貯蔵容器からの容器弁の取り外しは困難で非常に危険な作業となるといった問題がある。
本発明の目的は、ガス系消火設備や消火器で消火剤として使用され、あるいは消火器で消火薬剤を圧送する貯めに使用される液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器から液化炭酸ガスを容易に且つ確実に回収することができ、また、ガス貯蔵容器からの容器弁の取り外しを安全に且つ容易に行えるようにした液化炭酸ガス回収方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器から液化炭酸ガスを回収する液化炭酸ガス回収方法であって、液化炭酸ガスを貯蔵しているガス貯蔵容器を液化炭酸ガス貯留槽に接続し、ガス貯蔵容器の容器弁を開きガス貯蔵容器内の圧力と液化炭酸ガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽に回収し、ガス貯蔵容器内と液化炭酸ガス貯留槽内が同圧になった時点で液化炭酸ガス回収とみなし、ガス貯蔵容器の容器弁を閉じ、ガス貯蔵容器を液化炭酸ガス貯留槽から分離する液化炭酸ガス回収工程と、前工程で液化炭酸ガス貯留槽から分離したガス貯蔵容器をガス貯留槽に接続し、ガス貯蔵容器の容器弁を開きガス貯蔵容器内の圧力とガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内に残存するガス或いはガスと液化炭酸ガスが混合した残存ガスをガス貯留槽に回収し、ガス貯蔵容器内とガス貯留槽内が同圧になった時点で残存ガス回収とみなし、ガス貯蔵容器とガス貯留槽を分離する残存ガス回収工程と、ガス貯留槽内に回収した残存ガスを加圧して、液化炭酸ガスを回収した液化炭酸ガス貯留槽に送り込む残存ガス液化工程を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記ガス貯蔵容器内と液化炭酸ガス貯留槽内が同圧になった時点で液化炭酸ガス回収とみなす液化炭酸ガス貯留槽内の圧力は、ガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器内の圧力として予め設定された液化炭酸ガス回収みなし圧力を超えない範囲内の圧力であり、前記ガス貯蔵容器内とガス貯留槽内が同圧になった時点で残存ガス回収とみなすガス貯留槽内の圧力は、ガス貯蔵容器内の残存ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器内の圧力として予め設定された残存ガス回収みなし圧力を超えない範囲内の圧力であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれか1に記載の、前記液化炭酸ガス貯留槽は内部を冷却する冷却手段を備えており、液化炭酸ガス貯留槽内を冷却して液化炭酸ガス貯留槽内の圧力が液化炭酸ガス回収みなし圧力を超えない範囲に制御することを特徴とする。
請求項1に記載の液化炭酸ガス回収方法によれば、液化炭酸ガスを貯蔵しているガス貯蔵容器を液化炭酸ガス貯留槽に接続し、ガス貯蔵容器の容器弁を開きガス貯蔵容器内の圧力と液化炭酸ガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽に回収するので、液化炭酸ガスを容易に回収することができ、そして、ガス貯蔵容器内と液化炭酸ガス貯留槽内が同圧になった時点で液化炭酸ガス回収とみなすので、ガス貯蔵容器から所定量の液化炭酸ガスを確実に回収することができる。
そして、液化炭酸ガスを回収したガス貯蔵容器をガス貯留槽に接続し、ガス貯蔵容器の容器弁を開きガス貯蔵容器内の圧力とガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内に残存するガス或いはガスと液化炭酸ガスが混合した残存ガスをガス貯留槽に回収するので、ガス貯蔵容器内に残存する残存ガスを容易に回収することができ、そして、ガス貯蔵容器内とガス貯留槽内が同圧になった時点で残存ガス回収とみなし、ガス貯留槽内に回収した残存ガスは加圧して、液化炭酸ガスを回収した液化炭酸ガス貯留槽に送り込むので、加圧されて液化炭酸ガス貯留槽に送り込まれた残存ガスは液化炭酸ガス貯留槽内の冷却されている液化炭酸ガスで冷却されて液化されることから、ガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスの殆どを液化炭酸ガス貯留槽に確実に回収することができる。
このように、ガス貯蔵容器から液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽に確実に回収することができるので、液化炭酸ガスによる地球温暖化防止に寄与するとともに、液化炭酸ガスの再利用が図れ、経済的にも優れたものとなる。
さらには、残存ガスが回収されたガス貯蔵容器内には、ガスが殆ど残っておらず、或いは残っていても僅かなので、ガス貯蔵容器の容器弁の点検の際に、ガス貯蔵容器から容器弁を安全に取り外すことができる。
請求項2に記載の液化炭酸ガス回収方法によれば、請求項1に記載の、前記ガス貯蔵容器内と液化炭酸ガス貯留槽内が同圧になった時点で液化炭酸ガス回収とみなす液化炭酸ガス貯留槽内の圧力は、ガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器内の圧力として予め設定された液化炭酸ガス回収みなし圧力を超えない範囲内の圧力であるので、ガス貯蔵容器内の液化している炭酸ガスの殆どを回収することができる。
そして、前記ガス貯蔵容器内とガス貯留槽内が同圧になった時点で残存ガス回収とみなすガス貯留槽内の圧力は、ガス貯蔵容器内の残存ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器内の圧力として予め設定された残存ガス回収みなし圧力を超えない範囲内の圧力であるので、残存ガスが回収されたガス貯蔵容器内には、ガスが殆ど残っておらず、或いは残っていても僅かとなり、ガス貯蔵容器内の圧力は大気圧と殆ど変わらなくなるので、ガス貯蔵容器の容器弁の点検の際に、ガス貯蔵容器から容器弁を安全に取り外すことができるとともに、容器弁の取り外しの際、放出される炭酸ガスも僅かであるので地球温暖化に殆ど影響はない。
請求項3に記載の液化炭酸ガス回収方法によれば、請求項1または2のいずれか1に記載の、前記液化炭酸ガス貯留槽は内部を冷却する冷却手段を備えており、液化炭酸ガス貯留槽内を冷却して液化炭酸ガス貯留槽内の圧力が液化炭酸ガス回収みなし圧力を超えない範囲に制御するので、液化炭酸ガスの回収により上昇した液化炭酸ガス貯留槽内の圧力を下げることにより、液化炭酸ガス貯留槽における液化炭酸ガスの回収量を増加させることができる。
本発明に係る液化炭酸ガス回収方法を実施する液化炭酸ガス回収システムの一例を示す概略説明図である。
以下、本発明に係る液化炭酸ガス回収方法の実施の形態を、図1に示す液化炭酸ガス回収システムにより説明する。
先ず、本発明に係る液化炭酸ガス回収方法を実施する液化炭酸ガス回収システムについて説明する。
本発明を実施する液化炭酸ガス回収システムは、図1に示すように、ガス貯蔵容器1から回収する液化炭酸ガスを収容する液化炭酸ガス貯留槽2と、液化炭酸ガスが回収されたガス貯蔵容器1aから回収する残存ガスを収容するガス貯留槽3を備えている。
液化炭酸ガス貯留槽2は、液化炭酸ガス貯留槽2とガス貯蔵容器3を接続し、ガス貯蔵容器1から液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽2に回収する液回収配管4を備えており、液回収配管4の先端には、ガス貯蔵容器1の容器弁5に取り付けられ、容器弁5を開口するガス回収用治具6が設けられている。本例のシステムでは、液回収配管4の先端が複数に分岐する分岐管4a,4b,4c,4d,4eとなっており、それぞれの分岐管4a,4b,4c,4d,4eの先端にガス回収用治具6が設けられており、一度に複数のガス貯蔵容器1が接続できるようになっている。ガス回収用治具6にあっては、容器弁5を開口できるものであれば、その構成は特に限定されない。
また、液化炭酸ガス貯留槽2は、液化炭酸ガス貯留槽2の内部を冷却する冷却手段7を備えている。この冷却手段7は、本例のシステムでは、液化炭酸ガス貯留槽2に冷却コイル8を内蔵し、冷却ガス貯蔵槽9から冷却ガス配管10を介して冷却コイル8に液体窒素に代表される冷却ガスを送り込む構造となっている。
さらに、ガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスが液化炭酸ガス貯留槽2に回収されたとみなすガス貯蔵容器1内の圧力を設定して、これを液化炭酸ガス回収みなし圧力P1とし、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力が、液化炭酸ガス回収みなし圧力P1を超えない範囲に制御する制御手段11を備えている。この制御手段11は、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力を検出する圧力センサ12と、冷却ガス配管10に設けた冷却操作弁13と、圧力センサ12で検出した液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力により冷却操作弁13を操作する制御部14とで構成されている。
また、液化炭酸ガス貯留槽2には、目視できる圧力計15と液面計16が設けられている。
ガス貯留槽3は、液化炭酸ガスが液化炭酸ガス貯留槽2に回収された後のガス或いは液化炭酸ガスが混合した残存ガスのあるガス貯蔵容器1aとガス貯留槽3を接続し、ガス貯蔵容器1aから残存ガスをガス貯留槽3に回収するガス回収配管17を備えており、ガス回収配管17の先端には、ガス貯蔵容器1aの容器弁5に取り付けられ、容器弁5を開口するガス回収用治具6が設けられている。本例のシステムでは、ガス回収配管17の先端が複数に分岐する分岐管17a,17b,17c,17d,17eとなっており、それぞれの分岐管17a,17b,17c,17d,17eの先端にガス回収用治具6が設けられており、一度に複数のガス貯蔵容器1aが接続できるようになっている。
また、ガス貯留槽3には、目視できる圧力計18が設けられている。
また、液化炭酸ガス貯留槽2とガス貯留槽3は、ガス送り管19で接続されており、そして、ガス貯留槽3内に回収した残存ガスを加圧して、液化炭酸ガスを回収した液化炭酸ガス貯留槽2に送り込む加圧ポンプ20と、ガス貯留槽3内の圧力が0.00MPa(ゲージ圧)で加圧ポンプ20をOFFとし、0.00MPaを超えた圧力となったらONとする制御手段21を備えている(実圧=ゲージ圧+大気圧となっており、以下、本文中の圧力は全てゲージ圧で表示する。)。この圧力は、本例では0.01MPaに設定されている。
本例のシステムでは、加圧ポンプ20はブースターポンプが用いられている。また、制御手段21は、ガス貯留槽3内の圧力を検出する圧力センサ22と、圧力センサ22で検出したガス貯留槽3内の圧力により加圧ポンプ20をON・OFFする制御部23とで構成されている。
次に、上記した液化炭酸ガス回収システムにより実施する本発明に係る液化炭酸ガス回収方法を説明する。
[液化炭酸ガス回収工程]
先ず、計量器(図示せず)により液化炭酸ガスを貯蔵しているガス貯蔵容器1の重量を計測し、ガス貯蔵容器1に貯蔵されている液化炭酸ガス量を把握する。
ガス貯蔵容器1の重量を計測したら、ガス貯蔵容器1を液化炭酸ガス貯留槽2に接続する。この接続は、ガス貯蔵容器1の容器弁5に液回収配管4の先端に設けられているガス回収用治具6を取り付けることにより行う。このときの液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力は、1.3MPa、ガス貯蔵容器1内の圧力は5.0MPa〜7.0MPaとなっている。
次に、ガス回収用治具6を操作してガス貯蔵容器1の容器弁5を開き、ガス貯蔵容器1内の圧力と液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽2に回収する。
そして、ガス貯蔵容器1内と液化炭酸ガス貯留槽2内が同圧になった時点で液化炭酸ガス回収とみなし、ガス貯蔵容器1の容器弁5を閉じ、容器弁5からガス回収用治具6を外すことによりガス貯蔵容器1を液化炭酸ガス貯留槽2から分離する。
このときのガス貯蔵容器1内と液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力P2は、ガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器1内の圧力として予め設定された液化炭酸ガス回収みなし圧力P1を超えない範囲内の圧力であり、圧力P2が圧力P1に達するまでは、新たなガス貯蔵容器1を液化炭酸ガス貯留槽2に接続し、液化炭酸ガスの回収を行う。
本例では、液化炭酸ガス回収みなし圧力P1は1.3MPa〜1.5MPaの範囲で設定している。
また、本例では、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力を圧力センサ12で検出し、冷却操作弁13を操作して液化炭酸ガスの回収により上昇した液化炭酸ガス貯留槽2内を冷却し、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力を下げることにより、液化炭酸ガス貯留槽2における液化炭酸ガスの回収量を増加させ、そして、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力を、液化炭酸ガス回収みなし圧力P1を超えない範囲に維持するように制御することにより、ガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスの回収効果を確実なものとしている。
次に、液化炭酸ガス貯留槽2からガス貯蔵容器1aを分離したら、液化炭酸ガス回収後のガス貯蔵容器1の重量を計量器で計測し、液化炭酸ガス量の回収率を算出し、液化炭酸ガス量の回収量を把握する。
[残存ガス回収工程]
先ず、前工程で液化炭酸ガス貯留槽2から分離した液化炭酸ガスが回収されたガス貯蔵容器1aをガス貯留槽3に接続する。この接続は、ガス貯蔵容器1aの容器弁5にガス回収配管17の先端に設けられているガス回収用治具6を取り付けることにより行う。このときのガス貯留槽3内の圧力は、0.00MPaとなっている。
次に、ガス回収用治具6を操作してガス貯蔵容器1aの容器弁5を開き、ガス貯蔵容器1a内の圧力(1.3MPa〜1.5MPa)とガス貯留槽3内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器1a内に残存するガス或いはガスと液化炭酸ガスが混合した残存ガスをガス貯留槽3に回収する。
そして、ガス貯蔵容器1a内とガス貯留槽3内が同圧になった時点で残存ガス回収とみなし、容器弁5からガス回収用治具6を外すことによりガス貯蔵容器1aをガス貯留槽3から分離する。
このときのガス貯蔵容器1a内とガス貯留槽3内の圧力P3は、ガス貯蔵容器1a内の残存ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器1a内の圧力として予め設定された残存ガス回収みなし圧力P4を超えない範囲内の圧力であり、圧力P3が圧力P4に達するまでは、新たな液化炭酸ガスが回収されたガス貯蔵容器1aをガス貯留槽3に接続し、残存ガスの回収を行う。
本例では、残存ガス回収みなし圧力P4は0.03MPa〜0.05MPaの範囲で設定している。
この工程は、次に説明する残存ガス液化工程と平行して行う。
[残存ガス液化工程]
前記残存ガス回収工程で、ガス貯蔵容器1a内の残存ガスの回収によりガス貯留槽3内の圧力が上昇し0.01MPaを超えたら、加圧ポンプ20を起動させ、ガス貯留槽3内に回収した残存ガスを加圧して、加圧した残存ガスをガス送り管19を介して液化炭酸ガス回収工程で液化炭酸ガスを回収した液化炭酸ガス貯留槽2に送り込む。
このときの加圧ポンプ20による残存ガスの加圧は、液化炭酸ガス貯留槽2に送り込まれた残存ガスが液化炭酸ガス貯留槽2内の液化炭酸ガスで冷却されて液化するのに要する加圧であることが求められ、本例では2MPに加圧している。
そして、加圧ポンプ20によりガス貯留槽3内に回収した残存ガスを加圧して液化炭酸ガス貯留槽2に送り込んでもガス貯留槽3内の圧力が上昇し、残存ガス回収みなし圧力P4を超えた場合は、ガス貯蔵容器1a内とガス貯留槽3内が同圧になってもガス貯蔵容器1aをガス貯留槽3から分離せず、加圧ポンプ20の起動を続け、ガス貯留槽3内の圧力が下がり、残存ガス回収みなし圧力P4以下となり、残存ガス回収みなし圧力P4以下でガス貯蔵容器1a内とガス貯留槽3内が同圧になったとき、ガス貯蔵容器1aをガス貯留槽3から分離する。
以上の工程を経てガス貯蔵容器1aをガス貯留槽3から分離することにより、液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器1からの液化炭酸ガスの回収が完了する。
以上のように構成した本発明に係る液化炭酸ガス回収方法によれば、液化炭酸ガスを貯蔵しているガス貯蔵容器1を、内圧が1.3MPaとなっている液化炭酸ガス貯留槽2に接続し、ガス貯蔵容器1の容器弁5を開くことにより、ガス貯蔵容器内の圧力と液化炭酸ガス貯留槽内の圧力との差圧でガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスが液化炭酸ガス貯留槽2に流れるので、液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽2に容易に回収することができる。
そして、ガス貯蔵容器1内と液化炭酸ガス貯留槽2内が同圧P2となった時点で液化炭酸ガス回収とみなすので、ガス貯蔵容器から所定量の液化炭酸ガスを確実に回収することができる。
本例では、ガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器1内の圧力として予め1.3MPa〜1.5MPaと設定し、この圧力を液化炭酸ガス回収みなし圧力P1とし、同圧P2は、液化炭酸ガス回収みなし圧力P1を超えない範囲内の圧力としたので、ガス貯蔵容器1に貯蔵された液化炭酸ガスの大半を確実に回収することができる。
また、本例では、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力を圧力センサ12で検出し、冷却操作弁13を操作して液化炭酸ガスの回収により上昇した液化炭酸ガス貯留槽2内を冷却し、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力を下げることにより、液化炭酸ガス貯留槽2における液化炭酸ガスの回収量を増加させることができ、そして、液化炭酸ガス貯留槽2内の圧力を、液化炭酸ガス回収みなし圧力P1を超えない範囲を維持するように制御するので、ガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスの回収効果を確実なものとしている。
そして、ガス貯蔵容器1内と液化炭酸ガス貯留槽2内が同圧P2となった時点で、ガス貯蔵容器1の容器弁5を閉じ、ガス貯蔵容器1を液化炭酸ガス貯留槽2から分離し、そして、液化炭酸ガスを回収したガス貯蔵容器1aを、内圧が0.00MPaとなっているガス貯留槽3に接続し、ガス貯蔵容器1aの容器弁5を開くことにより、ガス貯蔵容器1a内の圧力とガス貯留槽3内の圧力との差圧でガス貯蔵容器1a内の残存ガスがガス貯留槽3に流れるので、残存ガスをガス貯留槽3に容易に回収することができる。
そして、ガス貯蔵容器1a内とガス貯留槽3内が同圧P3となった時点でガス回収とみなすので、ガス貯蔵容器1aから所定量の残存ガスを確実に回収することができる。
本例では、ガス貯蔵容器1a内の残存ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器1a内の圧力として予め0.03MPa〜0.05MPaと設定し、この圧力を残存ガス回収みなし圧力P4とし、同圧P3は、ガス回収みなし圧力P4を超えない範囲内の圧力としたので、ガス貯蔵容器a1に残存する残存ガスの殆どを確実に回収することができる。
さらに、本例では、ガス貯蔵容器1a内の残存ガスの回収によりガス貯留槽3内の圧力が上昇し0.01MPaを超えたら、加圧ポンプ20を起動させ、ガス貯留槽3内に回収した残存ガスを加圧して液化炭酸ガス回収工程で液化炭酸ガスを回収した液化炭酸ガス貯留槽2に送り込むので、液化炭酸ガス貯留槽2に送り込まれた残存ガスは液化炭酸ガス貯留槽2内の冷却されている液化炭酸ガスで冷却されて液化される。
このようにして、ガス貯蔵容器1内の液化炭酸ガスの殆どを液化炭酸ガス貯留槽2に確実に回収することができる。
1,1a ガス貯蔵容器
2 液化炭酸ガス貯留槽
3 ガス貯留槽
4 液回収配管
4a,4b,4c,4d,4e 分岐管
5 容器弁
6 ガス回収用治具
7 冷却手段
8 冷却コイル
9 冷却ガス貯蔵槽
10 冷却ガス配管
11 制御手段
12 圧力センサ
13 冷却操作弁
14 制御部
15 圧力計
16 液面計
17 ガス回収配管
17a,17b,17c,17d,17e 分岐管
18 圧力計
19 ガス送り管
20 加圧ポンプ
21 制御手段
22 圧力センサ
23 制御部

Claims (3)

  1. 液化炭酸ガスを貯蔵するガス貯蔵容器から液化炭酸ガスを回収する液化炭酸ガス回収方法であって、
    液化炭酸ガスを貯蔵しているガス貯蔵容器を液化炭酸ガス貯留槽に接続し、ガス貯蔵容器の容器弁を開きガス貯蔵容器内の圧力と液化炭酸ガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスを液化炭酸ガス貯留槽に回収し、ガス貯蔵容器内と液化炭酸ガス貯留槽内が同圧になった時点で液化炭酸ガス回収とみなし、ガス貯蔵容器の容器弁を閉じ、ガス貯蔵容器を液化炭酸ガス貯留槽から分離する液化炭酸ガス回収工程と、
    前工程で液化炭酸ガス貯留槽から分離したガス貯蔵容器をガス貯留槽に接続し、ガス貯蔵容器の容器弁を開きガス貯蔵容器内の圧力とガス貯留槽内の圧力との差圧を利用してガス貯蔵容器内に残存するガス或いはガスと液化炭酸ガスが混合した残存ガスをガス貯留槽に回収し、ガス貯蔵容器内とガス貯留槽内が同圧になった時点で残存ガス回収とみなし、ガス貯蔵容器とガス貯留槽を分離する残存ガス回収工程と、
    ガス貯留槽内に回収した残存ガスを加圧して、液化炭酸ガスを回収した液化炭酸ガス貯留槽に送り込む残存ガス液化工程を含むことを特徴とする液化炭酸ガス回収方法。
  2. 前記ガス貯蔵容器内と液化炭酸ガス貯留槽内が同圧になった時点で液化炭酸ガス回収とみなす液化炭酸ガス貯留槽内の圧力は、ガス貯蔵容器内の液化炭酸ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器内の圧力として予め設定された液化炭酸ガス回収みなし圧力を超えない範囲内の圧力であり、
    前記ガス貯蔵容器内とガス貯留槽内が同圧になった時点で残存ガス回収とみなすガス貯留槽内の圧力は、ガス貯蔵容器内の残存ガスが回収されたとみなされるガス貯蔵容器内の圧力として予め設定された残存ガス回収みなし圧力を超えない範囲内の圧力であることを特徴とする請求項1に記載の液化炭酸ガス回収方法。
  3. 前記液化炭酸ガス貯留槽は内部を冷却する冷却手段を備えており、液化炭酸ガス貯留槽内を冷却して液化炭酸ガス貯留槽内の圧力が液化炭酸ガス回収みなし圧力を超えない範囲に制御することを特徴とする請求項1または2のいずれか1に記載の液化炭酸ガス回収方法。
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