JP2015074502A - 砂時計式調味料入れ - Google Patents

Abstract

【課題】容器中の調味料は湿気を吸収し固たり、ベタベタ状態になります。香辛料などは色、香りも失い風味を損なってしまいます。本発明は、湿気対策に対応した砂時計式調味料入れを提供する。【解決手段】砂時計型の容器を設け、上室と下室の間のくびれ部に通路穴を設け、通路穴を開け閉めする開閉棒を設ける。調味料が出る振り出し穴の蓋は調味料に応じた穴型を設け穴と相対する位置に突起の密閉蓋を設ける。【選択図】図１

Description

本発明は、湿気などから調味料を守るために１空間中に２つの室を備えた砂時計式調味料入れに関するものである。

従来、調味料の瓶容器は１室の容器中に調味料を入れ、振り出し穴に蓋を被せているのが一般的に多いです。

特開平７−３３００４１号公報

容器中の調味料は湿気を吸収し固たりベタベタ状態になります。香辛料は色、香りも失い風味を損なってしまいます。本発明は以上の問題点を解決するものである。

砂時計型の容器を設け、上室と下室の間のくびれ部に通路穴と、通路穴を開け閉めする開閉棒を設ける。下蓋の振り出し穴は調味料に応じた穴型を設け、穴と相対する位置に突起付き密閉蓋を設ける。
以上の構造よりなる砂時計式調味料入れ。

容器中の室を上下に２つに分け、上室に調味料を入れ、下室に使用する分量の調味料を落とすことで湿気の原因である空気にふれにくくなる。下蓋の振り出し穴は調味料に応じた穴型の種類を設ける。蓋は着脱可能のため容器は様々な調味料入れとして使い回しができる。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）砂時計式容器（１）に通路穴（４）と開閉棒（５）を設け開閉棒（５）の上部にはじき（６）下先に穴塞ぎキャップ（７）頭部に着脱可能のハンドル（８）を設ける。
（ロ）上蓋（９）に調味料を投入する為の投入Ｄ（１０）を設け、上蓋（９）の内側の中心部にろくろ通路穴（１１）を設け上蓋に被せ蓋（１２）を装着する。
（ハ）下蓋（１３）には調味料に応じた振り出し穴（１４）を設け穴の大きさに相対する置に突起付き密閉蓋（１５）を設け下室（３）側面に装着する。
本発明は以上のような構造である。

本発明を使用するときは、砂時計式容器（１）の下室（３）から開閉棒（５）を挿入する。通路穴（４）から、ろくろの通路穴（１１）を通り上蓋（９）まで貫通した開閉棒（５）の頭部にハンドル（８）を取り付ける。上蓋（９）に被せ蓋（１２）を装着する。下蓋（１３）と突起付き密閉蓋（１５）を１セットとし下室（３）の側面に装着する。開閉棒（５）の下先の穴塞ぎキャップ（７）がくびれ部の通路穴（４）を塞いでいる事を確認し上蓋（９）の投入口（１０）を開け調味料を投入し、投入口を閉じる。開閉棒（５）のハンドル（８）を下にクイックすると上部のはじき（６）がろくろ（１１）とかみ合ストッパーが外れ、通路穴（４）が開き上室（２）に投入した調味料が下室（３）に落ちる。目安の分量が落ちたらハンドル（８）を上に引くことでストッパーがロックされ、通路穴（４）が塞がる。下蓋（１３）の突起付き密閉蓋（１５）を開け、上下に振ることで下室（３）の中の調味料が出てくる。
振り出し穴（１４）は調味料に応じた形で、穴と突起部とが相対する突起付き密閉蓋（１５）である。
上蓋（９）、下蓋（１３）とも脱着可能で、容器も手入れがしやすい。
下蓋（１３）の振り出し穴（１４）の型を数種類設け、容器に入れる調味料に応じて下蓋（１３）を交換することで他の種類の調味料にも対応できる。

（１）砂時計式容器、（２）上室、（３）下室、（４）通路穴、（５）開閉棒、（６）はじき、（７）穴塞ぎキャップ、（８）ハンドル、（９）上蓋、（１０）投入口、（１１）ろくろ通路穴 （１２）被せ蓋、（１３）下蓋、（１４）振り出し穴、（１５）突起付き密閉蓋

本発明の全体の斜視図 本発明の使用中において、突起付き密閉蓋を開けて中の調味料を取り出している状態を示す斜視図 本発明の一部である開閉棒が引き上げられて、通路穴を穴塞ぎキャップによって塞いでいる状態を表す一部拡大斜視図 本発明の一部である上蓋と下蓋及び突起付き密閉蓋の構造を分かりやすく表した斜視図

Claims (3)

1. 容器中に２つの室を設け、中央のくびれ部に通路穴を設ける。上室の上蓋にろくろ通路穴と調味料の投入口を設けた砂時計式調料入れ。
2. 開閉棒の頭部にハンドル、上部にはじきと、下先に穴塞ぎキャップを設けた請求１の砂時計式調味料入れ。
3. 下蓋の振り出し穴に相対する突起付き密閉蓋を設けた請求２の砂時計式調味料入れ。

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