JP2015073354A - パワーコンディショナ - Google Patents

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晃浩 和泉
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Abstract

【課題】負荷に適した電圧で電力を供給することが可能なパワーコンディショナを提供する。【解決手段】負荷部および直流電力源に接続されるパワーコンディショナは、直流電力源からの直流電力が供給される直流バスと、直流バスからの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を負荷部に供給可能に構成された電力変換装置と、負荷部への電力を制御する制御機器とを含む。制御機器は、負荷部の定格電圧を示す定格電圧情報を外部から受信するための受信手段と、受信手段によって受信された定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように電力変換装置に指示するための指示手段とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、パワーコンディショナに関し、より特定的には、直流電力源が発電した電力を負荷に供給するパワーコンディショナに関する。
近年、地球環境保護等の観点から環境への影響の少ない太陽光発電パネルと蓄電池とを備えた分散型電源システムが普及している。このような分散型電源システムでは、太陽光発電パネルで発電された直流電圧の電力が、パワーコンディショナにより交流電圧の電力に変換された後、負荷に供給されて消費されたり、商用電力系統に電力を逆潮流して売電されたりする。また、太陽光発電パネルで発電された電力を蓄電池に充電することにより、天候に左右されない安定的な電力の供給が行われる。たとえば、パワーコンディショナは、自立運転モードでは、太陽光発電パネルで発電された電力を交流電圧100Vの電力に変換して負荷に供給する。
特許文献1(特開2002−142460号公報)には、電力変換装置が開示されている。当該電力変換装置は、直流電源から入力される直流電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧回路から出力される直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、交流電力を出力する出力部と、出力部に接続されるユニットに基づき、昇圧回路およびインバータ回路の動作を制御する制御回路とを有する。
特開2002−142460号公報
特許文献1に開示された技術は、例えば、100V用のコンセントユニットを使用して負荷を接続したときは、100V用のコンセントユニットの種類に応じた制御信号を昇圧回路に送って100Vを出力するように制御を行い、200V用のコンセントユニットを使用して負荷を接続したときは、200Vのコンセントユニットの種類に応じた制御信号を昇圧回路に送って200Vを出力するように制御する。つまり、作業者(ユーザ)は、接続する負荷の電圧に応じたコンセントユニットを選択する必要があるため、選択し間違えると負荷の定格電圧を超えた電圧が負荷に印加されてしまい故障などが生じる可能性がある。また、作業者にはコンセントユニットを選択しなければならないという手間も発生する。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、負荷に適した電圧で電力を供給することが可能なパワーコンディショナを提供することを目的とする。
ある実施の形態に従うと、負荷部および直流電力源に接続されるパワーコンディショナが提供される。パワーコンディショナは、直流電力源からの直流電力が供給される直流バスと、直流バスからの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を負荷部に供給可能に構成された電力変換装置と、負荷部への電力を制御する制御機器とを含む。制御機器は、負荷部の定格電圧を示す定格電圧情報を外部から受信するための受信手段と、受信手段によって受信された定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように電力変換装置に指示するための指示手段とを含む。
負荷に適した電圧で電力を供給することが可能となる。
実施の形態1に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システムの全体の構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に従う電力変換器の概略構成の一例を示す図である。 実施の形態1に従う制御機器の機能ブロック図である。 実施の形態1に従う制御機器による制御を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システムの全体の構成を概略的に示す図である。 実施の形態2に従う制御機器の機能ブロック図である。 実施の形態2に従う制御機器による制御を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システムの全体の構成を概略的に示す図である。 実施の形態3に従う制御機器の機能ブロック図である。 実施の形態3に従う制御機器による制御を説明するためのフローチャートである。 実施の形態4に従う制御機器による制御を説明するためのフローチャートである。 実施の形態5に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システムの全体の構成を概略的に示す図である。 実施の形態6に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システムの全体の構成を概略的に示す図である。 実施の形態7に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システムの全体の構成を概略的に示す図である。 実施の形態7に従う制御機器による制御を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<全体構成>
図1は、実施の形態1に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システム1000の全体の構成を概略的に示す図である。
図1を参照して、電力供給システム1000は、パワーコンディショナ10と、太陽電池20と、蓄電装置30と、家電機器40とを含む。電力供給システム1000は、たとえば、住宅やオフィスなどの家屋内に設置される。
パワーコンディショナ10は、太陽電池20が発電した直流電力を電力変換して蓄電装置30に供給することが可能に構成されている。なお、パワーコンディショナ10は、図示しない電力系統から交流電力を受電(買電)することが可能であり、電力系統に逆潮流(売電)することが可能に構成されていてもよい。パワーコンディショナ10の詳細な構成については後述する。
太陽電池20は、結晶型太陽電池、多結晶型太陽電池または薄膜型太陽電池などで構成される。太陽電池20にパワーコンディショナ10の接続端子50を介してDC/DC変換器110が接続されており、DC/DC変換器110は、太陽電池から受ける直流電力を電圧変換する。DC/DC変換器110は、たとえば、太陽電池20から最大の電力を取得できるような制御(いわゆる最大電力点追従制御)を行なう。なお、太陽電池20は、実施の形態1(および後述する全ての実施の形態)に従う「直流電力源」の一例である。実施の形態1に従う「直流電力源」は、直流電力を供給する電力源であれば太陽電池20に特に限定されない。実施の形態1に係る直流電力源は、たとえば燃料電池、風力発電装置、蓄電池、電気自動車、プラズマ発電装置など直流電力を発生するものであればよく、特に限定されるものではない。また、これらの組み合わせでもよい。
蓄電装置30は、再充電可能な電力貯蔵要素であり、代表的にリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池で構成される。蓄電装置30は、複数の電池セルを直列接続して構成されている。家電機器40は、たとえば、家庭で使用される空調機、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、照明装置またはパーソナルコンピュータのような電気機器である。なお、以下では、パワーコンディショナ10に接続(結合)される蓄電装置30を負荷部とも称する。負荷部は、蓄電装置30に限られず、たとえば、その他の直流負荷、交流負荷などであってもよい。
ここで、パワーコンディショナ10の構成を具体的に説明する。パワーコンディショナ10は、直流バス140と、制御機器100と、DC/DC変換器110と、電力変換器120とを含む。
直流バス140は、太陽電池20から供給される直流電力を電力変換器120に伝達するための電力線である。直流バス140は、電力線対である正母線PLおよび負母線NLで構成される。
接続端子50は、太陽電池20とパワーコンディショナ10とを電気的に接続するための「接続部」を構成する。接続端子50に太陽電池20が連結されることによって、太陽電池20で発電された電力がパワーコンディショナ10に供給される。
給電端子52は、電力変換器120によって変換された電力を負荷部(ここでは、蓄電装置30)に供給するための「給電部」を構成する。給電端子52に蓄電装置30が連結されることによって、蓄電装置30に当該変換された電力が供給される。
制御機器100は、パワーコンディショナ10に接続されている負荷部(ここでは、蓄電装置30)に供給する電力を制御する。制御機器100は、制御中枢としての制御回路、負荷部(蓄電装置30)またはその他の外部機器と通信するための通信回路を含む。なお、制御機器100は、回路等のハードウェア構成であってもよいし、図示しないCPU(Central Processing Unit)を含み、CPUがメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される構成であってもよい。
DC/DC変換器110は、接続端子50を介して太陽電池20から受けた直流電力を予め定められた電圧に電圧変換して直流バス140に電力を供給する。
電力変換器120は、直流バス140から受けた直流電力を電力変換して、その変換された電力を蓄電装置30に供給可能に構成されている。電力変換器120は、制御機器100からの指示を受け付けて、蓄電装置30の定格電圧に基づいて電力変換を実行し、蓄電装置30に変換された電力を供給する。電力変換器120は、交流および直流両用の電力変換装置であり、電気信号入力に応じてインバータ動作と直流電源動作とに切り替え可能に構成されている。たとえば、電力変換器120は、蓄電装置30の定格電圧が交流200Vの場合、交流200Vの電力を蓄電装置30に供給し、定格電圧が直流100Vの場合、直流100Vの電力を蓄電装置30に供給する。すなわち、電力変換器120は、負荷部(蓄電装置30)の電源仕様(直流および交流、電圧の大きさ)に適した電力を負荷部に供給する。ここで、図2を参照して、電力変換器120の概略構成について説明する。
図2は、実施の形態1に従う電力変換器120の概略構成の一例を示す図である。図2を参照して、電力変換器120は、電力変換部60と、連系リアクトル62、63と、電圧検出部66と、変換制御部64とを含む。なお、上述した電力変換器120の概略構成は、後述する実施の形態でも同様である。
電力変換部60は、変換制御部64からの駆動信号DRV1に基づいて、直流バス140から受けた直流電力を交流電力(または直流電力)に変換して蓄電装置30に電力を供給する。
具体的には、電力変換部60は、スイッチング素子であるトランジスタQ1〜Q4と、ダイオードD1〜D4とを含む。トランジスタQ1,Q2は、直流バス140を構成する正母線PLおよび負母線NLの間に直列に接続される。トランジスタQ1とトランジスタQ2との中間点は連系リアクトル62に接続される。
トランジスタQ3,Q4は、正母線PLおよび負母線NLの間に直列に接続される。トランジスタQ3とトランジスタQ4との中間点は連系リアクトル63に接続される。各トランジスタQ1〜Q4のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD1〜D4がそれぞれ接続されている。トランジスタQ1〜Q4およびダイオードD1〜D4は、フルブリッジ回路を構成する。なお、トランジスタQ1〜Q4として、例えば、IGBT(Insulated-Gate Bipolar Transistors)または、パワーMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)等の電力スイッチング素子を用いてもよい。なお、回路構成はフルブリッジ型に限られず、たとえば、2つのハーフブリッジを用いる回路構成などであってもよい。
電圧検出部66は、蓄電装置30の出力側の2線間に接続され、電力変換部60および蓄電装置30の間で授受される電力の電圧Vcを検出し、その検出結果を変換制御部64へ出力する。
電力変換部60は、電圧検出部66から受けた電圧Vcと、制御機器100からの制御信号とに基づいて、トランジスタQ1〜Q4のオン・オフを制御するための駆動信号DRV1を生成し、電力変換部60を制御する。具体的には、制御機器100からの制御信号に基づく電圧の種類(交流または直流)で、蓄電装置30の出力電圧Vcが制御信号に基づく電圧目標値Vc*に一致するように電力変換部60における電力変換動作が制御される。
<制御機器の機能構成>
図3は、実施の形態1に従う制御機器100の機能ブロック図である。図3を参照して、制御機器100は、その主たる機能構成として、通信部202と、指示部204とを含む。
通信部202は、負荷部(蓄電装置30)の定格電圧を示す定格電圧情報をパワーコンディショナ10の外部から受信する。具体的には、通信部202は、蓄電装置30の定格電圧情報を当該蓄電装置30から受信する。また、通信部202は、蓄電装置30に関連付けられ、蓄電装置30の定格電圧情報を記憶する外部機器から受信してもよい。たとえば、外部機器は、蓄電装置30のプラグと電力線との間に配置されて消費電力を測定する測定器などが想定される。あるいは、通信部202は、ネットワークを介して、蓄電装置30の定格電圧情報を格納する外部サーバから蓄電装置30の定格電圧情報を受信してもよい。この場合、通信部202は、蓄電装置30の機種情報(機種ID、製造番号など)を外部サーバに送信することで、当該機種情報に関連付けられた定格電圧情報を外部サーバから受信してもよい。ここで、定格電圧情報は、電圧の種類(交流または直流)を示す情報(すなわち、負荷部が直流負荷なのか交流負荷なのかを示す情報)と、定格電圧の大きさ(定格電圧値)とを含む。
通信方式としては、有線LAN(Local Area Network)、またはPLC(Power Line Communications)による有線通信であってもよいし、無線LANによる無線通信であってもよい。負荷部、外部機器および外部サーバは、図示しない通信インターフェイスを含み、制御機器100と通信可能に構成される。通信部202が、定格電圧情報を受信するタイミングは、いわゆるプッシュ型と言われる、予め規定された時間間隔、または電源が投入されてから予め規定された時間後などのタイミングであってもよいし、いわゆるプル型といわれる、制御機器100から送信要求を受けたことによるタイミングであってもよい。
指示部204は、通信部202によって受信された負荷部の定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように電力変換器120に指示する。具体的には、指示部204は、直流バス140からの直流電力の電圧を負荷部の定格電圧に変換して、当該変換された電圧の電力を負荷部に供給するように電力変換器120に指示する。詳細には、指示部204は、定格電圧情報が示す電圧の種類(直流または交流)および電圧の大きさとを示す制御信号を電力変換器120に送信することにより、当該電圧の種類(直流または交流)および当該電圧の大きさで電力変換を実行するように指示する。たとえば、指示部204は、負荷部の定格電圧情報が直流200Vであれば、直流200Vの電力を供給するように電力変換器120に指示する。
<制御機器の制御方式>
図4は、実施の形態1に従う制御機器100による制御を説明するためのフローチャートである。図4を参照して、たとえば、蓄電装置30の電源投入時に以下の一連の処理が開始される。
制御機器100は、通信回路などの通信インターフェイスを介して、蓄電装置30などの外部装置から蓄電装置30の定格電圧情報を受信(取得)したか否かを判断する(ステップS10)。制御機器100は、当該定格電圧情報を受信していない場合には(ステップS10においてNO)、ステップS10からの処理を繰り返す。これに対して、制御機器100は、当該定格電圧情報を受信した場合には(ステップS10においてYES)、制御信号を電力変換器120に送信することで、蓄電装置30の定格電圧に基づいて電力変換を実行し、変換された電力を蓄電装置30に供給するように指示する(ステップS12)。そして、制御機器100は、処理を終了する。
実施の形態1によると、パワーコンディショナは、負荷部などから送信された定格電圧情報を受信して当該定格電圧情報に基づいて電力変換を行なう。負荷部の定格電圧に適した電圧で自動的に電力変換が実行されるとともに、ユーザの誤設定を回避することが可能となる。そのため、負荷部には定格に応じた電力が確実に供給されるため、負荷部に対して誤った電圧を印加されるのを防止することができ、負荷部の故障などを回避することができる。また、定格電圧が高い蓄電装置などを充電する場合には、当該定格電圧に応じた電力が供給されるため、より早く充電することが可能となる。そのため、日中などに一日の発電時間が限られている太陽電池20から供給される電力を無駄にすることがない。
[実施の形態2]
<全体構成>
図5は、実施の形態2に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システム1100の全体の構成を概略的に示す図である。図5を参照して、電力供給システム1100は、制御機器100がユーザからの入力を受け付け可能に構成されている点で図1に示した電力供給システム1000と異なる。電力供給システム1100の他の構成は、電力供給システム1000の構成と同等であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
<制御機器の機能構成>
図6は、実施の形態2に従う制御機器100の機能ブロック図である。図6を参照して、制御機器100は、その主たる機能構成として、通信部202と、指示部204と、入力部206と、一致判断部208と、報知部210とを含む。実施の形態2に従う制御機器100は、入力部206、一致判断部208、および報知部210をさらに含む点において、図3に示した実施の形態1に従う制御機器100と異なる。
通信部202は、図3(実施の形態1)で示した通信部202と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
入力部206は、ユーザ操作により負荷部の定格電圧情報の入力を受け付ける。具体的には、入力部206は、ユーザからの入力を受け付けるためのタッチパネル、ボタン、キーボードなどで実現される機能である。これにより、ユーザは、確認した蓄電装置30の定格電圧情報を制御機器100に直接入力することが可能となる。
一致判断部208は、通信部202により受信された定格電圧情報(以下「第1の定格電圧情報」とも称す。)と、入力部206により受け付けられた定格電圧情報(以下「第2の定格電圧情報」とも称す。)とが一致しているか否かを判断する。具体的には、一致判断部208は、蓄電装置30、外部サーバなどから受信した第1の定格電圧情報と、ユーザにより直接入力された第2の定格電圧情報とが一致するか否かを判断する。そして、一致判断部208は、第1および第2の定格電圧情報が一致する場合には、エラーなし(正常)と判断し、当該判断結果を指示部204に送出する。一方、一致判断部208は、第1および第2の定格電圧情報が一致しない場合には、エラーありと判断し、当該判断結果を報知部210に送出する。なお、本実施の形態において「一致」とは、第1および第2の定格電圧情報とが完全に一致することのみならず、互いの電圧値の一致度合いが一定の範囲内(たとえば、誤差が1V未満)である場合を含む。一致判断部208が用いる当該一定の範囲内は、設定することが可能であり、その設定に係る情報の全部または一部を入力部206から与えられるようにしてもよい。
指示部204は、一致判断部208により第1および第2の定格電圧情報とが一致すると判断された場合に、直流バス140からの直流電力を当該一致する定格電圧情報に基づく電力に変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給するように電力変換器120に指示する。すなわち、第1および第2の定格電圧情報が一致しない場合には、指示部204により電力変換器120に対して電力変換の指示が与えられない。そのため、電力変換器120により電力変換が実行されず蓄電装置30に対して電力は供給されない。
報知部210は、第1および第2の定格電圧情報が一致しない場合には、エラーを報知する。具体的には、報知部210がエラーを報知する方法としては、エラー報知灯(図示せず)を点灯させる、警報音を発生させる、または制御機器100の表示部(図示せず)に「蓄電装置の定格電圧を確認して下さい!!」といったエラーメッセージを表示させるなどの方法を採ることができる。
なお、制御機器100は、報知部210を含まない構成であってもよい。つまり、当該構成の場合、制御機器100は、第1および第2の定格電圧情報が一致しない場合でも、報知動作を行なわない。
<制御機器の制御方式>
図7は、実施の形態2に従う制御機器100による制御を説明するためのフローチャートである。図7を参照して、たとえば、蓄電装置30の電源投入時に以下の一連の処理が開始される。
ステップS20の処理は、図4のステップS10の処理と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。制御機器100は、通信回路などの通信インターフェイスを介して、蓄電装置30などの外部装置から蓄電装置30の定格電圧情報を受信した場合には(ステップS20においてYES)、ボタンなどを介してユーザからの入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS22)。
制御機器100は、ユーザからの入力を受け付けていない場合には(ステップS22においてNO)、ステップS22の処理を繰り返す。これに対して、制御機器100は、ユーザからの入力を受け付けた場合には(ステップS22においてYES)、エラーがあるか否かを判断する(ステップS24)。具体的には、制御機器100は、外部装置(蓄電装置30または外部サーバなど)から受信した第1の定格電圧情報と、ユーザにより入力された第2の定格電圧情報とが一致する場合にはエラーなしと判断し、第1および第2の定格電圧情報が一致しない場合にはエラーありと判断する。
制御機器100は、エラーなし(第1および第2の定格電圧情報が一致)と判断した場合には(ステップS24においてNO)、制御信号を電力変換器120に送信することで、当該一致した定格電圧情報に基づいて電力変換を実行し、変換された電力を蓄電装置30に供給するように指示する(ステップS26)。そして、制御機器100は、処理を終了する。これに対して、制御機器100は、エラーあり(第1および第2の定格電圧情報が不一致)と判断した場合には(ステップS24においてYES)、エラーをユーザに報知する(ステップS28)。この場合、制御機器100は、制御信号を電力変換器120に送信しない。そして、制御機器100は、処理を終了する。
なお、上記において、ステップS20およびステップS22の処理は、ステップS22、ステップS20の順で処理されてもよいし、並行して処理されてもよい。
実施の形態2によると、パワーコンディショナは、受信した定格電圧情報とユーザが入力した定格電圧情報とを比較して、これらが一致した場合に限り電力変換を実行するため、安全性をより高めることが可能となる。
[実施の形態3]
<全体構成>
図8は、実施の形態3に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システム1200の全体の構成を概略的に示す図である。図8を参照して、電力供給システム1200は、パワーコンディショナ10が開閉器130および132をさらに含む点において、図1に示した電力供給システム1000と異なる。電力供給システム1200の他の構成は、電力供給システム1000の構成と同等であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
開閉器130および132は、たとえば直流リレー、直流ブレーカー、またはパワーMOSFET等の電力スイッチング素子である。開閉器130は、直流バス140と電力変換器120との間に設けられている。開閉器130は、制御機器100からの接続信号(論理ハイ)に応答して電力変換器120を直流バス140に接続し、制御機器100からの遮断信号(論理ロー)に応答して直流バス140から電力変換器120を切り離す。開閉器132は、直流バス140と負荷部(蓄電装置30)との間に設けられている。開閉器132は、制御機器100からの接続信号(論理ハイ)に応答してDC/DC変換器110を直流バス140に接続し、制御機器100からの遮断信号(論理ロー)に応答して直流バス140からDC/DC変換器110を切り離す。
<制御機器の機能構成>
図9は、実施の形態3に従う制御機器100の機能ブロック図である。図9を参照して、制御機器100は、その主たる機能構成として、通信部202と、指示部204と、記憶部212と、判断部214と、接続制御部216とを含む。実施の形態3に従う制御機器100は、記憶部212と、判断部214と、接続制御部216をさらに含む点において、図3に示した実施の形態1に従う制御機器100と異なる。
通信部202は、図3(実施の形態1)で示した通信部202と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
記憶部212は、DC/DC変換器110が直流バス140に出力する電力の電圧値を示す出力電圧情報を記憶する。具体的には、電圧情報は、DC/DC変換器110が太陽電池20から受けた電力の電圧を変換するときに目標とする電圧値である。記憶部212は、たとえば、制御機器100が備えるRAM、ROMなどのメモリによって実現される。
判断部214は、記憶部212に記憶された出力電圧情報と、通信部202により受信された定格電圧情報とに基づいて、DC/DC変換器110の出力電圧と、負荷部(蓄電装置30)の定格電圧とが一致するか否かを判断する。具体的には、判断部214は、蓄電装置30が直流負荷であり、かつ定格電圧の大きさ(定格電圧値)がDC/DC変換器110の出力電圧の大きさ(出力電圧値)と一致するか否かを判断する。なお、本実施の形態において、定格電圧値と出力電圧値とが「一致する」とは、DC/DC変換器110の出力電圧値、負荷部(蓄電装置30)の定格電圧値とが完全に一致することのみならず、互いの電圧値の一致度合いが一定の範囲内(たとえば、誤差が1V未満)である場合を含む。当該一定の範囲内は、ユーザによって任意に定めることが可能である。
接続制御部216は、判断部214によりDC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致すると判断された場合に、直流バス140から電力変換器120を切り離すように開閉器130を制御し、直流バス140と蓄電装置30とを接続させるように開閉器132を制御する。具体的には、接続制御部216は、遮断信号(OFF信号)を開閉器130に出力し、直流バス140と蓄電装置30とを接続させる接続信号(ON信号)を開閉器132に出力する。ただし、現時点で開閉器130および開閉器132が開状態(OFF状態)である場合には、接続信号(ON信号)を開閉器132に出力するのみでよい。つまり、現時点での開閉器130および132の開閉状態を考慮して、各々の開閉器に接続信号または遮断信号を出力すればよい。このとき、DC/DC変換器110から直流バス140に供給された電力が、電力変換器120を介さずに蓄電装置30に直接供給される。
一方、接続制御部216は、判断部214によりDC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致しないと判断された場合に、DC/DC変換器110と電力変換器120とを接続させるように開閉器130を制御し、直流バス140から蓄電装置30を切り離すように開閉器132を制御する。具体的には、接続制御部216は、接続信号(ON信号)を開閉器130に出力し、遮断信号(OFF信号)を開閉器132に出力する。なお、この場合も、現時点での開閉器130および132の開閉状態を考慮して、各々の開閉器に接続信号または遮断信号を出力すればよい。
指示部204は、判断部214によりDC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致しないと判断された場合には、直流バス140からの直流電力を通信部202により受信された蓄電装置30の定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように電力変換器120に指示する。判断部214によりDC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致すると判断された場合には、指示部204により電力変換器120に対して電力変換の指示が与えられない。そのため、電力変換器120により電力変換が実行されない。これは、DC/DC変換器110から直流バス140に供給される電力は、電力変換器120を介すことなく蓄電装置30に直接供給されるためである。
<制御機器の制御方式>
図10は、実施の形態3に従う制御機器100による制御を説明するためのフローチャートである。図10を参照して、たとえば、蓄電装置30の電源投入時に以下の一連の処理が開始される。ここでは、制御機器100は、開閉器130および132の開閉状態が不明であり、いずれの開閉器にも接続信号または遮断信号を出力するものとする。
ステップS30の処理は、図4のステップS10の処理と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。制御機器100は、通信回路などの通信インターフェイスを介して、蓄電装置30などの外部装置から蓄電装置30の定格電圧情報を受信した場合には(ステップS30においてYES)、DC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致するか否かを判断する(ステップS32)。
DC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致する場合には(ステップS32においてYES)、制御機器100は、直流バス140から電力変換器120を切り離す遮断信号(OFF信号)を開閉器130に出力し、直流バス140と蓄電装置30とを接続させる接続信号(ON信号)を開閉器132に出力する(ステップS34)。そして、制御機器100は、処理を終了する。このとき、DC/DC変換器110から直流バス140に供給される電力が、電力変換器120を介すことなく蓄電装置30に直接供給される。
これに対して、DC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致しない場合には(ステップS32においてNO)、制御機器100は、直流バス140と電力変換器120とを接続させる接続信号(ON信号)を開閉器130に出力し、直流バス140から蓄電装置30を切り離す遮断信号(OFF信号)を開閉器132に出力する(ステップS36)。続いて、制御機器100は、制御信号を電力変換器120に送信することで、受信した定格電圧情報に基づいて電力変換を実行し、変換された電力を蓄電装置30に供給するように指示する(ステップS38)。そして、制御機器100は、処理を終了する。
実施の形態3によると、負荷部の定格電圧がDC/DC変換器の出力電圧と同じ場合には、電力変換器を介さずに電力が負荷部に供給されることから電力変換器による電力損失がなくなり、直流電力源の供給電力をより有効に活用することができる。
[実施の形態4]
実施の形態3では、制御機器100は、受信した蓄電装置30が直流負荷であり、かつ定格電圧値がDC/DC変換器110の出力電圧値と一致しているときに、電力変換器120を介さずにDC/DC変換器110から直流バス140を介して電力を蓄電装置30に供給する実施形態について説明した。実施の形態4は実施の形態3の変形例であり、制御機器100が蓄電装置30が直流負荷である場合には、DC/DC変換器110の出力電圧値を定格電圧値に合わせるように制御する形態について説明する。
<全体構成>
実施の形態4に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システムの全体構成は、制御機器100がDC/DC変換器110に対して制御信号を送信する点について、図8に示す電力供給システム1200の全体構成と異なる。実施の形態4(実施の形態3の変形例)に従う電力供給システムの他の構成は、実施の形態3に従う電力供給システム1200の構成と同等であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
<制御機器の機能構成>
実施の形態4に従う制御機器100の機能ブロックは、図9で示した実施の形態3に従う制御機器100の機能ブロックと同様であるため、図9を参照して、実施の形態4に従う制御機器100の機能構成について説明する。
通信部202および記憶部212は、上述した実施の形態3に従う通信部202および記憶部212と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
判断部214は、記憶部212に記憶された出力電圧情報と、通信部202により受信された定格電圧情報とに基づいて、負荷部(蓄電装置30)が直流負荷か否かを判断する。具体的には、判断部214は、出力電圧の電圧の種類(直流)と、定格電圧の電圧の種類(直流または交流)とが一致するか否かを判断する。つまり、判断部214は、定格電圧の電圧の種類が直流であるか否かを判断する。なお、判断部214は、定格電圧情報のみから当該判断を行なう場合であってもよい。
接続制御部216は、判断部214により蓄電装置30が直流負荷ではないと判断された場合には、DC/DC変換器110と電力変換器120とを接続するように開閉器130を制御し、直流バス140から蓄電装置30を切り離すように開閉器132を制御する。一方、接続制御部216は、判断部214により蓄電装置30が直流負荷であると判断された場合に、直流バス140から電力変換器120を切り離すように開閉器130を制御し、直流バス140と蓄電装置30とを接続させるように開閉器132を制御する。なお、現時点での開閉器130および132の開閉状態を考慮して、各々の開閉器に接続信号または遮断信号を出力すればよい点は上述のとおりである。
指示部204は、判断部214により蓄電装置30が直流負荷であると判断された場合には、直流バス140からの直流電力を通信部202により受信された蓄電装置30の定格電圧情報に基づいて電力変換するようにDC/DC変換器110に指示する。具体的には、指示部204は、蓄電装置30に定格電圧値を目標値として電圧変換を実行するようにDC/DC変換器110に指示する。開閉器130が開状態、開閉器132が閉状態となっているため、DC/DC変換器110によって定格電圧値に基づく直流電力に変換され、当該電力が直流バス140を介して蓄電装置30に供給される。
<制御機器の制御方式>
図11は、実施の形態4に従う制御機器100による制御を説明するためのフローチャートである。図11を参照して、たとえば、蓄電装置30の電源投入時に以下の一連の処理が開始される。ここでは、実施の形態3と同様に制御機器100は、開閉器130および132の開閉状態が不明であり、いずれの開閉器にも接続信号または遮断信号を出力するものとする。
ステップS40の処理は、図4のステップS10の処理と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。制御機器100は、制御機器100は、通信回路などの通信インターフェイスを介して、蓄電装置30などの外部装置から蓄電装置30の定格電圧情報を受信した場合には(ステップS40においてYES)、通信部202により受信された蓄電装置30の定格電圧情報に基づいて、蓄電装置30が直流負荷であるか否かを判断する(ステップS42)。
蓄電装置30が直流負荷でない場合には(ステップS42においてNO)、制御機器100は、ステップS48およびステップS49の処理を実行して処理を終了する。ステップS48およびステップS49の処理は、それぞれ図10のステップS36およびステップS38の処理と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
これに対して、蓄電装置30が直流負荷である場合には(ステップS42においてYES)、制御機器100は、直流バス140から電力変換器120を切り離す遮断信号(OFF信号)を開閉器130に出力し、直流バス140と蓄電装置30とを接続させる接続信号(ON信号)を開閉器132に出力する(ステップS44)。制御機器100は、直流バス140からの直流電力を蓄電装置30の定格電圧値に基づく直流電力に変換するようにDC/DC変換器110に指示する(ステップS46)。そして、制御機器100は、処理を終了する。
実施の形態4によると、負荷部が直流負荷の場合には、電力変換器120を介さないDC/DC変換器110のみでの電力変換が可能となるため、DC/DC変換器110および電力変換器120を用いる電力変換よりも電力損失が小さく有利となる。
[実施の形態5]
図12は、実施の形態5に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システム1300の全体の構成を概略的に示す図である。図12を参照して、電力供給システム1300は、パワーコンディショナ10が電力変換器150および給電端子54をさらに含み、蓄電装置30とは異なる他の負荷部(家電機器40)が給電端子54に接続されている点において、図1に示した実施の形態1に従う電力供給システム1000と異なる。電力供給システム1300の他の構成は、電力供給システム1000の構成と同等であるため、その詳細な説明は繰り返さない。なお、パワーコンディショナ10が電力変換器150および給電端子54をさらに含む構成は、上述の実施の形態2〜4において採用される場合であってもよい。
電力変換器150は、直流バス140と他の負荷部(家電機器40)との間に設けられ、直流バス140からの直流電力を予め定められた電力に変換する。つまり、給電端子54に連結される他の負荷部は、電力変換器150が変換する電力に適した電源仕様の負荷部である。たとえば、電力変換器150が直流バス140から供給された直流電力をAC100Vの電力に変換するように予め設定されている場合には、AC100Vの電源仕様の家電機器40が給電端子54に接続される。電力変換器150は、たとえば、図2に示したような電力変換器120と同様の回路構成を有する。
給電端子54は、電力変換器150によって変換された電力を家電機器40を供給するための「給電部」を構成する。給電端子54に家電機器40が連結されることによって、家電機器40に当該変換された電力が供給される。
実施の形態5によると、供給される電力を調整可能な給電端子52には、専用の電源仕様を有する負荷部を接続し、供給される電力が固定の給電端子54には、一般的な電源仕様の負荷部を接続することで、直流電力源から供給される電力を有効に活用することができる。
[実施の形態6]
図13は、実施の形態6に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システム1400の全体の構成を概略的に示す図である。図13を参照して、電力供給システム1400は、電力変換器150が電力変換器120と家電機器40との間に設けられている点において、図12に示した電力供給システム1300と異なる。電力供給システム1400の他の構成は、電力供給システム1300の構成と同等であるため、その詳細な説明は繰り返さない。なお、家電機器40は、蓄電装置、その他の直流負荷、交流負荷であってもよい。
電力変換器150は、電力変換器120と他の負荷部(家電機器40)との間に設けられ、電力変換器120からの電力を予め定められた電力に変換する。上述のように、電力変換器120は、蓄電装置30の定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうことから、電力変換器150には、当該変換された電力が供給される。電力変換器150は、当該供給された電力を予め定められた電力(たとえば、AC100V)に変換する。
実施の形態6によると、供給される電力を調整可能な給電端子52には、専用の電源仕様を有する負荷部を接続し、供給される電力が固定の給電端子54には、一般的な電源仕様の負荷部を接続することで、直流電力源から供給される電力を有効に活用することができる。
[実施の形態7]
<全体構成>
図14は、実施の形態7に従うパワーコンディショナが適用される電力供給システム1500の全体の構成を概略的に示す図である。図14を参照して、電力供給システム1500は、パワーコンディショナ10の制御機器100が蓄電装置30および家電機器40から、それぞれの定格電圧情報を受信して、各々の定格電圧情報に基づいて電力変換器120および電力変換器150を制御する点において、図12に示した電力供給システム1300と異なる。電力供給システム1500の他の構成は、電力供給システム1300の構成と同等であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
電力変換器120は、直流バス140からの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給可能に構成されている。電力変換器150は、直流バス140からの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を家電機器40に供給可能に構成されている。
<制御機器の機能構成>
実施の形態7に従う制御機器100の機能ブロックは、図3で示した実施の形態1に従う制御機器100の機能ブロックと同様であるため、図3を参照して、実施の形態7に従う制御機器100の機能構成について説明する。
通信部202は、第1の負荷部(蓄電装置30)の定格電圧を示す第1の定格電圧情報と、第2の負荷部(家電機器40)の定格電圧を示す第2の定格電圧情報とを外部から受信する。具体的には、通信部202は、蓄電装置30から第1の定格電圧情報を受信し、家電機器40から第2の定格電圧情報を受信する。なお、上述したように外部サーバ、測定器などからこれらの情報を受信してもよい。
指示部204は、直流バス140からの直流電力を第1の定格電圧情報に基づいて電力変換を行ない、当該変換された電力を蓄電装置30に供給するように電力変換器120に指示する。また、指示部204は、直流バス140からの直流電力を第2の定格電圧情報に基づいて電力変換を行ない、当該変換された電力を家電機器40に供給するように電力変換器150に指示する。
<制御機器の制御方式>
図15は、実施の形態7に従う制御機器100による制御を説明するためのフローチャートである。図15を参照して、たとえば、蓄電装置30の電源投入時に以下の一連の処理が開始される。
制御機器100は、通信回路などの通信インターフェイスを介して蓄電装置30および家電機器40の定格電圧情報を受信したか否かを判断する(ステップS50)。制御機器100は、これらの定格電圧情報を受信していない場合には(ステップS50においてNO)、ステップS50からの処理を繰り返す。これに対して、制御機器100は、当該定格電圧情報を受信した場合には(ステップS50においてYES)、制御信号を電力変換器120に送信することにより、蓄電装置30の定格電圧で電力変換を実行するように電力変換器120に指示するとともに、制御信号を電力変換器150に送信することにより、家電機器40の定格電圧で電力変換を実行するように電力変換器150に指示する(ステップS52)。そして、制御機器100は、処理を終了する。
上記では、蓄電装置30および家電機器40の定格電圧情報を受信した場合に、電力変換器120および150に電力変換を実行するように指示する場合について説明したが、これに限られず、個別に電力変換を実行するように指示する場合であってもよい。たとえば、蓄電装置30の定格電圧情報を受信し、家電機器40の定格電圧情報を受信していない場合には、電力変換器120のみに電力変換を実行するように指示してもよい。
なお、図14に示す実施の形態7の全体構成においてもパワーコンディショナ10の制御機器100が蓄電装置30および家電機器40から各々の定格電圧情報を受信して、各々の定格電圧情報に基づいて電力変換器120および電力変換器150を制御してもよい。ただし、この場合には、電力変換器120からの供給される電力には直流、交流が考えられるため、電力変換器150は、図2に示すような回路構成において公知の技術によりスイッチング動作を調整することで、DC/DC変換、DC/AC変換などの変換動作を行なうことができるように構成されていることが好ましい。
実施の形態7によると、複数の負荷部が接続され、それらの負荷部に適した電力を供給することが可能となり、直流電力源から供給される電力をより有効に活用することが可能となる。
[まとめ]
本発明の実施の形態は次のように要約することができる。
(1)蓄電装置30と太陽電池20との間に結合されるパワーコンディショナ10であって、太陽電池20からの直流電力が供給される直流バス140と、直流バス140からの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給可能に構成された電力変換器120と、蓄電装置30への電力を制御する制御機器100とを備え、制御機器100は、蓄電装置30の定格電圧を示す定格電圧情報を外部から受信するための通信部202と、通信部202によって受信された定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように電力変換器120に指示するための指示部204とを含む、パワーコンディショナ10。
上記構成によると、蓄電装置30の定格電圧に適した電圧で自動的に電力変換が実行されるとともに、ユーザによる誤設定を回避することが可能となり、蓄電装置30の故障などを防止することができる。
(2)指示部204は、直流バス140からの直流電力の電圧を蓄電装置30の定格電圧に変換して、当該変換された電圧の電力を蓄電装置30に供給するように電力変換器120に指示する、パワーコンディショナ10。
上記構成によると、直流電力の電圧が蓄電装置30の定格電圧に変換されて、当該変換された電圧の電力が供給されるため、蓄電装置30に対して誤った電圧が印加されるのを確実に防止することができ、蓄電装置30の故障などを回避することができる。
(3)太陽電池20からの直流電力を電圧変換して直流バス140に出力するためのDC/DC変換器110と、直流バス140と電力変換器120との間に設けられた開閉器130と、直流バス140と蓄電装置30との間に設けられた開閉器132とをさらに備え、制御機器100は、DC/DC変換器110の出力電圧と、蓄電装置30の定格電圧とが一致するか否かを判断するための判断部214と、DC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致する場合に、直流バス140から電力変換器120を切り離すように開閉器130を制御し、開閉器132に直流バス140と蓄電装置30とを接続させるように開閉器132を制御する接続制御部216とをさらに含む、パワーコンディショナ10。
上記構成によると、蓄電装置30の定格電圧がDC/DC変換器110の出力電圧と同じ場合には、電力変換器120を介さずに電力が蓄電装置30に供給されることから電力変換器120による電力損失がなくなり、太陽電池20の発電電力をより有効に活用することができる。
(4)接続制御部216は、DC/DC変換器110の出力電圧と蓄電装置30の定格電圧とが一致しない場合に、直流バス140と電力変換器120とを接続させるように開閉器130を制御し、直流バス140から蓄電装置30を切り離すように開閉器132を制御する、パワーコンディショナ10。
上記構成によると、蓄電装置30の定格電圧がDC/DC変換器110の出力電圧と異なる場合には、電力変換器120を介して蓄電装置30の定格電圧に応じた電力が蓄電装置30に供給されるため、太陽電池20の発電電力を有効に活用することができる。
(5)パワーコンディショナ10は、家電機器40をさらに接続可能に構成されており、直流バス140と家電機器40との間に設けられ、直流バス140からの直流電力を予め定められた電力に変換して、当該変換された電力を家電機器40に供給可能に構成された電力変換器150をさらに備える、パワーコンディショナ10。
上記構成によると、たとえば、供給される電力を調整可能な給電端子52には、定格電圧の大きい蓄電装置30を接続し、供給される電力が固定の給電端子54には、一般的な家電機器40を接続することで、太陽電池20から供給される電力を有効に活用することができる。
(6)パワーコンディショナ10は、家電機器40をさらに接続可能に構成されており、電力変換器120と他の蓄電装置30との間に設けられ、電力変換器120からの電力を予め定められた電力に変換して、当該変換された電力を家電機器40に供給可能に構成された他の電力変換器120をさらに備える、パワーコンディショナ10。
上記構成によると、たとえば、供給される電力を調整可能な給電端子52には、定格電圧の大きい蓄電装置30を接続し、供給される電力が固定の給電端子54には、一般的な家電機器40を接続することで、太陽電池20から供給される電力を有効に活用することができる。
(7)太陽電池20を直流バス140に電気的に接続するための接続端子50と、電力変換器120から蓄電装置30に電力を供給するための給電端子52、54とをさらに備える、パワーコンディショナ10。
上記構成によれば、パワーコンディショナ内に接続端子50と、給電端子52、54が配置されるため、パワーコンディショナの施工業者は接続端子50および給電端子52、54を別途用意する必要がない。
(8)制御機器100は、ユーザ操作により蓄電装置30の定格電圧情報の入力を受け付けるための入力部206と、通信部202により受け付けられた定格電圧情報と、入力部206により受け付けられた定格電圧情報とが一致しているか否かを判断するための一致判断部208と、通信部202により受け付けられた定格電圧情報と、入力部206により受け付けられた定格電圧情報とが一致しない場合に、エラーを報知するための報知部210とをさらに含む、パワーコンディショナ10。
上記構成によれば、パワーコンディショナ10は、受信した定格電圧情報とユーザが入力した定格電圧情報とを比較して、これらが一致しない場合には、エラーが報知されるため、ユーザに注意喚起を促すことが可能となる。
(9)指示部204は、通信部202により受信された定格電圧情報と、入力部206により受け付けられた定格電圧情報とが一致する場合に、直流バス140からの直流電力を当該一致した定格電圧情報に基づく電力に変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給するように電力変換器120に指示する、パワーコンディショナ10。
上記構成によれば、パワーコンディショナ10は、受信した定格電圧情報とユーザが入力した定格電圧情報とを比較して、これらが一致した場合に限り電力変換を実行するため、安全性をより高めることが可能となる。
(10)負荷部は、電力を貯蔵可能に構成された蓄電池を含む、パワーコンディショナ10。
上記構成によれば、定格電圧の大きい蓄電池であっても、当該定格電圧に適した電力が供給されるため、より早く蓄電池を充電することが可能となる。
(11)蓄電装置30および家電機器40と太陽電池20との間に結合されたパワーコンディショナ10であって、太陽電池20からの直流電力が供給される直流バス140と、直流バス140からの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給可能に構成された電力変換器120と、直流バス140からの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を家電機器40に供給可能に構成された電力変換器150と、蓄電装置30および家電機器40への電力を制御するための制御機器100とを備え、制御機器100は、蓄電装置30の定格電圧を示す第1の定格電圧情報と、家電機器40の定格電圧を示す第2の定格電圧情報とを外部から受信するための通信部202と、直流バス140からの直流電力を第1の定格電圧情報に基づく電力に変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給するように電力変換器120に指示し、直流バス140からの直流電力を第2の定格電圧情報に基づく電力に変換して、当該変換された電力を家電機器40に供給するように電力変換器150に指示するための指示部204とを含む、パワーコンディショナ10。
上記構成によると、蓄電装置30および家電機器40のそれぞれにに適した電力を供給することが可能となり、太陽電池20から供給される発電電力をより有効に活用することが可能となる。
(12)蓄電装置30と太陽電池20との間に結合されるパワーコンディショナ10の制御方法であって、パワーコンディショナ10は、太陽電池20からの直流電力が供給される直流バス140と、直流バス140からの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給可能に構成された電力変換器120とを備え、パワーコンディショナ10の制御方法は、蓄電装置30の定格電圧を示す定格電圧情報を外部から受信するステップS10と、直流バス140からの直流電力を通信部202によって受信された定格電圧情報に基づく電力に変換して、当該変換された電力を蓄電装置30に供給するように電力変換器120に指示するステップS12とを含む、パワーコンディショナ10の制御方法。
上記構成によると、蓄電装置30の定格電圧に適した電圧で自動的に電力変換が実行されるとともに、ユーザによる誤設定を回避することが可能となり、蓄電装置30の故障などを防止することができる。
なお、上述した実施の形態において、他の実施の形態で説明した処理や構成を適宜採用して実施する場合であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 パワーコンディショナ、20 太陽電池、30 蓄電装置、40 家電機器、50 接続端子、52,54 給電端子、60 電力変換部、62,63 連系リアクトル、64 変換制御部、66 直流電圧検出部、100 制御機器、110 DC/DC変換器、120,150 電力変換器、130,132 開閉器、140 直流バス、202 通信部、204 指示部、206 入力部、208 一致判断部、210 報知部、212 記憶部、214 判断部、216 接続制御部、1000,1100,1200,1300,1400,1500 電力供給システム。

Claims (5)

  1. 負荷部および直流電力源に接続されるパワーコンディショナであって、
    前記直流電力源からの直流電力が供給される直流バスと、
    前記直流バスからの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を前記負荷部に供給可能に構成された電力変換装置と、
    前記負荷部への電力を制御する制御機器とを備え、
    前記制御機器は、
    前記負荷部の定格電圧を示す定格電圧情報を外部から受信するための受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように前記電力変換装置に指示するための指示手段とを含む、パワーコンディショナ。
  2. 前記直流電力源からの直流電力を電圧変換して前記直流バスに出力するための電圧変換部と、
    前記直流バスと前記電力変換装置との間に設けられた第1の開閉器と、
    前記直流バスと前記負荷部との間に設けられた第2の開閉器とをさらに備え、
    前記制御機器は、
    前記電圧変換部の出力電圧と、前記負荷部の前記定格電圧とが一致するか否かを判断するための判断手段と、
    前記電圧変換部の出力電圧と前記負荷部の前記定格電圧とが一致する場合に、前記直流バスから前記電力変換装置を切り離すように前記第1の開閉器を制御し、前記第2の開閉器に前記直流バスと前記負荷部とを接続させるように前記第2の開閉器を制御する接続制御手段とをさらに含む、請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  3. 前記制御機器は、
    ユーザ操作により前記負荷部の定格電圧情報の入力を受け付けるための入力手段と、
    前記受信手段により受け付けられた定格電圧情報と、前記入力手段により受け付けられた定格電圧情報とが一致しているか否かを判断するための一致判断手段と、
    前記受信手段により受け付けられた定格電圧情報と、前記入力手段により受け付けられた定格電圧情報とが一致しない場合に、エラーを報知するための報知手段とをさらに含む、請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  4. 前記パワーコンディショナは、他の負荷部をさらに接続可能に構成されており、
    前記直流バスと前記他の負荷部との間に設けられ、前記直流バスからの直流電力を予め定められた電力に変換して、当該変換された電力を前記他の負荷部に供給可能に構成された他の電力変換装置をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパワーコンディショナ。
  5. 複数の負荷部と直流電力源との間に結合されたパワーコンディショナであって、
    前記直流電力源からの直流電力が供給される直流バスと、
    前記直流バスからの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を第1の負荷部に供給可能に構成された第1の電力変換装置と、
    前記直流バスからの直流電力を電力変換して、当該変換された電力を第2の負荷部に供給可能に構成された第2の電力変換装置と、
    前記複数の負荷部への電力を制御するための制御機器とを備え、
    前記制御機器は、
    前記第1の負荷部の定格電圧を示す第1の定格電圧情報と、前記第2の負荷部の定格電圧を示す第2の定格電圧情報とを外部から受信するための受信手段と、
    前記第1の定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように前記第1の電力変換装置に指示し、前記第2の定格電圧情報に基づいて電力変換を行なうように前記第2の電力変換装置に指示するための指示手段とを含む、パワーコンディショナ。
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