JP2015072178A - 水底地盤貫入深度計測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大水深域の水底地盤へのコーン貫入試験用プローブの貫入深度を精度よく計測するのに適した水底地盤貫入深度計測装置を提供する。【解決手段】水底地盤へのプローブ12の貫入深度を計測する装置10であって、プローブ12の後端側に連結するロッド14の延在方向に沿って所定間隔でロッド14に設けた磁気発生部16と、ロッド14の外周側においてロッド14の延在方向に相対移動自在に配置され、ロッド14がプローブ12を介して水底地盤に貫入する際には水底地盤の表面位置に留まる水底位置係留部18と、水底位置係留部18に設けられ、磁気発生部16からの発生磁気を検知する磁気検知部20と、ロッド14がプローブ12を介して水底地盤に貫入する際の磁気検知部20の検知に基づいて、プローブ12の貫入深度を計測して記録する深度計測部22とを備えるようにする。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば大水深域の水底地盤調査などで用いられるコーン貫入試験用プローブの地盤貫入深度を計測するための水底地盤貫入深度計測装置に関するものである。
メタンハイドレートは石油・天然ガスに代わる次世代資源として脚光を浴びている。日本周辺海域にも、日本の天然ガスの年間消費量の100倍のメタンハイドレートが賦存しており、それを安全にしかも経済的に産出する技術の開発が求められている。その中でも、特にメタンハイドレートおよびメタンハイドレート堆積地盤の物性把握は重要課題として位置付けられている。
通常、試料の物性を調べるためには、サンプリングした試料を実験室に運搬して室内試験を行うのが一般的である。しかし、メタンハイドレートは低温高圧条件では安定しているが、常温常圧条件では容易に水とガスに分解する性質を有しているため、採取した堆積土試料はサンプリング時の応力解放の影響を受け、ハイドレート分解に伴うガス発生および溶存ガスの体積増加による構造的な乱れが発生する可能性が指摘されている。すなわち、応力解放による乱れの影響を受けない高品質な特性値を把握することが重要である。
メタンハイドレートが存在するのは水深300m以深の海底地盤であることから、従来、このような条件では、コーン圧入・引抜き装置、データ収録装置などを搭載したユニットおよび信号ケーブルを海底に降ろし、そこから反力を取りながらコーン貫入試験を行っていた。しかし、そのユニットおよび信号ケーブルの上げ下ろし等の操作を行うためには大きなウインチを有する掘削船や掘削リグが不可欠であり、調査には多大な費用と時間を要するため、こうした大水深域での測定例は極めて少ないのが現状である。
このような問題を解決するため、本発明者は、特許文献1に示されるコーン貫入試験機、および、特許文献2に示される装置を既に提案している。図5に、特許文献1のコーン貫入試験機に用いる貫入プローブを示す。図5に示すように、この貫入プローブ1は、先端部のコーン2と、コーン2の後端側に連結した長尺中空部3とからなる。長尺中空部3内部にはコーン2に作用する水圧を検知する水圧計4a、貫入圧力を検知するためのロードセル4bと、データを記録するデータロガー5と、バッテリ6とが内蔵されている。
この貫入プローブ1を用いた大水深域コーン貫入試験の概要は図6に示すとおりである。図6の例では、長さ0.6m、外径36mmの貫入プローブ1の後端側に長さ4mのロッド7およびウェイト8を取り付けて行う場合を示している。この試験は、船上のウインチ9を用い、貫入プローブ1を例えば貫入速度0.5m/sで水底地盤Bに貫入する工程と、貫入圧力を計測した後、貫入プローブ1を船上へ引き上げる工程と、データロガー内の計測データをダウンロードする工程とからなる。
一方、従来の地盤調査用などの深度計測装置として、例えば特許文献3〜5に示すような技術が知られている。
ところで、大水深域において貫入抵抗計測時の貫入深度は直接計測できないことから、プローブの貫入速度を一定と仮定して経過時間に対応した値を計算し、これを貫入深度とみなしてきた。しかし、このような手法では、貫入抵抗の深度方向の変化を正確に評価することができず、大きな課題となっていた。これに対し、水圧から換算した水深に基づいて貫入深度を計測する手法が有効と考えられるが、従来の大水深用の水圧計(耐圧20MPa、水深2000m相当)では、水深計測の分解能が不足するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大水深域の水底地盤へのコーン貫入試験用プローブの貫入深度を精度よく計測するのに適した水底地盤貫入深度計測装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る水底地盤貫入深度計測装置は、水底地盤へのプローブの貫入深度を計測する装置であって、前記プローブの後端側に連結するロッドの延在方向に沿って所定間隔で前記ロッドに設けた磁気発生部と、前記ロッドの外周側において前記ロッドの延在方向に相対移動自在に配置され、前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際には前記水底地盤の表面位置に留まる水底位置係留部と、前記水底位置係留部に設けられ、前記磁気発生部からの発生磁気を検知する磁気検知部と、前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際の前記磁気検知部の検知に基づいて、前記プローブの貫入深度を計測して記録する深度計測部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置は、上述した発明において、前記磁気発生部を、前記ロッドの外周面に同軸状に設けたリング型の磁石で構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置は、上述した発明において、前記磁気発生部を、前記ロッドの延在方向に沿って等間隔に設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置は、上述した発明において、前記水底位置係留部を、前記ロッドの外周側に同軸状に設けたドーナツ状のプレートを含んで構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置は、上述した発明において、前記深度計測部を、前記水底位置係留部に設けたことを特徴とする。
本発明に係る水底地盤貫入深度計測装置によれば、水底地盤へのプローブの貫入深度を計測する装置であって、前記プローブの後端側に連結するロッドの延在方向に沿って所定間隔で前記ロッドに設けた磁気発生部と、前記ロッドの外周側において前記ロッドの延在方向に相対移動自在に配置され、前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際には前記水底地盤の表面位置に留まる水底位置係留部と、前記水底位置係留部に設けられ、前記磁気発生部からの発生磁気を検知する磁気検知部と、前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際の前記磁気検知部の検知に基づいて、前記プローブの貫入深度を計測して記録する深度計測部とを備えるので、水底地盤の表面位置に留まり続ける磁気検知部と、貫入深度に応じて磁気検知部を横切る所定間隔の磁気発生部とによって、大水深域の水底地盤へのプローブの貫入深度を精度よく計測することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記磁気発生部を、前記ロッドの外周面に同軸状に設けたリング型の磁石で構成したので、磁気発生部からの発生磁気をより確実に検知することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記磁気発生部を、前記ロッドの延在方向に沿って等間隔に設けたので、貫入深度の計測を容易にすることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記水底位置係留部を、前記ロッドの外周側に同軸状に設けたドーナツ状のプレートを含んで構成したので、このプレートが水底地盤の表面に当接することで水底位置係留部の水底地盤の内部への貫入をより確実に抑止することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記深度計測部を、前記水底位置係留部に設けたので、プローブを船上に引き上げた後で貫入深度の計測データを取得することができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る水底地盤貫入深度計測装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1に示すように、本発明に係る水底地盤貫入深度計測装置10は、水底地盤へのプローブの貫入深度を計測する装置であって、先端部のコーン2とコーン2の後端側に連結した長尺中空部3とからなるプローブ12と、このプローブ12の後端側に連結した長尺状のロッド14とに対して設けられるものである。
プローブ12は上記の従来の貫入プローブ1と同様の構成であり、ここでは図示しないが、長尺中空部3内部にはコーン2に作用する水圧を検知する水圧計と、貫入圧力を検知するためのロードセルと、データを記録するデータロガーと、バッテリとが内蔵されている。なお、プローブ12は、例えば外径36mm程度で長さ600mm程度のものを用いることが可能である。また、ロッド14は、例えばプローブ12と同程度の外径で長さ4000mm程度のものを用いることが可能である。ロッド4は、複数本から構成してもよく、例えば長さ2000mm程度のロッドを2本連結して用いてもよい。
本発明の水底地盤貫入深度計測装置10は、リング型磁石16(磁気発生部)と、水底検知リング18(水底位置係留部)と、磁気センサー20(磁気検知部)と、深度計測部22とをさらに備えている。
リング型磁石16(磁気発生部)は、ロッド14の外周面に同軸状に設けられるリング型の磁石であり、ロッド14の延在方向に沿って等間隔(例えば100mm程度の間隔)でロッド14の外周面に埋設配置されている。ここで、ロッド14の外径とリング型磁石16の外径は同一としてある。
水底検知リング18(水底位置係留部)は、プローブ12が水底地盤に貫入される前の段階では、プローブ12の外周側において同軸状に装着される一方で、プローブ12を水底地盤に貫入していく段階では、水底地盤の表面位置に留まるようにプローブ12の延在方向に相対移動自在に構成された筒状のものである。ここで、水底検知リング18の下部(プローブ12の先端側)には、径外方向に突出するドーナツ状のプレート24が同軸状に固定してあり、このプレート24が水底地盤の表面に当接することで水底検知リング18の水底地盤内部への貫入が抑止される。プローブ12の貫入深度が大きくなると、水底検知リング18およびドーナツ状のプレート24はやがてロッド14の外周側に位置するようになる。
図2−1および図2−2は、プローブ12を水底地盤Bに貫入した直後の状況を示したものである。図2−1および図2−2に示すように、磁気センサー20(磁気検知部)は、図外のロッド14の外周面のリング型磁石16からの発生磁気を検知する耐圧型のセンサーであり、水底検知リング18を貫通する小孔に埋設されている。磁気センサー20の感知面は、内側のプローブ12側に向けられており、貫入深度が大きくなった場合に図外のロッド14の外周面に対向可能となっている。ここで、例えば外径が36mm程度のロッド14の外周面と対向した場合に、磁気センサー20の感知面とリング型磁石16の対向距離が5mm程度以内となるよう、水底検知リング18の内径を45mm程度に設定してもよい。
深度計測部22は、ロッド14がプローブ12を介して水底地盤Bに貫入する際の磁気センサー20の検知に基づいて、プローブ12の貫入深度を計測するものであり、磁気センサー20とは反対側の水底検知リング18の外周面に設けられている。深度計測部22はマイクロコンピュータなどによる耐圧型の演算処理装置で構成され、磁気センサー20からの検知信号や、計測データを記録する耐圧型のデータロガー28を有している。深度計測部22と磁気センサー20は、信号ケーブル26を介して接続されている。
上記構成の動作および作用について図3を参照しながら説明する。
まず、図3(1)に示すように、本発明の水底地盤貫入深度計測装置10が設けられたプローブ12およびロッド14を水底地盤Bに向けて降ろしていく。図3(2)に示すように、プローブ12を水底地盤Bに貫入すると、プローブ12は水底地盤Bの内部に深く貫入していく一方で、水底検知リング18はドーナツ状のプレート24によって水底地盤Bの表面位置に留まり続ける。水底検知リング18に設けられた磁気センサー20および深度計測部22も、水底検知リング18と同様に水底地盤Bの表面位置に留まり続ける。
まず、図3(1)に示すように、本発明の水底地盤貫入深度計測装置10が設けられたプローブ12およびロッド14を水底地盤Bに向けて降ろしていく。図3(2)に示すように、プローブ12を水底地盤Bに貫入すると、プローブ12は水底地盤Bの内部に深く貫入していく一方で、水底検知リング18はドーナツ状のプレート24によって水底地盤Bの表面位置に留まり続ける。水底検知リング18に設けられた磁気センサー20および深度計測部22も、水底検知リング18と同様に水底地盤Bの表面位置に留まり続ける。
図3(3)に示すように、さらにプローブ12を貫入していくと、水底検知リング18はやがてロッド14の外周面に対向するようになる。磁気センサー20の位置を横切って通過するリング型磁石16からの発生磁気が、磁気センサー20によって検知される。検知した数は深度計測部22によってカウントされる。深度計測部22は、既知のリング型磁石16の配置間隔と、カウントに要した時間とに基づいて、プローブ12の貫入深度(貫入量)および貫入速度を演算する。演算された貫入深度および貫入速度は、計測データとしてデータロガー28に記録される。この後、プローブ12およびロッド14は図外の船上に引き上げられ、データロガー28内の計測データは回収・取得されることになる。なお、この計測データは、プローブ12内のデータロガーに別途記録された貫入圧力の計測データとともに回収される。
このように、本発明によれば、水底地盤Bの表面位置に留まり続ける磁気センサー20と、貫入深度に応じて磁気センサー20を横切る等間隔のリング型磁石16とによって、大水深域の水底地盤へのコーン貫入試験用プローブの貫入深度を精度よく計測することができる。
図4は、本発明によるプローブの貫入深度の計測概念を示した図である。図4(1)は通常の堆積地盤、図4(2)はメタンハイドレートが深度2m以深に堆積する地盤でのコーン先端抵抗値の測定を想定したものであり、それぞれ3回ずつ計測している。図4に示すように、貫入抵抗の深度方向の変化を正確に評価でき、堆積地盤の強度特性、メタンハイドレート堆積深度の推定が可能である。
なお、本発明の水底地盤貫入深度計測装置は、大水深域の水底(海底・湖底)地盤の表層数mの範囲を主な適用対象としている。これは、まさに水底の地盤表層に存在するメタンハイドレートの堆積深度であり、上述したように、測定例は極めて少ないのが現状であるが、本発明の水底地盤貫入深度計測装置を用いることで今後測定例が増えていくものと思われる。
また、上述した従来型のコーン貫入試験では、さらに深部までの調査が可能であるが、表層のみの調査を行う場合でも、深部調査と同様の費用と時間が必要であった。しかし、本発明の水底地盤貫入深度計測装置は、表層型ハイドレート調査だけではなく、海底・湖底の表層地盤の力学特性が求められる調査に広く効果を発揮することが可能である。
以上説明したように、本発明に係る水底地盤貫入深度計測装置によれば、水底地盤へのプローブの貫入深度を計測する装置であって、前記プローブの後端側に連結するロッドの延在方向に沿って所定間隔で前記ロッドに設けた磁気発生部と、前記ロッドの外周側において前記ロッドの延在方向に相対移動自在に配置され、前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際には前記水底地盤の表面位置に留まる水底位置係留部と、前記水底位置係留部に設けられ、前記磁気発生部からの発生磁気を検知する磁気検知部と、前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際の前記磁気検知部の検知に基づいて、前記プローブの貫入深度を計測して記録する深度計測部とを備えるので、水底地盤の表面位置に留まり続ける磁気検知部と、貫入深度に応じて磁気検知部を横切る所定間隔の磁気発生部とによって、大水深域の水底地盤へのプローブの貫入深度を精度よく計測することができる。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記磁気発生部を、前記ロッドの外周面に同軸状に設けたリング型の磁石で構成したので、磁気発生部からの発生磁気をより確実に検知することができる。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記磁気発生部を、前記ロッドの延在方向に沿って等間隔に設けたので、貫入深度の計測を容易にすることができる。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記水底位置係留部を、前記ロッドの外周側に同軸状に設けたドーナツ状のプレートを含んで構成したので、このプレートが水底地盤の表面に当接することで水底位置係留部の水底地盤の内部への貫入をより確実に抑止することができる。
また、本発明に係る他の水底地盤貫入深度計測装置によれば、前記深度計測部を、前記水底位置係留部に設けたので、プローブを船上に引き上げた後で貫入深度の計測データを取得することができる。
以上のように、本発明に係る水底地盤貫入深度計測装置は、大水深域の水底地盤に対するコーン貫入試験に有用であり、特に、プローブの貫入深度を精度よく計測するのに適している。
10 水底地盤貫入深度計測装置
12 プローブ
14 ロッド
16 リング型磁石(磁気発生部)
18 水底検知リング(水底位置係留部)
20 磁気センサー(磁気検知部)
22 深度計測部
24 ドーナツ状のプレート
26 信号ケーブル
28 データロガー
B 水底地盤
12 プローブ
14 ロッド
16 リング型磁石(磁気発生部)
18 水底検知リング(水底位置係留部)
20 磁気センサー(磁気検知部)
22 深度計測部
24 ドーナツ状のプレート
26 信号ケーブル
28 データロガー
B 水底地盤
Claims (5)
- 水底地盤へのプローブの貫入深度を計測する装置であって、
前記プローブの後端側に連結するロッドの延在方向に沿って所定間隔で前記ロッドに設けた磁気発生部と、
前記ロッドの外周側において前記ロッドの延在方向に相対移動自在に配置され、前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際には前記水底地盤の表面位置に留まる水底位置係留部と、
前記水底位置係留部に設けられ、前記磁気発生部からの発生磁気を検知する磁気検知部と、
前記ロッドが前記プローブを介して前記水底地盤に貫入する際の前記磁気検知部の検知に基づいて、前記プローブの貫入深度を計測して記録する深度計測部とを備えることを特徴とする水底地盤貫入深度計測装置。 - 前記磁気発生部を、前記ロッドの外周面に同軸状に設けたリング型の磁石で構成したことを特徴とする請求項1に記載の水底地盤貫入深度計測装置。
- 前記磁気発生部を、前記ロッドの延在方向に沿って等間隔に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の水底地盤貫入深度計測装置。
- 前記水底位置係留部を、前記ロッドの外周側に同軸状に設けたドーナツ状のプレートを含んで構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の水底地盤貫入深度計測装置。
- 前記深度計測部を、前記水底位置係留部に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の水底地盤貫入深度計測装置。
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JP2013207696A JP2015072178A (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | 水底地盤貫入深度計測装置 |
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107435325A (zh) * | 2016-05-27 | 2017-12-05 | 中交天津港湾工程研究院有限公司 | 可回收的孔隙水压力和分层沉降观测装置及其使用方法 |
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JP2012242328A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Shimizu Corp | 水圧計測装置、深度計測装置および貫入プローブ |
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2013
- 2013-10-02 JP JP2013207696A patent/JP2015072178A/ja active Pending
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