JP2015071987A - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で発電効率を高めることができる風力発電装置を提供する。
【解決手段】本装置は、風力を利用して発電する風力発電装置1であって、円筒状の本体3と、本体の外周側に配された第1外周部4と、第1外周部の外周側に、ベアリング13を介して本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部5と、第2外周部に備えられたブレード6と、第1外周部に備えられた固定子17、及び固定子と対向するように第2外周部に備えられた回転子18を有する発電機7と、を備える。そして、上記発電機は、ブレードが風を受けて第2外周部が第1外周部の周りを回転することで発電する。
【選択図】図2

Description

本発明は、風力発電装置に関し、さらに詳しくは、簡易な構造で発電効率を高めることができる風力発電装置に関する。
従来の発電装置として、風力を利用して発電する風力発電装置が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の風力発電装置101では、例えば、図5に示すように、主軸103の一端側に複数のブレード106が取り付けられ、これらブレード106が風を受けて主軸103が回転し、その回転を増速機109で増速して発電機107で発電する。
特開2002−221263号公報
しかし、上記従来の風力発電装置101では、主軸103の軸方向に沿って増速器109及び発電機107が並設されているので、構造が複雑である。さらに、上記従来の風力発電装置101では、主軸103の一端側にブレード106が片持ち支持されているので、ブレード106を大きくして発電効率を上げようとすると主軸に大きな負荷がかかってしまう。そのため、ブレード106の大きさの上限が決まってしまう。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で発電効率を高めることができる風力発電装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、風力を利用して発電する風力発電装置であって、円筒状の本体と、前記本体の外周側に配された第1外周部と、前記第1外周部の外周側に、ベアリングを介して前記本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部と、前記第2外周部に備えられたブレードと、前記第1外周部に備えられた固定子、及び該固定子と対向するように前記第2外周部に備えられた回転子を有する発電機と、を備え、前記発電機は、前記ブレードが風を受けて前記第2外周部が前記第1外周部の周りを回転することで発電することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記本体の軸方向の一端側は、先端に向かって径が拡大する拡径部に形成されていることを要旨とする。
上記問題を解決するために、請求項3に記載の発明は、風力を利用して発電する風力発電装置であって、円筒状の本体と、前記本体の軸方向の中間部に配されて、前記本体を支持する柱と、前記本体の軸方向の前記柱よりも一方側の外周側に配された第1外周部と、前記第1外周部の外周側に、ベアリングを介して前記本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部と、前記第2外周部に備えられた第1ブレードと、前記第1外周部に備えられた固定子、及び該固定子と対向するように前記第2外周部に備えられた回転子を有する第1発電機と、前記本体の軸方向の前記柱よりも他方側の外周側に配された第3外周部と、前記第3外周部の外周側に、ベアリングを介して前記本体の軸回りに回転可能に配された第4外周部と、前記第4外周部に備えられた第2ブレードと、前記第3外周部に備えられた固定子、及び該固定子と対向するように前記第4外周部に備えられた回転子を有する第2発電機と、を備え、前記第1発電機は、前記第1ブレードが風を受けて前記第2外周部が前記第1外周部の周りを回転することで発電し、前記第2発電機は、前記第2ブレードが風を受けて前記第4外周部が前記第3外周部の周りを回転することで発電することを要旨とする。
本発明の風力発電装置によると、円筒状の本体と、本体の外周側に配された第1外周部と、第1外周部の外周側に、ベアリングを介して本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部と、第2外周部に備えられたブレードと、第1外周部に備えられた固定子、及び固定子と対向するように第2外周部に備えられた回転子を有する発電機と、を備える。そして、発電機は、ブレードが風を受けて第2外周部が第1外周部の周りを回転することで発電する。このように、円筒状の本体の外周側にブレード及び発電機を配することで、ブレードを支持するためのベアリングとして大径で軸受け強度の高いベアリングを使用できる。よって、より大きなブレードを使用して発電効率を高めることができる。また、発電機が中空状となり、中実状の発電機に比べて、質量効率(すなわち、発電効率)を高めることができる。さらに、構造が簡易で耐久性に優れる。
さらに、前記本体の軸方向の一端側が、先端に向かって径が拡大する拡径部に形成されている場合は、拡径部により本体内に風を導入し易くでき、本体を風向調整に利用して発電効率を更に高めることができる。
本発明の風力発電装置によると、円筒状の本体と、本体の軸方向の中間部に配されて、本体を支持する柱と、本体の軸方向の柱よりも一端側の外周側に配された第1外周部と、第1外周部の外周側に、ベアリングを介して本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部と、第2外周部に備えられた第1ブレードと、第1外周部に備えられた固定子、及び固定子と対向するように第2外周部に備えられた回転子を有する第1発電機と、本体の軸方向の柱よりも他端側の外周側に配された第3外周部と、第3外周部の外周側に、ベアリングを介して本体の軸回りに回転可能に配された第4外周部と、第4外周部に備えられた第2ブレードと、第3外周部に備えられた固定子、及び固定子と対向するように第4外周部に備えられた回転子を有する第2発電機と、を備える。そして、第1発電機は、第1ブレードが風を受けて第2外周部が第1外周部の周りを回転することで発電し、第2発電機は、第2ブレードが風を受けて第4外周部が第3外周部の周りを回転することで発電する。このように、円筒状の本体の外周側にブレード及び発電機を配することで、ブレードを支持するためのベアリングとして大径で軸受け強度の高いベアリングを使用できる。よって、より大きなブレードを使用して発電効率を高めることができる。また、発電機が中空状となり、中実状の発電機に比べて、質量効率(すなわち、発電効率)を高めることができる。さらに、構造が簡易で耐久性に優れる。さらに、本体の軸方向の柱よりも一方側に第1ブレード及び第1発電機が配されるとともに、本体の軸方向の柱よりも他方側に第2ブレード及び第2発電機が配される。これにより、柱に対する重量バランスを考慮して本体にブレード及び発電機を配することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係る風力発電装置の斜視図である。 上記風力発電装置の要部縦断面図である。 実施例2に係る風力発電装置の斜視図である。 上記風力発電装置の要部縦断面図である。 従来の風力発電装置の斜視図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<風力発電装置>
本実施形態に係る風力発電装置は、風力を利用して発電する風力発電装置(1、21)であって、円筒状の本体(3)と、本体の外周側に配された第1外周部(4)と、第1外周部の外周側に、ベアリング(13)を介して本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部(5)と、第2外周部に備えられたブレード(6)と、第1外周部に備えられた固定子(17)、及び固定子と対向するように第2外周部に備えられた回転子(18)を有する発電機(7)と、を備える(例えば、図2及び図4等参照)。そして、上記発電機(7)は、ブレード(6)が風を受けて第2外周部(5)が第1外周部(4)の周りを回転することで発電する。
なお、上記「固定子」は、発電機を構成する固定された電機子又は界磁である限り、その種類、形状等は特に問わない。この固定子は、例えば、巻線(直流機・同期機・誘導機)、又は永久磁石(直流機)を備えることができる。また、上記「回転子」は、発電機を構成する回転する電機子、界磁又は構造物である限り、その種類、形状等は特に問わない。この回転子は、例えば、かご(誘導機)、巻線(直流機・同期機・誘導機)、又は永久磁石(直流機・同期機)を備えることができる。
本実施形態に係る風力発電装置としては、例えば、上記本体(3)の軸方向の一端側は、先端に向かって径が拡大する拡径部(3b)に形成されている形態(例えば、図2及び図4等参照)を挙げることができる。この場合、例えば、その軸方向が略水平となるように本体(3)を支持する柱(8)を備え、柱により本体が略垂直軸回りに回転可能に支持されていることができる。
<風力発電装置>
本実施形態に係る風力発電装置は、風力を利用して発電する風力発電装置(21)であって、円筒状の本体(3)と、本体の軸方向の中間部に配されて、本体を支持する柱(8)と、本体の軸方向の柱よりも一方側の外周側に配された第1外周部(4)と、第1外周部の外周側に、ベアリング(13)を介して本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部(5)と、第2外周部に備えられた第1ブレード(6)と、第1外周部に備えられた固定子(17)、及び固定子と対向するように第2外周部に備えられた回転子(18)を有する第1発電機(7)と、本体の軸方向の柱よりも他方側の外周側に配された第3外周部(24)と、第3外周部の外周側に、ベアリング(33)を介して本体の軸回りに回転可能に配された第4外周部(25)と、第4外周部に備えられた第2ブレード(26)と、第3外周部に備えられた固定子(37)、及び固定子と対向するように第4外周部に備えられた回転子(38)を有する第2発電機(27)と、を備える(例えば、図4等参照)。そして、上記第1発電機(7)は、第1ブレード(6)が風を受けて第2外周部(5)が第1外周部(4)の周りを回転することで発電し、第2発電機(27)は、第2ブレード(26)が風を受けて第4外周部(25)が第3外周部(24)の周りを回転することで発電する。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、図中の矢印Fは、風向きを示す。
<実施例1>
(1)風力発電装置の構成
本実施例に係る風力発電装置1は、図1及び図2に示すように、以下に述べる本体3、第1外周部4、第2外周部5、ブレード6及び発電機7を備えている。
上記本体3は、図2に示すように、円筒状に形成されており、軸方向に連通する中空部3aを備えている。この本体3は、その軸方向が略水平となるように柱8で支持されている。この柱8は、本体3の軸方向の中間部に配されている。また、柱8の上端側には、本体3を略垂直軸回りに回転可能に支持するベアリング(図示省略)を有する回転機構10が設けられている。また、本体3の軸方向の一端側は、先端に向かって径が拡大する拡径部3bに形成されている。そして、本体3は、その拡径部3bが風向きFと対向して風を受ける側となるように配されている。
上記第1外周部4は、本体3の軸方向の柱8よりも一方側の外周側に配されている。この第1外周部4は、本体3の一部と、本体3の外周側に取り付けられたリング状の支持部11と、からなされている。また、上記第2外周部5は、第1外周部4の外周側に、ベアリング13を介して本体3の軸回りに回転可能に配されている。この第2外周部5は、筒状の外周壁14aと、この外周壁14aの軸方向の両端側から求心方向に延びる側壁14bと、を有する外筒14からなされている。この側壁14bの内周側と支持部11の外周側との間に上記ベアリング13が配設されている。
上記ブレード6は、第2外周部5に備えられている。具体的に、上記外周壁14aには、円周方向に所定間隔で複数枚(図中3枚)のブレード6の基端側がピッチ調整機構15を介して取り付けられている。このピッチ調整機構15は、風速に応じてブレード6のひねり角を調整するものである。また、上記発電機7は、第1外周部4及び第2外周部5により構成されるハウジング内に収容されている。この発電機7は、第1外周部4に備えられたコイル17aを有する固定子17と、第2外周部5に備えられた永久磁石18aを有する回転子18と、を備えている。この固定子17の外周面は、回転子18の内周面に対向している。
(2)風力発電装置の作用
次に、上記構成の風力発電装置1の作用について説明する。各ブレード6が風を受けて第2外周部5が第1外周部4の周りを回転する。すると、発電機7において、回転子18(永久磁石18a)の回転とともに回転する磁界により電気が発生する。また、風向きFが変わると、拡径部3bを介して本体3内に風が導入されることで、本体3が回転機構10により垂直軸回りに回転してブレード6で効果的に風を受ける。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例の風力発電装置1によると、円筒状の本体3と、本体3の外周側に配された第1外周部4と、第1外周部4の外周側に、ベアリング13を介して本体3の軸回りに回転可能に配された第2外周部5と、第2外周部5に備えられたブレード6と、第1外周部4に備えられた固定子17、及び固定子17に対向するように第2外周部5に備えられた回転子18を有する発電機7と、を備える。そして、発電機7は、ブレード6が風を受けて第2外周部5が第1外周部4の周りを回転することで発電する。このように、円筒状の本体3の外周側にブレード6及び発電機7を配することで、ブレード6を支持するためのベアリングとして大径で軸受け強度の高いベアリング13を使用できる。よって、より大きなブレード6を使用して発電効率を高めることができる。また、発電機7が中空状となり、中実状の発電機に比べて、質量効率(すなわち、発電効率)を高めることができる。さらに、構造が簡易で耐久性に優れる。特に、本実施例では、増速器を用いずに発電効率を高めることができ、構造を極めて簡素化できる。
さらに、本実施例では、本体3の軸方向の一端側は、先端に向かって径が拡大する拡径部3bに形成されているので、拡径部3bにより本体3内に風を導入し易くでき、本体3を風向調整に利用して発電効率を更に高めることができる。
<実施例2>
次に、実施例2に係る風力発電装置について説明するが、上記実施例1に係る風力発電装置1と略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略し、両者の主な相違点について詳説する。
(1)風力発電装置の構成
本実施例に係る風力発電装置21は、図3及び図4に示すように、以下に述べる本体3、柱8、第1外周部4、第2外周部5、第1ブレード6、第1発電機7、第3外周部24、第4外周部25、第2ブレード26、及び第2発電機27を備えている。
上記第3外周部24は、図4に示すように、本体3の軸方向の柱よりも他方側(すなわち、第1外周部4の反対側)の外周側に配されている。この第3外周部24は、本体3の一部及び本体3の外周側に取り付けられたリング状の支持部31からなされている。また、上記第4外周部25は、第3外周部24の外周側に、ベアリング33を介して本体3の軸回りに回転可能に配されている。この第4外周部25は、筒状の外周壁34aと、この外周壁34aの軸方向の両端側から求心方向に延びる側壁34bと、を有する外筒34からなされている。この側壁34bの内周側と支持部31の外周側との間に上記ベアリング33が配設されている。
上記第2ブレード26は、第4外周部25に備えられている。具体的には、上記外周壁34aには、円周方向に所定間隔で複数枚(図中3枚)の第2ブレード26の基端側がピッチ調整機構35を介して取り付けられている。このピッチ調整機構35は、風速に応じて第2ブレード26のひねり角を調整するものである。また、上記第2発電機27は、第3外周部24及び第4外周部25により構成されるハウジング内に収容されている。この発電機27は、第3外周部24に備えられたコイル37aを有する固定子37と、第4外周部25に備えられた永久磁石38aを有する回転子38と、を備えている。この固定子37の外周面は、回転子38の内周面に対向している。
(2)風力発電装置の作用
次に、上記構成の風力発電装置21の作用について説明する。第1ブレード6が風を受けて第2外周部5が第1外周部4の周りを回転するとともに、第2ブレード26が風を受けて第4外周部25が第3外周部24の周りを回転する。すると、第1発電機7及び第2発電機27において、回転子18、38(永久磁石18a、38a)の回転とともに回転する磁界により電気が発生する。また、風向きFが変わると、拡径部3bを介して本体3内に風が導入されることで、本体3が回転機構10により垂直軸回りに回転してブレード6、26で効果的に風を受ける。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例の風力発電装置21によると、上記実施例の風力発電装置1と略同様の作用・効果を奏するとともに、本体3の軸方向の柱8よりも一方側に第1ブレード6及び第1発電機7が配されるとともに、本体3の軸方向の柱8よりも他方側に第2ブレード26及び第2発電機27が配される。これにより、柱8に対する重量バランスを考慮して本体3にブレード6、26及び発電機7、27を配することができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例では、軸方向に真っ直ぐに延びる直線状の本体3を例示したが、これに限定されず、例えば、湾曲状部や屈曲状部を有する本体としてもよい。また、拡径部3bを備えない本体としてもよい。
また、上記実施例では、本体3の一部と、本体3に取り付けられる後付材(支持部11、31)と、からなる第1外周部4(又は第3外周部24)を例示したが、これに限定されず、例えば、本体3の一部のみから構成される外周部としたり、本体3に取り付けられる後付材のみから構成される外周部としたりしてもよい。
また、上記実施例では、第2外周部5(又は第4外周部25)の外周側から放射状に延びる3枚のブレード6(又はブレード26)を例示したが、これに限定されず、例えば、1枚、2枚又は4枚以上のブレードとしてもよい。
また、上記実施例では、発電機7、27として同期発電機(永久磁石式)を例示したが、これに限定されず、例えば、かご型誘導発電機、二次巻線(回転子)抵抗可変式誘導発電機、二次巻線(回転子)励磁量制御方式誘導発電機、同期発電機(巻線式)などを採用してもよい。
さらに、上記実施例では、水平軸風車からなる風力発電装置1、21を例示したが、これに限定されず、例えば、垂直軸風車からなる風力発電装置としてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
風力を利用して発電する技術として広く利用される。
1,21;風力発電装置、3;本体、4;第1外周部、5;第2外周部、6,26;ブレード、7,27;発電機、8;柱、13,33;ベアリング、17,37;固定子、18,38;回転子。

Claims (3)

  1. 風力を利用して発電する風力発電装置であって、
    円筒状の本体と、
    前記本体の外周側に配された第1外周部と、
    前記第1外周部の外周側に、ベアリングを介して前記本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部と、
    前記第2外周部に備えられたブレードと、
    前記第1外周部に備えられた固定子、及び該固定子と対向するように前記第2外周部に備えられた回転子を有する発電機と、を備え、
    前記発電機は、前記ブレードが風を受けて前記第2外周部が前記第1外周部の周りを回転することで発電することを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記本体の軸方向の一端側は、先端に向かって径が拡大する拡径部に形成されている請求項1記載の風力発電装置。
  3. 風力を利用して発電する風力発電装置であって、
    円筒状の本体と、
    前記本体の軸方向の中間部に配されて、前記本体を支持する柱と、
    前記本体の軸方向の前記柱よりも一方側の外周側に配された第1外周部と、
    前記第1外周部の外周側に、ベアリングを介して前記本体の軸回りに回転可能に配された第2外周部と、
    前記第2外周部に備えられた第1ブレードと、
    前記第1外周部に備えられた固定子、及び該固定子と対向するように前記第2外周部に備えられた回転子を有する第1発電機と、
    前記本体の軸方向の前記柱よりも他方側の外周側に配された第3外周部と、
    前記第3外周部の外周側に、ベアリングを介して前記本体の軸回りに回転可能に配された第4外周部と、
    前記第4外周部に備えられた第2ブレードと、
    前記第3外周部に備えられた固定子、及び該固定子と対向するように前記第4外周部に備えられた回転子を有する第2発電機と、を備え、
    前記第1発電機は、前記第1ブレードが風を受けて前記第2外周部が前記第1外周部の周りを回転することで発電し、前記第2発電機は、前記第2ブレードが風を受けて前記第4外周部が前記第3外周部の周りを回転することで発電することを特徴とする風力発電装置。
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