JP2015070978A - ステント - Google Patents

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Yoshiaki Kawaguchi
義明 川口
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【課題】 網目を形成するように筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒に不透水性の薄膜筒状の内筒を嵌入させた二重筒状の一本型のステントにつき、該ステントを進入させていない管腔臓器の分岐先に体液を流入させることができ、所望の分岐先に簡便に進入させることができ、該ステント内部に詰まった異物を除去することができるステントを提供する。【解決手段】 ステント(1)は、外筒(2)が網目を形成するように紡錘筒状にワイヤ素材を編み上げた部材であり、内筒(3)が不透水性の薄膜円筒状の部材であって外筒(2)の内部に嵌入されており、ステント(1)の中間部において外筒(2)の内周面と内筒(3)の外周面との間には間隙(4)が設けられており、ガイドワイヤ収容部(5)が少なくとも二条設けられていて内筒(3)の外周面上の対向する位置に取り付けられている。【選択図】 図6

Description

本発明は、胆管をはじめとする消化管等の管腔臓器が各種の疾病により狭窄した場合における治療に用いられるステントに関するものであり、特に管腔臓器の分岐部に設置して該部分の狭窄の治療に用いられる二重筒状の一本型のステントに関するものである。
従来、管腔臓器の狭窄の治療方法の一つとして、該狭窄部に網目を形成するようにして円筒状にワイヤ素材を編み上げたステントを設置し、該狭窄部を拡張する方法が用いられてきた。このような治療方法に用いられるステントとしては、図7に図示するように、網目を形成するようにして円筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒に不透水性を有する薄膜状の部材を円筒状に形成した内筒を嵌入させた二重筒状のステントも用いられてきた(例えば、特許文献1、2、及び3参照)。
特開2006−263436号公報 特開2009−178544号公報 特開2009−178545号公報
上記の従来技術に係る二重筒状の一本型のステントを管腔臓器の分岐部に設置した場合には、図8に図示するように、該ステントを進入させた分岐先に該内筒を通じて体液を流入させることはもちろん可能であるが、該ステントを進入させていない分岐先に体液を流入させることが困難であるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする第一の課題は、網目を形成するように筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒に不透水性の薄膜筒状の内筒を嵌入させた二重筒状の一本型のステントにつき、該ステントを管腔臓器の分岐部に設置した場合であっても、該ステントを進入させていない分岐先に体液を流入させることができるステントを提供することにある。
また、上記の従来技術に係る二重筒状の一本型のステントを管腔臓器の分岐部に設置しようとする場合、所望の分岐先に該ステントを進入させにくいという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする第二の課題は、網目を形成するように筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒に不透水性の薄膜筒状の内筒を嵌入させた二重筒状の一本型のステントにつき、該ステントを管腔臓器の分岐部に設置する際に所望の分岐先に簡便に進入させることができるステントを提供することにある。
更に、上記の従来技術に係る二重筒状の一本型のステントを管腔臓器内に進入させた場合、該ステントの内部に管腔臓器内の異物が詰まってしまうことがあるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする第三の課題は、網目を形成するように筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒に不透水性の薄膜筒状の内筒を嵌入させた二重筒状の一本型のステントにつき、管腔臓器内に進入させた該ステントの内部に異物が詰まった場合に該異物を除去することができるステントを提供することにある。
本発明は、上記の各課題を解決するために提案されたものであり、以下の構成を有するものである。以下では、本発明の構成を理解することを補助するために、本願に添付した図面に表示した番号及び符号を併せて記載する。
本発明の第一の課題を解決するため、請求項1に係るステント(1)は、外筒(2)と内筒(3)とからなる二重筒状の一本型のステントであって、外筒(2)は網目を形成するように紡錘筒状にワイヤ素材を編み上げた部材であり、内筒(3)は不透水性の薄膜円筒状の部材であって外筒(2)の内部に嵌入されており、外筒(2)の両端部は内筒(3)の両端部に取り付けられていて、ステント(1)の中間部において外筒(2)の内周面と内筒(3)の外周面との間には間隙(4)が設けられていることを特徴とするステントである。
本発明の第二及び第三の課題を解決するため、請求項2に係るステント(1)は、請求項1に記載したステントであって、ガイドワイヤ収容部(5)が設けられており、ガイドワイヤ収容部(5)は、筒状部材に全長にわたって切れ込みを設けた部材であって、少なくとも二条設けられており、内筒(3)の外周面上の対向する位置に取り付けられていることを特徴とするステントである。
本発明に係るステント(1)は、上記の通りの構成であるから、以下のような効果を奏することができる。
まず、請求項1に記載したステント(1)は、ステント(1)の中間部において外筒(2)の内周面と内筒(3)の外周面との間に間隙(4)が設けられており、また外筒(2)は網目を形成するように紡錘筒状にワイヤ素材を編み上げた部材であるから、ステント(1)を管腔臓器(A)の分岐部(B)に設置した場合であっても、ステント(1)を進入させていない分岐先に該網目から体液を流入させることができる。従って、請求項1に記載したステント(1)は、網目を形成するように筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒(2)に不透水性の薄膜筒状の内筒(3)を嵌入させた二重筒状の一本型のステントにつき、ステント(1)を管腔臓器(A)の分岐部(B)に設置した場合であっても、ステント(1)を進入させていない分岐先に体液を流入させることができるステントを提供するという本発明の第一の課題を解決することができる。
次に、請求項2に係るステント(1)は、ガイドワイヤ収容部(5)が設けられており、ガイドワイヤ収容部(5)は、筒状部材に全長にわたって切れ込みを設けた部材であって、少なくとも二条設けられており、内筒(3)の外周面上の対向する位置に取り付けられていることから、ガイドワイヤ収容部(5)内にガイドワイヤ(C)を挿通させることにより、ステント(1)を管腔臓器(A)の分岐部(B)に設置する際に所望の分岐先にステント(1)を簡便に進入させることができる。従って、請求項2に記載したステント(1)は、網目を形成するように筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒(2)に不透水性の薄膜筒状の内筒(3)を嵌入させた二重筒状の一本型のステントにつき、ステント(1)を管腔臓器(A)の分岐部(B)に設置する際に所望の分岐先に簡便に進入させることができるステントを提供するという本発明の第二の課題を解決することができる。
また、請求項2に記載したステント(1)は、管腔臓器(A)内に進入させたステント(1)の内部に異物が詰まった場合には、ガイドワイヤ収容部(5)に挿通させたガイドワイヤ(C)を操作することによりステント(1)を揺動させて、該異物を除去することができる。従って、請求項2に記載したステント(1)は、網目を形成するように筒状にワイヤ素材を編み上げた外筒(2)に不透水性の薄膜筒状の内筒(3)を嵌入させた二重筒状の一本型のステントにつき、管腔臓器(A)内に進入させたステント(1)の内部に異物が詰まった場合に該異物を除去することができるステントを提供するという本発明の第三の課題を解決することができる。
本発明の第一実施形態に係るステントを示した正面図である。 本発明の第一実施形態に係るステントを示した平面図である。 本発明の第一実施形態に係るステントの使用状態を示した参考図である。 本発明の第二実施形態に係るステントを示した正面図である。 本発明の第二実施形態に係るステントを示した平面図である。 本発明の第二実施形態に係るステントの使用状態を示した参考図である。 従来技術に係るステントを示した正面図である。 従来技術に係るステントの使用状態を示した参考図である。
まず、本発明の第一実施形態に係るステント(1)の構造及びその使用態様について添付図面に基づいて説明する。
本発明の第一実施形態に係るステント(1)は、図1及び2に図示するように、外筒(2)と、内筒(3)とからなる二重筒状の一本型のステントである。
外筒(2)は、図1及び2に図示するように、網目を形成するように紡錘筒状にワイヤ素材を編み上げた部材である。
内筒(3)は、図1及び2に図示するように、不透水性の薄膜状の部材を円筒状に形成した部材であって、外筒(2)の内部に嵌入されている。内筒(3)は、例えばシリコン樹脂によって形成された薄膜状の部材から形成することができる。外筒(2)の全長と内筒(3)の全長とは略等しく、外筒(2)の両端部は内筒(3)の両端部に取り付けられており、ステント(1)の中間部において外筒(2)の内周面と内筒(3)の外周面との間には間隙(4)が設けられている。
ステント(1)は、ステント(1)の中間部において外筒(2)の内周面と内筒(3)の外周面との間に間隙(4)が設けられており、また外筒(2)は網目を形成するように紡錘筒状にワイヤ素材を編み上げた部材であるから、図3に図示するように、ステント(1)を管腔臓器(A)の分岐部(B)に設置した場合であっても、ステント(1)を進入させていない分岐先に該網目から体液を流入させることができるのである。
以上が、本発明の第一実施形態に係るステントの構造及び使用態様についての説明である。次に、本発明の第二実施形態に係るステントの構造及び使用態様について、添付図面に基づいて説明する。尚、第二実施形態に係るステントの構造及び使用態様は、下記の事項以外、前記の第一実施形態に係るステントの構造及び使用態様と同一である。
本発明の第二実施形態に係るステント(1)は、図4及び5に図示するように、外筒(2)と、内筒(3)と、ガイドワイヤ収容部(5)とからなる二重筒状の一本型のステントである。
ガイドワイヤ収容部(5)は、図4及び5に図示するように、筒状部材に全長にわたって切れ込みを設けた部材であって、少なくとも二条設けられており、内筒(3)の外周面上の対向する位置に取り付けられている。
図6に図示するように、ガイドワイヤ収容部(5)にガイドワイヤ(C)を挿通させることにより、ステント(1)を管腔臓器(A)の分岐部(B)に設置する際に所望の分岐先にステント(1)を簡便に進入させることができる。
管腔臓器(A)内にステント(1)を進入させた際に、ステント(1)の内部に異物が詰まった場合には、ガイドワイヤ収容部(5)に挿通させたガイドワイヤ(C)を操作することによりステント(1)を揺動させて、該異物を除去することができる。
そして、ステント(1)を所望の位置に設置させることができたならば、ガイドワイヤ(C)をガイドワイヤ収容部(5)の切れ込みから脱出させることにより、ステント(1)からガイドワイヤ(C)を簡便に取り外すことができる。
1 ステント
2 外筒
3 内筒
4 間隙
5 ガイドワイヤ収容部
A 管腔臓器
B 分岐部
C ガイドワイヤ

Claims (2)

  1. 外筒と内筒とからなる二重筒状の一本型のステントであって、該外筒は網目を形成するように紡錘筒状にワイヤ素材を編み上げた部材であり、該内筒は不透水性の薄膜円筒状の部材であって該外筒の内部に嵌入されており、該外筒の両端部は該内筒の両端部に取り付けられていて、該ステントの中間部において該外筒の内周面と該内筒の外周面との間には間隙が設けられていることを特徴とするステント。
  2. 請求項1に記載したステントであって、ガイドワイヤ収容部が設けられており、該ガイドワイヤ収容部は、筒状部材に全長にわたって切れ込みを設けた部材であって、少なくとも二条設けられており、前記内筒の外周面上の対向する位置に取り付けられていることを特徴とするステント。
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