JP2015070330A - スモール基地局、ユーザ端末及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のシステムに影響を与えることなく、スモールセルの検出測定用信号を導入すること。
【解決手段】マクロ基地局(20)にカバーされるマクロセル(M)内に、スモール基地局(10)がカバーするスモールセル(S)が配置され、スモールセル内にユーザ端末(30)が存在しており、スモール基地局が、同期信号を用いたスモールセルの既存の検出処理とは異なる新たな検出処理用に検出測定信号を生成し、同期信号を避けるように検出測定信号をマッピングしてユーザ端末に送信し、ユーザ端末が、検出測定信号をスモール基地局から受信してスモールセルを検出する構成にした。
【選択図】図6

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるスモール基地局、ユーザ端末及び無線通信方法に関する。
従来、無線通信システムでは、様々な無線通信方式が用いられている。例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)とも呼ばれるUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)では、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)が用いられる。また、LTE(Long Term Evolution)では、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が用いられる(例えば、非特許文献1)。
また、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されてきた(例えば、LTEアドバンスト又はLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))。LTE−Aシステムでは、半径数キロメートル程度の広範囲のカバレッジエリアを有するマクロセル内に、半径数十メートル程度の局所的なカバレッジエリアを有するスモールセルが形成されるHetNet(Heterogeneous Network)が検討されている。
HetNet(Rel-12)においては、スモールセル検出用の新たなメカニズム(small cell discovery)の導入が検討されている。small cell discoveryにおいては、既存の同期信号や測定信号とは異なる新たな検出測定用信号が使用される。スモールセルでは、既存のシステムとの互換性を確保するために、既存のユーザ端末向けの各種信号も送信される。このため、スモールセルに新たに導入される検出測定信号が既存のシステムに悪影響を及ぼすおそれがあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、既存のシステムに影響を与えることなく、スモールセルの検出測定用信号を導入することができるスモール基地局、ユーザ端末及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明のスモール基地局は、マクロ基地局にカバーされるマクロセル内にスモールセルが配置され、当該スモールセルをカバーするスモール基地局であって、同期信号を用いた前記スモールセルの第1の検出処理とは異なる第2の検出処理用に検出測定信号を生成する信号生成部と、同期信号を避けるように、検出測定信号をマッピングするマッピング部と、検出測定信号を前記スモールセル内のユーザ端末に送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ端末に第1の検出処理でスモールセルを検出させることができると共に、第2の検出処理でスモールセルを検出させることができる。このとき、同期信号を避けるように検出測定信号がマッピングされているため、同期信号を用いた第1の検出処理と検出測定信号を用いた第2の検出処理とが干渉することがない。よって、第1の検出処理を採用したシステムに悪影響を与えることなく、第2の検出処理を導入することができる。
HetNetの概念図である。 small cell discoveryの説明図である。 DSのマッピング方法の説明図である。 TDDのUL/DL構成を示す図である。 RRC接続モード及びアイドルモードのユーザ端末の通信処理の説明図である。 無線通信システムの概略構成図である。 スモール基地局の全体構成図である。 スモール基地局のベースバンド信号処理部の主な機能構成図である。 ユーザ端末の全体構成図である。 ユーザ端末のベースバンド信号処理部の主な機能構成図である。
図1は、HetNetの概念図である。図1に示すように、HetNetは、マクロセルMとスモールセルSとの少なくとも一部が地理的に重複して配置される無線通信システムである。HetNetは、マクロセルMを形成する無線基地局(以下、マクロ基地局という)MeNBと、スモールセルSを形成する無線基地局(以下、スモール基地局という)SeNBと、マクロ基地局MeNBとスモール基地局SeNBと通信するユーザ端末UEとを含んで構成される。なお、スモールセルSは、ファントムセル、ピコセル、ナノセル、フェムトセル、マイクロセルを含む概念である。
HetNet構成では、トラヒックのさらなる増大をサポートするために、高密度のスモールセル展開が行われるSCE(Small Cell Enhancement)が検討されている。SCEでは、マクロセルMに相対的に低い周波数帯のキャリアが用いられ、スモールセルSに相対的に高い周波数帯のキャリアが用いられる。このため、マクロセルMでは、低い周波数帯で高い送信電力密度をサポートすることで広いカバレッジやモビリティが確保される一方で、スモールセルSでは、高い周波帯でキャパシティを確保することでスループットが増大される。
通常、ユーザ端末UEのセル検出では、同期信号であるPSS、SSS(Primary Synchronization Signal, Secondary Synchronization Signal)で同期補足した後、CRS(Cell-specific Reference Signal)によりスモールセルSの受信品質を測定している(第1の検出処理)。上記したSCEシナリオにおいては、スモールセル検出用に新たなメカニズム(第2の検出処理、small cell discovery)の導入が検討されている。small cell discoveryにおいては、既存(Rel-11以前)のPSS、SSS、CRSではなく、DS(Discovery Signal)と呼ばれる検出測定信号を使用してスモールセルが検出及び測定される。
図2に示すように、small cell discoveryでは、複数のスモールセル間でDSが同期送信される。このとき、スモールセル間でDSが直交されており、オーバヘッドが大きくならないように長周期でDSが送信される。また、マクロセルM又はスモールセルSに接続中のユーザ端末UEには、DSの検出処理用のアシスト情報が通知される。アシスト情報には、スモールセルSとマクロセルMとの同期状態、スモールセルのIDリスト、DSの送信周波数、送信タイミング、周期、送信電力、アンテナポート数、信号構成等が含まれている。このように、DSの送信タイミングやパラメータは基地局側で適宜設定される。
ユーザ端末UEは、基地局側から通知されたアシスト情報に基づいて、DSの到来タイミングで無線信号を観測して効率的にDSを検出及び測定している。したがって、DSが長周期で送信されても、ユーザ端末が観測し続ける必要がなく消費電力を抑えられている。また、DSは複数のスモールセル間で直交されているため、干渉が抑えられて測定精度が向上されている。
Rel-12以降のスモールセルは基本的に既存のシステムとの互換性が求められており、スモールセルでは既存(Rel-11以前)のユーザ端末UE用にセル検出用のPSS、SSS、CRSが従来通り送信される。また、CSI−RS等の既存の信号も従来通り送信されると考えられている。しかしながら、small cell discoveryの導入にあたって、DSと既存の信号との関係が十分に検討されていない。
そこで、本発明者らは、small cell discoveryによる既存のシステムへの影響を抑えるために、本発明に至った。すなわち、本発明の骨子は、DSのリソースマッピング構成やサブフレームに関する設定パターンを規定して、ユーザ端末UEが既存の信号やDSを正しく認識することである。
ここで、DSのマッピング方法について説明する。図3は、DSのマッピング方法の説明図である。なお、図3に示すマッピング方法は一例であり、この方法に限定されるものではない。図3Aは、CSI−RSのマッピング構成を示し、図3Bは、PRS(Positioning Reference Signal)のマッピング構成を示している。
図3Aに示すように、DSの第1の信号構成ではCSI−RSのマッピング構成が適用される。LTEで規定される1リソースブロックは、周波数方向に連続する12サブキャリアと、時間軸方向に連続する14シンボルとで構成されている。このリソースブロック内にCSI−RS用に40リソースエレメントが確保されている。CSI−RS用のリソースは、CRSやDM−RS(Demodulation − Reference Signal)等の他の参照信号に重ならないように設定されている。PAPRを抑制する観点から、CSI-RS用のリソースは、時間軸方向に隣接する2つのリソースエレメントがセットで割り当てられる。
また、CSI−RSは、複数のセル間で異なるリソースエレメントにマッピングされており、複数のセル間での干渉が抑えられている。例えば、CSI−RSポート数が2の場合、40リソースエレメントの中の2つのリソースエレメントにCSI-RSがマッピングされるため、最大20通りの直交パターンを設定可能である。
DSの第1の信号構成では、このCSI−RSのマッピング構成に従ってDSのマッピング構成が規定される。すなわち、DSについても、1リソースブロック内にDS用に40リソースエレメントが確保され、時間軸方向に隣接する2つのリソースエレメントにDSがマッピングされる。また、DSは、上記した直交パターンに応じて複数のスモールセル間で異なるリソースにマッピングされる。この第1の信号構成では、DSの密度が少ない分だけ測定精度が落ちるが、直交数を多くとってセル間干渉を減らすことができる。
さらに、DSの第1の信号構成では、同期信号であるPSS、SSSが存在するリソースにDSをマッピングしないように規定されている。この場合、PBCHが存在するリソースにもDSをマッピングしないように規定されてもよい。さらに、DSの一部がCRS(あるいは一部のアンテナポート)に衝突する構成では、CRSが存在するリソースにもDSをマッピングしないように規定されてもよい。このように、CSI−RSのマッピング構成を用いたDSの信号構成では、少なくとも同期信号が存在するリソースを避けるようにDSがマッピングされる。これにより、既存のPSS、SSS等との同時送信が可能となる。
図3Bに示すように、DSの第2の信号構成ではPRSのマッピング構成が適用される。PRSは、LTEで規定される1リソースブロックにおいて、周波数方向及び時間軸方向に分散するようにマッピングされている。PRS用のリソースは、PDCCH用の先頭3シンボル、CRS用の各シンボルと重ならないように設定されている。PRS用のリソースは、PDCCH及びCRSを避けた各シンボルにおいて、6サブキャリア離れた2リソースエレメントに設定されている。
また、PRSは、セル毎に周波数方向にシフトされており、複数のセル間での干渉が抑えられている。この場合、6サブキャリア間隔でPRSがマッピングされるため、最大6つの直交パターンを設定可能である。
DSの第2の信号構成では、このPRSのマッピング構成に従ってDSのマッピング構成が規定される。すなわち、DSについても、PDCCH及びCRSを避けた各シンボルにおいて、6サブキャリア離れた2リソースエレメントにマッピングされる。また、DSは、上記した直交パターンに応じて複数のスモールセル間で異なるリソースにマッピングされる。この第2の信号構成では、直交パターンを多くとれない分だけセル間干渉が増えるが、密度が高い分だけ良好な測定精度を得ることができる。
さらに、DSの第2の信号構成においても、同期信号であるPSS、SSSが存在するリソースにDSをマッピングしないように規定されている。この場合、PBCHが存在するリソースにもDSをマッピングしないように規定されてもよい。さらに、DSの一部がCRS(あるいは一部のアンテナポート)に衝突する構成では、CRSが存在するリソースにもDSをマッピングしないように規定されてもよい。このように、PRSのマッピング構成を用いたDSの信号構成では、少なくとも同期信号が存在するリソースを避けるようにDSがマッピングされる。これにより、既存のPSS、SSS等の信号に対する干渉を抑えることができる。
また、DSの第1、第2の信号構成において、DS用のリソースにPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)やCSI−RSをマッピングしないように規定してもよい。すなわち、DS用のリソースエレメントは、PDSCHの送信やCSI−RSの送信に使用されないようにする。DSはCSI−RSよりも長周期で送信されるため、CSI−RSよりもDSを優先させても大きな影響はない。また、DS用のリソースでPDSCHが送信されないことを規定すれば、ユーザ端末にPDSCHのレートマッチングを適切に実施させることができる。
また、スモールセルをTDD(Time Division Duplex)で運用する場合も考えられる。このようなスモールセルでは、上りリンクのULサブフレームでDSを送信する構成としてもよい。図4は、TDDのUL/DL構成(UL/DL Configuration)を示す図である。ここでは、UL/DL構成1(UL/DL Configuration 1)を例示して説明するが、他のUL/DL構成(UL/DL Configuration 0,2-6)のULサブフレームでDSを送信してもよい。図4に示すように、UL/DL構成1では、サブフレーム#0、#4、#5、#9がDLサブフレーム、サブフレーム#2、#3、#7、#8がULサブフレーム、サブフレーム#1、#6がスペシャルサブフレームに設定されている。
ULサブフレームでは、ULグラントがなければユーザ端末からはPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)が送信されない。また、スモール基地局側ではCQI(Channel Quality Indicator)、ACK/NACK(Acknowledgement / Negative Acknowledgement)を割り当てないようにすることもできる。このように、基地局側でULサブフレーム(例えば、サブフレーム#2)にDS用のリソースを確保することができ、ULサブフレームを用いてDSを送信することができる。これにより、DLサブフレームで送信されるPBCH等との衝突を避けつつ、DS送信用のサブフレームを確保することができる。
また、ULサブフレームでPUCCH(Physical Uplink Control Channel)だけを送信する場合も考えられる。この場合、PUCCHは帯域の両端で送信されるため、PUCCH用のリソースを避けて、帯域の中心にDSをマッピングしてもよい。同様に、SRS(Sounding Reference Signal)を送信したい場合には、SRS用のリソースを避けてDSをマッピングしてもよい。このように、スモール基地局は、下り信号の送信処理及び上り信号の受信処理を同時に行える場合、ULサブフレームにおいてPUCCH(制御信号)用及び/又はSRS(参照信号)用のリソースに検出測定信号をマッピングしない。
ULサブフレームでDSが送信される場合、ユーザ端末(RRC接続モード)には、DSを受信するためのアシスト情報がマクロ基地局又はスモール基地局から上位レイヤで通知される。図4においては、ULサブフレームのサブフレーム#2でDSが送信されることが、マクロ基地局又はスモール基地局からユーザ端末に通知される。これにより、ユーザ端末は、ULサブフレームで受信したDSを設定間違い(mis-configuration)として処理することなく、当該サブフレームでDSが送信されていると認識しDSの測定処理を実施する。
この場合、ユーザ端末は、DSが送信されるULサブフレームにおいて、DS以外のCSI−RS、CRS、PDCCH、PDSCH等のDL信号の少なくともいずれかが送信されていると仮定して検出してもよい。一方、ユーザ端末は、上記上位レイヤシグナリングが通知された場合、PRACH(Physical Random Access Channel)、PUCCH、PUSCH、SRS等のUL信号を送信しない。
このように、ULサブフレームでDSを送信することで、既存のスモールセルの検出処理に影響を与えることなく、新たな検出処理としてsmall cell discoveryを導入することができる。すなわち、DLサブフレームでは既存のスモールセルの検出処理を実施し、一部のULサブフレームでsmall cell discoveryを実施することもできる。
ところで、これまでのDSを送信するスモールセルでは、DSの送信タイミング等を認識可能なRRC接続モードのユーザ端末のみがサポートされていた。すなわち、マクロアシストによってRRC接続モードになったユーザ端末がスモールセルのDSを受信して、キャリアアグリゲーションのSCellとしてスモールセルを使用していた。将来的には、このようなスモールセルにおいて、RRC接続モードになる前のアイドルモードのユーザ端末もサポートし、スタンドアロンでスモールセルを検出させることが考えられる。
しかしながら、DSは長周期で送信されるため、ユーザ端末の消費電力の観点からDS自体をアイドルモードのセル選択/セル再選択に使用することは難しい。このため、アイドルモードのユーザ端末は従来通りにセル選択/セル再選択を行う必要があり、スモールセルはセル選択/セル再選択に影響を与えないようにDSを送信する必要がある。そこで、本実施の形態では、既存のDL RS(Downlink Reference Signal)やシステム情報(System Information)とは異なるサブフレームやリソースでDSを送信することが望ましい。
以下、スモールセル内でのスタンドアロンオペレーションについて説明する。図5は、RRC接続モード及びアイドルモードのユーザ端末の通信処理の説明図である。図5に示すように、スモールセルS内にはアイドルモードのユーザ端末30とRRC接続モードのユーザ端末30とが存在している。また、スモール基地局10からスモールセルS全体に向けてDS、CRS、PBCHが送信されている。この場合、RRC接続モードのユーザ端末30は、DSやCRSを認識できるが、アイドルモードのユーザ端末30は、DSやCRSを認識することができない。
アイドルモードのユーザ端末30がDSやCRSを認識するためには、PBCHを受信してRRC接続を確立させる必要がある。よって、スモール基地局10は、アイドルモードのユーザ端末30向けのPBCH用のリソースに、RRC接続モードのユーザ端末30向けのDSをマッピングしないようにしている。これにより、アイドルモードのユーザ端末30は、DSの送信によってPBCHの受信が妨げられることがない。そして、ユーザ端末30は、PBCHからシステム情報(MIB: Master Information Block、SIB: System Information Block)を取得してRRC接続を確立し、RRC接続モードになった後にスモール基地局10からDSやCRSを受信する。
このように、スモール基地局10がPBCHを避けてDSを送信することで、アイドルモードのユーザ端末30にマクロセルMのPBCHを読ませることなく、スタンドアロンでスモールセルSを検出させることが可能になっている。なお、PBCHが送信されるサブフレームではDSが送信されないとユーザ端末30が認識する構成にしてもよい。これにより、スモール基地局10からユーザ端末30に向けて、PBCHと同一のサブフレームでDSを送信するのを抑制させることができ、アイドルモードのユーザ端末30にPBCHを受信させることができる。
アイドルモードのユーザ端末30には、アイドルモードからの呼び出しに用いられるページング信号がスモール基地局10から送信されている。このアイドルモードのユーザ端末30向けのページング信号についても、ページング信号が送信されるサブフレームでは、DSが送信されないとユーザ端末30が認識する構成にしてもよい。これにより、スモール基地局10からユーザ端末30に向けて、ページング信号と同一のサブフレームでDSを送信するのを抑制させることができ、アイドルモードのユーザ端末30にページング信号を受信させることができる。
また、上記したように、スモールセルSがTDDで運用される場合にULサブフレームでDSを送信することで、アイドルモードのユーザ端末30にスタンドアロンでスモールセルSを検出させることもできる。なお、ここではDSがRRC接続モードのユーザ端末30で用いられる構成について説明したが、この構成に限定されない。DSは、small cell discoveryで用いられる構成であればよく、アイドルモードのユーザ端末30に使用されてもよい。すなわち、DSはアイドルモードのユーザ端末30のセル選択/セル再選択に使用されてもよい。
以下、本実施の形態に係る無線通信システムについて、詳細に説明する。図6は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。なお、図6に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)を適用することができる。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図6に示す無線通信システム1は、マクロセルMを形成するマクロ基地局20と、マクロセルM内に配置され、マクロセルMよりも狭いスモールセルSを形成するスモール基地局10を備えている。また、マクロセルM及び各スモールセルSには、ユーザ端末30が配置されている。ユーザ端末30は、マクロ基地局20及びスモール基地局10の双方に接続することができる。マクロセルM内及びスモールセルS内には、基地局と通信中のユーザ端末30だけでなく、RRC接続モード、アイドルモードのユーザ端末30も含まれている。
マクロセルMは相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(Legacy carrier等と呼ばれる)が使用されている。一方、スモールセルSは相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz等)で帯域幅が広いキャリアが用いられている。また、マクロセルMとスモールセルSは、同周波のキャリアが用いられてもよい。マクロ基地局20とスモール基地局10は、有線接続(Optical fiber、X2インターフェース等)又は無線接続されてもよいし、マクロ基地局20とスモール基地局10とが接続されていなくてもよい。
マクロ基地局20及びスモール基地局10は、それぞれ上位局装置40に接続され、上位局装置40を介してコアネットワーク50に接続される。なお、上位局装置40には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各スモール基地局10は、マクロ基地局20を介して上位局装置40に接続されてもよい。
なお、マクロ基地局20は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、スモール基地局10は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、ピコ基地局、フェムト基地局、Home eNodeB、RRH(Remote Radio Head)、マイクロ基地局、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。各ユーザ端末30は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、図6に示す無線通信システムで用いられる通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末30で共有されるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH、EPDCCH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位レイヤ情報が伝送される。PDCCH(Physical Downlink Control Channel)により、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。また、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)により、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報等が伝送されてもよい。このEPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重される。
上りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末30で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルであるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)とを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、ACK/NACK等が伝送される。
図7は、本実施の形態に係るスモール基地局10の全体構成図である。スモール基地局10は、送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部(送信部)103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクによりスモール基地局10からユーザ端末30に送信されるデータ信号は、上位局装置40から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、データ信号に対して、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理等が行われて送受信部103に転送される。また、制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上りリンクによりユーザ端末30からスモール基地局10に送信されるデータについては、送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置40に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、基地局の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図8は、本実施の形態に係るスモール基地局10のベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。図8に示すように、ベースバンド信号処理部104は、同期信号生成部111、報知信号生成部112、参照信号生成部113、検出測定信号生成部(信号生成部)114、データ信号生成部116、符号化変調部117、マッピング部119、IFFT部121、CP付加部122を備えている。また、ベースバンド信号処理部104はスケジューラ118によって制御されている。ここでは、ベースバンド信号処理部104の一部の構成のみを示しているが、必要な構成を不足なく備えているものとする。
同期信号生成部111は、同期信号であるPSS、SSSを生成する。PSSは、シンボルタイミングの同期とスモールセルSのローカル識別子の検出に用いられる。SSSは、無線フレームの同期とスモールセルSのグループ識別子の検出に用いられる。これらPSSとSSSは、既存のスモールセル検出時のセルサーチの初期段階で使用される。PSS及びSSSによってスモールセルの物理セルID(PCI: Physical Cell Identifier)の取得が可能となる。
報知信号生成部112は、報知信号であるPBCHを生成する。PBCHには、セルサーチ後に最初に読み読むべきMIB、SIBが含まれている。MIBには、システム帯域幅、システムフレーム番号等の基本情報が含まれている。SIBには、各種システム情報が含まれている。システム情報には、スモールセルSがTDDで運用される際のサブフレーム構成(UL/DL構成)が含まれている。PBCHはアイドルモードのユーザ端末30向けに送信され、PBCHによりユーザ端末30をRRC接続モードに遷移させることが可能となる。
参照信号生成部113は、CRS、CSI−RS等の各種参照信号を生成する。CRSは、送信データの復調に加えて、チャネル品質測定、セルサーチのモビリティ測定等に用いられる。CSI−RSは、チャネル品質測定にのみ用いられる。
検出測定信号生成部114は、検出測定信号であるDSを生成する。DSは、PSS、SSS、CRSを用いた既存の検出処理とは異なり、新たな検出処理として導入されたsmall cell discoveryで用いられる。DSは、長周期で送信されるため、PSS、SSSとは異なりセルサーチに使用されない。よって、DSはRRC接続モードのユーザ端末30向けに送信され、DSによりユーザ端末30にスモールセルSの検出及び測定させることが可能となる。なお、アイドルモードのユーザ端末30がDSを受信してスモールセルSを検出及び測定できる構成にしてもよい。
データ信号生成部116は、ユーザ端末30に対するデータ信号であるPDSCHを生成する。PDSCHには、DSを受信するためのアシスト情報等の上位レイヤ情報が含まれる。アシスト情報には、マクロセルMとスモールセルSの同期状態、スモールセルSのIDリスト、DSの送信周波数、送信タイミング、周期、送信電力、アンテナポート数、信号構成等が含まれる。また、スモールセルSがTDDで運用される場合(図4参照)には、アシスト情報には、DSがULサブフレームで送信されること、DSが送信されるサブフレーム番号等が含まれる。
符号化変調部117は、データ信号生成部116から入力されたPDSCHを符号化及び変調する。符号化率及び変調方式は、ユーザ端末30からのフィードバック情報に基づいてスケジューラ118によって決定される。
スケジューラ118は、CSI−RS、CRS等の参照信号、DS、PDSCHをスケジューリングする。スケジューラ118は、上位局装置40からの指示情報や各ユーザ端末30からのフィードバック情報(例えば、CQI、RIなどを含むCSI)に基づいて、無線リソースの割り当てを行う。このとき、スケジューラ118は、PSS、SSS等の同期信号が存在するリソースにDSを割り当てないようにする。また、スケジューラ118は、PBCH及び/又はCRSが存在するリソースにDSを割り当てないようにしてもよいし、DS用のリソースにPDSCH及び/又はCSI−RSを割り当てないようにしてもよい。
スモールセルSがTDDで運用される場合には、スケジューラ118は、ULサブフレームにDSを割り当てるようにしてもよい。この場合、スケジューラ118は、ULグラントによりPUSCHが送信されないように制御すると共に、ULサブフレームにACK/NACK、CQIを割り当てないよう制御する。また、スケジューラ118は、PUCCH用のリソース、SRS用のリソースにDSを割り当てないように制御する。なお、DSを含むULサブフレームだけでなく、CRSを含むDLサブフレームでユーザ端末30に検出及び測定させることも可能である。
マッピング部119は、スケジューラ118に制御されて、PSS、SSS、PBCH、CSI−RS、CRS、DS、PDSCH等の各種信号をマッピングする。DSのマッピングには、上記した第1、第2の信号構成(図3参照)で示すように、CSI−RS及びPRSのマッピング構成が適用される。このとき、マッピング部119は、PSS、SSSを避けてDSをマッピングする。これにより、PSS、SSSとDSとが干渉しないため、small cell discoverが既存のセル検出処理に影響を与えることがない。
また、マッピング部119は、PBCH及び/又はCRSが存在するリソースを避けてDSをマッピングしてもよいし、DS用のリソースを避けてPDSCH及び/又はCSI−RSをマッピングしてもよい。また、スモールセルSがTDDで運用される場合には、ULサブフレームにDSをマッピングする。これにより、DSと他のDL信号とが干渉しないため、small cell discoverが既存のセル検出処理に影響を与えることがない。また、マッピング部119は、送受信部103で下り信号の送信処理及び上り信号の受信処理を同時に行える場合、ULサブフレームにおいてPDCCH及び/又はSRS用のリソースにDSをマッピングしない構成にしてもよい。
マッピング部119から出力された無線信号は、IFFT部121でIFFT処理が施されて、CP付加部122でCyclic Prefixが付加されて送信アンテナからユーザ端末30に向けて送信される。
図9は、本実施の形態に係るユーザ端末30の全体構成図である。ユーザ端末30は、送受信アンテナ301と、アンプ部302と、送受信部(受信部)303と、ベースバンド信号処理部304と、アプリケーション部305とを備えている。
下りリンクのデータ信号については、送受信アンテナ301で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部302で増幅され、送受信部303で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部304でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータ信号は、アプリケーション部305に転送される。アプリケーション部305は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。
一方、上りリンクのデータ信号については、アプリケーション部305から、ベースバンド信号処理部304に入力される。ベースバンド信号処理部304では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて送受信部303に転送される。送受信部303は、ベースバンド信号処理部304から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部302は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ301により送信する。
図10は、本実施の形態に係るユーザ端末30のベースバンド信号処理部304の主な機能構成図である。図10に示すように、ベースバンド信号処理部304は、CP除去部311、FFT部312、チャネル分離部313、同期信号取得部314、報知信号取得部315、データ信号取得部316、参照信号取得部317、検出測定信号取得部(検出部)318、測定部319を備えている。ここでは、ベースバンド信号処理部304の一部の構成のみを示しているが、必要な構成を不足なく備えているものとする。受信アンテナで受信された無線信号は、CP除去部311でCyclic Prefixが除去され、FFT部312でFFT処理が施される。
チャネル分離部313は、FFT部312から入力された無線信号を信号毎に分離する。PSS、SSS等の同期信号は同期信号取得部314へ出力され、PBCH等の報知信号は報知信号取得部315へ出力され、PDSCH等のデータ信号はデータ信号取得部316へ出力され、CRS、CSI−RS等の参照信号は参照信号取得部317へ出力され、DS等の検出測定信号は検出測定信号取得部318へ出力される。
同期信号取得部314は、PSS、SSSを取得して、スモールセルとの同期をとると共に、スモールセルの物理セルIDを認識する。この場合、DSがPSS、SSSが存在するリソースを避けるようにマッピングされているため、DSによってPSS、SSSの取得が妨げられることがない。したがって、ユーザ端末30は、PSS、SSSを用いた既存のセル検出処理を実施することができる。
報知信号取得部315は、PBCHを取得して、PBCHに含まれるMIB、SIBを取得する。PBCHが存在するリソースを避けるようにDSがマッピングされている場合には、DSによってPBCHの取得が妨げられることがない。アイドルモードのユーザ端末30はPBCHを取得することで、RRC接続モードに遷移することができる。よって、アイドルモードのユーザ端末30がスタンドアロンでスモールセルSを検出することができる。また、SIBからTDDのサブフレーム構成を認識することができる。
データ信号取得部316は、PDSCH及び上位レイヤ情報を取得し復調及び復号する。PDSCHがDS用のリソースを避けてマッピングされる場合には、ユーザ端末30はDS用のリソースを避けてPDSCHを復調することで、復調処理のスループットおよび復調精度が向上される。上位レイヤ情報には、DSを受信するためのアシスト情報が含まれている。また、スモールセルSがTDDで運用される場合には、上位レイヤ情報には、DSがULサブフレームで送信されること、DSが送信されるサブフレーム番号等が含まれる。
参照信号取得部317は、CRS、CSI−RS等の各種参照信号を取得する。CRSは、送信データの復調の他、既存のセル検出処理に用いられる。CSI−RSは、チャネル品質測定に用いられる。
検出測定信号取得部318は、データ信号取得部316から入力されたアシスト情報に基づいてDSを取得する。この場合、検出測定信号取得部318は、PBCH及びページング信号のあるサブフレームではDSが送信されないと認識してもよい。また、スモールセルSがTDDで運用される場合には、検出測定信号取得部318は、上位レイヤ情報に基づいてULサブフレームでDSを取得する。この場合、検出測定信号取得部318は、上りリンクでのDSの取得を設定間違いと認識することがない。当該ULサブフレームにおいて、DS以外のCSI−RS、CRS、PDCCH、PDSCH等のDL信号の少なくともいずれかが送信されていると仮定して検出する。また、DLサブフレームで送信される既存のDL信号がULサブフレームで送信されるDSの影響を受けることがない。
測定部319は、参照信号取得部317、検出測定信号取得部318から入力されたCRS、DSを測定する。測定部319は、既存の検出処理ではCRSを測定し、small cell discoveryではDSを測定する。すなわち、既存のユーザ端末30はCRSで測定し、small cell discoveryに対応したユーザ端末30はCRS、DSのいずれで測定してもよい。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システム1によれば、ユーザ端末30に同期信号を用いて既存の検出処理でスモールセルを検出させることができると共に、DSを用いた新たな検出処理でスモールセルを検出させることができる。このとき、同期信号を避けるようにDSがマッピングされているため、同期信号を用いた既存の検出処理と検出測定信号を用いた新たな検出処理とが干渉することがない。よって、既存の検出処理を採用したシステムに悪影響を与えることなく、新たな検出処理を導入することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、様々変更して実施することが可能である。例えば、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、上記説明におけるキャリア数、キャリアの帯域幅、シグナリング方法、処理部の数、処理手順については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
1 無線通信システム
10 スモール基地局
20 マクロ基地局
30 ユーザ端末
101 送受信アンテナ
103 送受信部(送信部)
114 検出測定信号生成部(信号生成部)
118 スケジューラ
119 マッピング部
303 送受信部(受信部)
318 検出測定信号取得部(検出部)
319 測定部

Claims (10)

  1. マクロ基地局にカバーされるマクロセル内にスモールセルが配置され、当該スモールセルをカバーするスモール基地局であって、
    同期信号を用いた前記スモールセルの第1の検出処理とは異なる第2の検出処理用に検出測定信号を生成する信号生成部と、
    同期信号を避けるように、検出測定信号をマッピングするマッピング部と、
    検出測定信号を前記スモールセル内のユーザ端末に送信する送信部とを備えたことを特徴とするスモール基地局。
  2. 前記マッピング部は、PRS(Positioning Reference Signal)又はCSI−RS(Channel State Information - Reference Signal)のマッピング構成に従って、検出測定信号をマッピングすることを特徴とする請求項1に記載のスモール基地局。
  3. 前記マッピング部は、前記第1の検出処理で前記スモールセルの測定に用いられる測定信号を避けるように、検出測定信号をマッピングすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスモール基地局。
  4. 前記マッピング部は、検出測定信号を避けるように、データ信号及び/又はCSI−RSをマッピングすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスモール基地局。
  5. 前記スモールセルには、RRC接続モードのユーザ端末とRRC接続モードになる前のアイドルモードのユーザ端末とが存在しており、
    前記送信部は、RRC接続モード向けに検出測定信号を送信しており、
    前記マッピング部は、アイドルモードのユーザ端末向けの報知信号を避けるように、検出測定信号をマッピングすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスモール基地局。
  6. 前記スモールセルは時間分割複信で運用され、
    前記送信部は、検出測定信号を上りサブフレームで受信するためのアシスト情報を通知すると共に、検出測定信号を上りサブフレームで送信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスモール基地局。
  7. マクロ基地局にカバーされるマクロセル内にスモール基地局にカバーされるスモールセルが配置され、当該スモールセル内に存在するユーザ端末であって、
    前記スモール基地局において同期信号を用いた前記スモールセルの第1の検出処理とは異なる第2の検出処理用の検出測定信号が同期信号を避けるようにマッピングされ、当該検出測定信号を前記スモール基地局から受信する受信部と、
    検出測定信号を用いて前記スモールセルを検出する検出部とを備えたことを特徴とするユーザ端末。
  8. 前記スモールセル内にRRC接続モードになる前のアイドルモードで存在するユーザ端末であり、
    前記スモール基地局から前記RRC接続モードのユーザ端末向けに検出測定信号が送信され、
    前記受信部は、アイドルモードの自端末向けの報知信号及び/又はページング信号が送信されるサブフレームでは、検出測定信号を無送信と認識することを特徴とする請求項7に記載のユーザ端末。
  9. 前記スモールセルは時間分割複信で運用されており、
    前記受信部は、検出測定信号を上りサブフレームで受信するためのアシスト情報を受信すると共に、検出測定信号を上りサブフレームで受信することを特徴とする請求項7に記載のユーザ端末。
  10. マクロ基地局にカバーされるマクロセル内に、スモール基地局がカバーするスモールセルが配置され、当該スモールセル内にユーザ端末が存在する無線通信方法であって、
    前記スモール基地局が、同期信号を用いた前記スモールセルの第1の検出処理とは異なる第2の検出処理用に検出測定信号を生成するステップと、
    前記スモール基地局が、同期信号を避けるように検出測定信号をマッピングして前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末が、検出測定信号を前記スモール基地局から受信するステップと、
    前記ユーザ端末が、検出測定信号を用いて前記スモールセルを検出するステップとを有することを特徴とする無線通信方法。
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