JP2015069919A - 導光板、面光源装置、映像源ユニット、及び液晶表示装置、並びに導光板の製造方法 - Google Patents

導光板、面光源装置、映像源ユニット、及び液晶表示装置、並びに導光板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】輝度分布を調整しやすい構造を備える導光板を提供する。【解決手段】透光性を有するシート状の基部を備え、その1つの端面である入光面から入射した光を導光しつつ、基部の一方の面に形成された出光部から光を順次出光して面光源を得る導光板であって、基部のうち他方の面には、導光方向に並んだ凹部と凸部とを1組とした単位裏面プリズムが導光方向に複数配列された、裏面プリズム部を有し、凹部は導光方向に対して傾斜面を具備し、複数の単位裏面プリズムのうち少なくとも1つにおいて凹部の傾斜面の導光方向の長さが、他の単位裏面プリズムの凹部の傾斜面の導光方向の長さと異なる。【選択図】図5

Description

本発明は、表示装置の照明として機能する面光源装置に具備される導光板、これを用いた面光源装置、映像源ユニット、及び液晶表示装置、並びに導光板の製造方法に関する。
液晶テレビ、携帯端末等に適用されている液晶表示装置は、映像情報を含む液晶パネルに対して、該液晶パネルの背面側に配置された面光源装置(バックライト)を照明として用いることで映像を観察者に視認可能に提供する。
このような面光源装置として例えば特許文献1、2に記載の技術が開示されている。これによれば、面光源装置は、光源、光源を導光方向に導いて面状に広げて出光する導光板、及び光を所定の方向に偏向する(光を所定の進行方向に変える。)プリズムシート(光学シート)を有して構成される。
このうち、特許文献1、2にはエッジライト式の面光源装置が記載されており、光源が導光板の側端部(エッジ)に配置されている。この方式によれば、面光源装置を薄く形成できる利点がある。
一方でエッジライト式の面光源装置では光源から出光した光は、その方向が観察者側に向いていないので、導光板で光源からの光の向きを観察者側に向かうように変える必要がある。その際には、光源から出光された光を面状に広げることも同時に行われなければならない。そのため、導光板のうち、観察者側とは反対側の面には所定のピッチで凸部(裏面プリズム)が設けられ、ここで光を順次反射して観察者側に向けさせて出射する。
特開2007−134344号公報 特開2011−034801号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の導光板では特に導光方向について明るさのムラが生じることがあった。そしてこの明るさのムラのような、面光源としての輝度の分布を調整するために裏面プリズムの形態を変更する必要が生じるが、従来の形態では、調整された裏面プリズムの形態は製作するのに手間がかかり困難があった。
そこで本発明は上記問題を鑑み、輝度分布を調整しやすい構造を備える導光板を提供することを課題とする。またこれを用いた面光源装置、映像源ユニット、及び液晶表示装置、並びに導光板の製造方法を提供する。
以下、本発明について説明する。
請求項1に記載の発明は、透光性を有するシート状の基部を備え、その1つの端面である入光面から入射した光を導光しつつ、基部の一方の面に形成された出光部から光を順次出光して面光源を得る導光板であって、基部のうち他方の面には、導光方向に並んだ凹部と凸部とを1組とした単位裏面プリズムが導光方向に複数配列された、裏面プリズム部を有し、凹部は前記導光方向に対して傾斜面を具備し、複数の単位裏面プリズムのうち少なくとも1つにおいて凹部の傾斜面の導光方向の長さが、他の単位裏面プリズムの凹部の傾斜面の前記導光方向の長さと異なる、導光板である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の導光板において、導光方向において、入光面側半分における単位裏面プリズムの凹部の傾斜面の合計長さよりも、光源とは離隔した側の半分における単位裏面プリズムの前記凹部の傾斜面の合計長さが長い。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の導光板において、単位裏面プリズムの凸部の稜線が導光方向とは直交する方向に延びている。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の導光板において、裏面単位プリズムの凸部の稜線がその長手方向に形状が変化することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の導光板において、基部の一方の面には、導光方向に稜線が延びる凸状の単位光学要素が、該稜線が延びる方向とは異なる方向に複数配列された単位光学要素部が設けられている。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の導光板と、基部の入光面に配置された光源と、を備える面光源装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の面光源装置と、導光板の出光面側に配置された液晶パネルと、を備える映像源ユニットである。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の映像源ユニットと、映像源ユニットを内包する筐体と、を備える液晶表示装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の導光板を製造する方法であって、単位裏面プリズム部を形成するロール金型を作製する工程と、ロール金型に硬化前の樹脂を充填して、その後に樹脂を硬化させる工程と、を有し、ロール金型を作製する工程は、ロールの外表面に同ピッチで複数の溝を形成する工程と、ロールの外表面にレジストを塗工する工程と、レジストに対して、裏面プリズム部の凹部及び凸部に対応したパターンの光を照射してレジストを除去する工程と、ロールの外表面をエッチングする工程と、を含む、導光板の製造方法である。
本発明によれば、面光源の輝度分布に影響が大きい裏面プリズムの凹部の傾斜面の大きさを、裏面プリズムの凸部の大きさを変更することで調整することができ、これを単位裏面プリズムごとに規定することが可能であるので、導光板全体における輝度分布の調整を行うことが容易である。
1つの形態にかかる映像源ユニットを説明する分解斜視図である。 映像源ユニットの1つの断面(図1のII−IIに沿った断面)を示す分解図である。 映像源ユニットの他の断面(図1のIII−IIIに沿った断面)を示す分解図である。 図3の視点で導光板の一部を拡大した図である。 図2の視点で導光板の一部を拡大した図である。 ロール金型の外観斜視図である。 ロール金型の表面形状の断面を説明する図である。 ロール金型の製造の過程を説明する図である。 導光板の製造過程の1つの場面を説明する図である。 プリズムシートの一部を拡大した図である。 他の例を説明する図である。
本発明の上記した作用および利得は、次に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。以下、本発明を図面に示す形態に基づき説明する。ただし、本発明はこれら形態に限定されるものではない。また、以下に示す各図では、理解しやすさのため部材の大きさや形状を誇張して記載することがあり、見易さのため、繰り返しとなる符号は省略することがある。
また、各図には必要に応じて「導光方向」と「光源配列方向」を矢印で示した。導光方向は光源から出射された光が導かれる方向であり、光源から離隔及び光源に近づく方向である。光源配列方向は導光方向に対して直交し、光源が配列される方向である。
図1は1つの形態にかかる液晶表示装置に含まれる映像源ユニット10を概念的に表した分解斜視図である。
液晶表示装置は、映像源ユニット10を有しており、映像源ユニット10に含まれる面光源装置20から出射された白色の光源光が液晶パネル15を透過して映像情報を得てから観察者側に提供される。液晶表示装置は不図示の筐体を備え、ここに映像源ユニット10が内蔵される。筐体は液晶表示装置の外殻を形成し、液晶表示装置を構成する部材の大部分をその内側に収める部材である。また筐体は映像源ユニット10を支持可能に開口を有しており、該開口に映像源ユニット10が嵌め込まれて取り付けられている。その他、液晶表示装置には液晶表示装置として機能するための各種公知の構成部材が備えられている。
映像源ユニット10は、液晶パネル15、面光源装置20、及び機能性シート41を備えている。ここで図1では紙面上方が観察者側となる。
液晶パネル15は、観察者側に配置された上偏光板13、面光源装置20側に配置された下偏光板14、及び、上偏光板13と下偏光板14との間に配置された液晶セル12を有している。偏光板13、14は、入射した光を直交する二つの偏光成分(P波およびS波)に分解し、一方の方向(透過軸と平行な方向)の偏光成分(例えば、P波)を透過させ、当該一方の方向に直交する他方の方向(吸収軸と平行な方向)の偏光成分(例えば、S波)を吸収する機能を有している。
液晶セル12は、一つの画素を形成する領域毎に、電界印加がなされ得るようになっている。そして、電界印加された液晶セル12の配向は変化するようになる。面光源装置20側(すなわち入光側)に配置された下偏光板14を透過した特定方向の偏光成分(例えばP波)は、電界印加された液晶セル12を通過する際にその偏光方向を90°回転させ、その一方で、電界印加されていない液晶セル12を通過する際にその偏光方向を維持する。このため、液晶セル12への電界印加の有無によって、下偏光板14を透過した特定方向の偏光成分(P波)が、下偏光板14の出光側に配置された上偏光板13をさらに透過するか、又は、上偏光板13で吸収されて遮断されるか、を制御することができる。
このようにして液晶パネル15では、面光源装置20からの光の透過又は遮断を画素毎に制御し、映像を表現することができるように構成されている。液晶パネルにはその形式に様々なものがあるが、特に限定されることなく用いることができる。
次に面光源装置20について説明する。図2には、図1にII−IIで示した線(導光方向)に沿った面光源装置20の厚さ方向(図1の紙面上下方向)断面図、図3には同III−IIIで示した線(光源配列方向)に沿った面光源装置20の厚さ方向(図1の紙面上下方向)の断面図を示した。
面光源装置20は、液晶パネル15を挟んで観察者側とは反対側に配置され、液晶パネル15に面状の光を出射する照明装置である。図1〜図3からわかるように、本形態では面光源装置20は、エッジライト型の面光源装置として構成され、導光板21、光源26、プリズムシート30、及び反射シート40を有している。
導光板21は、図1〜図3からわかるように、基部22、裏面プリズム部23、及び単位光学要素部24を有している。導光板21は透光性を有する材料により形成された全体として板状の部材であり、一方の板面側に単位光学要素部24が配置されて出光面が形成されている。他方の板面側は裏面とされ、裏面プリズム部23が形成されている。すなわち後で説明するように導光板21にはその表裏面のそれぞれに凹凸形状を備えている。
基部22、裏面プリズム部23、及び単位光学要素部24をなす材料としては、種々の材料を使用することができる。ただし、表示装置に組み込まれる光学シート用の材料として広く使用され、優れた機械的特性、光学特性、安定性および加工性等を有するとともに安価に入手可能な材料を用いることができる。これには例えば脂環式構造を有する重合体樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、ABS樹脂、ポリエーテルスルホン等の熱可塑性樹脂や、エポキシアクリレートやウレタンアクリレート系の反応性樹脂(電離放射線硬化型樹脂等)等を挙げることができる。
基部22は、裏面プリズム部23及び単位光学要素部24のベースとなる部位で、透光性を有する所定の厚さのシート状である。
裏面プリズム部23は、基部22の裏面側(単位光学要素部24が配置される側とは反対側の板面)に形成される凹凸形状を有する部位であり、光源26からの光の向きを順次観察者側に変えて反射させる機能を有する。
図1〜図3からわかるように、裏面プリズム部23は、凹部23aa及び凸部23abが1組となる単位裏面プリズム23aを有している。単位裏面プリズム23aは、図2に示した断面において導光方向に複数並べて配列されており、図1、図3に表れているように光源配列方向に上記断面を維持して延びている。図5には図2と同じ断面において導光板21の一部を拡大して表した。
図2、図5からよくわかるように、単位裏面プリズム23aは断面において、凹部23aa及び凸部23abを1つずつ有し、凹部23aaが光源26側に配置されている。裏面プリズム部23はこのような単位裏面プリズム23aを1つの単位として、これが導光方向に配列されている。
単位裏面プリズム23aの凹部23aaは、図2、図5からもわかるように、矩形断面を有しており、光源配列方向に延びる溝状である。凹部23aaの溝状である底面(凹部23aaのうち単位光学要素部24側に配置された面)は傾斜しており、光源26側から離隔するにつれて単位光学要素部24に近づく傾斜である。
単位裏面プリズム23aの凸部23abは、矩形の凸状の部位である。凸部23abのうち頂部(単位光学要素部24とは反対側となる面)は導光方向に対して平行であることが好ましい。
また、図5に表れる断面において、単位裏面プリズム23aを構成する辺のうち厚さ方向(図5の紙面上下方向)に延びる辺は当該厚さ方向に平行であることが好ましい。これにより、後述する方法により単位裏面プリズム23aを作製しやすくなる。
ここで、単位裏面プリズム23aの導光方向の大きさはpである。このpは裏面プリズム部23に配置されている複数の単位プリズム23aで同じであることが好ましい。この場合には、単位裏面プリズム23aは同じピッチ(p)で導光方向に配列されている。
一方、単位裏面プリズム23aに含まれる凹部23aaの導光方向の大きさpと導光方向の大きさpの比は、配列される単位裏面プリズム23a位置によって同じであってもよいし、図2、図5に表した本形態のように異なっていてもよい。
本形態のように異なる場合には、配列される複数の単位プリズム23aのうち、光源26側に配置されている単位プリズム23aの凹部23aaのpよりも最も光源26から離れた部位に配置されている単位プリズム23aの凹部23aaのpの方が長く形成されていることが好ましい。すなわち、導光方向において、光源26が配置された入光面側半分における単位裏面プリズムの凹部23aaの傾斜面の長さpの合計よりも、光源26とは離隔した側の半分における単位裏面プリズム23aの凹部23aaの傾斜面の長さpの合計が長いことが好ましい。
これにより、光源26に近い側より光源26に遠い側の方が観察者側へ光の向きを変える機会が増える。一方で光源26との距離に基づいて光源26に近い方が光が強く、光源26から離隔するにつれて光は弱くなる。従って、これらの関係が相まって、導光板21から出射する光のムラを抑え、より均一性の高い面光源とすることが可能となる。
当該pの変化の仕方は特に限定されることはなく、例えば一定の割合で変化する例や、複数の単位裏面プリズム23aを組にして段階的に変化する例を挙げることができる。
ここでピッチpは3μm以上500μm以下が好ましく、その深さは0.1μm以上10μm以下が好ましい。ここで「深さ」とは隣り合う凹凸部の深さである。
単位光学要素部24は、基部22のうち裏面プリズム部23とは反対側(観察者側の面)に形成される凹凸形状であり、複数の凸部である単位光学要素24aが配列されている。単位光学要素24aは導光板21を面光源装置に用いた場合に出光面として機能する部位である。
単位光学要素24aは、図1、図3に表されるように断面五角形を有し該断面を維持してその稜線が一方に延びる柱状の要素である。単位光学要素24aの稜線が延在する方向は、単位光学要素24aが配列される方向及び単位裏面プリズム23aの稜線が延びる方向に対して直交する方向である。すなわち単位光学要素24aはその稜線が単位裏面プリズム23aの稜線と平面視で直交するように構成されている。
図4には図3のうち導光板21の一部を拡大した図を示した。単位光学要素24aは、基部22の一方の面上に1つの辺を有し、他の4つの辺が基部22から突出する凸部となる五角形形状を有している。
ただし、本形態の断面は五角形であるが必ずしもこれに限定されることなく、三角形、四角形をはじめとする多角形、半球状、球の一部、レンズ形状等いずれの形状であってもよい。
なお、本件明細書における形状(例えば五角形)とは、厳密な意味での形状(例えば厳密な五角形形状)のみでなく、製造技術における限界や成型時の誤差等を含む形状(例えば略五角形形状)を含む。また同様に、本件明細書において用いる、その他の形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」、「楕円」、「円」等の用語も、厳密な意味に縛られることなく、同様の光学的機能を期待し得る程度の誤差を含めて解釈することとする。
以上のような構成を有する単位光学要素部24の寸法は、一例として、以下のように設定され得る。まず、単位光学要素24aの具体例として、導光板21の板面に沿った幅W(図4参照)は20μm以上500μm以下とすることができ、導光板21の板面への法線方向nに沿った単位光学要素24aの高さH(図4参照)を4μm以上250μm以下とすることができる。また、単位光学要素24aの頂角θ(図4参照)を90°以上150°以下とすることができる。
一方、基部22の厚さは、0.20mm以上6mm以下とすることができる。
次に上記説明した導光板21の製造方法の1つの例を説明する。本例では、ロール金型50を用いて基部22の一方の面に裏面プリズム部23を成型する。図6にロール金型50の外観斜視図を示した。ロール金型50は円筒状の金型であり、当該ロール金型50の主要な構成自体は公知のものを用いることができる。ロール金型50には、その外周面に該ロール金型50の回転軸に沿った方向に延びる溝51及び突起52が形成され(図7参照)、これが交互にロール金型50の周方向に配列されている。図7には図6にVII−VIIに示した線に沿ったロール金型50の外周部における断面形状の一部を拡大して表した。従って図7には溝51及び突起52のうち、該溝51、突起52が延びる方向に直交する断面が表れている。
図7からわかるように、ロール金型50の溝51は導光板21の凸部23abの形状に対応した反転した形状であり、ロール金型50の突起52は導光板21の凹部23aaの形状に対応した反転した形状である。従って、溝51及び突起52は、上記した導光板21の裏面プリズム部23の形状を転写することができるように対応した形状を有している。
ロール金型50は例えば次のように作製できる。図8に過程を示した。図8は、図7と同じ視点により、ロール金型50の表面に溝51及び突起52が形成される過程を説明する図である。
図8(a)に示すように、初めにロールの表面に同ピッチで断面三角形の溝53を形成する。これにより断面形状が三角形である溝53及びこれに対応した突起54が形成される。この突起54は、最終的に形成されるロール金型50の突起52が一部に含まれた形状である。
この形態を作製するに際し、ロール金型50の位置ズレ、偏芯を補正する。そのために初めに、図6に示したように、ロール金型50表面の軸線方向一端側と他端側に切削を開始するアライメントマーク50aを設ける。このアライメントマーク50aは回転方向の基準となる。
そして得られた溝53及び突起54の上からエッチング用のレジスト55を塗工する。このときアライメントマークの上にもレジスト55が積層されるが、このアライメントマーク50aはレジスト55を透過して視認することが可能となるので、これを回転軸線方向に移動可能なCCDカメラにてアライメントマーク50aを認識し、位置のズレを検知して補正値を計算で得る。これにより精度を向上させることができる。
次に、図8(b)に直線矢印で示したように、最終的に突起52として残しておくべき部位を避け、これ以外の部位に対してレーザー光等、レジスト55を除去できる光を照射する。これにより光が照射された部位についてレジスト55が除去されてロールの表面が露出する。
次に、エッチングを行い、図8(c)に表したように金型表面をエッチングして除去する。レジスト55が残存している部位についてはその形状が維持される。そして、レジスト55を除去することにより、図8(d)すなわち図7のようにロール金型50を形成できる。
この方法によれば、図8(a)に示したように切削により形成する溝53(突起54)は一定のピッチで一定の大きさで形成すればよく、切削を容易に行うことができる。
さらに、図8(b)に示したようにレジストを除去するために照射する光のパターンを変更すれば、適宜必要なパターンの裏面プリズム部23を作製することができる。従って、複雑なパターンも形成しやすく、面光源としての光の調整を容易に行うことが可能である。
以上説明したロール金型50を用いて、例えば次のように導光板21を作製する。図9に導光板21を作製する1つの場面を示した。ただし、ロール金型50を用いて導光板21を成型する方法はこれに限らず、他の公知の方法を適用することもできる。
図9からわかるように、上記したロール金型50と、単位光学要素部24の形状を転写できる形状を表面に具備するロール金型60とを準備し、両者をその外周面が所定の間隔を有して対向するように配置する。ロール金型50の回転軸とロール金型60の回転軸とは平行である。さらに、ロール金型60に対して所定の間隔を有してニップロール61、該ニップロール61に対して所定の間隔を有して離型ロール62を配置する。
ロール金型50とロール金型60との間に供給手段63から硬化する前の樹脂を供給し、これらロール金型50、60を回転させて送りつつ、供給した樹脂を適切な方法(冷却や光照射)により硬化させる。硬化した樹脂にはその表裏に単位光学要素部24及び裏面プリズム部23がそれぞれ形成されている。
その後、ロール金型60とニップロール61との間を通過し、離型ロール62により離形されて、帯状に長い導光板形状を具備するシートを得ることができる。そしてこの帯状のシートから打ち抜くことにより、導光板21となる。
これによれば、基部22の表裏に裏面プリズム部23及び単位光学要素部24が一体に成型される。
図1乃至図3に戻って、光源26について説明する。光源26は、導光板21の基部22の2組の側面のうち、単位光学要素24aの稜線が延びる方向である長手方向両端となる一組の側面の一方又は両方に配置される(図1乃至図3は一方の例である。)。光源の種類は特に限定されるものではないが、線状の冷陰極管等の蛍光灯、点状のLED(発光ダイオード)、又は白熱電球等の種々の態様で構成され得る。本形態では光源26は複数のLEDを具備してなり、不図示の制御装置により各LEDの出力、すなわち、各LEDの点灯および消灯、および/又は、各LEDの点灯時の明るさを、他のLEDの出力から独立して調節し得るように構成されている。
次にプリズムシート30について説明する。図1乃至図3からわかるように、プリズムシート30は、シート状に形成された本体部31と、本体部31の面のうち、導光板21に対向する面、すなわち入光側面に設けられた単位プリズム部32と、本体部31の面のうち、単位プリズム部32とは反対側の面、すなわち出光側面に設けられた光拡散層33と、を備えている。
このプリズムシート30は、後述するように、入光側から入射した光の進行方向を変化させて出光側から出射させ、正面方向(法線方向)の輝度を集中的に向上させる機能(集光機能)を有している。この集光機能は、主として、プリズムシート30のうち、単位プリズム部32によって発揮される。また、プリズムシート30は液晶パネル15との間における干渉縞発生の防止、及びキズ等の不具合を隠す機能を有している。この機能は主として光拡散層33によって発揮される。
図1〜図3に示すように、本体部31は、単位プリズム部32及び光拡散層33を支持する機能を有する平板状のシート状部材である。
単位プリズム部32は、図1〜図3によく表れているように、複数の単位プリズム32aが本体部31の入光側面に沿って並べられるように配置されている。より具体的には、単位プリズム32aは、当該並べられる方向に直交する方向に、図2に示した所定の断面形状を維持して稜線が延びるように形成された柱状の部材である。その稜線が延びる方向は、単位プリズム32aが並べられる方向に直交する他、上記した導光板21の単位光学要素24aの稜線が延びる方向に対して90度ずれた方向である。従って、単位プリズム32aの稜線が延びる方向と単位光学要素24aの稜線が延びる方向とは表示装置を正面から見た場合に直交する。
また、単位プリズム32aの稜線が延びる方向である長手方向は、正面から観察した場合に、液晶パネル15の下偏光板14の透過軸と交差している。好ましくは、プリズムシート30の単位プリズム32aの長手方向は、液晶パネル15の下偏光板14の透過軸に対して、表示装置の表示面と平行な面(プリズムシート30の本体部31のシート面と平行な面)上で45°より大きく135°より小さい角度で交差している。なお、ここでいう角度は、単位プリズム32aの長手方向と下偏光板14の透過軸とによってなされる角度のうちの、小さい方の角度、すなわち、180°以下の角度のことを意味している。とりわけ、本形態においては、プリズムシート30の単位プリズム32aの長手方向は、液晶パネル15の下偏光板14の透過軸に対して直交し、プリズムシート30の単位プリズム32aが並べられる方向は、液晶パネル15の下偏光板14の透過軸と平行になっていることが好ましい。
次に単位プリズム32aの配列方向の断面形状について説明する。図10は、図2のうち、プリズムシート30の一部を拡大した図である。図10ではnは本体部31のシート面の法線方向を表わしている。
図10からわかるように、本形態では、単位プリズム32aは、本体部31の導光板21側に突出した二等辺三角形の断面を有している。すなわち、本体部31のシート面と平行な方向の単位プリズム32aの幅は、本体部31の法線方向nに沿って本体部31から離れるにつれて小さくなる。
また、本形態では、単位プリズム32aの外輪郭は、本体部31の法線方向nと平行な軸を対称軸として、線対称となっており、断面が二等辺三角形である。これにより、プリズムシート30の出光面における輝度は、単位プリズム32aの配列方向に平行な面において、正面方向を中心として対称的な輝度の角度分布を有するようになる。
ここで、単位プリズム32aの寸法は特に限定されるものではないが、単位プリズム32aの凸状である先端における頂角θ(図10参照)は70°以下であることが好ましい。これにより導光板21の出光面に対向して配置されるという単位プリズム32aの配置形態において、より適切な集光特性を得ることができる。より好ましい頂角θは60°以上70°以下である。また、底辺幅Wは50μm程度とすることが好ましい。
本形態では上記のように断面形状が三角形である単位プリズムについて説明したが、これに限定されるものでなく、当該三角形の頂点部が短い上底となる台形であってもよい。また斜面の一方又は他方の形状が折れ線状や曲線であってもよい。従って断面の形状が四角形や五角形等の多角形となってもよい。
光拡散層33は、透光性樹脂層34中に、該透光性樹脂層34とは屈折率の異なる多数の光拡散粒子35を含有させてなる層であり、透光性樹脂層34の表面から光拡散粒子35の一部が突出している。これにより光拡散層33は、その表面が凹凸面に形成されている。
透光性樹脂層34に用いられる樹脂としては、光拡散粒子35の分散ができるとともに、該光拡散粒子35を保持可能である光透過性の樹脂であれば特に制限なく適用可能である。このような樹脂としては、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂や、熱硬化性樹脂、活性エネルギー線硬化型樹脂(電離放射線硬化樹脂)等が挙げられる。
一方、光拡散粒子35としては、アクリル−スチレン共重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリウレタン、ベンゾグアナミン、及びメラミン等の架橋有機微粒子、シリコーン等の樹脂微粒子、並びにシリカ、アルミナ及びガラス等の無機系微粒子等を用いることができる。
なお、用いる光拡散粒子は1種類である必要はなく2種類以上を混合して用いてもよい。また、光拡散粒子35の形状は、球形であってもよいし不定形であってもよい。さらに粒度分布が単分散、多分散のいずれでも良く、好適な条件を適宜選択すればよい。
以上のような構成を具備するプリズムシート30は、例えば本体部となる基材上に先に光拡散層を設け、次いで単位プリズム部を形成して製造される。
光拡散層33は、本体部となる基材の一方の面に、光拡散粒子を分散させた硬化前の透光性樹脂を塗布し、これを硬化することにより形成することができる。
次に本体部となる基材の他方の面に単位プリズム部32を賦型すればプリズムシート30となる。
本体部31及び単位プリズム部32をなす材料としては、種々の材料を使用することができる。ただし、表示装置に組み込まれる光学シート用の材料として広く使用され、優れた機械的特性、光学特性、安定性および加工性等を有するとともに安価に入手可能な材料、例えば、アクリル、スチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、アクリロニトリル等の一以上を主成分とする透明樹脂や、エポキシアクリレートやウレタンアクリレート系の反応性樹脂(電離放射線硬化型樹脂等)が好適に使用され得る。
図1〜図3に戻って、面光源装置20の反射シート40について説明する。反射シート40は、導光板21の裏面から出射した光を反射して、再び導光板21内に光を入射させるための部材である。反射シート40は、金属等の高い反射率を有する材料からなるシート、高い反射率を有する材料からなる薄膜(例えば金属薄膜)を表面層として含んだシート等のいわゆる鏡面反射を可能とするものを好ましく適用することができる。これにより、光の利用性を向上させることが可能となり、エネルギー利用効率をよくすることができる。
次に図1に戻って機能性シート41について説明する。機能性シート41は通常の液晶表示装置に用いられる各種の機能を有するシートである。これには例えば色調を補正するシート、防眩機能を有するシート、反射を防止するシート、ハードコートシート等を挙げることができる。
次に、以上のような構成を備える表示装置の作用について、光路例を示しつつ説明する。ただしこの光路例は概念的に表したものであり、反射や屈折の程度等を厳密に示したものではない。
まず、図2に示すように、光源26で発光された光は、導光板21の側面の入光面を介して導光板21内に入射する。図2には、例として、光源26から導光板21に入射した光L21、L22の光路例が示されている。
図2に示すように、導光板21に入射した光L21、L22は、導光板21の単位光学要素部24の面およびその反対側の裏面において、空気との屈折率差による全反射及び裏面から出光した光は反射シート40による反射を繰り返し、単位光学要素24aの稜線が延びる方向(導光方向)へ進んでいく。
ただし、導光板21の基部22のうち裏面側には裏面プリズム部23が形成されている。このため、図2に示すように、導光板21内を進む光L21、L22は、裏面プリズム部23により順次向きが変えられ、全反射臨界角未満の入射角度で単位光学要素部24に入射することもある。この場合、当該光は、導光板21の単位光学要素部24の面から出射し得る。単位光学要素部24から出射した光L21、L22は、導光板21の出光側に配置されたプリズムシート30へと向かう。
これにより導光板21内を進む光は、少しずつ、出光面から出射するようになり、導光板21の単位光学要素部24から出射する光の導光方向に沿った光量分布を均一化させることができる。
ここで、図示する導光板21の単位光学要素部24は、複数の単位光学要素24aによって構成され、各単位光学要素24aの断面形状は、三角形、三角形、の頂角を面取りしてなる形状、五角形、又はその他多角形となっている。いずれの形状であっても、単位光学要素24aは、導光板21の導光方向に対して傾斜面を有して構成されている。従って、図4に示したように、単位光学要素24aを介して導光板21から出射する光L41は導光板21から出射するときに屈折する。この屈折は、単位光学要素24aの配列方向において、シート面法線nに近づく(法線nとのなす角が小さくなる)屈折である。このような作用により、単位光学要素部24は、導光方向と直交する方向に沿った光の成分について、透過光の進行方向を正面方向側に絞り込むことができる。すなわち、単位光学要素部24は、導光方向と直交する方向に沿った光の成分に対して、集光作用を及ぼすようになる。
以上のようにして、導光板21から出射する光の出射角度は、導光板21の単位光学要素24aの配列方向と平行な面において、正面方向を中心とした狭い角度範囲内に絞り込まれる。
また、導光板21では裏面プリズム部23において、光の向きを変える程度が単位裏面プリズム23aにより調整されているので、面光源としての輝度ムラが抑制され、均一性の高い面光源を提供できる。その他、必要に応じて面光源の輝度分布を適宜調整することも可能である。
導光板21から出射した光は、その後、プリズムシート30へ入射する。プリズムシート30の単位プリズム32aは、導光板21の単位光学要素24aと同様に、単位プリズム32aの入光面での屈折および全反射によって透過光に対して集光作用を及ぼす。ただし、プリズムシート30でその進行方向を変化させられる光は、プリズムシート30のうち、単位プリズム32aの配列方向とは直交する面内の成分であり、導光板21で集光させられた成分とは異なる。すなわち、図10にL51で示したように、単位プリズム32aに入射した光は、単位プリズム32aと空気との屈折率差に基づいてその界面で全反射する。そのとき、単位プリズム32aの斜辺はシート面法線nに対して概ねθ/2傾いているので、界面における反射光は入射光よりも法線nに近付けられる角度となる。
つまり、導光板21は、導光板21の単位光学要素24aの配列方向と平行な面において、光の進行方向を正面方向を中心とした狭い角度範囲内に絞り込むようになる。その一方で、プリズムシート30では、単位プリズム32aの配列方向と平行な面において、光の進行方向を正面方向を中心とした狭い角度範囲内に絞り込むようになる。したがって、プリズムシート30での光学的作用によって、導光板21で上昇された正面方向輝度を損なうことなく、さらに、正面方向輝度を向上させることができる。
単位プリズム32aにより全反射した光L51は本体部31を透過し、光拡散層33で拡散され、プリズムシート30から出射される。これにより傷隠蔽性が十分に確保されている。またプリズムシート30によりギラツキも抑制されている。
プリズムシート30を出射した光は、液晶パネル15の下偏光板14に入射する。下偏光板14は、入射光のうち、一方の偏光成分を透過させ、その他の偏光成分を吸収する。下偏光板14を透過した光は、液晶セル12における画素毎への電界印加の状態に応じて、選択的に上偏光板13を透過するようになる。このようにして、液晶パネル15によって、面光源装置20からの光を画素毎に選択的に透過させることにより、液晶表示装置10の観察者が、映像を観察することができるようになる。
上記では、図6に示したように、ロール金型50の軸線が延びる方向に形状が一定である溝を形成し、これによる導光板を説明した。しかしながらこれに限らず、軸線が延びる方向に形状が一定でないロール金型のパターンを得ることができる。図11に説明図を示した。
図11(a)に示したように、中央部に比べてエッジ部において突起152の面積を溝151に対して大きくすることでこの部位における輝度を高めて例えばパソコン画面全面に亘って輝度を均一化できる。
図11(b)に示したように、突起252、溝251をその長手方向に微小な形状変化を持たせることもできる。例えばこれを最小解像度レベルで行えば周期構造によるギラツキ等を任意のパターンで解消できる。
そしてこのようなロール金型によればこれに対応した裏面プリズムの凹凸を有する導光板を得る。
10 映像源ユニット
12 液晶セル
13、14 偏光板
15 液晶パネル
20 面光源装置
21 導光板
22 基部
23 裏面プリズム部
23a 単位裏面プリズム
23aa 凹部
23ab 凸部
24 単位光学要素部
24a 単位光学要素
26 光源
30 プリズムシート
31 本体部
32 単位プリズム部
32a 単位プリズム
33 光拡散層
34 透光性樹脂層
35 光拡散粒子
50、60 ロール金型
51、151、251 溝
52、152、252 突起
53 溝
54 突起
55 レジスト
61 ニップロール
62 離型ロール
63 供給手段

Claims (9)

  1. 透光性を有するシート状の基部を備え、その1つの端面である入光面から入射した光を導光しつつ、前記基部の一方の面に形成された出光部から光を順次出光して面光源を得る導光板であって、
    前記基部のうち他方の面には、導光方向に並んだ凹部と凸部とを1組とした単位裏面プリズムが導光方向に複数配列された、裏面プリズム部を有し、
    前記凹部は前記導光方向に対して傾斜面を具備し、
    前記複数の単位裏面プリズムのうち少なくとも1つにおいて前記凹部の傾斜面の前記導光方向の長さが、他の前記単位裏面プリズムの前記凹部の傾斜面の前記導光方向の長さと異なる、導光板。
  2. 前記導光方向において、前記入光面側半分における前記単位裏面プリズムの前記凹部の傾斜面の合計長さよりも、前記光源とは離隔した側の半分における前記単位裏面プリズムの前記凹部の傾斜面の合計長さが長い、請求項1に記載の導光板。
  3. 前記単位裏面プリズムの前記凸部の稜線が前記導光方向とは直交する方向に延びている請求項1又は2に記載の導光板。
  4. 前記裏面単位プリズムの前記凸部の稜線がその長手方向に形状が変化することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の導光板。
  5. 前記基部の一方の面には、導光方向に稜線が延びる凸状の単位光学要素が、該稜線が延びる方向とは異なる方向に複数配列された単位光学要素部が設けられている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の導光板。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の導光板と、
    前記基部の前記入光面に配置された光源と、を備える面光源装置。
  7. 請求項6に記載の面光源装置と、
    前記導光板の前記出光面側に配置された液晶パネルと、を備える映像源ユニット。
  8. 請求項7に記載の映像源ユニットと、
    前記映像源ユニットを内包する筐体と、を備える液晶表示装置。
  9. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の導光板を製造する方法であって、
    前記単位裏面プリズム部を形成するロール金型を作製する工程と、
    前記ロール金型に硬化前の樹脂を充填して、その後に前記樹脂を硬化させる工程と、を有し、
    前記ロール金型を作製する工程は、
    ロールの外表面に同ピッチで複数の溝を形成する工程と、
    前記ロールの外表面にレジストを塗工する工程と、
    前記レジストに対して、前記裏面プリズム部の前記凹部及び凸部に対応したパターンの光を照射して前記レジストを除去する工程と、
    前記ロールの外表面をエッチングする工程と、を含む、導光板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109324365A (zh) * 2018-10-30 2019-02-12 东莞市银泰丰光学科技有限公司 一种具有3d棱镜结构的玻璃导光板及其加工方法

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