JP2015064374A - 核医学画像の処理及び表示 - Google Patents

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Abstract

【課題】骨シンチグラフィ画像の比較を容易とする新しい手法を提供する。【課題手段】本発明の具現化形態の一例は、同一の人物についてそれぞれ異なる日時に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための処理がなされた複数の画像について、前記複数の画像を、撮影日時順に並べて表示するための信号を生成することと;前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定することと;前記注目領域のそれぞれについて、画素値に関する第1の情報を計算することと;前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成することと;を特徴とする。ただし、前記複数の画像は骨腫瘍治療の経過観察のための骨シンチグラフィ画像である。【選択図】図7

Description

本発明は、骨シンチグラフィをはじめとする核医学画像の処理及び表示に関する。
背景
悪性腫瘍の治療に抗ガン剤を使用する場合、使用後の経過を定期的に観察することは非常に重要である。時間と共に腫瘍が再び増大するようであれば、再び抗ガン剤を適用したり、他の治療法を選択したりといった対処が必要となるからである。体内の腫瘍の様子を調べるために用いられうる技術の一つに骨シンチグラフィがある。
骨シンチグラフィは、核医学画像化技術の一種であり、放射性薬剤を体内に投与し、その核種の崩壊に起因して放出されるガンマ線を検出器で捕らえて画像化する技術である。放射性薬剤として、骨の代謝や反応が盛んな箇所に集まる物質を用いることにより、骨腫瘍や骨の炎症、骨折の有無などを調べることができる。骨シンチグラフィは、骨腫瘍の発見に対してX線写真よりも感度が優れているため、抗ガン剤使用後の経過観察に非常に有用な技術である。
下記の先行技術文献には、異なる時間に撮影された2枚の骨シンチグラフィの差分画像を作成することにより、経過を容易に観察可能とする技術が記載されている。しかし、より直感的に経過観察を可能とする技術が求められている。
国際公開第2007/062135A2号パンフレット
Junji Shiraishi, et al., Development of a computer-aided diagnostic scheme for detection of interval changes in successive whole-body bone scans, Med Phys. 2007 Jan;34(1) p25-36.
本願発明者は、前述の事情に鑑み、骨シンチグラフィ画像を利用した経過観察を容易とすべく、本発明を為した。
本発明の具現化形態の一例は、同一の人物についてそれぞれ異なる日時に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための処理がなされた複数の画像について、前記複数の画像を、撮影日時順に並べて表示するための信号を生成することと;前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定することと;前記注目領域のそれぞれについて、画素値に関する第1の情報を計算することと;前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成することと;を特徴とする。ただし、前記複数の画像は骨腫瘍治療の経過観察のための骨シンチグラフィ画像である。
実施形態によっては、前記注目領域のそれぞれについて、第2の情報を計算することと;前記計算した第2の情報を少なくとも2つ以上について、撮影時間情報と共に表示するための信号を生成することと;をさらに有してもよい。
本発明の具現化形態の例には、システムのプロセッサにプログラム命令が読み込まれることにより、前記システムが実行する方法であって、上記の処理を実行する方法が含まれる。また本発明の具現化形態の例には、システムのプロセッサに実行されることにより、該システムに上記の処理を実行させる命令を備える、コンピュータプログラムが含まれる。
更に本発明の具現化形態の例には、上記の処理を実行するように構成されるシステムが含まれる。
本発明を、骨シンチグラフィ画像の比較に応用すると、撮影時期による画像の変化を観察することを容易とすることができる。
本発明は、骨シンチグラフィ画像を利用した経過観察を容易とするべく為された発明であるが、本発明は、撮影時期の異なる複数の骨シンチグラフィ画像の比較のみならず、様々な核医学画像の比較に用いることができるものである。
添付の特許請求の範囲に含まれる各請求項に、それぞれ本発明の好適な実施形態の例を記載している。しかし、現時点では特許請求の範囲に記載されていなくとも、本願明細書や図面から把握されうるあらゆる新規な技術的特徴について、出願人は将来的に特許を請求する可能性があることに注意されたい。
以下、本発明の好適な実施形態の例を、添付図面を参照しつつ説明する。
本明細書で開示される様々な処理を実行するためのシステム100の主な構成を描いた図である。 本明細書で開示される処理のフローを示すフローチャートである。 本明細書で開示される実施例で処理の対象となる画像データの表示の様子を示した図である。 一実施例におけるROI設定の様子を示した図である。 一実施例における解析情報を画像データに重ねて表示した例である。 一実施例における別の解析情報を表示した例である。 上記2つの解析情報を画像データに重ねて表示した例である。
好適な実施形態の説明
図1は、本明細書で開示される様々な処理を実行するためのシステム100の主な構成を描いた図である。図1に描かれるように、システム100は、ハードウェア的には一般的なコンピュータと同様であり、CPU102,主記憶装置104,補助記憶装置106,ディスプレイ・インターフェース108,外部機器インターフェース110,通信装置112などを備えることができる。システム100は、単一の筐体にほぼ全ての構成要素が搭載される装置として提供されてもよいし、物理的に異なる複数の筐体から構成されるものであってもよい。一般的なコンピュータと同様に、主記憶装置104としては高速なRAM(ランダムアクセスメモリ)を使用することができ、補助記憶装置106としては、安価で大容量のハードディスクやフラッシュメモリ、SSDなどを用いることができる。システム100には、情報表示のためのディスプレイ114を接続することができ、これはディスプレイ・インターフェース108を介して接続される。またシステム100には、情報入力のためのユーザ・インターフェース116を接続することができ、これは外部機器インターフェース110を介して接続される。ユーザ・インターフェース116は、例えばキーボードやマウス、タッチパネルであることができる。通信装置112は、ネットワークを介して他のコンピュータやインターネットに接続するために用いられることができる。システム100の最も基本的な機能は、補助記憶装置106に格納されるオペレーティングシステム120がCPU102に読み込まれて実行されることにより提供される。また、補助記憶装置106に格納される各種のプログラムがCPU102に読み込まれて実行されることにより、オペレーティングシステム120で提供される機能以外の機能が提供される。
補助記憶装置106は、オペレーティングシステム120以外に、画像処理・表示プログラム122を格納している。このプログラムが、本実施例が提供する画像処理・表示機能の中心的な要素である。本明細書で開示される様々な処理は、特に断わりのない限り、プログラム122が備える各種命令がCPU102に読み込まれて実行されることにより実装されることができる。各処理において、CPU102は、プログラム122などの命令に従って、記憶装置からデータを読み出して演算を行い、得られた結果のデータを主に主記憶装置104に格納する。格納されたデータは、プログラム122などの命令に従って、別の処理に用いられたり、補助記憶装置106へ再び格納されたりする。特に断わりのない限り、以下に説明される全ての処理において、CPU102と記憶装置104,106との間で、データや演算結果が同様にやり取りされるものと理解されたい。
プログラム122は、単一の実行可能ファイルとして実装される場合もあるが、複数の実行可能ファイルからなるプログラムセットとして実装される場合もある。またプログラム122は、他の実行ファイルを呼び出したり、または他の実行ファイルから呼び出されて実行されたりしうるように構成されてもよい。
オペレーティングシステム120やプログラム122の少なくとも一部は、補助記憶装置106から直接CPU102に読み込まれるのではなく、一旦主記憶装置104にコピーまたは移動させられてから、CPU102に読み込まれ、実行されるように実装されることが多い。実施形態によっては、これらプログラムによる処理の一部を専用のハードウェア回路やプログラマブルロジックなどによって実装してもよい。
実施形態によっては、補助記憶装置106はさらに、画像処理・表示プログラム122が処理の対象とする画像データ124を格納していてもよい。画像データ124については、後に詳細に説明する。補助記憶装置106は、画像データ124を処理して得られたデータを格納する媒体や、処理の途中のデータを格納する媒体としても用いられることができる。実施形態によっては、補助記憶装置106はさらに、画像データ124を作成するためのプログラム(画像正規化プログラム126)を格納していてもよい。このプログラムについても後に説明する。
システム100は、図1に描かれた要素のほかにも、電源や冷却装置など、通常のコンピュータが備える装置と同様の構成を備えることができる。しかしながら、システム100のハードウェア構成は、一般的なコンピュータと同様であって既によく知られているので、これ以上の説明は省略する。
実施形態によっては、画像処理・表示プログラム122や画像データ124等は、システム100にローカルに存在する補助記憶装置106に格納されるのではなく、ネットワークを介して接続されるリモートの記憶装置に格納されていてもよい。また、プログラム122や画像データ124等は、ハードウェア的に単一の記憶装置(例えばハードディスクやSSD)に格納されているのではなく、ストライピングなどの既知の技術を利用して、複数の記憶装置に分散して記憶されていてもよい。そのような実施形態であっても、多くの場合、プログラム122のうち少なくとも実行される命令は、主記憶装置104に(一時的に)格納された後にCPU102に読み込まれる。実施形態によっては、プログラム122を実行する処理手段は、単一のCPU102ではなく、複数のプロセッサから構成される場合もある。実施形態によっては、これら複数のプロセッサが物理的に離れたコンピュータ装置に分散して実装されている場合もある。すなわち、実施形態によっては、物理的に異なる複数のコンピュータ装置から構成されるシステムが、当該システムに備えられる又は当該システムにネットワークを介して接続される、物理的に単一または複数の記憶装置から構成される記憶手段に格納されたプログラムを実行することにより、本明細書で説明される各種の処理を実行する場合もある。したがって、一般的に、本発明は、(1)処理手段に実行されることにより、当該処理手段を備える装置またはシステムに、本明細書で説明される各種の処理を遂行させるように構成される命令を備えるプログラム、(2)当該処理手段が当該プログラムを実行することにより実現される装置またはシステムの動作方法、(3)当該プログラム及び当該プログラムを実行するように構成される処理手段を備える装置またはシステム、などとして具現化されうる。本発明を具現化したプログラムは、CD−ROMなどの媒体に格納されて販売されたり、ネットワークを通じたダウンロードなどの形態により販売されたりすることができる。
次に、図2を参照して、画像処理・表示プログラム122がCPU102に実行されることによりシステム100が実行する処理の流れを説明する。ステップS200は処理の開始を示す。ステップS202は、処理の対象となる画像データを取得する段階である。この段階は、具体的には、補助記憶装置106から画像データ124(の少なくとも一部)を読み出し、主記憶装置104に格納することであってもよい。画像データ124が、システム100にローカルに備えられる記憶装置に格納されていない場合は、この段階は、USBなどの外部インターフェースやイーサネット(登録商標)などのネットワークを通じてシステム100に接続されている外部の記憶手段から、画像データ124(の少なくとも一部)を読み出して、主記憶装置104に格納することであってもよい。画像データ124がCDやDVDなどの光ディスク媒体に記録されている場合は、ステップS202は、読み出し装置に挿入された当該ディスク媒体から画像データ124(の少なくとも一部)を読み出して、主記憶装置104に格納することであってもよい。画像データ124の詳細については後に説明する。
画像処理・表示プログラム122は、画像データ124を表示装置に表示するようにプログラムされていてもよい。ステップS204は、そのような表示段階があってもよいことを示している。この段階において、画像処理・表示プログラム122は、CPU102と協働して、画像データ124をディスプレイ114に表示するための信号を生成する。当該信号の生成には、オペレーティングシステム120やディスプレイ・インターフェース108も、直接または間接に関与するように構成されることもある。画像データ124の表示の様子は後に詳しく例示される。
ステップS206は、画像データ124に注目領域(ROI)を設定する段階である。ROIは、ディスプレイ114に表示された画像を見ながら、操作者がユーザ・インターフェース116を使って手動で設定してもよい。その際、画像処理・表示プログラム122は、ディスプレイ114上にROIの設定に必要なユーザ・インターフェースを提供するように構成されることが好ましい。画像処理・表示プログラム122は、ROIの設定を自動で行なうようにプログラムされていてもよい。ROIの設定の様子も後に詳しく例示される。
ステップS208は、画像データ124から所定の情報を得るべく計算を行う段階である。この明細書では、ここで計算される情報を第1の情報と呼ぶ。実施形態によっては、第1の情報は、画像データ124において相対的に輝度の高い画素を示す情報であってもよい。この計算も、画像処理・表示プログラム122に含まれる命令に従ってCPU102が動作することにより遂行される。ステップS210は、得られた第1の情報を表示する段階を示し、画像処理・表示プログラム122は、CPU102と協働して、第1の情報をディスプレイ114に表示するための信号を生成する。これらの処理の様子も後に更に詳しく例示される。
実施形態によっては、画像処理・表示プログラム122は、画像データ124からさらなる情報を得るべく計算を行うようにプログラムされていてもよい。ステップS212はそのような計算段階を示す。この明細書では、ステップS212で計算される情報を第2の情報と呼ぶ。実施形態によっては、第2の情報は、画像データ124において相対的に輝度の高い画素の画素値の積分値であってもよい。この計算も、画像処理・表示プログラム122に含まれる命令に従ってCPU102が動作することにより遂行される。ステップS214は、得られた第2の情報を表示する段階を示し、画像処理・表示プログラム122は、CPU102と協働して、第2の情報をディスプレイ114に表示するための信号を生成する。これらの処理の様子も後に更に詳しく例示される。ステップS216は処理の終了を示す。

次に、本実施例において画像処理・表示プログラム122が処理の対象とする画像データ124について説明する。
図3に記載の画像302〜308は、画像データ124を表示したものである。画像302〜308は、いずれも同一の人物について撮影された骨シンチグラフィ画像であるが、それぞれ異なる時期に撮影されている。302が最も新しく撮影された画像であり、304が次に新しい画像であり、308は最も古い時期に撮影された画像である。図3において画像302のみ四角で囲まれているのは、これが最新の画像であることを示しているものである。骨シンチグラフィの撮影においては、撮影のたびに人物の姿勢や人物と測定器との距離が変わることは避けられず、また、体内に注入される放射性トレーサーの量の違いに応じて、病変のない同一の組織からの信号でも撮影ごとに多少異なることが避けられない。そこで、これらの画像には、各画像を互いに比較可能とするような処理がなされている。この処理については、前掲の特許文献1及び非特許文献1に詳しく説明されている。その流れの概要は次の通りである。
[1]各画像の階調(色数)を合わせる。例えば前掲の文献に記載のように、10ビットにリスケールすることができる。
[2]正常な部位からの信号を反映していると思われる画素値と、正常ではないと思われる部位からの信号を反映していると思われる画素値との境界が、所定の値になるように、各画素値にスケールファクタを乗ずる。この所定の値は、例えば前掲の文献に記載のように、anteriorから撮影した画像の場合は358,posteriorから撮影した画像の場合は410とすることができる。スケールファクタを乗じた結果、画素値が10ビットのスケールを超えたものについては、10ビットスケールの最大値(1023または1024)に丸め込む。なお、画像302〜308は、いずれもanteriorから撮影した画像である。
[3]画像304,306,308の位置・傾き・大きさを、それぞれ、最新の画像302に合わせる。このマッチング処理は、目視により行ってもよいし、自動処理にて行ってもよい。
[4]疾患を有さない領域については、各画像が平均的に同一の画素値を有するように、各画像の各画素値を更に調節する。この処理は、例えば、前掲の文献に記載のように、最新の画像の位置または領域(x,y)における画素値または平均画素値をC(x,y)、過去の画像における同一の位置または領域における画素値または平均画素値をP(x,y)としたとき、これらの値の集合を式C(x,y)=a・P(x,y)+bでフィッティングして係数a,bを求め、各画素値pをp'=p/a−bのように変換することにより行うことができる。
これら[1]〜[4]の処理により、画像302〜308は、位置・傾き・大きさ・グレースケールが揃っており、互いに比較可能な画像となっている。前述のように、これらの処理の詳細は前掲の特許文献1及び非特許文献1に詳しく説明されているので、参照されたい。これら2つの文献の内容は、本明細書の内容の一部をなすものである。
これら[1]〜[4]の処理は、図1に記載の画像正規化プログラム126によって行われてもよい。システム100は、実施形態によっては、そのようなプログラム126を備えるように構成されてもよい。
図3に描かれるように、画像302〜308は、撮影時期が新しい順に左から右に並べられて表示されている。このように並べられて表示されることで、これらの画像間の撮影時期の関係が分かりやすくなっている。また、画像302を四角で囲むことにより、最新の画像がどれかを判別し易いようになっている。画像処理・表示プログラム122は、ディスプレイ114に図3のような表示を行うための信号をCPU102に生成させるようにプログラムされていることができる(ステップS204)。
次に、ステップS206で行われる注目領域(ROI)の設定処理について、より具体的な例を紹介する。画像処理・表示プログラム122は、次に紹介するROI設定方法のうち、少なくとも一つ以上を提供するようにプログラムされることが好ましい。
[1]手動によるROI設定
ユーザは、ディスプレイ114に表示された画像302〜308を見ながら、マウス116等を用いてROIを範囲指定する。例えば、ユーザが画像302上でマウスをドラッグすると、画像処理・表示プログラム122は、ドラッグ開始位置および量を検知して、その位置及び量に応じた範囲をROIに設定するように、CPU102を動作させるよう、プログラムされることができる。このとき画像処理・表示プログラム122は、画像304,306,308についても、画像302上で設定されたROIに対応する領域に、自動的にROIを設定するようにプログラムされることが好ましい。ROIとして設定する範囲は、例えばドラッグ開始位置を1つの頂点とした長方形であってもよい。また当該範囲は、例えばドラッグ開始位置を中心とした円であってもよい。画像処理・表示プログラム122は、図4に描かれるように、設定されたROIを、画像302〜308に重ねて表示するための信号をCPU102に生成させるようにプログラムされていることが好ましい。
[2]システムに予め格納されたデータに基づく自動ROI設定
画像処理・表示プログラム122は、システム100(の例えば補助記憶装置106)に予め格納されたデータに基づいて、ROIを決定するようにプログラムされていてもよい。このデータは、例えば、上半身、胸、頭、腕部、膝部、などである。この場合も、画像処理・表示プログラム122は、図4に描かれるように、設定されたROIを、画像302〜308に重ねて表示するための信号を生成するようにプログラムされていることが好ましい。
[3]画素値に基づく自動ROI設定
画像処理・表示プログラム122は、画像302〜308の少なくともいずれかの画素値に基づいて、ROIを自動設定するようにプログラムされていてもよい。例えば、最も新しく作成された画像302における最大画素値を中心とした、矩形または円形領域を、ROIと設定するようにプログラムされていてもよい。このとき、画像302上で設定されたROIに対応する領域に、自動的にROIを設定するようにプログラムされていることが好ましい。画像302ではなく、最も古い画像308を基準にROIを設定するようにプログラムされていてもよい。また、病変に関係なく、膀胱には放射性トレーサーが尿として蓄積するため、画素値が高くなりがちであることから、最大画素値の検索から膀胱周辺は除外するようにプログラムされていることが好ましい。この場合も、画像処理・表示プログラム122は、図4に描かれるように、設定されたROIを、画像302〜308に重ねて表示するための信号を生成するようにプログラムされていることが好ましい。
次に、ステップS208およびS210で行われる処理について、より具体的な例を紹介する。ステップS208に対応する処理のために、画像処理・表示プログラム122は、画像302〜308のそれぞれについて、ステップS206で設定したROIにおいて相対的に輝度の高い(すなわち画素値の大きい)画素をCPU102に抽出させるようにプログラムされていてもよい。さらに抽出された画素は、図5に描かれるように、ディスプレイ114において、画像302〜308に重ねて表示されることが好ましい。画像処理・表示プログラム122は、このような表示を行うための信号をCPU102に生成させるようにプログラムされていることが好ましい。
図5においては、相対的に輝度の高い画素が、薄い灰色及び濃い灰色で表されている。薄い灰色で示されている画素は、正常な部位からの信号を反映していると思われる画素値と、正常ではないと思われる部位からの信号を反映していると思われる画素値との境となりうる境界値よりも、25%以上高い画素値を有する画素を示している。濃い灰色で示されている画素は、当該境界値よりも75%以上高い画素値を有する画素を示している。本例の場合、前述のように、当該境界値は358である。画像処理・表示プログラム122は、画像302〜308のそれぞれについて同様の計算を行い、表示のための信号を生成するようにプログラムされることができる。
本例では、境界値から25%と75%との2点でしか画素値を区切っていないが、これはあくまでも例示であって、実施形態によっては、より多くの区分に分けて計算及び表示を行ってもよい。実際、本例において2つの区分しか設けていないのは、特許公報において表現できる色や階調が少ないためであって、実装時には3つ(例えば25%,50%,75%)程度には区分して表示した方が、画素値の高い領域の位置や形状を把握しやすいと思われる。
図5に描かれるように、画像302〜308は、撮影時期が新しい順に左から右に並べられて表示されている。このように並べられて表示されることで、これらの画像間の撮影時期の関係が分かりやすくなっている。また、これらの画像の上に高輝度領域が重ねられて表示されていることにより、高輝度領域の時期的変化を容易に観察することができる。画像処理・表示プログラム122は、ディスプレイ114に図5のような表示を行うための信号をCPU102に生成させるようにプログラムされていることができる。
次に、ステップS212およびS214で行われる処理について、より具体的な例を紹介する。なお、これらのステップは、本発明の全ての実施形態が備えなければならないものではなく、実施形態によってはこれらのステップを有していないものも含まれうることを念のために記しておく。ステップS212において、画像処理・表示プログラム122は、画像302〜308のそれぞれに対してさらなる解析を行うようにプログラムされる。
例えば画像処理・表示プログラム122は、前述のROIにおいて図5で濃い灰色で示されている画素の画素値の積分値、すなわち、正常値と異常値との境界値よりも75%以上高い画素値を有している全ての画素の画素値の合計を、ステップS212で計算するようにプログラムされていてもよい。むろん、より正確に述べれば、CPU102を動作させることにより計算を行うようにプログラムされているのである。さらに画像処理・表示プログラム122は、計算した積分値を、撮影時期との関係が分かるように表示を行うための信号を生成するようにプログラムされていてもよい(ステップS214)。
図6は、ステップS212で計算された情報の表示例の1つである。最新の画像(画像302)における上記積分値を0としたときの、他の画像304,306,308の相対値を表している。横軸の下に記載されるように、一番左が最新の画像302のものであり、右側にいくほど過去に撮影されたものとなる。すなわちそれぞれ画像304,306,308のものである。このように表示することにより、高輝度領域の時期的変化を容易に観察することができる。画像処理・表示プログラム122は、ディスプレイ114に図6のような表示を行うための信号をCPU102に生成させるようにプログラムされていることができる。
図7は、ステップS212で計算された情報の別の表示例である。高輝度領域情報が重ねられて時間順に並べられた画像302〜308に、さらにステップS212で計算した解析情報を重ねて表示する。従って、ステップS212で計算された情報と、画像302〜308やステップ208で計算された高輝度領域情報との時間的関係が明らかになり、放射性トレーサーの集積の様子の時期的変化をより容易且つ詳しく観察することができる。
ステップS212で計算される情報は、ROI中の高輝度領域の画素値の積分値に限られるわけではなく、画像処理・表示プログラム122は、実施形態に応じてさまざまな情報を計算するようにプログラムされていることができる。このような情報には、例えば次のようなものが含まれる。
・ ROIで閾値以上の画素値を有する画素の面積;
・ ROIにおける最大の画素値;
・ ROIで閾値以上の画素値を有する画素の面積にROIにおける最大の画素値を乗じた値;
・ ROIにおける画素値の分散や標準偏差;
・ ROIにおける平均画素値;
・ 第1の閾値以上の画素値を有する画素の面積と、第2の閾値以上第1の閾値未満の画素値を有する画素の面積との比;
上述の構成によれば、撮影時期の異なる複数の骨シンチグラフィ画像を容易に比較して、放射性トレーサーの集積具合の時期的変化をより容易に把握することが可能となる。したがって、例えば、抗ガン剤使用後の経過観察を骨シンチグラフィを用いて行う場合などに非常に有用である。
本発明の実施形態を、好適な例を用いて説明してきたが、これらの例は本発明の範囲を限定するために紹介されたわけではなく、特許法の要件を満たし、本発明の理解に資するために紹介されたものである。本発明は様々な形態で具現化されることができ、本発明の実施形態には、ここに例示した以外にも非常に多くのバリエーションが存在する。また本発明は、骨シンチグラフィ画像の比較にのみ適用されうるわけではなく、本発明のバリエーションによっては、その他の画像の比較に用いられることもできる。説明された各種の実施例に含まれている個々の特徴は、その特徴が含まれることが直接記載されている実施例と共にしか使用できないものではなく、ここで説明された他の実施例や説明されていない各種の具現化例においても、組み合わせて使用可能である。それらのバリエーションは全て本発明の範囲に含まれるものであり、現在の特許請求の範囲で特許請求がなされているか否かに関わらず、出願人は、特許を受ける権利を有することを主張するものであることに注意されたい。
なお、原出願の出願当初の特許請求の範囲に記載した形態を、念のために本段落に載せておく。
[1]システムのプロセッサにプログラム命令が読み込まれることにより、前記システムが実行する方法であって、同一の人物についてそれぞれ異なる時間に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための処理がなされた複数の画像について、
前記複数の画像を、互いの撮影時間の関係が理解できるように表示するための信号を生成する段階と;
前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定する段階と;
前記注目領域のそれぞれについて、第1の情報を計算する段階であって、前記第1の情報は画素値に関する、段階と;
前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成する段階と;
を有する、方法。
[2]前記注目領域のそれぞれについて、第2の情報を計算する段階と;
前記計算した第2の情報を少なくとも2つ以上について、撮影時間情報と共に表示するための信号を生成する段階と;
をさらに有し、ここで前記第2の情報は、
・ 画素値の積分;
・ 所定の値以上の画素値を有する画素の面積;
・ 画素値の最大値;
・ 画素値の分散又は標準偏差;
・ 画素値の平均値;
の少なくともいずれかに関する、[1]に記載の方法。
[3]前記第2の情報を表示するための前記信号は、前記第2の情報と、前記複数の画像および前記第1の情報との時間的関係が理解されうるような表示を生成する信号である、[2]に記載の方法。
[4]前記画像データは骨シンチグラフィにより撮影されたデータである、[1]から[3]のいずれかに記載の方法。
[5]前記注目領域を設定する段階は、
・ 外部入力に基づいて前記注目領域の位置および/または範囲を決定すること;
・ 前記システムに予め格納されたデータに基づいて決定すること;
・ 前記複数の画素の少なくともいずれかの画素値に基づいて決定すること;の少なくともいずれかを含む、[1]から[4]のいずれかに記載の方法。
[6]システムのプロセッサに実行されることにより、該システムに[1]から[6]のいずれかに記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
[7]プロセッサと、[6]に記載のコンピュータプログラムを格納するメモリとを備える、システム。
[8]コンピュータシステムのプロセッサに実行されることにより、該コンピュータシステムに処理を遂行させるプログラム命令を含むコンピュータプログラムであって、前記処理が:
同一の人物についてそれぞれ異なる時間に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための前処理がなされた複数の画像について、
前記複数の画像を、互いの撮影時間の関係が理解できるように表示するための信号を生成することと;
前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定することと;
前記注目領域のそれぞれについて、第1の情報を計算することであって、前記第1の情報は画素値に関する、前記計算することと;
前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成することと;
を含む、コンピュータプログラム。
[9]同一の人物についてそれぞれ異なる時間に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための処理がなされた複数の画像について、
前記複数の画像を、互いの撮影時間の関係が理解できるように表示するための信号を生成する手段と;
前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定する手段と;
前記注目領域のそれぞれについて、第1の情報を計算する手段、ただし前記第1の情報は画素値に関する、前記計算する手段と;
前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成する手段と;
を有する、システム。
100 システム
102 CPU
104 主記憶装置
106 補助記憶装置
108 ディスプレイ・インターフェース
110 外部機器インターフェース
112 通信装置
114 ディスプレイ
116 ユーザ・インターフェース
120 オペレーティングシステム
122 画像処理・表示プログラム
124 画像データ
126 画像正規化プログラム
302〜308 画像

Claims (10)

  1. システムのプロセッサにプログラム命令が読み込まれることにより、前記システムが実行する方法であって、同一の人物についてそれぞれ異なる日時に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための処理がなされた複数の画像について、
    前記複数の画像を、撮影日時順に並べて表示するための信号を生成する段階と;
    前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定する段階と;
    前記注目領域のそれぞれについて、第1の情報を計算する段階であって、前記第1の情報は画素値に関する、段階と;
    前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成する段階と;
    を有し、ただし、前記複数の画像は骨腫瘍治療の経過観察のための骨シンチグラフィ画像である、方法。
  2. 前記注目領域を設定する段階は、該注目領域を表す情報を、前記複数の画像の各々に重ねて表示することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記注目領域のそれぞれについて、第2の情報を計算する段階と;
    前記計算した第2の情報の各々を、前記複数の画像のうち関連するものと時間的に対応する位置に表示するための信号を生成する段階と;
    をさらに有し、ここで前記第2の情報は、
    ・ 画素値の積分;
    ・ 所定の値以上の画素値を有する画素の面積;
    ・ 画素値の最大値;
    ・ 画素値の分散又は標準偏差;
    ・ 画素値の平均値;
    の少なくともいずれかに関する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記注目領域を設定する段階は、
    ・ 外部入力に基づいて前記注目領域の位置および/または範囲を決定すること;
    ・ 前記システムに予め格納されたデータに基づいて決定すること;
    ・ 前記複数の画素の少なくともいずれかの画素値に基づいて決定すること;
    の少なくともいずれかを含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. システムのプロセッサに実行されることにより、該システムに請求項1から4のいずれかに記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  6. プロセッサと、請求項5に記載のコンピュータプログラムを格納するメモリとを備える、システム。
  7. コンピュータシステムのプロセッサに実行されることにより、該コンピュータシステムに処理を遂行させるプログラム命令を含むコンピュータプログラムであって、前記処理が:
    同一の人物についてそれぞれ異なる日時に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための前処理がなされた複数の画像について、
    前記複数の画像を、撮影日時順に並べて表示するための信号を生成することと;
    前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定することと;
    前記注目領域のそれぞれについて、第1の情報を計算することであって、前記第1の情報は画素値に関する、前記計算することと;
    前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成することと;
    を含み、ただし、前記複数の画像は骨腫瘍治療の経過観察のための骨シンチグラフィ画像である、コンピュータプログラム。
  8. 前記注目領域を設定することは、該注目領域を表す情報を、前記複数の画像の各々に重ねて表示することを含む、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 同一の人物についてそれぞれ異なる日時に撮影された複数の画像であって、互いに比較可能とするための処理がなされた複数の画像について、
    前記複数の画像を、撮影日時順に並べて表示するための信号を生成する手段と;
    前記複数の画像のそれぞれについて注目領域を設定する手段と;
    前記注目領域のそれぞれについて、第1の情報を計算する手段、ただし前記第1の情報は画素値に関する、前記計算する手段と;
    前記計算した第1の情報をそれぞれ前記複数の画像のうち関連するものに重ねて表示するための信号を生成する手段と;
    を有し、ただし前記複数の画像は骨腫瘍治療の経過観察のための骨シンチグラフィ画像である、システム。
  10. 前記注目領域を表す情報を、前記複数の画像の各々に重ねて表示するように構成される、請求項9に記載のシステム。
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