JP2015061475A - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015061475A
JP2015061475A JP2013195438A JP2013195438A JP2015061475A JP 2015061475 A JP2015061475 A JP 2015061475A JP 2013195438 A JP2013195438 A JP 2013195438A JP 2013195438 A JP2013195438 A JP 2013195438A JP 2015061475 A JP2015061475 A JP 2015061475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overcurrent protection
terminal device
fuse
current
overcurrent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013195438A
Other languages
English (en)
Inventor
惣太 神山
Sota Kamiyama
惣太 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013195438A priority Critical patent/JP2015061475A/ja
Publication of JP2015061475A publication Critical patent/JP2015061475A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Breakers (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】搭載される電子機器の信頼性を確保する。
【解決手段】少なくとも2つ以上の負荷装置5が並列に接続された端末装置3に搭載され、当該端末装置3を過電流から保護する過電流保護装置6であって、負荷装置5の前段に個々にヒューズ61を備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、少なくとも2つ以上の負荷装置が並列に接続された電子機器に搭載され、当該電子機器を過電流から保護することで、当該電子機器の信頼性を確保する過電流保護装置に関するものである。
端末装置等の電子機器では、短絡性の故障が発生して電流が過大となると、故障が生じる恐れがある。そこで、これを防ぐために過電流保護装置が搭載されている。この過電流保護装置としては、過電流が流れた際に物理的に電線を溶断することで端末装置を保護するヒューズがある(例えば特許文献1,2参照)。特許文献1の構成では、ヒューズが端末装置内の電源入力端に配置されている。
このヒューズは、一旦溶断して切れると復旧しないという特徴がある。そのため、端末装置の故障原因がわからないまま再度使用されて、さらに大きな被害となることを防ぐため、製造業者などによる原因解析、修理まで二度と電源が入らないようにしたいという理由から、ヒューズが使用されることも多い。
しかしながら、ヒューズは、溶断する電流値(溶断電流値)のばらつきが大きく、突入電流や経年劣化を考慮しなければならない。よって、正常動作時に誤って溶断されることを防ぐため、搭載される端末装置の定格電流値に対して、ある程度余裕を持った溶断電流値のものを使用しなければならない。
一方、過電流保護装置として、電流検出回路およびスイッチ素子から構成されたものも知られている(例えば特許文献3参照)。この構成では、電流検出回路にて異常電流を検出してスイッチ素子を開いて電流を停止させた後も復旧が可能であり、また、ヒューズを用いた構成に対して精度を向上させることができる。なお、商用電源などの交流を直流へ変換する電源装置では、一般的に、上記電流検出回路およびスイッチ素子からなる過電流保護装置が搭載されている。
特開平6−296322号公報 特開平11−144603号公報 実開平5−67143号公報
ここで、特許文献1,2のようなヒューズからなる過電流保護装置が搭載された端末装置と、特許文献3のような電流検出回路およびスイッチ素子からなる過電流保護装置が搭載された電源装置とを接続した場合、ヒューズは余裕をもった溶断電流値のものを使用しなければならないため、過電流が流れた場合に、端末装置内のヒューズが溶断する前に電源装置内の過電流保護装置が働いてしまう恐れがある。以下、端末装置内で短絡が生じて過電流が流れた場合において、端末装置内のヒューズが溶断する前に電源装置内の過電流保護装置が働いた場合での動作について説明する。
この場合、まず、電源装置内の過電流保護装置により電源装置からの出力が停止する。 これにより、端末装置への過電流が解除される。そして、端末装置は正常状態へ遷移し、電源装置内の過電流保護装置による出力停止が解除される。そして、電源装置から端末装置へ電流が再度流れ始める。しかしながら、端末装置内での短絡状態は維持されているため、再度、電源装置内の過電流保護装置により出力が停止され、上記動作が繰り返される。そして、過電流の停止・再開が繰り返されることで、端末装置に故障が生じる恐れがあり、端末装置の信頼性を確保することができないという課題がある。
一方、端末装置内の過電流保護装置についても、特許文献3のような電流検出回路およびスイッチ素子から構成することで、精度を向上させ、電源装置内の過電流保護装置が働く前に端末装置内の過電流保護装置を働かせることが可能となる。しかしながら、電気素子が故障した場合には電流を停止することができないため、信頼性が低いという課題がある。
また、電源装置の容量を、ヒューズの溶断電流値よりも十分に大きくすることで、ヒューズを溶断させることも可能である。しかしながらこの場合、電源装置のコストが増大し、サイズが大きくなるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、搭載される電子機器の信頼性を確保することができる過電流保護装置を提供することを目的としている。
この発明に係る過電流保護装置は、少なくとも2つ以上の負荷装置が並列に接続された電子機器に搭載され、当該電子機器を過電流から保護する過電流保護装置であって、負荷装置の前段に個々にヒューズを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、搭載される電子機器の信頼性を確保することができる。
この発明の実施の形態1に係る過電流保護装置が端末装置に搭載されたシステムの構成例を示す図である。 従来の過電流保護装置が端末装置に搭載されたシステムの構成例を示す図である。 図1に示す各部の電流設定値を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る過電流保護装置が端末装置に搭載されたシステムの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る過電流保護装置が端末装置に搭載されたシステムの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る過電流保護装置が端末装置に搭載されたシステムの構成例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。
図1に示すシステムは、コンセント等の電源入力端子1、ACアダプタ等の電源装置2および端末装置(電子機器)3から構成されている。
電源入力端子1は、商用電源等に接続され、商用電源等からの電力を電源装置2へ供給するものである。
電源装置2は、電源入力端子1からの電力を端末装置3に必要な電圧に変換して当該端末装置3へ供給するものである。この電源装置2には、電流検出回路41およびスイッチ素子42からなる過電流保護装置4が設けられている。過電流保護装置4は、電流検出回路41によって電源入力端子1からの電力を監視することで異常電流を検出し、スイッチ素子42の開閉制御を行うことにより、過電流保護機能を実現するものである。
端末装置3は、並列に接続された少なくとも2つ以上のIC等の負荷装置5を有し、電源装置2からの電力を負荷装置5へ供給するものである。なお図1では、2つの負荷装置5a,5bを設けた場合を示している。また、端末装置3には、ヒューズ(過電流保護素子)61および降圧式DC/DCコンバータ等の電圧変換器62からなる過電流保護装置6が設けられている。
ヒューズ61は、端末装置3の回路の支流に配置された負荷装置5の前段に個々に設けられ、過電流が流れた際に物理的に電線が溶断することにより過電流保護機能を実現するものである。すなわち、端末装置3の短絡故障は、一般的に部品故障によるものが多いため、端末装置3内の回路が分岐した後の支流で発生することが多い。そこで、従来構成(図2参照)のように端末装置3内の電源入力端にヒューズ61を配置するのではなく、支流にヒューズ61を分けて配置する。なお図1では、3つのヒューズ61a〜61cを設けた場合を示している。
電圧変換器62は、ヒューズ61の前段に個々に設けられ、降圧変換を行うものである。なお図1では3つの電圧変換器62a〜62cを設けた場合を示している。端末装置3内では、この電圧変換器6により各負荷装置5に必要な電圧に変換される。
また、図1において、符号61I(61aI〜61cI)はヒューズ61(61a〜61c)の溶断電流値であり、符号5I(5aI〜5cI)は負荷装置5(5a,5b)へ流れる電流値である。
また、電源装置2が有する過電流保護装置4と、端末装置3が有する過電流保護装置6および負荷装置5の「装置」という文言には、「素子」の意味も含まれるものとする。
次に、上記のように構成された過電流保護装置6の効果について、図2に示す従来構成と比較しながら説明する。なお、図1,2に示す構成において、端末装置3の入力端の電流値は3A[アンペア]であり、負荷装置5a,5bへ流れる電流値5aI〜5cIはそれぞれ1Aであるとする。
また、図3に示すように、ヒューズ61の溶断電流の最小値61Iminは、突入電流や経年劣化を考慮して、負荷装置5の定格電流値5Iよりも大きくなるように設定する。 例えば図1に示す構成では、ヒューズ61aの溶断電流の最小値61aIminは、負荷装置5aに流れる電流値5aIより大きくなるよう設定される。ここで、負荷装置5aの電流値5aIは、負荷装置5aに供給される電力5aWおよびその電圧5aVから求めることができる(5aI=5aW/5aV)。また、ヒューズ61b,61cの溶断電流の最小値61bImin,61cIminの合計は、負荷装置5bに流れる電流値5bI,5cIの合計より大きくなるよう設定される。
以下に示す例では、ヒューズ61a〜61dの溶断電流値61aI〜61dIを負荷装置5a,5bに流れる電流値5aI〜5cIの倍に設定するものとする。
まず、図2に示す従来構成の場合、単一のヒューズ61dが端末装置3の入力端に配置されている。そのため、ヒューズ61dとして溶断電流値61dIが6Aのものを使用することになる。よって、例えば負荷装置5aが短絡した場合には、端末装置3の入力端へ6Aの電流が流れることになる。
一方、図1に示す本発明の構成の場合、回路の支流側に複数のヒューズ61a〜61cが並列接続されている。そのため、ヒューズ61a〜61cとして溶断電流値61aI〜61cIが2Aのものを使用する。よって、例えば負荷装置5aが短絡した場合には、負荷装置5a側には2Aの電流が流れてヒューズ61aが溶断するが、残りの負荷装置5b側は正常であるため1Aずつの電流しか流れず、端末装置3の入力端へは4Aの電流が流れることになる(61aI:2A+61bI:1A+61cI:1A)。
したがって、本発明の構成では、図3に示すように、ヒューズ61の溶断電流の最大値61Imaxを、電源装置2内の過電流保護装置4の動作範囲の最小値4Iminよりも小さくなるよう設定することが可能となる。その結果、電流検出回路41によって異常電流を検出し、スイッチ素子42の開閉制御を行うことにより実現した電源装置2の過電流保護装置4が働く前に、端末装置3内のヒューズ61を確実に溶断することができる。よって、従来構成の課題で示した故障の原因となる電流の停止・再開の繰り返しを防ぐことができ、端末装置3の信頼性を確保することができる。
また、電圧変換器62aとして、入力電圧値が10Vであり、出力電圧値が5Vである降圧式DC/DCコンバータを用い、負荷装置5aへ流れる電力値を10Wとし、負荷装置5bを接続なしとする。ここで、電流I=電力W/電圧Vであるため、端末装置3の入力端の電流は1A(10W/10V)となり、負荷装置5aに流れる電流値5Iaは2A(10W/5V)となる。
この場合、負荷装置5aへ流れる電流値5Iaが2Aから4Aへ増加(2A増)しても、端末装置3の入力端の電流は1Aから2Aへの増加(1A増)に抑えることができる。 したがって、電源装置2内に流れる電流の増加量に対して負荷装置5に流れる電流値5Iの増加量を大きくすることができる。そして、負荷が同一であれば電圧を低くすることで流れる電流は大きくなるため、ヒューズ61の前段に降圧式DC/DCコンバータ等の電圧変換器62を設置することにより、高精度にヒューズ61を溶断させることができる。よって、必要なヒューズ61の数を抑えることができ、コストを抑えることができる。
また、本発明は、電源装置2を用いない端末装置3(例えば、商用電源等を内部で電圧変換するなど)の場合にも同様に適用可能である。そして、より低い電流でヒューズ61を溶断させることにより、短絡時や準短絡(数Ωなどでの短絡)時に、部品に定格以上の大電流が流れ、故障が生じる可能性を低減することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、少なくとも2つ以上の負荷装置5が並列に接続された端末装置3に搭載され、当該端末装置3を過電流から保護する過電流保護装置6であって、負荷装置5の前段に個々にヒューズ61を備えたので、電源装置2内の過電流保護装置4が働く前にヒューズ61を確実に溶断することができ、端末装置3の信頼性を確保することができる。また、ヒューズ61を溶断させるために大きな容量の電源装置2を用意する必要がないため、システム全体のコストを下げ、小型化を図ることが可能となる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。この図4に示す実施の形態2に係る過電流保護装置6は、図1に示す実施の形態1に係る過電流保護装置6に異常検出部63、LED等の表示部64およびリセットIC等の誤動作防止部65を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
異常検出部63は、ヒューズ61の前後における電位差を監視することで、端末装置3の異常を検出するものである。図1に示す異常検出部63は、2つの電圧監視部631,632および不図示のコンパレータから構成されている。
電圧監視部631は、ヒューズ61の前段に配置され、ヒューズ61への入力電圧を検出するものである。電圧監視部632は、ヒューズ61の後段に配置され、ヒューズ61からの出力電圧を検出するものである。コンパレータは、電圧監視部631,632による検出結果を比較することにより、ヒューズ61が溶断して端末装置3が異常状態となったかを検出するものである。
表示部64は、異常検出部63による検出結果を表示するものである。
誤動作防止部65は、異常検出部63により端末装置3の異常が検出された場合に、該当する負荷装置7の誤動作を防止するものである。
次に、上記のように構成された過電流保護装置6の効果について説明する。
図3に示す構成において、ヒューズ61a〜61cが正常であれば、電圧監視部631の電位は電圧監視部632と同電位(Highレベル)である。一方、例えばヒューズ61aが溶断すると、電圧監視部631の電位がLowレベルとなる。よって、この電位を個々に監視することにより、どの経路に故障が発生したかを検出することができ、サイレント故障を防ぐことが可能となる。また、電位をワイヤード・オア接続することにより、1つでもヒューズ61が溶断した場合に故障を検出することができる。ワイヤード・オア接続の場合、電圧監視を個々に行う必要がないため、安価に実現可能となる。
また、異常検出部63により端末装置3の異常を検出した場合に、LED等の表示部64に通知することにより、故障を視覚的に通知することができる。電圧監視部631により異常が検出された場合、その経路の電位はLowレベルである。よって、当該経路を表示部64に接続することにより、LEDを消灯することが可能である。また、電圧監視部632側は電位がHighレベルである。よって、その経路を表示部64に接続することにより、赤等の任意の色のLEDを点灯させることが可能である。
さらに、異常検出部63により端末装置3の異常を検出した場合に、誤動作防止部65に通知することで、該当する負荷装置5の誤動作を防止することができる。すなわち、Lowレベルとなった異常状態の経路をリセットIC等の誤動作防止部65に接続し、誤動作防止部65の出力をLSI等の該当負荷装置5に接続することにより、H/Wリセットをかけて誤動作を防止する。また、S/Wリセットをかけることも可能である。S/Wリセットの場合、H/Wリセットに比べてリセットICが不要な分、安価に実現可能であるが、S/Wリセットをかける負荷装置5への給電ラインのヒューズ61が溶断した場合には、電圧監視部632等の別箇所から給電しなければならない。
以上のように、この実施の形態2によれば、ヒューズ61の前後における電位差を監視することで、端末装置3の異常を検出する異常検出部63を備えたので、実施の形態1における効果に加え、サイレント故障を防ぐことができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。この図5に示す実施の形態3に係る過電流保護装置6は、図4に示す実施の形態2に係る過電流保護装置6に通知部66を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
通知部66は、電気または通信網を通じて、異常検出部63による検出結果を、端末装置3の外部に設けられた親装置7に通知するものである。
端末装置3と親装置7とが電気接続されている場合には、異常状態通知信号用の専用配線を設置し、異常検出部63により端末装置3の異常が検出された場合にHighレベルまたはLowレベルの信号を親装置7に通知する。端末装置3と親装置7とが通信網を通じて接続されている場合には、端末装置3の実装プロトコルを使用して親装置7に異常を通知する。なお、親装置7では、異常通知を受けた場合に、音や表示等により管理者に報知する。これにより、外部の管理者は端末装置3の異常を知ることができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、異常検出部63による検出結果を、端末装置3の外部に設けられた親装置7に通知する通知部66を備えたので、実施の形態1,2における効果に加え、外部の管理者に端末装置3の異常を知らせることができる。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。図6に示す実施の形態4に係る過電流保護装置6は、図5に示す実施の形態3に係る過電流保護装置6にヒューズ67および電圧変換器68を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
ヒューズ67は、端末装置3の外部に設けられて負荷装置5に並列に接続された被給電端末装置8の前段に設けられ、過電流が流れた際に物理的に電線が溶断することにより過電流保護機能を実現するものである。また、電圧変換器68は、ヒューズ67の前段に設けられ、降圧変換を行うものである。
このように構成することで、被給電端末装置8の短絡時や準短絡時に、部品に定格異常の電流が流れて故障が生じる可能性を低減することができる。なお、ヒューズ67を交換式にすることにより、ヒューズ67と短絡した被給電端末装置8の交換で容易に復旧することができる。
なお図6では、図5に示す実施の形態3の構成にヒューズ67および電圧変換器68を追加した場合を示したが、図1,4に示す実施の形態1,2の構成にヒューズ67および電圧変換器68を追加するようにしてもよい。
また、実施の形態1〜4では、過電流保護素子としてヒューズ61,67を用いた場合を示した。しかしながら、これに限るものではなく、過電流保護素子として、例えば過電流保護機能付きのDC/DCコンバータ等を用いてもよく、同様の作用効果を得ることができる。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 電源入力端子、2 電源装置、3 端末装置(電子機器)、4,6 過電流保護装置、5,5a,5b 負荷装置、7 親装置、8 被給電端末装置、41 電流検出回路、42 スイッチ素子、61,61a〜61d,67 ヒューズ(過電流保護素子)、62,62a〜62c,68 電圧変換器、63 異常検出部、64 表示部、65 誤動作防止部、66 通知部、631,632 電圧監視部。

Claims (7)

  1. 少なくとも2つ以上の負荷装置が並列に接続された電子機器に搭載され、当該電子機器を過電流から保護する過電流保護装置であって、
    前記負荷装置の前段に個々に過電流保護素子を備えた
    ことを特徴とする過電流保護装置。
  2. 前記過電流保護素子の前段に個々に降圧式の電圧変換器を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の過電流保護装置。
  3. 前記過電流保護素子の前後における電位差を監視することで、前記電子機器の異常を検出する異常検出部を備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の過電流保護装置。
  4. 前記異常検出部による検出結果を表示する表示部を備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の過電流保護装置。
  5. 前記異常検出部により前記電子機器の異常が検出された場合に、該当する前記負荷装置の誤動作を防止する誤動作防止部を備えた
    ことを特徴とする請求項3または請求項4記載の過電流保護装置。
  6. 前記異常検出部による検出結果を、前記電子機器の外部に設けられた装置に通知する通知部を備えた
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のうちのいずれか1項記載の過電流保護装置。
  7. 前記電子機器の外部に設けられて前記負荷装置に並列に接続された装置の前段に過電流保護素子を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の過電流保護装置。
JP2013195438A 2013-09-20 2013-09-20 過電流保護装置 Pending JP2015061475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013195438A JP2015061475A (ja) 2013-09-20 2013-09-20 過電流保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013195438A JP2015061475A (ja) 2013-09-20 2013-09-20 過電流保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015061475A true JP2015061475A (ja) 2015-03-30

Family

ID=52818593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013195438A Pending JP2015061475A (ja) 2013-09-20 2013-09-20 過電流保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015061475A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153502A (ja) * 1992-10-28 1994-05-31 Ricoh Co Ltd スイッチングレギュレ−タ
JP2000318545A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Yazaki Corp 車両用配電函及び車両用配電システム
JP2007244148A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Nec Corp 携帯機器および電源異常通知方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153502A (ja) * 1992-10-28 1994-05-31 Ricoh Co Ltd スイッチングレギュレ−タ
JP2000318545A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Yazaki Corp 車両用配電函及び車両用配電システム
JP2007244148A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Nec Corp 携帯機器および電源異常通知方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102142490B1 (ko) 모듈 저장 인터페이스의 이중 퓨즈
US20080304298A1 (en) System Interconnection Inverter
US10027108B2 (en) Surge reduction filter
JP5268624B2 (ja) 計器用変流器2次回路開放防止装置
JP4298694B2 (ja) 避雷器の切離し制御装置
US10270240B2 (en) Surge protective device with abnormal overvoltage protection
TW201622283A (zh) 過電壓保護裝置及其操作方法
CA2753682C (en) Integrated variable output power supply protection circuit
GB2518733A (en) Neutral line breakage detection circuit, method and corresponding residual current circuit breaker
JP2013121246A (ja) 電池モジュール及び電池システム
KR20150130182A (ko) 한류기
US20210223843A1 (en) Device, cabinet, and method for preventing power outage of entire cabinet
JP2012175885A (ja) 電源装置
KR101939698B1 (ko) 전동기 보호계전기 시험장치의 접점 소손 보호를 위한 단락 보호장치
TWM464913U (zh) 不斷電系統電壓異常保護電路
JP2008220136A (ja) 配電系統の保護継電システム
JP2018518006A (ja) 交流電圧網に接続するための配電システム
JP2015061475A (ja) 過電流保護装置
JP2018509877A (ja) 整流器用の短絡装置
JP2018182962A (ja) モータ制御装置
US10320181B1 (en) Failure detection and alerting circuit for a common mode surge protection device in an LED driver
JP2015002669A (ja) 無停電電源システムの電圧異常保護回路
JP4695659B2 (ja) 避雷器の切離し制御装置
KR20190104506A (ko) 부하 쇼트 감시 기능을 가진 자동 전원 절체 제어장치를 이용한 자동 전원 절체방법
JP4940978B2 (ja) 直流並列給電装置の過電圧保護装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161004