JP2015061475A - 過電流保護装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも2つ以上の負荷装置5が並列に接続された端末装置3に搭載され、当該端末装置3を過電流から保護する過電流保護装置6であって、負荷装置5の前段に個々にヒューズ61を備えた。
【選択図】図1
Description
この場合、まず、電源装置内の過電流保護装置により電源装置からの出力が停止する。 これにより、端末装置への過電流が解除される。そして、端末装置は正常状態へ遷移し、電源装置内の過電流保護装置による出力停止が解除される。そして、電源装置から端末装置へ電流が再度流れ始める。しかしながら、端末装置内での短絡状態は維持されているため、再度、電源装置内の過電流保護装置により出力が停止され、上記動作が繰り返される。そして、過電流の停止・再開が繰り返されることで、端末装置に故障が生じる恐れがあり、端末装置の信頼性を確保することができないという課題がある。
また、電源装置の容量を、ヒューズの溶断電流値よりも十分に大きくすることで、ヒューズを溶断させることも可能である。しかしながらこの場合、電源装置のコストが増大し、サイズが大きくなるという課題がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。
図1に示すシステムは、コンセント等の電源入力端子1、ACアダプタ等の電源装置2および端末装置(電子機器)3から構成されている。
電源装置2は、電源入力端子1からの電力を端末装置3に必要な電圧に変換して当該端末装置3へ供給するものである。この電源装置2には、電流検出回路41およびスイッチ素子42からなる過電流保護装置4が設けられている。過電流保護装置4は、電流検出回路41によって電源入力端子1からの電力を監視することで異常電流を検出し、スイッチ素子42の開閉制御を行うことにより、過電流保護機能を実現するものである。
また、図1において、符号61I(61aI〜61cI)はヒューズ61(61a〜61c)の溶断電流値であり、符号5I(5aI〜5cI)は負荷装置5(5a,5b)へ流れる電流値である。
また、電源装置2が有する過電流保護装置4と、端末装置3が有する過電流保護装置6および負荷装置5の「装置」という文言には、「素子」の意味も含まれるものとする。
以下に示す例では、ヒューズ61a〜61dの溶断電流値61aI〜61dIを負荷装置5a,5bに流れる電流値5aI〜5cIの倍に設定するものとする。
この場合、負荷装置5aへ流れる電流値5Iaが2Aから4Aへ増加(2A増)しても、端末装置3の入力端の電流は1Aから2Aへの増加(1A増)に抑えることができる。 したがって、電源装置2内に流れる電流の増加量に対して負荷装置5に流れる電流値5Iの増加量を大きくすることができる。そして、負荷が同一であれば電圧を低くすることで流れる電流は大きくなるため、ヒューズ61の前段に降圧式DC/DCコンバータ等の電圧変換器62を設置することにより、高精度にヒューズ61を溶断させることができる。よって、必要なヒューズ61の数を抑えることができ、コストを抑えることができる。
図4はこの発明の実施の形態2に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。この図4に示す実施の形態2に係る過電流保護装置6は、図1に示す実施の形態1に係る過電流保護装置6に異常検出部63、LED等の表示部64およびリセットIC等の誤動作防止部65を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
電圧監視部631は、ヒューズ61の前段に配置され、ヒューズ61への入力電圧を検出するものである。電圧監視部632は、ヒューズ61の後段に配置され、ヒューズ61からの出力電圧を検出するものである。コンパレータは、電圧監視部631,632による検出結果を比較することにより、ヒューズ61が溶断して端末装置3が異常状態となったかを検出するものである。
誤動作防止部65は、異常検出部63により端末装置3の異常が検出された場合に、該当する負荷装置7の誤動作を防止するものである。
図3に示す構成において、ヒューズ61a〜61cが正常であれば、電圧監視部631の電位は電圧監視部632と同電位(Highレベル)である。一方、例えばヒューズ61aが溶断すると、電圧監視部631の電位がLowレベルとなる。よって、この電位を個々に監視することにより、どの経路に故障が発生したかを検出することができ、サイレント故障を防ぐことが可能となる。また、電位をワイヤード・オア接続することにより、1つでもヒューズ61が溶断した場合に故障を検出することができる。ワイヤード・オア接続の場合、電圧監視を個々に行う必要がないため、安価に実現可能となる。
図5はこの発明の実施の形態3に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。この図5に示す実施の形態3に係る過電流保護装置6は、図4に示す実施の形態2に係る過電流保護装置6に通知部66を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
端末装置3と親装置7とが電気接続されている場合には、異常状態通知信号用の専用配線を設置し、異常検出部63により端末装置3の異常が検出された場合にHighレベルまたはLowレベルの信号を親装置7に通知する。端末装置3と親装置7とが通信網を通じて接続されている場合には、端末装置3の実装プロトコルを使用して親装置7に異常を通知する。なお、親装置7では、異常通知を受けた場合に、音や表示等により管理者に報知する。これにより、外部の管理者は端末装置3の異常を知ることができる。
図6はこの発明の実施の形態4に係る過電流保護装置6が端末装置3に搭載されたシステムの構成例を示す図である。図6に示す実施の形態4に係る過電流保護装置6は、図5に示す実施の形態3に係る過電流保護装置6にヒューズ67および電圧変換器68を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
このように構成することで、被給電端末装置8の短絡時や準短絡時に、部品に定格異常の電流が流れて故障が生じる可能性を低減することができる。なお、ヒューズ67を交換式にすることにより、ヒューズ67と短絡した被給電端末装置8の交換で容易に復旧することができる。
Claims (7)
- 少なくとも2つ以上の負荷装置が並列に接続された電子機器に搭載され、当該電子機器を過電流から保護する過電流保護装置であって、
前記負荷装置の前段に個々に過電流保護素子を備えた
ことを特徴とする過電流保護装置。 - 前記過電流保護素子の前段に個々に降圧式の電圧変換器を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の過電流保護装置。 - 前記過電流保護素子の前後における電位差を監視することで、前記電子機器の異常を検出する異常検出部を備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の過電流保護装置。 - 前記異常検出部による検出結果を表示する表示部を備えた
ことを特徴とする請求項3記載の過電流保護装置。 - 前記異常検出部により前記電子機器の異常が検出された場合に、該当する前記負荷装置の誤動作を防止する誤動作防止部を備えた
ことを特徴とする請求項3または請求項4記載の過電流保護装置。 - 前記異常検出部による検出結果を、前記電子機器の外部に設けられた装置に通知する通知部を備えた
ことを特徴とする請求項3から請求項5のうちのいずれか1項記載の過電流保護装置。 - 前記電子機器の外部に設けられて前記負荷装置に並列に接続された装置の前段に過電流保護素子を備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の過電流保護装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013195438A JP2015061475A (ja) | 2013-09-20 | 2013-09-20 | 過電流保護装置 |
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JP2013195438A JP2015061475A (ja) | 2013-09-20 | 2013-09-20 | 過電流保護装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015061475A true JP2015061475A (ja) | 2015-03-30 |
Family
ID=52818593
Family Applications (1)
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JP2013195438A Pending JP2015061475A (ja) | 2013-09-20 | 2013-09-20 | 過電流保護装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06153502A (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-31 | Ricoh Co Ltd | スイッチングレギュレ−タ |
JP2000318545A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Yazaki Corp | 車両用配電函及び車両用配電システム |
JP2007244148A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Nec Corp | 携帯機器および電源異常通知方法 |
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2013
- 2013-09-20 JP JP2013195438A patent/JP2015061475A/ja active Pending
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