JP2015061168A - 通信装置および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンドオーバする前に装置間でサービスの情報を共有することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る通信装置は、第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を行う第1通信手段と、第1通信方式と異なる第2通信方式により前記他の通信装置と無線通信を行う第2通信手段と、前記第1通信手段を用いて前記第2通信手段より前記他の通信装置と接続するための接続パラメータを要求するためのメッセージであって、前記通信装置が実行可能なサービスの情報が含まれる要求メッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信技術に関する。
近年、携帯電話機等においては、NFC(Near Field Communication)、IrDA (Infrared Data Association)、TransferJet(登録商標)などの近接無線通信が利用され始めている。装置同士を近づけるといった操作をユーザは行うだけで、近接無線通信により装置間でデータの送受信を行うことができる。また、このような近接無線通信から無線LAN(IEEE802.11シリーズ)やBluetooth(登録商標)等の異なる無線通信方式にハンドオーバする技術がある(特許文献1)。
また、NFCか無線LANやBluetooth(登録商標)等の異なる無線通信方式にハンドオーバするためのプロトコルが国際標準規格として規格化されている(非特許文献1)。非特許文献1において、NFC通信からのハンドオーバが可能な通信方式を示すためのレコードが定義されている。
特開2011−193474号公報
NFC Forum Connection Handover 1.2
非特許文献1における技術を用いるとNFC通信により装置間を近づけるという簡便な操作でNFC以外の他の方式にハンドーバすることができる。しかしながら、非特許文献1においては、例えばハンドオーバ後の通信に関する情報を通知することが出来ないことやNFC通信のデータ量の削減などの観点で改善の余地がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされた発明であって、従来のハンドオーバ技術をより便利に使い易くする仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様による通信装置は、第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を行う第1通信手段と、前記第1通信方式と異なる通信方式にハンドオーバするためのメッセージに含まれる一つのレコードに複数の通信方式を指定情報を含めて当該メッセージを、前記第1通信手段を用いて送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ハンドオーバをより便利に使い易くすることができる。
実施形態に係るシステム構成を例示する図。 実施形態に係る通信装置(デジタルカメラ)のハードウェア構成の一例を示す図。 実施形態に係る通信装置(プリンタ)のハードウェア構成の一例を示す図。 実施形態に係る通信装置(デジタルカメラ)の機能ブロック構成の一例を示す図。 実施形態に係る通信装置(プリンタ)の機能ブロック構成の一例を示す図。 第一の実施形態における通信装置(デジタルカメラ)の動作フローを説明する図。 第一の実施形態における通信装置(プリンタ)の動作フローを説明する図。 第一の実施形態におけるデジタルカメラ、プリンタ間の通信シーケンスを例示的に説明する図。 第二の実施形態における通信装置(デジタルカメラ)の動作フローを説明する図。 第二の実施形態における通信装置(プリンタ)の動作フローを説明する図。 第二の実施形態におけるデジタルカメラ、プリンタ間の通信シーケンスを例示的に説明する図。
以下、本実施形態に係る通信装置、通信システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、以下に説明する本実施形態において想定するシステム100の機器構成の図である。101および102は本発明に係る通信装置で、本実施形態においてはそれぞれ101はデジタルカメラ、102はプリンタである。デジタルカメラ101とプリンタ102は、NFC通信103および無線LAN通信104を用いてお互いに通信が可能である。
続いて、図2はデジタルカメラ101のハードウェア構成を示す図である。
デジタルカメラ101は、表示部201、操作部202、記憶部203、電源部204、撮影部205、制御部206、ROM207、RAM208、無線LAN通信部209、NFC通信部210を備える。
表示部201は、例えばLCDやLEDにより構成され、視覚で認知可能な情報の出力する機能を有し、アプリケーションに係るUIの表示を行う。操作部202は、ユーザが各種入力等を行い、通信装置を操作するための機能を有する。記憶部203は、例えば、HDDにより構成され、無線通信ネットワーク情報、データ送受信情報、画像データなど各種データを記憶し、管理する。電源部204は、例えばバッテリであり、装置全体を動作させるための電源を保持し、各ハードウェアに電力を供給する。撮影部205は、撮像素子、レンズ等により構成され、写真や動画の撮影を行う。制御部206は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、デジタルカメラ101の各構成要素の動作を制御する。ROM207は、制御命令つまりプログラムを格納し、後述する各種動作は、ROM307に記憶された制御プログラムを制御部206が実行することにより実現される。RAM208は、プログラムを実行する際のワークメモリやデータの一時保存などに利用される。209は、無線LAN通信104を行う無線LAN通信部である。無線LAN通信部209は、IEEE802.11シリーズに準拠した無線通信を行う。なお、本実施例では、無線LAN通信部209は、IEEE802.11シリーズに準拠した無線通信を行うものとしたが、Bluetooth(登録商標)等の他の通信方式を用いてもよい。210は、NFC通信103を行うNFC通信部である。NFC通信部210は、NFC(Near Field Communication)に準拠した無線通信を行う。また、NFC通信部210は、通信範囲内に通信可能な装置を検出すると自動的にNFC通信103を確立する。なお、NFC通信部210は、NFCに準拠した無線通信を行うものとしたが、無線LAN通信部209が用いる通信方式より、通信距離が短い通信方式を用いればよい。また、NFC通信部210は、無線LAN通信部209が用いる通信方式より、通信速度が遅い通信方式を用いればよい。
続いて、図3はプリンタ102のハードウェア構成を示す図である。プリンタ102は、デジタルカメラ101の撮影部205の変わりに印刷処理部310を備える。印刷処理部310は記憶部303に記憶されたイメージデータを印刷する。その他の構成部位については、デジタルカメラ101と同一であるため、ここでは記載を省略する。
次に図4、図5を参照して、デジタルカメラ101、プリンタ102の機能ブロック図を説明する。本実施形態において、デジタルカメラ101、プリンタ102の機能ブロックは、それぞれROM207、ROM307にプログラムとして記憶され、制御部206、制御部305によって当該プログラムが実行されることによりその機能が実施される。制御部206、207は、制御プログラムにしたがって、各ハードウェアの制御、および、情報の演算や加工を行うことで各機能が実現される。なお、本機能ブロックに含まれる一部または全部がハードウェア化されていてもよい。この場合、各機能ブロックに含まれる一部または全部は、例えばASIC(application specific integrated circuit)により構成される。
図4はデジタルカメラ101の機能ブロック図(400)である。デジタルカメラ101は、無線LAN通信制御部410、NFC通信制御部420、サービス実行部430を備える。
無線LAN通信制御部410は、無線LAN通信部209を介した無線LAN通信を制御する処理部である。また無線LAN通信制御部410は、無線LANの端末として動作するStation機能と、アクセスポイントとして動作するAP機能を備える。NFC通信制御部420はNFC通信部210を介したNFC通信を制御する処理部である。サービス実行部430は、デジタルカメラ101が無線LAN通信制御部410を用いて実行できる外部機器のサービス情報を管理し、サービスを実行する処理部である。サービス実行部430では、サービスの識別子やそれに対応するサービスの実行手順、サービスのオプション情報などをサービス情報として管理する。なお本実施例のデジタルカメラ101は「印刷サービスA」「印刷サービスB」という2種類のサービスが実行可能であるものとする。
図5はプリンタ102の機能ブロック図(500)である。プリンタ102は、無線LAN通信制御部510、NFC通信制御部520、サービス制御部530、印刷制御部540を備える。
無線LAN通信制御部510は、無線LAN通信部308を介した無線LAN通信を制御する処理部である。また無線LAN通信制御部510は、無線LANの端末として動作するStation機能と、アクセスポイントとして動作するAP機能を備える。NFC通信制御部520はNFC通信部309を介したNFC通信を制御する処理部である。サービス制御部530は、プリンタ102が無線LAN通信制御部510を介して外部機器に提供できるサービスの情報を管理し、サービスを実行する処理部である。サービス制御部530では、サービスの識別子やそれに対応するサービスの実行手順、サービスのオプション情報などをサービス情報として管理する。なお本実施例のプリンタ102は「印刷サービスA」「印刷サービスC」「印刷サービスD」という3種類のサービスが実行可能であるものとする。印刷制御部540は、印刷処理部310による印刷処理を制御する機能部である。サービス制御部530は外部機器からの要求に応じて印刷制御部540を制御し、外部機器から受信した印刷データを印刷する事が出来る。
上述の構成を有する通信システムの動作ついて説明を行う。
(第一の実施形態)
図6、図7のフローチャートを参照して、第一の実施形態におけるデジタルカメラ101およびプリンタ102の動作手順について説明する。
図6のフローチャートは、デジタルカメラ101とプリンタ102とをユーザによる操作により近接させた際のデジタルカメラ101の動作手順を示す。
デジタルカメラ101のNFC通信制御部420は、プリンタ102のNFC通信部309の近接を検知すると、プリンタ102との間でNFCによる通信を確立する(S601)。次にデジタルカメラ101の制御部206は、プリンタ102との間で実行したいサービスが決定しているかどうか判定を行う(S602)。実行したいサービスの決定方法は、本実施例では実行したいサービスの決定は、操作部202により受付けたユーザ操作によって行われるものとする。S602の判定は、デジタルカメラ101でNFC通信開始までに行われたユーザ操作によって変化するものとする。即ち、S602の判定は、デジタルカメラ101が実行するサービスが選択された状態でプリンタ102とNFC通信部210を介して接続したか実行するサービスが選択されていない状態でNFC通信部210を介して接続したかで行われる。
プリンタ102との間で実行したいサービスが決定している場合(S602でYES)、デジタルカメラ101はNFC通信を用いて当該サービスの実行可否を判定する(S603〜S608)。プリンタ102との間で実行したサービスが決定していない場合(S602でNO)、デジタルカメラ101はプリンタ102と無線LAN通信で接続してから、無線LAN通信を用いて当該サービスの実行可否を判定する(S609〜S616)。
プリンタ102との間で実行したいサービスが決定している場合(S602でYES)、NFC通信制御部420は、実行したいサービスの識別子情報を含むハンドオーバ要求メッセージをNFC通信部210によりプリンタ102に送信する(S603)。ここでいうサービスの識別子とは、個々に仕様が規定されるサービスに一意に対応付けられた整数値である。また、ハンドオーバ要求メッセージには、NFCとは異なる通信方式により新たに接続するためにその接続に必要な接続パラメータを要求するためのメッセージである。なお、ハンドオーバ要求メッセージにサービスの識別子の他にサービスの付属情報等を含んでも良い。例えば、印刷したいファイルのエンコード形式、印刷用紙サイズ、印刷色、両面印刷の有り/無しなどの情報を付加して送信しても良い。また、上記ハンドオーバ要求メッセージには、サービスを実行する際に使用する無線通信インタフェースの情報を含んでも良い。無線通信インタフェースの情報とは、無線LANまたはBluetooth(登録商標)を示す情報である。
なお、本実施形態では、デジタルカメラ101は所望のサービス方式が「印刷サービスA」で、所望の接続形態が無線LAN、印刷したいファイル形式がJPEGであることを示す情報を含めたハンドオーバ要求メッセージを送信するものとする。また、本実施形態において、上記ハンドオーバ要求メッセージとはNFC Forum Connection Handover Technical Specificationにて規定されるHandover Reuqestメッセージである。
続いてNFC通信制御部420は、プリンタ102からNFC通信を介してハンドオーバ応答メッセージを受信し(S604)、メッセージ内容を解析する。本実施形態において、応答メッセージはNFC Forum Connection Handover Technical Specificationにて規定されるHandover Selectメッセージである。また、上記ハンドオーバ応答メッセージには、S603で送信したハンドオーバ要求メッセージに含まれるサービスをプリンタ102で実行可能かどうかを示す情報が含まれる。該応答メッセージでサービスが実行可能であるとされた場合(S605でYES)、デジタルカメラ101は同メッセージに含まれる無線LANの接続パラメータに従って無線LANネットワークに接続する(S606)。なお、接続パラメータは、プリンタ102がアクセスポイントとして構築するネットワークに接続するための情報である。接続パラメータには、SSID、暗号鍵、暗号方式、認証鍵、認証方式、Passphrase、プリンタ102のMACアドレスの全てもしくは少なくともいずれか含まれる。
デジタルカメラ101の無線LAN通信部209が取得した接続パラメータに基づいて無線LANネットワークに接続すると、サービス実行部430はS603で送信したサービスの手順に従って、サービスを実行する(S607)。サービス実行部430は、取得した接続パラメータの無線LANネットワークにおいて、無線LAN通信部308による通信によりサービスを実行する。また、ハンドオーバ応答メッセージにおいて、ハンドオーバ要求メッセージに含まれるサービスが実行不可であるとされた場合(S605でNO)、サービス実行部430は印刷処理に失敗した事を示すメッセージを表示部201に表示する(S608)。そして、処理を終了する。なお、エラーの通知方法はメッセージ表示に限るものではなく、例えばデジタルカメラ101本体の振動や、音声、LEDライトの点灯等によってエラーを通知しても良い。
一方デジタルカメラ101が実行するサービスを選択していない状態でプリンタ102とNFC接続した場合(S602でNO)、NFC通信制御部420はサービス情報を含めないで要求メッセージをNFC通信によりプリンタ102に送信する(S609)。続いて、NFC通信制御部420は、プリンタ102からハンドオーバ応答メッセージを受信する(S610)。次に無線LAN通信制御部410は、ハンドオーバ応答メッセージに含まれる無線LANの接続パラメータに従って無線LANネットワークに接続する(S611)。無線LANネットワークへの接続が完了すると、無線LAN通信制御部410は、無線LANネットワーク上でサービス検索処理を行い、ネットワーク上の通信装置がサポートするサービスの情報を収集する(S612)。本サービス検索処理は、例えばSSDP(Simple Service Discovery Protocol)やmDNS(Multicast DNS)といった通信プロトコルを用いて行われる。サービス実行部430は、S612の検索処理の結果において実行可能なサービスをサポートする通信装置を発見出来た場合(S613でYES)、当該サービスの選択処理を行う(S614)。そして、サービス実行部430は、選択されたサービスを実行する(S615)。なお、S614の選択処理は、例えばユーザがサービス名を選択することにより行われる。S612の検索処理の結果実行可能なサービスをサポートする通信装置を発見出来なかった場合(S613でNO)、サービス実行部430は印刷処理に失敗した事を示すメッセージを表示部201に表示する(S616)。そして、処理を終了する。なおS608と同様、エラーの通知方法はメッセージ表示に限るものではなく、例えばデジタルカメラ101本体の振動や、音声、LEDライトの点灯等によってエラーを通知しても良い。
続いて、図7のフローチャートは、デジタルカメラ101とプリンタ102を近接させた際のプリンタ102の動作手順を示す。
プリンタ102は、NFC通信制御部520がデジタルカメラ101のNFC通信部210の近接を検知すると、デジタルカメラ101との間でNFCによる通信を確立する(S701)。次にNFC通信制御部520は、デジタルカメラ101からのハンドオーバ要求メッセージをNFC通信で受信する(S702)。受信したハンドオーバ要求メッセージにサービスの情報が含まれている場合(S703でYES)、サービス制御部530は当該サービスを自身が実行可能かどうか判定する(S704)。当該サービスが実行可能ならば(S704でYES)、NFC通信制御部520はハンドオーバ応答メッセージに当該サービスが実行可能であることを示す情報を付加してデジタルカメラ101に送信する(S705)。また当該サービスが実行不能ならば(S704でNO)、NFC通信制御部520はハンドオーバ応答メッセージに当該サービスが実行不能であることを示す情報を付加してデジタルカメラ101に送信し(S709)、処理を終了する。また、受信したハンドオーバ要求メッセージにサービスの情報が含まれていない場合は(S703でNO)、NFC通信制御部520は、サービスの実行可能/不能情報を含まないハンドオーバ応答メッセージをデジタルカメラ101に送信する(S710)。またNFC通信制御部520は、S705、S710で送信するハンドオーバ応答メッセージにサービス実行時に使用する無線LANネットワークの接続パラメータも含めて送信する。
続いて無線LAN通信制御部510は、アクセスポイント機能を起動し、上記応答メッセージに含めた接続パラメータに対応する無線LANネットワークを生成する(S706)。さらにサービス制御部530は、自身がサポートする印刷サービスの待ち受けを開始する(S707)。もしS702で受信したハンドオーバ要求メッセージに印刷サービスの情報が指定されているならば、プリンタ102は指定された印刷サービスの待ち受けを開始する。もしS702で受信したハンドオーバ要求メッセージに印刷サービスの情報が指定されていないならば、プリンタ102は自身がサポートする全ての印刷サービスの待ち受け処理を開始する。待ちうけを開始したサービスの情報はS706で作成した無線LANネットワーク上に通知され、当該無線LANネットワーク上の他の通信装置から検索されるようになる。
その後印刷制御部540は、デジタルカメラ101から画像データが送信されるとこれを受信して印刷する(S708)。
次に、デジタルカメラ101とプリンタ102との間の通信シーケンスの一例について、図8を参照して詳述する。図8において、まずデジタルカメラ101とプリンタ102を近づけるユーザ操作に応じて両者間でのNFC通信が確立される(S801)。次にデジタルカメラ101はハンドオーバ要求メッセージをプリンタ102にNFC通信により送信する(S802)。該ハンドオーバ要求メッセージには、デジタルカメラ101が「印刷サービスA」方式を用いて、無線LAN通信でJPEGファイルを印刷したい旨を表す情報が付加される。プリンタ102は、受信したハンドオーバ要求メッセージに含まれるサービスの実行可否情報と、自身が生成する無線LANネットワークの接続パラメータを含めたハンドオーバ応答メッセージをデジタルカメラ101にNFC通信により送信する(S803)。前述の通り、プリンタ102がサポートするサービスは「印刷サービスA」「印刷サービスC」「印刷サービスD」なので、ここではサービスが実行可能であることを表す情報を含めて該メッセージをNFC通信により送信する。続いてプリンタ102は、アクセスポイント機能を起動して、S803で送信した接続パラメータに対応する無線LANネットワークを生成する(S804)。さらにプリンタ102は、「印刷サービスA」による印刷サービスの待ち受け処理を開始する(S805)。
一方、デジタルカメラ101は、無線LAN通信部308を起動し、受信した接続パラメータに対応する無線LANネットワークを検索して接続する(S806)。無線LANネットワークへの接続が完了すると、デジタルカメラ101は印刷サービスAの手順に従って印刷したい画像データをプリンタ102に無線LANネットワークを介して送信する(S807)。プリンタ102は、受信した画像データを印刷する(S808)。
なお、上記実施例では、デジタルカメラ101からプリンタ102に送信するハンドオーバ要求メッセージには1つのサービス情報のみを含んでいるが、本発明はこれを制限するものでは無く、複数のサービス情報が含まれても構わない。例えばハンドオーバ要求メッセージに複数のサービス情報と、全てのサービスの実行を要求するのか(AND)いずれかのサービスのみ実行出来ればよいのか(OR)を表す情報を更に付加して送るとしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハンドオーバリクエストメッセージにサービス情報を付加するので、ハンドオーバ前に装置間でサービスの情報を共有することができる。また、ハンドオーバ前にサービス情報を装置間で共有するので、通信相手が所望のサービスに対応していない場合、ハンドオーバ処理を抑制することができる。したがって、必要な場合のみNFCから無線LANやBluetooth(登録商標)へのハンドオーバ処理を実施することができる。また、一般的に、無線LANの接続処理には数秒から十数秒程度の時間を要するため、不必要なハンドオーバを抑制することでこれらの無駄な時間を省略することがでる。
(第二の実施形態)
上記第一の実施形態においては、NFC通信を用いて実施するサービスの情報を共有する方法として、サービスを利用する装置が利用可能なサービスを、サービスを提供する装置に送信する方法を例示した。以下では第二の実施形態として、サービスを提供する装置が、自身がサポートするサービスの情報を利用装置に送信することで、実施するサービスの情報を合意する方法について例示する。なお、本実施形態における通信システムの構成は第1実施形態と同一である、以下図9から図11を参照して本実施形態における通信システムの動作の詳細を説明する。
図9のフローチャートは、デジタルカメラ101とプリンタ102を近接させた際のデジタルカメラ101の動作手順を示す。
デジタルカメラ101のNFC通信制御部420は、プリンタ102のNFC通信部309の近接を検知すると、プリンタ102との間でNFCによる通信を確立する(S901)。続いてNFC通信制御部420は、プリンタ102からNFC通信を介してハンドオーバ要求メッセージを受信し(S902)、メッセージ内容を解析する。上記ハンドオーバ要求メッセージには、プリンタ102がサポートするサービスの識別子と付加情報が含まれる。NFC通信制御部420は、受信したハンドオーバ要求メッセージに自身が実行したいサービスの情報が含まれている場合(S903でYES)、応答メッセージに通知されたサービスを実行する事を表す情報を含めてプリンタ102に送信する(S904)。また、デジタルカメラ101は上記応答メッセージにサービス実行時に使用する無線LANネットワークの接続パラメータも含めて送信する。
続いてデジタルカメラ101は無線LAN通信制御部410によってアクセスポイント機能を起動し、上記応答メッセージに含めた接続パラメータに対応する無線LANネットワークを生成する(S905)。当該無線LANネットワークにプリンタ102が接続するのを待って、デジタルカメラ101はS902で受信したサービスの中で所望するサービスの手順に従って、印刷する画像データをプリンタ102に送信する(S906)。また、上記ハンドオーバ要求メッセージに所望のサービスが含まれていない場合(S903でNO)、デジタルカメラ101はサービスを実行しない事を表す情報を含めた応答メッセージをプリンタ102に送信する(S907)。そして、デジタルカメラ101はエラー情報を表示する(S908)。
図10のフローチャートは、デジタルカメラ101とプリンタ102を近接させた際のプリンタ102の動作手順を示す。プリンタ102のNFC通信制御部520がデジタルカメラ101のNFC通信部210の近接を検知すると、デジタルカメラ101との間でNFCによる通信を確立する(S1001)。次にNFC通信制御部520は、自身がサポートするサービスの識別子情報を含むハンドオーバ要求メッセージをNFC通信によりデジタルカメラ101に送信する(S1002)。前述の通り、本実施例においてプリンタ102は「印刷サービスA」「印刷サービスC」「印刷サービスD」の3つの印刷サービスをサポートする。したがって、上記ハンドオーバ要求メッセージにはこの3つのサービス情報を含める。
続いてNFC通信制御部520は、デジタルカメラ101からNFC通信を介して応答メッセージを受信し(S1003)、メッセージ内容を解析する。受信した応答メッセージにデジタルカメラ101がサービスを実行する旨の情報が含まれている場合(S1004でYES)、無線LAN通信制御部510は応答メッセージに含まれる接続パラメータに従って無線LANネットワークに接続する(S1005)。無線LANネットワークへの接続が完了すると、印刷制御部540は、S1002で送信した印刷サービスの待ち受けを開始し(S1006)、デジタルカメラ101から送信される画像データを受信して印刷する(S1007)。また、受信した応答メッセージにデジタルカメラ101がサービスを実行しない旨の情報が含まれている場合(S1004でNO)、プリンタ102は無線LANにハンドオーバすることなく処理を終了する。
次に、上記のデジタルカメラ101とプリンタ102との間の通信シーケンスの一例について、図11を参照して詳述する。
まずデジタルカメラ101とプリンタ102を近接させることにより(非図示)、両者間でのNFC通信が確立される(S1101)。次にプリンタ102はハンドオーバ要求メッセージをデジタルカメラ101に送信する(S1102)。該要求メッセージには、プリンタ102が「印刷サービスA」「印刷サービスC」「印刷サービスD」をサポートしていることを示す情報が付加される。また、「印刷サービスA」「印刷サービスC」ではJPEG、「印刷サービスD」ではPDFとTIFF形式のファイル印刷が行える旨を表す情報が付加される。また同様に、該要求メッセージには、それぞれの印刷サービスが無線LAN通信を用いて実行可能であることを表す情報が付加される。ハンドオーバ要求メッセージを受信したデジタルカメラ101は、S1102で通知されたサービスを実行する事を表す情報を付加したハンドオーバ応答メッセージをプリンタ102に送信する(S1103)。また、該応答メッセージには、デジタルカメラ101が生成する無線LANネットワークの接続パラメータが含まれる。続いてデジタルカメラ101はアクセスポイント機能を起動して、S1103で送信した無線LANネットワーク情報に一致する無線LANネットワークを生成し(S1104)、プリンタ102の接続を待ちうける。S1103を受信したプリンタ102は、当該メッセージに含まれる無線LANネットワークを検索して接続する(S1105)。無線LANネットワークへの接続が完了すると、プリンタ102は「印刷サービスA」「印刷サービスC」「印刷サービスD」による印刷サービスの待ち受け処理を開始する(S1106)。
デジタルカメラ101はプリンタ102が無線LANネットワークに接続したことを検知すると(S1105)、印刷サービスAの手順に従って印刷したい画像データをプリンタ102に送信する(S1107)。プリンタ102は、受信した画像データを印刷する(S1108)。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハンドオーバリクエストメッセージに提供可能なサービス情報を付加するので、ハンドオーバ前に装置間でサービスの情報を共有することができる。また、ハンドオーバ前にサービス情報を装置間で共有するので、通信相手が所望のサービスに対応していない場合、ハンドオーバ処理を抑制することができる。したがって、必要な場合のみNFCから無線LANやBluetooth(登録商標)へのハンドオーバ処理を実施することができる。また、一般的に、無線LANの接続処理には数秒から十数秒程度の時間を要するため、不必要なハンドオーバを抑制することでこれらの無駄な時間を省略することがでる。
(第三の実施形態)
上記第一、第二の実施形態においては、NFCからハンドオーバする無線通信方式を無線LANに限って説明した。以下では第三の実施形態として、各装置が無線LANとBlutoothの両無線通信方式を備え、NFCから無線LANとBluetooth(登録商標)のいずれか一方へハンドオーバする方法について開示する。
上述の非特許文献1においては、NFC通信からのハンドオーバが可能な通信方式を示すためのレコードが定義されている。一つのレコードには一つのハンドオーバを希望する通信方式を含めることが定義されている。したがって、無線LANやBluetooth(登録商標)等複数の通信方式に対応している装置は、ハンドオーバ後の通信方式を問わない場合、通信方式毎のレコードを含めてハンドオーバのためのプロトコルに従った通信を行う必要がある。しかしながら、複数の通信方式毎にレコードを作成すると、通信されるデータ容量が増大するという問題がある。特に、通信速度が比較的遅く、通信可能な範囲が短いNFC通信においては、通信されるデータ量が多いと、NFC通信のためユーザが対向装置に機器にタッチするという短い時間だけでは、所望の通信が完了しない場合が生じる。
本実施形態は、無線LANやBluetooth(登録商標)等複数の通信方式に対応している装置においてハンドオーバの際に通信されるデータ量を低減する。
なお、本実施形態における通信システムの構成は、各装置が無線LANとBlutooth(登録商標)の両無線通信方式を備える点を除いて第1実施形態と同一である。
装置が複数の無線通信方式を利用可能な場合、前記ステップS603にて送信されるハンドオーバ要求メッセージには、無線通信インタフェースの情報として無線LANとBluetooth(登録商標)それぞれの情報が含まれる。また、当該ハンドオーバ要求メッセージには、各無線通信方式上で実行したいサービスの識別子やサービス付属情報等が、各無線通信インタフェースの情報と関連付けて格納される。
例えば、無線LAN通信とBluetooth(登録商標)のいずれかを用いて「印刷サービスA」を行う場合を考える。この場合、ハンドオーバ要求メッセージには無線LAN通信を示す情報と関連付けて「印刷サービスA」に関する情報が格納されたレコードが含まれる。また同様にBluetooth(登録商標)を示す情報と関連付けて「印刷サービスA」に関する情報が格納されたレコードが含まれる。また、ハンドオーバ応答メッセージには、少なくとも無線LAN通信とBluetooth(登録商標)のいずれか一つを用いて「印刷サービスA」を実行する事を表す情報と無線LANネットワークの接続パラメータが格納されたレコードが含まれる。なお、本実施形態において該レコードは、非特許文献1にて規定されるALTERNATIVE_CARRIER_RECORDである。該レコードには、該レコードが示すハンドオーバ可能な通信方式を識別するための無線通信インタフェースの情報と、複数の補助情報とが含まれる。なお、本実施形態において無線通信インタフェースの情報は、非特許文献1にて規定されるCARRIER_DATA_REFERENCEが示す情報である。なお、無線通信インタフェースの情報には、無線LAN/Wi−Fi IBSS/Bluetooth(登録商標)/Wi−Fi DIRECT等のキャリアの種別を含めるができる。また、それぞれの無線キャリアのパワー状態(Active:活性状態、Inactive:非活性状態など)を含んでも良い。
また、補助情報は実施形態において非特許文献1にて規定されるAUXILIARY_DATA_REFERENCEが示す情報である。補助情報には、実行したいサービスの識別子情報が格納される。さらに補助情報として複数のサービスの識別子情報夫々の優先度を示す情報が格納される。
ここで、本実施形態においては、両通信方式上の何れかでサービスを実行する場合、上記レコードに格納する無線通信インタフェースの情報として、任意の複数の通信方式でのハンドオーバを要求することを示すワイルドカード情報を格納する。ワイルドカード情報は、一つのレコードに含めることができる。したがって、ワイルドカード情報は、一つのレコードで相手装置に無線LANとBluetooth(登録商標)とを含む複数の通信方式を指定することができる。したがって、従来複数のレコードを用いて相手装置に要求していた複数のハンドオーバ後の通信方式を、ワイルドカード情報を用いると、一つのレコードにワイルドカード情報を含めることで複数の通信方式を要求することができる。
ワイルドカード情報をレコードに格納する場合、ハンドオーバ要求メッセージにはワイルドカード情報に関連付けて実行したいサービスの識別子やサービス付属情報等を格納しても良い。例えば、無線LAN通信とBluetooth(登録商標)等ハンドオーバ後の通信方式を問わず「印刷サービスA」を行いたい場合、ハンドオーバ要求メッセージに含まれるレコードにはワイルドカード情報と関連付けて「印刷サービスA」に関する情報が格納される。 このように、ハンドオーバ要求メッセージに含めるレコードの無線通信インタフェースの情報としてワイルドカード情報を格納することで、各無線通信方式毎のレコードを格納する場合と比べてハンドオーバ要求メッセージのサイズを節約することが可能となる。これにより、複数の無線通信方式に対応する場合でも、ハンドオーバ要求メッセージのサイズ上限を超過する可能性を低減し、より確実に通信を行うことが可能となる。即ち、通信速度が比較的遅く、通信可能な範囲が短いNFC通信において、ユーザが対向装置に機器にタッチするという短い時間で、ハンドオーバのための通信を完了することができる。
なお、ハンドオーバ要求メッセージにサービス識別子やサービス付属情報を含めない場合であっても、格納する無線通信インタフェースの情報としてワイルドカード情報のみを格納することで、ハンドオーバ要求メッセージのサイズを節約することが可能となる。
また、ハンドオーバ要求メッセージには無線通信インタフェースの情報として現在使用中の無線通信方式の情報を格納しても良い。現在使用中の無線通信方式の情報を要求メッセージに指定することで、応答メッセージにサービス実行時に使用する無線LANネットワークの接続パラメータを含める必要が無くなるため、より効率的にメッセージ交換を行うことができる。
なお、上述の実施形態は一例に過ぎず、本発明は、明細書及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で変形して実施できるものである。
また、上述の実施形態においては、どちらかの通信装置がアクセスポイントとなって、アクセスポイントとなる通信装置が接続パラメータを送信することで無線LAN通信を行う方法を例示した。しかしながら、本発明はこれを限定するものではない。外部アクセスポイントを介して通信を行うものとしても良いし、アドホックモードによる通信を行うものとしても良い。また、通信装置間でWi−Fi Directによる接続手順を行って無線LAN通信を行うとしても良い。
また、上述の実施形態においては、デジタルカメラ101とプリンタ102のシステム構成で説明したが、別の機器を用いて上記の処理を行ってもよい。さらには通信装置間で送受信されるサービスの情報も印刷に関するサービスに限るものではなくてよい。例えば画像送信サービス、動画再生サービス、画像スキャンサービスなどのサービスに関する情報を送受信するものとしても良い。また、これらのサービスの複数をまとめて送受信しても良い。
また、上述の実施形態においては、ハンドオーバ要求メッセージに含まれるサービスが実行されない事を通知するために、サービスが実行されない事を表す情報ハンドオーバ応答メッセージ含めるとしたが、本発明はこれを限定するものではない。即ち、ハンドオーバ要求メッセージを送信した通信装置が、該要求メッセージに含めたサービスが受信側で実行されないことが検知できる方法であればよい。例えば、ハンドオーバ応答メッセージを送信しないことをもって通知するとしても良いし、Handover Selectとは異なるメッセージを送信することで通知するとしても良い。
また、上述の実施形態においては、NFC通信で送受信するサービスの識別子はサービスに一意に対応付けられた整数値であるとしたが、本発明はこれを限定するものではない。例えばサービスの名称のような文字列情報であっても構わない。さらには複数のサービスの組に対応付けられるような識別情報であっても構わない。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 通信装置であって、
    第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を行う第1通信手段と、
    前記第1通信方式と異なる通信方式にハンドオーバするためのメッセージに含まれる一つのレコードに複数の通信方式を指定する情報を含めて当該メッセージを、前記第1通信手段を用いて送信する送信手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記他の通信装置からの前記メッセージに対する応答に含まれる接続パラメータを用いて前記他の通信装置と、当該接続パラメータに対応する通信方式において接続することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記メッセージには、前記通信装置が要求する複数のサービスの情報が含まれ、
    前記通信装置は、前記第1通信方式と異なる通信方式にハンドオーバ後に当該通信方式おける通信によりサービスを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記メッセージには、前記通信装置が提供可能なサービスまたは利用可能なサービスの情報が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記他の通信装置からの前記メッセージに対する応答に基づいて、前記他の通信装置と前記第1通信方式と異なる通信方式により通信を行うかを判定する判定手段とを有することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記判定手段は、前記他の通信装置からの前記メッセージに対する応答に、前記通信装置が要求するサービスが前記他の通信装置の実行可能であることを示す情報が含まれている場合、前記第1通信方式と異なる通信方式により通信を行うと判定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記判定手段により前記前記第1通信方式と異なる通信方式により通信を行わないと判定された場合、ユーザに対してエラーを通知することを特徴とする請求項5または6に記載の通信装置。
  8. 前記第1通信手段は、NFC(Near Field Communication)により通信を行うことを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の通信装置。
  9. 前記前記第1通信方式と異なる通信方式は、IEEE802.11シリーズであることを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載の通信装置。
  10. 前記メッセージは、ハンドオーバリクエストメッセージであることを特徴とする請求項1乃至9何れか一項に記載の通信装置。
  11. 前記複数の通信方式を指定する情報は、ワイルドカード情報であることを特徴とする請求項1乃至10何れか1項に記載の通信装置。
  12. 第1の通信方式により他の通信装置と無線通信を行う第1通信手段を有する通信装置の制御方法であって、
    前記第1通信方式と異なる通信方式にハンドオーバするためのメッセージに含まれる一つのレコードに複数の通信方式を指定する情報を含めて当該メッセージを、前記第1通信手段を用いて送信する送信工程とを有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  13. 請求項12に記載の制御方法をコンピュータが実行するためのプログラム。
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