JP2015060280A - データ提供システムおよびデータ提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キューブ更新・リリースにおけるユーザへの負担を軽減するデータ提供システムおよびデータ提供方法を提供する。
【解決手段】サーバからクライアント端末にデータを提供するデータ提供システムであって、データに参照可能な状態で保持する第1のフォルダと、データに参照可能でない状態で保持する第2のフォルダと、データベースから所定の項目を抽出してデータを生成または更新する更新部と、更新部がデータを更新した場合に、更新されたデータを第2のフォルダに格納する格納部と、格納部が更新されたデータを第2のフォルダに格納した場合に、クライアント端末から参照可能なフォルダを、第1のフォルダから第2のフォルダに変更し、そのフォルダを参照可能な状態に設定するフォルダ制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ提供システムおよびデータ提供方法に関する。
従来、情報分析システムでは、基幹システムの大規模データを格納するデータベースであるデータウェアハウス(DWH)とWebベースのBI(Business Intelligence)ツールを連携して集計・分析する方法が採用されることが多い。このようなデータの集計・分析ではDWHを直接参照するのではなく、BIツールの機能で作成される多次元データベース・キューブを使用する。キューブは、ユーザのニーズに合わせた複数の分析軸と数値データを有し、これらを自由に組み合わせることで柔軟な分析を提供する。また、分析軸単位に集計された数値を持つため、DWHに直接SQLを発行して集計するよりも高速な検索が可能である。このようなデータの集計・分析を行う技術として、例えば、特許文献1では、他次元キューブに対する多次元分析操作により、ドキュメントの目的に合わせて条件を動的に変化させ、ユーザの使用目的に近いドキュメントを容易に閲覧可能としている。
特開2006−309285号公報
しかしながら、特許文献1では、キューブ更新時の利用者に対する負荷については考慮されていない。例えば、キューブのデータはリアルタイムではないため定期的な更新が必要である。また、キューブの更新処理はDWHを集計したデータであるため、キューブの構造やデータ量によっては高性能なハードを使用しても多大な処理時間を必要となる。キューブ更新中はプロセスがキューブをロックしてしまうためユーザからの参照ができなくなり、ユーザに対するサービスを停止しなければならない場合が生じ得る。
また、キューブ更新をBIツールとは別のサーバで実施し、更新後にAPサーバ側に配布する構成であれば更新ツールによってキューブがロックされることはない。しかしながら、APサーバへのキューブのコピー時には一旦BIツールからキューブを切りはなす必要があるため大容量のキューブの場合はそのコピー処理に時間がかかり、長時間使用不可となるため、ユーザに対するサービスを停止しなければならない場合がある。すなわち、このようなユーザに対するサービスを停止によって、ユーザが所望のデータを使用できなくなるという負担が生じてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、キューブ更新・リリースにおけるユーザへの負担を軽減するデータ提供システムおよびデータ提供方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるデータ提供システムは、サーバからクライアント端末にデータを提供するデータ提供システムであって、前記データに参照可能な状態で保持する第1のフォルダと、前記データに参照可能でない状態で保持する第2のフォルダと、データベースから所定の項目を抽出して前記データを生成または更新する更新部と、前記更新部がデータを更新した場合に、更新されたデータを前記第2のフォルダに格納する格納部と、前記格納部が前記更新されたデータを前記第2のフォルダに格納した場合に、前記クライアント端末から参照可能なフォルダを、前記第1のフォルダから前記第2のフォルダに変更し、そのフォルダを参照可能な状態に設定するフォルダ制御部と、を備えることを特徴とするデータ提供システムとして構成される。
また、本発明は、上記データ提供システムで行われるデータ提供方法として把握される。
本発明によれば、情報システムのキューブ更新・リリースにおけるユーザへの負荷を軽減することができる。
本実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 DHWが記憶する明細テーブルの構成例を示す図である。 キューブ管理テーブルの構成例を示す図である。 メッセージテーブルの構成例を示す図である。 レポートテーブルの構成例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの構成例を示す図である。 グループテーブルの構成例を示す図である。 図3〜7に示した各テーブルの関連を表したER図である。 情報分析処理の処理手順を示すフローチャートである。 情報分析処理の処理手順を示すフローチャートである。 キューブ更新処理の処理手順を示すフローチャートである。 データチェック処理の処理手順を示すフローチャートである。 伝送処理の処理手順を示すフローチャートである。 参照先制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 メール配信処理の処理手順を示すフローチャートである。 レポート配信処理の処理手順を示すフローチャートである。 レポート配信処理で配信されるレポートの例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるデータ提供システムおよびデータ提供方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、データ提供システム1000は、ユーザ環境部100と、フロントエンド環境部200と、バックエンド環境部300とを有して構成されている。
ユーザ環境部100は、クライアント端末101を有している。クライアント端末101は、システムの利用者が様々なデータを検索して参照したり、取得するための端末である。クライアント端末101は、データを検索して参照したり、取得するためのブラウザやアプリケーションを備え、ネットワークによる通信が可能な一般的なPC(Personal Computer)によって構成される。
図1に示すように、クライアント端末101は、入力部1011と、表示部1012と、通信部1013とを有して構成されている。入力部1011は、ユーザからデータの検索や取得についての入力操作を受け付ける。表示部1012は、ユーザが検索または取得した結果を表示する。通信部1013は、ネットワーク102を介してアプリケーションサーバ301との間における各種データを送受信する。なお、ネットワーク102は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の一般的な公衆回線網である。
バックエンド環境部200は、クライアント端末101から直接参照出来ない環境下にある1または複数の装置から構成され、バッチサーバ201と、管理者端末501とを有している。バッチサーバ201は、ユーザに提供するデータを生成するためのサーバであり、データウェアハウス(DWH)202と、サマリDB203と、キューブ204と、キューブ更新部205と、データチェック部206と、参照先制御部207と、伝送部208と、記憶部209とを有している。
DWH202は、ユーザに参照させるキューブが有する項目を含むデータ(テーブル)の集合体(例えば、店舗ごとの商品の売上についての明細テーブル)である。図2は、DHW202が記憶するテーブル(以下、明細テーブルと呼ぶ。)の構成例を示す図である。図2に示すように、明細テーブルは、地域と、店舗名と、商品種別と、商品名と、販売日時と、数量と、金額と、年齢とを含んでいる。地域は、店舗のある地域を示す情報であり、店舗名は商品を販売した店舗名である。また、商品種別は、販売した商品の種類を示す情報であり、商品名はその商品の名称である。販売日時は、その商品を販売した日時であり、数量は販売された商品数である。金額は、その商品が販売された金額であり、年齢は、その商品の購入者の年齢である。これらの各情報は、例えば、各店舗での売り上げを管理する販売網システム等の他のシステムによって、随時DWH202の明細テーブルに記憶される。図1では、例えば、「関東」地域にある「関東01店」で、2013年4月1日の12:00に、食料品である「○○○」(金額:980円)が1個販売され、その購入者は28歳であったことを示している。このように、DWH202の明細テーブルには、随時販売に関する売上の明細データが格納される。
サマリDB203は、サマリ情報2031を格納するデータベースである。サマリ情報2031は、DWH202からキューブ204を作成または更新する場合に、DWH202または基幹DB(後述)で記憶されていた際のデータの内容と、キューブ204を作成または更新した際のデータの内容とが同じであることを検証するための基準となる項目を定めたものである。サマリ情報2031には、キューブに含まれる特定の行・列・数値項目の組み合わせ(例えば、店舗名、商品名、数量、金額等のDWH202やキューブ204に含まれる項目の組み合わせ)が含まれており、あらかじめ管理者等によって記憶されている。後述するデータチェック部206は、このサマリ情報2031に記憶されている項目について集計し、その結果が同じであるか否かを判定することによって、両者のデータの同一性や整合性を検証する。
キューブ204は、DHW202が記憶する明細データの項目から、あらかじめ定められた項目を抽出した項目を含むデータである。キューブ204は、例えば、図2に示した明細データのうち、年齢以外の各項目を含むサマリデータである。
キューブ更新部205は、DWH202が更新された場合に、DWH202からあらかじめ定められた項目を抽出し、キューブ204を生成、または更新する。データチェック部206は、サマリ情報2031に記憶されている項目についてDWH202の明細データからデータを抽出し、サマリデータを生成する。また、データチェック部206は、キューブ204をサマリ情報2031と同じ基準で集計し、その集計結果と生成したサマリデータとを比較し、その同一性や整合性を検証する。
参照先制御部207は、アプリケーションサーバ301が有する参照用フォルダ305や参照用フォルダ307に対するクライアント端末101からの参照先を切り替える。伝送部308は、キューブ更新部205によって生成または更新されたキューブ204を、アプリケーションサーバ301に送信し、参照用フォルダ305や参照用フォルダ307に格納する。記憶部209は、キューブ管理テーブル2091と、メッセージテーブル2092と、レポートテーブル2093と、ユーザ情報テーブル2094と、グループテーブル2095とを有している。
図3は、キューブ管理テーブル2091の構成例を示す図である。キューブ管理テーブル2091は、キューブ更新部205によって生成または更新されたキューブ204を管理するためのテーブルである。図3に示すように。キューブ管理テーブル2091は、キューブを識別するためのキューブIDと、そのキューブ名称と、そのキューブが格納され、クライアント端末101から参照されるアプリケーションサーバ301の参照用フォルダと、その参照先フォルダが切り替えられた日時を示す参照先切替日時と、キューブ204の生成または更新時にクライアント端末101に配信するメールおよびメッセージを識別するための配信メールメッセージIDと、キューブ204の生成または更新時にクライアント端末101に配信するレポートを識別するための複数の配信レポートIDとが対応付けて記憶されている。図3では、例えば、キューブID「cube_001」によって識別されるキューブ「販売実績」は、2013年1月25日の午前7:00に、アプリケーションサーバ301の参照先フォルダ「D:\cube\cubeA」に切り替えられたことを示している。またこのとき、クライアント端末101に対して、mail_001で識別されるメッセージと、「rep_001a」、「rep_001b」によって識別されるレポートが配信されることを示している。
図4は、メッセージテーブル2092の構成例を示す図である。メッセージテーブル2092は、クライアント端末101に配信されるメールのメッセージを管理するためのテーブルである。図4に示すように、メッセージテーブル2092は、メッセージを識別するためのメッセージIDと、そのメッセージIDのメッセージと、そのメッセージを配信するグループを示す複数の配信先グループとが対応付けて記憶されている。図4では、例えば、「mail_001」によって識別されるメッセージは、「最新の販売実績データを更新しました(毎日 7:00更新)」であり、配信先として、「Gr_001」、「Gr_002」で識別されるグループに配信されることを示している。
図5は、レポートテーブル2093の構成例を示す図である。レポートテーブル2095は、クライアント端末101に配信されるレポートを管理するためのテーブルである。図5に示すように、レポートテーブル2093は、レポートを識別するためのレポートIDと、そのレポート名称と、そのレポートの出力形式と、配信するレポートについてのメッセージを識別するための配信レポートメッセージIDとが対応付けて記憶されている。図5では、例えば、「rep_001a」で識別されるレポート「組織別売上実績」は、「.xls」形式で出力され、その際のメッセージとして「mail_rep_001a」で識別されるメッセージが配信されることを示している。
図6は、ユーザ情報テーブル2094の構成例を示す図である。ユーザ情報テーブル2094は、このシステムの利用者を管理するためのテーブルである。図6に示すように、ユーザ情報テーブル2094は、システムの利用者を識別するためのユーザIDと、そのユーザの名称と、そのユーザが属する複数のグループと、そのユーザのメールアドレスと、そのユーザに対してメールの配信が必要か否かを示すメール配信要否フラグとが対応付けて記憶されている。図6では、例えば、「userA」で識別される「社員A」のユーザは、「Gr_001」に属し、メールアドレスが「userA@abcde.com」であり、メール配信が必要(値が0)であることを示している。
図7は、グループテーブル2095の構成例を示す図である。グループテーブル2095は、グループを管理するためのテーブルである。図7に示すように、グループテーブル2095は、グループを識別するためのグループIDと、そのグループの名称とが対応付けて記憶されている。図7では、例えば、グループIDが「Gr_001」で識別されるグループのグループ名称は「1課」であることを示している。なお、バッチサーバ201の各部が行う具体的な処理については、フローチャートを用いて後述する。
図8は、図3〜7に示した各テーブルの関連を表したER(Entity Relationship Diagram)図である。図8に示すように、上述した各テーブルは、点線で示した各項目によって、互いに関連付けられていることがわかる。続いて、図1に戻って、管理者端末501について説明する。
管理者端末501は、本システムの管理者がバッチサーバ301を管理するための端末である。図1に示すように、管理者端末501は、表示部5011と、通信部5012とを有している。特に図示していないが、これらの各部を制御する制御部を有している。なお、管理者端末501は、ネットワーク102と同様のネットワークにより、バッチサーバ201に接続されている。
表示部5011は、バッチサーバ201で行われた各処理の結果(正常、エラー等)を表示する。通信部5012は、表示部5011が画面に表示するための各種のデータを受信する。続いて、フロントエンド環境部200について説明する。
フロントエンド環境部200は、クライアント端末101に対して最も前面にある1または複数の装置から構成され、アプリケーションサーバ301を有して構成されている。図1に示すように、アプリケーションサーバ301は、クライアント端末101からのデータ検索要求やデータ取得要求を受け付けて、その結果を返すサーバであり、アプリケーション部302と、複数の参照用フォルダ(参照用フォルダ305、307等)と、メール配信部309とを有して構成されている。
アプリケーション部302は、クライアント端末101から受け付けたデータ検索要求やデータ取得要求に従って、あるいはキューブ204が更新された場合に、そのデータの分析やそのデータに関するレポートを生成し、配信する。また、アプリケーション部302は、生成、更新されたキューブ204が参照用フォルダ305、307に新たに格納された場合に、クライアント端末101から参照可能なフォルダを、それまでの参照用フォルダからそのフォルダに変更して参照可能な状態に設定し、ユーザに対して最新のキューブ204の内容を提供する。アプリケーション部302は、多次元分析部303と、レポート配信部304とを有している。
多次元分析部303は、ユーザからの分析要求に従って分析プログラムを生成し、参照可能となっている参照用フォルダにアクセスし、生成された分析プログラムに記述されたプログラムの内容に従って、ユーザ所望のデータを検索し、または取得する。レポート配信部304は、キューブ204が生成、更新等された場合に、生成、更新等されたキューブ204についてのレポートを、クライアント端末101に送信する。
参照用フォルダ(参照用フォルダ305、307等)は、バッチサーバ201から受信したキューブ204を格納する。メール配信部309は、キューブ204が生成または更新された場合に配信するクライアント端末101宛のメールを生成し、配信する。なお、アプリケーションサーバ301の各部が行う具体的な処理については、フローチャートを用いて後述する。
図9A、9Bは、本システムで行われるキューブ204を生成または更新し、クライアント端末101に最新のキューブ204を提供したり、またはそのキューブ204に対するクライアント端末101からの情報分析を受け付ける処理(以下、情報分析処理と呼ぶ。)の処理手順を示すフローチャートである。
図9Aに示すように、情報分析処理では、まず、キューブ更新部205がキューブ更新処理を実行する(ステップS901)。図10は、キューブ更新処理の処理手順を示すフローチャートである。図10に示すように、キューブ更新部205は、外部システムによって基幹DBが作成・更新されると、作成・更新された基幹DBと同じ項目をDWHから抽出し、明細データを作成・更新する(ステップS1001)。キューブ更新部205は、その作成・更新が正常に終了したか否かを判定し(ステップS1002)、その作成・更新が正常に終了していないと判定した場合(ステップS1002;No)、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1005)。
一方、キューブ更新部205は、その作成・更新が正常に終了したと判定した場合(ステップS1002;Yes)、DWH202を作成・更新したデータによってキューブ204を作成・更新し、最新の状態にする(ステップS1003)。そして、キューブ更新部205は、その作成・更新が正常に終了したか否かを判定し(ステップS1004)、その作成・更新が正常に終了していないと判定した場合(ステップS1004;No)、ステップS1005と同様に、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1006)。一方、キューブ更新部205は、その作成・更新が正常に終了したと判定した場合(ステップS1004;Yes)、何もせずに処理を正常終了させる。ステップS1004〜S1006のいずれかの処理が終了すると、図10に示したキューブ更新処理が終了する。
そして、図9Aに戻って、キューブ更新部205は、キューブ更新処理でエラーがあったか否かを判定し(ステップS902)、エラーがあったと判定した場合(ステップS902;No)、そのまま情報分析処理を終了させる。一方、キューブ更新部205が、エラーがなかったと判定した場合(ステップS902;Yes)、続いて、データチェック部206がデータチェック処理を実行する(ステップS903)。
図11は、データチェック処理の処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、データチェック部206は、まず、サマリ情報2031と同様に、作成・更新されたキューブ204に含まれるあらかじめ定められた特定の行・列・数値項目の組み合わせについて集計し、その結果を出力する(ステップS1101)。
データチェック部206は、サマリ情報2031を参照してキューブ204の作成元となったDWH202の明細データについての集計結果(以下、サマリ集計結果と呼ぶ。)と、ステップS1101で算出した集計結果(以下、算出集計結果と呼ぶ。)の行項目を比較し(ステップS1102)、両者が相違ないか否かを判定する(ステップS1103)。
データチェック部206は、両者に相違があると判定した場合(ステップS1103;No)、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1006)。一方、データチェック部206は、両者に相違がないと判定した場合(ステップS1103;Yes)、さらに、サマリ集計結果と算出集計結果の列項目を比較し(ステップS1104)、両者が相違ないか否かを判定する(ステップS1105)。
そして、データチェック部206は、両者に相違があると判定した場合(ステップS1105;No)、ステップS1103の場合と同様に、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1008)。一方、データチェック部206は、両者に相違がないと判定した場合(ステップS1105;Yes)、さらに、サマリ集計結果と算出集計結果の数値項目を比較し(ステップS1106)、両者が相違ないか否かを判定する(ステップS1107)。
そして、データチェック部206は、両者に相違があると判定した場合(ステップS1107;No)、ステップS1103等の場合と同様に、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1008)。一方、データチェック部206は、両者に相違がないと判定した場合(ステップS1107;Yes)、何もせずに処理を正常終了させる。ステップS1107またはS1108の処理が終了すると、図11に示したデータチェック処理が終了する。
そして、図9Aに戻って、データチェック部206は、データチェック処理でエラーがあったか否かを判定し(ステップS904)、エラーがあったと判定した場合(ステップS904;No)、そのまま情報分析処理を終了させる。一方、キューブ更新部205が、エラーがなかったと判定した場合(ステップS904;Yes)、続いて、伝送部208が伝送処理を実行する(ステップS905)。
伝送部208は、キューブ管理テーブル2091の参照先フォルダを参照し、現在のキューブ204の参照先を取得し(ステップS1201)、キューブ204の伝送先フォルダを決定する(ステップS1202)。具体的には、伝送部208は、現在のキューブ204の参照先以外のフォルダを伝送先のフォルダとして決定する。
そして、伝送部208は、決定したフォルダにキューブ204を伝送し(ステップS1203)、その伝送が正常終了したか否かを判定する(ステップS1204)。伝送部208は、その伝送が正常終了していないと判定した場合(ステップS1204;No)、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1205)。
一方、伝送部208は、その伝送が正常終了したと判定した場合(ステップS1204;Yes)、何もせずにそのまま処理を正常終了させる。ステップS1204またはS1205の処理が終了すると、図12に示した伝送処理が終了する。
そして、図9Aに戻って、伝送部208は、伝送処理でエラーがあったか否かを判定し(ステップS906)、エラーがあったと判定した場合(ステップS906;No)、そのまま情報分析処理を終了させる。一方、伝送部208が、エラーがなかったと判定した場合(ステップS906;Yes)、続いて、参照先制御部207が参照先の切替スケジュール(キューブ管理テーブル2091の参照先切替日時)を設定する(ステップS907)。切り替えスケジュールの具体的な日時についてはあらかじめ管理者等によって定められている。
そして、参照先制御部207は、切り替えた日時が到来したか否かを判定し(ステップS908)、切り替えた日時が到来したと判定した場合(ステップS908;Yes)、参照先制御処理を実行する(ステップS909)。
図13は、参照先制御処理の処理手順を示すフローチャートである。図13に示すように、参照先制御部207は、キューブ管理テーブル2091の参照先フォルダを参照し、現在ユーザに開示している参照先を取得し(ステップS1301)、参照先フォルダを現在の参照先フォルダ以外のフォルダに更新する(ステップS1302)。
参照先制御部207は、その更新が正常終了したか否かを判定し(ステップS1303)、その更新が正常終了していないと判定した場合(ステップS1303;No)、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1306)。一方、参照先制御部207は、その更新が正常終了したと判定した場合(ステップS1303;Yes)、さらにアプリケーション部302によるフォルダの参照先を更新したフォルダ(例えば、図1のA)に切り替える(ステップS304)。
そして、参照先制御部207は、その更新が正常終了したか否かを判定し(ステップS1305)、その更新が正常終了していないと判定した場合(ステップS1305;No)、管理者端末501にその旨のエラーを通知する(ステップS1306)。一方、参照先制御部207は、その更新が正常終了したと判定した場合(ステップS1305;Yes)、そのまま何もせずに処理を正常終了させる。ステップS1305またはS1306のいずれかの処理が終了すると、図13に示した参照先制御処理が終了する。
そして、図9Aに戻って、参照先制御部207は、参照先制御処理でエラーがあったか否かを判定し(ステップS910)、エラーがあったと判定した場合(ステップS910;No)、そのまま情報分析処理を終了させる。一方、参照先制御部207が、エラーがなかったと判定した場合(ステップS910;Yes)、続いて、メール配信部309がメール配信処理を実行する(ステップS911)。
図14は、メール配信処理の処理手順を示すフローチャートである。図14に示すように、メール配信部309は、キューブ管理テーブル2091、メッセージテーブル2092を参照し、キューブ204の生成・更新等のリリースを通知するメールを作成する(ステップS1401)。具体的には、メール配信部309は、キューブ管理テーブル2091の配信メールメッセージIDをキーとしてメッセージテーブル2092を参照し、そのIDに対応するメッセージを取得し、メール本文やタイトル等に記述する。
さらに、メール配信部309は、キューブ管理テーブル2091、グループテーブル2095、ユーザ情報テーブル2094を参照し、そのメールの配信先を取得する(ステップS1402)。具体的には、メール配信部309は、キューブ管理テーブル2091の配信メールメッセージIDをキーとしてメッセージテーブル2092を参照し、そのIDに対応する配信先グループを取得し、さらにそのグループをキーとしてメールアドレスやグループ名称、ユーザ名称を取得し、配信先やタイトル等に記述する。
そして、メール配信部309は、作成したメールを配信し(ステップS1403)、その配信が正常終了したか否かを判定する(ステップS1404)。メール配信部309は、その配信が正常終了していないと判定した場合(ステップS1404;No)、配信エラーとなった宛先を抽出した配信エラーリストを作成し(ステップS1405)、バッチサーバ201の伝送部208に送信し、伝送部208は、その配信エラーリストを管理者端末501に送信する(ステップS1406)。
一方、メール配信部309は、その配信が正常終了したと判定した場合(ステップS1404;Yes)、何もせずにそのまま処理を正常終了させる。ステップS1404またはS1406の処理が終了すると、図14に示したメール配信処理が終了する。
そして、図9Bに戻って、メール配信処理が終了すると、レポート配信部304は、キューブ管理テーブル2091を参照し、作成したメールに対応する配信レポートIDを取得し(ステップS912)、配信すべきレポートがあるか否かを判定する(ステップS913)。レポート配信部304は、配信すべきレポートがある、すなわち、キュー管理テーブル2091の配信レポートIDに記載があると判定した場合(ステップS913;Yes)、レポート配信処理を実行する(ステップS914)。一方、レポート配信部304は、配信すべきレポートがない場合(ステップS913;No)、そのまま処理を終了させる。
図15は、レポート配信処理の処理手順を示すフローチャートである。図15に示すように、レポート配信処理では、レポート配信部304は、キューブ管理テーブル2091の配信レポートIDをキーとしてレポートテーブル2−93にアクセスし、そのメールとともに配信すべきレポートを作成する(ステップS1501)。なお、レポート配信部304は、生成・更新された最新のキューブ204に格納されたデータを用いて、例えば、図16に示すような店舗別の売上日報レポートを作成する。
そして、レポート配信部304は、メール配信の場合と同様に、キューブ管理テーブル2091、メッセージテーブル2092を参照し、キューブ204の生成・更新等のリリースを通知するメールに、作成したレポートを添付した添付メールを作成する(ステップS1502)。さらに、レポート配信部304は、メール配信の場合と同様に、キューブ管理テーブル2091、グループテーブル2095、ユーザ情報テーブル2094を参照し、その添付メールの配信先を取得する(ステップS1503)。
そして、レポート配信部304は、作成した添付メールを配信し(ステップS1504)、その配信が正常終了したか否かを判定する(ステップS1505)。レポート配信部304は、その配信が正常終了していないと判定した場合(ステップS1505;No)、配信エラーとなった宛先を抽出した配信エラーリストを作成し(ステップS1506)、バッチサーバ201の伝送部208に送信し、伝送部208は、その配信エラーリストを管理者端末501に送信する(ステップS1507)。
一方、レポート配信部304は、その配信が正常終了したと判定した場合(ステップS1505;Yes)、何もせずにそのまま処理を正常終了させる。ステップS1505またはS1507の処理が終了すると、図15に示したレポート配信処理が終了する。
このように、本実施の形態における情報分析処理を行うことにより、ユーザに対するサービスを停止によって、ユーザが所望のデータを使用できなくなるという負担を軽減することができる。また、データチェック部206が、キューブ204のデータの誤りを防止するため、管理者が所有する基幹システムのサマリ情報と突き合わせるデータチェックを更新が完了したキューブに対し自動的に実施することができる。さらに、本システムでは、キューブ204の更新や参照用フォルダ305等へのコピーをユーザのBIツール利用と切り離した状態で実行する。そのため、運用スケジュールが立てやすく、また、更新が完了した最新キューブのリリースはBIツール上の設定切り替えのみで実行されるため、その切り替え処理が、短時間で完了するためユーザへの負荷は最小となり、ユーザに対する負荷を軽減し、システムの運用性を向上させることができる。
また、リリースしたキューブにデータ誤りがあった場合等の理由でバックアップから戻さなければならなくなった場合でも参照先を切り替えるのみで1世代前のキューブに戻すことが出来るため、短時間での対応が可能である。また、最新のキューブ204のリリースと合わせて、最新データリリースの通知や最新データから出力したレポートをユーザへ自動配信する。配信するレポートや対象ユーザはBIツールのセキュリティ機能で制御する。このため、ユーザはすみやかにキューブ204のデータが更新されたこと等、キューブ204に関する様々な情報を速やかに取得することができる。
なお、本実施の形態では、バッチサーバ201にDWH202やサマリ情報2031を保持することとした。しかし、これらのデータは他のシステムで予め生成、更新されるものであるため、バッチサーバ201とは別のサーバに保持させることとしてもよい。また、上述した例では、更新されたキューブ204がアプリケーションサーバ301に伝送された場合に、参照先制御部207が現在ユーザに開示している参照先を取得し、参照先フォルダを現在の参照先フォルダ以外のフォルダに更新することとしたが、これとは逆に、現在ユーザに開示していない参照先を取得し、参照先フォルダを現在の参照先フォルダに更新することとしてもよい。
1000 データ提供システム
100 ユーザ環境部
101 クライアント端末
1011 入力部
1012 表示部
1013 通信部
200 フロントエンド環境部
201 バッチサーバ
202 データウェアハウス
203 サマリDB
204 キューブ
205 キューブ更新部
206 データチェック部
207 参照先制御部
208 伝送部
209 記憶部
2091 キューブ管理テーブル
2092 メッセージテーブル
2093 レポートテーブル
2094 ユーザ情報テーブル
2095 グループテーブル
300 バックエンド環境部
302 アプリケーション部
303 多次元分析部
304 レポート配信部
305、307 参照用フォルダ
309 メール配信部
501 管理者端末
501 管理者端末
5011 表示部
5012 通信部。

Claims (6)

  1. サーバからクライアント端末にデータを提供するデータ提供システムであって、
    前記データに参照可能な状態で保持する第1のフォルダと、
    前記データに参照可能でない状態で保持する第2のフォルダと、
    データベースから所定の項目を抽出して前記データを生成または更新する更新部と、
    前記更新部がデータを更新した場合に、更新されたデータを前記第2のフォルダに格納する格納部と、
    前記格納部が前記更新されたデータを前記第2のフォルダに格納した場合に、前記クライアント端末から参照可能なフォルダを、前記第1のフォルダから前記第2のフォルダに変更し、そのフォルダを参照可能な状態に設定するフォルダ制御部と、
    を備えることを特徴とするデータ提供システム。
  2. 前記フォルダ制御部は、前記格納部が前記第2のフォルダに前記更新されたデータを格納した後、所定の日時が到来したか否かを判定し、所定の日時が到来したと判定した場合に、前記第1のフォルダから前記第2のフォルダに変更し、そのフォルダを参照可能な状態に設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ提供システム。
  3. 前記データベースから所定の項目を抽出し、前記更新部が生成または更新した前記データに含まれる項目のうち前記所定の項目と同じ項目を抽出し、両者の項目の値が同じであるか否かをチェックするデータチェック部を備え、
    前記格納部は、前記データチェック部によるチェックにより、前記両者の項目の値が同じである場合に、更新されたデータを前記第2のフォルダに格納する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ提供システム。
  4. 前記データが更新された場合に、前記クライアント端末に前記データが更新された旨のメッセージをメール送信するメール配信部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ提供システム。
  5. 前記データが更新された場合に、そのデータに関するレポートを生成し、または前記クライアントからの要求に応じてそのデータに関するレポートを生成するレポート生成部をさらに備え、
    前記メール配信部は、前記レポート生成部が生成したレポートを添付して前記クライアント端末にメール送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ提供システム。
  6. サーバからクライアント端末にデータを提供するデータ提供システムで行われるデータ提供方法であって、
    データベースから所定の項目を抽出して前記データを生成または更新する更新ステップと、
    前記更新ステップにおいてデータを更新した場合に、更新されたデータを前記第2のフォルダに格納する格納ステップと、
    前記格納ステップにおいて前記更新されたデータを前記第2のフォルダに格納した場合に、前記クライアント端末から参照可能なフォルダを、前記データに参照可能な状態で保持する第1のフォルダから前記データに参照可能でない状態で保持する第2のフォルダに変更する変更ステップと、
    変更された前記フォルダを参照可能な状態に設定する設定ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108595552A (zh) * 2018-04-10 2018-09-28 平安科技(深圳)有限公司 数据立方体发布方法、装置、电子设备和存储介质
CN109656594A (zh) * 2018-12-10 2019-04-19 惠州Tcl移动通信有限公司 移动终端系统文件的更新方法、装置及存储介质

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