JP2015059812A - 現場見取図作成システムおよびレーザ計測装置 - Google Patents

現場見取図作成システムおよびレーザ計測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現場での測量作業の省力化とともに、計測結果から現場見取図を作成する作業の省力化を可能とする現場見取図作成システムを提供する。【解決手段】現場見取図作成システムSのレーザ計測装置10は、方位情報を検出するジャイロ11、位置情報を検出するGPS12、撮像部A、撮像部Aよりも画角の広い撮像部B、レーザ距離センサ14、処理部16、および回転台17を備える。処理部16は、計測装置で計測された計測データに基づいて計測地点を中心に計測された点群の画像を表示部に表示する際に、点群の画像をメッシュで区切り、撮像部Aまたは撮像部Bに撮影された画像をメッシュに貼り付けるとともに、該画像上に前記位置情報に基づく計測地点と、予め設定されている前記レーザ距離センサの計測範囲を表示する。処理部16は、計測地点から所定半径内は路面撮影用の撮像部Aの画像を用い、所定半径外は点群色づけ用の撮像部Bの画像を用いる。【選択図】図1

Description

本発明は、交通事故現場、犯罪現場等に関する報告書作成において必要となる現場見取図作成システムおよびレーザ計測装置に関し、特に、現場での計測作業の省力化とともに、計測結果から現場見取図を作成する作業の省力化を可能とする現場見取図作成システムおよびレーザ計測装置に関する。
交通事故現場の場合、警察官が実況見分を行って調書を作成し、衝突地点と信号機等の固定物からの位置関係やスリップ痕の位置や長さ等を記載した現場見取図を作成する必要がある。
この現場見取図を作成する場合、従来は調査する警察官が、巻尺等を用いて各々対象物の距離を直接現場路上で計測し、その計測結果から平面図を作成している。この巻尺による現場路上での計測は、人手により1点1点計測するため、計測作業に時間がかかり、長時間の交通遮断さらには交通渋滞を発生させてしまうという問題点がある。また、計測作業中の警察官が他の通行車両に衝突される等の受傷事故の危険性もあるため、現場での作業時間を極力短時間にする必要がある。
さらに、巻尺による現場での計測においては、図面作成に必要となる距離全てを計測する必要があるが、人間の計測であるため現場見取図作成に必要な計測にモレが発生する可能性もあるため、人手ではなく自動的に必要な距離を全て計測可能にしたいとの要望も出されている。
特許文献1は、前記現場見取図作成の問題点を改善するため、計測する所定位置にターゲットを配置し、所定位置に対する所望の位置の座標を検出する位置検出手段と、所望の位置が含まれる範囲を撮影する撮影手段と、該撮影手段によって撮影される画像を表示する撮影画像表示手段と、位置検出手段で得られた座標を記録するとともに表示する見取図表示手段と、これらを制御する制御手段とを備えている。撮影手段で所望の位置を撮影するとともに、撮影画像表示手段上で当該位置を制御手段によって指示することにより位置検出手段で所望の位置の座標を検出し、該検出された座標に基づいて見取図表示手段上で見取図を作成するようにしている。
特開平2−281380号公報
特許文献1においては、ターゲットを持った警察官が、計測する各々の位置に移動し、そのターゲットを配置して順次計測する必要があり、計測時間の大幅な短縮や、計測モレに対する対策とはなっていない。また、ターゲットを持って、現場内の各々の計測対象物の場所を移動すると、受傷事故にあう可能性は高まると考えられる。
また、細かな破片や路面の痕跡の計測をする場合、レーザ計測装置を使用する際、計測点が粗いと痕跡等を判別できない問題点がある。一方、計測点を細かくすると、計測時間が大幅にかかってしまう相反する問題点がある。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、現場での測量作業の省力化とともに、計測結果から現場見取図を作成する作業の省力化を可能とする現場見取図作成システムおよびレーザ計測装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の現場見取図作成システムは、物体との距離情報を計測するレーザ距離センサと、物体の高解像度画像を計測するカメラである第1の撮像部(例えば、撮像部A(110))と、第1の撮像部よりも画角の広い範囲を計測、且つ、物体の色情報を計測するカメラである第2の撮像部(例えば、撮像部B(120))と、計測地点からのレーザ距離センサおよびカメラによる計測データを表示する際に、計測された距離情報に基づき計測地点から所定距離内は、第1の撮像部の画像を用い、所定距離外は、第2の撮像部の画像を用いる処理部(例えば、処理部16)と、を有する(例えば、レーザ計測装置10)と、計測装置により計測された計測データに基づいて現場見取図を作成する現場見取図作成装置とを備えることを特徴とする。
計測装置は、さらに、該計測装置の方位情報を検出する方位情報検出部(例えば、ジャイロ11)と、該計測装置の位置情報を検出する位置情報検出部(例えば、GPS12)と、該計測装置が設置される計測地点を中心にして該計測装置を回転させる回転台と、を備え、処理部は、計測装置で計測された計測データに基づいて計測地点を中心に計測された点群の画像を表示部に表示する際に、点群の画像をメッシュで区切り、第1の撮像部または第2の撮像部に撮影された画像をメッシュに貼り付けるとともに、該画像上に位置情報に基づく計測地点と、予め設定されているレーザ距離センサの計測範囲を表示することを特徴とする。
本発明によれば、現場での測量作業の省力化とともに、計測結果から現場見取図を作成する作業の省力化が可能となる。
本発明に係る実施形態の現場見取図作成システムを示す構成図である。 レーザ計測装置を示す外観図である。 現場見取図作成の作成手順を示すフローチャートである。 現場での計測手順を示すフローチャートである。 スライス処理を示す説明図である。 寸法線作画後の自動寸法の表示を示す説明図である。 現場見取図作成対象の範囲の例を示す説明図である。 オルソ補正による真上からの表示を示す説明図である。 道路面を抽出後の表示画面を示す説明図である。 現場見取図に現場画像を重畳した場合の表示画面を示す説明図である。 現場見取図における道路輪郭および寸法表示をほどこした場合の表示画面を示す説明図である。 現場見取図作成システムが作成した現場見取図の完成画面を示す説明図である。 レーザ計測範囲を示す説明図である。 複数のレーザ計測範囲を示す説明図である。 樹木の削除前、樹木の削除後の表示画面を示す説明図である。 2台の撮像部の配置構成を示す説明図である。 レーザ距離センサの点群データのみを用いた場合の説明図である。 レーザ距離センサの点群データと高精細画像とを用いた場合の説明図である。 計測対象位置のポイント指定を示す説明図である。 計測対象位置のポイント指定がされた場合の表示画像を示す説明図である。 撮像部Aおよび撮像部Bで撮影された画像に基づき、色付きの形状情報の作成方法を示す説明図である。 照合部Bの具体的な構成例を示す説明図である。 照合部Aの具体的な構成例を示す説明図である。 図21の対応抽出部の構成例を示す説明図である。 対応抽出部において、対応点を求める手順を示す概観図である。 複数色情報張付部の具体的な構成例を示す説明図である。 予備計測の例を示す説明図である。 予備計測後の色貼付け手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る実施形態の現場見取図作成システムを示す構成図である。現場見取図作成システムSは、現場状況を撮影する撮像部A(110)および撮像部B(120)と、該撮像部A(110)および撮像部B(120)で撮影した物体に対してその距離を測定するレーザ距離センサ14とを組み合わせた3D(3次元)のレーザ計測装置10と、該レーザ計測装置10で取得した計測データに基づき現場見取図を作成する現場見取図作成装置30とを含んで構成される。
撮像部A(110)は路面撮影用撮像部であり、撮像部B(120)は、点群色付け用撮像部である。この2台の撮像部を用いることにより、標準画角による路面を対象とした高精細画像と、標準画角より広い広角画角による点群色付け画像の双方の撮影を可能としている。詳細については、図16を参照して後記する。
レーザ計測装置10は、前記した撮像部A(110)および撮像部B(120)、レーザ距離センサ14を含み、該レーザ計測装置10の方位センサであるジャイロ11、該レーザ計測装置10の設置位置を測定するGPS(Global Positioning System)12、該レーザ距離センサ14等を回転するための回転台17を有するとともに、回転台17、撮像部A(110)および撮像部B(120)、およびレーザ距離センサ14を制御処理するための処理部16、記憶部18、入力部および表示部であるタッチパネル部13、および、現場見取図作成装置30へ該レーザ距離センサ14と撮像部A(110)と撮像部B(120)で計測したデータを出力するための計測データ出力部15を有している。なお、当該データは、USBメモリ等の外部記憶媒体20を介して行われる。
現場見取図作成装置30は、処理部31、記憶部32、入力部33、表示部34、計測データ入力部35を有している。処理部31は、レーザ計測装置10で測定された計測データに基づく画像処理、現場見取図作成処理等を行う。
図2は、レーザ計測装置を示す外観図である。レーザ計測装置10は、三脚19上に設置されている。現場において、レーザ計測装置10を複数の地点に配置し、各々全方位の距離計測をする。
レーザ計測装置10は、レーザ距離センサ14の走査(スキャン)と、回転台17との回転により、例えば、水平方向360度、垂直方向140度の広範囲を測定することができる。
また、処理部16により、レーザ距離センサ14、撮像部A(110)および撮像部B(120)によって、物体の距離情報および色情報が独立に計測され、必要に応じて、レーザ距離センサ14と撮像部A(110)および撮像部B(120)との相対位置および相対姿勢が決定される。
具体的には、処理部16は、レーザ距離センサ14により物体の距離を計測し、撮像部A(110)および撮像部B(120)により物体の色情報の計測を並行して行い、その結果得られる、物体の色情報(R,G,B)、距離情報Z0(図示せず)および方位情報が、記憶部18に記録される。
すなわち、レーザ距離センサ14は、カメラで撮影した範囲を含む領域を走査する。この間、レーザ距離センサ14によって撮像部A(110)および撮像部B(120)の視野内の物体までの距離情報Z0および物体の方位情報が計測されるとともに、撮像部A(110)および撮像部B(120)によって、その物体の色情報(R,G,B)が計測される。これにより得られた色情報および距離情報は、例えば、物体画像の画像データとして記憶部18に記録される。この画像データには、画素ごとに、色情報(R,G,B)、距離情報Z0および方位情報が含まれている。距離情報Z0および方位情報により、レーザ計測装置10を原点として、計測した各点は、(X,Y,Z)の座標に変換することができる。最終的には、計測した各点は、(X,Y,Z)の座標と、さらに各点に該当する画素の色(R,G,B)のデータを関連付けて保持することができる。
なお、レーザ距離センサ14での計測と、撮像部A(110)および撮像部B(120)での画像との具体的な合わせ処理については、図21〜図28において後記する。
また、レーザ計測装置10には、ジャイロ11と、GPS12とを有しており、ジャイロ11による方位情報と、GPS12による位置情報とにより、レーザ計測装置10の基準点を把握することができる。なお、ジャイロ11には、3軸のジャイロセンサーと3軸の加速度センサを組み合わせた、6軸センサを用いるとよい。
図16は、2台の撮像部の配置構成を示す説明図である。図16は、図2における撮像部の配置構成を具体的に示した図である。撮像部A(110)は、既に説明したように、路面撮影用撮像部であり、高解像度用カメラ(例えば、標準レンズを用い、視野角65度前後で取り付け)を用いるとよい。高解像度カメラにより、半径5m以内の路面の証拠物を撮影することを目的とし、例えば、解像度としては10メガピクセルであり、カメラの取付け角度は、下向き40度前後であることが望ましい。
一方、撮像部B(120)は、既に説明したように、点群色付け用撮像部であり、点群色付け用カメラ(例えば、広角レンズを用い、視野角100度前後で取付け)を用いるとよい。レーザ距離センサ14で計測した点群に対する色付けを目的とするため、必ずしも高解像度である必要はないが、例えば、解像度とした1メガピクセルであり、カメラの取付け角度は、下向き20度前後であることが望ましい。
事故現場等で計測する場合の課題としては、
(1)計測モレがないか:計測忘れ等で計測モレがあっても、事故現場では再度の計測ができない場合があり、事故現場で、全ての計測ができたかを確認できる必要がある。
(2)計測時の安全性が確保できているか:事故現場で計測する際に、一般の通行人等に支障がないか、すなわち、レーザ計測を用いる際には、レーザ安全クラスが1である必要がある。距離精度の高く、且つ、計測距離が長いレーザは、レーザ安全クラスが2以上となり、安全性の問題がでるとともに、高価なレーザ装置を必要とする場合が多い。このため、比較的低価格で、安全性を確保できるレーザ装置で実現するのが好ましい。
前記(1),(2)の課題を解決する方法として、レーザ計測装置10の測定について、設置位置を変更して何度か行う。詳細については後記する。
図3は、現場見取図作成の作成手順を示すフローチャートである。適宜図1、図2を参照して説明する。現場見取図作成の作成手順は、現場計測処理(ステップS0)、複数箇所計測時の計測データの統合処理(ステップS1)、計測データに基づく真上からの表示処理(ステップS2)、道路面抽出処理(ステップS3)、現場見取図に現場画像をレイヤとして挿入する挿入処理(ステップS4)、道路輪郭および寸法表示処理(ステップS5)、現場見取図の現場画像のレイヤを非表示にして保存する保存処理(ステップS6)からなる。以下、各ステップの詳細について説明する。
なお、図3中には、各ステップの代表的な図番を記載している。ステップS0については、図4、図7、図13、図14を参照する。ステップS1については、図13、図14を参照する。ステップS2については、図8を参照する。ステップS3については、図5、図9、図15を参照する。ステップS4については、図10を参照する。ステップS5については、図6、図11を参照する。ステップS6については、図12を参照する。
(ステップS0、ステップS1)
図3のステップS0の現場計測処理において、レーザ計測装置10が所定の地点(例えば、図7のA地点)に配置され、測定開始指示があると、レーザ距離センサ14による3Dレーザ計測と、撮像部A(110)および撮像部B(120)による写真撮影が実施される。計測した各点は、前記したように(X、Y,Z)の座標と、各点に該当する画素の色(R,G,B)を保持する、図7を参照して現場見取図作成対象の範囲を説明する。
図7は、現場見取図作成対象の範囲の例を示す説明図である。図7に示す現場見取図作成対象の範囲は、レーザ計測装置10により、前記課題の(1)および(2)を解決する方法として何回かに分けて計測される。現場での計測手順について、図13、図14を参照して詳細に説明する。
図13は、レーザ計測範囲を示す説明図である。適宜図1を参照して説明する。まず、例えば、事故現場の交差点等の中心付近等を第一の計測地点と決めて計測し、図13に示すように、計測データをタッチパネル部13上に表示する。基本的には、計測データの中心(座標X=0,Y=0)が計測装置を配置した位置となり、その位置に、[計測1]というマーカーを表示する。また、レーザ距離センサ14の路面計測範囲限界の円を点線表示する(例えば、半径20m等)。このとき、計測と同時に、GPS12にて計測1の緯度経度を測位し、さらにジャイロ11にて方位情報(北からの角度)と重力加速度情報(鉛直方向から水平を得る)を取得し、記憶する。なお、レーザ計測装置10は、点群の計測データと、GPS12による緯度経度と、ジャイロ11による方位情報とを関連付けて、記憶部18に記憶する。
路面計測範囲限界のレーザ計測範囲は、現場見取図で要求される精度と、レーザ距離センサ14の路面計測可能距離と、分解能とで決定されるので、予め決定しておくのがよい。決定された範囲は、レーザ計測装置10の記憶部18に記憶され、処理部16は変更された計測範囲の情報を記憶部18に記憶される。
図14は、複数のレーザ計測範囲を示す説明図である。次の計測位置に、レーザ計測装置10を移動するたびに、GPS12からの緯度経度情報から、[計測1]を表示した画面上に、移動したレーザ計測装置10の位置を図14に示すように表示する。なお、計測2地点は、[計測1]の方位情報と、現在のレーザ計測装置の緯度経度から算出可能である。また、[計測1]と[計測2]の距離が、精度限界を超えた場合は、レーザ計測装置10に付いているブザーを鳴らす等を行い、計測範囲が離れすぎていることを操作者に教えることも可能とする。
これにより、[計測1]と[計測2]との計測終了後は、[計測1]で計測した点群と、[計測2]で計測した点群をマージ(点群統合)してタッチパネル部13に表示する。すなわち、点群をマージすることで、点群の表示範囲が広がることになる。
[計測1]と[計測2]との点群のマージについては、共通箇所に存在する3次元点群の特徴物(例えば、樹木、信号機、横断歩道)を抽出し、これを対象にマーカーレスによる自動的にマージするとよい。
この計測操作を、全ての現場見取図作成の対象範囲を計測するまで行う。全ての計測完了後、一つにマージした点群データと、保存しておいた計測地点ごとの点群データ・緯度経度・方位情報を一つの事故現場の計測データ一式として管理し、事務所に戻ったあと、事故現場見取図データを保存する現場見取図作成装置30にアップロードする。
なお、本実施形態において、現場での作業は、基本的にステップS0とステップS1を対象とする。一方で、事務所に戻ってからの図化作業では、保存しておいた計測地点ごとの点群データ等を用いステップS1からステップS6までが対象となる。
図4は、現場での計測手順を示すフローチャートである。レーザ計測装置10の処理部16は、タッチパネル部13に計測範囲を表示し(ステップS11)、次の計測データがあるか否かを判定する(ステップS12)。処理部16は、次の計測データがあった場合(ステップS12,Yes)、次の計測範囲を表示し(ステップS13)、計測範囲に重畳部分があるか否かを判定する(ステップS14)。処理部16は、重畳部分があった場合(ステップS14,Yes)、ステップS12に戻り、重畳部分がなかった場合(ステップS14,No)、重畳部分がない旨の警告し(ステップS15)、ステップS12に戻る。なお、警告は、タッチパネル部13に重畳部分がない旨の表示をするとともに、警告音を発生してもよい。
ステップS12において、次の計測データがない場合(ステップS12,No)、処理部16は、処理終了か否かを判定する(ステップS16)。処理部16は、タッチパネル部13から処理終了の旨の通知を受領できない場合、処理S12に戻る。ステップS16において、処理終了の旨の通知を受領した場合、処理部16は、これまでに計測した計測データをマージ処理し(ステップS17)、マージした計測データを記憶部18に保存して処理を終了する。
(ステップS2)
図8は、オルソ補正による真上からの表示を示す説明図である。レーザ計測装置10の処理部16は、ステップS1での計測データの各点を、真上から表示(オルソ補正)すると、図8に示す表示となる。各点(X,Y,Z)のZを0にして2次元として表示している。図8に示す表示の場合、計測時に道路上に存在していた樹木の葉や看板等が、そのまま道路に覆いかぶさって表示される。このため、不要な物体である樹木等を除去するスライス処理を行う。
(ステップS3)
図9は、道路面を抽出後の表示画面を示す説明図である。レーザ計測装置10の処理部16は、スライス処理の指示により、ステップS3の各点の(X,Y,Z)のデータを基に、道路面を判断(図5、図15参照)し、その道路面から、例えば+10cmより上の点データを削除後、真上からの表示(オルソ補正)をすると、図9に示す表示となる。本表示の場合、道路に覆いかぶさっていたものが削除されて表示されるため、道路境界線を判断しやすくなっている。図5および図15を参照して、スライス処理(スライス補正)について説明する。
図5は、スライス処理を示す説明図である。図5(a)は、地表面が平面の場合のレーザ計測装置10による計測データと樹木との関係を示す図であり、図5(b)は、地表面が坂道である場合のレーザ計測装置10による計測データと樹木との関係を示す図である。現場見取図では道路面が重要であり、ある高さ以上の点群を削除すると、道路の上に存在する樹木や看板等の障害物を削除すること(スライス処理をすること)ができる。
レーザ計測した各点群は、(X,Y,Z)の座標を保持しているので、図5(a)に示すような平面な道路(地表面)であれば、点の座標(X,Y,Z)のZ(高さ)の値を適当な閾値で削除(例えば、地表から10cm等)すれば、樹木を削除することができる。具体的には、スライス処理により、B点、C点、D点は削除されるが、A点は削除されずに残ることになる。
しかし、坂道等が含まれる場合は、単純なZの一律の閾値では、図5(b)に示すように道路面を削除してしまうため道路面の認識(抽出)が必要である。具体的には、スライス処理により、A点、B点、C点、D点の全てが削除されてしまう。このため、閾値をどの程度にするのがよいかを判定することが重要となる。
図15は、樹木の削除前、樹木の削除後の表示画面を示す説明図である。図15(a)は、樹木の削除前の表示画面を示す図であり、図15(b)は、樹木の削除後の表示画面を示す図である。図15(a)では、楕円で囲む部分に樹木があり、道路面が見えていない。しかし、スライス処理することにより、図15(b)に示すように、図15(a)に示す楕円部分の樹木を削除でき、樹木の下の道路面が見えることになる。
スライス処理をする際の閾値は、図15(b)の長楕円部分のスライダを上下に動かすことで、変更可能である。これにより、適切な閾値を設定することが可能となる。その後、その道路面の高低差に対して、閾値10cmでスライスすること(図5(b)参照)で、坂道の場合でも道路面の上にかぶさっている邪魔な点群を削除することが可能となる。
(ステップS4)
図10は、現場見取図に現場画像を重畳した場合の表示画面を示す説明図である。計測された計測データは、外部記憶媒体20から現場見取図作成装置30の計測データ入力部35を介して、記憶部32に格納されている。現場見取図作成者は、現場見取図作成装置30の現場見取図作成用CADソフトウェアを立ち上げて、交通事故の場合、「交通事故現場見取図」の雛形表を表示部34に表示するとともに、ステップS3でスライス処理された、真上からの表示データを画像として、色を反転してCADの背面レイヤとして挿入する。なお、ステップS2のオルソ補正、ステップS3のスライス処理が、処理部31において、同様に処理される。なお、色の反転は、背景色が黒に近い色となるため、描いた見取図の線の色(通常、黒)と同一のため見難くなってしまう点を改善するために実施するものであり、同等の効果がある場合は他の方法でもよい。
(ステップS5)
図11は、現場見取図における道路輪郭および寸法表示した場合の表示画面を示す説明図である。現場見取図作成用CADでは、道路輪郭抽出処理または背景レイヤの画像をなぞる等の操作で、道路輪郭を作成し、寸法表示処理を行っている。寸法の表示処理は、各画素には(X,Y,Z)の座標を保持しているので、道路幅やスリップ痕の寸法線を記載する場合に、通常は距離の値を数値入力する必要がある。しかしながら、本CADでは、画像の2点を指定(計測対象位置のポイント指定)するだけで、正確な距離を取得することが可能であり、寸法線を記載すると同時に距離値も表示可能となる。詳細については、図6を参照して説明する。
図6は、寸法線作画後の自動寸法の表示を示す説明図である。本実施形態では、現場見取図での寸法線作画の効率向上を自動寸法値算出により行うことができる。まず、既存のCADソフトウェアの場合を説明する。
既存のCAD操作の場合、[寸法線](不図示)というメニューをクリックし、図面中の寸法線を描画したい位置の始点をマウス等でクリックし、その後終点をクリックする。そして、始点と終点とを結ぶ両矢印の線を描画する。最後に、寸法の数値を入力するダイアログを表示し、キーボードから数値を入力し、[OK]をクリックすると、両矢印の線の中央付近に入力した数値を表示することができる。この際に、現場見取図作成者が数値を算出する必要があり、算出した値もケアレスミス等があることから精度が高いとは必ずしも言えなかった。
本実施形態の事故現場見取図用CADの場合は、あらかじめ(X,Y,Z)の座標を保持した計測データを背景に表示しているため、寸法の値を入力する手間がいらなくなる。すなわち、図面中の寸法線を描画したい位置の始点をマウス等でクリックし、その後終点をクリックする。そして、始点と終点とを結ぶ両矢印の線を描画すると、始点および終点の点の座標から自動的に始点と終点との距離を算出し、両矢印の線の中央付近に算出した数値を表示することができる。
(ステップS6)
図12は、現場見取図作成システムが作成した現場見取図の完成画面を示す説明図である。図12に示す図は、現場見取図作成者が、ステップS5で処理した「交通事故現場見取図」のCADデータにおいて、背面レイヤを非表示にし、現場見取図CADファイルとして保存した図である。
次に、本実施形態の特徴のひとつである、レーザ距離センサの点群データと、高精細画像とを用いた場合の効果について、図17および図18を参照して説明する。
図17は、比較例として、レーザ距離センサの点群データのみを用いた場合の説明図である。図17(a)は、計測地点を中心から4m先の十円玉領域(直径23.5mm)と、レーザの計測ピッチ0.04度の関係を示したものであり、十円玉領域には、最大で9点程度の点群データしかないことを示している。図17(b)は、レーザ距離センサの点群データに基づくレーザ計測画像を示し、レーザ計測した各点の、(X,Y,Z)の座標に、該当する画素の色(R,G,B)のデータの関連付けを示している。すなわち、計測対象が小さいと、レーザ計測の各点のみの画像では対象物の形状視認が、十分でないことがわかる。
図18は、本実施形態で採用した、レーザ距離センサの点群データと高精細画像とを用いた場合の説明図である。図18(a)に示すレーザ距離センサの点群データと高精細画像とを用いることにより、図18(b)に示すように、レーザ計測画像に高精細画像を被せることで、計測対象が小さいものに対しても視認性の向上を図ることができることを示している。
具体的には、レーザ計測装置10で計測された計測データに基づいて計測地点を中心に計測された点群の画像をタッチパネル部13に表示する際に、レーザ距離センサによる点群の画像をメッシュで区切り、撮像部A(110)または、撮像部B(120)により撮影された画像を貼り付ける。また、計測地点からの計測データを表示する際に、計測地点から所定の半径内は、撮像部A(110)の画像を用い、所定の半径外は、撮像部B(120)の画像を用いるとよい。
図18(c)は、レーザ計測画像例を示し、図18(d)は、高精細画像例を示している。図18(c)に示すレーザ計測画像例では、計測地点の中心から3m、4mのところの円マークにある十円玉の形状を視認できていない。これに対し、図18(d)の高精細画像例では、計測地点の中心から5m先の十円玉の形状を視認可能である。また、タイヤ痕も視認できることがわかる。
本実施形態では、計測地点の中心から近傍(例えば5m)の範囲では、レーザ距離センサの点群データと高精細画像とを用いることにより、計測対象が小さい場合の視認性を格段に向上させることができる。
図19は、計測対象位置のポイント指定を示す説明図である。適宜図1、図11を参照して説明する。計測対象位置のポイント指定については、図11で既に説明したが、オルソ補正した画面を介して指定していた。図19においては、実際の事故現場等の状況から計測対象位置のポイント指定(ポイント箇所の指定)を、撮像部A(110)または撮像部B(120)で撮影された画面から、ポイント指定できることを説明する。
図19に示す表示画面W19は、現場見取図作成装置30の表示部34に表示される。表示画面W19は、オルソ補正されたオルソ画像画面191と、撮像部画像画面192の2画面から構成されている。撮像部画像画面192での撮像部とは、撮像部A(110)または撮像部B(120)を指す。
オルソ画像画面191には、基本的に全ての計測地点の中心から半径5mを緑色の円で表示(図面では、実線および一点鎖線で表示)し、そのうちにひとつの円が選択された場合、赤色の円で表示(図面では実線表示)されるとともに、計測地点の中心から半径20mを赤色の円で表示(図面では、点線表示)される。
各画面の下部にある操作メニューについて説明する。オルソ画像画面191上で実線の円が選択されると赤表示され、「次の計測」ボタン1911を押下されると、赤表示された計測地点に対応する、最初に撮影された撮像部画像を撮像部画像画面192に表示する。「カメラ切替」ボタン1914の押下により、2台の撮像部(路面撮影用撮像部である撮像部A(110)、点群色付け用の撮像部である撮像部B(120))の画像を切り換えることができる。オルソ画像の拡大/縮小は、各々「拡大」ボタン1912/「縮小」ボタン1913により、押下毎に順次拡大/縮小表示することができる。一連の操作終了時には「終了」ボタン1915が押下される。
路面撮影用撮像部である撮像部A(110)、点群色付け用の撮像部である撮像部B(120)の画像は、回転台17の所定角度毎に撮影され、計測地点に該当する画像が複数ある。このため、撮像部画像画面192に表示される画像は、順次「次画像」ボタン1921で表示を切り替えることで選択することができる。選択したカメラ画像の拡大/縮小には、各々「拡大」ボタン1922/「縮小」ボタン1923の押下で、順次拡大/縮小表示することができる。
路面上の実証検分の計測対象物を、撮像部画像画面192上で、入力部33(図1参照)のマウスで「選択」後、マウスの左ボタンクリックでポイント指定することができる。「削除」ボタン1924は、指定されたポイント指定を削除する際に利用される。「反映」ボタン1925が押下されると、ポイント指定されたポイント箇所をオルソ画像画面191に反映すること(図20参照)ができる。一連のポイント操作終了時には「終了」ボタン1926が押下される。
なお、図19に示すオルソ画像画面191の画像は、レーザ計測装置10のタッチパネル部13の表示画面としても利用される。
図20は、計測対象位置のポイント指定がされた場合の表示画像を示す説明図である。「反映」ボタン1925が押下されると、撮像部画像画面192においてポイントされた箇所が、オルソ画像拡大表示画面193上に点描画される。同様に、撮像部画像画面192上で2点ポイントされた2点間を結ぶ直線が、オルソ画像拡大表示画面193上に直線描画される。信号機の設置位置等は、点描画にて位置を特定することで、現場見取図作成ソフトにて同位置に信号機のシンボルを位置づけることで描画が可能となる。以下、路面と縁石間の境界に付いても、同様に直線を描画することで、地図化可能となる。オルソ画像拡大表示画面193で視認し難い位置に就いては、拡大画面194でさらに視認可能となる。
図20において、撮像部画像画面192においてポイントされた場合について説明したが、これに限定されるわけではない。例えば、オルソ画像拡大表示画面193においてポイントされた場合は、撮像部画像画面192上に点描画される。すなわち、撮像部画像画面191またはオルソ画像画面191(あるいは、画像拡大表示画面193)から双方から、点/直線のポイント指定が可能である。また、オルソ画像に反映された点/直線は、随時、図11に示した現場見取図における道路輪郭および寸法表示した場合の表示画面に反映され、図19と図20を行き来しながら図化することができる。
本実施形態では、撮像部画像からのポイント箇所のポイント指定にて、レーザ計測結果であるオルソ画像へのポイント箇所の位置を反映させることで、計測対象物の計測対象位置のポイント指定をし易くすることができる。また、細かな破片や路面の痕跡について、撮像部画像からポイント指定することができる。また、ポイント箇所は、レーザで計測した点群画像を基に作成したオルソ画像上の同位置へ表示することができる。必要に応じて、オルソ画像を拡大表示して、具体的位置を確認することが可能である。
本実施形態の現場見取図作成装置30の処理部31(作成装置処理部)は、計測データに基づいて計測地点を中心に計測された点群の画像を、オルソ補正して地表面を真上から見た画像として作成装置表示部に表示する際に、複数の計測地点からの計測データがある場合、複数の計測地点での位置情報および方位情報との関係に基づいて、同一画像上にそれぞれの所定半径の範囲を表示し(例えば、オルソ画像画面191)、表示された所定半径の範囲のうちのひとつが入力部33(作成装置入力部)により選択された場合、選択された範囲に該当する撮像部A(110)(第1の撮像部)の画像を、作成装置表示部に表示することができる。
また、作成装置処理部は、計測対象物の計測対象位置が指定される際に、作成装置表示部に表示された第1の撮像部の画像の位置が指定された場合、オルソ補正して地表面を真上から見た画像に対し、指定された位置を対応づけることができる。
また、作成装置処理部は、作成装置入力部により第1の撮像部の画像中の寸法線を描画したい位置の始点がクリックされ、その後終点がクリックされた場合、オルソ補正して地表面を真上から見た画像中に、始点および終点を結ぶ寸法線を描画するとともに、始点および終点の座標から始点と終点との距離を算出し、寸法線の中央付近に算出した数値を表示する(例えば、図6参照)ことができる。
次に、レーザ距離センサ14の形状計測部100が計測した各点で構成される形状情報を、撮像部A(110)および撮像部B(120)で計測された画像に基づき、色付きの形状情報を作成する方法について、図21〜図28を参照して説明する。形状情報は点の集合(点群)として記録され、点間の形状が直接は計測できない。ただし、対象形状が小さな領域内では平面であることを仮定した場合、対象領域の近傍点を利用することで、形状補間によって点間を補間可能である。点間を補間することで、撮像部A(110)および撮像部B(120)で撮影した対象の詳細な模様に関する情報も点群に張り付けることができるようになる。補間の方法としては、形状情報に対して最小2乗法で曲面を当てはめる方法や、点間をポリゴンメッシュで接続する方法等が挙げられる。
レーザ距離センサ14で計測される3次元座標の座標変換は、回転行列Rおよび並進ベクトルTを用いて(数1)のように計算できる。
ここでXは変換前の座標、Yは変換後の座標である。
また、3次元座標から撮像部の座標系への変換は、焦点距離および画像中心位置から決まるカメラの内部パラメータAを用いて(数2)のように計算できる。
ここでYは3次元座標、uおよびvが画面座標である。
さらに、画像変換は、画像変換量Hを用いて(数3)のように計算できる。この際に、変換後の第3のパラメータが1となるように正規化を行う。
図21は、撮像部Aおよび撮像部Bで撮影された画像に基づき、色付きの形状情報の作成方法を示す説明図である。レーザ距離センサ14を形状計測部100として説明する。記憶部18(図1参照)には、形状記憶部101、撮影画像記憶部A(111)、撮影画像記憶部B(121)、画像変換量記憶部A(113)、座標変換量記憶部A(1001)、座標変換量記憶部B(123)、色付き形状記憶部132を有している。また、処理部16には、照合部A(112)、照合部B(122)、対応点抽出部1000、複数色情報貼付部1002を有している。
形状計測部100は、計測した形状情報を形状記憶部101に記憶し、撮像部B(120)は撮影した画像Bを撮影画像記憶部Bに記憶し、撮像部A110は撮影した画像Aを撮影画像記憶部Aに記憶する。照合部B(122)は撮影Bと形状情報を照合し、座標変換量記憶部123は前記照合部Bによって求まる座標変換量Bを記憶する。さらに、照合部A(112)は、撮影画像記憶部Bに画像Bと、前記撮影画像記憶部Aに記憶される画像Aを照合し、その結果となる画像変換量を画像変換量記憶部A(113)に記憶する。さらに対応点抽出部1000では、画像Aの2次元座標に対応する形状情報上の3次元座標への対応を求める。この対応関係から座標変換量Aを計算し、座標変換量記憶部A1001に記憶する。続いて、複数色情報貼付部1002は、形状情報に対し、画像B、座標変換量B、画像A、座標変換量Aから色を貼付し、色付き形状記憶部132でその結果を記録する。
図22は、照合部Bの具体的な構成例を示す説明図である。図22は、形状計測部100で計測した形状情報と、撮像部B(120)によって撮像した画像Bの重ね合わせによる幾何学的な照合を行う際の構成図である。形状情報に色を付ける際には、撮像部の画像撮影時の位置から形状情報を見た状態となるように変換することで、形状情報と画像情報の座標系を合わせる。そこで、初期変換量記憶部501は、撮像部B(120)の大まかな撮影位置を記憶するものとし、この値は、数値による手動入力や、画面上に形状情報を表示した上で撮影地点および方向を指示するインタフェースや、GPS12や姿勢センサ等で与えることができる。形状記憶部101によって記憶される形状情報を、初期変換量記憶部501による初期変換量で変換し、初期座標変換後形状画像記憶部502に記憶した上で、初期座標変換後形状画像表示部503に表示する。ここで、形状情報を画像情報として表示するが、画像上の各画素に対応する3次元座標は別途記憶しておくものとする。
一方、撮像画像記憶部B(121)に記憶されている画像Bを、撮影画像表示部521に表示する。続いて、それらの画像の内、同じ部位となる点を対応点指示部530によって指示し、対応点記憶部531に記憶する。対応点記憶部B(531)に記憶された複数の対応点の座標の関係から変換量の計算を座標変換量計算部B(532)によって行う。座標変換量計算部B(532)では、入力した対応点が同じ位置になるような変換量を求める。本変換量はDirect Linear Transformation Method等の方法で求めることができる。
ここでは、変換量計算のため、対応点を最低6点以上選ぶこととする。最後に計算した変換量を出力し、座標変換量記憶部Bに記憶する。なお、対応点は両画像の特徴量やエッジの関係を利用することで、自動で探索し対応関係を作成することも可能である。また、対応点を使わない場合でも、形状情報を座標変換後に画像として出力した際に、その画像が撮影画像と一致するような変換量を求めてもよい。
図23は、照合部Aの具体的な構成例を示す説明図である。図23は、撮像部B(120)によって撮影した画像Bと、撮影部A(110)によって撮影した画像Aの照合を行うための構成図である。撮影画像表示部B(521)には画像Bを表示し、撮影画像表示部A(710)には画像Aを表示する。さらに、対応点指示部(731)は、撮影画像表示部Bの画像と撮影画像表示部Aの画像の、同じ部位となる点を指示し、対応点記憶部731に記憶する。
なお、ここでは、変換量計算のため、対応点を最低4点以上選ぶこととする。当対応点の関係を元に、対応点間の位置が重なるような画像変換量計算部A(732)で計算した上で、画像変換量記憶部A(113)に記憶する。本変換量はDirect Linear Transformation Method等の方法で求めることができる。なお、対応点は両画像の特徴量やエッジの関係を利用することで、自動で探索し対応関係を作成することも可能である。また、対応点を使わない場合でも、変換後の画像Aと画像Bとの色情報が一致するような変換量を求めてもよい。
図24は、図21の対応抽出部の構成例を示す説明図である。まず、座標変換部A(1110)によって画像Aを画像変換量Aにより画像Bの座標系に変換する。続いて、形状座標変換部1100によって、形状情報を座標変換量Bで画像Bの座標系に変換する。結果として、画像Aと形状情報が共に画像Bの座標系に変換されたことになる。そこで、対応選択部1111では、変換後の画像Aから、ランダムあるいは格子状に一定の間隔をあけて複数個の点を選択し、変換後形状情報において選択した前記点と同じ座標に記録された形状情報の3次元座標を求める。これにより画像Aの2次元座標と、形状情報の3次元座標の対応が求まるので、座標変換量計算部A1112によって座標変換量Aを計算する。
図25は、対応抽出部において、対応点を求める手順を示す概観図である。撮像部A(110)が撮影した画像A(1210)の任意の点は、座標変換部A(1110)によって撮像部B(120)で撮影した画像B(1211)上の座標に変換される。また、計測した形状情報(1200)は形状座標変換部1100によって、撮像部B(120)の撮影位置から見た画像に変換することで、座標変換後形状情報1201となる。すると、撮影画像B(1211)上の座標と座標変換後形状情報1201の同じ座標同士が対応する。また、座標変換後形状座標には3次元情報が含まれるため、結果として撮影画像Aの点に対応する3次元情報が一意に定まる。そこで、対応選択部1111は、画像Bと画像Aとが変換によって適切に重なっている領域から座標をランダムあるいは格子状に一定の間隔をあけて複数個選択した上で、その点に対応する形状情報の3次元座標を求め、それぞれを対とする。
図26は、複数色情報張付部の具体的な構成例を示す説明図である。図13は、形状情報1200(図12参照)に対して画像Aおよび画像Bの色情報を張り付ける際の構成図である。色情報の張り付けは、計測対象の形状を撮影した際の位置姿勢に基づき座標変換処理を行った上で撮像部が撮影した画像と重ね合わせ、形状情報に対応する画像上の色を貼付することで行える。
まず、形状記憶部101に記憶されている形状情報を、座標変換量記憶部A(1001)に記憶される座標変換量Aに従い、座標変換後形状計算部A(1310)によって変換する。そして、画像Aと変換後の形状との座標の対応関係を座標対応算出部A(1311)によって求め、色情報設定部A(1312)が画像Aの色を形状情報に貼付する。同様に、画像Bに関しても同様に処理を行う。すなわち、形状記憶部101に記憶されている形状情報を、座標変換量記憶部B(123)に記憶される座標変換量Bに従い、座標変換後形状計算部B(1320)によって変換する。そして、画像Bと変換後の形状との座標の対応関係を座標対応算出部B(1321)によって求め、色情報設定部B(1322)が画像Bの色を形状情報に貼付する。最終的に色付き形状情報として出力し、色付き形状記憶部132に記憶する。なお、撮影画像Aおよび撮影画像Bが共に撮影した領域に関して、両画像の色を線形で補間するか、質の高い画像を優先して色付けする。
なお、本実施形態のレーザ計測装置10は、撮像部A(110)および撮像部B(120)が、形状計測部100(例えば、レーザ距離センサ14)と組み合わせて構成され、撮像部と形状計測部間の相対的な姿勢が固定されている。このため、本実施形態では予備計測を行い、撮像部Aおよび撮像部Bの座標変換量を保存しておき、別途計測した際に、再度照合処理をせずとも色を貼付できるようにするとよい。詳細については、図27および図28を参照して説明する。
図27は、予備計測の例を示す説明図である。まず、形状計測部100は計測した形状情報を形状記憶部101に記憶し、撮像部B(120)は撮影した画像Bを撮影画像記憶部B(121)に記憶し、撮像部A(110)は撮影した画像Aを撮影画像記憶部A(111)に記憶する。照合部B(122)は画像Bと形状情報を照合し座標変換量Bを求め、座標変換量記憶部123は照合部Bが求めた座標変換量Bを記憶するとともに、座標変換量保存部B(1420)に保存する。さらに、照合部A(112)は、画像Bと画像Aを照合し、両画像が一致するような画像Aの画像変換量Aを画像変換量記憶部A(113)に記憶する。対応点抽出部1000では、画像Aの2次元座標に対応する形状情報上の3次元座標への対応を求める。この対応から座標変換量Aを計算し、座標変換量記憶部A(1001)に記憶するとともに、座標変換量保存部A(1410)に保存する。
図28は、予備計測後の色貼付け手順を示す説明図である。図28における予備計測によって前記座標変換量保存部A(1410)および前記座標変換量保存部B(1420)が保存した変換量を読み出し、別途計測した形状に色を貼付する際の構成である。まず、形状計測部100は計測した形状情報を形状記憶部101に記憶し、撮像部B(120)は撮影した画像Bを撮影画像記憶部B(121)に記憶し、撮像部A(110)は撮影した画像Aを撮影画像記憶部A(111)に記憶する。続いて、座標変換量読み出し部B(1520)によって座標変換量Bを読み出し、座標変換量読み出し部A(1510)によって座標変換量Aを読み出す。複数色情報貼付部1002は、形状情報、画像A、座標変換量A、画像B、座標変換量Bから色付き形状情報を計算し、色付き形状記憶部132は計算した色付き形状情報を記憶する。色情報張り付け部の動作は図26に示したものと同じである。
本実施形態の現場見取図作成システムSは、物体との距離情報を計測するレーザ距離センサ14と、物体の高解像度画像を計測するカメラである第1の撮像部(撮像部A(110))と、第1の撮像部よりも画角の広い範囲を計測、且つ、物体の色情報を計測するカメラである第2の撮像部(撮像部B(120))と、計測地点からのレーザ距離センサおよびカメラによる計測データを表示する際に、計測された距離情報に基づき計測地点から所定距離内(例えば、5m以内)は、第1の撮像部の画像を用い、所定距離外は、第2の撮像部の画像を用いる処理部16と、を有する計測装置(例えば、レーザ計測装置10)と、計測装置により計測された計測データにより現場見取図を作成する現場見取図作成装置30とを備える。
計測装置は、さらに、該計測装置の方位情報を検出する方位情報検出部(例えば、ジャイロ11)と、該計測装置の位置情報を検出する位置情報検出部(例えば、GPS12)と、該計測装置が設置される計測地点を中心にして該計測装置を回転させる回転台17とを備える。処理部16は、計測装置で計測された計測データに基づいて計測地点を中心に計測された点群の画像を表示部(例えば、タッチパネル部13)に表示する際に、点群の画像をメッシュで区切り、第1の撮像部または第2の撮像部に撮影された画像をメッシュに貼り付けるとともに、該画像上に前記位置情報に基づく計測地点と、予め設定されている前記レーザ距離センサの計測範囲を表示する。
本実施形態の現場見取図作成システムSは、まず警察での交通事故現場見取図作成への適用が考えられる。現状の交通事故現場見取図の作成は、重要事故の場合は、ステレオカメラを利用した高精度な事故現場図として作成している。しかしながら、交通事故の中の大半である一般的な事故の場合は、巻尺および手作業による事故見取図作成となっており、システム化が望まれている。
今回のレーザ距離センサ14による計測という分野は、近年低価格化および高精度化、高速化が進んでおり、十分実運用可能な環境が整いつつある。交通事故現場見取図以外としては、犯罪の現場見取図(この場合、現場は道路のみでではなく、室内である可能性もある)や工事現場見取図等への適用も考えられる。
10 レーザ計測装置(計測装置)
11 ジャイロ(方位情報検出部)
12 GPS(位置情報検出部)
13 タッチパネル部(表示部、入力部)
14 レーザ距離センサ
15,35 通信部
16 処理部
17 回転台
18 記憶部
30 現場見取図作成装置
31 処理部(作成装置処理部)
32 記憶部(作成装置記憶部)
33 入力部(作成装置入力部)
34 表示部(作成装置表示部)
100 形状計測部(レーザ距離センサ)
110 撮像部A(第1の撮像部)
120 撮像部B(第2の撮像部)

Claims (12)

  1. 物体との距離情報を計測するレーザ距離センサと、
    前記物体の高解像度画像を計測するカメラである第1の撮像部と、
    前記第1の撮像部よりも画角の広い範囲を計測、且つ、前記物体の色情報を計測するカメラである第2の撮像部と、
    計測地点からの前記レーザ距離センサおよび前記カメラによる計測データを表示する際に、前記計測された距離情報に基づき前記計測地点から所定距離内は、前記第1の撮像部の画像を用い、前記所定距離外は、前記第2の撮像部の画像を用いる処理部と、を有する計測装置と、
    前記計測装置により計測された計測データに基づいて現場見取図を作成する現場見取図作成装置とを備える
    ことを特徴とする現場見取図作成システム。
  2. 前記計測装置は、さらに、
    該計測装置の方位情報を検出する方位情報検出部と、
    該計測装置の位置情報を検出する位置情報検出部と、
    該計測装置が設置される計測地点を中心にして該計測装置を回転させる回転台と、を備え、
    前記処理部は、前記計測装置で計測された計測データに基づいて前記計測地点を中心に計測された点群の画像を表示部に表示する際に、前記点群の画像をメッシュで区切り、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に撮影された画像を前記メッシュに貼り付けるとともに、該画像上に前記位置情報に基づく計測地点と、予め設定されている前記レーザ距離センサの計測範囲を表示する
    ことを特徴とする請求項1に現場見取図作成システム。
  3. 前記第1の撮像部は、路面撮影用撮像部であり、
    前記第2の撮像部は、前記点群の色情報を付与するための点群色付け用撮像部である
    ことを特徴とする請求項1に記載の現場見取図作成システム。
  4. 前記処理部は、複数の計測地点からの計測データがある場合、前記複数の計測地点での前記位置情報および前記方位情報との関係に基づいて、同一画像上にそれぞれの前記所定半径の範囲を表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の現場見取図作成システム。
  5. 前記処理部は、複数の計測地点からの計測データがある場合、前記複数の計測地点での前記位置情報および前記方位情報との関係に基づいて、同一画像上にそれぞれの前記位置情報に基づく計測地点と、前記レーザ距離センサの計測範囲とを表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の現場見取図作成システム。
  6. 前記処理部は、前記計測装置で計測された計測データに基づいて前記計測地点を中心に計測された点群の画像を、オルソ補正して地表面を真上から見た画像として前記表示部に表示する際に、
    前記表示部の表示画面には、前記地表面から任意の距離である閾値を設定できるスライダを備え、
    前記処理部は、前記スライダにより閾値が選択された場合、前記地表面から前記閾値までの点群の画像を残し、それ以外の点群の画像を削除する
    ことを特徴とする請求項2に記載の現場見取図作成システム。
  7. 前記現場見取図作成装置は、作成装置処理部、作成装置記憶部、作成装置表示部、作成装置入力部を備え、
    前記作成装置記憶部に前記計測装置で計測された計測データが記憶されており、
    前記作成装置処理部は、
    前記計測データに基づいて前記計測地点を中心に計測された点群の画像を、オルソ補正して地表面を真上から見た画像として前記作成装置表示部に表示する際に、
    複数の計測地点からの計測データがある場合、前記複数の計測地点での前記位置情報および前記方位情報との関係に基づいて、同一画像上にそれぞれの前記所定半径の範囲を表示し、
    前記表示された所定半径の範囲のうちのひとつが前記作成装置入力部により選択された場合、前記選択された範囲に該当する前記第1の撮像部の画像を、前記作成装置表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の現場見取図作成システム。
  8. 前記作成装置処理部は、計測対象物の計測対象位置が指定される際に、前記作成装置表示部に表示された前記第1の撮像部の画像の位置が指定された場合、前記オルソ補正して地表面を真上から見た画像に対し、前記指定された位置を対応づける
    ことを特徴とする請求項7に記載の現場見取図作成システム。
  9. 前記作成装置処理部は、前記作成装置入力部により前記第1の撮像部の画像中の寸法線を描画したい位置の始点がクリックされ、その後終点がクリックされた場合、前記オルソ補正して地表面を真上から見た画像中に、前記始点および前記終点を結ぶ前記寸法線を描画するとともに、前記始点および前記終点の座標から前記始点と前記終点との距離を算出し、前記寸法線の中央付近に算出した数値を表示する
    ことを特徴とする請求項8に記載の現場見取図作成システム。
  10. 前記現場見取図作成装置は、作成装置処理部、作成装置記憶部、作成装置表示部、作成装置入力部を備え、
    前記作成装置記憶部に前記計測装置で計測された計測データが記憶されているとともに、現場見取図の雛形表が格納されており、
    前記作成装置処理部は、前記計測データに基づいて前記計測地点を中心に計測された点群の画像を、オルソ補正して地表面を真上から見た画像として前記作成装置表示部に表示する際に、前記作成装置入力部により前記画像挿入の指示がなされた場合、前記現場見取図の雛形表を表示されたレイヤに対する背面のレイヤとして挿入する
    ことを特徴とする請求項1に記載の現場見取図作成システム。
  11. 物体との距離情報を計測するレーザ距離センサと、前記物体の高解像度画像を計測するカメラである第1の撮像部と、前記第1の撮像部よりも画角の広い範囲を計測、且つ、物体の色情報を計測するカメラである第2の撮像部と、を有する計測部と、
    計測地点からの前記レーザ距離センサおよび前記カメラによる計測データを表示する際に、前記計測された距離情報に基づき前記計測地点から所定距離内は、前記第1の撮像部の画像を用い、前記所定距離外は、前記第2の撮像部の画像を用いる処理部とを備える
    ことを特徴とするレーザ計測装置。
  12. 前記レーザ計測装置は、さらに、
    該計測部の方位情報を検出する方位情報検出部と、
    該計測部の位置情報を検出する位置情報検出部と、
    前記計測部を回転させる回転台とを備え、
    前記処理部は、前記計測部で計測された計測データに基づいて前記計測地点を中心に計測された点群の画像を表示部に表示する際に、前記点群の画像をメッシュで区切り、前記第1の撮像部または前記第2の撮像部に撮影された画像を前記メッシュに貼り付けるとともに、該画像上に前記位置情報に基づく計測地点と、予め設定されている前記レーザ距離センサの計測範囲を表示する
    ことを特徴とする請求項11に記載のレーザ計測装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017215240A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 株式会社トプコン 測定装置及び測量システム
US11415691B2 (en) 2018-12-28 2022-08-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Estimation method, estimation device, and recording medium
WO2023145403A1 (ja) * 2022-01-26 2023-08-03 パナソニックホールディングス株式会社 交通流計測システムおよび交通流計測方法

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