JP2015058815A - Vehicle hood structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動車等の車両用フード構造に関する。 The present invention relates to a hood structure for a vehicle such as an automobile.
車両用フード構造の従来例について説明する。図4は車両用フード構造を示す断面図である。図中のFrは車両前方を示し、Upは車両上方を示している。
図4に示すように、車両用フード構造は、フード110の外面側を形成するフードアウタパネル112と、フード110の内面側を形成するフードインナパネル114とを備えている。フードアウタパネル112とフードインナパネル114との間には内部空間116が形成されている。フードインナパネル114には、フードロックストライカ118が設けられている。また、フードインナパネル114の内部空間116側には、フードロックストライカ118の周辺部を補強するフードロックリインフォース120が設けられている。フードアウタパネル112とフードロックリインフォース120との間には、フードアウタパネル112の面剛性を高めるデントリインフォース122が設けられている。デントリインフォース122とフードアウタパネル112とはマスチック126により接着すなわち接合されている。フード110の内部空間116の前端部には、フードロックリインフォース120とデントリインフォース122とが接合されることにより区分された前端部領域116aが形成されている。また、フードアウタパネル112の前端部にはモール132が取付けられている。デントリインフォース122は、フードアウタパネル112とモール132との間の見切り近くの後側に配置されている。また、従来例と同様のフード構造が、例えば特許文献1に記載されている。
A conventional example of a vehicle hood structure will be described. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a vehicle hood structure. In the figure, Fr indicates the front of the vehicle, and Up indicates the upper side of the vehicle.
As shown in FIG. 4, the vehicle hood structure includes a hood
前記従来例において、設計上、フードロックストライカ118が一般的な車両のフードロックストライカに比べて後方に配置される場合がある。このような場合、フード110の内部空間116の前端部領域116aが前後方向(図4において左右方向)に拡大されることになる。なお、図4は前端部領域116aを前後方向に拡大した状態で示されている。
そうすると、内部空間116の前端部領域116aにおけるフードアウタパネル112の前端部の面剛性の低下を招くという問題を生じる。なお、一般的な車両では、フードロックストライカ118がフード110の前端部近くに配置されており、フード110の内部空間116の前端部領域116aが前後方向に短い。このような場合でも、フード110の内部空間116の前端部領域116aにおけるフードアウタパネル112の前端部の面剛性を高めることが要求されることがある。
また、内部空間116の前端部領域116aにおけるフードアウタパネル112の前端部の面剛性を高める対策として、例えばモール132を厚肉化することが考えられる。しかし、モール132の意匠性が損なわれるため、十分な対策ができない。
In the conventional example, the
If it does so, the problem of causing the fall of the surface rigidity of the front-end part of the hood
Further, as a measure for increasing the surface rigidity of the front end portion of the hood
本発明が解決しようとする課題は、フードの内部空間の前端部領域におけるフードアウタパネルの前端部の面剛性を高めることのできる車両用フード構造を提供することにある。 The problem to be solved by the present invention is to provide a vehicle hood structure that can increase the surface rigidity of the front end portion of the hood outer panel in the front end region of the internal space of the hood.
第1の発明は、フードの外面側を形成するフードアウタパネルと、フードの内面側を形成するフードインナパネルと、フードアウタパネルとフードインナパネルとの間に形成された内部空間と、フードインナパネルに設けられたフードロックストライカと、フードインナパネルの内部空間側に設けられ、フードロックストライカの周辺部を補強するフードロックリインフォースと、フードアウタパネルとフードロックリインフォースとの間に設けられ、フードアウタパネルの面剛性を高めるデントリインフォースとを備え、フードの内部空間の前端部に、フードロックリインフォースとデントリインフォースとが接合されることにより区分された前端部領域が形成されている車両用フード構造であって、フードの内部空間の前端部領域にフードアウタパネルの前端部の面剛性を高める補強部材が設けられている。
この構成によると、フードの内部空間の前端部領域に設けられた補強部材により、その前端部領域におけるフードアウタパネルの前端部の面剛性を高めることができる。
The first invention includes a hood outer panel that forms the outer surface side of the hood, a hood inner panel that forms the inner surface side of the hood, an internal space formed between the hood outer panel and the hood inner panel, and a hood inner panel. The hood lock striker provided on the inner space side of the hood inner panel. A hood structure for a vehicle having a dent relief for increasing rigidity and having a front end region divided by joining a hood lock reinforcement and a dent reinforce at the front end of the internal space of the hood, A hood on the front end area of the interior space of the hood Reinforcing member is provided to increase the surface rigidity of the front end portion of the outer panel.
According to this configuration, the surface rigidity of the front end portion of the hood outer panel in the front end region can be increased by the reinforcing member provided in the front end region of the internal space of the hood.
第2の発明は、第1の発明において、補強部材はデントリインフォース又はフードロックリインフォースから延出され、補強部材の先端部がフードアウタパネルに接合されている。
この構成によると、デントリインフォースから延出されかつ先端部がフードアウタパネルに接合された補強部材により、フードアウタパネルの前端部の面剛性を高めることができる。
In a second aspect based on the first aspect, the reinforcing member is extended from the dent reinforcement or the hood lock reinforcement, and the tip of the reinforcing member is joined to the hood outer panel.
According to this structure, the surface rigidity of the front-end part of a hood outer panel can be improved with the reinforcement member extended from the den reinforcement and the front-end | tip part was joined to the hood outer panel.
第3の発明は、第1の発明において、補強部材はフードインナパネルとフードアウタパネルとの間に架設されている。
この構成によると、フードインナパネルとフードアウタパネルとの間に架設された補強部材により、フードアウタパネルの前端部の面剛性を高めることができる。
In a third aspect based on the first aspect, the reinforcing member is provided between the hood inner panel and the hood outer panel.
According to this configuration, the surface rigidity of the front end portion of the hood outer panel can be increased by the reinforcing member provided between the hood inner panel and the hood outer panel.
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、補強部材をフードアウタパネルに溶接により接合した際、フードアウタパネルの前端部に、溶接による溶接痕を隠蔽するようにモールが設けられている。
この構成によると、フードアウタパネルの前端部に設けられたモールにより、フードアウタパネルにおける補強部材の溶接による溶接痕を隠蔽することができる。
According to a fourth aspect of the present invention, in any one of the first to third aspects, when the reinforcing member is joined to the hood outer panel by welding, a molding is provided at the front end portion of the hood outer panel so as to conceal the welding trace due to welding. Yes.
According to this structure, the welding mark by welding of the reinforcement member in a hood outer panel can be concealed by the molding provided in the front end part of the hood outer panel.
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
[実施形態1]
実施形態1を説明する。図1は車両用フード構造を示す断面図である。図中のFrは車両前方を示し、Upは車両上方を示している。なお、図1にはフードの要部である前部が示されている。
図1に示すように、車両用フード構造におけるフード10は、車両(不図示)のエンジンコンパートメント(エンジンルーム)の上方開口部を開閉可能に覆うもので、後端部が車体側部材に対して回動可能に連結されており、その前端部を上方へ開くようになっている。
[Embodiment 1]
Embodiment 1 will be described. FIG. 1 is a cross-sectional view showing a vehicle hood structure. In the figure, Fr indicates the front of the vehicle, and Up indicates the upper side of the vehicle. FIG. 1 shows a front portion which is a main portion of the hood.
As shown in FIG. 1, a
フード10は、フード10の外面側を形成するフードアウタパネル12と、フード10の内面側を形成するフードインナパネル14とを備えている。フードアウタパネル12とフードインナパネル14との間には内部空間16が形成されている。内部空間16は、上下方向に扁平状に形成されている。フードアウタパネル12の前縁部12aとフードインナパネル14の前縁部14aとは面接触状に当接されている。なお、図示しないが、フードアウタパネル12の前縁部12aを除く周縁部とフードインナパネル14の前縁部14aを除く周縁部とはヘミング加工等により接合されている。また、フードアウタパネル12の前縁部12aとフードインナパネル14の前縁部14aとはヘミング加工、溶接等により接合してもよい。
The
フードアウタパネル12は、主板部12bと、主板部12bの前端から下方へ延出された縦壁部12cと、縦壁部12cの下端から前方へ延出された横壁部12dと、横壁部12dの前端から前方斜め下方へ延出された傾斜状壁部12eとを有している。傾斜状壁部12eの先端側縁部が前縁部12aになっている。
また、フードインナパネル14は、フードアウタパネル12の前縁部12aに対応する前縁部14aと、前縁部14aの後端から後方斜め下方へ延出された前側の傾斜状壁部14bと、前側の傾斜状壁部14bの後端から後方へ延出された水平状壁部14cと、水平状壁部14cの後端から後方斜め上方へ延出された後側の傾斜状壁部14dとを有している。
The hood
Further, the hood
フードインナパネル14の水平状壁部14cの後部には、フードロックストライカ18の上端部が取付けられている。フードロックストライカ18は、車幅方向(図1において紙面表裏方向)の中央部に配置されている。なお、図示しないが、車体側部材にはフードロック装置が設けられている。フード10を閉じたときにフードロック装置によりフードロックストライカ18がアンロック可能にロックされることにより、フード10が閉止状態に保持される。
An upper end portion of the
フードインナパネル14の内部空間16側には、フードロックストライカ18の周辺部を補強するフードロックリインフォース20が設けられている。フードロックリインフォース20は、車幅方向から見て断面U字状のパネル材からなり、水平状の下壁部20aと、下壁部20aの前端から前方斜め上方へ延出された前側の傾斜状壁部20bと、前側の傾斜状壁部20bの前端から前方へ延出された前側の接合部20cと、下壁部20aの後端から後方斜め上方へ延出された後側の傾斜状壁部20dと、後側の傾斜状壁部20dの後端から後方へ延出された後側の接合部20eとを有している。フードロックリインフォース20の下壁部20aは、フードインナパネル14の水平状壁部14cの後部上に積層状に配置されている。フードインナパネル14の水平状壁部14cには、フードロックリインフォース20の下壁部20aがフードロックストライカ18とともにボルト等(不図示)により締結されている。
A
フードアウタパネル12とフードロックリインフォース20との間には、フードアウタパネル12の面剛性を高めるデントリインフォース22が設けられている。デントリインフォース22は、車幅方向に延在する長尺状のパネル材からなる。デントリインフォース22は、車幅方向から見て断面逆U字状に形成され、水平状の上壁部22aと、上壁部22aの前端から前方斜め下方へ延出された前側の傾斜状壁部22bと、前側の傾斜状壁部22bの前端から前方へ延出された前側の接合部22cと、上壁部22aの後端から後方斜め下方へ延出された後側の傾斜状壁部22dと、後側の傾斜状壁部22dの後端から後方へ延出された後側の接合部22eとを有している。
Between the hood
フードロックリインフォース20の前側の接合部20c上にデントリインフォース22の前側の接合部22cが当接されている。その両接合部20c,22cは、溶接、例えばスポット溶接24(打点を示す「×」印参照)により接合されている。また、フードロックリインフォース20の後側の接合部20e上にデントリインフォース22の後側の接合部22eが当接されている。その両接合部20e、22eは、溶接、例えばスポット溶接25(打点を示す「×」印参照)により接合されている。なお、フードロックリインフォース20の前側の接合部20c及びデントリインフォース22の前側の接合部22cはフードロックストライカ18よりも車両前側で接合されている。これにより、フードロックリインフォース20とデントリインフォース22とは、中空状の閉断面形状に形成されている。なお、スポット溶接24,25は、車幅方向の複数箇所に施されている。
The front joint 22c of the
デントリインフォース22の上壁部22a上には、フードアウタパネル12の主板部12bが積層状に配置されている。その上壁部22aと主板部12bとは、マスチック26により接着すなわち接合されている。マスチック26は、例えば前後2箇所に配置されている。なお、マスチック26は本明細書でいう「接合手段」、「接着手段」に相当する。
On the
フード10の内部空間16の前端部には、フードロックリインフォース20の前側の傾斜状壁部20b及びデントリインフォース22の前側の傾斜状壁部22bにより区分された前端部領域16aが形成されている。また、フードロックストライカ18は、一般的な車両のフードロックストライカに比べて後方に配置されており、フード10の内部空間16の前端部領域16aが前後方向に拡大されている。
A
内部部品空間16の前端部領域16aには、フードアウタパネル12の前端部の面剛性を高める補強部材としての補強部28が設けられている。補強部28は、デントリインフォース22に一体形成されている。すなわち、補強部28は、デントリインフォース22の前側の接合部22cの前端から前方斜め上方へ延出された補強壁部28aと、補強壁部28aの先端から前方へ延出されたフランジ部28bとを有している。補強部28のフランジ部28bは、フードアウタパネル12の横壁部12dの下側に当接されている。そのフランジ部28bと横壁部12dとは、溶接、例えばスポット溶接30(打点を示す「×」印参照)により接合されている。なお、スポット溶接30は、車幅方向の複数箇所に施されている。
The
フードアウタパネル12の前端部にはモール32が取付けられている。モール32は、車幅方向に延在する長尺板状の装飾部材で樹脂成形品からなる。モール32は、フードアウタパネル12の縦壁部12c、横壁部12d及び傾斜状壁部12eの外側周辺部を覆うように形成されている。モール32は、裏面側にボルト取付部33を有している。ボルト取付部33は、車幅方向に複数配置されている。ボルト取付部33にはボルト34の頭部が固定されている。ボルト34は、フードアウタパネル12の傾斜状壁部12eに形成されたボルト挿通孔(符号省略)に挿通されている。ボルト34には、ナット38が締着されている。これにより、フードアウタパネル12にモール32が締結されている。モール32は、スポット溶接30による溶接痕を隠蔽している。なお、ボルト34は、車幅方向の複数箇所に施されている。また、隣り合うボルト34の相互間には、モール32をフードアウタパネル12に係着するクリップ(不図示)が配置されている。また、デントリインフォース22は、フードアウタパネル12とモール32との間の見切り近くの後側に配置されている。
A
前記した車両用フード構造によると、フード10の内部空間16の前端部領域16aに設けられた補強部28により、その前端部領域16aにおけるフードアウタパネル12の前端部の面剛性を高めることができる。
According to the vehicle hood structure described above, the reinforcing
また、デントリインフォース22から延出されかつ先端部であるフランジ部28bがフードアウタパネル12の前端部すなわち横壁部12dに接合された補強部28により、フードアウタパネル12の前端部の面剛性を高めることができる。
Further, the surface rigidity of the front end portion of the hood
また、従来例と異なり、モール32を厚肉化する対策を講じる必要がないため、モール32の意匠の自由度を向上することができる。
Further, unlike the conventional example, since it is not necessary to take measures to increase the thickness of the
また、歩行者保護試験により、フード10の前端部、詳しくはモール32の上部にインパクター(衝突体)40が衝突し、フード10に一定以上の外力(図1中、矢印F参照)が作用したときには、外力に基づく荷重がフードアウタパネル12からフード10の前端部領域16aにおけるデントリインフォース22の補強部28へ伝達されることで外力(衝突エネルギ)を吸収することができる。
Further, in the pedestrian protection test, the impactor 40 collides with the front end portion of the
また、デントリインフォース22の補強部28の補強壁部28aに穴あけ加工を施すことにより補強部28の剛性を低下したり、補強部28の補強壁部28aにビードを形成することにより補強部28の剛性を向上したりすることにより、補強壁部28aの剛性を調整することができる。それにより、衝突エネルギの吸収ストロークを調整することができるとともに、フード10の意匠性を損なうことなく、衝突エネルギの吸収性能を向上することができる。
Moreover, the rigidity of the
また、フードアウタパネル12の前端部に設けられたモール32により、フードアウタパネル12における補強部28のスポット溶接30による溶接痕を隠蔽することができる。
Further, the
また、デントリインフォース22の上壁部22aとフードアウタパネル12の主板部12bとをマスチック26により接着すなわち接合したことにより、溶接により接合した場合と比べて、デントリインフォース22上にインパクターが衝突したときには、マスチック26の厚み相当分の衝突エネルギの吸収ストロークを長くとれ、デントリインフォース22に衝突荷重を与えるタイミングを遅らすことができる。なお、デントリインフォース22の上壁部22aとフードアウタパネル12の主板部12bとは、マスチック26に代えて、溶接、例えばスポット溶接により接合してもよい。
In addition, when the impactor collides on the
[実施形態2]
実施形態2を説明する。本実施形態以降の実施形態は、実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図2は車両用フード構造を示す断面図である。
図2に示すように、本実施形態では、実施形態1(図1参照)のモール32が省略されている。そのため、実施形態1のフードアウタパネル12の縦壁部12c、横壁部12d及び傾斜状壁部12e(前縁部12aを除く)に代えて、主板部12bと前縁部12aとをなだらかにつなぐ凸型円弧状の円弧状壁部12fが形成されている。また、デントリインフォース22の補強部28のフランジ部28bと、フードアウタパネル12の円弧状壁部12fとは、実施形態1のスポット溶接30(図1参照)に代えて、マスチック42により接着すなわち接合されている。本実施形態によると、フードアウタパネル12にデントリインフォース22の補強部28の接合による溶接痕が生じないため、モール32を省略することができる。
[Embodiment 2]
A second embodiment will be described. Since the embodiments after this embodiment are modifications to the first embodiment, the changed portions will be described, and overlapping descriptions will be omitted. FIG. 2 is a cross-sectional view showing the vehicle hood structure.
As shown in FIG. 2, in this embodiment, the
[実施形態3]
実施形態3を説明する。本実施形態は、実施形態は、実施形態2に変更を加えたものである。図3は車両用フード構造を示す断面図である。
図3に示すように、本実施形態では、実施形態1(図1参照)のデントリインフォース22の補強部28が省略されている。その代わりに、フードインナパネル14とフードアウタパネル12との間にブラケット44が架設されている。ブラケット44は、車幅方向に延在する長尺状のパネル材からなる。ブラケット44は、車幅方向から見て断面逆U字状に形成され、上壁部44aと、上壁部44aの前端から下方へ延出された前側の補強壁部44bと、前側の補強壁部44bの下端から前方へ延出された前側の接合部44cと、上壁部44aの後端から下方へ延出された後側の補強壁部44dと、後側の補強壁部44dの下端から後方へ延出された後側の接合部44eとを有している。
[Embodiment 3]
A third embodiment will be described. In the present embodiment, the embodiment is a modification of the second embodiment. FIG. 3 is a cross-sectional view showing a vehicle hood structure.
As shown in FIG. 3, in this embodiment, the
ブラケット44の前側の接合部44cは、フードインナパネル14の水平状壁部14c上に当接されている。その接合部44cと水平状壁部14cとは、溶接、例えばスポット溶接46(打点を示す「×」印参照)により接合されている。また、ブラケット44の後側の接合部44eは、フードインナパネル14の水平状壁部14c上に当接されている。その接合部44eと水平状壁部14cとは、溶接、例えばスポット溶接47(打点を示す「×」印参照)により接合されている。なお、スポット溶接46,47は、車幅方向の複数箇所に施されている。
The
また、ブラケット44の上壁部44a上には、フードアウタパネル12の円弧状壁部12f(詳しくは主板部12b寄りの壁部分)が当接されている。その上壁部44aと円弧状壁部12fとは、マスチック48により接着すなわち接合されている。上壁部44aと円弧状壁部12fとの接合位置はフードロックリインフォース20の前側の接合部20c及びデントリインフォース22の前側の接合部22cより前側に配置されている。なお、ブラケット44は本明細書でいう「補強部材」に相当する。
本実施形態によると、フードインナパネル14とフードアウタパネル12との間に架設されたブラケット44により、フードアウタパネル12の前端部の面剛性を高めることができる。
Further, on the
According to the present embodiment, the
[他の技術的事項]
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、デントリインフォース22の補強部28は、デントリインフォース22に一体形成する他、別体で形成したものをデントリインフォース22に一体的に取付けてもよい。また、補強部28はフードロックリインフォース20の前側の接合部20cの前端を延出することで形成してもよい。また、ブラケット44は上下逆向きにして配置してもよい。また、ブラケット44は、前側の補強壁部44b及び後側補強壁部44dのいずれか一方の補強壁部を省略した板状に形成してもよい。また、ブラケット44とフードインナパネル14とは、マスチック48に代えて、溶接、例えばスポット溶接により接合してもよい。この場合、フードアウタパネル12の前端部に溶接痕を隠蔽するモールを設けるとよい。また、フードアウタパネル12の前端部に溶接痕を生じない場合においてモールを設けてもよい。
[Other technical matters]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and modifications can be made without departing from the gist of the present invention. For example, the reinforcing
10…フード
12…フードアウタパネル
14…フードインナパネル
16…内部空間
16a…前端部領域
18…フードロックストライカ
20…フードロックリインフォース
22…デントリインフォース
28…補強部(補強部材)
32…モール
44…ブラケット(補強部材)
DESCRIPTION OF
32 ...
Claims (4)
前記フードの内面側を形成するフードインナパネルと、
前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間に形成された内部空間と、
前記フードインナパネルに設けられたフードロックストライカと、
前記フードインナパネルの内部空間側に設けられ、前記フードロックストライカの周辺部を補強するフードロックリインフォースと、
前記フードアウタパネルと前記フードロックリインフォースとの間に設けられ、該フードアウタパネルの面剛性を高めるデントリインフォースと
を備え、
前記フードの内部空間の前端部に、前記フードロックリインフォースと前記デントリインフォースとが接合されることにより区分された前端部領域が形成されている
車両用フード構造であって、
前記フードの内部空間の前端部領域に前記フードアウタパネルの前端部の面剛性を高める補強部材が設けられていることを特徴とする車両用フード構造。 A hood outer panel forming the outer surface side of the hood;
A hood inner panel forming the inner surface side of the hood;
An internal space formed between the hood outer panel and the hood inner panel;
A food lock striker provided on the food inner panel;
A hood lock reinforcement provided on the inner space side of the hood inner panel and reinforcing the periphery of the hood lock striker;
Dentry reinforcement provided between the hood outer panel and the hood lock reinforcement, which increases the surface rigidity of the hood outer panel,
A front hood region formed by joining the hood lock reinforcement and the dent reinforcement is formed at the front end of the internal space of the hood.
A hood structure for a vehicle, wherein a reinforcing member for increasing the surface rigidity of the front end portion of the hood outer panel is provided in a front end region of the internal space of the hood.
前記補強部材は前記デントリインフォース又は前記フードロックリインフォースから延出され、前記補強部材の先端部が前記フードアウタパネルに接合されていることを特徴とする車両用フード構造。 The vehicle hood structure according to claim 1,
The vehicle hood structure, wherein the reinforcing member extends from the dent reinforcement or the hood lock reinforcement, and a front end portion of the reinforcing member is joined to the hood outer panel.
前記補強部材は前記フードインナパネルと前記フードアウタパネルとの間に架設されていることを特徴とする車両用フード構造。 The vehicle hood structure according to claim 1,
The vehicle hood structure, wherein the reinforcing member is provided between the hood inner panel and the hood outer panel.
前記補強部材を前記フードアウタパネルに溶接により接合した際、前記フードアウタパネルの前端部に、前記溶接による溶接痕を隠蔽するようにモールが設けられていることを特徴とする車両用フード構造。 The vehicle hood structure according to any one of claims 1 to 3,
A vehicular hood structure characterized in that when the reinforcing member is joined to the hood outer panel by welding, a molding is provided at a front end portion of the hood outer panel so as to conceal the welding marks due to the welding.
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JP2013194064A Pending JP2015058815A (en) | 2013-09-19 | 2013-09-19 | Vehicle hood structure |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015058815A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015196432A (en) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | ダイハツ工業株式会社 | Garnish mounting structure on hood of automobile |
-
2013
- 2013-09-19 JP JP2013194064A patent/JP2015058815A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015196432A (en) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | ダイハツ工業株式会社 | Garnish mounting structure on hood of automobile |
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