JP2015058307A - 情報共有支援装置、活動量計測装置、及び、情報共有システム - Google Patents

情報共有支援装置、活動量計測装置、及び、情報共有システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに何らの装置の操作を行わせることなく、活動量計測装置間での活動量情報の共有を容易にすることのできる情報共有支援装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係るサーバ(30)は、活動量計(10A)において計測されたユーザAの活動量を示す第1活動量情報を携帯端末(20A)から取得する通信部(301)と、第1活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、ユーザBの活動量を計測する活動量計(10B)における報知を指示する報知指示を生成する通知制御部322とを備え、通信部(301)は報知指示を携帯端末(20B)に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報共有支援装置、活動量計測装置、情報共有システム、及び、情報共有支援装置の情報共有支援方法に関する。また、情報共有支援装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム、及び、そのようなプログラムが記録されている記録媒体に関する。
従来、歩数、消費カロリー、歩行距離などのユーザの運動量を計測する活動量計が広く普及している。
また、近年では、健康に関する意識が高まってきており、ユーザ同士の活動を共有することのできるシステムが注目されてきている。
例えば、特許文献1には、デジタル音楽プレイヤー(又は携帯電話など)を操作することによって、自身の運動パラメータ測定装置において測定された運動データ及び他のユーザの運動パラメータ測定装置において測定された運動データをディスプレイに表示させることのできる構成が開示されている。特許文献1は、この構成により、自身の運動データと他のユーザの運動データとの比較を可能にしている。
特表2013−503694号公報(2013年2月4日公開)
しかし、特許文献1に記載のシステムでは、各ユーザの運動パラメータ測定装置において測定された運動データを共有するために、デジタル音楽プレイヤーを操作しなければならない。このため、運動データの共有が煩雑になるという問題があり、特に、運動中(例えば、走っている最中)である場合には他のユーザの運動データを共有することが困難であるという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、ユーザに何らの装置の操作を行わせることなく、活動量計測装置間での活動量情報の共有を容易にすることのできる情報共有支援装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る情報共有支援装置は、第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置において計測された活動量を示す第1活動量情報を、上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末から取得する取得手段と、上記第1活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第1のユーザと異なる第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置における報知を指示する報知指示を生成する生成手段と、上記報知指示を、上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末に送信する送信手段と、を備えている。
本発明の一態様に係る情報共有支援方法は、情報共有支援装置の情報共有支援方法であって、第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置において計測された活動量を示す第1活動量情報を、上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末から取得する取得ステップと、上記第1活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第1のユーザと異なる第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置における報知を指示する報知指示を生成する生成ステップと、上記報知指示を、上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末に送信する送信ステップと、を含んでいる。
本発明の一態様に係る活動量計測装置は、ユーザの活動量を計測する活動量計測装置であって、当該活動量計測装置と異なる他の活動量計測装置において計測された他のユーザの活動量を示す活動量情報を、当該活動量計測装置と近距離無線通信を行う携帯端末を介して情報共有支援装置から取得する受信手段と、上記受信手段において取得した上記活動量情報に応じた報知を行う報知手段と、を備えている。
本発明の一態様に係る情報共有システムは、第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置と、第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置と、上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末と、上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末と、上記第1及び第2携帯端末と通信を行う情報共有支援装置と、を備えた情報共有システムであって、上記情報共有支援装置は、上記第1携帯端末を介して上記第1活動量計測装置から送信された上記第1のユーザの活動量を示す活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第2活動量計測装置における報知を指示する報知指示を、上記第2携帯端末を介して上記第2活動量計測装置に送信し、上記第2活動量計測装置は、上記報知指示に従って報知を行う。
上記の構成によれば、上記情報共有支援装置は、ユーザに何らの装置の操作を行わせることなく、上記第1及び第2活動量計測装置の間での上記第1活動量情報の共有を容易にすることができる。
本発明の一実施形態に係る情報共有システムの備える活動量計、携帯端末、及び、サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報共有システムの外観を示す外観図である。 本発明の一実施形態に係る運動者情報共有報知処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る観戦者情報共有報知処理の流れを示すシーケンス図である。
<実施形態1>
本発明に係る情報共有システムの一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。但し、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
〔情報共有システムの構成〕
まず、本実施形態に係る情報共有システムについて、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る情報共有システム1の外観を示す外観図である。
図2に示すように、情報共有システム1は、活動量計(活動量計測装置)10、携帯端末20、及び、サーバ(情報共有支援装置)30を含んで構成されている。また、情報共有システム1には、図2に示すように、活動量計10及び携帯端末20が複数含まれている。図2では、ユーザAの所有(使用)する活動量計10を活動量計10A、携帯端末20を携帯端末20Aと表し、ユーザBの所有(使用)する活動量計10を活動量計10B、携帯端末20を携帯端末20Bと表している。
本実施形態においては、活動量計10と携帯端末20との間の近距離無線通信に、低消費電力型の近距離無線通信を用いる。低消費電力型の近距離無線通信としては、例えば、Bluetooth(登録商標)4.0(いわゆる、Bluetooth Low Energy)やANTなどが挙げられる。
活動量計10は、ユーザの活動量を計測すると共に、計測した活動量を示す活動量情報を携帯端末20を介してサーバ30に送信する。
ここで、活動量とは、ユーザの活動の激しさを定量化した数値であり、歩数、運動量(METs、Metabolic equivalents)、エクササイズ(EX)量、歩行距離、歩行ペース、消費カロリー、ウォーキング歩数(3METs以上の運動量を有する歩数)、ジョギング歩数(6METs以上の運動量を有する歩数)、活動時間(3METs以上の運動量を有して活動した時間)などがこれに該当する。これらの活動量は、センサ(例えば、加速度センサ)の出力から逐次検出される1次活動量(例えば、歩数)と、1次活動量から随時算出される2次活動量(例えば、歩数以外の各活動量)とに分類される。本明細書において、「活動量の計測」とは、主に、1次活動量から2次活動量を算出することを指す。
なお、本実施形態においては、図2に示すように、活動量計10として、ユーザの手首に装着可能なリストバンド型の活動量計を用いる。ただし、活動量計10は、直接的または間接的にユーザの身体に装着可能なものであればよく、その形態はリストバンド型に限定されない。例えば、ユーザの首に装着可能なネックレス型の活動量計、着衣を介してユーザの身体に装着可能なクリップ型の活動量計などを、活動量計10として用いても良い。
また、本実施形態においては、図2に示すように、携帯端末20として、スマートフォンを用いる。ただし、携帯端末20は、携帯可能な情報処理装置であればよく、スマートフォンに限定されない。例えば、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型PC(Personal Computer)などを、携帯端末20として用いてもよい。
本実施形態に係る情報共有システム1の備える活動量計10、携帯端末20、及び、サーバ30の構成の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る情報共有システム1の備える活動量計10、携帯端末20、及び、サーバ30の構成を示すブロック図である。
〔活動量計〕
活動量計10は、当該活動量計10を身に着けているユーザの活動量を計測するための装置である。活動量計10は、図1に示すように、センサ部101、計時部102、通信部(受信手段)103、制御部104、記憶部105、及び、報知部(報知手段)106を備えている。
ここで、活動量とは、ユーザの動作に係る情報を定量化した値と、上記定量化した値から得られる情報とを示す。活動量としては、例えば、歩数、消費カロリー、歩行距離、運動強度(METs、Metabolic equivalents)、エクササイズ(EX)量、活動時間(3METs以上の運動量を有して活動した時間)などを挙げることができる。
(センサ部)
センサ部101は、少なくとも加速度センサを含み、検出した加速度を示すセンサ信号を制御部104に出力する。なお、本実施形態においては、3軸加速度センサをセンサ部101に含めているが、3軸加速度センサの代わりに2軸加速度センサまたは1軸加速度センサをセンサ部101に含めてもよい。また、加速度センサに加えて、ジャイロセンサ、高度(気圧)センサ、温度センサ、湿度センサなどをセンサ部101に含めてもよい。これらのセンサから出力されるセンサ信号を参照することによって、ユーザの姿勢や周辺環境に依存する活動量をより正確に算出することが可能になる。
(計時部)
計時部102は、制御部104により指定された時間の経過を制御部104に通知するタイマーである。具体的には、計時部102は、所定の時間が経過したか否かを判定し、所定の時間が経過したと判定した場合に、所定の時間が経過したことを制御部104に通知する。そして、計時部102は、所定の時間が経過したかの判定から、所定の時間が経過した旨の通知までの一連の処理を繰り返し実行する。
所定の時間は、例えば、1時間であってもよいし、10分であってもよいし、1分であってもよいし、特に限定されるものではない。また、所定の時間は、ユーザが任意に設定可能であってもよい。この場合には、所定の時間は、活動量計10の備える操作部(不図示)を操作することによって設定可能であってもよいし、後述する携帯端末20の備える操作部204を操作することによって設定可能であってもよい。
計時部102は、更に、時計を備えていてもよい。この場合には、計時部102は、制御部104に対して時刻を通知してもよい。
(通信部)
通信部103は、携帯端末20との間で近距離無線通信を行う。通信部103は、制御部104から供給された活動量情報を携帯端末20に送信すると共に、携帯端末20から送信される報知指示を受信する(なお、活動量情報および報知指示の詳細については、後述する)。
(制御部)
制御部104は、活動量計10の各部を統括的に制御する。制御部104は、例えば、CPU(central processing unit)などによって実現される。また、制御部104は、図1に示すように、活動量算出部141、及び、報知制御部142を備えている。
制御部104の備える活動量算出部141は、センサ部101から供給されるセンサ信号を既定のアルゴリズムによって定量化することにより、ユーザの活動量に関する情報(活動量情報)を算出する。
具体的には、活動量算出部141は、センサ部101から供給される波形信号(センサ信号)を定量化し、ユーザの活動状態(静止している/歩いている/走っているなど)、及び、歩いた歩数など、単位時間毎の活動量情報を算出する。なお、ここで言う単位時間とは、例えば、1分であってもよいし、10秒であってもよいし、1時間であってもよいし、特に限定されるものではない。また、活動量算出部141は、活動量情報の算出を、計時部102から単位時間が経過した旨が通知される度に実行してもよい。
制御部104は、活動量算出部141において算出した活動量情報を、通信部103を介して携帯端末20に送信する。このとき、制御部104は、活動量算出部141において算出した活動量情報を、算出する度に携帯端末20に送信してもよいし、活動量情報を記憶部105に格納しておき、一定の活動量情報が記憶部105に蓄積された時点で携帯端末20に送信してもよい。
なお、本実施形態では、制御部104の備える活動量算出部141においてセンサ部101から供給されるセンサ信号から活動量情報を算出する構成を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、センサ部101が活動量算出部を備えており、センサ部101においてセンサ信号を定量化することにより算出した活動量情報を制御部104に供給する構成を採用することもできる。
制御部104の備える報知制御部142は、携帯端末20から受信する報知指示に基づき、報知部106における報知動作を制御する。報知指示としては、例えば、友達の活動量に関する報知を行う旨の指示、及び、友達から受ける応援に関する報知を行う旨の指示などを挙げることができる。なお、報知部106における報知動作の詳細については、後述する。
(記憶部)
記憶部105には、通信部103が受信したデータや制御部104の備える活動量算出部141において算出された活動量情報などが格納される。
(報知部)
報知部106は、制御部104の備える報知制御部142の制御に従い、活動量計10を使用するユーザに対して、種々の報知を行う報知動作を実行する。
報知部106は、例えば、LED(Light-Emitting Diode)などの発光部、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部、スピーカなどの音声出力部、及び、振動部などの少なくとも何れかによって実現されればよいが、特に限定されるものではない。なお、本実施形態では、報知部106がLEDによって実現されており、1つのLEDで1人の友達の運動量および友達から受ける応援などに関する報知を行う構成例に挙げて説明するが、報知部106が表示部によって実現されている場合には、複数の友達の運動量および複数の友達から受ける応援などに関する報知を1つの表示部において行うことも可能である。
〔携帯端末〕
携帯端末20は、活動量計10と連携して、ユーザの活動量を計測する装置である。携帯端末20は、図1に示すように、通信部201、補助情報取得部202、制御部203、操作部204、及び、記憶部205を備えている。本実施形態では、携帯端末20がスマートフォンにより実現されている場合を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、携帯電話、タブレットPCなどによって実現する構成を採用することもできる。
(通信部)
通信部201は、活動量計10との間で近距離無線通信を行うと共に、サーバ30との間で無線通信を行う。なお、通信部201におけるサーバ30との無線通信は、例えば、インターネットなどのネットワークを介した無線通信であればよく、特に限定されるものではない。
(補助情報取得部)
補助情報取得部202は、ユーザの活動量に関する補助的な情報(活動量補助情報)を取得する。本実施形態では、補助情報取得部202は、例えば、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)によって実現されていればよい。この場合には、補助情報取得部202は、活動量補助情報として、ユーザの位置を緯度及び経度の値により取得する。
補助情報取得部202は、取得した活動量補助情報を、制御部203に供給する。
(制御部)
制御部203は、携帯端末20の各部を統括的に制御する。制御部203は、例えば、CPU(central processing unit)などで実現される。
制御部203は、活動量計10に対し、報知動作を実行する旨の指示を、通信部201を介して送信する。なお、報知指示は、制御部203において生成されてもよいし、サーバ30から通知されてもよいし、特に限定されるものではない。
また、制御部203は、活動量計10から取得したユーザの活動量情報、及び、補助情報取得部202から供給された活動量補助情報を、通信部201を介してサーバ30に送信する。より具体的には、制御部203は、活動量情報および活動量補助情報を記憶部205に格納しておき、所定の期間(例えば、10分など)が経過する度に、当該所定の期間の間に記憶部205に格納した活動量情報および活動量補助情報をサーバ30に送信する。
(操作部)
操作部204は、ユーザ操作を受け付ける。操作部204は、例えば、物理的な複数のボタンなどによって実現されていてもよいし、タッチパネルなどによって実現されていてもよいし、特に限定されるものではない。
操作部204において受け付けるユーザ操作としては、例えば、或る活動量計10及び或る携帯端末20を、或るユーザの使用する活動量計10及び携帯端末20として、サーバ30に登録する機器登録操作、並びに、携帯端末20を使用するユーザが参加するイベントをサーバ30に登録するイベント登録操作などを挙げることができる。
(記憶部)
記憶部205には、活動量計10から取得されたユーザの活動量情報、及び、補助情報取得部202において取得された活動量補助情報が、制御部203により一時的に格納される。
〔サーバ〕
サーバ30は、当該サーバ30に登録されている複数の活動量計10間におけるユーザの活動量に関する情報の共有を統合的に制御する装置である(登録、及び、共有については後述する)。サーバ30は、図1に示すように、通信部301、制御部302、及び、管理記憶部303を備えている。なお、本実施形態では、サーバ30が1つのサーバによって実現されている場合を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記各部の少なくとも何れかの機能が異なるサーバによって構成されていてもよい。
(通信部)
通信部301は、例えば、インターネットなどのネットワークを介して、携帯端末20と無線通信を行う。
(制御部)
制御部302は、サーバ30の備える各部を統括的に制御する。また、制御部302は、共有制御部(報知可否判定手段)321、及び、通知制御部(生成手段)322を備えている。
共有制御部321は、或るユーザの使用する活動量計10と他のユーザが使用する活動量計10との間における情報の共有を制御する。なお、本明細書では、或るユーザの使用する活動量計10において計測されたユーザの活動量に関する情報を他のユーザの使用する活動量計10において報知することを、「共有」と呼称する。
共有制御部321は、或る活動量計10において計測された或るユーザの活動量に関する情報を、他のユーザの使用する活動量計10において報知動作が可能か否か(つまり、共有が可能であるか否か)を判定する。なお、判定の方法については後述する。
通知制御部322は、或る活動量計10から携帯端末20を介して供給された活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、或る活動量計10とは異なる他の活動量計10に対する報知指示を生成する。そして、共有制御部321において報知動作が可能であると判定された活動量計10に対して報知指示を通知する。具体的には、通知制御部322は、報知指示を通信部301を介して携帯端末20に送信し、携帯端末20が受信した報知指示を活動量計10に送信することにより、サーバ30から活動量計10に対して報知指示が通知される。
なお、通知制御部322は、活動量情報の代わりに携帯端末20から供給された活動量補助情報に基づいて報知指示を生成してもよい。
(管理記憶部)
管理記憶部303は、種々の管理情報が格納される記憶手段である。図1に示すように、管理記憶部303は、ユーザ登録情報管理領域331、友達登録情報管理領域332、及び、スケジュール情報管理領域333を有している。
ユーザ登録情報管理領域331には、活動量計10を使用するユーザに関する情報(ユーザ登録情報)が格納される。ユーザ登録情報としては、例えば、ユーザの年齢、性別、身長、体重、及び、生年月日などのユーザの個人情報、並びに、ユーザの使用する携帯端末20、及び、ユーザに使用する活動量計10に関する情報などを挙げることができる。
ユーザ登録情報は、例えば、ユーザは、携帯端末20の操作部204を操作することにより、自身が使用する携帯端末20と活動量計10とを関連付けてサーバ30に登録することができる。また、ユーザは、携帯端末20の操作部204を操作することにより、自身の年齢、性別、身長、体重、及び、生年月日などのユーザの個人情報をサーバ30にユーザ登録情報として登録することができる。
なお、活動量計10及び携帯端末20の登録、並びに、ユーザの個人情報の登録などは、例えば、携帯端末20において、サーバ30の提供するアプリケーションに含まれるユーザ登録に関する機能を実行することにより、行うことができる。
友達登録情報管理領域332には、ユーザ同士の友達登録に関する友達登録情報が格納される。友達登録情報としては、例えば、或るユーザと他のユーザとが友達であることを示す情報などを挙げることができる。
友達登録情報は、例えば、携帯端末20の操作部204を操作し、或るユーザが他のユーザに対して友達として登録するための申請を行い、他のユーザが或るユーザからの申請を承認することにより、登録することができる。これにより、或るユーザと他のユーザとが友達として登録されることになる。なお、友達の登録は、例えば、携帯端末20において、サーバ30の提供するアプリケーションに含まれる友達登録に関する機能を実行することにより、行うことができる。
スケジュール情報管理領域333には、ユーザが参加するイベントに関する情報、及び、ユーザの予定に関する情報などの、スケジュール情報(スケジュール管理情報)が格納される。イベントに関する情報としては、例えば、イベント開催日、開始及び終了時刻、内容、及び、場所、並びに、イベントに対する参加の態様(例えば、参加者、観戦者など)などを挙げることができる。また、ユーザの予定に関する情報としては、例えば、仕事、食事、外出、就寝などの予定とその開始及び終了時刻を挙げることができる。
なお、スケジュール情報の登録は、例えば、携帯端末20において、サーバ30の提供するアプリケーションに含まれるスケジュール情報の登録に関する機能を実行することにより、行うことができる。
〔共有報知処理〕
次に、或る活動量計10において、他の活動量計10において計測された活動量を示す活動量情報に基づいた報知動作を行うための、情報共有システム1における共有報知処理について、図3及び図4を参照して説明する。なお、本実施形態における共有報知処理には、運動しているユーザ(運動者)の情報を観戦しているユーザ(観戦者)に報知する運動者情報共有報知処理、観戦者の情報を運動者に報知する観戦者情報共有報知処理などの処理が含まれている。
本実施形態では、イベントがマラソン大会であって、ユーザAが、マラソン大会に運動者(ランナー)として登録(参加登録)しており、ユーザBが、マラソン大会に観戦者として登録(観戦登録)している場合を例に挙げて説明する。
(運動者情報共有報知処理)
まず、運動者情報共有報知処理について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る情報共有システム1における運動者情報共有報知処理の流れを示すシーケンス図である。
図3に示すように、参加登録しているユーザAの使用する活動量計10Aは、マラソンが始まると、センサ部101においてユーザAの活動量を取得する(活動量計測)(ステップS101)。活動量計10Aの制御部104は、活動量算出部141においてセンサ信号から活動量情報を算出し、算出した活動量情報を通信部103を介して携帯端末20Bに送信する。
携帯端末20Aは、活動量計10AからユーザAの活動量情報を取得すると、補助情報取得部202においてユーザAの現在位置などの活動量補助情報を取得する(補助情報取得)(ステップS102)。携帯端末20Aの制御部203は、補助情報取得部202において取得したユーザAの活動量補助情報を、通信部201を介して活動量計10Aから供給されたユーザAの活動量情報と共に、サーバ30に送信する。
サーバ30は、携帯端末20AからユーザAの活動量情報及び活動量補助情報を取得すると、ユーザBの使用する活動量計10Bにおける報知動作が可能か否かを判定する(共有可否判定処理)(ステップS103)。具体的には、サーバ30の制御部302の備える共有制御部321は、まず、スケジュール情報管理領域333に格納されているスケジュール情報を参照して、ユーザAの活動量情報及び活動量補助情報を取得した取得時刻において開催されているイベント(本実施形態ではマラソン大会)を特定し、当該特定したイベントがユーザBのスケジュールに登録(観戦登録)されているか否かを判定する。そして、ユーザBのスケジュールに特定したイベントが観戦登録されている場合に活動量計10Bにおける報知動作が可能であると判定する。
共有制御部321において活動量計10Bにおける報知動作が可能であると判定すると、サーバ30の制御部302の備える通知制御部322は、携帯端末20Bを介し、活動量計10Bに対して報知指示を送信する。具体的には、通知制御部322は、活動量計10Bにおける報知動作の実行を指示する報知指示を、通信部301を介して携帯端末20Bに送信する。そして、携帯端末20Bの備える制御部203は、サーバ30から取得した報知指示を、通信部201を介して活動量計10Bに送信する(ステップS104)。
サーバ30は、例えば、ユーザAの活動量情報に基づき、ユーザAの体力の状態(例えば、疲労度など)に関する報知動作を実行させる旨の指示を、携帯端末20Bを介して活動量計10Bに通知する。また、携帯端末20Bは、ユーザAの活動量補助情報に基づいて、ユーザAからマラソンコースのゴールまでの距離に関する報知動作を実行させる旨の報知指示を、携帯端末20Bを介して活動量計10Bに通知する。なお、ユーザA(ランナー)の疲労度の判定方法については後述する。
一方、サーバ30は、活動量計10Bにおける報知動作が不可であると判定した場合(つまり、ユーザBがマラソン大会のイベントに観戦登録されていない場合)には、報知指示の送信を行わない。
活動量計10Bは、携帯端末20Bを介してサーバ30から取得した報知指示に従い、報知動作を実行する(ステップS105)。
なお、本実施形態では、ユーザAの活動量情報及び活動量補助情報に基づいた報知指示をサーバ30から携帯端末20Bを介して活動量計10Bに送信する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、携帯端末20Bが、サーバ30から取得したユーザAの活動量情報及び活動量補助情報に基づいた報知指示を活動量計10Bに送信する構成を採用してもよい。また、活動量計10Bが、携帯端末20Bから取得したユーザAの活動量情報及び活動量補助情報に基づいて報知動作を実行する構成を採用してもよい。
(ランナーの疲労度の判定方法)
ここで、ユーザA(ランナー)の疲労度の判定方法の一例について説明する。なお、本実施形態では、ランナーの疲労度は、通常状態、疲労状態、及び、危険状態に分けられる。
なお、本明細書において、疲労度が「通常状態」であるとは、ランナーに疲労が溜まっていない状態、すなわち、ランナーが疲れていない状態であることを意味する。また、疲労度が「疲労状態」であるとは、疲労が溜まっている状態、すなわち、ランナーが疲れている状態であることを意味する。そして、疲労度が「危険状態」であるとは、ランナーに疲労が著しく溜まっている状態、すなわち、ランナーが著しく疲れている状態を意味する。
例えば、活動量計10Aの制御部104の備える活動量算出部141は、センサ部101の備える加速度センサから出力されるセンサ信号の波形が、「標準的なランニングのペース」であることを示している場合に、ユーザAの疲労度が通常状態であると判定すればよい。また、携帯端末20Aの備える制御部203は、補助情報取得部202において取得したユーザAの位置の所定時間毎の移動速度が「標準的なランニングのペース」であることを示している場合に、ユーザAの疲労度が通常状態であると判定すればよい。そして、サーバ30の備える制御部302もまた、ユーザAのマラソンコースの総距離に対する移動速度が「標準的なランニングのペース」であることを示している場合に、ユーザAの疲労度が通常状態であると判定すればよい。
また、活動量計10Aの制御部104の備える活動量算出部141は、センサ部101の備える加速度センサから出力されるセンサ信号の波形が、「標準的なランニングのペースよりも遅い」ことを示している場合に、ユーザAの疲労度が疲労状態であると判定すればよい。また、携帯端末20Aの備える制御部203は、補助情報取得部202において取得したユーザAの位置の所定時間毎の移動速度が「標準的なランニングのペースよりも遅い」ことを示している場合に、ユーザAの疲労度が疲労状態であると判定すればよい。そして、サーバ30の備える制御部302もまた、ユーザAのマラソンコースの総距離に対する移動速度が「標準的なランニングのペースよりも遅い」ことを示している場合に、ユーザAの疲労度が疲労状態であると判定すればよい。
そして、活動量計10Aの制御部104の備える活動量算出部141は、センサ部101の備える加速度センサから出力されるセンサ信号の波形が、「標準的なランニングのペースよりも著しく遅い」ことを示している場合に、ユーザAの疲労度が危険状態であると判定すればよい。また、携帯端末20Aの備える制御部203は、補助情報取得部202において取得したユーザAの位置の所定時間毎の移動速度が「標準的なランニングのペースよりも著しく遅い」ことを示している場合に、ユーザAの疲労度が危険状態であると判定すればよい。そして、サーバ30の備える制御部302もまた、ユーザAのマラソンコースの総距離に対する移動速度が「標準的なランニングのペースよりも著しく遅い」ことを示している場合に、ユーザAの疲労度が危険状態であると判定すればよい。
なお、本実施形態では、ユーザの疲労度を、活動量計10Aにおいてセンサ信号の波形から判定する構成、携帯端末20Aにおいてランナーの移動速度から判定する構成、及び、サーバ30においてラップタイムから判定する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、サーバ30において、活動量計10Aから取得したセンサ信号の波形、又は、携帯端末20Aから取得したランナーの位置情報から算出したランナーの移動速度に基づいて、ランナーの疲労度を判定する構成を採用することもできる。
また、上記では、ランナーの疲労度を、通常状態、疲労状態、及び、危険状態に分ける構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ランナーの疲労度として、ランナーがインチキしている状態(インチキ状態)、及び、ランナーがマラソンコースから外れている状態(道草状態)などを含む構成を採用することもできる。
この場合には、例えば、活動量計10Aのセンサ部101の備える加速度センサから出力されるセンサ信号の波形が、走っていることを示していない(例えば、自転車に乗っている場合に出力される波形を示している場合など)場合に、インチキ状態であると判定すればよい。
(観戦者の使用する活動量計における報知動作)
次に、本実施形態に係る活動量計10Bの備える報知部106における報知動作の一例について説明する。
活動量計10Bの制御部104の備える報知制御部142は、携帯端末20Bを介してサーバ30から報知指示が通知されると、報知指示に従って報知部106における報知動作を制御する。
このとき、通知された報知指示がユーザAの疲労度に関する報知動作を行う旨を示す報知指示である場合には、報知制御部142は、ユーザAの疲労度をユーザBに報知する報知動作を実行するよう報知部106を制御する。
例えば、報知制御部142は、報知部106の備えるLEDを、ユーザAの疲労度が通常状態である場合には緑色に発光させ、ユーザAの疲労度が疲労状態である場合には黄色に発光させ、ユーザAの疲労度が危険状態である場合には赤色に発光させればよい。また、ユーザAがインチキ状態である場合には、報知制御部142は、報知部106の備えるLEDを、赤色、緑色および青色に順に発光させてもよい。さらに、ユーザAが道草状態である場合には、報知制御部142は、報知部106の備えるLEDを、赤色、黄色、緑色および青色に順に発光させてもよい。
また、通知された報知指示がユーザAのマラソンコースのゴールまでの距離に関する報知動作を行う旨を示す報知指示である場合には、報知制御部142は、ユーザAのゴールまでの距離に関する情報をユーザBに報知する報知動作を実行するよう報知部106を制御する。
例えば、報知制御部142は、報知部106の備えるLEDを、ユーザAのゴールまでの距離が近づくにつれて緑色が明るくなるよう発光するように制御すればよい。
また、通知された報知指示が、後述する観戦者からの応援に対するユーザAの応答を表す報知動作を行う旨を示す報知指示である場合には、報知制御部142は、ユーザAの反応に関する報知動作を実行する。
なお、観戦者からの応援に対するユーザAの応答を表す報知指示は、例えば、活動量計10Aにおいて応答を示す動作(ジェスチャー)(以降、応答動作とも記載する)に関する活動量が取得された場合に、サーバ30から活動量計10Bに通知される。応答動作の一例としては、例えば、腕をぐるぐる回す動作などを挙げることができる。
また、上記では、報知部106がユーザAに関する報知動作を行うためのLEDを1つだけ備えている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、報知部106がユーザAに関する報知動作を行うためのLEDを複数備えている場合、ユーザAの疲労度、ゴールまでの距離、及び、応援に対する応答を、それぞれ異なるLEDにおいて同時に報知することもできる。
(観戦者情報共有報知処理)
次に、観戦者情報共有報知処理について、図4を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る情報共有システム1における観戦者情報共有報知処理の流れを示すシーケンス図である。
図4に示すように、マラソン大会が開始されると、観戦登録しているユーザBの使用する活動量計10Bは、ユーザBのユーザAに対する応援を示す動作(ジェスチャー)(以降、応援動作とも記載する)に関する活動量を取得する(応援動作検出)(ステップS201)。応援動作の一例としては、例えば、腕を上下に振る動作、腕を左右に振る動作などを挙げることができる。本実施形態では、腕を上下に大きく振る動作を、「頑張れ」を意味する応援動作として説明する。活動量計10Bの制御部104の備える活動量算出部141は、センサ部101の備える加速度センサから出力される応援動作を示すセンサ信号から応援動作の活動量情報(応援活動量情報とも記載する)を算出し、算出した応援活動量情報を通信部103を介して携帯端末20Aに送信する。
携帯端末20Bは、活動量計10BからユーザBの応援活動量情報を取得すると、取得した応援活動量情報を、サーバ30に送信する。
サーバ30の共有制御部321は、携帯端末20BからユーザBの応援活動量情報を取得すると、応援活動量情報を取得した取得時刻においてユーザAの使用する活動量計10Aにおける報知動作が可能か否かを判定する(共有可否判定処理)(ステップS202)。
共有制御部321において活動量計10Aにおける報知動作が可能であると判定すると、サーバ30の制御部302の備える通知制御部322は、携帯端末20Aを介し、活動量計10Aに対して報知指示を送信する。具体的には、通知制御部322は、活動量計10Aにおける報知動作の実行を指示する報知指示を、通信部301を介して携帯端末20Aに送信する。そして、携帯端末20Aの備える制御部203は、サーバ30から取得した報知指示を、通信部201を介して活動量計10Aに送信する(ステップS203)。
サーバ30は、例えば、ユーザBの応援活動量情報が、腕を上下に大きく振る動作を示している場合には、活動量計10Aにおいて「頑張れ」を表す報知動作を実行する旨を示す報知指示を送信すればよい。
一方、サーバ30は、活動量計10Aにおける報知動作が不可であると判定した場合(つまり、ユーザAがマラソン大会のイベントに参加登録されていない場合)には、報知指示の送信を行わない。
活動量計10Aは、携帯端末20Aを介してサーバ30から取得した報知指示に従い、報知動作を実行する(ステップS204)。
なお、本実施形態では、ユーザBの応援活動量情報に基づいた報知指示をサーバ30から携帯端末20Aを介して活動量計10Aに送信する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、携帯端末20Aが、サーバ30から取得したユーザBの応援活動量情報に基づいた報知指示を活動量計10Aに送信する構成を採用してもよい。また、活動量計10Aが、携帯端末20Aから取得したユーザBの応援活動量情報基づいて報知動作を実行する構成を採用してもよい。
(運動者の使用する活動量計における報知動作)
次に、本実施形態に係る活動量計10Aの備える報知部106における報知動作の一例について説明する。
活動量計10Aの制御部104の備える報知制御部142は、携帯端末20Aを介してサーバ30から報知指示が通知されると、報知指示に従って報知部106における報知動作を制御する。
このとき、通知された報知指示がユーザBの応援に関する報知動作を行う旨を示す報知指示である場合には、報知制御部142は、ユーザBの応援の内容を表す報知動作を実行するよう報知部106を制御する。例えば、報知制御部142は、報知部106の備えるLEDを青色に点滅させることによって、ユーザBの応援の内容が「頑張れ」であることを表す報知動作を行ってもよい。
なお、本実施形態では、報知部106がLEDにより実現されている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、報知部106がLEDに加えて振動部を備えている構成を採用することもできる。この場合には、活動量計10Aの報知制御部142は、ユーザBの応援を、報知部106の備える振動部を振動させることによって報知すればよい。これによって、ユーザAは、活動量計10Aの報知部106として備えられているLEDの発光を確認しなくとも、振動によりユーザBの応援に関する報知を認識することができる。
更に、運動者であるユーザAの使用する活動量計10Aの報知部106において、観戦者の人数(観戦者数)を示す報知、及び、ユーザA自身を応援している観戦者の人数(応援者数)を示す報知などが行われてもよい。
例えば、活動量計10Aの制御部104の備える報知制御部142は、報知部106のLEDを、観戦者数が増えるにつれて緑色が明るくなるよう発光させることにより、観戦者数に関する報知を行えばよい。また、報知制御部142は、報知部106のLEDを、応援者数が増えるにつれて青色が明るくなるよう発光させることにより、応援者数に関する報知を行えばよい。
上述のように、運動者情報共有報知処理が行われ、観戦者の使用する活動量計10において運動者の活動量に関する情報が報知されることにより、運動者の活動量に関する情報を友達登録されている運動者と観戦者との間で共有することができる。また、観戦者情報共有報知処理が行われ、運動者の使用する活動量計10において観戦者の運動量に関する情報が報知されることにより、観戦者の活動量に関する情報を友達登録されている運動者と観戦者との間で共有することができる。
更に、上述の構成によれば、運動者の活動量に関する情報、及び、観戦者の活動量に関する情報の何れを運動者と観戦者との間で共有する際にも、運動者及び観戦者の何れも、自身の利用する携帯端末20を操作する必要がない。つまり、同じイベントをスケジュール情報に登録している運動者及び観戦者は、自身の利用する携帯端末20を何ら操作することなく、お互いの活動量に関する情報を共有することができる。
なお、本実施形態では、イベントの参加者の使用する活動量計10と観戦者の使用する活動量計10との間で共有報知処理が行われる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、イベントの参加者の使用する活動量計10同士の間で共有報知処理が行われてもよいし、観戦者の使用する活動量計10同士の間で共有報知処理が行われてもよい。
これによれば、同じイベントをスケジュール情報に登録している運動者同士、及び、観戦者同士もまた、自身の利用する携帯端末20を何ら操作することなく、お互いの活動量に関する情報を共有することができる。
また、本実施形態では、共有可否判定処理(図3におけるステップS103、図4におけるS202)をサーバ30(より具体的には、サーバ30の制御部302の備える共有制御部321)において行う構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、活動量計10の制御部104、又は、携帯端末20の制御部203において共有可否判定処理を行う構成を採用してもよい。
<実施形態2>
実施形態1では、ユーザAとユーザBが、イベントに参加している際の活動量の共有について説明したが、もちろん、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、スケジュール情報に何ら予定やイベントを登録していない時間帯にユーザAが運動を行う場合であっても、ユーザAとユーザBとの間で活動量に関する情報を共有することもできる。
サーバ30の制御部302の備える共有制御部321は、実施形態1の運動者情報共有報知処理における共有可否判定処理(図3における、ステップS103)と同様、スケジュール情報管理領域333に格納されているユーザBのスケジュール情報を参照してユーザBの使用する活動量計10Bにおける報知動作が可能か否かを判定する。
このとき、共有制御部321は、ユーザBのスケジュール情報を参照した時間帯にユーザBが活動量計10Bにおける報知動作を確認できない予定が登録されていない場合に、活動量計10Bにおける報知動作が可能であると判定する。一方、共有制御部321は、ユーザBのスケジュール情報を参照した時間帯に、ユーザBが活動量計10Bにおける報知動作を確認できない予定が登録されている場合には、活動量計10Bにおける報知動作が不可であると判定する。
ユーザBが活動量計10Bにおける報知動作を確認できない予定とは、例えば、就寝の予定、及び、車での移動の予定などを挙げることができる。
サーバ30の制御部302の備える通知制御部322は、共有制御部321において活動量計10Bにおける報知動作が可能であると判定された場合に、活動量計10Bに対して報知指示を通知する。
更に、サーバ30の制御部302の備える共有制御部(活動状況判定手段)321は、活動量計10Aにおいて計測された活動量を示す活動量情報を取得した取得時刻において、活動量計10Bにおいて計測されたユーザBの活動量を示す活動量情報に基づいてユーザBの活動状況を判定してもよい。ユーザの活動状況としては、例えば、ユーザが現在、歩いている、走っている、止まっている、及び、寝ている、などを挙げることができる。
この場合には、共有制御部321は、ユーザBの活動状況が、ユーザBが歩いている及び走っているなど、活動量計10Bにおける報知動作を確認できる状況であることを示している場合に、活動量計10Bにおける報知動作が可能であると判定すればよい。一方、共有制御部321は、ユーザBの活動状況が、ユーザBが寝ているなど、活動量計10Bにおける報知動作を確認できない状況であることを示している場合には、活動量計10Bにおける報知動作が不可であると判定すればよい。
また、スケジュール情報には、ユーザの予定及びイベントに関する情報に加え、ユーザの現在の活動状況を示す情報(活動状況情報とも記載する)が含まれている構成を採用してもよい。
例えば、サーバ30の制御部302は、活動量計10の制御部104の備える活動量算出部141において算出された活動量情報を所定の期間毎(例えば、1時間毎など)に取得し、スケジュール情報管理領域333に格納されている活動状況情報を取得した活動量情報により該所定の期間毎に更新してもよい。また、サーバ30の制御部302は、活動量計10から取得した活動量情報からユーザの活動状況情報を所定の期間毎に算出すると共に、該所定の期間毎に、算出した活動状況情報によりスケジュール情報管理領域333に格納されている活動状況情報を更新してもよい。これにより、スケジュール情報管理領域333に格納されるスケジュール情報には、所定の期間毎に最新の活動状況情報が含まれるようになる。
この場合には、共有制御部321は、ユーザBのスケジュール情報に含まれる最新の現活動情報を参照し、ユーザBの使用する活動量計10Bにおける報知動作が可能か否かを判定する。例えば、共有制御部321は、ユーザBの現活動情報が、ユーザBが歩いている及び走っている状態など、活動量計10Bにおける報知動作を確認できる状態であることを示している場合に、活動量計10Bにおける報知動作が可能であると判定すればよい。一方、共有制御部321は、ユーザBの現活動情報が、ユーザBが寝ている状態など、活動量計10Bにおける報知動作を確認できない状態であることを示している場合には、活動量計10Bにおける報知動作が不可であると判定すればよい。
<実施形態3>
実施形態1では、サーバ30は、共有報知処理において、共有可否判定処理(図3におけるステップS103、図4におけるS202)により、報知動作が可能であるか否かを判定しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、報知動作を行うべき他の活動量計10が、通信可能な状態であるか否かを判定する同期可否判定処理を行うことにより、報知動作が可能であるか否かを判定してもよい。
なお、本実施形態における通信可能な状態であるか否かの判定は、上述した共有可否判定処理の代わりに行われてもよいし、共有可否判定処理と共におこなわれてもよい。
〔情報共有システムの構成〕
本実施形態では、活動量計10Aにおいて計測された活動量情報に応じた報知動作を、活動量計10Bにおいて行う場合を例に挙げて説明する。
情報共有システム1を構成する携帯端末20Bの通信部201は、活動量計10Bと常時、近距離無線通信を行っており、制御部203は、通信部201において活動量計10Bとの無線通信が可能であるか否か(通信状態)を逐次判定する。無線通信が不可能な場合としては、例えば、活動量計10Bの電池が無くなった場合、及び、活動量計10Bが圏外である場合などを挙げることができる。
制御部203は、通信部201における活動量計10Bとの通信状態が、無線通信が可能な状態から不可能な状態に切り替わった場合、及び、無線通信が不可能な状態から可能な状態に切り替わった場合に、切り替わった後の通信状態を、サーバ30に通知する。
サーバ30の制御部302は、携帯端末20Bから通知される活動量計10Bの通信状態を、管理記憶部303に格納する。
また、制御部302は、通信部301における携帯端末20Bとの通信状態を、所定の期間毎(例えば、10分毎など)に判定する。無線通信が不可能な場合としては、例えば、携帯端末20Bの電池が無くなった場合、及び、携帯端末20Bが圏外である場合などを挙げることができる。
制御部302は、通信部301における携帯端末20Bとの通信状態が、無線通信が可能な状態から不可能な状態に切り替わった場合、及び、無線通信が不可能な状態から可能な状態に切り替わった場合に、切り替わった後の携帯端末20Bとの通信状態を、管理記憶部303に格納する。
そして、制御部302は、携帯端末20Aを介して活動量計10Aから活動量情報を取得した取得時刻において、管理記憶部303に格納されている活動量計10B及び携帯端末20Bの最新の通信状態を参照する。制御部302は、参照した活動量計10B及び携帯端末20Bの最新の通信状態が、何れも通信可能であることを示している場合に、携帯端末20Bを介して活動量計10Bに報知指示を送信する。
<ソフトウェアによる実現例>
活動量計10、携帯端末20、及び、サーバ30の各部は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、活動量計10、携帯端末20、及び、サーバ30は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
<まとめ>
本発明の態様1に係る情報共有支援装置(サーバ30)は、第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置(活動量計10A又は活動量計10B)において計測された活動量を示す第1活動量情報を、上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末(携帯端末10A又は携帯端末10B)から取得する取得手段(通信部301)と、上記第1活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第1のユーザと異なる第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置(活動量計10B又は活動量計10A)における報知を指示する報知指示を生成する生成手段(通知制御部322)と、上記報知指示を、上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末(携帯端末10B又は携帯端末10A)に送信する送信手段(通信部301)と、を備えている。
本発明の態様8に係る情報共有支援方法は、情報共有支援装置(サーバ30)の情報共有支援方法であって、第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置(活動量計10A又は活動量計10B)において計測された活動量を示す第1活動量情報を、上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末(携帯端末10A又は携帯端末10B)から取得する取得ステップと、上記第1活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第1のユーザと異なる第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置(活動量計10B又は活動量計10A)における報知を指示する報知指示を生成する生成ステップと、上記報知指示を、上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末(携帯端末10B又は携帯端末10A)に送信する送信ステップと、を含んでいる。
上記の構成によれば、上記情報共有支援装置は、上記第1携帯端末を介して上記第1活動量計測装置から取得した上記第1活動量情報に基づいた報知を行う旨を示す報知指示を、上記第2携帯端末を介して上記第2活動量計測装置に送信する。これにより、上記第2活動量計測装置は、上記情報共有支援装置から送信される上記報知指示に従って、上記第1活動量情報に応じた報知を行うことができる。
したがって、上記情報共有支援装置は、上記第1及び第2のユーザに何らの装置(上記第1及び第2携帯端末、並びに、上記第1及び第2活動量計測装置)の操作を行わせることなく、上記第1及び第2活動量計測装置の間での上記第1活動量情報の共有を容易にすることができる。つまり、各ユーザは、何らの装置を操作しなくとも、上記第1活動量情報を共有することができる。
本発明の態様2に係る情報共有支援装置は、上記態様1において、上記第2活動量計測装置における報知が可能であるか否かを判定する報知可否判定手段(共有制御部321)を備え、上記送信手段は、上記報知可否判定手段において上記第2活動量計測装置における報知が可能であると判定された場合に、上記報知指示を送信してもよい。
上記の構成によれば、上記情報共有支援装置は、上記第2活動量計測装置における報知が可能であると判定した場合に上記報知指示を送信し、上記第2活動量計測装置における報知が不可であると判定した場合には上記報知指示を送信しない。
これにより、上記情報共有支援装置は、上記第2活動量計測装置における報知が可能でない場合にまで上記通知指示を送信してしまうことを防ぐことができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の態様3に係る情報共有支援装置は、上記態様2において、上記第1のユーザのスケジュール、及び、上記第2のユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理情報を格納する記憶部(スケジュール情報管理領域333)を備え、上記報知可否判定手段は、上記第1のユーザのスケジュールに登録されているイベントのうち、上記第1活動量情報を取得した取得時刻において開催されているイベントを特定すると共に、特定したイベントが上記第2のユーザのスケジュールに登録されている場合に、上記第2活動量計測装置における報知が可能であると判定してもよい。
上記の構成によれば、上記情報共有支援装置は、上記第1のユーザ及び上記第2のユーザのスケジュール情報に同じイベントが登録されている場合であって、上記取得時刻に当該同じイベントが開催されている場合に、上記報知指示を送信する。
これにより、上記情報共有支援装置は、上記取得時刻において上記第1のユーザ及び上記第2のユーザが同じイベントに参加している場合に、第1活動量計測装置と第2活動量計測装置との間で上記第1活動量情報を共有させることができる。
本発明の態様4に係る情報共有支援装置は、上記態様2において、上記第1のユーザのスケジュール、及び、上記第2のユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理情報を格納する記憶部(スケジュール情報管理領域333)を備え、上記報知可否判定手段は、上記第1活動量情報を取得した取得時刻が、上記第2のユーザにより報知を確認できない時間帯として上記第2のユーザのスケジュールに予め登録されている時間帯に属している場合に、上記第2活動量計測装置における報知が不可能であると判定してもよい。
上記の構成によれば、上記情報共有支援装置は、上記取得時刻が、上記第2のユーザが報知を確認できない時間帯に属している場合には、上記報知指示を送信しない。
これにより、上記情報共有支援装置は、上記第2のユーザが報知を確認できない時間帯にまで上記報知指示が送信され、上記第2活動量計測装置において報知がされてしまうことを防ぐことができる。なお、上記第2のユーザにより当該第2のユーザのスケジュールに予め登録されている、報知を確認できない時間帯としては、例えば、就寝を予定している時間帯、及び、車での移動を予定している時間帯などを挙げることができる。
本発明の態様5に係る情報共有支援装置は、上記態様2において、上記第2活動量計測装置において計測された上記第2のユーザの活動量を示す第2活動量情報に基づいて上記第2のユーザの活動状況を判定する活動状況判定手段(共有制御部321)を備え、上記報知可否判定手段は、上記第1活動量情報を取得した取得時刻における上記活動状況判定手段の判定結果が、所定の判定結果である場合に、上記第2活動量計測装置における報知が不可能であると判定してもよい。
上記の構成によれば、上記情報共有支援装置は、上記取得時刻における上記活動状況判定手段の判定結果が、所定の判定結果である場合には、上記報知指示を送信しない。ここで、所定の判定結果は、より具体的には上記第2のユーザが報知を確認できない状況である旨を示す判定結果であり、例えば、上記第2のユーザが就寝中であるとする判定結果などを挙げることができる。
これにより、上記情報共有支援装置は、上記第2のユーザが報知を確認できない状況である場合にまで上記報知指示が送信され、上記第2活動量計測装置において報知がされてしまうことを防ぐことができる。例えば、上記第2のユーザが就寝中である場合にまで上記第2活動量計測装置において報知がされ、上記第2のユーザを起こしてしまうことを防ぐことができる。
本発明の態様6に係る活動量計測装置(活動量計10)は、ユーザの活動量を計測する活動量計測装置であって、当該活動量計測装置と異なる他の活動量計測装置において計測された他のユーザの活動量を示す活動量情報を、当該活動量計測装置と近距離無線通信を行う携帯端末(携帯端末20)を介して情報共有支援装置(サーバ30)から取得する受信手段(通信部103)と、上記受信手段において取得した上記活動量情報に応じた報知を行う報知手段(報知部106)と、を備えている。
上記の構成によれば、上記活動量計測装置は、上記他の活動量計測装置において計測された他のユーザの活動量を示す活動量情報を、上記第2携帯端末を介して上記情報共有支援装置から取得し、取得した上記活動量情報に応じた報知を行う。
これにより、上記活動量計測装置は、上記ユーザに何らの装置(上記携帯端末、及び、当該活動量計測装置)の操作を行わせることなく、当該活動量計測装置と上記他の活動量計測装置との間での上記活動量情報の共有を容易にすることができる。つまり、ユーザは、何らの装置を操作しなくとも、当該活動量計測装置と上記他の活動量計測装置との間で上記活動量情報を共有することができる。
本発明の態様7に係る情報共有システム(情報共有システム1)は、第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置(活動量計10A又は活動量計10B)と、第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置(活動量計10B又は活動量計10A)と、上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末(携帯端末10A又は携帯端末10B)と、上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末(携帯端末10B又は携帯端末10A)と、上記第1及び第2携帯端末と通信を行う情報共有支援装置(サーバ30)と、を備えた情報共有システムであって、上記情報共有支援装置は、上記第1携帯端末を介して上記第1活動量計測装置から送信された上記第1のユーザの活動量を示す活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第2活動量計測装置における報知を指示する報知指示を、上記第2携帯端末を介して上記第2活動量計測装置に送信し、上記第2活動量計測装置は、上記報知指示に従って報知を行う。
上記の構成によれば、上記情報共有支援装置は、上記第1携帯端末を介して上記第1活動量計測装置から取得した上記活動量情報に基づいた報知を行う旨を示す報知指示を、上記第2携帯端末を介して上記第2活動量計測装置に送信する。そして、上記第2活動量計測装置は、上記情報共有支援装置から送信される上記報知指示に従って、上記活動量情報に応じた報知を行う。
これにより、上記情報共有支援装置は、上記第1及び第2のユーザに何らの装置(上記第1及び第2携帯端末、並びに、上記第1及び第2活動量計測装置)の操作を行わせることなく、上記第1及び第2活動量計測装置の間での上記活動量情報の共有を容易にすることができる。つまり、各ユーザは、何らの装置を操作しなくとも、上記活動量情報を共有することができる。
本発明の各態様に係る情報共有支援装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報共有支援装置が備える各手段として動作させることにより上記情報共有支援装置をコンピュータにて実現させる情報共有支援装置のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
なお、ある着目した請求項に記載された構成と、その他の請求項に記載された構成との組み合わせが、その着目した請求項で引用された請求項に記載された構成との組み合わせのみに限られることはなく、本発明の目的を達成できる限り、その着目した請求項で引用されていない請求項に記載された構成との組み合わせが可能である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、上記実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる他の実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る活動支援装置は、スマートフォン、携帯電話、PDA及びタブレット型PCなどの携帯端末、並びに、活動量計を統合的に管理するサーバなどに好適に適用することができる。
1 情報共有システム
10 活動量計(活動量計測装置)
20 携帯端末
30 サーバ(情報共有支援装置)
101 センサ部
102 計時部
103 通信部(受信手段)
104 制御部
105 記憶部
106 報知部(報知手段)
141 活動量算出部
142 報知制御部
201 通信部
202 補助情報取得部
203 制御部
204 操作部
205 記憶部
301 通信部(取得手段、送信手段)
302 制御部
303 管理記憶部
321 共有制御部(報知可否判定手段、活動状況判定手段)
322 通知制御部(通知制御部)
331 ユーザ登録情報管理領域
332 友達登録情報管理領域
333 スケジュール情報管理領域(記憶部)

Claims (5)

  1. 第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置において計測された活動量を示す第1活動量情報を、上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末から取得する取得手段と、
    上記第1活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第1のユーザと異なる第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置における報知を指示する報知指示を生成する生成手段と、
    上記報知指示を、上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末に送信する送信手段と、を備えている、
    ことを特徴とする情報共有支援装置。
  2. 上記第2活動量計測装置における報知が可能であるか否かを判定する報知可否判定手段を備え、
    上記送信手段は、上記報知可否判定手段において上記第2活動量計測装置における報知が可能であると判定された場合に、上記報知指示を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報共有支援装置。
  3. 上記第1のユーザのスケジュール、及び、上記第2のユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理情報を格納する記憶部を備え、
    上記報知可否判定手段は、上記第1のユーザのスケジュールに登録されているイベントのうち、上記第1活動量情報を取得した取得時刻において開催されているイベントを特定すると共に、特定したイベントが上記第2のユーザのスケジュールに登録されている場合に、上記第2活動量計測装置における報知が可能であると判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報共有支援装置。
  4. ユーザの活動量を計測する活動量計測装置であって、
    当該活動量計測装置と異なる他の活動量計測装置において計測された他のユーザの活動量を示す活動量情報を、当該活動量計測装置と近距離無線通信を行う携帯端末を介して情報共有支援装置から受信する受信手段と、
    上記受信手段において取得した上記活動量情報に応じた報知を行う報知手段と、を備えている、
    ことを特徴とする活動量計測装置。
  5. 第1のユーザの活動量を計測する第1活動量計測装置と、
    第2のユーザの活動量を計測する第2活動量計測装置と、
    上記第1活動量計測装置と近距離無線通信を行う第1携帯端末と、
    上記第2活動量計測装置と近距離無線通信を行う第2携帯端末と、
    上記第1及び第2携帯端末と通信を行う情報共有支援装置と、を備えた情報共有システムであって、
    上記情報共有支援装置は、上記第1携帯端末を介して上記第1活動量計測装置から送信された上記第1のユーザの活動量を示す活動量情報に応じた報知を行う旨を指示する報知指示であって、上記第2活動量計測装置における報知を指示する報知指示を、上記第2携帯端末を介して上記第2活動量計測装置に送信し、
    上記第2活動量計測装置は、上記報知指示に従って報知を行う、
    ことを特徴とする情報共有システム。
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