JP2015057679A - 時間貸し駐車設備 - Google Patents

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【課題】 戸建て住宅などに備えられている普段は空いている駐車場を広く一般のユーザーに開放したい。それによって駐車場不足を解消し、住宅のオーナーに時間貸しの対価が得られるようにして上げたい。【解決手段】 一般住宅で空いている時間帯を提供しても良いとする駐車場があれば、これ等をネットワーク化する。このため、複数箇所に設けられた車両の駐車スペースと、各々の前記駐車スペースに共通する看板と、駐車の可不可をユーザーに示す通知手段とを備えた時間貸し駐車設備を提供する。なお看板や通知手段に駐車スペースの撮影手段を設けても良い。【選択図】図1

Description

この発明は戸建て住宅などの一般の住宅に備えられている駐車場をネットワーク化し、その空き時間を利用して一般のユーザーにも駐車サービスを提供することを可能にすると言うような、全く新しい考え方に基づく時間貸し駐車設備に関するものである。
近年時間貸し駐車場なるものが街中のそこかしこに見られるようになった。一般的には車輪止めを有する駐車スペースの複数台と駐車料金の精算機とを備えた駐車場と、このような駐車場の複数箇所を取り纏めて管理運営するセンターとから成る。例えば特開平03−071400の駐車管理システムは、利用者を識別するカード読取機と、駐車機械の操作をする制御装置とで構成され、カード読取機での読込データに基づき制御装置が利用者であることを確認した後、月極利用者か時間利用者かを判断するとともに、月極利用者には月極枠が残っているときには駐車機械を許可操作し、月極枠が残っていないときは未利用月極台数より駐車可能台数の方が大きい場合に駐車機械を許可操作し、又、時間利用者には未利用月極台数より駐車可能台数の大きい場合に駐車機械を許可操作するようにしたことを特徴とするものである。
特開平03−071400
上述したような駐車場は、概して遊休土地を利用して設けられている場合が多いため、時の経済情勢によっては駐車場を撤去してビルが建設されるようにもなる。従って街中に駐車場が少なくなりユーザーが空いている駐車場を求めて右往左往すると言うような事態も想定される。
一方、戸建て住宅などの一般の住宅に備えられている駐車場は、あくまでもその住宅の住人専用であって他人に貸すような性質のものではない。しかしながら子細に観察してみると、主としてこの住宅の住人が仕事に出掛けている昼間は、その駐車場は完全に空いているものであることが分かる。当発明者は、このようにして空いている戸建て住宅などに備えられている駐車場を、広く一般のユーザーに開放出来ないものかと考えた。もちろん夜間空いている場合には夜間に開放することが出来る道理である。そこでこのようなことが可能になれば、住宅のオーナーは時間貸しの対価が得られ、また一般のユーザーは駐車場の不足に悩まされなくて済むであろう。この発明は上述したような問題点の解決を課題とするものである。
上記課題の解決に先立ち当発明者は、戸建て住宅などの一般住宅で空いている時間帯を提供しても良いとする駐車場があればこれ等をネットワーク化して、この管理運営をして上げることが出来るようなシステムを新たに構築すれば良いと言う知見を得た。本来一般住宅の駐車場はそのオーナーが専用するためのものであるが、その日その日の空いている時間帯を管理運営して上げるのである。
すなわち上記の課題は、複数箇所に設けられた車両の駐車スペースと、各々の前記駐車スペースに共通する看板と、駐車の可不可をユーザーに示す通知手段と、を備えていることを特徴とする時間貸し駐車設備を提供することによって解決される。このネットワークに参加する駐車スペースは、在来の時間貸し駐車場が広い敷地を確保してそこに駐車スペースを集中的に配置するものであるのに対して、一般住宅から広く参加者を募るものであることにより結果的に分散的な配置となっている。しかしながら在来の時間貸し駐車場の複数箇所は、時間貸し駐車場を運営しようとする会社の意思を体現しようと設けられているものであるのに対して、この発明の駐車場ではこのネットワークの参加者同士はそれぞれ独立した意思を持つものであり、かろうじてこのネットワークに参加しようと言う点でのみ一致している。このような駐車設備はこれまでにないものであった。
空いている時間帯を提供しても良いとする戸建て住宅などの駐車場は街中に分散されているが、各々の前記駐車スペースに共通する(役務名を文字や図形などで表わしたものによる)看板が設置されていることで、一般のユーザーからは、戸建て住宅などの駐車場であっても当該駐車サービスを提供していると言うことが一目で了解される。これがすなわち一般住宅に於ける駐車スペースのネットワーク化である。しかしながら戸建て住宅などの駐車場では、この家のオーナーが使用中であるも自動車で外出しているために当該駐車場が空いているように見える場合もある。そこで駐車の可不可をユーザーに示す通知手段が只今の時間帯に駐車サービスが提供されているか否かをユーザーに明示するのである。従ってユーザーは、上記看板を見付けたならば、次は通知手段を確認して駐車可能であるか否かを知ることになる。このように本発明は全く新しい駐車システムであると言うことが出来る。また本発明は社会的にも重要な貢献を行っている。
なお上記通知手段は各々の前記駐車スペース側で操作し得るように構成することが出来る。例えばこの家のオーナーが通知手段としての旗を掲げたり降ろしたりするのである。あるいは通知手段としての電気スイッチをON/OFFすることによって駐車の可不可を示すライトを点消させたり、駐車の可不可の表示を変更させたりするのである。なお上記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、この管理部が通知手段を操作し得るように構成することも可能である。例えばこの家のオーナーが「今日は、何時から何時まで駐車サービスの提供が可能になる」旨を管理部に電話連絡することにより、管理部が遠隔的に通知手段を操作するなどである。なお必要に応じて上記通知手段は、何時から何時までの間が駐車可能である旨の表示を行うようにしても良い。
また前記通知手段と前記看板とが一体であるものとすることが出来る。例えば上記看板に青色と赤色のライトを設けておき、青色のライトを点灯させている場合には駐車可能であり、赤色のライトを点灯させている場合には只今のところ駐車サービスを提供していない、とするのである。
また各々の前記駐車スペースが車輪止め(出庫阻止装置)を備えているものとすることが出来る。車輪止めを効かせておけば、駐車料金が未払いの状態での出庫が難しくなる。駐車スペースが地面を整地したものであれば、車輪止めは地面に挿して立てるフェンスのようなものであっても良い。また駐車スペースがコンクリート打ちに成るものでは、油圧や電動モータ等で動作して車輪や自動車の底部に掛かる掛止具をボルトでコンクリート面に固定するようなものであっても良い。すなわち車輪止めの種類は種々あるので、戸建て住宅などの駐車場に好適なものを設置するようにすれば良い。
また前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、この管理部は前記駐車スペースとの間で通話可能な通話手段を有しているものとすることが出来る。上述したようにこの発明では、共通の看板を設置することにより一般住宅の駐車スペースのネットワーク化グループ化が為される。この場合、各々の駐車スペースは自律的に上記通知手段を動作させたり、駐車料金の精算を行ったり、ユーザーからの苦情や不具合の情報を受けたりするようにすれば良いわけである。これに対して駐車スペースのオーナーと管理部との間に電話などの通話手段を有していれば、この通話手段を用いてユーザーからの苦情や不具合の情報を管理部に報告して、管理部に解決してもらうようにすることが可能になるため、ユーザーに対する適切な対応が行えたりオーナーの負担軽減に役立つ。
また前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、前記駐車スペースは駐車料金の精算機を備え、この精算機と前記管理部との間で通信可能な通信手段を有しているものとすることが出来る。管理部は人が運営するものであったり、コンピュータ処理による管理装置であったりする。例えば上述したような通話手段は、例えば苦情や不具合の担当者が操作する電話機によるものである。これに対して上記通信手段はコンピュータ処理を行って精算機を管理するものである。すなわち一般住宅の駐車スペースのネットワーク化のセンターであるところの管理部が通信手段を介して駐車料金の精算機を管理する。これもオーナーの負担軽減に資する。
また前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、この管理部はユーザー側の携帯端末に現在空いている前記駐車スペースを通知する通知手段を有しているものとすることが出来る。管理部は、例えば電話を用いてオーナーからの駐車可不可の情報を受けたり、通信線を介して自動で上記通知手段から駐車可不可の情報を受けたりし得るように構成することが出来る。その上で、現在駐車可能な駐車スペースを、通知手段として例えばWWWや電子メールと言った通信装置を介してユーザーの携帯端末に通知するようにするのである。これによりユーザーは、最寄りの空き駐車スペースに直行することが可能になる。
次に、前記看板にまたは前記通知手段に、前記駐車スペースを監視する撮影手段を備えているものとすることが出来る。上述のように戸建て住宅などの一般の住宅に備えられている駐車場は、あくまでもその住宅の住人専用であって他人に貸すような性質のものではないが、この駐車場が空いている時間帯を活用して広く一般のユーザーに開放するようにしたため、更にセキュリティーに気を遣うようにする方が好ましい。上記撮影手段の一般的なものは防犯カメラであり、これには静止画を撮影するものや動画を撮影するものがあるが、これをこの発明に特徴的な看板や通知手段に取り付けて、この住宅の守りとするのである。
しかもこの発明の戸建て住宅の所有であるも街中に分散している駐車場はネットワーク化されているため、看板や通知手段に撮影手段が備え付けられていることによって、実に街の見張りともなるのである。街の見張りのためには「街中に分散している」ことがとても重要であることは言うまでもないが、既存の時間貸し駐車場よりも遙かに分散度合いが大きいこの発明の駐車設備でしか実際問題として実現し得ないものであると言って良い。この撮影手段が撮影した画像は、コンピュータのハードディスクや可搬型記憶デバイスに記録されたり、後述するように通信装置を介して管理部に送信されたりする。この戸建て住宅のオーナーが家に居ながらモニタを監視し得るように構成しても良い。
なお前記看板にまたは前記通知手段に、取り付け用のアタッチメントを介して前記撮影手段を取り付け得るように構成することが出来る。この撮影手段は看板や通知手段に最初から組み込まれたものであっても良いが、撮影手段が組み込まれていない看板や通知手段(特に、後述する戸建て住宅などに備えられている駐車場ではない既存の時間貸し駐車設備の看板やそのポール)に付いては撮影手段の後付けが出来ることが望ましい。この際に後付けを容易にするためにこの取り付け用のアタッチメントを用いると良い。
また、前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、前記駐車スペースは前記管理部との間で前記撮影手段によって撮影された画像データを通信するための通信手段を有しており、前記管理部で前記画像データを処理し得るように構成したものとすることが出来る。すなわち一般住宅の駐車スペースの、ネットワーク化のセンターであるところの管理部が通信手段を介して上記画像データの管理を行う。これは主としてこのセンターの監視要員によるモニタの監視を指す。モニタを監視していて異常を発見したならば、オーナーに通知したりオーナーに代わって異常事態に対処して上げることが出来る。
更に、前記駐車スペースの周りを監視する撮影手段を看板に備えた、戸建て住宅などに備えられている駐車場ではない既存の時間貸し駐車設備を含み、この時間貸し駐車設備の前記撮影手段によって撮影された画像データを前記通信手段を介して前記管理部で処理し得るように構成することが出来る。上述したようにこの発明の駐車場はネットワーク化されており、結果的に撮影手段も街中に分散していることによって街の見張りになるわけであるが、この分散された状態に既存の時間貸し駐車設備を組み込む、すなわち分散された撮影手段に時間貸し駐車設備の撮影手段を取り込み、これを上記センターであるところの管理部が通信手段を介して上記画像データの管理を行うようにするのである。このようにしてより広範囲で有効に街の見張りを行うことを可能にしている。
なお、既存の時間貸し駐車設備を含んでいてもいなくとも、前記画像データを表示しつつ前記画像データ中から追跡対象となる画像を被追跡画像として指定する画像指定部と、他の画像データ中から前記画像にマッチングする被追跡画像を見出す画像検索部と、各々の前記被追跡画像をそれが撮影された時刻順に整列して表示する整列表示部と、から構成される被追跡画像処理装置を備えている時間貸し駐車設備を構成することが出来る。これは特定の不審者をこの撮影手段のネットワークを用いて追跡することを可能にするものである。
すなわち、このセンターの監視要員がモニタの監視を行っていて、あるモニタに表示されている画像データ中から例えば不審者を発見したならば、画像指定部を動作させて不審者画像を被追跡画像として指定する操作を行う。次に画像検索部によって、分散設置された他の撮影手段からの画像データから被追跡画像すなわち上記不審者画像を検索し、こうして索出された不審者画像が複数の場合には、各々が撮影された時刻を元にして整列表示部が時刻順に不審者画像を整列させて表示する処理を行う。従って不審者がどのルートで移動しているかが良く分かることになる。なお画像指定部で指定するものの例として上述した不審者の他にも自動車や荷物を上げることが出来る。
この発明によれば、空いている戸建て住宅などに備えられている駐車場をネットワーク化することにより、その空き時間を利用して広く一般のユーザーに開放することが出来るようになった。この住宅のオーナーは時間貸しの対価が得られ、一般のユーザーは駐車場の不足に悩まされなくて済むようになった。なおこの発明の分散性と言う特徴を活かして監視カメラを設けた場合には、街の見張りを行うことが出来るようになる。
実施例1のネットワーク化の説明図である。 実施例1の駐車場の説明図である。 実施例1をブロック図にて表した説明図である。 実施例2をブロック図にて表した説明図である。 実施例3の駐車場の説明図である。 実施例4のシステムの説明図である。 実施例5のシステムの説明図である。 実施例5で使用するユーザー端末の説明図である。 実施例6の看板の説明図である。 実施例7のネットワーク化の説明図である。 実施例8の看板の説明図である。 実施例9を流れ図にて表した説明図である。
以下この発明の9種の実施例を説明するが、この発明はこれ等の実施例にのみ限定されるものではない。
この実施例を図1乃至図3を用いて説明する。この実施例のネットワーク駐車場1は戸建ての一般住宅2のオーナーの働きに負う部分を大きくしたものであり、管理本部10は各戸にこの事業を表す共通の看板ライト11を設置することで、この事業に参加する一般住宅2をネットワーク化するものである。各戸に共通する看板ライト11は管理本部10が管理するものであり、この新規な駐車場を利用しようとするユーザーにとってはとても重要な目印である。なおユーザーからの苦情は、オーナーが電話機20にて管理本部10の苦情受け付けの電話機12に電話して対処してもらうようになっている。
この実施例の一般住宅2の駐車場は2台分の駐車スペース21,22より成る。ここが空いている時間帯に貸し出そうと言うのである。そこで上述した看板ライト11に加え、駐車スペース21には表示ライト23を、駐車スペース22には表示ライト24を設置している。これ等のライトは家庭用の電源27から電力が供給されており、看板ライト11はスイッチ13をONにすることで点灯する。これは管理本部10の人間が操作すべきものであるが、オーナーが操作する場合もあり得る。駐車場が空いていることを点灯で示す表示ライト23,24は、オーナー自身が操作するスイッチ25,26によって点消される。また時間貸し駐車場のユーザーからの利用料金の収受もオーナー自身が行う。従ってこの実施例はオーナーの働きに負う部分が大きいのである。なお符号Sはオーナーによる持ち運びが可能な車止めであるが、このようなものをある種の標として使うようにしても良い。
上述した実施例1では、看板ライト11と表示ライト23,24とを別々に設置していたが、この実施例では一体のものとしている点が特徴である。また看板ライトはその点灯消灯の状態の如何に関わらず、ただ設置されてさえいればこの駐車事業に参加しているものと見なす場合と、点灯している時のみこの駐車事業に参加しているものと見なす場合とがあるが、この実施例は常時点灯にて参加していることを表すものである。
図4の看板ライト14は、電源27から電力を供給される点消制御回路200が、駐車場のオーナーが操作する切替スイッチ201の状態に合わせて、青色電球28か赤色電球29かの何れか一を点灯し、他方を消灯するように構成されている。
すなわち青色電球28か赤色電球29かの何れか一は常に点灯しているわけであり、これによってこの駐車場がこのネットワーク化された駐車事業に参加していることを表すのである。同時に、青色電球28が点灯しており看板ライト14の全体が青く光って見える状態が駐車可能であることを表わし、逆に赤色電球29が点灯しており看板ライト14の全体が赤く光って見える状態が駐車不可であることを表わすのである。
この実施例の駐車場を図5で表すが、駐車スペース202に出庫阻止装置203を設けたものである。電源27から電力を供給される出庫阻止装置203が、駐車場のオーナーが操作するスイッチ204によって立ったり寝たりするように構成されている。
駐車場のオーナーはユーザーの自動車が駐車スペース202に入り終えたら、スイッチ204をONにして出庫阻止装置203を立てるようにする。次にユーザーから駐車料金を収受したら、スイッチ204をOFFにして出庫阻止装置203を寝かせて、自動車の出庫を可能にするのである。なおこの出庫阻止装置203を管理本部10側から手動操作あるいは自動処理で動かすように設計することも可能である。
この実施例の駐車場を図6で表す。一般住宅205は自動車1台分の駐車スペース21を有している。管理本部はこの事業を表す共通の看板ライト11を設置することで、一般住宅205をこの事業ネットワークに組み入れている。駐車スペース21には表示ライト23と、空き時間帯表示ライト206を設置している。この空き時間帯表示ライト206はオーナーが駐車スペース21を貸しても良いとする時間帯をセットするものであるが、この情報は後述するコイン精算機16から通信線17を経て管理本部の管理サーバ15に伝達される。この情報は上記看板ライト11の点消を管理するためなどに用いられる。
この実施例の駐車場システムでは駐車スペース21の横にコイン精算機16を備えているが、これは駐車料金の収受を管理本部の管理サーバ15で管理するためのものである。従ってオーナーは駐車料金の収受に気を遣う必要がない。
図7及び図8はこの実施例の駐車場システムを表す。一般住宅2の側に於いて駐車スペースが空いているか否かを示す表示部207の状態は、通信部208と管理サーバ18の側の通信部19を介して、管理サーバ18の空き管理部100に接続される。空き管理部100は電子メール送信部101を有している。一方、管理サーバ18は通信部19によってユーザーの携帯電話機3からの駐車場の空き情報の照会を受けることが出来るように構成されている。
そこで、一般住宅2の表示部207が駐車の可不可を空き管理部100に通知して来るので、ユーザーの携帯電話機3から空き情報の照会を受けた管理サーバ18は、ユーザーの携帯電話機3のGPSの位置情報を基にユーザー最寄りの空き情報を記した地図を生成して電子メール送信部101にて電子メール化し、ユーザーの携帯電話機3に宛てて送信する。
図8はユーザーの携帯電話機3と、その表示画面30に表示された案内地図31を表したものである。符号Xで現在ユーザーがいる位置を示し、また符号Pで空いている駐車場の場所を表している。X点にユーザーの進行方向を表すようにしても良い。なおユーザーの便利のために表示画面30には管理本部に電話可能な通話ボタン(アイコン)を表示するようにしている。
この実施例の駐車場を図9で表す。管理本部は一般住宅の駐車スペース(図示せず)の脇に立てた支柱103に、この事業を表す共通の看板ライト102を掲げて、この事業に参加する一般住宅をネットワーク化している。
看板ライト102の下部には防犯カメラ4が組み付けられており、上記駐車スペースを撮影した画像はこの戸建て住宅に備えられたモニタ(図示せず)に表示されて、この家のオーナーの監視を可能にすると共に、後の参照に備えてこの家のパーソナルコンピュータのハードディスク若しくは可搬型メモリに記録することが出来るように構成されている。これによりモニタの監視でオーナーが異常を見付けたような時には、オーナー自身で対処しても良いが、管理本部に電話して対処してもらう方がより好ましい。
なお符号104の鎖線で表されている取付具104は、上記支柱103に防犯カメラを取り付けられるようにするための金具を表わしたものであって、看板ライト102に防犯カメラを初めから組み込むのではなく支柱103に後付けするような場合に有効となる。
図10はこの実施例のネットワーク駐車場5を表す。一般住宅は駐車スペース有しており、これをユーザーに貸し出すのであるが、管理本部はこの事業を表す共通の看板ライトを設置することで一般住宅をこの事業ネットワークに組み入れており、また駐車スペースにはここが空いていることを点灯で示す表示ライトが設置されている(図示せず)。
一般住宅の側に於いて駐車料金の収受を管理本部の管理サーバで管理するためのコイン精算機52を駐車スペースに備えているが、このコイン精算機52は通信線53によって管理本部の監視装置50に接続されている。また駐車スペースを撮影する防犯カメラ51は上記コイン精算機52に接続されており、防犯カメラ51の映像はコイン精算機52から通信線53を経て監視装置50に送られて表示されるように構成されている。
防犯カメラ51にて駐車スペースを撮影した画像は、コイン精算機52を介して監視装置50のモニタ(図示せず)に表示されて、管理本部側の監視要員の監視を可能にすると共に、後の参照に備えて管理本部の監視装置50の記憶装置に記録される。異常を見付けた時には、監視要員はパトロールを当該駐車スペースに向かわせると共に、当該駐車スペースのオーナーに連絡する、と言うような異常時行動マニュアルを準備しておく、などが実際の対処方法である。或いは管理本部側にマイクを、また駐車スペース側にスピーカを含む発音装置を設けておいて、このマイクからスピーカに向けて(不審者に対する警告の意味合いなどを含む)音声を送信し得るように構成したり、インターホン装置を設置しておいて、その場にいる人物と対話し得るように構成することが可能である。
この実施例の駐車場を図11で表す。上述したようにこの発明は駐車スペースの周りを監視する撮影手段を看板に備えた、戸建て住宅などに備えられている駐車場ではない既存の時間貸し駐車設備を含むことが出来る。すなわち既存の時間貸し駐車設備の撮影手段によって撮影された画像データを通信手段を介して管理本部で所要の操作や処理を行い得るように構成するのである。
この発明の駐車場はネットワーク化されており、撮影手段が街中に分散されることによって街の見張りになるわけであり、この分散された状態に既存の時間貸し駐車設備の撮影手段を取り込むようにして、より広範囲で有効に街の見張りを行うことを可能にするわけであるが、このためには既存の時間貸し駐車設備にこのネットワークのための防犯カメラ54を後からでも取り付けられるようにする必要がある。
この実施例では既存の時間貸し駐車設備の看板として、ライトボックスを構成するアクリル製のパネル6をアルミ製のフレーム60で組み立てた例を上げるが、パネル6とフレーム60との隙間に挿着可能な取付金具61をアタッチメントとして、この取付金具61に防犯カメラ54を取り付けたものを上げる。この他、上述した実施例6のような、防犯カメラを後付けするための取付具を支柱に設けるようにしても良い。
この実施例を図12を用いて説明する。上述の実施例のようにして街中に分散され広範囲に設置された駐車場の撮影手段から管理本部は画像データを受けることが出来るため、この画像データを以て様々な処理が可能になる。それぞれの画像データはモニタに映して監視するだけでも街の見張りとなるが、広範囲に集められた画像データであるから、この発明としてはこれを連携させない手はない。
そこでこの実施例では監視装置50を次のような被追跡画像処理装置として構成する。モニタは上記画像データを表示するためのものであるが、モニタに表示されている画像を監視要員が見ながら不審な人物や自動車やこれによって運ばれる荷物などの被追跡画像(この例では不審者画像)を指定するための画像指定部と、指定された被追跡画像を他の画像データから見付け出す検索処理を行う画像検索部と、こうして索出された複数の索出画像をすなわち上記被追跡画像が含まれる複数の画像データを各々の画像データが撮影された時刻順に並べ直す時刻順整列部と、更にこの地域の地図上に各々の画像データをこれが撮影された場所で重ね合わせて配置し表示するマッピング部とを備える。画像検索技術に付いては近年の技術進歩により相当の精度で個人を識別出来るまでになっている。また高解像度の監視カメラや高速度の通信技術が上記画像検索を可能にしている。
而して監視要員が監視装置50のモニタに画像データを表示する操作を行い(STEP1)、この中に追跡すべき画像を見付けたならばこれを被追跡画像として画像指定部によって指定操作を行い(STEP2)、画像検索部はこの被追跡画像を以てこれを含む他の画像データの検索処理を行ってマッチングする画像データを索出し(STEP3)、時刻順整列部は上記被追跡画像が映っている箇所の時刻データを元にして時刻順に整列処理を行い(STEP4)、マッピング部で被追跡画像を含む画像データを地図上にマッピングする処理を行うのである(STEP5)。
なお流れ図のSTEP5では地図上に各々の画像データを表示する表示窓をマッピングするわけであるが、この地図は上記索出された画像データを撮影した防犯カメラが設置されている駐車場の場所を含んでいる。マッピングされた表示窓ではその各々で被追跡画像が映り始めた時から映り終えるまでの映像をリピート表示するなどの処理を自由に行って良い。何れにせよこの地図上では不審者の動線が明らかとなる。
この発明は戸建て住宅への適用に限定されない。マンションの管理組合や会社や商店が管理する駐車スペースをこのネットワークに取り込むことも可能である。駐車スペースに充電設備を備えて、駐車中の電気自動車などのバッテリに充電し得るシステムとして提供することも可能である。
1 ネットワーク駐車場 10 管理本部 11 看板ライト
12 電話機 13 スイッチ 14 看板ライト
15 管理サーバ 16 コイン精算機 17 通信線
18 管理サーバ 19 通信部 100空き管理部
101電子メール送信部 102看板ライト 103支柱
104取付金具
2 一般住宅 20 電話機 21 駐車スペース
22 駐車スペース 23 表示ライト 24 表示ライト
25 スイッチ 26 スイッチ 27 電源
28 青色電球 29 赤色電球 200点消制御回路
201切替スイッチ 202駐車スペース 203出庫阻止装置
204スイッチ 205一般住宅 206空き時間帯表示ライト
207表示部 208通信部
3 携帯電話機 30 表示画面 31 案内地図
32 通話ボタン
4 防犯カメラ
5 ネットワーク駐車場 50 監視装置 51 防犯カメラ
52 コイン精算機 53 通信線 54 防犯カメラ
6 パネル 60 フレーム 61 取付金具
S 車止め

Claims (12)

  1. 複数箇所に設けられた車両の駐車スペースと、各々の前記駐車スペースに共通する看板と、駐車の可不可をユーザーに示す通知手段と、を備えていることを特徴とする時間貸し駐車設備。
  2. 前記通知手段が各々の前記駐車スペース側で操作するように設けられたものである請求項1に記載の時間貸し駐車設備。
  3. 前記通知手段と前記看板とが一体である請求項1に記載の時間貸し駐車設備。
  4. 各々の前記駐車スペースが車輪止めを備えている請求項1に記載の時間貸し駐車設備。
  5. 前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、この管理部は前記駐車スペースとの間で通話可能な通話手段を有している、請求項1に記載の時間貸し駐車設備。
  6. 前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、前記駐車スペースは駐車料金の精算機を備え、この精算機と前記管理部との間で通信可能な通信手段を有している、請求項1に記載の時間貸し駐車設備。
  7. 前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、この管理部はユーザー側の携帯端末に現在空いている前記駐車スペースを通知する通知手段を有している、請求項1に記載の時間貸し駐車設備。
  8. 前記看板にまたは前記通知手段に前記駐車スペースを監視する撮影手段を備えている、請求項1に記載の時間貸し駐車設備。
  9. 前記看板にまたは前記通知手段に、取り付け用のアタッチメントを介して前記撮影手段を取り付け得るように構成した、請求項8に記載の時間貸し駐車設備。
  10. 前記駐車スペースを取り纏めて管理する管理部を備え、前記駐車スペースは前記管理部との間で前記撮影手段によって撮影された画像データを通信するための通信手段を有しており、前記管理部で前記画像データを処理し得るように構成した、請求項8に記載の時間貸し駐車設備。
  11. 更に、前記駐車スペースの周りを監視する撮影手段を看板に備えた、戸建て住宅などに備えられている駐車場ではない既存の時間貸し駐車設備を含み、この時間貸し駐車設備の前記撮影手段によって撮影された画像データを前記通信手段を介して前記管理部で処理し得るように構成した、請求項10に記載の時間貸し駐車設備。
  12. 前記画像データを表示しつつ前記画像データ中から追跡対象となる画像を被追跡画像として指定する画像指定部と、他の画像データから前記画像にマッチングする被追跡画像を見出す画像検索部と、各々の前記被追跡画像をそれが撮影された時刻順に整列して表示する整列表示部と、から構成される被追跡画像処理装置を備えている、請求項10または請求項11に記載の時間貸し駐車設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017076283A1 (zh) * 2015-11-04 2017-05-11 胡飞虎 个性化私人车位联网计费系统及方法
CN110706510A (zh) * 2019-10-17 2020-01-17 广州开能智慧城市技术有限公司 车位闲时共享方法、计算机设备及存储介质

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