JP2015054149A - 運動情報収集装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で簡便に自転車に取り付けられて、信頼性の高い運動強度の測定を手軽に行うことを可能にする。
【解決手段】サドル用圧力センサ202は、自転車のサドルの上面に配置され、サドルへの圧力を検出する。ペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dは、自転車のペダルの足載置面に配置され、ペダルへの圧力を検出する。CPU211は、サドル用圧力センサ202の検出結果及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dの検出結果に基づいて自転車の使用者の運動の強度を示す運動強度を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、運動情報収集装置及びプログラムに関する。
自転車運動において使用者の運動強度を知ることは、トレーニングやダイエット等を行う上で重要な要素である。運動強度を知る手段としては、酸素摂取量を計測する方法や、心拍数を計測する方法が知られている。また、使用者の自転車に対する仕事量を計測する方法としては、動力測定機器を自転車のクランク、ペダル、チェーン等に装備し、計測を行うことで正確な運動強度の算出が可能となる。
しかしながら、酸素摂取量や心拍数の計測を行うためには、使用者への測定機器の装着が必要となる。また、仕事量の算出を行うためには、動力測定機器を自転車に装備する必要があり、このような機器の装備には専門的な知識が必要で、しかも、安易に取り付けや取り外しを行うことができないなどといった問題がある。
このような問題に鑑み、従来の運動情報収集装置において、人体インピーダンスを測定可能な運動計をハンドルに着脱自在に取り付けるとともに、磁気センサをフロントフォークに取り付けて、前輪のスポークに装着されたマグネットの磁気を検出するように構成し、さらにペダルへの圧力を測定して、これらの測定結果に基づいて運動強度を求めるようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2001−276025号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、運動強度を正確に測ることができない場合がある。例えば、図8に示すように、自転車1000のペダル512a,512bにそれぞれ圧力センサ603a,603bを設け、この圧力センサ603a,603bによってペダル512a,512bへの圧力を計測することにより、仕事量の計測を行うことは可能であるが、使用者にとっての運動強度の推定を正しく行うことができない。これは、使用者の特性値(重量等)が考慮されていないからである。また、例えば、図9に示すように、いわゆる立ち漕ぎを行うとペダル512a,512bには使用者のほぼ全体重がかかるが、いわゆる座り漕ぎを行った場合、体重の一部しかペダル512a,512bにかからないため、立ち漕ぎを行った体重の小さい使用者と、座り漕ぎを行った体重の大きい使用者とのペダル512a,512bにかかる負荷が同じになることがあり、そうすると同じ測定結果が得られることになる。このような場合、仕事量としては等しいものの、ペダル512a,512bへの負荷が同じであっても体重の差から運動強度は同じとは限らない。したがって、測定結果が同じであっても、実際の運動強度は異なる場合があり、正確に測定することができない場合がある。
本発明の課題は、安価で簡便に自転車に取り付けられて、信頼性の高い運動強度の測定を手軽に行うことを可能にすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、自転車に取り付けられる運動情報収集装置であって、
前記自転車のサドルの上面に配置され、該サドルへの圧力を検出するための第1の圧力検出手段と、
前記自転車のペダルの足載置面に配置され、該ペダルへの圧力を検出するための第2の圧力検出手段と、
前記第1の圧力検出手段の検出結果及び前記第2の圧力検出手段の検出結果に基づいて前記自転車の使用者の運動の強度を示す運動強度を算出する制御部と
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、安価で簡便に自転車に取り付けられて、信頼性の高い運動強度の測定を手軽に行うことを可能にすることができる。
本実施の形態に係る運動情報収集装置が取り付けられた自転車の外観を表す図である。 運動情報収集装置の機能的構成について説明するブロック図である。 運動強度測定処理について説明するフローチャートである。 評価指数α特定テーブルについて説明する図である。 評価指数β特定テーブルについて説明する図である。 運動情報収集装置の他の形態の機能的構成について説明するブロック図である。 携帯端末の機能的構成について説明するブロック図である。 従来の運動情報収集装置について説明する図である。 従来の運動情報収集装置について説明する図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するための技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施の形態に係る自転車100及び自転車100に取り付けられた運動情報収集装置200を示している。ここで、図1(A)は自転車100の側面図を表し、図1(B)は自転車100の背面図を表している。なお、本実施の形態の説明において、左右、前後、上下とは、自転車100のサドル106に使用者がハンドル103に向かって着座した状態を基準とした左右、前後、上下を意味する。また、本実施の形態において適用される自転車として一般的な自転車を想定しているが、例えば、競技用の自転車やロードバイク等、何れの形態の自転車についても適用可能である。
自転車100は、図1に示すように、フレーム101と、フレーム101の前端に設けられ、回動可能に支持された上下方向に延在するハンドルステム102と、ハンドルステム102の上端部に固着された左右方向に延在するハンドル103と、ハンドルステム102の下端部に設けられたフロントフォーク104と、フレーム101の中央において、上下方向に延在して後ろ側に傾斜したサドルパイプ105と、サドルパイプ105の上端部に取り付けられた使用者により着座可能なサドル106とを備えている。
また、フレーム101の中央下端部には、図示しない前後1組のギアとこれらのギアに掛け渡されたベルトやチェーン等の動力伝達部材等が収容されたカバー体107が設けられている。
また、サドルパイプ105の略中央には、後ろ側に延出したリアフォーク109が下方に傾斜して設けられている。
フロントフォーク104の下端には、前輪108が回転可能に軸支されている。また、リアフォーク109の下端には後輪110が回転可能に軸支されている。後輪110には、上述した前後1組のギアのうちの後ろ側のギアが一体的に取り付けられている。
また、カバー体107には、クランク111が貫通して設けられている。クランク111はフレーム101を中心にして左右方向に延在している。
クランク111は、上述した前後1組のギアのうちの前側のギアの中心に貫設されたクランク軸111aと、クランク軸111aの両端にそれぞれ垂直方向に向けて設けられた一対のクランクアーム111b,111cとによって構成されている。そして、クランクアーム111b,111cの端部には、それぞれペダル112a,112bがクランクアーム111b,111cの延在方向とは垂直の方向に向けて回転可能に設けられている。
また、ハンドルステム102には、カゴ113が前方に向けて取り付けられている。
本実施の形態における自転車100は、上述したように構成されているので、使用者がサドル106に着座し、足でペダル112a,112bを踏み込むと、クランク111が前側のギアとともに回転する。この回転力は、動力伝達部材により後ろ側のギアに伝達され、これにより、後輪110が回転する。自転車100は、このようにして走行することができる。
なお、本実施の形態における自転車100の各部構成については、上述したものに限らず、自転車100が走行可能な構成であれば適宜設計変更が可能である。
本実施の形態では、運動情報収集装置200が自転車100に取り付けられている。
運動情報収集装置200は、カバー体107に着脱自在に取り付けられた本体ケース201と、サドル106の上面に着脱自在に取り付けられた第1の圧力検出手段としてのサドル用圧力センサ202と、ペダル112a,112bの各上下面、すなわち、足載置面にそれぞれ着脱自在に取り付けられた第2の圧力検出手段としてのペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dとを備えている。
サドル用圧力センサ202及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dは、例えば、シート状に形成された公知の圧力センサが適用可能である。
本体ケース201、サドル用圧力センサ202及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dの自転車100への取り付けは、例えば、粘着テープや磁石等、簡易に取り付け及び取り外しが可能な手段により行われる。これにより、専門の知識を必要とせず、簡便に運動情報収集装置200の取り付け及び取り外しを行うことができるようになっている。
本体ケース201には、サドル用圧力センサ202及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dからの検出信号を処理する各種デバイスが収容されている。
サドル用圧力センサ202は、サドル106への圧力を検出し、圧力に応じた検出信号を出力する。
ペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dは、ペダル112a,112bへの圧力を検出し、圧力に応じた検出信号を出力する。
次に、運動情報収集装置200の機能的構成について、図2を参照しながら説明する。
運動情報収集装置200は、上述したサドル用圧力センサ202及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dの他、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)211と、ROM(Read Only Memory)212と、RAM(Random Access Memory)213と、通信部214とを備え、これらはバス215で接続されているとともに、本体ケース201に収容されている。
制御部としてのCPU211は、ROM212に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM213のワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU211は、ROM212に記憶されている運動強度測定プログラム等の各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、各種処理を実行する。
ROM212は、読み出し専用のメモリであり、各種処理を実行するためのプログラムや読み出し用のデータ等を記憶する。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でROM212に格納されている。本実施の形態では、ROM212は、例えば、後述する評価指数α特定テーブルや評価指数β特定テーブル等のデータテーブルを記憶している。
RAM213は、揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部214は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成される。通信部214は、通信ネットワークを介して外部装置と接続可能であり、接続された外部装置とデータの送受信を行う。
次に、上述のようにして構成された運動情報収集装置200のCPU211にて実行される運動強度測定処理について、図3を参照しながら説明する。運動強度測定処理は、例えば、所定のスタート操作が行われたときに実行される処理である。
まず、CPU211は、使用者に関する初期値を計測した後(ステップS101)、運動強度の測定を開始する。具体的には、CPU211は、サドル用圧力センサ202からの検出信号及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dからの検出信号を入力し、これらに基づいて使用者の全体重及びサドルに対する荷重を計測し、これを初期値とする。通常、一般向けの自転車100では、サドル106とペダル112a,112bにほぼ全体重が掛かっていると仮定できるため、サドル106とペダル112a,112bに配置した圧力センサ(サドル用圧力センサ202及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203d)による計測結果から使用者の全体重を測定することができる。
次に、CPU211は、ペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dからの検出信号を入力し、これに基づいてペダル112a,112bに対する荷重を計測する(ステップS102)。
CPU211は、上述したようにして求めた使用者の全体重の初期値とペダル112a,112bに対する荷重とから第1の評価指数としての評価指数αを算出する(ステップS103)。より具体的には、CPU211は、図4に示す体重別の評価指数α特定テーブルから使用者の全体重に対応するものを選択する。そして、CPU211は、選択した評価指数α特定テーブルを参照して、ペダル112a,112bに対する荷重(ペダル圧力)に対応する評価指数αを抽出する。例えば、使用者の全体重が60kgで、ペダル圧力がP3である場合には、60kg用評価指数α特定テーブルを参照し、ペダル圧力P3に対応する評価指数α23が抽出される。なお、全体重に対応する評価指数α特定テーブルがない場合には、例えば、体重の近似する2つの評価指数α特定テーブルからそれぞれペダル圧力に対応する評価指数αを抽出し、これらを補間して全体重に対応する評価指数αを求めるようにしてもよい。例えば、使用者の全体重が55kgで、ペダル圧力がP2である場合には、50kg用評価指数α特定テーブルからペダル圧力P2に対応する評価指数α12を抽出し、60kg用評価指数α特定テーブルからペダル圧力P2に対応する評価指数α22を抽出し、評価指数α12及び評価指数α22を重み補間して評価指数αを求めるようにしてもよい。
続いて、CPU211は、サドル用圧力センサ202からの検出信号を入力し、これに基づいてサドル106に対する荷重を計測する(ステップS104)。
CPU211は、上述したようにして求めた使用者の全体重の初期値とステップS104において計測したサドル106に対する荷重とから第2の評価指数としての評価指数βを算出する(ステップS105)。より具体的には、CPU211は、サドル106に対する荷重を使用者の全体重の初期値で除してサドル荷重率を求める。そして、CPU211は、図5に示される評価指数β特定テーブルを参照して、求めたサドル荷重率に対応する評価指数βを抽出する。例えば、サドル荷重率が60%である場合には、評価指数βが抽出される。なお、サドル荷重率に対応する評価指数βがない場合には、例えば、近似する2つのサドル荷重率にそれぞれ対応する評価指数βを抽出し、これらを補間してサドル荷重率に対応する評価指数βを求めるようにしてもよい。例えば、サドル荷重率が55%である場合には、サドル荷重率60%に対応する評価指数βとサドル荷重率40%に対応する評価指数βとをそれぞれ抽出し、評価指数β及び評価指数βを重み補間して評価指数βを求めるようにしてもよい。
続いて、CPU211は、上述したようにして求めた評価指数α及び評価指数βに基づいて、自転車100の使用者の運動の強度を示す運動強度と消費カロリーとを算出する(ステップS106)。
運動強度Eは、例えば、下記式(1)により求めることができる。
運動強度E=評価指数α×評価指数β×定数k・・・(1)
また、消費カロリーCは、例えば、下記式(2)により求めることができる。下記式(2)において、時間Tは、自転車100の運転時間に相当し、例えば、1秒毎に消費カロリーの計測を行う場合には、時間Tとして1秒が設定される。
消費カロリーC=運動強度E×時間T×全体重W・・・(2)
CPU211は、上述したようにして算出された運動強度と消費カロリーを、例えば、RAM213に履歴として記憶保持しておく。
RAM213に記憶保持された運動強度と消費カロリーは、例えば、通信ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ(PC)等に送信することにより、当該PCの備える表示装置の表示画面上に表示させることができる。
CPU211は、測定が終了したか否かを判定する(ステップS107)。測定の終了は、例えば、所定の終了操作が行われたか否かにより判定される。CPU211は、測定が終了したと判定しないときは(ステップS107:N)、1秒のウエイト時間が経過するのを待って(ステップS108)、ステップS102の処理を実行する。なお、ウエイト時間は1秒に限らず、適宜の時間に設定することができる。一方、CPU211は、測定が終了したと判定したときは(ステップS107:Y)、この処理を終了する。
本実施の形態では、上述したように、ペダル112a,112bに加わる圧力(仕事量)と全体重とから運動強度の測定を行うことができる。
また、本実施の形態では、運動強度の他、仕事量、使用者の体重、消費カロリー等を一度の計測処理により測定することができる。また、運動情報収集装置200を自転車に簡便に取り付けることができる。そのため、従来の運動強度等の測定における使用者への計測器の装着の困難性や、測定装置についての専門的な知識を必要とせず、安価で簡便に自転車に取り付けられて、信頼性の高い運動強度の測定を手軽に行うことを可能にしている。そのため、異なる自転車にて運動強度の測定を行う場合には、容易に運動情報収集装置を付け替えて実施することができる。
なお、本実施の形態では、サドル106及びペダル112a,112bに圧力センサを設けて、これらによる計測結果によって運動強度の測定を行うようにしたが、例えば、ハンドル103のグリップ部分にも計測装置を設け、この計測装置による計測結果をさらに加味してより正確な計測を可能に構成してもよい。
上述した実施の形態では、自転車100に圧力センサ及びCPU211、ROM212、RAM213等を収容した本体ケース201を取り付け、CPU211が運動強度及び消費カロリーを求めるように構成したが、例えば、本体ケース201に収容された各機能部を、使用者の所有する携帯端末に備えるようにして、携帯端末と無線通信を行うための無線通信部を圧力センサに接続し、携帯端末がこの無線通信を介して圧力センサから圧力を示す情報を受信し、運動強度及び消費カロリーを求めるように構成してもよい。
具体的には、例えば、図6に示すように、運動情報収集装置200Aは、サドル用圧力センサ202と無線通信部204とが一体に設けられたサドル用圧力センサモジュール200Aaと、ペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dと無線通信部205とが一体に設けられたペダル用圧力センサモジュール200Abとを備えている。無線通信部204,205は、各圧力センサから出力された検出信号をA/D変換して無線通信にて出力を行う。無線通信部204,205は、例えば、Wi−Fi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)等の通信規格によりデータ通信を行うことができる。
次に、運動情報収集装置200Aから送信された圧力センサの検出信号を受信する携帯端末300の機能的構成について、図7を参照しながら説明する。
携帯端末300は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット式端末などの携帯機器である。図7に示すように、携帯端末300には、例えば、表示部301と、操作部302と、通信部303と、無線通信部304と、記憶部305と、これらを制御する制御部306とが設けられている。
表示部301は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)パネル等から構成されている。表示部301は、後述するようにして算出された運動強度及び消費カロリーの履歴を表示することができる。
操作部302は、例えば、タッチパネルや操作キー等である。
通信部303は、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の通信規格により音声及びデータ通信を行う。
無線通信部304は、運動情報収集装置200Aの無線通信部204,205と無線通信可能に構成されている。
記憶部305には、システムプログラム、運動情報収集装置200Aとの通信を行うためのアプリケーションプログラム、運動強度測定プログラム等の各種プログラム及び上述した評価指数α特定テーブルや評価指数β特定テーブル等が記憶されている。
制御部306は、例えば、CPU、RAMを備えて構成され、記憶部305に記憶されているシステムプログラム等の各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って携帯端末300の各部の動作を集中制御する。また、制御部306は、上述した運動強度測定処理を実行する。このとき、ペダル112a,112bに対する荷重の計測や、サドル106に対する荷重の計測を行うときには、無線通信部304を介して運動情報収集装置200Aから各圧力センサの検出信号を受信する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、サドル用圧力センサ202は、自転車100のサドル106の上面に配置され、サドル106への圧力を検出する。ペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dは、自転車100のペダル112a,112bの足載置面に配置され、ペダル112a,112bへの圧力を検出する。CPU211は、サドル用圧力センサ202の検出結果及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dの検出結果に基づいて自転車100の使用者の運動の強度を示す運動強度を算出する。その結果、安価で簡便に自転車に取り付けられて、信頼性の高い運動強度の測定を手軽に行うことを可能にすることができる。すなわち、従来の運動強度等の測定における使用者への計測器の装着の困難性や、測定装置についての専門的な知識を必要とせず、安価で簡便に自転車に取り付けられて、信頼性の高い運動強度の測定を手軽に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、CPU211は、サドル用圧力センサ202によって検出された圧力と、ペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dによって検出された圧力とに基づいて、自転車100の使用者の体重を求める。CPU211は、求めた体重と、ペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dによって検出された圧力とに基づいて評価指数αを求める。CPU211は、求めた体重と、サドル用圧力センサ202によって検出された圧力とに基づいてサドル106に対する荷重率を求める。CPU211は、求めた荷重率から評価指数βを求める。CPU211は、求められた評価指数α及び評価指数βに基づいて運動強度を算出する。その結果、より正確な運動強度を求めることができるようになる。
また、本実施の形態によれば、CPU211は、算出した運動強度、自転車100の運転時間及び自転車100の使用者の体重に基づいて自転車100の使用者の消費カロリーを算出する。その結果、運動強度とともに自転車の移動に伴う消費カロリーを同時に算出できるとともに、正確に消費カロリーを求めることができる。
また、本実施の形態によれば、サドル用圧力センサ202とペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dは、自転車100に着脱自在であるので、例えば、異なる自転車にて運動強度の測定を行う場合には、容易に付け替えて実施することができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る運動情報収集装置の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
また、運動強度の算出方法は、上述したものに限定されず、サドル用圧力センサ202及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dからの検出結果に基づいて算出できるものであれば適宜の算出方法が適用可能である。
また、本実施の形態では、運動強度とともに消費カロリーを算出するようにしたが、消費カロリーを算出しないものであってもよい。
また、本実施の形態では、サドル用圧力センサ202及びペダル用圧力センサ203a,203b,203c,203dは着脱自在に取り付けられていたが、これに限らず、自転車100に備え付けられている構造でもよい。
また、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
その他、運動情報収集装置を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態及び変形例に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
自転車に取り付けられる運動情報収集装置であって、
前記自転車のサドルの上面に配置され、該サドルへの圧力を検出するための第1の圧力検出手段と、
前記自転車のペダルの足載置面に配置され、該ペダルへの圧力を検出するための第2の圧力検出手段と、
前記第1の圧力検出手段の検出結果及び前記第2の圧力検出手段の検出結果に基づいて前記自転車の使用者の運動の強度を示す運動強度を算出する制御部と
を備えたことを特徴とする運動情報収集装置。
<請求項2>
前記制御部は、前記第1の圧力検出手段によって検出された圧力と、前記第2の圧力検出手段によって検出された圧力とに基づいて、前記自転車の使用者の体重を求め、該求めた体重と、前記第2の圧力検出手段によって検出された圧力とに基づいて第1の評価指数を求め、前記求めた体重と、前記第1の圧力検出手段によって検出された圧力とに基づいて前記サドルに対する荷重率を求め、該求めた荷重率から第2の評価指数を求め、求められた前記第1の評価指数及び前記第2の評価指数に基づいて前記運動強度を算出することを特徴とする請求項1に記載の運動情報収集装置。
<請求項3>
前記制御部は、算出した前記運動強度、前記自転車の運転時間及び前記自転車の使用者の体重に基づいて前記自転車の使用者の消費カロリーを算出することを特徴とする請求項2に記載の運動情報収集装置。
<請求項4>
前記第1の圧力検出手段と前記第2の圧力検出手段は、前記自転車に着脱自在であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の運動情報収集装置。
<請求項5>
コンピュータを
自転車のサドルの上面に取り付けられた第1の圧力検出手段によって検出された前記自転車のサドルへの圧力と、前記自転車のペダルの足載置面に取り付けられた第2の圧力検出手段によって検出された前記自転車のペダルへの圧力とを入力し、入力した前記自転車のサドルへの圧力と前記自転車のペダルへの圧力とに基づいて前記自転車の使用者の運動の強度を示す運動強度を算出する制御部、
として機能させるためのプログラム。
100 自転車
106 サドル
112a,112b ペダル
200 運動情報収集装置
202 サドル用圧電センサ(第1の圧力検出手段)
203a,203b,203c,203d ペダル用圧電センサ(第2の圧力検出手段)
211 CPU(制御部)
200A 運動情報収集装置
300 携帯端末
306 制御部

Claims (5)

  1. 自転車に取り付けられる運動情報収集装置であって、
    前記自転車のサドルの上面に配置され、該サドルへの圧力を検出するための第1の圧力検出手段と、
    前記自転車のペダルの足載置面に配置され、該ペダルへの圧力を検出するための第2の圧力検出手段と、
    前記第1の圧力検出手段の検出結果及び前記第2の圧力検出手段の検出結果に基づいて前記自転車の使用者の運動の強度を示す運動強度を算出する制御部と
    を備えたことを特徴とする運動情報収集装置。
  2. 前記制御部は、前記第1の圧力検出手段によって検出された圧力と、前記第2の圧力検出手段によって検出された圧力とに基づいて、前記自転車の使用者の体重を求め、該求めた体重と、前記第2の圧力検出手段によって検出された圧力とに基づいて第1の評価指数を求め、前記求めた体重と、前記第1の圧力検出手段によって検出された圧力とに基づいて前記サドルに対する荷重率を求め、該求めた荷重率から第2の評価指数を求め、求められた前記第1の評価指数及び前記第2の評価指数に基づいて前記運動強度を算出することを特徴とする請求項1に記載の運動情報収集装置。
  3. 前記制御部は、算出した前記運動強度、前記自転車の運転時間及び前記自転車の使用者の体重に基づいて前記自転車の使用者の消費カロリーを算出することを特徴とする請求項2に記載の運動情報収集装置。
  4. 前記第1の圧力検出手段と前記第2の圧力検出手段は、前記自転車に着脱自在であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の運動情報収集装置。
  5. コンピュータを
    自転車のサドルの上面に取り付けられた第1の圧力検出手段によって検出された前記自転車のサドルへの圧力と、前記自転車のペダルの足載置面に取り付けられた第2の圧力検出手段によって検出された前記自転車のペダルへの圧力とを入力し、入力した前記自転車のサドルへの圧力と前記自転車のペダルへの圧力とに基づいて前記自転車の使用者の運動の強度を示す運動強度を算出する制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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