JP2015053538A - 放送受信装置 - Google Patents

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晃子 苅山
Akiko Kariyama
晃子 苅山
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Abstract

【課題】代替局検査における音声出力のミュートを短縮または省略することができる放送受信装置を提供する。
【解決手段】AFチェック機能で代替局の周波数に切り替えられたときに、放送を受信して放送音声が出力されるまでの遅延時間分ミュートを開始する時間を遅らせ、チェックの時間が遅延時間以下の場合はミュートを行わず、チェックの時間が遅延時間より長い場合には、遅延時間が経過してチェックが終了するまでの間にミュートを行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、受信中の放送と同一内容の代替局の受信状態をチェックする機能を有した放送受信装置に関する。
従来のRDS(Radio Data System)受信装置では、受信中の周波数の受信状態が悪化したときに受信状態のよい同一放送内容の代替局に切り替えるために、AF(Alternative Frequency)リストにおける代替局の周波数(目標周波数)の受信状態をチェック(以下、AFチェックと呼ぶ)している。
ただし、1つのチューナのみを搭載する放送受信装置でAFチェックを実施する場合、現在の放送の受信を一時的に中断し、この受信周波数からAFリストの目標周波数に切り替える必要がある。
AFチェックにおいて、目標周波数の受信状態が悪い場合または目標周波数の放送局が同一放送内容でなかった場合、音質の悪い音声またはそれまでと異なる放送内容の音声が出力される可能性がある。
この不具合を回避するため、従来では、目標周波数を受信してAFチェックを開始した時点で放送音声の出力をミュートし、目標周波数の受信状態が良好で、かつそれまでと同一放送内容であることが確認された時点でミュートを解除している。
しかしながら、上述のように目標周波数を受信してAFチェックを開始した時点で放送音声のミュートを開始した場合、AFチェックに要する時間によっては利用者に聴感上の違和感を与えるほどの音切れ(ボツ音)が発生してしまう。
これに対して、特許文献1に開示される受信装置では、受信環境(例えば、番組タイプ識別データ)に応じて、ミュートのレベルまたはミュート時間に関するパラメータを変更している。例えば、無音状態が目立つ音楽番組ではミュート時間を短くするなどして利用者に違和感を与えないようにしている。
特開2007−259324号公報
特許文献1に代表される従来の技術では、AFチェックにおけるミュート処理に関するパラメータを番組タイプごとに用意する必要がある。
また、AFチェックを実施する度に代替局の放送の番組タイプを解析し、これに応じたパラメータを設定してミュート処理を制御しなければならないため、処理が複雑になり、処理負荷も多大になるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、代替局検査における音声出力のミュートを短縮または省略することができる放送受信装置を得ることを目的とする。
この発明に係る放送受信装置は、放送局の放送受信を一時的に中断し、同一放送内容の代替局の周波数に切り替えて受信状態をチェックするAFチェック機能を有した放送受信装置であって、放送音声の出力をミュートするミュート処理部と、ミュート処理部を制御する制御部とを備え、制御部は、AFチェック機能で代替局の周波数に切り替えられたときに、ミュート処理部を制御して、放送を受信して放送音声が出力されるまでの遅延時間分ミュート開始時間を遅らせ、チェックの時間が遅延時間以下の場合はミュートを行わず、チェックの時間が遅延時間より長い場合には、遅延時間が経過してチェックが終了するまでの間にミュートを行うことを特徴とする。
この発明によれば、代替局検査における音声出力のミュートを短縮または省略することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構成を示すブロック図である。 従来のAFチェンジにおける周波数切り替えのタイミングチャートである。 実施の形態1におけるAFチェンジにおける周波数切り替えのタイミングチャートである。 実施の形態1におけるAFチェンジ処理(AFチェック時間が音声遅延時間以下である場合)のフローチャートである。 実施の形態1におけるAFチェンジ処理(AFチェック時間が音声遅延時間より長い場合)のフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示す放送受信装置は、例えば、車両などの移動体に搭載されるRDS受信装置であり、アンテナ1、チューナ2、DSP(Digital Signal Processor)3、ミュート回路4、スピーカ5、制御部6、RDSデコーダ7、表示部8および操作部9を備えて構成される。
チューナ2は、アンテナ1を経由して受信されたRDSの放送波信号およびデータ信号から、所望の受信周波数の放送波信号およびデータ信号を選局する。チューナ2の受信周波数は、操作部9を用いて利用者によって選択される。操作部9で選択された受信周波数は、制御部6によってチューナ2に設定される。
また、チューナ2は、受信レベル(受信電界強度)を検出し、検出した受信レベルを示す受信レベル信号を制御部6に出力する。
DSP3は、チューナ2によって選局された放送波の音声信号に対して音響特性などを調整するための各種のデジタル処理を行う演算処理部である。
また、DSP3は、デジタル処理を実行した音声データをバッファ3aに一時的に格納し、制御部6による制御に従った任意のタイミングでバッファから音声データを読み出してアナログ信号に変換し、ミュート回路4を経由してスピーカ5から出力している。
すなわち、DSP3においては、放送音声が、その放送波が受信されてから、制御部6による出力制御に従った所定の遅延時間でスピーカ5から出力される。
ミュート回路4は、DSP3から出力された音声をミュートするミュート処理部である。例えば、制御部6により指定されたミュート動作波形に従って放送音声の出力レベルを低減する。スピーカ5は、ミュート回路4を経由して入力した音声信号を音声出力する音声出力部である。
制御部6は、放送受信装置内の各構成の動作を制御する制御部である。例えば、ミュート回路4の動作を制御(ミュート制御)する。ここで、制御部6は、ミュート回路4を制御して、DSP3による遅延時間(放送を受信して放送音声が出力されるまでの遅延時間)だけミュート開始時間を遅らせて、AFチェックの時間が上記遅延時間以下の場合は、ミュートを行わず、AFチェックの時間が遅延時間より長い場合には遅延時間が経過してAFチェックが終了するまでの間にミュートを行わせる。
RDSデコーダ7は、チューナ2により受信された放送に多重され、放送信号から抽出されたRDSデータを入力し、このRDSデータを復号するデコーダである。
RDSデコーダ7によって復号されたRDSデータは、受信データとして制御部6に出力される。
表示部8は、制御部6から入力した表示情報を表示する表示部であって、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)パネルなどから構成される。また、表示部8は、制御部6の制御によって、操作部9を用いて操作情報(利用者が選択した受信周波数)を入力するためのUI(User Interface)を提供する。利用者が選択して受信中の放送局の周波数は、表示部8に表示される。
操作部9は、利用者の操作入力を受け付ける操作部であり、例えば、表示部8の画面上に設けられたタッチパネル、ハードウェアキー、音声認識を利用する入力手段により実現される。
次に、AFチェンジによる周波数切り替え処理について説明する。
図2は、従来のAFチェンジにおける周波数切り替えのタイミングチャートであって、88.9MHzから100.0MHzへ受信周波数を切り替える場合を示している。
受信中の放送(受信周波数;88.9MHz)の受信状態が許容範囲よりも悪くなったことが検知されると、あらかじめ取得されているAFリストに含まれる同一の放送内容の代替局(目標周波数;100.0MHz)へのAFチェンジ処理が開始される。
このとき、従来では、図2に示すように、受信周波数を切り替えるタイミングt1から音声のミュートを開始して、目標周波数の受信状態などのチェックが終了するタイミングt2でミュートを解除する。このため、AFチェックにかかる時間(以下、AFチェック時間と呼ぶ)T1と音声をミュートするミュート時間T2とがほぼ同じ時間となる。この時間には音声が出力されないことから、利用者に聴感上の違和感を与えるほどの音切れが発生する可能性がある。
図3は、実施の形態1におけるAFチェンジにおける周波数切り替えのタイミングチャートである。図2と同様に、受信周波数を88.9MHzから100.0MHzへ切り替える場合を示している。まず、DSP3では、制御部6の出力制御によってバッファ3aに一時的に格納された出力音声データを読み出すタイミングがあらかじめ決まっている。
これにより、放送受信装置が、放送を受信し、この放送の出力音声データをDSP3のバッファ3aに一時的に記憶し、続いてバッファ3aから読み出してスピーカ5から音声出力するまでに音声遅延時間T3だけ時間がかかる。
なお、音声遅延時間T3は、制御部6が実行する制御プログラムによって任意に設定可能である。また、音声遅延時間T3の最大設定可能時間は、バッファ3aのバッファ容量に依存する。
この発明では、上記音声遅延時間T3を利用して、ミュート回路4によりAFチェックで音声のミュートを開始する時間を音声遅延時間T3分だけ遅らせる。すなわち、受信周波数を目標周波数に切り替えたタイミングt1では、音声がミュートされておらず、切り替え前の受信周波数である88.9MHzの放送の音声が出力されている。
このとき、受信周波数自体は目標周波数である100.0MHzに切り替えられているため、AFチェックは、従来と同様にタイミングt1から開始されている。
図3に示すように、音声遅延時間T3がAFチェック時間T1よりも長い場合は、目標周波数の音声が出力されるタイミングt3は、チェックが終了するタイミングt2より後である。このため、音声がミュートされる時間がほぼゼロ(厳密には、受信周波数を切り替える一瞬のタイミングでは、音声をミュートする必要がある)となり、利用者に与える音切れ感を最小限に抑えることができる。
また、音声遅延時間T3がAFチェック時間T1以下の場合であっても、音声遅延時間T3だけミュートを開始するタイミングを遅らせることで、AFチェック時間T1が経過するまでに行われるミュートの時間を短縮可能である。このため、利用者に与える音切れ感を軽減させることができる。
次に動作について説明する。
図4は、実施の形態1におけるAFチェンジ処理のフローチャートであり、図3のようにAFチェック時間T1が音声遅延時間T3以下の場合を示している。
制御部6は、音声遅延時間T3の終了タイミングを把握するために、AFチェック時間T1のカウントを開始する(ステップST1)。このAFチェック時間T1のカウントが開始された時点で音声遅延時間T3のカウントも開始される。
なお、バッファ3aから音声データを読み出すタイミング、すなわち音声遅延時間T3のうち、バッファ3aに音声データを格納してから読み出しを行う時間はあらかじめDSP3に設定されているものとする。
制御部6は、チューナ2を制御して、AFリストにある代替局の周波数(目標周波数)に受信周波数を切り替える(ステップST2)。
次に、制御部6は、目標周波数で受信された信号の受信レベル信号をチューナ2から入力し、この受信レベル信号に基づいて目標周波数の受信レベルをチェックする(ステップST3)。ここで、受信レベルが基準値以上であれば(ステップST4;YES)、ステップST5の処理に進み、受信レベルが基準値未満であれば(ステップST4;NO)、ステップST9に進む。
ステップST5において、制御部6は、メモリに保存していた受信実績データのうち、目標周波数で同一放送内容を放送している受信実績データがあるか否かを判定する。
ここで、受信実績データとは、過去のAFチェックで特定された目標周波数とこの周波数における放送内容を対応付けたデータである。制御部6は、AFチェックを行うごとに受信実績データを作成し、メモリに蓄積する。なお、図1では、このメモリの記載を省略しているが、制御部6が読み書き可能なメモリであればよい。
受信実績データがない場合(ステップST5;NO)、制御部6は、目標周波数で受信されたRDSデータをRDSデコーダ7から入力し(ステップST6)、目標周波数の局が、それまで受信していた放送(AFチェック前に受信していた放送)と同一放送内容であるか否かを確認する(ステップST7)。
なお、RDSデータには、番組タイプを示す番組識別データや、同一の放送内容を放送しているネットワーク局(系列局)の周波数リスト(AFリスト)を示すAFデータが含まれており、これらのデータを用いて同一放送内容であるか否かの確認を容易に行うことができる。
目標周波数で同一放送内容であった受信実績データがある場合(ステップST5;YES)、もしくは、目標周波数の放送が同一放送内容であると確認された場合(ステップST7;YES)、制御部6は、AFチェック時間のカウントを終了する(ステップST8)。AFチェックが終了し、それまで受信していた放送と同一の放送内容の代替局が特定され(AFチェック完了)、この代替局に自動で切り替わる。
なお、このAFチェックに要したAFチェック時間T1は音声遅延時間T3以下であるので、図3に示したように、ステップST8の処理が完了してAFチェックが終了するまでミュートが実行されず、AFチェックにおける音声ミュートを省略することができる。
受信レベルが基準値未満であるか(ステップST4;NO)、もしくは、目標周波数の放送が同一放送内容ではないと確認された場合(ステップST7;NO)、制御部6は、それまで受信していた放送が十分に受信可能であるか、目標周波数の放送では代替できないと判断し、チューナ2を制御して受信周波数を元に戻す(ステップST9)。
この後、制御部6は、AFチェック時間T1のカウントを終了する(ステップST10)。ここでは、AFチェック時間T1は音声遅延時間T3以下であるので、それまで受信していた放送の音声が、音声遅延時間T3の経過後も引き続き出力されることになる。
これにより、AFチェックは終了するが、代替局が特定できなかったため(AFチェンジ未完了)、それまで受信していた放送が引き続き受信される。
図5は、実施の形態1におけるAFチェンジ処理のフローチャートであり、AFチェック時間T1が音声遅延時間T3より長い場合を示している。
制御部6は、音声遅延時間T3の終了タイミングを把握するために、AFチェック時間T1のカウントを開始する(ステップST1a)。このAFチェック時間T1のカウントが開始された時点で音声遅延時間T3のカウントも開始される。
制御部6は、チューナ2を制御して、AFリストにある代替局の周波数(目標周波数)に受信周波数を切り替える(ステップST2a)。
次に、制御部6は、目標周波数で受信された信号の受信レベル信号をチューナ2から入力し、この受信レベル信号に基づいて目標周波数の受信レベルをチェックする(ステップST3a)。
なお、制御部6は、ステップST1aにおけるAFチェック時間T1のカウントを常に(定期的に)行っており、AFチェック時間のカウントを開始してから音声遅延時間T3に到達する直前で、ミュート回路4を制御して出力音声をミュート(ミュートオン)する(ステップST4a)。
この後、受信レベルが基準値以上である場合(ステップST5a;YES)、制御部6は、メモリに保存していた受信実績データのうち、目標周波数で同一放送内容を放送している受信実績データがあるか否かを判定する(ステップST6a)。
受信実績データがない場合(ステップST6a;NO)、制御部6は、目標周波数で受信されたRDSデータをRDSデコーダ7から入力し(ステップST7a)、目標周波数の局が、それまで受信していた放送と同一放送内容であるか否かを確認する(ステップST8a)。目標周波数の放送が同一放送内容であると確認された場合(ステップST8a;YES)、制御部6は、ミュート回路4を制御して出力音声のミュートを解除する(ステップST9a)。
この後、制御部6は、AFチェック時間のカウントを終了する(ステップST10a)。これにより、AFチェックが終了し、それまで受信していた放送と同一の放送内容の代替局が特定され(AFチェック完了)、この代替局に自動で切り替わる。
なお、このAFチェックに要したAFチェック時間T1は音声遅延時間T3よりも長いので、ステップST4aの時点でミュートが開始されたが、ステップST4aに至るまでミュートが実行されず、それまで受信していた放送の音声が出力されて、ミュート時間が短縮されている。
受信レベルが基準値未満であるか(ステップST5a;NO)、もしくは、目標周波数の放送が同一放送内容ではないと確認された場合(ステップST8a;NO)、制御部6は、それまで受信していた放送が十分に受信可能であるか、目標周波数の放送では代替できないと判断し、チューナ2を制御して受信周波数を元に戻す(ステップST11a)。
この後、直ちに、制御部6は、ミュート回路4を制御して出力音声のミュートを解除する(ステップST12a)。
続いて、制御部6は、AFチェック時間のカウントを終了する(ステップST13a)。これにより、AFチェックは終了するが、代替局が特定できなかったため(AFチェンジ未完了)、それまで受信していた放送が引き続き受信される。
なお、この場合も、ステップST4aの時点でミュートが開始されたが、ステップST4aに至るまでミュートが実行されず、それまで受信していた放送の音声が出力される。従って、ミュート時間は短縮される。
以上のように、この実施の形態1によれば、放送音声の出力をミュートするミュート回路4と、ミュート回路4を制御する制御部6とを備え、制御部6が、AFチェック機能で代替局の周波数に切り替えられたときに、ミュート回路4を制御して、放送を受信して放送音声が出力されるまでの遅延時間分ミュートを開始する時間を遅らせ、チェックの時間が遅延時間以下の場合はミュートを行わず、チェックの時間が遅延時間よりも長い場合には、遅延時間が経過してチェックが終了するまでの間にミュートを行う。
このように構成することで、代替局検査における音声出力のミュートを短縮または省略することができる。これにより、利用者に聴感上の違和感を与える音切れを軽減することが可能である。
また、特許文献1のように、AFチェックにおけるミュート処理に関するパラメータを番組タイプごとに用意する必要がなく、さらにAFチェックを実施する度に代替局の放送の番組タイプを解析し、これに応じたパラメータを設定してミュート処理を制御する必要もない。このため、特許文献1の放送受信装置における上記課題が生じることがない。
また、この実施の形態1によれば、受信する放送は、RDSの規格に従いRDSデータが付加された放送であるので、RDSデータを用いて同一放送内容の代替局を容易にチェックすることができる。
なお、この発明は、RDS受信装置に限定されるものではない。すなわち、同一の放送内容を放送している代替局の周波数リストを提供する放送システムであれば、ラジオ放送のみならず、テレビ放送にも適用可能である。
さらに、この実施の形態1によれば、音声遅延時間T3が、放送受信装置が備えるDSP3が放送音声を処理して出力するまでの時間で規定される遅延時間である。
これにより、放送受信装置が通常備えるDSP3を利用して遅延時間を設定することができるため、この発明を適用するために専用のハードウェアを追加する必要がない。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 アンテナ、2 チューナ、3 DSP、3a バッファ、4 ミュート回路、5 スピーカ、6 制御部、7 RDSデコーダ、8 表示部、9 操作部。

Claims (3)

  1. 放送局の放送受信を一時的に中断し、同一放送内容の代替局の周波数に切り替えて受信状態をチェックするAFチェック機能を有した放送受信装置であって、
    放送音声の出力をミュートするミュート処理部と、
    前記ミュート処理部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記AFチェック機能で前記代替局の周波数に切り替えられたときに、前記ミュート処理部を制御して、放送を受信して放送音声が出力されるまでの遅延時間分ミュート開始時間を遅らせ、前記チェックの時間が前記遅延時間以下の場合はミュートを行わず、前記チェックの時間が前記遅延時間より長い場合には、前記遅延時間が経過して前記チェックが終了するまでの間にミュートを行うことを特徴とする放送受信装置。
  2. 受信する放送は、RDS(Radio Data System)に従いRDSデータが多重された放送であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記遅延時間は、前記放送受信装置が備えるDSP(Digital Signal Processor)が放送音声を処理して出力するまでの時間で規定される遅延時間であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の放送受信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016187084A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 パイオニア株式会社 放送受信装置及び放送受信方法
FR3117712A1 (fr) * 2020-12-16 2022-06-17 Continental Automotive Gmbh procédé de changement de fréquence depuis une première fréquence de réception radio vers une deuxième fréquence de réception dans un système de réception radio comportant un unique récepteur

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