JP2015052901A - 情報端末、情報検索方法、プログラム、及び情報システム - Google Patents

情報端末、情報検索方法、プログラム、及び情報システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの嗜好に合致した検索情報をユーザの確認を要することなく提供すること。【解決手段】キーワード処理部101は、ユーザ20が入力したキーワードを取得し、取得したキーワードをキーワード自動検索部103に供給する。ユーザ嗜好処理部106は、ユーザ20の嗜好に合致したウェブページに関する情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得する。キーワード自動検索部103は、キーワードを用いた自動検索を所定のタイミングで行い検索結果を嗜好比較部108に供給する。嗜好比較部108は、ユーザ嗜好ページ情報と、キーワード自動検索部103による検索結果とを比較し、ユーザ20の嗜好に合致した検索結果を抽出する。嗜好比較結果通知部110は、嗜好比較部108の抽出した検索結果をユーザ20に通知する。【選択図】図16

Description

本発明は情報端末、情報検索方法、プログラム、及び情報システムに関する。
近年、インターネット上には多種多様な情報が蓄積されている。一般的に、ユーザにとってわからない言葉や気になる言葉がある場合、ユーザはインターネットを検索する。インターネット上で検索を行う場合、ウェブブラウザでの文字入力、専用アプリケーションでの音声入力等の様々な入力手段を用いることができる。そのため、何時でも簡単に検索を行うことができる。
ユーザが知りたい情報をインターネットで検索する(以下、ネット検索や情報検索とも記載する)場合、ユーザは検索にヒットした情報の重要度や優先度に関わらず検索結果を目視確認する必要があった。上述のようにインターネットには多種多様な情報が蓄積されており、ユーザが目的に合致した情報を検出するために、多大な時間と労力が必要となってきている。
このような環境下でユーザが情報検索に十分に時間が取れない場合、ユーザが知りたい情報であるものの優先度や重要度が高くない情報を検索することが困難となってきている。これにより、必要な検索が行われない状態となってしまう。
情報検索の効率を向上させる技術として、たとえばGoogleパーソナライズが挙げられる。このサービスは、ユーザが検索に使用したキーワード(すなわち過去の入力履歴)や検索結果として確認したページ(過去の閲覧履歴)を保存及び学習し、以後の検索に反映させる機能を有する。
上述のGoogleパーソナライズを使用する場合、ユーザの負担は軽減されるものの、ユーザは依然として検索結果が有用であるか否かを目視確認しなければならない。またユーザが検索結果を目視確認する際に、閲覧履歴が更新される。そのため、目視確認したウェブページが有用でなかった場合であっても閲覧履歴が更新されてしまい、これによりユーザの嗜好に合致しないウェブページの閲覧回数が多くなってしまい、検索精度が悪くなる恐れがあった。
すなわち、これまでの技術では、ユーザの嗜好に合致した検索情報をユーザの確認を要することなく提供することが困難であった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザの嗜好に合致した検索情報をユーザの確認を要することなく提供することができる情報端末、情報検索方法、プログラム、及び情報システムを提供することを主たる目的とする。
本発明にかかる情報端末の一態様は、
ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理部と、
前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理部と、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索部と、
前記キーワード自動検索部による検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較部と、
前記嗜好比較部が抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知部と、
を備える、ものである。
本発明にかかる情報検索方法の一態様は、
ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理ステップと、
前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理ステップと、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索ステップと、
前記キーワード自動検索ステップにおける検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較ステップと、
前記嗜好比較ステップにおいて抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知ステップと、
を備える、ものである。
本発明にかかるプログラムの一態様は、
コンピュータに、
ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理ステップと、
前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理ステップと、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索ステップと、
前記キーワード自動検索ステップにおける検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較ステップと、
前記嗜好比較ステップにおいて抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知ステップと、
を実行させる、ものである。
本発明にかかる情報システムの一態様は、
情報端末とプロキシを備える情報システムであって、
前記プロキシは、
前記情報端末のユーザまたは他のユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を記憶するユーザ嗜好ページ保存部を備え、
前記情報端末は、
前記ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理部と、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索部と、
前記キーワード自動検索部による検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較部と、
前記嗜好比較部が抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知部と、
を備える、ものである。
本発明は、ユーザの嗜好に合致した検索情報をユーザの確認を要することなく提供することができる情報端末、情報検索方法、プログラム、及び情報システムを提供することができる。
実施の形態1にかかる情報検索システムの全体像を示す概念図である。 実施の形態1にかかる情報検索システムにおけるユーザ20の動作を示す概念図である。 実施の形態1にかかるデバイス10の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるユーザ嗜好ページ情報の蓄積処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1にかかるキーワード自動検索部103による自動検索処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる嗜好比較部108の比較処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる嗜好比較部108の比較処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる嗜好比較部108の比較処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる嗜好比較部108の比較処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる嗜好比較部108の比較処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるユーザ嗜好ページ情報のデータ例を示す図である。 実施の形態1にかかるキーワード自動検索部103が収集した検索結果のデータ例を示す図である。 実施の形態1にかかる嗜好比較結果保存部109に保存されるデータ例を示す図である。 実施の形態1にかかるキーワード自動検索部103の動作タイミングを示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるデバイス10の構成を示すブロック図である。 本発明にかかるデバイス10の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報検索システムの全体像を示す概念図である。ユーザ20は、インターネット30に接続可能なデバイス10を操作する。ユーザ20は、デバイス10に対してキーワードをあらかじめ入力しておく。デバイス10は、このキーワードを用いて検索を行い、インターネット30から検索結果を受信する。デバイス10は、検索結果とユーザ20の嗜好を比較し、ユーザ20の嗜好に合致した検索結果をユーザ20に通知する。
図2は、本実施の形態の情報検索システムにおけるユーザ20の動作を示す概念図である。ユーザ20は、知りたい情報に関するキーワードをデバイス10に入力しておく。ユーザ20は、デバイス10から入力したキーワードに対応する情報(検索結果)が通知され、この通知された情報を閲覧する。
図3は、デバイス10の詳細構成を示すブロック図である。デバイス10は、ウェブブラウザを動作可能な情報端末であり、例えばスマートフォンやパーソナルコンピュータである。なおデバイス10と表示部(ディスプレイ装置)は、一体化されていてもよく、ケーブル等を介して接続されていてもよい。
デバイス10は、キーワード処理部101、キーワード保存部102、キーワード自動検索部103、通信部104、キーワード削除部105、ユーザ嗜好処理部106、嗜好ページ保存部107、嗜好比較部108、嗜好比較結果保存部109、及び嗜好比較結果通知部110を備える。
キーワード処理部101は、ユーザ20が入力したキーワードを取得し、キーワード保存部102に書き込む。ユーザ20は、デバイス10の筐体上に設けられたボタンやキーボードを用いてキーワードを入力する。キーワード保存部102は、ユーザ20が入力した検索用のキーワードを保存する。キーワード保存部102は、図示するように複数のキーワードを保持することができる。キーワード保存部102は、キーワードをファイルに書き込むことにより保存してもよく、データベースに情報を管理することにより保存してもよい。
キーワード自動検索部103は、キーワード保存部102から任意のタイミングでキーワードを読み出し、読み出したキーワードを用いた検索を、通信部104を介して実行する。キーワード自動検索部103は、キーワードを用いた検索結果をユーザ嗜好処理部106に供給する。
通信部104は、インターネット30を介した各種の通信制御を行う。通信部104は、インターネット30から取得した各種の情報を他の処理部(キーワード自動検索部103等)に供給する。
ユーザ嗜好処理部106は、通常の検索処理(ユーザ20が明示的にキーワードを入力して即時的に結果を取得する検索であり、キーワード自動検索部103による検索とは異なる。)に対する判定処理を行い、嗜好に合致すると判定したページの情報(ユーザ嗜好ページ情報)を嗜好保存部107に書き込む。詳細は図4を参照して後述する。ユーザ嗜好ページ情報とは、判定処理(図4)に合致したウェブページのURI(Uniform Resource Identifier)、更新日時、保存日時、最終アクセス日時、アクセス回数等を含む情報である。嗜好保存部107が管理するユーザ嗜好ページ情報の詳細は、図11等を参照して後述する。
嗜好比較部108は、キーワード自動検索部103から検索結果を受け付けた場合、嗜好ページ保存部107に保存されているユーザ嗜好ページ情報を読み出す。嗜好比較部108は、読み出したユーザ嗜好ページ情報と検索結果を比較し、一定条件を満たした(すなわちユーザ20の嗜好に合致した)検索結果を嗜好比較結果保存部109に書き込む。
嗜好比較結果保存部109は、嗜好比較部108が書き込んだ検索結果(すなわちユーザ20の嗜好に合致した検索結果)を保存する。嗜好比較結果保存部109は、検索結果をファイルに書き込むことにより保存してもよく、データベースに情報を管理することにより保存してもよい。
嗜好比較結果通知部110は、嗜好比較結果保存部109に一定数以上の検索結果が書き込まれているかを判定し、一定数以上の検索結果が書き込まれた場合に嗜好比較結果保存部109内の検索結果をユーザ20に通知する。なお嗜好比較結果通知部110は、一定時間毎に嗜好比較結果保存部109から検索結果を読み出してユーザ20に通知してもよい。すなわち嗜好比較結果通知部110は、一定の条件が満たされた際に、嗜好比較結果保存部109に書き込まれている検索結果をユーザ20に通知すればよい。なお嗜好比較結果通知部110は、検索結果をウェブブラウザを介して一覧表示する等の方法によりユーザ20に通知を行えばよい。
キーワード削除部105は、嗜好比較結果通知部110がユーザ20に通知を行った後にキーワード保存部102に保存されている通知済みのキーワードを削除する。なおキーワード削除部105は、一定時間毎にキーワードを削除してもよい。すなわちキーワード削除部105は、通知済みとなったキーワードを削除する構成であれば、どのようなタイミングで削除を行ってもよい。
ユーザ20がウェブブラウザを介して一般的な手動検索を行った場合、ユーザ嗜好処理部106はユーザ20の操作が一定の条件(例えば検索結果を一定時間以上表示している)を満たしているか否かを判定する。条件を満たしている場合、ユーザ嗜好処理部106は、利用者嗜好ページ保存部109に新たなユーザ嗜好ページ情報を書き込む。この動作を図4を参照して説明する。
図4は、ユーザ嗜好ページ情報の蓄積処理の流れを示すフローチャートである。ユーザ20は、ウェブブラウザを用いた一般的な検索処理を実行する(F11)。ユーザ20は、検索結果の一覧から興味のあるページを表示する。例えば検索結果の一覧は、各ページにリンク可能な形式であれば良い(F12)。
ユーザ嗜好処理部106は、ユーザ20がページを表示し始めてからの時間を計測し、一定時間が経過したか否かを判定する(F13)。なお一定時間が経過する前に表示を終了した場合、ユーザ嗜好処理部106は別のページが表示されるまで処理を中断する。またユーザ嗜好処理部106は、表示中のページがブックマーク(お気に入り登録)されるか否かを判定する。
ユーザ嗜好処理部106は、同一のページを一定時間以上表示したことを検出した場合(F14)、またはブックマークを検出した場合(F15)、このページの情報(URI、更新日時、保存日時等)を取得する(F16)。ユーザ嗜好処理部106は、条件を満たす表示中のページ情報をユーザ嗜好ページ情報として嗜好ページ保存部107に書き込む(F17)。
続いてデバイス10内のキーワード自動検索部103による自動検索処理について図5を参照して説明する。キーワード自動検索部103は、キーワード保存部102からユーザ20が入力したキーワードを読み出す(F21)。キーワード自動検索部103は、読み出したキーワードを用いて、通信部104を介したネット検索を行い、検索結果を受信する(F22)。
キーワード自動検索部103は、受信した検索結果を嗜好比較部108に通知する(F23)。嗜好比較部108は、嗜好保存ページ保存部107からユーザ嗜好ページ情報を読み出す(F24)。嗜好比較部108は、読み出したユーザ嗜好ページ情報と検索結果の比較を行う(F25)。なお、この比較処理(F25)の詳細は、図6等を参照して後述する。
嗜好比較部108は、比較によりユーザ20の嗜好に合致すると判定した検索結果をユーザ20に通知する(F26)。その後にキーワード削除部105は、通知が完了したキーワードをキーワード保存部102から削除する(F27)。
続いて図6を参照して嗜好比較部108による比較処理(F25)の詳細を説明する。はじめに嗜好比較部108は、キーワード自動検索部103から受信した検索結果を1つずつ順に走査する(F251)。
嗜好比較部108は、検索結果のページと関連するページがユーザ嗜好保存部109内に一定数以上存在するか否かを判定する(F252)。このF252の判定処理の詳細を図7を参照して説明する。
嗜好比較部108は、検索結果のページのURI(Uniform Resource Identifier)とユーザ嗜好ページ情報のURIについて、先頭からどの位置までを比較するか(以下、この位置を検査レベルとも記載する)を取得する(F2521)。この検査レベルは、ユーザ20が任意のタイミングで設定できるものとし、初期値の設定も可能である(すなわちユーザ20が明示的に設定しなくてもよい)。
URIは、“<プロトコル>://<サーバFQDN>/<PATH>”のように表現され、<PATH>内には複数の“/”が含まれる場合がある。上述の検査レベルは、この<PATH>内の“/”を区切り文字として、何個目の“/”までの文字列が一致するかを検査することを示す。例えば検査結果のページのURIが“http://hogeAAA.com/hoge1/hoge2/hoge3/index.html”である場合、検査レベルが“0”であれば“http://hogeAAA.com/”までの文字列が一致するかを検査する。同様に検査レベルが“1”であれば“http://hogeAAA.com/hoge1/”までの文字列が一致するかを検査する。
嗜好比較部108は、検査レベルに基づいて比較を行った際の一致個数の閾値(以下、検査個数とも記載する)を取得する(F2522)。この閾値は、ユーザ20が任意のタイミングで設定できるものとし、初期値の設定も可能である(すなわちユーザ20が明示的に設定しなくてもよい)。
嗜好比較部108は、取得した検査レベル(F2521)と検査個数(F2522)を基に、検索結果のページのURIとユーザ嗜好保存部109内の全ユーザ嗜好ページ情報のURIをそれぞれ比較し、一致数を算出する(F2523)。そして嗜好比較部108は、一致数が一定数以上であれば後述する処理F253を行い、一定数未満であれば後述する処理F254を行う。
再び図6を参照する。嗜好比較部108は、図7に示す手順で検索結果のページと関連する(すなわちある検査レベルまでURIが対応する)ユーザ嗜好ページ情報が一定数以上あるかを判定する(F252)。一定数以上ある場合(F252:Yes)、嗜好比較部108は、検査レベルまでのURIが一致する全てのユーザ嗜好ページ情報の「最終アクセス日時」、「保存日時」、「アクセス回数」と、ユーザ20が指定した閾値と、を比較する(F253)。この比較については図8を参照して後述する。
検査レベルまでのURIが一致したユーザ嗜好ページ情報の中で、全ての項目(最終アクセス日時、保存日時、アクセス回数)について閾値を満たすユーザ嗜好ページ情報がF2522で取得した検査個数より多いか否かを判定する(F253)。多い場合には嗜好に一致すると判定し(F255:Yes)、嗜好比較部108はキーワード自動検索部103から通知された検索結果を嗜好比較結果保存部109に保存する(F256)。
一方、検索結果のページと関連するユーザ嗜好ページ情報が一定数未満である場合(F252:No)、嗜好比較部108は、検索結果のページの「更新日時」及び「アクセス日時」と、全てのユーザ嗜好ページ情報の「更新日時」及び「アクセス数」を比較する(F254)。この比較については図9を参照して後述する。比較により条件を満たす場合には、嗜好に一致すると判定し(F255:Yes)、嗜好比較部108は検索結果ページを嗜好比較結果保存部109に保存する(F256)。
検索結果の保存(F256)の後に、嗜好比較部108は処理を継続するかを判定する(F257)。この判定処理の詳細は、図10を参照して後述する。終了条件を満たす場合(F257:Yes)、嗜好比較結果通知部110はユーザ20への通知処理を行う(F258)。なお嗜好比較結果通知部110は、一定数以上の検索結果が嗜好比較結果保存部109内に保存されるまで通知を行わない方が望ましい。これによりユーザ20は、頻繁に通知されるといった煩わしさを感じることなく、嗜好に一致した十分な量の情報を一度に確認できるため効率よく情報を取得できる。一方、終了条件を満たさない場合(F257:No)、F251からの処理を再度行う。
続いて図8を参照して嗜好比較部108による比較処理(F253)の詳細について説明する。嗜好比較部108は、検査レベルまでのURIが一致する全てのユーザ嗜好ページ情報の「最終アクセス日時」、「保存日時」、「アクセス回数」に関する閾値を取得する(F2531)。各閾値は、ユーザ20が任意のタイミングで設定できるものとし、初期値の設定も可能である(すなわちユーザ20が明示的に設定しなくてもよい)。
嗜好比較部108は、対象となるユーザ嗜好ページ情報(すなわち検査レベルまでのURIが一致する全てのユーザ嗜好ページ情報)についての比較処理が終了したかを判定する(F2532)。終了している場合(F2532:Yes)、嗜好比較部108はこの比較処理(F253)を終了する。
一方、終了していない場合(F2532:No)、嗜好比較部108は対象となるユーザ嗜好ページ情報の各々についての各種比較を行う。嗜好比較部108は、ユーザ嗜好ページ情報の「最終アクセス日時」とF2531で取得した閾値を比較する(F2533)。ユーザ嗜好ページ情報の「最終アクセス日時」が閾値よりも新しい場合(F2533:Yes)、嗜好比較部108は保存日時の比較(F2534)に進む。一方、ユーザ嗜好ページ情報の「最終アクセス日時」が閾値よりも古い場合(F2533:No)、他のユーザ嗜好ページ情報の処理を行う。
ユーザ嗜好ページ情報の「最終アクセス日時」が閾値よりも新しい場合(F2533:Yes)、嗜好比較部108はユーザ嗜好ページ情報の「保存日時」とF2531で取得した閾値を比較する(F2534)。ユーザ嗜好ページ情報の「保存日時」が閾値よりも新しい場合(F2534:Yes)、嗜好比較部108はアクセス回数の比較(F2535)に進む。一方、ユーザ嗜好ページ情報の「保存日時」が閾値よりも古い場合(F2534:No)、他のユーザ嗜好ページ情報の処理を行う。
ユーザ嗜好ページ情報の「保存日時」が閾値よりも新しい場合(F2534:Yes)、嗜好比較部108はユーザ嗜好ページ情報の「アクセス回数」とF2531で取得した閾値を比較する(F2535)。ユーザ嗜好ページ情報の「アクセス数」が閾値よりも多い場合(F2535:Yes)、嗜好比較部108はこのユーザ嗜好ページ情報については条件を満たすと判断する。ユーザ嗜好ページ情報の「アクセス数」が閾値よりも少ない場合(F2535:No)、嗜好比較部108は他のユーザ嗜好ページ情報の処理を行う。
あるユーザ嗜好ページ情報について全ての項目(最終アクセス日時、保存日時、アクセス回数)の閾値を満たしていた場合、嗜好比較部108は条件を満たすユーザ嗜好ページ情報の数をカウントアップする。そして嗜好比較部108は、カウント数がF2522で取得した検査個数に到達しているか否かを判定する。到達している場合、嗜好比較部108はF251で処理対象とした検索結果のページが嗜好に一致している(F255:Yes)と判定する。検査個数より少なく、対象となるユーザ嗜好ページ情報の走査がすべて終了していない場合、嗜好比較部108は他のユーザ嗜好ページ情報についてF2532から処理を行う。検査個数より少なく、対象となるユーザ嗜好ページ情報の走査がすべて終了した場合、嗜好比較部108はF251で処理対象とした検索結果のページが嗜好に一致していない(F255:No)と判定する。
続いて図9を参照して嗜好比較部108による比較処理(F254)の詳細について説明する。嗜好比較部108は、検索結果のページを検査するための「更新日時」及び「アクセス数」の代表値を取得する(F2541)。この代表値は、ユーザ20が任意のタイミングで設定できるものとし、初期値の設定も可能である(すなわちユーザ20が明示的に設定しなくてもよい)。代表値とは、平均値、中央値、最大値といった特徴や傾向を示す客観的な尺度を示す数値である。
嗜好比較部108は、検索結果のページの「更新日時」と、嗜好比較結果保存部110内の全てのユーザ嗜好ページ情報の「更新日時」の代表値(例えば平均値)と、を比較する(F2542)。検索結果のページの「更新日時」が全ユーザ嗜好ページ情報の代表値よりも新しかった場合(F2542:Yes)、嗜好比較部108はアクセス数の比較処理(F2543)に進む。一方、検索結果のページの「更新日時」が全ユーザ嗜好ページ情報の代表値よりも古かった場合(F2542:No)、嗜好比較部108はF251で処理対象とした検索結果のページが嗜好に一致しない(F255:No)と判定する。
検索結果のページの「更新日時」が全ユーザ嗜好ページ情報の代表値よりも新しかった場合(F2542:Yes)、嗜好比較部108は検索結果のページの「アクセス数」と、嗜好比較結果保存部110内の全てのユーザ嗜好ページ情報の「アクセス数」の代表値(例えば平均値)と、を比較する(F2543)。検索結果のページの「アクセス数」が全ユーザ嗜好ページ情報の代表値よりも多い場合(F2543:Yes)、嗜好比較部108はF251で処理対象とした検索結果のページが嗜好に一致する(F255:Yes)と判定する。一方、検索結果のページの「アクセス数」が全ユーザ嗜好ページ情報の代表値よりも少ない場合(F2543:No)、嗜好比較部108はF251で処理対象とした検索結果のページが嗜好に一致しない(F255:No)と判定する。
続いて嗜好比較部108による処理の継続判定(F257)の詳細について図10を参照して説明する。嗜好比較部108は、検査回数(検索結果の検査を何回行ったか)及び保存個数(比較したページが何個保存されたか)についての閾値をそれぞれ取得する(F2571)。各閾値は、ユーザ20が任意のタイミングで設定できるものとし、初期値の設定も可能である(すなわちユーザ20が明示的に設定しなくてもよい)。
嗜好比較部108は、検査回数がF2571で取得した閾値以上であった場合(F2572:Yes)、処理を終了する。検査回数がF2571で取得した閾値未満であった場合(F2572:No)、嗜好比較部108は保存個数の判定(F2573)に処理を進める。
検査回数がF2571で取得した閾値未満であった場合(F2572:No)、嗜好比較部108は、保存個数とF2571で取得した閾値を比較する。保存個数が閾値以上であった場合(F2573:Yes)、嗜好比較部108は処理を終了する。保存個数が閾値未満であった場合(F2573:No)、嗜好比較部108は検査結果の走査(F251)からの処理を継続する。
続いて具体的なデータ例を用いてデバイス10の動作詳細について説明する。はじめに図11を参照してユーザ嗜好ページ情報のデータ例を説明する。上述のようにユーザ嗜好ページ情報とは判定処理(F13、F14)に合致したウェブページの情報である。図11に示すように嗜好保存部107は当該ページのURI、更新日時、アクセス数(全アクセス数)、保存日時、最終アクセス日時、及びアクセス回数(当該ユーザ20のアクセス回数)を管理する(F16)。
図12は、キーワード自動検索部103が収集した検索結果のデータ例について説明する。自動検索部103は、インターネット30上からキーワードを用いた検索処理を実行し(F21、F22)、検索にヒットしたウェブページのタイトル、URI、更新日時、アクセス数を取得する。
嗜好比較部108は、図11に示すユーザ嗜好ページと図12に示す検索結果を用いて比較処理(F25)を実行する。以下、比較処理(F25)の詳細について説明する。
嗜好比較部108は、検索結果のID=1(図12)の各データ(URI=“http://www.hogeA.com/hogeA/index2.htm ”)を参照する(F251)。嗜好比較部108は、検査レベルと検査個数を取得する(F2521、F2522)。なお、以下の説明において検査レベルと検査個数は以下の値であるものとする。
・検査レベル=1
・検査個数=2個
嗜好比較部108は、“http://www.hogeA.com/hogeA”に対応するURIを持つユーザ嗜好ページ情報(図11)が3つ(ID1〜ID3)あり、検査個数(2個)以上であるため、合致した全てのユーザ嗜好ページ情報と各閾値を比較する。
嗜好比較部108は、まず閾値を取得する(F2531)。以下の説明では、各閾値は以下の値であるものとする。
・最終アクセス日時:2013/01/01 00:00
・保存日時:2013/01/01 00:00
・アクセス回数:2
・更新日時:2012/01/01 00:00
・アクセス数:10000
はじめに嗜好比較部108は、ID=1のユーザ嗜好ページ情報の各値と閾値の比較を行う。嗜好比較部108は、ID=1のユーザ嗜好ページ情報の最終アクセス日時と閾値を以下のように比較する(F2533,右辺が閾値)。
ID1:2013/04/30 10:05 >= 2013/01/01/00:00
最終更新日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=1のユーザ嗜好ページ情報の保存日時と閾値を以下のように比較する(F2534,右辺が閾値)。
ID1:2013/04/30 10:05 >= 2013/01/01/00:00
保存日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=1のユーザ嗜好ページ情報のアクセス回数と閾値を以下のように比較する(F2535,右辺が閾値)。
ID1:2>=2
以上より、嗜好比較部108は、ID=1のユーザ嗜好ページ情報が全ての条件を満たすと判断し、合致したユーザ嗜好ページ情報の数をカウントアップ(ユーザ嗜好ページ情報数=1)とする。
対象となる全てのユーザ嗜好ページ情報の比較が終わっていないため(F2532:No)、嗜好比較部108は、ID=2のユーザ嗜好ページ情報の各値と閾値の比較を行う。嗜好比較部108は、ID=2のユーザ嗜好ページ情報の最終アクセス日時と閾値を以下のように比較する(F2533,右辺が閾値)。
ID2:2013/05/04 21:54 >= 2013/01/01/00:00
最終更新日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=2のユーザ嗜好ページ情報の保存日時と閾値を以下のように比較する(F2534,右辺が閾値)。
ID2:2013/04/30 12:00 >= 2013/01/01/00:00
保存日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=2のユーザ嗜好ページ情報のアクセス回数と閾値を以下のように比較する(F2535,右辺が閾値)。
ID2:1>=2
ここで嗜好比較部108は、アクセス回数の条件を満たさないため、ID=2のユーザ嗜好ページ情報が条件に合致しないと判定する。
対象となる全てのユーザ嗜好ページ情報の比較が終わっていないため(F2532:No)、嗜好比較部108は、ID=3のユーザ嗜好ページ情報の各値と閾値の比較を行う。嗜好比較部108は、ID=2のユーザ嗜好ページの最終アクセス日時と閾値を以下のように比較する(F2533,右辺が閾値)。
ID3:2013/05/12 03:30 >= 2013/01/01/00:00
最終更新日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=3のユーザ嗜好ページ情報の保存日時と閾値を以下のように比較する(F2534,右辺が閾値)。
ID3:2013/05/12 03:30 >= 2013/01/01/00:00
保存日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=3のユーザ嗜好ページ情報のアクセス回数と閾値を以下のように比較する(F2535,右辺が閾値)。
ID3:2>=2
以上より、嗜好比較部108は、ID=3のユーザ嗜好ページ情報が全ての条件を満たすと判断し、合致したユーザ嗜好ページ情報の数をカウントアップ(ユーザ嗜好ページ情報数=2)とする。
以上より全項目の閾値(F2533〜F2535)の条件を満たすユーザ嗜好ページ情報の数が2つであり、検査個数も2であるため、嗜好比較部108は検索結果のID=1のウェブページがユーザ20の嗜好に合致すると判断する(F255:Yes)。そして嗜好比較部108は、検索結果のID=1のウェブページの情報を嗜好比較結果保存部109に書き出す(F256)。
嗜好比較部108は、終了判定(F257)を行い、他の検索結果のページについての処理を継続する。嗜好比較部108は、検索結果のID=2の各データ(URI=“http://www.hogeB.com/hogeB/index2.htm ”)を参照する(F251)。
嗜好比較部108は、“http://www.hogeBcom/hogeBに対応するURIを持つユーザ嗜好ページ情報(図11)が1つ(ID4)あり、検査個数(2個)未満と判断する(F252:No)。そのため嗜好比較ページ108は、検索結果のID=2の各データと、全てのユーザ嗜好ページ情報の代表値との比較を行う(F254)。
以下、更新日時の代表値が“2012/01/01 00:00”であり、アクセス数の代表値が“10000”であるものとする(F2541)。嗜好比較部108は、検索結果のID=2のウェブページの更新日時と、代表値と、を以下のように比較する(F2542、右辺が代表値)。
2013/05/14 09:47 >= 2012/01/01/00:00
更新日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、検索結果のID=2のウェブページのアクセス数と、代表値と、を以下のように比較する(F2543、右辺が代表値)。
38242 >= 10000
以上より、嗜好比較部108は検索結果のID=2のウェブページがユーザ20の嗜好に合致すると判断する(F255:Yes)。そして嗜好比較部108は、検索結果のID=2のウェブページの情報を嗜好比較結果保存部109に書き出す(F256)。
嗜好比較部108は、終了判定(F257)を行い、他の検索結果のページについての処理を継続する。嗜好比較部108は、検索結果のID=3の各データ(URI=“http://www.hogeC.com/hogeC/index2.htm ”)を参照する(F251)。
嗜好比較部108は、“http://www.hogeC.com/hogeC”に対応するURIを持つユーザ嗜好ページ情報(図11)が2つ(ID5及びID6)あり、検査個数(2個)以上であるため、合致した全てのユーザ嗜好ページ情報と各閾値を比較する。
はじめに嗜好比較部108は、ID=5のユーザ嗜好ページ情報の各値と閾値の比較を行う。嗜好比較部108は、ID=5のユーザ嗜好ページ情報の最終アクセス日時と閾値を以下のように比較する(F2533,右辺が閾値)。
ID5:2013/01/15 19:12 >= 2013/01/01/00:00
最終更新日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=5のユーザ嗜好ページ情報の保存日時と閾値を以下のように比較する(F2534,右辺が閾値)。
ID5:2011/11/03 01:28 >= 2013/01/01/00:00
嗜好比較部108は、保存日時に関する条件を満たしていないため、合致したユーザ嗜好ページ情報の数をカウントアップせずに(ユーザ嗜好ページ数=0)、次のユーザ嗜好ページ情報の比較処理を行う。
嗜好比較部108は、ID=6のユーザ嗜好ページ情報の最終更新日時と閾値を以下のように比較する(F2533,右辺が閾値)。
ID6:2013/02/13 09:32 >= 2013/01/01/00:00
最終更新日時の条件を満たしているため、嗜好比較部108は、ID=6のユーザ嗜好ページ情報の保存日時と閾値を以下のように比較する(F2534,右辺が閾値)。
ID6:2012/10/18 08:00 >= 2013/01/01/00:00
嗜好比較部108は、保存日時に関する条件を満たしていないため、合致したユーザ嗜好ページ情報の数をカウントアップしない(ユーザ嗜好ページ数=0)。以上より全項目の閾値(F2533〜F2535)の条件を満たすユーザ嗜好ページ情報の数が0であるため、嗜好比較部108は、検索結果のID=3のウェブページが嗜好に合致しないと判断する(F255:No)。
嗜好比較部108は、全ての検索結果の比較が終了したため(F257:Yes)、処理を終了する。上記の比較処理後の嗜好比較結果保存部109のデータ例を図13に示す。図示するように、嗜好に合致すると判定された検索結果のページの情報が書き込まれる。
続いて本実施の形態にかかるデバイス10の効果について説明する。デバイス10は、入力されたキーワードを基に自動的に検索を行い、ユーザ20の嗜好を反映したユーザ嗜好ページ情報と検索結果を比較することにより、ユーザ20の嗜好に合致した検索結果を自動的に取得する。これによりユーザ20は、目視を行うことなく嗜好に合致した検索結果を得ることができる。
また上述のようにデバイス10は、キーワード削除部105によるキーワードの削除を行ってもよい。これにより一度通知されたキーワードに関する検索結果が再び通知されることが無くなるため、ユーザ20の利便性を向上することができる。
ユーザ嗜好処理部106は、ユーザ20の手動検索の結果を解析する(図4)ことにより自動的にユーザ嗜好ページ情報を取得している。これによりデバイス10は、ユーザ20に自身の嗜好を明示的に入力させる手間を取らせることなく、ユーザ20の嗜好を取得することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。以下、具体的な変形例について説明する。
<変形例1>
上述のようにユーザ20は、キーワードをデバイス10に対して入力するが、デバイス10内における保存方法は任意の方式でよい。例えばデバイス10内のキーワード保存部102は、キーワードをファイルに書き込むことにより保存してもよく、データベースソフトを用いて管理することにより保存してもよい。またキーワード保存部102は、デバイス10に着脱可能な記憶媒体であってもよい。
<変形例2>
同様にユーザ20が入力するキーワードの形式は単一語句に限られない。ユーザ20は、通常のウェブブラウザを用いた検索と同様に、複数のキーワードのAND検索、OR検索等を指定することができる。
<変形例3>
キーワード自動検索部103が自動検索を行うタイミングは任意のタイミングでよい。例えばキーワード自動検索部103は、ユーザ20が指定した時間帯に検索を行ってよく、デバイス10内の資源(CPUやメモリ等)の負荷が一定値以下となったタイミングに検索を行ってもよい。またキーワード自動検索部103は、ユーザ20が指定した時間帯であって資源の負荷が一定以下となったタイミングに検索を行ってもよい。
キーワード自動検索部103が検索を実行するタイミングを指定する場合の処理について図14を参照して説明する。図14は、ユーザ20が指定した時間帯であって資源の負荷が一定以下となったタイミングに自動検索を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。キーワード自動検索部103は、キーワード読み込みF21の前に図14に示す処理を行う。
キーワード自動検索部103は、現在時刻を取得する(F201)。キーワード自動検索部103は、デバイス10内部のタイマ等から現在時刻を取得すればよい。そしてキーワード自動検索部103は、現在時刻がユーザ20の指定した時間帯であるか否かを判定する(F202)。
現在時刻がユーザ20の指定した時間帯ではなかった場合(F202:No)、キーワード自動検索部103は、検索処理(F21以降)を行うことなく、一定時間の待ち合わせを行う(F205)。
現在時刻がユーザ20の指定した時間帯である場合(F202:Yes)、キーワード自動検索部103は、デバイス10の資源状況を取得する(F203)。デバイス10の資源状況とは、例えばCPU利用率や動作プロセス数等の情報である。キーワード自動検索部103は、取得したデバイス10の資源状況と、ユーザ20が予め指定した閾値と、を比較する(F204)。ユーザ20があらかじめ指定した閾値は、例えば「CPU使用率が30%以下」等の条件である。
取得したデバイス10の資源状況がユーザ20の予め指定した閾値の条件を満たす場合(F204:Yes)、キーワード自動検索部103はキーワードを用いた検索処理(F21〜)を実行する。一方、取得したデバイス10の資源状況がユーザ20の予め指定した閾値の条件を満たさない場合(F204:No)、キーワード自動検索部103は検索処理(F21以降)を行うことなく、一定時間の待ち合わせを行う(F205)。
以上の処理を行うことにより、デバイス10は負荷の低い場合にのみ検索や嗜好比較を行うことになり、デバイス10の負荷が大きくなることなく、ユーザ20の嗜好に合致した情報を取得することができる。
<変形例4>
ユーザ20が複数のデバイス10を保有する場合がある。この場合、同一のユーザ20が使用する全てのデバイス10内に格納されたユーザ嗜好ページ情報を共有するようにしてもよい。この場合、あるデバイス10が他のデバイス10からユーザ嗜好ページ情報を取得した後に上述の処理を行うようにすればよい。
<変形例5>
例えば同じ会社の同僚や同一業者の関係にあるユーザ20同士は、同じことを検索している場合や類似するページをブックマークしている可能性が高い。このような環境に対応できる変形例を以下に説明する。
複数のユーザ20が同一のプロキシを使用し、各ユーザ20のユーザ嗜好ページ情報をプロキシ上で管理するようにしてもよい。この場合、プロキシに管理された他のユーザ20のユーザ嗜好ページ情報を共有できるようにしてもよい。プロキシを有するシステム構成例を図15に示す。なおデバイス10−1〜10−3の内部構成は、図3に示す構成と略同一であればよい。
システム内に複数のデバイス10(10−1〜10−3)が存在する。プロキシ40は、デバイス10と相互に情報の送受信ができるように構成される。プロキシ40は、データ収集部401及びユーザ嗜好ページ保存部402を有する。
データ収集部401は、各デバイス10−1〜10−3からユーザ嗜好ページ保存部107に書き込まれる情報と同一の情報を受信する。そしてデータ収集部401は、各デバイス10−1〜10−3から受信したユーザ嗜好ページ情報をユーザ嗜好ページ保存部402に書き込む。
各デバイス10−1〜10−3は、ユーザ嗜好ページ情報を用いた比較を行う際にプロキシ40にアクセスを行い、ユーザ嗜好ページ保存部402からユーザ嗜好ページ情報(他のデバイスの情報も含む)を取得する。その他の処理については、実施の形態1と同様である。
プロキシ40を用いる構成とすることにより、他のユーザ20の嗜好も考慮した情報検索を行うことができる。
<変形例6>
SNS(Social Network Service、コミュニティ型ウェブサイト)等を参照して、ユーザ20の友人のユーザ嗜好ページ情報を利用する応用例も可能である。以下、その意義と詳細について説明する。
例えばユーザ20が「アップルパイ」に関する情報を調べたいと考える場合(キーワードとして「アップルパイ」を登録した場合)、料理を趣味とする友人のユーザ嗜好ページ情報を共有できると精度の良い情報を得られることが推定される。そこでユーザ20は、キーワード保持部102に登録するキーワードに他のユーザ20を識別するIDを関連付けて登録する。嗜好比較部108は、当該キーワードで検索された検索結果を比較する際に、関連付けられたユーザ20のユーザ嗜好ページ情報を取得する。例えば嗜好比較部108は通信部104を介してプロキシ40からユーザ嗜好ページ情報を取得すればよい。以降の比較処理は、実施の形態1と同様でよい。
またキーワードに他のユーザ20のIDが関連付けられていない場合、嗜好比較部108は、SNSにアクセスして、SNSの友人の紹介文や日記等を解析し(例えば「アップルパイ」、「料理」といったワードが含まれているか否かを解析し)、解析結果を基に他のユーザ20のユーザ嗜好ページ情報を取得してもよい。
<変形例7>
嗜好比較部108は、F253の処理においてユーザ20の各ページの総表示時間と閾値との比較を更に行ってもよい。以下、詳細を説明する。
嗜好比較部108は、図8に記載するように嗜好比較部108は、検査レベルまでのURIが一致する全てのユーザ嗜好ページ情報の「最終アクセス日時」、「保存日時」、「アクセス回数」についてそれぞれの閾値との比較を行っていた。嗜好比較部108は、これらの比較に加えてユーザ嗜好ページ情報の「総表示時間」と閾値との比較を行ってもよい。すなわち、図11に示すようなユーザ嗜好ページ情報のデータとして更に総表示時間を管理する。そして嗜好比較部108は、「最終アクセス日時」、「保存日時」、「アクセス回数」に関する閾値に加えて「総表示時間」の閾値を取得する(F2531)。嗜好比較部108はこのユーザ嗜好ページ情報が条件を満たすと判断した場合(F2535:Yes)、更にユーザ嗜好ページの「総表示時間」と閾値を比較する(F2536(図示せず))。この比較においてユーザ嗜好ページ情報の総表示時間が閾値以上である場合、嗜好比較部108は全ての条件(最終アクセス日時、保存日時、アクセス回数、総表示時間)を満たすと判定する。
このように総表示時間が長いページは、ユーザ20の嗜好に合致するものとして扱う。これにより、嗜好比較の精度をさらに高めることが可能になる。
<変形例8>
嗜好比較部108は、上述のF2523の処理(検索結果のページのURIとユーザ嗜好保存部109内の全ユーザ嗜好ページ情報のURIの比較)を更に細分化してもよい。例えば嗜好比較部108は、図7を参照して説明したURIの比較に加え(F2523)、検索結果のページとユーザ嗜好ページ情報内にユーザ20が指定したキーワードがそれぞれ何個含まれているかを判定する。検索結果のページ内に含まれるキーワードの数がユーザ嗜好ページ情報の数以上であった場合、嗜好比較部108は一致するものとしてカウントする。
なお、上記のF2523の比較は「以上」であるか否かを判断対象としたが、「以下」、「より多い」、「より少ない」といった判断対象を用いてもよい。上述した他の比較処理(例えばF2535等)についても同様である。
<変形例9>
ユーザ嗜好ページ情報は、ビジネス用途とプライベート用途で異なるものとなる可能性が高い。そのため、図11に示すようなユーザ嗜好ページ情報のデータとして更に用途(「ビジネス」または「プライベート」のいずれかの値となる項目)を管理してもよい。ユーザ20は、キーワードを入力する際にどちらのモードで検索を行うかを設定できるものとする。なお、初期値が設けられていてもよい(例えばデフォルトでは「ビジネス」モードでの選択を行う)。
ユーザ嗜好ページ情報が嗜好ページ保存部107に保存される際に、ユーザ20は手動で当該ユーザ嗜好ページの用途を設定する。なおユーザ20は、嗜好ページ保存部107に保存された後に用途を変更することもできる。例えばユーザ20は、ページのブックマークを行う際に用途も合わせて設定する。
またユーザ嗜好ページ情報の用途は自動で設定することもできる。例えばデバイス10は、ユーザ嗜好ページ情報が保存される時間帯がユーザ20の勤務時間内であるか否かを判定し、用途を設定する。またデバイス10は、ユーザ20が勤務する会社の勤怠管理システム等と連動し、保存する時間にユーザ20が勤務しているか否かに応じて、ユーザ嗜好ページ情報の用途を設定してもよい。
嗜好比較部108は、動作モード(ビジネスモード、プライベートモード)をユーザ20の動作に応じて切り替える。動作モードは、ユーザ20の明示の入力によって切り替えてもよく、動作する時間帯に応じて切り替えてもよい。嗜好比較部108は、動作モードと合致する用途(ビジネス、プライベート)が割り当てられたユーザ嗜好ページ情報のみを比較対象として扱う。比較の処理については、実施の形態1と同様である。
上述の構成とすることにより、ユーザ20の状況に応じた精度の高い情報提供が可能となる。例えばビジネスシーンにおいて、プライベートの趣味に関するページの情報が提供されるようなケースが少なくなり、より利用シーンに応じた情報提供が可能となる。
<プログラムとしての実行>
上述の各処理部(キーワード処理部101、キーワード自動検索部103、通信部104、キーワード削除部105、ユーザ嗜好処理部106、嗜好比較部108、嗜好比較結果通知部110)の各処理は、CPU(Central Processing Unit)がコンピュータプログラムを実行することにより実現されてもよい。
コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
<デバイス10の概要>
最後に改めてデバイス10の概要について図16を参照して説明する。図16は、デバイス10の主要動作を行う処理部を示す概略ブロック図である。
キーワード処理部101は、ユーザ20が入力したキーワードを取得し、取得したキーワードをキーワード自動検索部103に供給する。ユーザ嗜好処理部106は、ユーザ20の嗜好に合致したウェブページに関する情報であるユーザ嗜好ページ情報(図11)を取得する。ユーザ嗜好処理部106は、図4に示すように手動検索結果を解析することによりユーザ嗜好ページ情報を取得すればよい。
キーワード自動検索部103は、キーワードを用いた自動検索を所定のタイミングで行い検索結果を嗜好比較部108に供給する。嗜好比較部108は、ユーザ嗜好ページ情報と、キーワード自動検索部103による検索結果とを比較し、ユーザ20の嗜好に合致した検索結果を抽出する。嗜好比較結果通知部110は、嗜好比較部108の抽出した検索結果をユーザ20に通知する。
上述のようにデバイス10は、ユーザ20の嗜好に合致した検索結果のみを自動的に抽出してユーザ20に通知している。これによりユーザ20は、検索結果を目視確認することなく、嗜好に合致した検索結果を確認することができる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
<付記1>
ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理部と、
前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理部と、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索部と、
前記キーワード自動検索部による検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較部と、
前記嗜好比較部が抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知部と、
を備える情報端末。
<付記2>
前記嗜好比較結果通知部が通知を行った後に、前記キーワード処理部が取得した前記キーワードを保存する保存部から、通知した検索結果に関するキーワードを削除するキーワード削除部、を更に有する付記1に記載の情報端末。
<付記3>
前記ユーザ嗜好処理部は、
前記ユーザが手動検索を行って検索結果を得たページの内、一定時間以上表示したページまたはブックマークを行ったページが前記ユーザの嗜好に合致すると判定し、当該判定に応じて前記ユーザ嗜好ページ情報を取得する、
ことを特徴とする付記1または付記2に記載の情報端末。
<付記4>
前記嗜好比較結果通知部は、
前記嗜好比較部が抽出した検索結果が一定量以上となるまで通知を行わず、一定量以上となった後に通知を行う、
ことを特徴とする付記1〜付記3のいずれか1項に記載の情報端末。
<付記5>
前記ユーザ嗜好ページ情報は、用途情報を含み、
前記嗜好比較部は、前記用途情報が動作モードと合致する前記ユーザ嗜好ページ情報のみを比較対象とする、
ことを特徴とする付記1〜付記4のいずれか1項に記載の情報端末。
<付記6>
前記キーワード自動検索部は、
所定の検索タイミングを満たす場合に前記キーワードを用いた検索処理を実行することを特徴とする付記1〜付記5のいずれか1項に記載の情報端末。
<付記7>
前記所定の検索タイミングは、
前記ユーザが指定した時間帯であるか否かを判定する条件、及び、前記情報端末の負荷状況が一定以下であるか否かを判定する条件、の少なくとも一方を満たすタイミングである、ことを特徴とする付記6に記載の情報端末。
<付記8>
前記嗜好比較部は、
前記キーワード自動検索部による検索結果の各ページのアドレス情報と、前記ユーザ嗜好ページ情報に含まれるアドレス情報と、があらかじめ定めたレベルまで一致しているか個数を算出し、
一致する個数が一定以上であるか否かに応じて、前記キーワード自動検索部による検索結果の各ページが前記ユーザの嗜好に合致しているか否かの判定手法を切り替える、
ことを特徴とする付記1〜付記7に記載の情報端末。
<付記9>
前記ユーザはキーワードと共に前記キーワードに関連するユーザ識別子を入力し、
前記嗜好比較部は、前記ユーザに関する前記ユーザ嗜好ページ情報に加え、前記キーワード自動検索部が検索に用いた前記キーワードに関連付けられた前記ユーザ識別子に対応する前記ユーザ嗜好ページ情報を比較対象に用いる、
ことを特徴とする付記1〜付記8に記載の情報端末。
<付記10>
前記嗜好比較部は、前記ユーザに関する前記ユーザ嗜好ページ情報に加え、前記キーワード自動検索部が検索に用いた前記キーワードと関連するワードの投稿をコミュニティ型サイトに投稿しているユーザに対応する前記ユーザ嗜好ページ情報を比較対象に用いる、
ことを特徴とする付記9に記載の情報端末。
<付記11>
ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理ステップと、
前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理ステップと、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索ステップと、
前記キーワード自動検索ステップにおける検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較ステップと、
前記嗜好比較ステップにおいて抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知ステップと、
を備える情報検索方法。
<付記12>
コンピュータに、
ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理ステップと、
前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理ステップと、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索ステップと、
前記キーワード自動検索ステップにおける検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較ステップと、
前記嗜好比較ステップにおいて抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知ステップと、
を実行させる、プログラム。
<付記13>
情報端末とプロキシを備える情報システムであって、
前記プロキシは、
前記情報端末のユーザまたは他のユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を記憶するユーザ嗜好ページ保存部を備え、
前記情報端末は、
前記ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理部と、
前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索部と、
前記キーワード自動検索部による検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較部と、
前記嗜好比較部が抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知部と、
を備える、情報システム。
10 デバイス
101 キーワード処理部
102 キーワード保存部
103 キーワード自動検索部
104 通信部
105 キーワード削除部
106 ユーザ嗜好処理部
107 嗜好ページ保存部
108 嗜好比較部
109 嗜好比較結果保存部
110 嗜好比較結果通知部
20 ユーザ
30 インターネット
40 プロキシ
401 データ収集部
402 ユーザ嗜好ページ保存部

Claims (10)

  1. ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理部と、
    前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理部と、
    前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索部と、
    前記キーワード自動検索部による検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較部と、
    前記嗜好比較部が抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知部と、
    を備える情報端末。
  2. 前記嗜好比較結果通知部が通知を行った後に、前記キーワード処理部が取得した前記キーワードを保存する保存部から、通知した検索結果に関するキーワードを削除するキーワード削除部、を更に有する請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記ユーザ嗜好処理部は、
    前記ユーザが手動検索を行って検索結果を得たページの内、一定時間以上表示したページまたはブックマークを行ったページが前記ユーザの嗜好に合致すると判定し、当該判定に応じて前記ユーザ嗜好ページ情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報端末。
  4. 前記嗜好比較結果通知部は、
    前記嗜好比較部が抽出した検索結果が一定量以上となるまで通知を行わず、一定量以上となった後に通知を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の情報端末。
  5. 前記ユーザ嗜好ページ情報は、用途情報を含み、
    前記嗜好比較部は、前記用途情報が動作モードと合致する前記ユーザ嗜好ページ情報のみを比較対象とする、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の情報端末。
  6. 前記キーワード自動検索部は、
    所定の検索タイミングを満たす場合に前記キーワードを用いた検索処理を実行することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の情報端末。
  7. 前記所定の検索タイミングは、
    前記ユーザが指定した時間帯であるか否かを判定する条件、及び、前記情報端末の負荷状況が一定以下であるか否かを判定する条件、の少なくとも一方を満たすタイミングである、ことを特徴とする請求項6に記載の情報端末。
  8. ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理ステップと、
    前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理ステップと、
    前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索ステップと、
    前記キーワード自動検索ステップにおける検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較ステップと、
    前記嗜好比較ステップにおいて抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知ステップと、
    を備える情報検索方法。
  9. コンピュータに、
    ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理ステップと、
    前記ユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を取得するユーザ嗜好処理ステップと、
    前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索ステップと、
    前記キーワード自動検索ステップにおける検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較ステップと、
    前記嗜好比較ステップにおいて抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知ステップと、
    を実行させる、プログラム。
  10. 情報端末とプロキシを備える情報システムであって、
    前記プロキシは、
    前記情報端末のユーザまたは他のユーザの嗜好に合致したページの情報であるユーザ嗜好ページ情報を記憶するユーザ嗜好ページ保存部を備え、
    前記情報端末は、
    前記ユーザが入力したキーワードを取得するキーワード処理部と、
    前記キーワードを用いた検索処理を自動的に実行するキーワード自動検索部と、
    前記キーワード自動検索部による検索結果と、前記ユーザ嗜好ページ情報と、を比較し、前記ユーザの嗜好に合致した検索結果を抽出する嗜好比較部と、
    前記嗜好比較部が抽出した検索結果を前記ユーザに通知する嗜好比較結果通知部と、
    を備える、情報システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019164632A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社東芝 教示装置

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